2L


"Free from the strains of genre" (ジャンルという系譜から解放されて) をモットーに、アクースティックな音の景色に誘ってくれる、ノルウェーのレーベルです。"Two L" (ノルウェー語では "To L") と読みます。クラシカル、現代、ジャズ、ポップス、民俗音楽と、ひとつのレーベルにさまざまジャンルの音楽が集結しています。アルバムデザインを含めたプロダクションはセンスにあふれ、それだけでも 2L のアルバムは全部ほしいというファンがたくさんいます。くわしくは Newsletter No.42 で。

主なスタッフは、制作、録音、デザイン、と幅広く手がけるモッテン・リンドベルグ Morten Lindberg、リンドベルグと一緒にノルウェーのさまざまなレーベルの制作に携わったヨルン・シメンスター Jørn Simenstad、作曲家でピアニストのヴォルフガング・プラッゲ Wolfgang Plagge。リンドベルグとシメンスターが過去に制作したアルバムを代表するのがスタンヴァンゲル交響楽団とアレクサンドル・ドミトリーエフによるドビュッシーとラヴェル (Victoria VCD19081)。クオリティがわかってもらえるでしょう。

2L は全タイトル、試聴盤があります

グループレーベル: PIANO LILY

Official website: http://www.2L.no/

2L31-2L60

2L61-2L90


2L レーベルでCDをリリースする Lindberg Lyd AS は、ミュージシャンと外部レーベルのために制作と録音のサービスも行っています。"クオリティ" をめざす音楽家の方は、ぜひチャレンジしてみてください。

Website: http://www.lindberg.no

 


2L-RR1-SABD SACD hybrid (5.1 surround/stereo) + Blu-ray (audio track only)
WA・モーツァルト (1756-1791) ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K218 − 第1楽章 アレグロ
  マリアンネ・トゥーシェン (ヴァイオリン) トロンハイム・ソロイスツ オイヴィン・ギムセ (音楽監督) [2L38SACD]
WA・モーツァルト (1756-1791)
 2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K448/375a − 第1楽章 アレグロ・コン・スピリト
  デーナ・ピアノデュオ
   ハイデ・ゲルツ (ピアノ) ティナ・マルガレータ・ニルセン (ピアノ) [2L57SABD]
アルネ・ヌールハイム (1931-)
 Colorazione (シンセサイザー、打楽器とエレクトロニクスのための) (抜粋)
  チカーダ・デュオ
   ケンネト・カールソン (シンセサイザー) ビョルン・ラッベン (打楽器) [2L39SACD]
マグナル・オーム (1952-)
 目的たれ (vere meininga) (ハープ、エレクトリックハープ、弦楽六重奏と朗読のための協奏曲) (抜粋)
  エレン・セーイェシュテード・ボートケル (ハープ、エレクトリックハープ) ヒルデグン・リセ (朗読)
  オスロ室内ソロイスツ [2L51SABD]
グレゴリオ聖歌 Crux Fidelis
  コンソルティウム・ヴォカーレ・オスロ アレクサンダー・M・シュヴァイツァー (指揮) [2L43SACD]
シーグル・イスランスモーン (1881-1964) (テリエ・ボイェ・ハンセン (1946-) 改訂)
 レクイエム (Requiem) 作品42Lacrymosa Confutatis
  ノルウェー・ソリスト合唱団 クリスチャンサン交響楽団
  テリエ・ボイェ・ハンセン (指揮) [2L36SACD]
オーラ・ヤイロ (1978-) North Country II (北国 II)
  オーラ・ヤイロ (ピアノ) トム・バーバー (フリューゲルホルン)
  ヨハンネス・マッテンス (チェロ) [2L48SACD]

ヴォルフガング・プラッゲ (1960-) Duels (決闘) (2007) − 第3楽章 ヴィーヴォ
  スティーグ・ニルソン (ヴァイオリン) アンデシュ・シェルベリ・ニルソン (ヴァイオリン) [2L47SACD]

伝承曲 Springar etter Gudmund Eide (グームン・アイデにならったスプリンガル)
  ベーリト・オプハイム・ヴェシュト (ヴォーカル) [2L46SACD]
エリオット・カーター (1908-) チェロソナタ (1948) − 第1楽章 モデラート
  ヨハンネス・マッテンス・アンサンブル
   ヨハンネス・マッテンス (チェロ) ヨアシム・シェルソース・クヴェツィンスキ (ピアノ) [2L54SACD]
ベーラ・バルトーク (1881-1945) 無伴奏ヴァイオリンソナタ (1944) − 第2楽章 フーガ
  アンナル・フォレソー (ヴァイオリン) [2L28SACD]
アントニオ・ヴィヴァルディ (1678-1741) 
 カンタータ「ため息をついて何になろう (Che giova il sospirar, povero core)RV679
  トゥーネ・ヴィーク (ソプラノ) バロッカネルネ [2L56SACD]
アルノルト・シェーンベルク (1874-1951)
 6つの小さなピアノ曲 (Sechs kleine Klavierstücke) 作品19 (抜粋)
  トゥール・エスペン・アスポース (ピアノ) コールビョルン・ホルテ (ヴァイオリン) [2L49SACD]
ヨーゼフ・ハイドン (1732-1809) 弦楽四重奏曲 ニ長調 HobIII/79 − 第4楽章 終曲 (プレスト)
  エンゲゴール四重奏団 [2L53SACD]
チャールズ・アイヴズ (1874-1954) (ジェイムズ・B・シンクレア 編曲)
 序曲と行進曲《1776年》 (Overture & March "1776")
  クリスチャンサン・ウィンドアンサンブル ビョルン・サグスター (指揮) [2L31SACD]
ベンジャミン・ブリテン (1913-1976)
 シンプル・シンフォニー (Simple Symphony) 作品4 − 第1楽章 荒々しいブレ (Boisterous Bourree)
  トロンハイム・ソロイスツ [2L50SABD]
アーリル・サンヴォル (1895-1984)
 「この世はうるわし」 によるオルガン即興曲 (Orgelimprovisata over "Deilig er jorden")
  コーレ・ノールストーガ (オルガン) [2L42SACD]
クヌート・ニューステット (1915-) Immortal Bach (不滅のバッハ) (1988) (混声合唱のための)
  アンサンブル96 オイスタイン・フェヴァング (指揮) [2L29SACD]

 [DXD (24bit/352.8kHz) 録音]
 [Blu-ray: 5.1 surround DTS-HD MA (24bit/192kHz), 5.1 surround Lenear PCM (24bit/291kHz),
  2.0 stereo Linear PCM (24bit/192kHz)]

世界にさきがけて "Blu-ray" のオーディオ・ディスクをリリースした2L が、みずからの誇る録音から選んだ19トラックを集めたオーディオファイルのためのレファレンスディスク。"SACD hybrid + Blu-ray" ダブルアルバム仕様。


2L1 メランコリー (Melankoli)
ゾルターン・コダーイ (1882-1967) アダージョ (1905) (ヴィオラとピアノのための)
ジョン・ダウランド (1563-1626)
 私のうけた苦しみの訴えが情熱を動かすなら (If my complaints could passions move)
ベンジャミン・ブリテン (1913-1976)
 ラクリメ − ダウランドの歌曲の投影 (Lachryme, Reflections on a song of Dowland) 作品48
アルヴォ・ペルト (1935-) 鏡のなかの鏡 (Spiegel im Spiegel) (1978)
スコット・ジョプリン (1868-1917) (アラン・J・アーノルド 編曲) 慰め (Solace)
ヨハン・クヴァンダール (1919-1999) 悲歌 (Elegi) 作品47-1 (ヴィオラ独奏のための)
エルネスト・ブロッホ (1880-1959) 瞑想と行列儀礼 (Meditation and Processional) (1951)
フェレンツ・リスト (1811-1886) 忘れられたワルツ (Valse oubliée)1番 (ピアノのための)
 忘れられたロマンス (Romance oubliée)
ヨハネス・ブラームス (1833-1897) カノン《格言 (Spruch)》 (声とヴィオラのための)
 アルトのための2つの歌 作品91
  秘めたるあこがれ (Gestillte Sehnsucht) 聖なる子守歌 (Geistliches Wiegenlied)
  モッテン・カールセン (ヴィオラ) マリアンネ・ベアテ・シェラン (メッツォソプラノ) セルゲイ・オサドチュク (ピアノ)

  録音 2000623日-25日 ノルウェー音楽アカデミー、レヴィンサーレン
  制作 ヨルン・シメンスター  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ

あこがれの温もり、涙をとおして見る微笑み、小糠雨のヴェール、名も知らぬ熱望、疎外 −− 答えのない質問に思いわずらう。われわれが生きる時代に求められるのは若々しさであって、憂いにしずむ心ではない。
われらの時代の精神がその精神そのものから逃れることができたとしたら? われらの時代は、ほんとうにメランコリーの時代なのだろうか?

2L2 ヘンリク・ヴィエニャフスキ (1835-1880) ヴァイオリン曲全集 第1集
 華麗なるポロネーズ (Polonaise Brillante) イ長調 作品21
 ポーゼンの思い出 (Souvenir de Poznan) 作品3
 クヤヴィアク (Kujawiak) イ短調 ジーグ (Gigue) 作品23
 2つのマズルカ 作品12
  牧歌 (La Champètre) ポーランドの歌 (Chanson Polonaise)
 2つの性格的なマズルカ 作品19
  オベルヴァス (Obertas) 旅芸人 (Dudziarz)
 夢想 (Rêverie) 嬰ヘ短調 ロシアの謝肉祭 (Le Carnaval Russe) 作品11
  ピョートル・ヤノフスキ (ヴァイオリン) ヴォルフガング・プラッゲ (ピアノ)

  録音 1997年-1999年 ソフィエンベルグ教会 (オスロ)
  制作 ヨルン・シメンスター モッテン・リンドベルグ  エンジニア モッテン・リンドベルグ

18766月、クリスチャニアで行われたリサイタルで、ヘンリク・ヴィエニャフスキ Henrik Wieniawski はエドヴァルド・グリーグ Edvard Grieg のヘ長調のヴァイオリンソナタを演奏した。作曲者自身がピアノを弾いて共演。演奏の後で、グリーグは友人に手紙を送ってた。「ふだん、わたしのコンサートでは、聴衆はあくびをし、いびきをかく以外は何もしない。しかし、昨日、わたしがヴィエニャフスキ氏と共演したとき、みんなのようすは狂喜乱舞!だった」。
ヴィエニャフスキ自身のレパートリーをピョートル・ヤノフスキ Piotr Janowski が弾いた録音にも同じ雰囲気がある。それを聞き取ってもらえれば。

 ヤノフスキ Piotr Janowski (1951-) はポーランド生まれ。現在はノルウェー在住。作曲家としても有名なピアニスト、ヴォルフガング・プラッゲ Wolfgang Plagge (1960-) とのデュオは人気を集めています。

2L3 ヴィンテルモーネ − 冬の月 (Vintermåne)
 Håvard Hedde Folkestadvisa Op sødeste sang
 Gud bære oss for vor kjellarmand Den første gang da jeg så dig
 Friere har vel alle piger Jondølen I dag er nådens tid
 Skunda deg du jenta Hjå Gud er alltid gleda Sulli lulli
  ヴィンテルモーネ
   アンネ・グラヴィル・クリュッケン (ヴォーカル)
   フロイディス・グロルード (サクソフォーン)
   トリユス・ヴィエルリ (ピアノ、Mini-Moog、Prophet)
  フレドリク・ヴァルムロード (ドラムズ) ケンネト・エコルネス (パーカッション)
  ヨルン・シメンスター (セリエフルート)

  録音 20011022日-25日 ロンメダーレン教会 (ベールム)
  制作 ヨルン・シメンスター  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ

冬の月のすばらしい鋼青色 −− 冷たい雪を照らす、なぞにつつまれた暖かい明かり。
ノルウェーの若いグループ “ヴィンテルモーネ (Vintermåne)” (冬の月) のミュージシャンたちのインスピレーションの背景が、ここにある。伝統と革新にもとづく魅惑的な風景が、ジャズとポップスの要素から大きな影響を受けたフォークミュージックを通じて生命力をとりもどす。新しいものを創り出すために演奏するというノルウェー国民固有の伝統を、まったく新しい、創意にみちた光として聴き手に伝える。そうすることによって、新しい環境のなかで古い音楽は、間違いなく、かつての光をとりもどすことができる。

2L4 道にそって (Bortover all vei...)
 ポルス《ブレッケンのラップの旋律 (Finnleken i Brekken)》 
 ポルス《道にそって (Bortover all vei)》
 ポルス《フレドリク・クリスチャン・モーレルにならった旋律 (Møllerleken)
 ヘンニング・トローエンにならったスタブマルシ (Stabbmarsj etter Henning Trøen)
 ポルス《ニルス・トレサの旋律 (Leken hass Nils Toresa)》
 ヘンニング・トローエンにならったポルス (Pols etter Henning Trøen)[
 ポルス《朝の旋律 その2 (Mårråslek II)》 トロルのポルス (Trollpols)
 ポルス《アネルス・オルスの旋律 (Leken hass Anders Ols)》
 ガンガル《ラメのスロット その2 (Rameslått II)》 スプリンガル《ルスケ=サラ (Ruske-Sara, springar)》
 スプリンガル《20ダーレル (Tjugedalaren)》 プロムナードつきのポルス (Pols med promenade)
 ポルス《朝の旋律 その3 (Mårråslek III)》
 ポルス《クレミントが機嫌良くやってきたら (Når Klemmit'n va kømmen i storform)》
 ポスト=アネルスにならったポルス (Pols etter Post-Anders)
 ヘンニング・トローエンにならったスタブマルシ (Stabbmarsj etter Henning Trøen)
 オーラ・エルヴェンにならったポルス (Pols etter Ola Elven) ガンガル《ノルダフィェルス (Nordafjells)》
 ガンガル《スクールダールの花嫁 (Skuldalsbruri)》 スプリンガル《山のばら (Fjellrose)》
 オーラ・エルヴェンにならったポルス (Pols etter Ola Elven)
 ポルス《車輪職人ヨー その1 (Hjulmakarlet I)》 ポルス《ショースターの旋律 その2 (Kjostadlek II)》
 ポルス《アブラハムスヴォラとコラスヴォロムの間で (Milla Abrahamsvolla og øråsvollom)
 ブレッケンの結婚行進曲 (Brekkmarsjen)
  トロン・ステフェン・ヴェストベルグ (フィドル、ハリングフェレ)

  録音 20011116日-18日 ロロス教会
  制作 ヨルン・シメンスター  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ

真のノルウェー “スペルマン” (フィドル弾き) というものが、これほど納得できる方法で示されたことは、まずない。トロン・ステフェン・ヴェストベルグ Tron Steffen Westberg は、彼の音楽を聴こうと近づいた聴き手たちすべてを、幾世代にもわたり引き継がれて魔法のとりこにする。そして、伝統のノルウェー民俗音楽がもつ、リズミカルで感情に訴える力が極限まで示される。かつてフィドル弾きは、自分たちが燃え尽きてしまうような演奏をすることがあった。その場にいた人たちは震え上がり、フィドル弾きの手からフィドルをもぎ取らねばならなかった……。
ヴェストベルグの演奏から感じられるのは、それ。が、誰も彼からフィドルを取りあげてはいけない。

2L5 アルス・ノーヴァ (Ars Nova) “中世からのインスピレーション (Den levende Middelalderen)
ヴォルフガング・プラッゲ (1960-)
 ニダロスのセクエンツィア本 (Liber Sequentiarum Nidrosiensis) 作品114 (ソプラノとトランペットのための) (2001)
  Ecce Pulca Innocentem Te Servavit Gaudete Vos Fideles
 トランペットソナタ 作品103 (1999-2000)
 太陽の歌 (Sólarljód) 作品68 (ソプラノとピアノのための) (1992)
  太陽をわたしは見た (Sol eg såg) 血をあびて (Blodgeislar)
  人々をわたしは見た (Menneske såg eg) 太陽の牡鹿 (Solhjorten)
  ソールヴェイ・クリンゲルボルン (ソプラノ) オーレ・エドヴァルド・アントンセン (トランペット)
  ヴォルフガング・プラッゲ (ピアノ)

  録音 2001年 ヤール教会 (ベールム、ノルウェー) ソフィエンベルグ教会 (オスロ)
  制作 モッテン・リンドベルグ
  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ ダーグフィン・B・クリステンセン

巨大な星が生を終える時に何が起きるか? 星はとてつもない大爆発とともにおびただしい量の残滓を宇宙に放出し、新星となる。だが、この残滓には、新しい星や惑星を創造するために必要な基礎となるものがある。そうして、古い星は新たな生命を生み出す役割を果たすことになる。
紀元1536年、宗教改革の流れがノルウェーに達すると、古くからのグレゴリオの伝統は事実上すべて抹殺されてしまった。それでもなお、今日のノルウェーの音楽には、民俗音楽、芸術作品を問わず、中世の音楽の影響の痕跡を数多くみることができる。
中世が、現代の作曲家の心を通して語る。そうしたときに何が起きるかを知ってほしい。それが、新芸術 (Ars Nova)

2L6 アルス・ノーヴァ (Ars Nova) U “受け継いだもの (Arven/The Legacy)
ヴォルフガング・プラッゲ (1960-)
 合奏協奏曲第2番 作品87 (2台のピアノ、ティンパニと金管五重奏のための) (1997/2001)
 2台のピアノのための音楽 (Music for two Pianos) 作品17 (1989)
  エフゲニー・コロリョフ (ピアノ) リュプカ・ハジ=ゲオルギエヴァ (ピアノ)
  ロルフ・レンナート・ステーンソー (ティンパニ)
  アークティック・ブラス
   アルネ・ビョルハイ (トランペット) ボッレ・ビルケラン (トランペット)
   カリ・クナルダール (ホルン) ガウテ・ヴィークダール (トロンボーン)
   ヤン・エーリク・ルンド (テューバ)

  録音 2001年 ヤール教会 (ベールム、ノルウェー) (合奏協奏曲) 1992年 サーレン (シー)
  制作 モッテン・リンドベルグ (合奏協奏曲) ヴォルフガング・プラッゲ
  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ (合奏協奏曲) アーネ・アクセルベルグ

Ars Nova (アルス・ノーヴァ) −− 新芸術 −− ということばは、14世紀ヨーロッパ音楽を語るときに一般的に使われる。この時代、音楽は自由と創造の新しい高みまで達した。そして今も、この中世の遺産は忘れられつつあるわけではない。
古いものは消滅する、しかし、新しいものを育てる要素となる。
宇宙のこの原理は、物理と化学から芸術、文学、歴史、宗教まで、われわれの存在のあらゆる面にあてはまる。音楽も、魂の言語として、この永遠の原理と結びついている。そのことが特にはっきりとわかるのが、民俗音楽とその霊感の源となるものとの関係だろう。新しい芸術の形式は古い芸術の形式に影響されつつ、たえず発展する。

2L7 ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827) チェロソナタ第1番 ヘ長調 作品5-1
 チェロソナタ第3番 イ長調 作品69 チェロソナタ第5番 ニ長調 作品102-2
  ビョルン・ソールム (チェロ) クリスティン・フォスハイム (フォルテピアノ)

  録音 2001618日−22日 ノルウェー国立音楽アカデミー、レヴィンホール
  制作 モッテン・リンドベルグ  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ

「身体に永久的な傷害をかかえて生きることを余儀なくされ、本来激しい気質の私は、世間から隔絶したところで、ひとりで人生を生きるしかなかった」。聴覚を失った音楽の天才は、運命には負けはしなかった。むしろ、その逆だった。彼は、くりかえし、変わりゆく人生と芸術の局面に順応することを心がけた。
ベートーヴェンは生涯を通して、創造的芸術家として絶えず公然と新しいことに挑み、内面のもっとも深いところの感情を自分の音楽に耳を傾けてくれる人々と分かち合うのをためらうことはなかった。このディスクの3曲のチェロソナタは、3つの異なる局面に創作された。若いベートーヴェン、苦闘するベートーヴェン、そして成熟したベートーヴェンとの出会い。「私は運命に攻撃をしかけてやる。屈服してしまうことなどあるものか!」

2L8 フルークト (Flukt) − Spill
 Flukt Melvin Flisa Lisa Det er nu tid at vaage Polarispols Bryllupstoner
 Reel-potpurri Merethes vise Dagen viger Spelemannsbryllup Gammelhaskjin
 Bygnaden Nestekjærleik
  フルークト
   ステュルラ・アイデ・スンリ (フィドル、ハリングフェレ) オイヴィン・ファルメン (アコーディオン)
   ソンドレ・マイスフィヨルド (ダブルベース、ベースギター)
  ハイディ・シェルヴェ (ヴォーカル) エルレン・スコムスヴォル (ハーモニウム)

  録音 20022月  エンジニア トマス・ヘンリクセン

ノルウェーのグループ、フルークト (滑翔) は音楽が翼をもつことに手を添える。
このプレーヤーたちから強く感じられるのは、ミュージシャンとしての本当の才能とエネルギッシュな激しさ、そしてある種の気迫。フルークトの音楽は勝負のうまいチェスに似ている。そこでは、不意打ち的な要素と形にとらわれない想像力が、型にはまった強者をうち負かす。彼らは多くのところからインスピレーションを得ている。強固で、彼ら独自の生命力にみちた全体像を形づくるのは、スカンディナヴィアとゲールの民俗音楽、宗教歌、そして、このディスクのために特別に書かれた曲。滑翔する音楽体験を楽しみ、見慣れた土地と見知らぬ土地の上空を飛んでほしい!

2L9 アルス・ノーヴァ (Ars Nova) V “ひとつの黙想 (A Reflection)
ヴォルフガング・プラッゲ (1960-)
 恩寵の道 (Líknarbraut) (2000) (混声合唱のための)
  アンサンブル96 オイスタイン・フェヴァング (指揮)

  録音 20026月 ウラニエンボルグ教会
  制作 モッテン・リンドベルグ ヴォルフガング・プラッゲ
  エンジニア 
ハンス・ペーテル・ロランジュ

古代スカンディナヴィアの叙事詩「恩寵の道 (Líknarbraut)」によるこの合唱曲のテクストと音楽の間には700年以上の時間的な隔たりがある。ひとりの無名の吟唱詩人が、キリストの磔刑についてめぐらした深い思索を、キリスト教伝来以前のヴァイキングの詩人たちの伝統に忠実に、力強く、朗々とした賛美の詩 (dr pa) として書き留めた詩。現代人の心をもしっかりととらえてしまうだけの、魅力的で不可思議なイメージにみちている。
ヴォルフガング・プラッゲの合唱の曲は、世紀を越え、中世の詩的な思考に深みが与えられた。もっとも微弱なピアニシモから爆発的エネルギーのほとばしりまで、音楽は幅広い表情を見せ、音による印象が形づくられていく。Ars Nova (新芸術) の第3作は現代におけるひとつの黙想ということができる。

2L10 人から人へ (frå folk te' folk) − オッタダーレンのフィドル音楽
 Bjøynnhallingen (熊のハリング) Valbjørslykkjin (ヴァルビョルの老人)
 Hestleitar'n (馬を追って) Gamal brurmarsj (昔の結婚行進曲)
 Brunsølen (ブルンソーレン) Gamel Eirik-hallingen (悪魔のハリング)
 Springleik (スプリングレイク) (スプリンガル) Brurmarsj (結婚行進曲)
 Goroleikjin (ゴロの調べ) Pær Spelmeinnleik (スペルマン、ペールの調べ)
 Netosætervalsen (ネトセーテルワルツ) ハリング《Liabekken (リアベッケン)》
 Marsj (行進曲) Vriompeisen (つむじ曲がり) Gamel-Sjugurd (老シューグル) Nord og ne'rin
 Storhallingen hass Fel-Jakup (フェル=ヤクプの大ハリング)
 Hull'n hass Pær Klonesbakka (ペール・クローネスバッカが聞いた牧場の歌声)
  クヌート・ヒョーク (ヴァイオリン) ダーグ・ゴールデン (アコーディオン)

  録音 20015月 ロンメダーレン教会 (ベールム)
  制作 ヨルン・シメンスター  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ、ダーグフィン・B・クリステンセン

俗音楽の伝統は音楽が世代から世代に伝えられることによって成り立っている。といって、民俗音楽はじっとしているとか、永久に変わらないということではない。たとえば、クヌート・ヒョークとダーグ・ゴールデンのような音楽家。彼らは元の音楽を忠実に再創造するのと同じくらいに独創と空想を尊重することで、“伝統” ということばそのものに、まったく新しい意味を与える。その結果、姿を現すのは、きわめて誠実で魅力的な音楽。気取らず、まったく独創的で、胸がすくほど新しい音楽 −− 人から人へ。

2L11 Majorstuen (マヨルシュトゥーエン)
 Majorstu-x (マヨルシュトゥーエン交差点) Busk (茂み) Trippar (トリッパル) Vemod (憂うつ)
 Bjørn, ulv og gaupe (熊とオオカミとオオヤマネコ) Rett vest med Eric Øst (エーリク・オストといっしょにまっすぐ西へ)
 Slør (かすみ) Zzz.. (グーグー). Fra Elise (エリセから) Ja! (そうとも!)
 Tøger (トーゲル) Sorgens Ø (悲しみの島) Salt i såret (傷口に塩を)
 Havella (ハヴェッラ・ワルツ) Frentisk (熱狂して)
  マヨルシュトゥーエン  ヨールン・マリー・リプダール・クヴェルンベルグ (フィドル)
   アンドレアス・ユーネス (フィドル、ヴィオラ) イェルムン・ラーセン (フィドル、チェロ)
   トゥーヴェ・ハーゲン (フィドル、チェロ) ラグンヒル・フーレボッテン (フィドル)
   シノヴェ・セームンスドッテル・ビョルセット (フィドル、ヴィオラ)

  録音 200210月 ロンメダーレン教会 (ベールム)
  制作 ヨルン・シメンスター、トロン・クヴェルノ  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ

民俗世界と古典世界の間、脈動するエネルギッシュな単旋律の音楽と、ポリフォニック、多調、リズムの複雑な旋律が交わるところ、われわれは、ノルウェーのグループ、マヨルシュトゥーエンに出会う。若く、独創的なこのアンサンブルは、ノルウェーの音楽遺産がもつ、あらゆる芸術的構成要素を用いて、はっとするくらい新しい眺めを作りあげた。メランコリックで霊感を感じさせるフィドルの調べ、陽気な民俗舞踊のパロディ、おどろくほど活力をみなぎらせた新作、そのすべてがここにある。

2L12 トリオ・ハルダンゲル (Trio Hardanger)
 ルドル (Rudl) クリスティ・ホーヴデン (Kristi Hovden) (婚礼歌)
 フォルケダーレン (Folkedalen) (スプリンガル) 西部地方の男 (Vestmannen) (スプリンガル)
 ショームベルゲン (Kjømbergen) (婚礼歌) 若い妻への歌 (Ungakoneslåtten) (スプリンガル)
 リンゴ園 (Apalhagen) (スプリンガル) ウルハイメン (Urheimen) (婚礼歌)
 小川 (Siklebekken) (スプリンガル) アナ・クヌーツドッテル (Anna Knutsdotter) (スプリンガル)
 ハリングダールの人びと (Hallingdølen) (スプリンガル) シヴレの滝 (Sivlefossen) (スプリンガル)
 Vestlendingen (スプリンガル) モールヌーテン (Moldnuten) (ワルツ)
 Vadlandshovden (ルドル) Vadlandshovden (スプリンガル) レンクト (Lengt)
 リンデハウゲン (Lindehaugen) (スプリンガル) ハムラグローエン (Hamlagrøen) (婚礼歌)
 鈴の歌 (Bjølleslåtten) (スプリンガル) コングストゥーエン (Kongstunen) (ルドル)
  トリオ・ハルダンゲル
   クヌート・ハムレ (ハリングフェレ) オーセ・タイグラン (ハリングフェレ) フランク・ロラン (ハリングフェレ)

  録音 2002924日−26日 ウッレンスヴァング教会
  制作 モッテン・リンドベルグ、トリオ・ハルダンゲル  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ

ノルウェーのハリングフェレ (ハルダンゲルフィドル) 演奏の達人3人が、伝説のフィドル奏者ハルドル・メランの伝統を受け継ぐ演奏を聞かせるノルウェー民俗音楽。フランク・ロランとオーセ・タイグランはクヌート・ハムレの弟子、ハムレ自身は、メランにフィドル演奏を師事した先輩たちから芸を学んだ −− この録音はたくさんの音楽的、人間的な出会いから生まれた。メランの力強く、無限の、頑固な精神が、このアルバムの3人の奏者のインスピレーションの源となった。

3人のハリングフェレ (ハルダンゲルフィドル) 演奏の第一人者が、伝説のフィドル奏者ハルドル・メラン Halldor Meland (1884-1972) の伝統をひきつぐ演奏を聞かせるノルウェー民俗音楽集。フランク・ロラン Frank Rolland とオーセ・タイグラン Aase Teigland はクヌート・ハムレ Knut Hamre の弟子。そしてハムレはメランの弟子たちからフィドル演奏を教わった。この録音は音楽と人間関係の両方から生まれ、メランの力強い、無限の、頑固な精神が3人の奏者に大きな影響を与えている。トリオだけでなく、それぞれの奏者がソロ演奏も披露する。[2L12 プレスシートから]

2L13 Glød (輝き) − 伝統曲と新作によるグブランスダールの民俗音楽
 ブロートセトラのハリング (Bråtåseterhallingen) ゴンモルコリン (Gåmmålkøllin)
 ハウゲ農場の嫁 (Haugjebrura) アイナルスヴォルグローエン (Einarsvollgråen)
 ガメルスタイノネン (Gammelsteinomen) ガルデ農場の山羊の歌 (Geitleiken på Galde) ひばり (Lerka)
 オリジナル (Originalen) 山羊のハリング (Bukkehalling)
 オーラ・ラインゲン (Ola Laingen) 収穫への行進 (Marsj til grøden)
 エリセへの子守歌 (Bånsull til Elise) 月曜の朝のワルツ (Måndagsmårråvals)
 スプリングレイク (Springleik) なんとかなるさ (På hæl'n)
 国王オスカルのワルツ (Kong Oskars vals) マーリトおばさん (Moster Marit)
  マリ・エッゲン (フィドル) ヘレネ・ホイエ (フィドル)

  録音 20021018日−20日 ロンメダーレン教会 (ベールム)
  制作 ヨルン・シメンスター  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ

ノルウェーの暗い冬の日と明るい夏の夜は、何世紀にも渡り、この国の民俗芸術家たちのさまざまな創造行為にインスピレーションを与えつづけた。豊かな想像力で光と闇をとらえたところからは、トロルの伝説と自然の謎が生まれた。光はいろいろに形を変え、常にノルウェーの絵画と音楽の中で決定的な役割を果たしてきた。ノルウェーの民俗芸術がヨーロッパというもっと大きな枠組みの中でユニークな位置を確保することができたのは、その光の戯れがあったおかげだ。
このCDの音楽には激しいほど暗い輝きが刻み込まれている。ふたりの卓越した芸術家が聴かせる引き締まった演奏。民俗音楽遺産の活力と詩情がポリフォニックなテクスチュアの大胆で知的な表現と融合して、今に生きる伝統の力を証言するものとなった。

2L14 ...in circles − ヴォルフガング・プラッゲ (1960-) ヴァイオリンのための作品集
 ヴァイオリンソナタ第3番 作品93 (1997)
 アステロイド組曲 (Asteroid Suite) 作品33 (1987) (ヴァイオリンとピアノのための)
 ラプソディ (Rhapsody) 作品89 (ヴァイオリン独奏のための)
 ヴァイオリンソナタ第4番 作品116...in circles (軌道をめぐり)》 (2001)
  アンナル・フォレソー (ヴァイオリン) ヘルゲ・ヒェクスフース (ピアノ)

  録音 20031月 ソフィエンベルグ教会
  制作 ヴォルフガング・プラッゲ、モッテン・リンドベルグ  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ

...in circles −− このCDの作品は連星系の惑星のように互いのまわりを回り、叙事的、美的な結合体となっている。一方が与えれば他方が受け取り、一方が口をつむげば他方が語る。内的、外的な過程はすべて、コントラストにより特徴づけられる。きわめて古風かと思えば現代風にという、楽器の使い方により、新旧の間の緊張関係がいっそう強められることになる。作曲者ヴォルフガング・プラッゲはここで、ふたつのはっきりと大きく異なった軌道をたどるという挑戦に挑んだ。そして明らかになったのは、異なっていたはずの軌道が実際には鎖の輪のようにしっかりと結びついているにすぎないということだった。

2L15 農民へ (Til Almuen)
 ラインレンデル (Reinlender) ポロネーズ (Polonaise)
 結婚行進曲 (Brudemarsj) (タンゲンのアンドレアス・モエストゥにならった)
 ご婦人方が行く (Damerne Gaar) (ギャロップ) メヌエット (Menuett)
 ひとつの歌をわたしは歌おう (En vise jeg vil synge)
 グローベルグ・マズルカ (Graaberg Masurka)
 ポルカ (Polka) (ネスのニコライ・エヴェンセンにならった)
 ルントム=クーレ (Runtom-kule) (ローメダールのクリスチャン・ホルネにならった)
 さあ、これからはるかな旅に出よう (Nu vil jeg reise langt herfra) ワルツ (Vals)
 メヌエット (Menuett) ファンダンゴ (Fandango) かわいい娘のない悲しみ (Sørg ikke kjære pike)
 マズルカ (Masurka) 丘を越え、谷を越え (Over Stok og Steen) (ギャロップ)
 ヘーデマーケンのスプリングダンス (Springdans fra Hedemarken)
  オーヴェル・ストゥーク・オ・ステーン
   トマス・ロムダール (フィドル) ロニー・ショーセン (アコーディオン、ピアノ、ハルモニウム)
   トマス・ニッセン (アコーディオン、エンラーデル、クラリネット)
   フルーデ・スルプハウグ (ダブルベース) モッテン・ブラットス (ギター、ドブロ)
  ヘーゲ・ニュールン (ヴォーカル) イェルムン・ラーシェン (フィドル、チェロ)
  アイナル・オラヴ・ラーシェン (フィドル)

  録音 20032月 ロンメダーレン教会 (ベールム)
  制作 ヨルン・シメンスター  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ

フォークグループ “オーヴェル・ストゥーク・オ・ステーン” Over Stok og Steen (丘を越え、谷を越え) が、この6年間、もっぱら演奏してきたのは、ミョーサ湖の東の平坦な土地にある村落、ヘーデマーケンの民俗音楽。この地方の音楽は、歴史、形式、表現の幅広い伝統をもち、この録音でも、その魅力をとらえることを考えた。18世紀のメヌエット、農民のポルカとファンダンゴ、バラッド歌手のやさしい愛の歌。編曲にあたっては、ヘーデマーケンの民俗音楽の伝統を尊重しながら、われわれ独自の方法も使った。伝統様式を残した曲があれば、多少自由な編曲を行ったり、古いメロディに新しい要素を加味した曲もある。この録音を、作曲者、スペルマン、バラッド歌手、農民たちへの讃歌としたい。

農民の家から舞踏会場へ……ヘーデマーケンはノルウェーの首都オスロに近いということから、豊かで多様な音楽の伝統を常にもちつづけてきた。早くからたくさんの音楽的刺激がやってきたため、ヘーデマーケンでは、新たな理想に出会うと、種々の伝統は、いとも簡単に忘れられていった。平地のこの村で見られる異なった表現形式を表す言葉は2つ。大規模な農場で演奏される“ストゥルゴールムシク (大農場音楽)”、そして、農民たちが住んでいたところで生まれた“ドレンゲストゥーエルムシク (下僕小屋音楽)”。どちらの音楽も農民たちのために存在する。こうした姿は19世紀から引き継がれたと考えることができる。

2L16 ヨハン・ハルヴォシェン (1864-1935) ヴァイオリンとピアノのための作品集
 組曲 ト短調 (1890) エレジー (Elegie) (1897)
 モザイク組曲 (Suite Mosaique) (1898) (ヴァイオリンとピアノのための)
  東洋風間奏曲 (Intermezzo orientale) 間奏曲 (Entr'acte)
  スケルツィーノ「すずめ」 (Scherzino "Spurven") ヴェスレモイの歌 (Chant de Veslemøy)
  田舎の婚礼の宴 (Fete nuptial rustique)
 老いた漁夫の歌 (Den gamle Fiskermandens Sang)
 気分の描写 (Stimmungsbilder) (1890s?) (ヴァイオリンとピアノのための)
  前奏曲 (Præludium) 孤独 (Einsamkeit) 民謡 (Ein Volkslied)
  おしゃべり (Geplauder) アルバムのページ (Albumblatt) 夕べの気分 (Abendstimmnug)
  ペール・クリスチャン・スカルスタード (ヴァイオリン) トゥール・エスペン・アスポース (ピアノ)
  
  録音 20035月 ソフィエンベルグ教会
  制作 モッテン・リンドベルグ  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ

作曲家、ヴァイオリニスト、指揮者としてのヨハン・ハルヴォシェンの人生には、青年時代からずっと、劇場というものが強い影響を与えていた。ノルウェーのふたつの大劇場で音楽監督を務めた時期には30を超す劇のための音楽が彼の手から生まれる。演奏家としてのハルヴォシェンは、ノルウェーの何世代にもわたるヴァイオリン奏者たちの導きの星となり、作曲家としては、多数の重要な室内楽作品によってノルウェーの名を国際的に高めた。並はずれて視覚的な彼の音楽は当時の人たちに強い印象を与え、支援してくれたロシア人からはきわめて高価なヴァイオリンを贈られた。ノルウェーを代表する2人のミュージシャンがこの録音で聞かせるのはハルヴォシェンの室内楽。それも、作曲者みずからが自分の楽器として選んだヴァイオリンによって。

2L17 輝くもの (Glimmer)
 ブルー (Blå) エレイン (Ellein) トライアングル (Triangel) ブリタニア (Britannia)
 リール (Ril) アネ (Ane) どんちゃん騒ぎ (Gilde) アルムイェル (Almhjell)
 ポルスカ 56401 (Polska 56401) メルフースの結婚行進曲 (Nuptial March from Melhus)
 メルダール行進曲 (Meldalsmarsjen)
  ストゥルラ・アイデ・スンリ (フィドル) アンドレアス・オーセ (ギター)

  録音 20031月 ソフィエンベルグ教会
  制作 モッテン・リンドベルグ  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ

……用心深い足踏みの音、伝統ノルウェーの、堅く、しかし抒情的なフィドル弾きのダブルストップ、ギターの弦に触れてコードとリズムを生む指……こうしたものが、古い教会の美しい音響空間に自由に漂っていく。ストゥルラ・アイデ・スンリとアンドレアス・オーセは、こんな風な音楽領域を創り出してくれた。

2L18 マーラーとワルターの歌曲集
グスタフ・マーラー (1860-1911)
 若き日の歌 − もう会えない シュトラスブルクの砦に 夏に鳥はかわり うぬぼれ
 さすらう若人の歌 (1884 rev.c.1892, 1896)
ブルーノ・ワルター (1876-1962)
 アイヒェンドルフ歌曲集 − 音楽家のあいさつ (Musikantengruß)
  若い夫 (Der junge Ehemann)  兵士 (Der Soldat)
 どれほど君を愛しているか (Weißt du, wie lieb ich dich hab'?) 菩提樹 (Die Linde)
 あこがれ (Sehnsucht) 悲劇 (Tragödien) I-III
  クリスチャン・ヒルツ (バリトン) カティア・ブスカルー (ピアノ)

  録音 20031月 ソフィエンベルグ教会 (オスロ)
  制作 マルカム・ブルーノー  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ

ブルーノ・ワルタは、もっとも早い時期からグスタフ・マーラーを知り、個人的に親しい間柄にあった。そして、ワルターのマーラー音楽の解釈の確かさについては、多くの人が認めるはずだ。この録音は、もうひとつの世界、知られざる世界への扉を開ける。作曲家としてのワルターの創造生活。マーラーの大きな影響はもちろん、長い間、師の影にかくれて聞こえなかった、ワルター自身の力強く明確な声も耳にすることができるだろう。

クリスチャン・ヒルツ Christian Hilz はドイツ南部のフランコニアの出身。バロック音楽を通じて知り合った、フランス、ボルドー生まれのカティア・ブスカルー Katia Bouscarrut といっしょにリサイタルや放送録音を行っている。

2L19 Dolcissimo sospiro
シギスモンド・ディンディア (c.1582-1629) わたしが泣くと獣と石も (Piangono al pianger mio) ディーアナ (Diana)
ビアジョ・マリーニ (1597-1665) キリスト生誕 (Natività di Christo)
タルキニオ・メールラ (1594/5-1665) カンツォネッタ《眠りにつく時がやってきた (Hor ch' tempo di dormire)
 チャコーナのアリア《愛の竪琴を添えて (Su la cetra amorosa)
クラウディオ・モンテヴェルディ (1567-1643) おお私は傷つき、倒れる
パウロ・クアリアーティ (1555-1621) アリア《ヴィッラネッラ (Villanella)
ジュリオ・カッチーニ (c.1545-1618) 天国で見つめるピュリスは (Filli, mirando il cielo)
 このうえなく甘いため息 (Dolcissimo sospiro) 天国にはもう星はない (Non ha'l ciel cotanti lumi)
ロン・フォード (b.1959) 歌曲集《リヌッチーニ (Rinuccini)
  トゥーネ・ヴィーク (ソプラノ) ヴェガルド・ルンド (テオルボ、バロックギター)
  シャレヴ・アデル (ハープシコード) ビャッテ・アイケ (バロックヴァイオリン)
  シギン・フォッスネス (バロックヴァイオリン) グンナル・ハウゲ (バロックチェロ)

  録音 20038月 ソフィエンベルグ教会 (オスロ)、ヤール教会 (ベールム、ノルウェー)
  制作 モッテン・リンドベルグ ロン・フォード  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ

Dolcissimo sospiro は、バロック時代初期の絵画と彫刻にも用いられた手法、“キアロスクーロ” を特徴とするバロック。愛と喜びは、痛みと死と隣り合わせ。タイトルとなった “このうえなく甘いため息” は、希望と失意のため息。

われわれは17世紀初頭のイタリアに。カッチーニ、モンテンヴェルディ、メールラ、ディンディアら作曲家はみな、数多いなかからオッタヴィオ・リヌッチーニの詩を選び、曲を書いた。そしてロン・フォードの作品、《リヌッチーニ》が、この時代とわれわれの時代を結ぶ。

2L20 呼び声 (Calls) − ホルンのための音楽
ロベルト・シューマン (1810-1856) アダージョとアレグロ 作品70 (ホルンとピアノのための)
リヒァルト・シュトラウス (1864-1949) アンダンテ (1888) (ホルンとピアノのための)
パウル・ヒンデミット (1895-1963) ホルンソナタ (1939)
カール・ニルセン (1865-1931)
 カント・セリオーゾ (Canto serioso) (厳粛な歌) FS132 (1913) (ホルンとピアノのための)
シーグル・ベルゲ (1929-2002) 角笛の歌 (Hornlokk) (ホルンのための) (1972)
  シェル・エーリク・アルネセン (ホルン) ヨルゲン・ラーシェン (ピアノ)

  録音 20036月 ヤール教会 (ベールム、ノルウェー)
  制作 ヨルン・シメンスター  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ

2L21 セルゲイ・プロコフィエフ (1891-1953) ピアノソナタ第4番 ハ短調 作品29 《古い手帳から》
 ピアノソナタ第6番 イ長調 作品82
  ステフェン・ホルン (ピアノ)

  録音 200311月 ソフィエンベルグ教会 (オスロ)
  制作 ヴォルフガング・プラッゲ  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ

セルゲイ・プロコフィエフは、戦争と死によって傷ついた世紀、強烈な印象の音楽を創造した。この2曲のピアノソナタは2つの世界大戦にはさまれた時代に作曲された。創造する力としての生への信頼は、まだ損なわれていなかった。ピアニスト、ステフェン・ホルンが歴史上の事件を鮮やかな語り口で描写する。

2L22 Sustained (旅をつづけて)
クロード・ドビュッシー (1862-1918) 版画 (1903)
ガブリエル・フォーレ (1845-1924) 舟歌第1番 イ短調 作品26
 舟歌第3番 変ト長調 作品42 舟歌第4番 変イ長調 作品44
フレデリク・ショパン (1810-1849) バラード第4番 ヘ短調 作品52
  ステフェン・ホルン (ピアノ)

  録音 20035月 ソフィエンベルグ教会 (オスロ)
  制作 ヴォルフガング・プラッゲ  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ

ロマンティシズムと印象主義の間のピアノ音楽。ステフェン・ホルンという響きの芸術家の演奏を得て、われわれは時と空間への旅をつづける。ショパンのバラード第4番の大きな幻影、フォーレの《舟歌》のやさしい波の音、ドビュッシーの《版画》の異国情緒の世界。ステフェン・ホルンは、ひらめきとテクニックによって、音楽が見せるもっとも美しい景色への旅に聴き手を誘う。

2L23 フルークト (Flukt) − ドリューフィアク (Drufiacc)
 Felespinn (ハリングフェレスピン) Holdalsbrura (フーダの花嫁) Brullupsgården (婚礼の宴)
 Dimisjonspols (解放のポルス) Oksenes dans (雄牛のダンス) Bayer & Bananer (ビールとバナナ)
 Vegards Vuggevise (ヴェーガルの子守歌) Flaten II (フラーテン II) Sjåttis (ショッティーシュ)
 Hallvals (ハルワルツ) Førdenatt (フォルデの夜)
  フルークト
   ホーヴァル・ステルテン (ドラムズ) ステュルラ・アイデ (フィドル、ハリングフェレ)
   オイヴィン・ファルメン (アコーディオン)

   録音 20046月 ロンメダーレン教会 (ベールム)
   制作 モッテン・リンドベルグ  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ

2L24 BNB
 もう少し中へ (Lite längre in) Paulista (Frekk i) dvale
 Dan fagraste viso pao joræ 思い出は深く (Et minne dypt) 追憶 (Erindring)
 Ser du eit hjarte langs vinden Galgea Fivreld 神秘の歌 (Runarvisa) Fantasea
 川の歌 (Sang på elva) Et segl glir bort
  ベーリト・オプハイム (ヴォーカル) ニルス・オークラン (フィドル、ハリングフェレ、ヴィオラダモーレ)
  ビョルン・シェレミール (ベース、ルネサンス・バスリュート)

   録音 20043月 ウレンスヴァング教会
   制作 ヨルン・シメンスター エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ

2L25 Ceros (角) − フロイディスとホルンのための作品集
ヴォルフガング・プラッゲ (1960-) RAGA (ラーガ) 作品106 (2つのホルンとピアノのための)
  ヤン=オラヴ・マッティンセン (ホルン) フロイディス・レー・ヴェクレ (ホルン)
  ヴォルフガング・プラッゲ (ピアノ)
 Monoceros (ユニコーン) 作品51 (ホルン独奏のための)
  フロイディス・レー・ヴェクレ (ホルン)
 ホルンソナタ第4番 作品115
  フロイディス・レー・ヴェクレ (ホルン) ヴォルフガング・プラッゲ (ピアノ)
シーグル・ベルゲ (1929-2002) 三重奏曲 (1986) (3つのホルンのための)
  フロイディス・レー・ヴェクレ (ホルン) ヤン=

フ・マッティンセン (ホルン)
  リサ・フォード (ホルン)
トリグヴェ・マドセン (1940-) ホルン三重奏曲 作品110
  フロイディス・レー・ヴェクレ (ホルン) アトレ・スポンベルグ (ヴァイオリン)
  トゥール・エスペン・アスポース (ピアノ)
ヨハン・クヴァンダール (1919-1999) 賛美歌の調べ (Salmetone) (ホルン独奏のための)
  フロイディス・レー・ヴェクレ (ホルン)
アンドレア・クリアフィールド (1960-)
 ハヤブサの目の中に (Into the Falcon's eye) (2つのホルンとピアノのための)
  フロイディス・レー・ヴェクレ (ホルン) リサ・フォード (ホルン) アンドレア・クリアフィールド (ピアノ)

   録音 2004年 ソフィエンベルグ教会 (オスロ)
   制作 ヴォルフガング・プラッゲ  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ
   録音 1996年  制作 ショーン・ルイス  エンジニア モッテン・リンドベルグ (Monoceros)

2L26SACD SACD hybrid (5.1 surround/stereo)
大いなる神秘 (Magnum Mysterium) − グレクス・ヴォーカリスのクリスマス
ミヒァエル・プレトーリウス (1571-1621)/ペール・ステーンベルグ (1870-1947)
ファッテイン・ヴァーレン (1887-1952) 甘き喜びのうちに (Jeg synger julekvad/In dulci jubilo)
モーテン・ローリドセン (1943-) おお、大いなる神秘 (O Magnum Mysterium)
ハロルド・ドレイク (1888-1976) 木枯らしの風、ほえたけり (In the Bleak Mid-winter)
ノルウェー民謡 (トロン・クヴェルノ (1945-) 編曲) この楽しいクリスマスに (I denne søte juletid)
バスク地方のクリスマスキャロル (デイヴィッド・ウィルコックス (1919-) 編曲) 幼なき王 (The Infant King)
トマス・ルイス・デ・ビクトリア (1540-1611) おお、大いなる神秘 (O Magnum Mysterium)
ノルマン伝承曲 (レジナルド・ジャック (1894-1969) 編曲) まぶねの中で (Away in a Manger)
フランツ・グルーバー (1787-1863) (エウセビウス・マンディチェフスキ (1857-1929) 編曲)
 聖しこの夜 (Stille Nacht, heilige Nacht)

ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ (c.1525-1594) おお、大いなる神秘 (O Magnum Mysterium)
ノルウェー民謡 (ペール・ステーンベルグ 編曲) 鐘よ、さあ鳴れ (Kling no klokka)
南フランス民謡 (グレアム・B・バックランド (1951-) 編曲) 
 み空をはせゆくみ使いたちよ (Les anges dans nos campagnes/Angels from the Realms of Glory)
ロートリンゲンのクリスマスキャロル (A・ラングレー (1927-) 編曲)
 聖なる御子が生まれた (Il est né, le divin enfant)
エドヴァルド・グリーグ (1843-1907) 緑色の輝く木よ (Du grønne, glitrende tre)
フランシス・プーランク (1899-1963) おお、大いなる神秘 (O Magnum Mysterium)
ミヒァエル・プレトーリウス (1571-1621) 一輪のばらが咲いた (Det hev ei rosa sprunge)
ハビエル・ブスト (1949-) おお、大いなる神秘 (O Magnum Mysterium)
  グレクス・ヴォーカリス カール・ホグセット (指揮) マグヌス・スターヴェラン (テノール)
  テリエ・ヴィンゲ (オルガン)

  録音 20041月、8月、9月 ウラニエンボルグ教会 (オスロ)
  制作 モッテン・リンドベルグ  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ

クリスマスには今日、さまざまな祝い方があるだろう。それがどういうクリスマスであろうと、一年でもっとも暗いこの時期、われわれの音楽はかならず、雰囲気と光と希望をもたらしてくれるに違いない。

2L27 シーグル・リ (1871-1904) 交響曲 イ短調 (1898?-1903)
 民謡「エランと山の精」による協奏的小品 (Konsertstykke over folkevisa "Huldre aa'n Elland") (1894-95)
  (ヴァイオリンと管弦楽のための)
 バラッド《ヴァルトブルク (Wartburg)(1899-1900) (バスバリトンと管弦楽のための)
  テリエ・トンネセン (ヴァイオリン) フルーデ・オルセン (バスバリトン) クリスチャンサン交響楽
  テリエ・ボイェ・ハンセン (指揮)

   録音 20046月 クリスチャンサン大聖堂 (ノルウェー)
   制作 ヴォルフガング・プラッゲ  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ

2L28SACD SACD hybrid (5.1 surround/stereo) ベーラ・バルトーク (1881-1945)
 ヴァイオリンのための作品集
 無伴奏ヴァイオリンソナタ (1944) ヴァイオリンソナタ第2(1922)
 コントラスト (1938) (ヴァイオリン、クラリネットとピアノのための)
  アンナル・フォレソー (ヴァイオリン) クリスチャン・イーレ・ハドラン (ピアノ)
  ビョーン・ニューマン (クラリネット)

  録音 2003年−2004年 ソフィエンベルグ教会 (オスロ)
  制作 ヴォルフガング・プラッゲ  録音 ハンス・ペーテル・ロランジュ

2L29SACD SACD hybrid (5.0 multichannel/stereo) クヌート・ニューステット (1915-)
 合唱のための作品集
 Prayers of Kierkebaard (キアケゴーの祈り) 作品157 (1999) (混声合唱のための)
 サルヴェ・レジナ (Salve Regina) 作品156a (1999) (男声合唱のための)
 The Word Became Flesh (言 (ことば) は肉となって) 作品162 (2001) (混声合唱のための)
 Nytt er livet (新しきは人生) 作品170 (2003) (女声合唱のための) *
 Jesu sieben Worte (イエスの7つの言葉) 作品171 (混声合唱のための)
 Immortal Bach (不滅のバッハ) (1988) (混声合唱のための)
  アンサンブル96 オイスタイン・フェヴァング (指揮) ベールム・ヴォーカルアンサンブル *
  ベアテ・クローネン (ソプラノ) ゲア・オートゥン (ソプラノ)

  録音 20042月、4月、9月 ウラニエンボルグ教会 (オスロ)
  制作 モッテン・リンドベルグ  録音 ハンス・ペーテル・ロランジュ

2L30SACD SACD hybrid (5.1 surround/stereo) ヘンリク・ヴィエニャフスキ (1835-1880)
 ヴァイオリンのための作品全集 第2
 ソナタのアレグロ (Allegro de Sonate) 作品2
 無言歌と優雅なロンド (Romance sans paroles et Rondo élégant) 作品9
 東洋風幻想曲 (Fantaisie orientale) 作品24
 悲しいアダージョ (Adagio élégiaque) 作品5
 華麗なるポロネーズ (Plonaise brillante)1番 ニ長調 作品4
 ポーランド風大二重奏曲 (Grand duo polonais) 作品8
  ピョートル・ヤノフスキ (ヴァイオリン) ヴォルフガング・プラッゲ (ピアノ)

  録音 2002年−2004年 ソフィエンベルグ教会 (オスロ)
  制作 ヨルン・シメンスター モッテン・リンドベルグ  録音 ハンス・ペーテル・ロランジュ

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