LILY

LILY (リリー) は、2LPIANO とともに、ノルウェー Lindberg Lyd グループのレーベルのひとつ。民俗音楽がレパートリーです。

Official website: http://www.2L.no/


LILY122 ハルダンゲル高原を渡る音楽の小道 (Toneslepe over Hardangervidda)
トイヴォ・スクーグハイム
 子供のころは小妖精がいるものと思っていた (Som gutt trodde jeg på alvene) 第1部
 高原を渡る音楽の小道 (Toneslepe over vidda)
 ウルヴェリレーグレット (Ulvelilægret) ヨークレン (Jøkulen)
 涼しい風 (Svalande vind) ホルタイゲン (Hråteigen)
 スカルヴェットのハリング (Halling i skarvet) ローゲンにそって (Langsme Lågen)
 野性のトナカイのポルカ (Villreinspols)
 白樺 − ヴィヴァルディへのオマージュ (Birken - hommage à Vivaldi)
 最後の荒れ地 (Den siste villmark)
 子供のころは小妖精がいるものと思っていた (Som gutt trodde jeg på alvene) 第2部
アイルランド民謡 霧のかかった露 (The Foggy Dew)
アルフォンス・ハッセルマン (1845-1912) 五月の歌 (Sang i mai)
ディエゴ・オルティス (c.1520-1570) レセルカーダ・オッタヴァ (Recercada Ottava)
G・F・ヘンデル (1685-1759) パッサカリア
民謡 スカボロー・フェアー (Scarborough Fair)
  フロイテヨード・オ・ハルペレイク
   トイヴォ・スクーグハイム (リコーダー、ブッケホルン) ルニ・ヴォール・クリスチャンセン (ハープ)
  ポール・ブラトス (アコーディオン) コーレ・ノールストーガ (オルガン)

  録音 200110月 ラムネ教会
  制作 ヨルン・シメンスター  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ

◇ハルダンゲル高原 (Hardangervidda) はヨーロッパでもっとも広大な高原。独特の景観で知られ、高原のかなりの地域が国立公園として保存されている。石器時代の住居跡や動物の墓も見つかり、時代が進むにつれ、ノルウェーの東部と声部を結ぶ通行路としても重要な地域となった。豊かな文化遺産を誇り、この地方の民俗音楽は今でも広く親しまれている。フィドル (ヴァイオリン) の一種、ハリングフェレ (ハルダンゲルフィドル) はクラシカル音楽の楽器としても使われるなど、ノルウェーの人々のアイデンティティの象徴のひとつとも考えられている。

 このディスクは、さまざまなスタイルやジャンルの音楽を通じ、まだ人の手の入っていない地域の自然の雰囲気と、人間と自然の関わり方に親しんでもらうことを意図して制作された。

LILY123 夢の詩 (Draumkvedet)
  アスラク・ホーゲトヴェイト (歌)

  録音 1966年 ノルウェー放送  制作 ロルフ・ミュクレブスト

◇「夢の詩 (Draumkvedet/Dramkvædet)」はノルウェーの伝承のバラッド。クリスマスイヴ (12月24日) に眠りにつき、13日後の公現祭 (1月6日) になって目を覚ました、オラヴ・オステソン Olav Åsteson という男の夢 (夢想) を歌うもの。“沼地をぬけ、いばらの茂る荒れ野を越え、死者の王国への橋、ヤラルブルイ Gjallarbrui に至る、死者が歩む道を伝っての巡礼の旅。橋の向こう側にある煉獄と地獄、そして、天国の祝福された魂。キリストと天使長ミカエルと天使、それに対する、悪魔とその軍団の戦い。そして最後の審判の日”。このバラッドは、ノルウェーの作曲家たちに創作のインスピレーションを与えてきた。代表的な作品のひとつが、クラウス・エッゲ Klaus Egge (1906-1979) のピアノソナタ第1番 《夢の詩》 (Simax PSC1131)。いまでも、テレマルク地方 Telemark の山村、ヴィンニェ Vinje の子供たちはこの歌を教わり、公現祭で歌を披露するという。

 民俗音楽を手がけた放送ジャーナリスト、ロルフ・ミュクレブスト Rolf Myklebust の依頼で、1966年に「夢の詩」を録音したのは、アスラク・ホーゲトヴェイト Aslak Høgetveit (b.1912)。ヴィンニェに生まれ、母からこのバラッドを聞かされて育った。最初は実家の農業を継いだが、後にオスロに移り住み、教師になる。1979年に引退。ダンサー、民謡歌手、語り手としても活躍した。「夢の詩」の録音は2日間に渡っておこなわれ、第2日の全52節の録音が採用された。

 美しいデザインのブックレットには、ノルウェー語の原詩と英訳が、全歌詞おさめられている (最後に、ホーゲトヴェイトのインタヴュー (ノルウェー語) も収録)。資料的に貴重なだけでなく、ノルウェー音楽の遺産として楽しめるディスク。


PIANO

PIANO (ピアノ) は、ノルウェー Lindberg Lyd グループのレーベルのひとつ。名前が示すとおり、ノルウェーの演奏家を起用したピアノ作品の録音をリリースすることが目的です。オスロのバラット・ドゥーエ音楽学校 Baratt Due Musikkinstitutt のピアノの教授、チェコ出身のイジー・フリンカ Jiri Hlinka が制作に携わり、彼と関わりのあるピアニストたちが録音に参加しています。メシアンを録音したピアノ・デュオのステフェン・ホルン Steffen Horn とエリサベト・ヴァットン Elisabeth Vatn は彼の生徒。国際的に活躍しているアンスネスも、フリンカがベルゲン音楽院で教えていた時期の生徒のひとりです。

Official website: http://www.2L.no/


PIANO 001 オリヴィエ・メシアン (1908-1992) アーメンの幻視 (Visions de l'Amen) (1942) (2台のピアノのための)
  
エリサベト・ヴァットン (ピアノ) ステフェン・ホルン (ピアノ)

   録音 199928日−10日 ソフィエンベルグ教会
   制作 ヨルン・シメンスター イジー・フリンカ
   エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ モッテン・リンドベルグ

PIANO 002 ニコライ・メトネル (1880-1951) ピアノ作品集
 3つのアラベスク 作品7 3つの熱狂の詩 作品10 2つのおとぎ話 作品20 ソナタ 作品25 悲歌 作品59
  グンナル・サーマ (ピアノ)

   録音 199928日−10日 ソフィエンベルグ教会
   制作 ヨルン・シメンスター イジー・フリンカ
   エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ ヨルン・シメンスター 
 

PIANO 003 ステフェン・ホルン
アントニオ・ビバロ (b.1922)
 3つのオマージュ (1957-58)
  オーバード (Aubade) (デ・ファリャへのオマージュ) 夜想曲 (Nocturne) (シェーンベルクへのオマージュ)
  ブルガラ (Bulgara) (バルトークへのオマージュ)
レオシュ・ヤナーチェク (1854-1928) ピアノソナタ第1(1905)1905101日、街頭にて》
フェレンツ(フランツ)・リスト (1811-1886) バラード第1番 変ニ長調 《十字軍の歌》  バラード第2番 ロ短調
ムツィオ・クレメンティ (1752-1832) ソナタ 作品26-2
  ステフェン・ホルン (ピアノ)

   録音 20001023日−25日 ソフィエンベルグ教会
   制作 ヨルン・シメンスター イジー・フリンカ  エンジニア ハンス・ペーテル・ロランジュ


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