2017年8月

『ファンタジア(Fantasia)』

Avie AV2385 classical


《ファンタジア》は、フィンランドの作曲家、2016年に亡くなったラウタヴァーラ Einojuhani Rautavaara の最後の作品。「ソロ・ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲」は、アメリカのヴァイオリニスト、アン・アキコ・マイアーズの委嘱により作曲され、2017年3月24日ミズーリ州カンザス・シティ、マイケル・スターン指揮カンザス・シティ交響楽団の共演で初演されました。初録音。 

『ファンタジア(Fantasia)』
エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928–2016)
 ファンタジア(Fantasia)(2015)
 (ソロ・ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲)
カロル・シマノフスキ(1882–1937)
 ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.35(1916)
モーリス・ラヴェル(1875–1937)
 ツィガーヌ(Tzigane)(1924)
  アン・アキコ・マイアーズ(ヴァイオリン)
  フィルハーモニア管弦楽団 クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)

録音 2016年5月8日–9日 エア・スタジオ(Air Studios)(ロンドン、イギリス)
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『ルイ・グラス 交響曲全集 第2集』

cpo 777 494-2 classical


デンマーク後期ロマンティシズムの作曲家ルイ・グラス Louis Glass のシリーズ。交響曲第3番《森の交響曲》に組曲《夏の生活》を組み合わせたディスク(777 525-2)につづく第2集には、「神智を得る手段を黙想と直観に求める神秘思想」神智学を精神的背景に作曲された2つの作品が収録されました。

 「安寧」を意味するサンスクリットの "svast " を語源とし、幸運をもたらす印とも輪廻の象徴とも言われる「卍(svastica)」を副題とする交響曲第5番は、4楽章構成の作品です。「アレグロ・エネルジーコ」の第1楽章《一日の仕事(Dagvirke)》。さわやかな抒情、黄昏の時のしっとりとした情緒の漂よう「アンダンテ・トランクイッロ」の第2楽章《憩い(Hvile)》。「すべてのデンマーク音楽のなかでもっとも独創的、センセーショナルですらある」とも評された「プレスト」の第3楽章《影(Skygger)》。静かな夜明けから、燦々と輝く太陽を描いたと考えられる終結まで、音楽がゆっくりと高揚していく「アダージョ・マ・ノン・トロッポ」の第4楽章《夜明け (Morgengry)》。ラウニ・グランデール指揮デンマーク放送交響楽団(Danacord DACOCD370–371)、ピーター・マーチバンク指揮、南アフリカ国営放送協会交響楽団(Marco Polo 8.223486)、ナイデン・トドロフ指揮プロヴディフ・フィルハーモニック管弦楽団(Danacord DACOCD544)につづく録音です。

 《ピアノと管弦楽のための幻想曲》は、「霊の永遠の住みかから音が響き、人に呼びかける。そこで人は、心の平安を見出すため俗世から顔をそむける」という作曲者自身によるモットーの添えられた作品です。この音楽を特徴づける神秘的な響きとリズムは、スクリャービンからインスピレーションを受けたとされています。ソリストのマリアンナ・シリニャン Marianna Shirinyan(1978–)は、アルメニア出身、デンマークのピアニスト。ノルウェー国立音楽アカデミーの教授を務め、ノルウェーのヴァイオリニスト、クレーヴェン・ハーゲンと共演してラヴェル、プーランク、プロコフィエフのソナタを演奏したアルバム『夢に涙を流させる』(Simax PSC1354)をリリースしています。

『ルイ・グラス 交響曲全集 第2集』
ルイ・グラス Louis Glass(1864–1936)
 交響曲第5番 Op.57 《卍の交響曲(Sinfonia Svastica)》(1919–20)
 ピアノと管弦楽のための幻想曲 Op.47(1913)
  ライン州立フィルハーモニー管弦楽団
  ダニエル・ライスキン(指揮)
  マリアンナ・シリニャン(ピアノ)
 
価格 ¥2,600(本体価格)

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『バルバロッサ』

cpo 777 666-2 classical


ジークムント・フォン・ハウゼッガー Siegmund von Hausegger は、オーストリアの作曲家、指揮者。リヒャルト・ワーグナーの音楽に傾倒した父、フリートリヒから最初の音楽教育を受け、19歳の時に合唱と管弦楽のための《ミサ曲》を書き、作曲家、指揮者としてデビュー。後期ロマンティシズムのスタイルによるオペラ、交響詩、合唱曲、歌曲を作曲。第1次世界大戦後は「時代遅れ」とみなされた作風のため忘れ去られてしまったものの、ゲーテの詩による《自然交響曲》の録音がリリースされ、再評価の動きがみられるようになってきています。ワーグナーの影響が強く、「誠実さは強く感じられるものの、時代遅れの様式のせいで想像力が損なわれてしまった」と、かつて評されたこともある交響詩のひとつ《バルバロッサ》。「小さな交響曲」ともみなされる堅固な構成をもった、ゴットフリート・ケラーの詩による《夜に寄せる3つの賛歌》。スウェーデンのノルショーピング交響楽団をオランダのアントニー・ヘルムス Antony Hermus(1973–)が指揮。ドイツのバリトン、ベーゲマン Hans Christoph Begemann(1962–)が共演しています。

ジークムント・フォン・ハウゼッガー(1872–1948)
 交響詩《バルバロッサ(Barbarossa)》
 夜に寄せる3つの賛歌(Drei Hymnen an die Nacht)
 (バリトンと管弦楽のための)
  ノルショーピング交響楽団 アントニー・ヘルムス(指揮)
  ハンス・クリストフ・ベーゲマン(バリトン)
 
価格 ¥2,600(本体価格)

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『カバレフスキー 弦楽四重奏曲』

cpo 555 006-2 classical


ソビエト連邦公認の芸術家、組曲《道化師》により国際的にも知られるカバレフスキーが作曲した2曲の弦楽四重奏曲。1995年創設のスウェーデンのアンサンブル、ステーンハンマル(BIS SACD1659、SACD2009、SACD2019)、ラーション(DAPHNE1035)、アッテルベリとラングストレム(cpo 777 270-2)などを録音しているステーンハンマル四重奏団の演奏。

ドミートリー・カバレフスキー(1904–1987)
 弦楽四重奏曲第1番 イ短調 Op.8
 弦楽四重奏曲第2番 ト短調 Op.44
  ステーンハンマル四重奏団
 
価格 ¥1,800(本体価格)

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『プロコフィエフ ピアノ協奏曲第2番・第5番』

Ondine ODE1288-2 classical


フィンランドのピアニスト、オッリ・ムストネン Olli Mustonen(1967–)とハンヌ・リントゥ Hannu Lintu(1967–)指揮フィンランド放送交響楽団によるプロコフィエフの協奏曲の第1番、第3番、第4番(ODE1244-2)に次ぐディスク。第2番は、サンクトペテルブルク音楽院で学んでいた時期、1912年の終わりから1913年の4月にかけて作曲された作品。初演に先立ってスコアを読んだ作曲家のミャスコフスキーが、「気が狂わんばかりに感嘆した」とプロコフィエフ書き送ったことが伝わります。初演後、ロシア革命の混乱の中でオリジナルのスコアが失われ、1923年に作曲者自身の手で復元されました。第1楽章アンダンティーノ、ヴィッヴァーチェの第2楽章〈スケルツォ〉、アレグロ・モデラートの第3楽章〈間奏曲〉、アレグロ・テンペストーゾの第4楽章〈終曲〉。1932年に作曲され、彼の最後のピアノ協奏曲となった第5番は、それまでの4曲とは性質が異なり、「簡素(simplicity)」に向けたスタイルで作曲されました。〈アレグロ・コン・ブリオ〉〈モデラート・ベン・アクセントゥアート〉〈トッカータ。アレグロ・コン・フォコ〉〈ラルゲット〉〈ヴィーヴォ〉の5楽章構成。ソリストと管弦楽に高度な技巧と表現能力が求められることで知られる作品です。

セルゲイ・プロコフィエフ(1891–1953) 
 ピアノ協奏曲第2番 ト短調 Op.16 
 ピアノ協奏曲第5番 ト長調 Op.55 
  オッリ・ムストネン(ピアノ)
  フィンランド放送交響楽団 ハンヌ・リントゥ(指揮)

録音 2017年3月(第2番)、2016年4月(第5番) ミュージックセンター(ヘルシンキ、フィンランド)
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『エーブラハムセン 室内楽作品集』

Dacapo 8.226091 contemporary/classical


デンマーク、ヘアニング現代美術館(HEART)のレジデントアーティスト、ニルス・W・ゲーゼの生誕200年を記念して cpo レーベルが制作する室内楽作品のシリーズや Dacapo レーベルのイェアシルの作品集(8.2260720)などの録音で知られるアンサンブル・ミトヴェスト Ensemble MidtVest によるハンス・エーブラハムセン Hans Abrahamsen 作品集の第2作。《風景》と《ウォールデン》にシューマンの《子供の情景》とラヴェルの《クープランの墓》の編曲を加えた最初のアルバム『木管五重奏のための作品集』(8.226090)と同じ趣向のプログラム。初期の作品《6つの小品》と弦楽四重奏曲第1番《10の前奏曲》と、エーブラハムセンの編曲したサティのピアノ曲《3つのジムノペディー》とカール・ニルセンのオーボエとピアノのための《幻想的小品》が演奏されます。

ハンス・エーブラハムセン(1952–)
 6つの小品(Six Pieces)(1984)
 (ヴァイオリン、ホルンとピアノのための)
エリーク・サティ(1866–1925)
 (ハンス・エーブラハムセン(1952–) 編曲)
 3つのジムノペディー(Trois Gymnopédies)(1888)
 (オーボエと弦楽四重奏のための)(arr.1988)
カール・ニルセン(1865-1931)
 (ハンス・エーブラハムセン(1952–) 編曲)
 幻想的小品(Fantasistykke) FS8(Op.2)(1889)
 (オーボエと弦楽三重奏のための)(arr.1988)
ハンス・エーブラハムセン(1952–)
 10の前奏曲(10 Preludes)(弦楽四重奏曲第1番)(1973)
  アンサンブル・ミトヴェスト

録音 2014年1月14日(風景)、5月22日–23日(ウォールデン)、11月25日–28日(クープランの墓)、2015年1月14日–16日(子供の情景) HEART(ヘアニング現代美術館)(ヘアニング、デンマーク)
制作・録音  プレーベン・イーヴァン 
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『疑いの歌(Songs of Doubt)』

Dacapo 8.226598 contemporary


デンマーク「新音楽」の作曲家、ニルス・ランスホルト Niels Rønsholdt(1978–)の合唱、男声ソロ、オンドマルトノのための「ソング・サイクル」。「Prospect/Retrospect」の副題をもち、〈夜(The Night)〉〈あなたは言った(You said)〉〈湖(The Lake)〉〈ひたすら私が気にかけていることは(All I care about)〉〈光の森(Forest of Light)〉〈あなただけ(It's only you)〉〈待つこと(Waiting)〉〈雲(Clouds)〉〈雨(The Rain)〉〈風(The Wind)〉の10曲から構成されています。「ケイト・ブッシュ、ゴスペル、フィリップ・グラスの初期のオペラ、ブルース、グレゴリオ聖歌の『余韻』を感じさせるかもしれない」音楽。2015年9月20日、オランダ、マーストリヒトのデ・ボンデンハルで初演され、今日の音楽のフェスティヴァル、2015年オランダの「November Music」と2016年デンマークの「SPOR Festival」の「ハイライト」プログラムとして演奏されました。

ニルス・ランスホルト(1978–)
 疑いの歌(Songs of Doubt)(2015)
 (合唱、男声ソロ、オンドマルトノのための)
  ロデリック・ポヴェル(ヴォーカル)
  ナタリー・フォルジェ(オンドマルトノ)
  ストゥディウム・コラーレ ハンス・レーンデルス(指揮)

録音 2016年5月13日–14日 デンマーク国立オペラ、リハーサルホール(オーフス、デンマーク)
制作 ピーター・バーナウ
編集・ミクシング ピーター・バーナウ、ニルス・ランスホルト
 
価格 ¥1,750(本体価格)

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『Celebration』

Dacapo 8.226595 contemporary/electronic music


カリフォルニア生まれの作曲家ウェイン・シーゲル Wayne Siegel は、コンピューターを使用、応用する音楽のパイオニアのひとり。デンマークを本拠に活動しています。《Celebration》は、2014年の「作品」です。レイキャヴィークのハトルグリーム教会のオルガンをロボット制御の「4人の仮想ミュージシャン」が演奏。アイスランド賛美歌の断片や、気象衛星から送られるライブデータが換算された「音」を、「正確な規律と偶然性」の融合により壮大な建造物に創った音楽。

ウェイン・シーゲル(1953–) 
 Celebration(2014)(ロボット制御パイプオルガンと気象衛星のための)

録音 2014年10月24日 ハトルグリーム教会(レイキャヴィーク、アイスランド) 
 
価格 ¥1,750(本体価格)

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『ノルウェーのフルート(La Flûte Norvégienne)』

LAWO Classics LWC1127 classical


トム・オッタル・アンドレーアセン Tom Ottar Andreassen(1963–)は、ノルウェー国立歌劇場とノルウェー放送のオーケストラを経て、現在、オスロ・フィルハーモニックのフルート共同首席奏者を務めています。ソロアルバム『ノルウェーのフルート』には、多様な個性とスタイルの作曲家たちが作品を発表、ノルウェー音楽界が活気を呈していた1953年から1963年にかけての10年間に書かれた作品が4曲、収録されています。フリフレート・ブレイン Edvard Fliflet Bræin(1924–1976)は、おおらかなメロディが特徴的な《外海へむけて》で知られ、《フルート小協奏曲》は、第2楽章「ラルゲット」が彼の書いたもっとも美しい音楽のひとつに挙げられる作品です。オルヌルヴ・グルブランセンによる録音がフリフレート・ブレインの作品集(Simax PSC3117)に収録されています。クヴァンダール Johan Kvandal(1919–1999)の《フルート協奏曲》は、〈カプリッチョ〉〈アリア〉〈カデンツァ〉〈フィナーレ〉の4楽章から構成されたネオクラシカルな作品。グルブランセン(Simax PSC1806)とペール・オイエン(Aurora ACD4986)も録音した、20世紀ノルウェーを代表するフルート協奏曲のひとつです。エギル・ホーヴラン Egil Hovland(1924–2013)は、20世紀ノルウェーを代表する作曲家のひとり。第二次世界大戦後、教会音楽の再興をめざすとともに、現代的な語法を用いながら聴き手が親しみを覚えるような作風の曲を幅広いジャンルに作曲しました。ソロ楽器とオーケストラの協奏曲も多く、〈イントラーダ〉〈オスティナート〉〈スケルツォ〉〈パッサカリア〉〈フィナーレ〉の5曲からなる《フルートと弦楽のための組曲》は1959年に作曲され、アルフ・アンデシェンとフィルハーモニック協会(現オスロ・フィルハーモニック)の共演で翌年初演されました。アンドレーアセンとノルウェー放送管弦楽団による新しい録音は、初めての商用録音と思われます。アンデシェンが初演したフィン・モッテンセン Finn Mortensen(1922–1983)の《ソナタ》は、〈序奏〉〈主題と変奏〉〈アレグロ・ジョコーゾ〉の4楽章。ペール・オイエン(BIS CD103)、インゲラ・オイエン(Simax PSC1118)など、いくつかの録音のある作品です。

『ノルウェーのフルート(La Flûte Norvégienne)』
エドヴァルド・フリフレート・ブレイン(1924–1976)
 フルート小協奏曲
 (Concertino for fløyte og orkester)Op.10(1959)
ヨハン・クヴァンダール(1919–1999)
 フルートと弦楽のための協奏曲
 (Konsert for fløyte og strykere) Op.22(1963)
エギル・ホーヴラン(1924–2013)
 フルートと弦楽のための組曲
 (Suite for fløyte og strykere) Op.31(1959)
フィン・モッテンセン(1922–1983)
 フルート・ソロのためのソナタ
 (Sonate for fløyte solo) Op.6(1953)
  トム・オッタル・アンドレーアセン(フルート)
  ノルウェー放送管弦楽団
  インガル・ベルグビ(指揮)

録音 2014年12月8日–12日 NRK(ノルウェー放送)ラジオ・コンサートホール(オスロ、ノルウェー)
制作 ヴェーガル・ランドース
録音 トマス・ヴォルデン
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『戦場(Battleground)』

LAWO Classics LWC1128 contempoary/classical


王立ノルウェー海軍音楽隊のトロンボーン奏者、マリウス・ヘスビ Marius Hesby(1976–)と、ブラゲルネス教会のカントルを務め、ソリスト、室内楽奏者としても活動するアンデシュ・アイステン・ダール Anders Eidsten Dahl(1976–)の「オムストリット・デュオ Omstridt Duo(「論争」デュオ)」は、活動を始めてから20年が経とうとしています。『戦場』と題したアルバムでは、彼らのレパートリーの核となっているペトル・エベン Petr Eben の《2つの呪文》と彼らのために作曲された作品が合わせて演奏されます。クラリネット奏者のスティーグ・ヌールハーゲン Stig Nordhagen(1966–)の「爆発的」に始まる《Macchia nera di polvere(黒色火薬)》。指揮者でもあるラーシュ=トマス・ホルム Lars-Thomas Holm(1981–)が作曲した力強い「サウンドの大聖堂」《戦いの地のファンファーレ》。オルガニスト、ヨン・ラウクヴィーク Jon Laukvik(1952–)がジャズとブルーズからインスピレーションを得て作曲した《アラベスク》。アルネ・ローヴェルト・オールセン Arne Rodvelt Olsen(1949–)は、3曲。快活な気分の《イントラーダ》、風格があり変化に富んだ《幻想曲》。〈キリエ〉〈グローリア〉〈クレド〉〈サンクトゥス〉〈アニュス・デイ〉から構成され、広大な宇宙を思い描く《ミサ》は、オムストリット・デュオが、オスロ大聖堂、ロシアのアルハンゲリスク・フェスティヴァル、作曲者がオルガニストを務めるトンスベルグ大聖堂でも演した作品です。

『戦場(Battleground)』- トロンボーンとオルガンのための音楽
スティーグ・ヌールハーゲン(1966–)
 Macchia nera di polvere(黒色火薬)(2002)
アルネ・ローヴェルト・オールセン(1949–)
 幻想曲(Fantasia)(1999)
 イントラーダ(Intrada)(2005)
 ミサ(Missa)(2003)
ラーシュ=トマス・ホルム(1981–)
 戦いの地のファンファーレ
 (Fanfares over Battled Ground)(2005/14)
ヨン・ラウクヴィーク(1952–)
 アラベスク(Arabeske)(2010)
ペトル・エベン(1929–2007)
 2つの呪文(Two Invocations)(1988)
  オムストリット・デュオ
   マリウス・ヘスビ(トロンボーン)
   アンデシュ・アイステン・ダール (オルガン)

録音 2015年11月23日–25日、2016年2月22日–24日 ブラゲルネス教会(ドランメン、ノルウェー)
制作 ヴェーガル・ランドース
録音 トマス・ヴォルデン
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『Some Place Called Where』

Losen Records LOS187-2 jazz


イタリアのヴォーカリスト、マリネーラ・パラディージ Marilena Paradisi と、1937年、デトロイト生まれのピアニスト、カーク・ライトシー Kirk Lightsey のデュオ・アルバム。チャーリー・ミンガスの《Portrait》、レナード・バーンスタインのミュージカル『On the Town』(映画化邦題『踊る大紐育』)から《Some Other Time》、ネルソン・モッタ作詞、ドリ・カミーイ作曲のボサノバ曲にアラン&マリリン・バーグマン夫妻が英語歌詞をつけた《Like a Lover》(「朝の太陽は恋人のように ゆるやかに昇り、目覚めの口づけをする……」)、マル・ウォルドロン作詞、作曲のバラード《Soul Eyes》、ロン・カーターの《Little Waltz》、なだらかに上り下りするシンプルな旋律とともに、どこともしれない世界が広がっていく、ウェイン・ショーターの《Some Place Called Where(Someplace Called "Where")》、「去年の秋の恋」をしのぶジョーセフ・マイローとキム・ギャノンの《Autumn Nocturne》。作曲家としても活動、ジャズ、即興、コンテンポラリー・クラシックスと幅広い分野で「人の声」のもつ可能性を探る試みをつづけるパラディージが、サニー・スティットやチェット・ベイカーとの録音、デクスター・ゴードンとのツアーに参加したピアニストの共演で歌う「スタンダード」ナンバー。ふたりが共作したナンバー、ライトシーのリリカルなフルート・ソロが「さわやかな空気」を演出する《Fresh Air》でアルバムを閉じます。

『Some Place Called Where』
 Portrait(Charles Mingus)
 Some Other Time(Leonard Bernstein/Adolph Green/Betty Comden)
 Like a Lover(Dori Caymmi/Nelson Motta/Marilyn & Alan Bergman)
 Soul Eyes(Mal Waldron)
 Little Waltz(Ron Carter)
 Some Place Called Where
 (Wayne Shorter/Dianne Reeves/R. Cummings)
 Autumn Nocturne(Josef Myrow/Kim Gannon)
 Fresh Air(Kirk Lighsey/Marilena Paradisi) *
  マリネーラ・パラディージ(ヴォーカル)
  カーク・ライトシー(ピアノ、フルート *)

録音 2017年5月 Studio Extra Beat(ローマ、イタリア)
制作 マリネーラ・パラディージ
録音 クライヴ・シンプソン

価格 ¥2,350(本体価格)

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