2018年7月 

『《ハウス・オブ・カード》交響曲(House of Cards Symphony)』

BIS SACD2299(KII KKC4144/5) 2SACD's hybrid(5.0 surround/stereo) classical/film score


「ひとりの下院議員が、彼に劣らず狡猾な妻と手を携え、裏切り者たちへの復讐を進めていく」(IMDb)。ケヴィン・スペイシー主演の Netflix テレビ・シリーズ『House of Cards』(邦題『ハウス・オブ・カード 野望の階段』)は、2013年から2018年まで6シーズン、66のエピソードが制作されました。「ポリティカル・スリラー」のドラマは人気を集め、テレビを変えたとまでいわれる評価を獲得しました。このシリーズの音楽は、ロサンジェルスを本拠にテレビの分野を中心に活躍するジェフ・ビール Jeff Beal(1963–)が担当。シリーズのクリエーター、ボー・ウィリモン Beau Willimon は、急展開するドラマの中で移ろう人々の心理を各エピソードの全体像を見据えながら「独自の声」で表現した音楽がシリーズに欠かせない要素だったと語っています。 

《ハウス・オブ・カード》交響曲は、シリーズの音楽を約83分の管弦楽曲とした作品です。ワシントンのジョン・F・ケネディ・センター、マイアミ、オランダ、デンマーク、イェルサレムで行われた「『ハウス・オブ・カード』イン・コンサート」を基に創られました。作曲者ビールは、〈Forward March(フォワード・マーチ)〉から〈Making History(歴史作り)〉まで10の楽章を、時系列によらず、アンダウッド家を取りまくドラマの情緒的、劇的な流れに沿って配置。サウンドトラックの演奏に使われたエレクトリックベース、ギター、フリューゲルホルンといった楽器とソプラノの声を残しながらフルオーケストラのためのオーケストレーションを行なっています。《ハウス・オブ・カード》幻想曲は、メインタイトル、フランクとクレアの「愛と策略」のテーマ、フランク・アンダウッドの人形使いのモチーフを素材に使い、「シャロン・べザリー・フォン・バールのため」に《フルート協奏曲》のアンコールとして作られた小品です。 

《シックス・シクスティーン》は、ギターと室内オーケストラのための「急-緩-急」3楽章の作品。曲名は、室内楽のために書かれた原曲の「弦の数」(ギターの6本、弦楽四重奏の楽器の弦の数4本の4倍)からとられ、「白日夢」や「記憶の感覚」のストーリーをイメージした、時刻(午前6時16分)、部屋番号、番地、特別の日なども示しています。「クラシカル・ギタリストのエリート」のひとり、アメリカのジェイソン・ヴィオー Jason Vieaux(1973–)がソロを弾いています。弦楽オーケストラのための《頌歌》は、憧れや大きな喪失といった気分を歌った「ショートストーリー」あるいは「祈り」の音楽です。《フルート協奏曲》は、2015年6月、北欧の夏の太陽に照らされたストックホルム港で作曲者のビールがシャロン・べザリーとコーヒーを飲みながら雑談していていて浮かんだアイデアにより作曲されました。「テスラを運転しながらアクセル性能の良さを見せびらかすべザリーとフルートを吹くべザリー」のイメージされた「喜び、活力、リズムにあふれた協奏曲」。ミネソタ管弦楽団の『American Voices(アメリカの声)』と題するコンサートで、べザリーのソロ、オスモ・ヴァンスカの指揮で初演されました。『ハウス・オブ・カード』に熱中したという BIS レーベルのオーナー、ローベット・フォン・バールのたっての願いで制作されたアルバムです。 

[プロフィール]
ジェフ・ビール Jeff Beal は、1963年、カリフォルニアのヘイワード生まれ。サンフランシスコのベイエリアでトランペットを習いながら育ち、70年代ジャズ、クラシカル、ロック、ポップと幅広いジャンルに熱中。高校時代からビッグバンドやオーケストラのために作曲を始め、イーストマン音楽学校に進んでからはクリストファー・ラウス、レイバーン・ライト、ビル・ドビンズたちに学びました。ニューヨークとサンフランシスコでジャズの録音と作曲を経験した後、ロサンジェルスに移り、エド・ハリス監督・主演の『Pollock』(邦題『ポロック 2人だけのアトリエ)』)(2000)の音楽が World Soundtrack Awards の「Discovery of the Year」にノミネートされ、彼の映画音楽作家としての活動が始まりました。『Monk』(2002)第1シーズンの主題歌でエミー賞を初めて受賞。共和制ローマの最後の日々を描いた『Rome(ローマ)』(2005)のテーマとスコアもノミネートされています。トム・セレック制作・主演の「ジェッシー(ジェッシィ)・ストーン」シリーズは、ロバート・B・パーカーの小説に基づく第1作『Stone Cold』(原作邦題『影に潜む』)から全作品のスコアを担当。マサチューセッツの港町の雰囲気と登場する人たちの内面を静かな音楽で表現したスコアが作品の高い評価に寄与、第9作『Jesse Stone: Lost in Paradise』(2015)のスコアがエミー賞にノミネートされました。『House of Cards』は、第32章と第63章のスコアが2015年と2017年のエミー賞を獲得しています。

『《ハウス・オブ・カード》交響曲(House of Cards Symphony)』 
ジェフ・ビール(1963–) 
[Disc 1] 
 《ハウス・オブ・カード》交響曲(House of Cards Symphony)* 
  Forward March(フォワード・マーチ) Betrayal(裏切り)
  New Deal(新たな取引) Clair Underwood(クレア・アンダウッド)
  Russia(ロシア) Portrait of a Marriage(結婚の肖像) 
  Power(権力) Dignity(威厳) Puppet Master(人形使い)
  Making History(歴史作り) 
[Disc 2] 
 《ハウス・オブ・カード》幻想曲(House of Cards Fantasy)
 (フルートと管弦楽のための)** 
 シックス・シクスティーン(Six Sixteen)(ギターと室内管弦楽のための)*** 
 頌歌(Canticle)(弦楽オーケストラのための)† 
 フルートと管弦楽のための協奏曲(Concerto for Flute and Orchestra)†† 
  ジョーン・ビール(ソプラノ)*
  ジェフ・ビール(フリューゲルホルン)(即興)* 
  ヘンリー・ビール(ベースギター)*/††
  ヨアキム・ルンドストレム(ギター)* 
  マッティン・オッラリード(ドラムキット)*
  フレードリク・インゴー(ピアノ)* 
  エーリク・モンソン(ピアノ)*
  シャロン・べザリー(フルート)**/†† 
  ジェイソン・ヴィオー(ギター)***
  ヘンリク・ユン・ペーテシェン(ヴァイオリン・ソロ)† 
  ノルショーピング交響楽団 ジェフ・ビール(指揮)

録音 2017年6月 ルイ・ド・イェール・コンサートホール(ノルショーピング、スウェーデン) 
制作 トーレ・ブリンクマン 
録音 ファビアン・フランク

価格 ¥5,000(本体価格)

BIS の輸入盤に日本語帯・解説をつけた「国内仕様」リリースです。

ページの先頭へ


『ボレテ・ローズ、リコーダー』

Ondine ODE1323-D 2CD's for price of 1 classical


J・S・バッハの「無伴奏」作品をフランス・ブリュッヘンがリコーダーのために編曲した曲集の全曲録音。デンマークのリコーダー奏者ボレテ・ローズ Bolette Roed(1979–)は、2004年に王立デンマーク音楽アカデミーを卒業、中世から現代の音楽をレパートリーに演奏活動をしています。さまざまなアンサンブルと共演、コンチェルト・コペンハーゲンや王立デンマーク管弦楽団などにソリストとして客演しています。『高貴なリコーダー協奏曲 - 国王フレゼリク四世の宮廷の音楽』(Dacapo 6.220630)が、ソリストとしての代表的録音。『Alfa』(8.226518)『Early & Late - デンマーク、グリーンランド、フェロー諸島の音楽』(6.220640)『四季』(8.226591)のアンサンブル「アルファ」のメンバー。 
 
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685–1750)
(フランス・ブリュッヘン(1934–2014)編曲)
 無伴奏リコーダーのための作品全集
[Disc 1]
  無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006(抜粋)
   前奏曲 ガヴォットとロンド ブレ ジグ
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001
  - 第1楽章「アダージョ」
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV.1003
  - 第4楽章「アレグロ」
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV.1005
  - 第4楽章「アレグロ・アッサイ」
  無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004(抜粋)
   アルマンド クラント サラバンド ジグ
[Disc 2]
  無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV.1007
  無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV.1008
  無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV.1009
   ボレテ・ローズ(リコーダー)

[楽器 Ralf Ehlert(Bizey model) alto recorder A392Hz、Jean-Luc Boudreau(Bressan model) soprano  4th flute in B♭' recorder A415Hz、Fred Morgan/Nikolaj Ronimus(Stanesby senior model)5th flute in c' recorder A415Hz、Fred Morgan(Bressan model) alto g' recorder A415Hz、Fred Morgan(Stanesby and Bressan model) voice flute d' A415Hz]

録音 2017年5月2日–5日 アウゴステンボー、デンマーク
 
価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『トニー・シェリダンと Opus 3 アーティスト(Tony Sheridan and Opus 3 Artists)』

Opus 3 CD24001 SACD hybrid(Stereo) rock


ビートルズの『ポリドール・セッション』に共演したロックのシンガーソングライター、トニー・シェリダン Tony Sheridan(1940–2013)の歌を「Opus 3 のアーティスト」が歌ったアルバム。ポール・マッカートニーと共作した《Tell Me if You can》と、Bill Haley & HIs Comets(ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツ)の《Skinny Minnie》を除くナンバーは、シェリダンの作詞作曲。ギタリストのペーテル・メリーン Peter Melin とベット・オストルンド Bert Östlund をはじめとするミュージシャンが共演。最後の《The Puzzle》は、シェリダンのヴォーカルとギター、ローゲル・エークマン Roger Ekman のベースによる演奏。マリア・ヴィンテル Maria Winther の《Open Road》とボトルネック・ジョン Bottleneck John の《Numbers on the Sund》は、『Opus 3 Records 40周年記念アルバム』(CD26000)に収録されました。

『トニー・シェリダンと Opus 3 アーティスト(Tony Sheridan and Opus 3 Artists)』
 Tell Me if You can(Paul McCartney/Tony Sheridan)
  トニー・シェリダン(ヴォーカル)
 Muscovado(Tony Sheridan)
  マリア・ヴィンテル(ヴォーカル、バッキングヴォーカル)
 Numbers on the Sun(Tony Sheridan)
  ボトルネック・ジョン(ヴォーカル)
 Travelling through the Night(Tony Sheridan)
  ヤミナ(ヴォーカル) 
 He Said Yeah(Tony Sheridan)
  テレーセ・メルセデス・ミュールヘード(ヴォーカル)
 Julie, Julie(Tony Sheridan)
  ニック・マルメストレム(ヴォーカル、バッキングヴォーカル)
 Indochina(Tony Sheridan)
  トニー・シェリダン(ヴォーカル)
 Open Road(Tony Sheridan) 
  マリア・ヴィンテル(ヴォーカル)
 The Music Must Go on(Tony Sheridan)
  ローゲル・エークマン(ヴォーカル)
 Serene Is All(Tony Sheridan)
  マリア・ヴィンテル(ヴォーカル)
 Skinny Minnie(Bill Haley/Rusty Keefer/Milt Gabler/Catherine Cafra)
  ボトルネック・ジョン(ヴォーカル、ドブロ・ギター、スライド・ソロ)
 The Puzzle(Tony Sheridan)
  トニー・シェリダン(ヴォーカル、ギター)
  セッション・アーティスト
   ペーテル・メリーン(アコースティック・ギター、
    エレクトリック・ギター)
   ベット・オストルンド
   (アコースティック・ギター、エレクトリック・ギター、オルガン、
    ワーリツァー、ピアノ)
   ビョーン・ヤンソン(テナーサックス、ソプラノサックス)
   フィリップ・エーケストゥッベ(ピアノ、ポンプオルガン)
   アンナ・ヴァルグレーン(チェロ)
   トニー・シェリダン(ギター)
   ボトルネック・ジョン(ドブロ・ギター)
   ローゲル・エークマン(エレクトリック・ベース、
    アコースティック・ベース)
   ローベット・カールソン(ドラム)
   ホーカン・ティングスハーゲン(ドラム) 

録音 2016年
制作 ローゲル・エークマン
録音 ヤン=エーリク・ペーション
 
価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『犯行の現場(The Scene of the Crime)』

Colin Currie Records/LSO Live CCR0002 contemporary/classical

 
エディンバラ生まれの打楽器奏者コリン・カリー Colin Currie(1976–)が、打楽器のソロやアンサンブルのレパートリーを制作するために作った「コリン・カリー・レコード」の第2作。スウェーデンのトランペッター、ホーカン・ハーデンベリエル(ハーデンベルガー) Håkan Hardenberger(1962–)と共演して、ジョリヴェの「古典的」作品《エプタード》、イギリス、スウェーデン、オーストラリアの現代作品を演奏しています。《キャッチ》を作曲したジョー・ダデル Joe Duddel(1972–)は、サルフォード大学とロンドンの王立音楽アカデミーで学び、2000年、当時最年少で BBC プロムスの委嘱を受け、2011年にはイギリスで初めてポップ・フェスティヴァルの「コンポーザー・イン・レジデンス」を務めるなど、幅広い活動を行っています。スウェーデンのトビアス・ブルーストレム Tobias Broström(1978–)は、打楽器奏者も経験、ふたりのために書いた《夢の変奏》 では、ジャワ・ゴング、アルムグロッケン、ヴィブラフォーン、シンバル、ウッドブロック、ログドラム(木鼓)、タムタム、dubaci といった楽器を効果的に使っています。《バッコスの巫女》(1991)、《マリー・アントワネット》(1998)、《ゴヤ》(2009)などのオペラやオラトリオで主に知られるスウェーデンの作曲家ダニエル・ベルツ Daniel Börtz(1943–)の《ディアローゴ 4》は、「チェロとピアノ」「2台のピアノ」など「デュオ」のための一連の『ディアローゴ (対話)』のひとつ。ブレット・ディーン Brett Dean(1961–)は、2013年、トランペット協奏曲の《ドラマティス・ペルソネ》(劇の登場人物たち)(BIS SACD2067)をハーデンベリエルのために作曲したことがあります。《犯行の現場》は、2017年のマルメ室内楽フェスティヴァルの委嘱によりハーデンベリエルとカリーのために作曲されました。この曲の前に完成させたシェイクスピアの『ハムレット』に基づくオペラの雰囲気を反映するかのような「ブラック」なセクションも見られる作品です。《ドラマティス・ペルソネ》をはじめとする BIS 録音を手がけてきたマリオン・シュヴェーベル Marion Schwebel がアルバムのプロデュースを担当しました。

『犯行の現場(The Scene of the Crime)』 
アンドレ・ジョリヴェ(1905–1974) 
 エプタード(Heptade)(1971)(トランペットと打楽器のための) 
ジョー・ダデル(1972–) 
 キャッチ(Catch)(マリンバとトランペットのための) 
トビアス・ブルーストレム(1978–) 
 夢の変奏(Dream Variations)(トランペットと打楽器のための) 
ダニエル・ベルツ(1943–) 
 ディアローゴ 4(Dialogo 4)(打楽器とトランペットのための) 
ブレット・ディーン(1961–) 
 犯行の現場(The Scene of the Crime)(2017)
 (トランペット、フリューゲルホルンと打楽器のための) 
  コリン・カリー(打楽器) 
  ホーカン・ハーデンベリエル(ハーデンベルガー)
  (トランペット、フリューゲルホルン)

録音 2018年6月9日–11日 ポットンホール(サフォーク、イングランド) 
制作 マリオン・シュヴェーベル 
 
価格 ¥1,700(本体価格)

ページの先頭へ


Choice

『虚しい栄光の歌(Songs of Vain Glory)』

Wigmore Hall Live WHLIVE0090 classical

 
イギリスのソプラノ歌手ソフィー・べヴァン Sophie Bevan(1983–)と王立音楽大学の学生時代から共演をつづけるピアニスト、セバスチャン・ウィブルー Sebastian Wybrew が、2014年12月14日、ウィグモアホールで行なったリサイタルのライヴ録音。第一次世界大戦の勃発から100年を記念、「国を離れ戦った者たちの興奮と幻滅と安らぎ、そして、後に残った者の愛と恐怖と喪失」を語った英語の歌によるプログラムが組まれました。トマス・ハーディの詩にフィンジが作曲した〈月食に思う〉、トマス・モアの詩によるブリテンの《ああ、なんと心を奪う眺め》、アイヴズ自身が詩を書いた《トムは船出する》、マシュー・アーノルドの詩によるブリッジの《夢の中で会いにきてく》、スタンフォードがヘンリー・ニューボルトの詩をテクストに作曲した《海の歌》の第4曲〈帰航〉。《世界に女の子があなただけだったら》は、20世紀初頭イギリスの貴族一家を描いたテレビ・シリーズ『ダウントン・アビー』の印象に残る場面でも歌われたスタンダード・ナンバー。同じくミュージカルから生まれた、ウェールズのアイヴァー・ノヴェロの《ライラックの花を集めましょう》は、アンコールとしても歌われました。

『虚しい栄光の歌(Songs of Vain Glory)』
ジェラルド・フィンジ(1901–1958)
 月食に思う(At a Lunar Eclipse) Op.19 no.6
ベンジャミン・ブリテン(1913–1976)
 ああ、なんと心を奪う眺め(O the sight entrancing)
アーサー・サマヴェル(1863–1937)
 戦場に赴くルーカスタに寄せて(To Lucasta, on going to the wars)
フランク・ブリッジ(1879–1941)
 一週間しか経たない(Tis but a week)
チャールズ・アイヴズ(1874–1954)
 トムは船出する(Tom Sails Away)
アイヴァー・ガーニー(1890–1937)
 こよなく聖らな夜(Most Holy Night)
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852–1914)
 穏やかな日(A soft day)
ベンジャミン・ブリテン(1913–1976)
 かわいいポリー・オリヴァー(Sweet Polly Oliver)
ヘイドン・ウッド(1882–1959)
 ピカルディのバラ(Roses of Picardy)
ロバート・P・ウェストン(1878–1936)/バート・リー(1880–1946)
 Good bye-ee
ナット・エイヤー(1887–1952)
 世界に女の子があなただけだったら(If you were the only girl in the world)
アイヴァー・ノヴェロ(1893–1951)
 ライラックの花を集めましょう(We'll gather lilacs)
ヨーゼフ・ハイドン(1732–1809)
 水夫の歌(Sailor's Song)  HXXVLa:31
エドワード・エルガー(1857–1934)
 潜水艦(Submarines)
ベンジャミン・ブリテン(1913–1976)
 トム・ボウリング(Tom Bowling)
アイヴァー・ガーニー(1890–1937)
 船(The ship)
ベンジャミン・ブリテン(1913–1976)
 静かな夜にはたびたび(Oft in the stilly night)
ジョン・アイアランド(1879–1962)
 春の悲しみ(Spring sorrow)
リザ・レーマン(1862–1918)
 最愛のあなた、私が死んでも(When I Am Dead, My Dearest)
フランク・ブリッジ(1879–1941)
 夢の中で会いにきてくれ(Come to me in my dreams)
ピーター・ウォーロック(1894–1930)
 私だけの国(My Own Country)
グスターヴ・ホルスト(1874–1934)
 旅路の果て(Journey’s End) Op.48 no.9
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852–1914)
 帰航(Homeward Bound) Op.19 no.4
アイヴァー・ノヴェロ(1893–1951)
 ライラックの花を集めましょう(We'll gather lilacs) (reprise)
  ソフィー・べヴァン(ソプラノ) セバスチャン・ウィブルー(ピアノ)

録音 2014年12月14日 ウィグモアホール(ロンドン)(ライヴ)

価格 ¥1,200(本体価格)

ページの先頭へ


『スヴェン・エーリク・タープ 管弦楽作品集 第1集』

Dacapo 6.220668 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical

 
20世紀デンマークを代表する作曲家のひとりでありながら一般的にはあまり知られていないタープの作品を紹介するシリーズの第1集。スヴェン・エーリク・タープ Svend Erik Tarp は、1908年、デンマークのティステズに生まれ、2歳の時からコリングで育ちました。高校を卒業した1927年からコペンハーゲン大学で音楽を学び始め、1930年に王立デンマーク音楽アカデミーに移り、クヌーズ・イェペセンに音楽理論、ルドルフ・シモンセンにピアノを学びました。ドイツ、オーストリアとオランダに留学。帰国後は、デンマーク著作権協会(KODA)で長年働き、デンマーク放送協会(DR)の音楽顧問も務めました。多くのピアノ曲のほか、交響曲や協奏曲をはじめとする管弦楽作品、室内楽作品、2つのオペラと2つのバレエなどの音楽劇や映画の音楽を作曲。彼が1940年に書いた《心の憩いの場はここに(Her har hjertet hjemme)》と《緑の森で(I de grønne skove)》の2つの歌曲は、1964年の『Folkehøjskolens Melodibog(国民高等学校歌集)』に追補収録されています。抑えたロマンティックな表現と1930年代当時の新しいスタイルが美しくバランスする《ヴァイオリン小協奏曲》。「北欧ロマンティシズムをルーツとする青年がフランス印象主義の方向に密かに目をやった」《古いデンマーク民謡による組曲》。ネロクラシカル、ネオバロックのスタイルの《フルート小協奏曲》。チャーミングな音楽が人気を集めたという《コメディ序曲 第1番》。「権威をかさに踊り子をものにしようとする調教師をサーカス団の若い芸人たちがライオンとムチの手を借りて懲らしめる」。1944年に王立デンマーク劇場で初演されたバレエ《地に落ちた調教師》のための音楽から、〈サーカスの楽団が演奏を始める〉から「カンカン」と「勝利の行進」の〈フィナーレ〉までの9曲の組曲。

『スヴェン・エーリク・タープ 管弦楽作品集 第1集』
スヴェン・エーリク・タープ(1908–1994)
 バレエ《地に落ちた調教師(Den detroniserede dyretæmmer)》組曲
  Op.38(1942)
 フルートと管弦楽のための小協奏曲 Op.30(1937)
 コメディ序曲(Overture to a Comedy)第1番 Op.36(1940)
 ヴァイオリンと管弦楽のための小協奏曲 Op.13(1932)
 古いデンマーク民謡による組曲(1933)
  ワタリガラスが、夜空を飛んだ(Ravnen, ha flyver om Aften)
  滑稽なバラード(Skæmtevise)
  小さなキアステンの踊り(Liden Kirstens dans)
  領主ラーモン(Hr. Ramund)
  オーフス交響楽団 トビアス・リングボリ(指揮)
  レーナ・キルデール(フルート)
  スタニスラフ・プローニン(ヴァイオリン)

録音 2016年8月22日–26日 オーフス・コンサートホール、シンフォニックホール(オーフス、デンマーク)
制作・録音 プレーベン・イーヴァン 

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『セーアン・ニルス・アイクベア』

Dacapo 8.226144 contemporary/classical

 
デンマーク国立交響楽団の最初のコンポーザー・イン・レジデンスを務めたドイツ系デンマークの作曲家セーアン・ニルス・アイクベア Søren Nils Eichberg(1973–)が、オーケストラとコラボレートして成し遂げたことの「まとめ」として制作されたアルバム。「これまででもっとも個人的な意味合いの作品」とアイクベアが語る交響曲第3番は、管弦楽、合唱とエレクトロニクスのために書かれています。大小さまざまな疑問を思考のベースに、NASA の探査機「ボイジャー」が録音した音、中国、屈原 Qu Yuan の『天問(The Heavenly Questions)』、カール・ニルセンの子守歌《かあさん、太陽があんなに赤いよ(Solen er så rød, Mor)》、ダーヴィド・フォーゲル David Vogel(1891–1944)が失われた子供時代を詠んだヘブライ語詩『Al sfat hakrach esheva』などをテクスト、素材として織りこんだ8楽章の交響曲です。ギリシャ神話の「夢の神」をタイトルに採った《モルペウス》は「管弦楽のための協奏曲」として作曲されました。〈Vortex – Entschieden(渦 - 決まった〉〈Trees and Walls – Einsam(木と壁 - 寂しい)〉〈Escher(Toccata)(エッシャー)〉〈Crystal – Zurückgehalten(水晶-)〉〈Into the Cloud – Breit(雲の中へ-広い)〉〈Non-Euclid – Nervös(非ユークリッド-)〉〈Arctica – Mit grösster Energie(アークティカ-最大のエネルギーで)〉の7つの短いセクションから構成されています。 

セーアン・ニルス・アイクベア(1973–)
 交響曲第3番(2015)(管弦楽、合唱とエレクトロニクスのための)*
 モルペウス(Morpheus)(2013)(管弦楽のための協奏曲)**
  デンマーク国立交響楽団 デンマーク国立コンサート合唱団
  ロバート・スパーノ(指揮)*
  ジョシュア・ワイラスティーン(指揮)** 

録音 2015年4月10日–11日(交響曲)、2013年3月7日(モルペウス) DR(デンマーク放送)コンサートホール(コペンハーゲン)
制作 ベルンハルト・ギュトラー(交響曲)、モーテン・モーウンセン(モルペウス)
録音 ミケル・ニューマン(交響曲)、ペーター・ボー・ニルセン(モルペウス) 

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『時のコラージュ(Collage de temps)』

Dacapo 8.226590 contemporary/classical

 
マーティン・ローセ Martin Lohse(1971–)は、コペンハーゲン生まれ。王立デンマーク音楽アカデミーでニルス・ロシング=スコウとハンス・エーブラハムセンに学び、クラシカル音楽の作曲家とビジュアル・アーティストとして活動。「複数の様式と技法の要素を和音の単純な反復の繰り返しと結合、異なるテンポを取りながらも不協和音がないか、ほとんどない、バロックとロマンティックな要素を合わせもつ音楽に創造する」という、作曲者ローセが「mobile(モビール)」と呼ぶ技法とエーブラハムセンから学んだ「ニュー・シンプリシティ」を取りいれ、小さな時間軸の素材を大きな時間の流れに展開していくスタイルが彼の音楽の特徴とされています。《時のコラージュ》は、ピアノとシンフォニエッタのための「協奏曲」として書かれた作品です。「バロックの舞踊組曲から、ロココの優雅とロマンティシズムの激情を経て、ミニマリズムのリズミカルなスウィングとモチーフの反復まで、音楽史の『時(テンポ)』と語法のミックス」。《動きのある5つの瞬間》は、アコーディオン・ソロの《Passing》とサクソフォーン四重奏のための《8 momenti mobile》の楽章や要素の編曲ないし改作。動きの「密集」したセクションと静的なセクションのコントラストを曲名にした《動きのない動き》。

『時のコラージュ(Collage de temps)』
マーティン・ローセ(1971–)
 時のコラージュ(Collage de temps)(2013)
 (ピアノとシンフォニエッタのための)
 動きのある5つの瞬間(5 momenti mobile)(2013)
 (アコーディオン・デュオとピアノトリオのための)
 動きのない動き(Moto immoto)(2009 rev.2015)
 (シンフォニエッタ版)
  デーヴィズ・ラウ・マウヌセン(ピアノ)
  ビャーケ・モーウンセン(アコーディオン)
  クラウディオ・ジャコムッチ(アコーディオン)
  クリスティーナ・オストラン(ヴァイオリン)
  トーケ・ムルドロプ(チェロ)
  デンマーク・チェンバー・プレーヤーズ
  カスパー・スクライバー(指揮) 

録音 2016年5月17日–18日、25日–26日(時のコラージュ、動きのない動き)、10月15日–16日(動きのある5つの瞬間) KUMUS コンサートホール(ロラン、デンマーク)
制作 クラウス・ドゥーウ、ヴィゴ・マンゴ
録音 ヴィゴ・マンゴ

価格 ¥1,750(本体価格)

ページの先頭へ


『Connect - ギターのための電子作品』

Dacapo 8.226597 contemporary

 
ノルウェーのティーネ・スーレル・ランゲ Tine Surel Lange(1989–)、セルビア出身のアンドレヤ・アンドリチ Andreja Andric(1973–)、クラウス・ケーレト・ハンセン Klavs Kehlet Hansen(1990–)、アメリカ生まれのウェイン・シーゲル Wayne Siegel(1953–)、イギリスのカイ・ダンカン・デーヴィッド Kaj Duncan David(1988–)。デンマークで活動する5人の作曲家が、若いクラシカルギター・プレーヤー、ヤコブ・バングスーのために書いた音楽の世界初録音。「ライヴ・エレクトロニクス、サウンド=トランスフォーミング・アルゴリズム、インタラクティヴ・システムを使い、アコースティックとデジタル、未加工と加工済のもの、聞いたものと聞き直すもの、その境界地帯にあるはずの魅惑の音風景をギターとエレクトロニクスが対等のパートナーとなって探る」。ヤコブ・バングスー Jakob Bangsø(1988–)は、オーフス王立音楽アカデミーでフレゼリク・モンク・ラーセン、ケルン音楽舞踊大学でロベルト・アウセルに学び、ソリストとしてフランス、ドイツ、スペインで行われた国際コンペティションで第1位、第2位を受賞、各国の奨学金を獲得してきました。

『Connect - ギターのための電子作品』 
ティーネ・スーレル・ランゲ(1989–) 
 Periferi(2016)(ギターとライヴ・エレクトロニクスのための) 
アンドレヤ・アンドリチ(1973–) 
 Streams(2015)(ギターとコンピュータのための) 
クラウス・ケーレト・ハンセン(1990–) 
 Feed(2016)(プリペアド・ギターとトランスデューサのための) 
ウェイン・シーゲル(1953–) 
 Dive(2016)(ギターとエレクトロニクスのための) 
カイ・ダンカン・デーヴィッド(1988–) 
 451(2015)(ギターとエレクトロニクスのための) 
  ヤコブ・バングスー(ギター) 

録音 2016年–2017年 DIEM(Danish Institute of Electronic Music)、オーフス王立音楽アカデミー(オーフス、デンマーク) 
制作 セバスチャン・エーディン、ヤコブ・バングスー 
録音・ミクシング セバスチャン・エーディン 

価格 ¥1,750(本体価格)

ページの先頭へ


『風は思いのままに吹く(The Wind Blows)』

BIS SACD2341 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) contemporary/classical 

 
ノルウェー・ソリスト合唱団 Det Norske Solistkor の BIS アルバム第9作『風は思いのままに吹く』。ノルウェーの作曲家アルフレード・ヤンソンの作品のアンソロジーです。ヤンソン Alfred Janson(1937–)は、ジャズとポピュラー・ミュージックのピアニスト、アコーディオン・プレーヤー、作曲家として活動しながらクラシカルのピアノを学び、ビョルン・フォンゴールとフィン・モッテンセンから音楽理論を教わりました。ヨーロッパ・アヴァンギャルド、後期ロマンティシズム、ジャズ、民俗音楽など、さまざまなジャンルからインスピレーションを得て、多様なスタイルの音楽を作りつづけています。ヤンソンの作曲の中心のひとつ、ヴォーカルのための作品は、ノルウェー・ソリスト合唱団も1950年の創設以来、重要なレパートリーにしています。初期のモダニスト・スタイルの作品から近作まで、創作の全段階から選ばれた合唱のための音楽。スウェーデンのニューストレムが《シンフォニア・デル・マーレ》や歌曲集《魂と風景》に使ったスウェーデンの女性詩人の詩をテクストにした《エバ・リンドクヴィストの3つの詩》。『ヨハネによる福音書』(第3章第8節)の一節をヤンソンが「事実上盗み」自由にアレンジしたテクストに作曲した《風は思いのままに吹く》。ノルウェーの作家アーリル・ニュークヴィスト Arild Nyquist(1937–2004)の詩による2つの曲、「……だってカラーテレビがあるもの」と戦争や飢餓でさえ美しく見せるメディアを皮肉たっぷりに謳った詩による《今は暮らしがとても楽しい時》と、思慮のない人類による破壊が止まない地球へ賛歌《母なる小さな地球》は、簡素なメロディで書かれています。《キーと美しいマダム・キー》は、ノルウェーの詩人ハーラル・スヴェードルプ Harald Sverdrup(1923–1992)が、ベトナム戦争時代の政争を暗喩的に詠んだ詩がテクストです。エミリ・ディキンソンの『In this short Life(この短い人生の中で)』に作曲した《サラバンド》とシェイクスピアの《ソネット76番》(「Why is my verse so barren of new pride(なぜ私の詩は誇れる新しさに欠けるのか)」)は、《風は思いのままに吹く》と同じく、ペーデシェンとノルウェー・ソリスト合唱団の委嘱で作曲されました。《建造》は、管弦楽のための《建造と賛美歌(Konstruksjon och Hymne/Construction and Hymn)》(1963)(Aurora NCD-B4941)を、ヨーテボリ室内合唱団の指揮者グンナル・エーリクソン Gunnar Eriksson が混声合唱と器楽のために書き直した作品。エーリクソンとヤンソンの共同作業は長く、エリーサベト・ヘルムードソン Elisabeth Hermodsson(1927–2017)の詩による《風よささやけ》もヨーテボリ室内合唱団のために書かれた作品です。ニーチェの『ツァラトゥストラはこう語った』の「ツァラトゥストラのラウンドレイ」による実験的な語法も交えたネオロマンティックな《夜想曲》は、ノルウェー・ソリスト合唱団の創設者ニューステットの指揮で録音(NCD-B4941)したあと、ペーデシェンが指揮してアルバム『夢と同じ糸で(As Dreams)』(SACD2139)に録音。このアルバムにも収録されました。

『風は思いのままに吹く(The Wind Blows)』
アルフレード・ヤンソン(1937–) 合唱のための音楽
 エバ・リンドクヴィストの3つの詩(Tre Dikt av Ebba Lindqvist)
 (1975–80)(混声合唱のための)
  海辺に生まれた私たちは(Vi som är födda vid havet)
  浄化(Katarsis)
  私は家にいて道を知っている(Vägarna vet jag därhemma)
 風は思いのままに吹く(The wind blows – where it wishes)(2016)
 (混声合唱、ヴァイオリン、チェロとファゴットのための)
 今は暮らしがとても楽しい時(Nå er det fint å leve)(1983)
 (混声合唱とピアノのための)
 母なる小さな地球(Lille mor klode)(1983)
 (混声合唱、ピアノとメロディカのための)
 サラバンド(Sarabande)(1995)(二重合唱、2つのホルン、
  2人の打楽器奏者、オルガン、2つのヴァイオリン、2つのチェロのための)
 ソネット76番(Sonet No.76)(2000)
 (合唱、バリトン・ソロまたはシンギング・アクターのための)
 建造(Construction)(1963)(混声合唱と器楽のための)
 (グンナル・エーリクソン(1936–)編)
 キーと美しいマダム・キー(Ky og vakre madame Ky)(1967)
 (混声合唱、ピアノとメロディカのための)
 風よささやけ(Viska du vind)(1973)
 (混声合唱、ピアノメロディカのための)
 夜想曲(Nocturne)(1967)
 (二重合唱、2つのチェロ、ハープと2人の打楽器奏者のための)
  ノルウェー・ソリスト合唱団 グレーテ・ペーデシェン(指揮)
  アルフレード・ヤンソン(メロディカ即興、メロディカ)
  エミーリエ・ヘルダール・リースハイム(ヴァイオリン)
  ヤン・クレメンス・カールセン(チェロ)
  エムブリーク・スネルテ(コントラフォルテ)
  ヘルゲ・リーエン(ピアノ)
  ラーシュ・ノット・ビルケラン(オルガン)
  マリア・アンゲリカ・カールセン(ヴァイオリン)
  アンデシュ・クレグネス・ハンセン(打楽器)
  オスロ・シンフォニエッタ団員 

録音 2014年6月 リース教会(オスロ)(3つの詩)、2015年6月 ソフィエンベルグ教会(サラバンド、夜想曲)、2017年6月 リース教会(オスロ)
制作 イェンス・ブラウン
録音 イェンス・ブラウン(3つの詩)、アンドレーアス・ルーゲ(サラバンド、夜想曲)、ノーラ・ブランデンブルク 

価格 ¥2,650(本体価格)

ページの先頭へ


『The Unrecorded Fox』

Nilento NILCD1803 2CD's jazz 

 
「ビッグ・コンステレーション」を率いるスウェーデンのトランペッター、ラッセ・リンドグレーン Lasse LIndgren(1962–)の新作『The Unrecorded Fox』(録音されなかったフォックス)。「私の偉大なトランペットのヒーロー」と彼が語るカナダ生まれのジャズ・トランペッター、メイナード・ファーガソン Maynard Ferguson(1928–2006)のレパートリーをファーガソンのオリジナル編曲で演奏した『Spirits!』(Imogena IGCD154)につづくトリビュート・アルバムの第2作です。キャロル・キングの《It's Too Late》と《You've Got a Friend》(邦題『きみの友だち』)、ビートルズ・ナンバーの《Something(サムシング)》と《Eleanor Rigby(エリナー・リグビー)》、エルトン・ジョンの《Don't Let the Sun Go Down on Me》(邦題『僕の瞳に小さな太陽』)。《Soul Brothers》と《Doo's Blues》は、ファーガソンとも共演したセルビアのミュージシャン、ダスコ・ゴイコヴィチの作品。ミシェル・ルグランが映画『The Thomas Crown Affair』(邦題『華麗なる賭け』)の主題歌として書いた《The Windmills of Your Mind》(邦題『風のささやき』)。シンガーソングライターのジミー・ウェッブの作品が3曲。グレン・キャンベルが歌ってヒットした《Wichita Lineman(ウィチタ・ラインマン)》《By the Time I Get to Phoenix》(邦題『恋はフェニックス』)と、リチャード・ハリスのシングル《MacArthur Park(マッカーサー・パーク)》のB面に収録され、グレン・キャンベルやフランク・シナトラたちも録音した《Didn't We》。ファーガソンも録音してヒットした《MacArthur Park》をイメージしてエイドリアン・ドローヴァーが作曲、編曲した《Return to MacArthur Park》。ファーガソン("The Fox")が商用録音しなかったオリジナル編曲を基にラッセが独自の解釈と試みを加えて演奏しています。

『The Unrecorded Fox』
[CD1]
 Down Home Feelin'(Keith Mansfield)*
 God Bless the Child(Billie Holiday/Arthur Herzog, Jr.)*
 It's Too Late(Carole King)* Soul Brothers(Dusko Gojkovic)*
 Didn't We(Jimmy Webb)* Something(George Harrison)**
 You've Got a Friend(Carole King)* El Vendre(Moises Simons)**
[CD2]
 Don't Let the Sun Go Down on Me(Elton John/Bernie Taupin)**
 Wichita Lineman(Jimmy Webb)** Doo's Blues(Dusko Gojkovic)**
 The Windmills of Your Mind(Michel Legrand)**
 You've Made Me so Very Happy(Berry Gordy, Jr./Brenda Holloway/
  Patrice Holloway/Frank Wilson)**
 By the Time I Get to Phoenix(Jimmy Webb)*
 Return to MacArthur Park(Adrian Drover)**
 Eleanor Rigby(Lennon/McCartney)**
  ラッセ・リンドグレーン・ビッグ・コンステレーション

録音 2014年6月 ザグレブ(クロアチア)*、2017年2月13日–15日 ニレント・スタジオ(コッレレード、スウェーデン)**
制作 ラーシュ・ニルソン
録音 Sašta Wozdecky *、ラーシュ・ニルソン **、ミケール・ダールヴィド **

価格 ¥2,500(本体価格)

ページの先頭へ


LINK

















LinkIconMore


ページの先頭へ