2019年11月 

『Going North』

Prophone PCD208 jazz


スウェーデンのアンサンブル「ノルボッテン・ビッグバンド Norrbotten Big Band」がレパートリーの充実を図るために始めた「コンポーザー・イン・レジデンス」は、2018年で5年目を迎えました。2016年のデンマークのアネ・メテ・イーヴァセン(PCD188)、2017年のフィンランドのオウティ・タルキアイネン(PCD187)につづく作曲家にはスウェーデンのヨーラン・ストランドベリが選ばれました。ストランドベリ Göran Strandberg(1949–)は、ストックホルムに生まれ、王立ストックホルム音楽大学とバークリー音楽大学で学びました。レッド・ミッチェルの伝説的グループ「Communication」にメンバーとして参加、リー・コニッツ、デクスター・ゴードン、アート・ファーマー、ヘレン・メリル、ベルント・ルーセングレーン、クラーク・テリーたちと長年にわたってコラボレーションを行ってきました。フィンランドのUMOジャズ・オーケストラやロイヤル・スコットランド・ナショナル管弦楽団ともコラボレート。1990年にピアニストとして発足させた「ストックホルム・ジャズ・オーケストラ Stockholm Jazz Orchestra」のための作曲と編曲の他、音楽家たちの求めに応じて作品を提供しています。「ミュージシャンと作曲家としての私自身の音楽史をたどりながら作曲。ブルース・ベースの音楽から、もっと抽象的な絵画、ラフスケッチ、口笛といった感じの音楽まで、このオーケストラの『響き』とソロ奏者たちの演奏をインスピレーションに作曲した」。ノルボッテン・ビッグバンドのための作曲とコンサートのためスウェーデン北部のルレオーまで旅したことからコンサートとアルバムに『Going North』-「北へ行く」- のタイトルがつけられました。

『Going North』
 Fält(野原)(Göran Strandberg) The Sun(Göran Strandberg)
 Utan tvekan(ためらうことなく)(Göran Strandberg)
 New Song(Göran Strandberg) Going North(Göran Strandberg)
 Cycles(Göran Strandberg) Slagruta(占い棒)(Göran Strandberg)
 PHW(Göran Strandberg) V.A.S.(Göran Strandberg)
 Imáge(Göran Strandberg) Handsfree(Göran Strandberg)
 After Eight(Göran Strandberg)
  ノルボッテン・ビッグバンド
  ヨアキム・ミルデル(芸術監督) 

録音 2018年 Kulturens Hus(文化の家)(ルーレオ、スウェーデン)

価格 ¥2,350(本体価格) 

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『今夜、私たちは大人になる(I nat blir vi gamle)』

Stunt Records STUCD19122 jazz


キラ・スコウ Kira Skov は、レナード・コーエン、ジョニ・ミッチェル、タウンズ・ヴァン・ザントたちの伝統に沿ったスタイルのシンガーソングライターとして活動、ロックバンド「Kira & the Kindred Spirts」のリードヴォーカルとして知られます。エストニアの音楽家マリア・ファウストとコラボレートした『In the Beginning…(初めに)』(STUCD17012)で2017年デンマーク・ジャズ賞の「最優秀デンマーク・ジャズ作曲家」と「最優秀デンマーク・ヴォーカルジャズ・アルバム」を受賞しました。新作の『今夜、私たちは大人になる』は、いろいろなプロジェクトで彼女が忙しくしていて、次のアルバムを作るまで田舎でゆっくりしようと考えていた時、思いもかけず生まれたというアルバムです。「気づいたらギターを持って座り、ずっと書いてきていたデンマーク語の言葉や文を歌に作っていました」。私たちはどこへ行こうとしているのか……こんな不安な世界で……悲しみは眠る……。彼女が本に使うつもりで書いていた、人生に対する見方を自由に、やや曖昧な考えのまま綴ったテクストから生まれた歌。アルバムの大半はキラの家とコペンハーゲンの北に住む家族の田舎家で録音されました。砂利道を歩く音、鳥の歌、雨の音、かかりの悪いエンジンの音など、日常生活を映す「音の景色」が、音楽と有機的に溶け合うやり方で使われています。音楽家でプロデュサーのシラス・ティングレフ Silas Tinglef とアナス・トレンテムラー Anders Trentemøller をはじめとする「気の合う」音楽家たちがセッションに参加しました。

『今夜、私たちは大人になる(I nat blir vi gamle)』
 Holywood(ハリウッド) Den morgen(あの朝)
 Stille(静まりかえり) Tågetale(漠然とした話)
 I en verden så urolig(こんな不安な世界で)
 Du er meldt savnet i hele universet
 (あなたは広い宇宙で行方不明と伝えられている)
 Sorgen sover(悲しみは眠る)
 Hvor skal vi nu hen(私たちはどこへ行こうとしているのか)
 Brutal(冷酷な) I nat blir vi gamle(今夜、私たちは大人になる)
  キラ・スコウ(ヴォーカル、サンプリング)
  シラス・ティングレフ
  (ドラム、キーボード、ギター、ベース、サンプリング)
  アナス・トレンテムラー(キーボード、プログラミング)
  マリーア・イェーイト(ヴァイオリン、ヴォーカル)
  シモン・トルダム(キーボード)
  ネッド・ファーム(サクソフォーン) マス・ヒーネ(トロンボーン)
  オリヴァー・ホイネス(ギター) アナ・ブランステズ(ヴォーカル)
  マリーエ・フィスカー(ヴォーカル)

価格 ¥2,350(本体価格) 

"I nat blir vi gamle " teaser

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『LP の時代から』シリーズ

 
デンマークの Danacord Records は、1980年代初期に創設されました。当時、デジタル技術による録音は始まっていたものの、マーケットはアナログ録音と LP レコードが一般的だったため、アナログ・マスターによる LP レコードからスタート。数年後、マーケットの流れが明らかになって、デジタル録音のマスターを使った CD のリリースを始めました。『LP の時代から』は、レーベルの初期に LP リリースされた、未 CD 化の音源をリリースするシリーズです。いずれもレーベル・オーナーのイェスパー・ブールがカタログに残しておきたいと思った貴重な記録です。デジタルへの復刻には可能な限りオリジナル・マスターのテープが使われ、主に Asinus Studio のクラウス・ビューリトの手でデジタル・マスターに変換されました。

『ラフマニノフ、プロコフィエフ チェロソナタ』

Danacord DACOCD843 CDR classical


プロコフィエフとラフマニノフのチェロソナタ。ゲアト・フォン・ビュロウ Gert von Bülow(1946–)は、エアリング・ブレンダール・ベンクトソンに師事、王立デンマーク音楽アカデミーに進み、10年後に卒業。グレゴール・ピアティゴルスキーとピエール・フルニエの下でチェロ演奏の研究をつづけました。プロコフィエフとラフマニノフは、1981年10月、ネストヴェズ市のヘアロフスホルム城でのセッション録音です。Canzone Records のオーナーでプロデューサー、録音技師のイェスパー・ヤーアンセン Jesper Jørgensen が録音を担当。オリジナル・マスターからのデジタル復刻も彼が行っています。ピアニストのメレーテ・ヴェスタゴー Merete Westergaard(1938-)は、エスター・ヴァウニングに学び、パリ、ザルツブルク、ローマに留学しました。ソリストと室内楽の奏者として活動、
王立デンマーク音楽アカデミーで講師として教え、学長も務めています。 

『ラフマニノフ、プロコフィエフ チェロソナタ』
セルゲイ・プロコフィエフ(1891–1953)
 チェロソナタ ハ長調 Op.119
セルゲイ・ラフマニノフ(1873–1943)
 チェロソナタ ト短調 Op.19
  ゲアト・フォン・ビュロウ(チェロ)
  メレーテ・ヴェスタゴー(ピアノ)

録音 1981年10月 ヘアロフスホルム城(ネストヴェズ、デンマーク)[DACO205(stereo)]
制作 イェスパー・ブール
録音・復刻 イェスパー・ヤーアンセン
 
価格 ¥2,450(本体価格) 

高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。

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『イェネー・フバイと生徒エミール・テルマーニ』

Danacord DACOCD851 CDR classical


デンマークの Danacord が、レーベルの設立初期に LP リリースした音源と未 CD 化の音源をリリースする『LP の時代から』シリーズ。デンマークのヴァイオリニスト、エミール・テルマーニ Emil Telmányi(1892–1988)の初期録音と、彼が教わった、当時を代表するヴァイオリニスト、ハンガリーのイェネー・フバイ Jenő Hubay(1858–1937)の残した数少ない録音の全曲が、新たな復刻でリリースされます。ハンガリー出身のテルマーニは、作曲家カール・ニルセンの娘、画家のアネ・マリーエと結婚、その後離婚するものの、生涯デンマークで活躍。誰もが知る人物として事実上すべてのデンマークのヴァイオリニストたちに影響を与え、フバイのスタイルを彼らに伝えました。

『イェネー・フバイと生徒エミール・テルマーニ』
フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ(1690–1768)
(マリオ・コルティ 編曲)
 ラルゴ *
カルロ・キアブラーノ(1723–1776)
 狩(La caccia) *
  エミール・テルマーニ(ヴァイオリン) ジェラルド・ムーア(ピアノ) 
 [録音 1935年 HMV DA1452]
グリゴラシュ・ディニク(1889–1949)(ヤッシャ・ハイフェッツ 編曲)
 ホラ・スタッカート(Hora Staccato) *
  エミール・テルマーニ(ヴァイオリン) アネテ・テルマーニ(ピアノ)
 [録音 1948年 Tono K8052]
イェネー・フバイ(1858–1937)
 織女たち(Les Fileuses)
  エミール・テルマーニ(ヴァイオリン) ジェラルド・ムーア(ピアノ)
 [録音 1935年 HMV unpublished]
ロベルト・シューマン(1810–1856)(エミール・テルマーニ 編曲)
 ロマンス Op.28
  エミール・テルマーニ(ヴァイオリン) パール・キシュ(ピアノ)
 [録音 1935年 Clangor M 9326]
イェネー・フバイ(1858–1937) 
 チャールダーシュの情景 第4番《やあカティ(Hejre Kati)》
  エミール・テルマーニ(ヴァイオリン) アネテ・テルマーニ(ピアノ)
 [録音 1959年 Quality HPL 3527]
 チャールダーシュの情景 第2番
  エミール・テルマーニ(ヴァイオリン)
  ブダペスト管弦楽団員 フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
 [録音 1942年 Radop;a SP 8026]
カミーユ・サン=サーンス(1835–1921)
 序奏とロンド・カプリッチョーゾ Op.28 *
  エミール・テルマーニ(ヴァイオリン)
  王立管弦楽団 トマス・イェンセン(指揮)
 [録音 1947年 Tono X25086]
ジョージ・フレデリック・ヘンデル(1685–1759)
(イェネー・フバイ 編曲)
 ラルゲット(《ソナタ第9番 ロ短調》から)
  イェネー・フバイ(ヴァイオリン) オトー・ヘルツ(ピアノ)
 [録音 1929年11月4日 HMV AN418]
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685–1750)
 エール(G線上のアリア)(《組曲第3番 BWV.1068》から)
  イェネー・フバイ(ヴァイオリン)
  ハンガリー・アカデミー管弦楽団 ナーンドル・ソルト(指揮)
 [録音 1929年11月4日 HMV AN418]
イェネー・フバイ(1858–1937)
 子守歌(Berceuse) Op.79 no.9
 間奏曲(Intermezzo)(《クレモナのヴァイオリン作り》 Op.40 から)
  イェネー・フバイ(ヴァイオリン) オトー・ヘルツ(ピアノ)
 [録音 1928年12月4日 HMV AN217]
 チャールダーシュの情景 第12番 Op.83
 《私の小さなパイプ(Pici Tubicám)》
  イェネー・フバイ(ヴァイオリン)
  ハンガリー・アカデミー管弦楽団 ナーンドル・ソルト(指揮)
 [録音 1929年10月31日 HMV AN442]
 チャールダーシュの情景 第5番 Op.33
 《バラトン湖の波(Hullámzó Balaton)》
  イェネー・フバイ(ヴァイオリン) オトー・ヘルツ(ピアノ)
 [録音 1928年12月4日 HMV AN1691]
 Ugy-e Jani? Op.92
  マーリア・バシリデス(アルト) イェネー・フバイ(ヴァイオリン)
  オトー・ヘルツ(ピアノ)
 [録音 1929年11月22日 HMV AN454]

録音 [DACO150(mono)、初リリース *]
復刻 クラウス・ビューリト 

高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。

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『J・P・E・ハートマン、カール・ニルセン』

Danacord DACOCD853 CDR classical


デンマーク・ロマンティシズムの作曲家、J・P・E・ハートマン J. P. E. Hartmann とカール・ニルセン Carl Nielsen の作品。ヴァイオリニストのエミール・テルマーニ Emil Telmànyi(1892–1988)は、当時ハンガリー王国領だったトランシルヴァニアに生まれ、コペンハーゲにン移り、ニルセンの娘アネ・マリーエと結婚。1933年の離婚後もニルセンの作品を積極的に演奏しました。ピアニスト、ヴァイオリニストとして多才のアネテ・シューラー Annette Schiøler(1904–1993)と再婚、アニカ、イロナ、ミハーイカの3人の娘をもうけています。ハートマンの《3つの性格的小品》は、弦楽オーケストラのために彼が作曲した唯一の作品です。気まぐれな「モデラート-アレグロ」の第1楽章、「アンダンテ-アレグロ・モデラート・マルカート・アッサイ-テンポ・プリモ」の第2楽章、「アレグロ・グラツィオーソ」のチャーミングな軽い舞曲の第3楽章。テルマーニが聖アネ高等学校 Skt. Annæ Gymnasium に友人とプロのプレーヤーたちを集めて組んだ弦楽オーケストラによる演奏です。アネテ・テルマーニが娘のイロナと共演した《組曲》と《幻想曲アレグロ》は、ハートマンが75歳の誕生祝いに友人と家族から贈られたピアノで演奏されました。元の LP アルバムには、ユリウス・レントヘンがイロナ・テルマーニのヴィオラのために編曲したハートマンの小品が収録されていましたが、「オリジナル曲」でないため割愛。カール・ニルセンの弦楽五重奏曲のテルマーニ一家による珍しい録音が、代わりに収められています。

『J・P・E・ハートマン、カール・ニルセン』
J・P・E・ハートマン(1805–1900)
 性格的小品 Op.81(弦楽オーケストラのための)
  弦楽オーケストラ エミール・テルマーニ(指揮)
カール・ニルセン(1865–1931)
 弦楽五重奏曲 ト長調 FS5 CNW59(1888)
  エミール・テルマーニ(ヴァイオリン)
  アニカ・テルマーニ(ヴァイオリン) イロナ・テルマーニ(ヴィオラ)
  アネテ・テルマーニ(ヴィオラ) ミハーイカ・テルマーニ(チェロ)
J・P・E・ハートマン(1805–1900)
 組曲 イ短調 Op.66(1864)(ヴァイオリンとピアノのための)
 幻想曲アレグロ(Fantasie-Allegro)(1889)
 (ヴァイオリンとピアノのための)
  イロナ・テルマーニ(ヴァイオリン)
  アネテ・テルマーニ(ピアノ) 

録音 1983年4月 聖アネ高等学校(ヴァルビュー、コペンハーゲン) [DACO209(stereo)(ハートマン)]
復刻 クラウス・ビューリト 

高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。

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『ライフ・カイサー ホルン協奏曲、ピアノ音楽』

Danacord DACOCD857 CDR contemporary/classical


デンマーク文化省が主宰した「デンマーク音楽アンソロジー」のために Danacord Records が制作したカイサーの作品集。ライフ・カイサー Leif Kayser は、1919年生まれ。王立デンマーク音楽アカデミーを卒業後、スウェーデンのトゥール・マンに指揮法、ヒルディング・ルーセンベリに作曲を学び、フランスのナディア・ブーランジェの下で作曲の研究をつづけました。母校のアカデミーで管弦楽法を教え、オペラとバレエを除くジャンルに多くの作品を残しています。《ホルン協奏曲》は2つの〈アンダンテ〉と〈アレグロ・エネルジーコ〉の3楽章の作品です。アルバト・リンダー Albert Linder(1937–)はデンマークのプレーヤー。ザルツブルクのモーツァルテウム管弦楽団のソロ・ホルン奏者から、1969年にヨーテボリ交響楽団のソロ・ホルン奏者に就任しました。《オーボエ、ホルンとファゴットのための三重奏曲》は、〈エネルジーコ・エ・ヴィーヴォ〉〈アレグロ〉〈アダージョ〉〈ラルゴ. コン・モート〉の4楽章で書かれています。リンダーと共演するヴィンセント・リンドグレーン Wincent Lindgren は、ヨーテボリ木管五重奏団のオーボエ奏者。ユルヴァ・ホルムストランド Ylva Holmstrand は、ヨーテボリ交響楽団のソロ・ファゴット奏者です。作曲者カイサー自身が演奏する《ピアノのための北欧の小品》は、アイスランドの「ふたご歌」、デンマーク最古の歌の断片、フェロー諸島のサンウー(砂の島)のチェーンダンスを踊る際に歌われるバラードをそれぞれ素材にした3曲の作品。《バガテル》は、1957年のクリスマスの直前にふたりの少女へのプレゼントとして作曲された音楽です。

『ライフ・カイサー ホルン協奏曲、ピアノ音楽』
ライフ・カイサー(1919–2000)
 ホルンと弦楽オーケストラのための協奏曲(1941–51)
  アルバト・リンダー(ホルン)
  ヨーテボリ交響楽団 ドロン・サロモン(指揮)
 オーボエ、ホルンとファゴットのための三重奏曲
 (Trio per Oboe, Corno et fagotto)(1961)
  アルバト・リンダー(ホルン)
  ヴィンセント・リンドグレーン(オーボエ)
  ユルヴァ・ホルムストランド(ファゴット)
 ピアノのための北欧の小品(Pezzi boreali per pianoforte)
  アイスランドの歌(Islandsk Sang)(1968)
  デンマークの夢(Sansk Drøm)(1979–80)
  サンウー舞曲(Sand-Dans)(1979)
 バガテル(Bagattelle)(1957)
  ライフ・カイサー(ピアノ) 

録音 1982年4月 ヨーテボリ・コンサートホール(ヨーテボリ、スウェーデン)(協奏曲、三重奏曲)、1982年 コペンハーゲン(ピアノ音楽) [DACO223, DACO224(stereo)]
制作 グニッラ・フリンク(協奏曲、三重奏曲)、デンマーク放送(ピアノ音楽)
録音 ミケール・ベリエク(協奏曲、三重奏曲)、デンマーク放送(ピアノ音楽)
復刻 クラウス・ビューリト

高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。

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『アントン・ルビンシテイン 室内楽作品』

Danacord DACOCD858 CDR+Bonus CDR classical


デンマークのチェリスト、ゲアト・フォン・ビュロウ Gert von Bülow(1946–)を中心とするアントン・ルビンシテインの室内楽作品。ルビンシテインは、ロシアのナショナル・ロマンティシズムではなくシューマンやメンデルスゾーンたちのロマンティックな音楽に傾倒し、このアルバムに収録された2曲のチェロソナタと、彼がコペンハーゲンでベートーヴェンの《皇帝協奏曲》を演奏する前年に作曲したピアノ三重奏曲第5番は、そのスタイルに沿った作品とされています。ピアニストのホセ・リベラ José Ribera(1937–)はスペイン生まれ。バルセロナとロンドンのアカデミーで学び、スウェーデンのハンス・レイグラーフに師事しました。1960年からスウェーデンを本拠に活動、デンマークでも人気があったと言われます。ルーマニア生まれのヴァイオリニスト、「ムシカ・ヴィテ」「ヴィルトゥオージ・ディ・クフモ」の芸術監督としても知られるペーテル・チャバ Peter Csaba(1952–)が加わったピアノ三重奏曲第5番は、さまざまな事情のためリリースされずにいた録音です。

『アントン・ルビンシテイン 室内楽作品』
アントン・ルビンシテイン(1829–1894)
 チェロソナタ第1番 ニ長調 Op.18(1852)
 チェロソナタ第2番 ト長調 Op.39(1857)
  ゲアト・フォン・ビュロウ(チェロ)
  ホセ・リベラ(ピアノ)
[Bonus disc]
アントン・ルビンシテイン(1829–1894)
 ピアノ三重奏曲第5番 ハ短調 Op.108(1883)
  ゲアト・フォン・ビュロウ(チェロ)
  ペーテル・チャバ(ヴァイオリン)
  ホセ・リベラ(ピアノ) 

録音 1984年 コレモーテン・スタジオ(ユラン、デンマーク)[DACO229(ソナタ)、未発表(三重奏曲)(stereo)]
復刻 クラウス・ビューリト
 

高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。

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『ウィルフレッド・オーウェン歌曲集』

Sterling CDM3005-2 CDR contemporary/classical


Sterling レーベルの「モダン」シリーズ。ジャズピアニスト、ロックバンド・ミュージシャン、作曲家として活動するスウェーデンのペーテル・リンドルート Peter Lindroth(1950–)の『われらの時代…』(CDM3003-2)に続くアルバムは、第一次世界大戦に従軍して戦死したイギリスの詩人ウィルフレッド・オーウェン(オーエン) Wilfred Owen(1893–1918)の詩による歌曲集です。

「狭い、暮れかかる道を下り、歌いながら歩を進める」兵士たちを見つめる《The Send-off(見送り)》から、「陽のあたるところに彼を移せ- 優しく触れる光はかつて、彼を目覚めさせた…」の終曲《Futility(無益)》まで、オーウェンが戦時中、1917年から1918年の間に書いた12の詩を選んで作曲された作品。2007年から2008年にかけて作曲され、2008年11月11日、ヨン・エーリク・エレビーがモッテン・ランドストレムのピアノと共演してストックホルムで初演。2018年11月4日、フランス、オールの村の教会で行われたオーウェンの死から100年を記念する集まりの最後にエレビーとヤンソンの共演で演奏されました。エレビー John Erik Eleby は、王立ストックホルム音楽大学とストックホルム・オペラ大学で学んだ、王立スウェーデン歌劇場のバスバリトン歌手。《魔笛》のザラストロや《カルメン》のスニガとエスカミーリョなどの役で舞台に立ち、バッハ、ヘンデル、ハイドン、ブラームスの宗教作品をコンサートで歌っています。リンドルートの作品は、歌曲集《変わらない桟橋から(Från den oföränderliga bryggan)》の録音(nosag CD133)がリリースされていました。マッツ・ヤンソン Mats Jansson は、ハンス・レイグラーフに学び、オレブルー大学の音楽演劇学校でピアノ、室内楽、音楽解釈を教えています。この歌曲集の〈Asleep(眠りにつく)〉と〈Insensibility(感覚を失くし)〉は、「3手のピアノ」のセコンドをヤンソン夫人の浅原依子が受けもって録音されました。

『ウィルフレッド・オーウェン歌曲集』
ペーテル・リンドルート(1950–)
 ウィルフレッド・オーウェン歌曲集(The Wilfred Owen Songs)
 (2007–08)
  The Send-off(見送り) The Show(眺め)
  Dulce Et Decorum Est(そは快くも名誉なり)
  Arms and the Boy(武器と少年)
  I Saw His Round Mouth's Crimson…
  (見ていると彼の丸い口が真紅の色を濃くしていった)
  Asleep(眠りにつく) *  The Chances(チャンス)
  Insensibility(感覚を失くし)*
  The Parable of the Old Man and the Young(老人と子供のたとえ)
  The Next War(次の戦争)
  Six O'clock in Princes Street(プリンセス・ストリート6時)
  Futility(無益)
  ヨン・エーリク・エレビー(バスバリトン)
  マッツ・ヤンソン(ピアノ) 浅原依子(ピアノ)* 

録音 2018年12月8日–9日、2019年5月5日 Gäddviken(イェッドヴィーケン)(ナッカ、ストックホルム)
制作 ペーテル・リンドルート
録音 アンデシュ・ウーレドソン
 

高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。

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グスタフ・アドルフとエバ・ブラーエ

Sterling CDO1121/1122-2 2CDR's classical


国王グスタフ三世(在位 1771年–1792年)の時代は、スウェーデンがもっとも豊かな文化を享受した時代のひとつと言われます。グスタフ三世は文芸を推奨、自身も戯曲を執筆し、1775年にはスウェーデンで最初の歌劇場をストックホルムに設立しました。ヴェルディの歌劇《仮面舞踏会》の題材となった暗殺事件でグスタフ三世の治世が幕を閉じるまで、フランチェスコ・アルガロッティやグルックのオペラの他、王立歌劇場の音楽監督を務めたイタリアのフランチェスコ・アントニオ・ウッティーニ(1723–1795)、ドイツから渡ったヨハン・ゴットリープ・ナウマン(1741–1801)、ユーセフ・マッティン・クラウス(ヨーゼフ・マルティン・クラウス)(1756–1792)といった作曲家の新作も上演され「グスタフ時代のオペラ」としてスウェーデン音楽史を飾りました。「アベ・フォーグラー Abbé Vogler」の名で呼ばれたドイツのゲオルク・ヨーゼフ・フォーグラー Georg Joseph Vogler(1749–1814)は、1786年から1799年までストックホルムに滞在し、王立歌劇場の音楽監督と指揮者を務めました。国王グスタフ二世アドルフ(在位 1611年–1632年)と愛人のエバ・ブラーエの物語を題材とする歌劇《グスタフ・アドルフとエバ・ブラーエ》は、ユーハン・ヘンリク・シェルグレーン Johan Henrik Kellgren がグスタフ三世の書いた戯曲に基づいて執筆した台本による「3幕の抒情劇」です。ロココの様式に沿った音楽にスウェーデンの民俗音楽を織りこんで作曲され、1788年1月24日に初演されました。Sterling レーベルからリリースされる演奏は、1973年6月7日にドロットニングホルム宮廷劇場で行われた最初の現代リバイバル上演のライヴ録音です。宮廷歌手のライラ・アンデション=パルメ Laila Andersson-Palme(1941–)と、ドロットニングホルム宮廷劇場でデビュー、王立歌劇場で長年歌ったヨニ・ブラン Jonny Blanc(1939–2011)がタイトルロール。王立歌劇場で活躍したハンス・ユーハンソン(ドゥーンブッシュ) Hans Johansson (Dornbusch)(1944-)が、スウェーデン軍元帥ヤコブ・デ・ラ・ガルディを歌っています。チャールズ・ファーンコム Charles Farncombe(1919–2006)はイギリスの指揮者。ロンドンの王立音楽大学で学び、1968年から1979年までドロットニングホルム宮廷劇場の首席指揮者を務め、カールスルーエで毎年開催されるヘンデル・フェスティヴァルを1985年から1995年にかけて指揮しました。

ゲオルク・ヨーゼフ・フォーグラー(1749–1814)
 歌劇《グスタフ・アドルフとエバ・ブラーエ
 (Gustaf Adolf och Ebba Brahe)》(1787)
  ライラ・アンデション=パルメ(ソプラノ、エバ・ブラーエ)
  ヨニ・ブラン(テノール、グスタフ・アドルフ)
  ハンス・ユーハンソン(テノール、ヤコブ・デ・ラ・ガルディ)
  マルガレータ・ハリーン(ソプラノ、クリスティーナ王妃)
  ドリト・クレイメット(ソプラノ、マルタ・バネール)
  ビョーン・アスケル(バリトン、ラーシュ・スパッレ)
  マルガレータ・ベリストレム(メゾソプラノ、カタリーナ)
  アルネ・テューレン(バス、ユーハン)
  グニッラ・スレッテゴード(ソプラノ、シーグリド)
  ロルフ・ビョーリング(テノール、エーリク)
  ブスク・マルギット・ユーンソン(ソプラノ、マリア)
  トゥード・スレッテゴード(テノール、スヴェン)
  コーゲ・イェールランデル(テノール、武装騎士)
  グンナル・ルンドベリ(バリトン、廷臣、従者)
  王立スウェーデン管弦楽団・合唱団
  チャールズ・ファーンコム(指揮)
  
録音 1973年6月7日 ドロットニングホルム宮廷劇場(ストックホルム)(ライヴ録音)
制作・録音 (不明)
マスタリング、編集 クット・カールソン

価格 ¥4,900(本体価格)
 

高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。

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『ルーベンソン 歌曲集』

Sterling CDA1839-2 CDR classical


ナショナル・ロマンティシズムの作曲家アルベット・ルーベンソン Albert Rubenson(1826–1901)は、ストックホルム生まれ。1844年から1848年までライプツィヒでヴァイオリンと作曲を学び、ゲヴァントハウス管弦楽団でも演奏しました。1850年から1851年にかけてストックホルムの王立管弦楽団でヴィオラを演奏。作曲家として、交響曲、弦楽四重奏曲、歌曲を中心にシューマンやメンデルスゾーンに倣ったスタイルの作品を手がけました。1872年にスウェーデン音楽アカデミーの会員に選出。ストックホルムで没しました。ソプラノのカロリーネ・イェンテレ Caroline Gentele は、1993年から1997年までストックホルムの「オペラ・スタジオ 67」で学びました。1994年夏、スールナの「コンヂフェンセン(ウルリクスダール城劇場)」で上演された《フィガロの結婚》のバルバリーナ役でデビュー。2000年に同劇場で歌った《魔笛》の「夜の女王」役をドロットニングホルム宮廷劇場と王立歌劇場でも歌い、高い評価を受けました。《トラヴィアータ》のフローラ、《こうもり》のアデーレ、《劇場支配人》のヘルツ夫人が主な持ち役です。共演のヴィクトリア・パワー Victoria Power は、ロンドンの王立音楽大学とストックホルムのエツベリ音楽学校で学び、室内楽のピアニスト、ソリストとしてスウェーデンで活動しています。「詳細なライナーノート(スウェーデン語・英語)」と「スウェーデン語、ノルウェー語、デンマーク語の歌曲テクストと英訳(ロバート・バーンズは原詩)」の2冊のブックレットが添付されています。

『ルーベンソン 歌曲集』
アルベット・ルーベンソン(1826–1901)
 ハインリヒ・ハイネの5つの詩(Fem Dikter af Heinrich Heine)
  Op.3(1852-53)
  あなたのきれいな頰に熱い夏が輝く(På dina fina kinder/
   Es liegt der heisse Sommer)
  あなたの瞳を見つめていると(När i ditt öga für se/
   Wenn ich deine Augen sell)
  愛しい人よ、ともに座り(Vi sutto, min älskling, tillsamman/
   Mein Liebchen, wir sassen beisammen)
  黒い帆を張り私の舟は(Med svarta segel seglar mitt skepp/
   Mit schwarzen Segeln segelt mein Schiff)
  世界はかくも美しく、空はこんなにも青い
  (Werlden är skön och himlen är blå/
   Die Welt ist so schön und der Himmel so blau)
 6つの歌(Sex sånger)(1867)
  『シーグル・スレムベ(庶子シーグル)』から
  (Ur Sigurd Slembe)(Bjørnstierne Bjørnson)
  この世の与える喜びのために
  (『スコットランドのメアリー・スチュアート』から)
  (Hvær Glædestund du fik paa Jord(ur Maria Stuart i Skotland))
  (Bjørnstierne Bjørnson)
  わたしの恋人があの赤いバラだったなら
  (O vor' min vän den röda ros/O were my Love yon lilac fair)
  (Robert Burns)
  あなたが冷たく吹きつける風の中にいた
  (Om jag i stormen vor'!/O wert thou in the could blast!)
  (Robert Burns)
  どうか扉をあけて私を入れてくれ(O, öppna din dörr för mig!/
   Open the Door to Me, Oh!)(Robert Burns)
  可愛いアンよ、お気をつけ(Ta' för Anna er i akt!/
   Beware o'bonie Ann!)(Robert Burns)
 ビョルンスチェーネ・ビョルンソン、イェンス・クリスチャン・ホストロプ、
 ロバート・バーンズの6つの詩
  (Sex digte af Bjørnstierne Bjørnson, Jens Christian Hostrup
   og Robert Burns)(1866–69)
  愛の目覚めのかくも甘き(『漁師の娘』から)
  (Det første Mødes Sødme)(af Fiskerjenten)
  (Bjørnstierne Bjørnson)
  白いバラと赤いバラ(Den hvide, røde Rose)(Bjørnstierne Bjørnson)
  ロマンス(『山の一夜』から)
  (Romance(af En Natt mellem Fjeldene))
  (Jens Christian Hostrup)
  即興詩(『山の一夜』から)(Stev(af En Natt mellem Fjeldene))
  (Jens Christian Hostrup)
  わたしの心はハイランドに(Mitt hjerta i höglandet är/
   My heart's in the Highlands)(Robert Burns)
  フィンドレー(Findlay)(Robert Burns)
 森で(I skogen)(Emil von Qvanten)
   カロリーネ・イェンテレ(ソプラノ)
   ヴィクトリア・パワー(ピアノ)  

録音 2019年2月19日、22日 Riksmixningsverket, Skeppsholmen(ストックホルム)
制作 カロリーネ・イェンテレ
録音 リン・フィンヤール 

価格 ¥2,450(本体価格)
 

高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。

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『トスカ』

Sterling CDA1857/1858-2 2CDR's classical


スウェーデンの宮廷歌手ライラ・アンデション=パルメ Laila Ansersson-Palme(1941–)の「芸術」をアーカイヴ録音で紹介するシリーズ。『夜の女王からエレクトラまで』(CDA1806/1807-2)とワーグナーの《神々の黄昏》(ブリュンヒルデ)(CDA1813/1816-2)につづくリリースは、王立スウェーデン歌劇場の公演をライヴ収録した《トスカ》。彼女が、1979年1月31日から1997年11月11日まで、この歌劇場で93回歌ったという、もっとも得意とする役のひとつです。この劇場で30回、彼女と同じ舞台に立ち、彼女から「最高のカヴァラドッシ」と讃えられるロルフ・ビョーリング Rolf Björling(1928–1993)の共演。スカルピア役のエーリク・セデーン Erik Sædén(1924–2009)は、イングマール・ベルイマンの『魔笛』の弁者役で国際的に知られるバリトン歌手です。カルロ・フェリーチェ・チラーリオ Carlo Felice Cillario(1915–2007)は、アルゼンチン生まれ。オペラ指揮者としてイタリアを中心に実績を積み、1964年、マリア・カラスの希望により《トスカ》を指揮、コヴェント・ガーデン王立歌劇場にデビューしました。イギリス、アメリカと活動の場を広げ、プッチーニ、ヴァルディ、モーツァルトを指揮して王立スウェーデン歌劇場にたびたび客演。スウェーデン歌劇場の歌手だったホーカン・ハーゲゴードのオペラ・アリア集(Caprice CAP21362)の指揮も担当しています。

 ジャコモ・プッチーニ(1858–1924)
 歌劇《トスカ(Tosca)》(1897–99)
  ライラ・アンデション=パルメ(ソプラノ、トスカ)
  ロルフ・ビョーリング(テノール、カヴァラドッシ)
  エーリク・セデーン(バリトン、スカルピア)
  アンデシュ・ベリストレム(テノール、アンジェロッティ)
  ラーシュ・クッレンブー(テノール、スポレッタ)
  ブー・ルンドボリ(バリトン、堂守)
  ステーン・ヴァールンド(バス、シャルローネ)
  ルドルフ・ダッシー(バス、看守)
  ラーシュ・ベリストレム(ボーイアルト、牧童)
  王立スウェーデン歌劇場合唱団・管弦楽団
  カルロ・フェリーチェ・チラーリオ(指揮)  

録音 1984年9月20日 王立スウェーデン歌劇場(ストックホルム)(ライヴ録音)
マスタリング・編集 クット・カールソン 

価格 ¥4,900(本体価格)
 

高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。

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『J・S・バッハ チェンバロ協奏曲・ヴァイオリン協奏曲 全集』

cpo 555 299-2 5CD's early music/classical [再発売新譜]


デンマークを代表するチェンバロ奏者モーテンセン Lars Urlik Mortensen(1955–)と、彼が1999年から芸術監督を務めるピリオド楽器アンサンブル、コンチェルト・コペンハーゲン(CoCo)のJ・S・バッハ。チェンバロ・ソロと弦楽オーケストラのための協奏曲(7曲)(999 989-2, 777 248-2)、2台のチェンバロの協奏曲(3曲)、3台のチェンバロの協奏曲(2曲)、4台のチェンバロの協奏曲(1曲)とフルート、ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲(1曲)(777 681-2)、ヴァイオリンを含む協奏曲(4曲)(777 904-2)。複数台のチェンバロ協奏曲のセッションには、モーテンセンがロンドンで師事したトレヴァー・ピノック Trevor Pinnock(1946–)、オランダのマリエーケ・スパーンス Marieke Spaans(1972–)、スウェーデンのマークス・ムーリーン Marcus Mohlin が参加。フルートはイギリスのケイティ・バーチャー Katy Bircher、ヴァイオリンは、スウェーデンのフレードリク・フロム Fredrik From、ブエノスアイレス生まれのマンフレード・クレーメル Manfredo Kraemer(1960–)、ノルウェーのビャッテ・アイケ Bjarte Eike(1972–)、バロックオーボエをフランスのアントワーヌ・トルンシク Antoine Torunczyk が、それぞれのソロを担当しています。バッハの「協奏曲」の溌剌とした気分を美しい響きで表現、リリース時から高い評価と人気を獲得したアルバムのセット化です。
 
J・S・バッハ(1685–1750)
[Disc 1]
 チェンバロ協奏曲 ニ短調 BWV.1052
 チェンバロ協奏曲 ホ長調 BWV.1053
 チェンバロ協奏曲 ニ長調 BWV.1054
  ラース・ウルリク・モーテンセン(チェンバロ、音楽監督)
  コンチェルト・コペンハーゲン
 [録音 2002年5月19日-21日 マンシュスゴーデン
  (ビアケレズ、デンマーク)][999 989-2]
[Disc 2]
 チェンバロ協奏曲 イ長調 BWV.1055
 チェンバロ協奏曲 ヘ短調 BWV.1056
 チェンバロ協奏曲 ヘ長調 BWV.1057
 チェンバロ協奏曲 ト短調 BWV.1058
  ラース・ウルリク・モーテンセン(チェンバロ、指揮)
  コンチェルト・コペンハーゲン
 [録音 2005年1月17日-20日 ガーニソン教会 (コペンハーゲン)]
 [777 248-2]
[Disc 3]
 2台のチェンバロのための協奏曲 ハ短調 BWV.1060
 2台のチェンバロのための協奏曲 ハ長調 BWV.1061
 2台のチェンバロのための協奏曲 ハ短調 BWV.1062
 フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV.1044
  ラース・ウルリク・モーテンセン(チェンバロ、指揮)
  コンチェルト・コペンハーゲン
  トレヴァー・ピノック(チェンバロ)
  ケイティ・バーチャー(フルート)
  マンフレード・クレーメル(ヴァイオリン)
[Disc 4]
 3台のチェンバロのための協奏曲 ニ短調 BWV.1063
 3台のチェンバロのための協奏曲 ハ長調 BWV.1064
 4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV.1065
  ラース・ウルリク・モーテンセン(チェンバロ、指揮)
  コンチェルト・コペンハーゲン
  トレヴァー・ピノック(チェンバロ)
  マリエーケ・スパーンス(チェンバロ)
  マークス・ムーリーン(チェンバロ)
 [録音 2011年1月30日–2月2日、3月31日–4月1日、
   2013年11月26日–28日 ガーニソン教会(コペンハーゲン)]
 [777 681-2]
[Disc 5]
 ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV.1041
 ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV.1042
 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043
 オーボエ、ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲 ハ短調 BWV.1060R
  フレードリク・フロム(ヴァイオリン)
  ペーター・スピスキー(ヴァイオリン)
  ビャッテ・アイケ(ヴァイオリン)
  マンフレード・クレーメル(ヴァイオリン)
  アントワーヌ・トルンシク(オーボエ)
  コンチェルト・コペンハーゲン
  ラース・ウルリク・モーテンセン(指揮)
 [録音 2011年3月31日–4月3日 ガーニソン教会(コペンハーゲン)]
 [777 904-2]

価格 ¥6,000(本体価格) 

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『絵画(Pictures)』

Danacord DACOCD847 classical


ポール・アイデ Pål Eide は、1970年、ノルウェーのベルゲン生まれ。現在デンマークに住んで演奏活動を行っています。王立デンマーク音楽アカデミーとチャイコフスキー音楽院で学び、1997年にコペンハーゲンでデビューした後、ノルウェーでイジー・フリンカに師事しました。スカンディナヴィアを中心にリサイタルに出演、2010年、バッハ、ヌールハイム、コク、ラフマニノフを弾いたアルバム『Listen!』をリリースしました。新作の『絵画(Pictures)』は、エドヴァルド・グリーグ博物館「トロールハウゲン」にあるグリーグの1892年製スタインウェイ・ピアノを使って録音されたアルバムです。「……〈春に寄す〉の最初の音は温かく、この音楽、そしてグリーグ自身が同じ部屋の中にいて、その巨匠と深いところで繋がったことを感じた」。アイデは、2018年1月、この部屋で行った初めてのリサイタルでこのピアノを弾いた時から、この楽器を弾いて録音することを望んでいたといいます。5人の作曲家の作品を弾いたプログラム。民謡をクラシカル音楽と彼自身の和声スタイルと結びつけ「現代音楽」への道筋を示したグリーグの小品、ベルゲンの作曲家セーヴェルー Harald Sæverud の《抵抗のバラード》、グリーグとは違ったスタイルで民謡へのアプローチを見せたモンラード・ヨハンセン David Monrad Johansen の《ヌールランの情景》、デンマークのイェスパー・コク Jesper Koch の《心を映す鏡》、ムソルグスキーの《展覧会の絵》。「作曲家たちが互いに影響し合い、それぞれの固有のスタイルを発展させることにより、イノベーションを創出したこと」を示すプログラムです。

『絵画(Pictures)』
エドヴァルド・グリーグ(1843–1907)
 人々の暮らしの情景(Folkelivsbilleder) Op.19
 (ピアノのためのユモレスク)
  山の調べ(Fjeldslåt)
  婚礼の行列が通り過ぎる(Brudeføget drager forbi)
  謝肉祭から(Fra Karnevalet)
 抒情小曲集(Lyriske stykker)
  蝶々(Sommerfugl) Op.43 no.1
  春に寄す(Til våren) Op.43 no.6
  トロルの行進(小人の行進)(Trolltog) Op.54 no.3
  鐘の音(Klokkeklang) Op.54 no.6
ハーラル・セーヴェルー(1897–1992)
 抵抗のバラード(Kjempevise-slåtten) Op.22 no.5
ダーヴィド・モンラード・ヨハンセン(1888–1974)
 ピアノ組曲第1番《ヌールランの情景(Nordlandsbilleder)》Op.5
  婦人の肖像画(Kvindeprofil) 小さな石の神(Den lille Stengud)
  トナカイ(Rensdyr) 先祖の山に向かって(Mot Fædrenes Fjell)
イェスパー・コク(1967–)
 心を映す鏡(The Mirror of the Mind)
モデスト・ムソルグスキー(1839–1881)
 組曲《展覧会の絵(Pictures at an Exhibition)》(1874)
エドヴァルド・グリーグ(1843–1907)
 沼地を越えて(牛寄せの歌)(Leik)Op.17 no.22
  ポール・アイデ(ピアノ)

録音 2018年10月31日–11月3日 エドヴァルド・グリーグ博物館「トロールハウゲン」(ベルゲン、ノルウェー)
制作・録音 ヘルムート・ブルク

価格 ¥2,450(本体価格) 

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『エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物 デンマーク放送録音(1958年-1998年)』

Danacord DACOCD845 2CDR's classical


デンマークのチェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン Erling Blöndal Bengtsson(1932–2013)の音楽をレコードや放送の録音でたどる「トリビュート」シリーズ。ベンソン、メーゴー、ベアウたち現代デンマークの作曲家の無伴奏チェロ作品、コペル、ルーセル、テューボの三重奏曲、ブレンダール・ベンクトソンの子息の夫人、ニナ・カフタラーゼと共演したシューマンとフォーレ、友人の妻の製作した「ソロモン王」像からインスピレーションを得たというブロッホの《シェロモ》。ショスタコーヴィチやリヒャルト・シュトラウスたちの協奏的作品を集めた前作(DACOCD844)と同じくデンマーク放送(DR)の録音によるリリースです。

『エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物 デンマーク放送録音(1958年-1998年)』
[Disc 1]
ロベルト・シューマン(1810–1856)
 幻想小曲集(Fantasiestücke) Op.73(チェロとピアノのための)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  ニナ・カフタラーゼ(ピアノ)
 [録音 1995年2月12日 デンマーク放送第1スタジオ
  (コペンハーゲン)(ライヴ録音)]
ニルス・ヴィゴ・ベンソン(1919–2000)
 無伴奏チェロソナタ Op.110(1956)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
 [録音 1958年2月12日]
ヤン・メーゴー(1926–2012)
 無伴奏チェロソナタ Op.103(1997)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
 [録音 1998年7月4日 ストーオンセ教会
  (トラーネケーア、デンマーク)(ライヴ録音)]
ゴナ・ベアウ(1909–1989)
 無伴奏チェロ組曲(1950)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
 [録音 1981年1月20日 スタジオ制作]
ガスパール・カサド(1897–1966)
 無伴奏チェロ組曲(1926)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
 [録音 1997年6月8日 スタジオ制作]
[Disc 2]
ヘアマン・D・コペル(1908–1998)
 ディヴェルティメント Op.91(1972)(弦楽三重奏のための)
アルベール・ルーセル(1869–1937)
 弦楽三重奏曲 Op.58(1937)
  エンドレ・ヴォルフ(ヴァイオリン)
  ジェニファー・ナットール(ヴィオラ)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
 [録音 1973年4月13日]
ライフ・テューボ(1922–2001)
 クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲(1962)
  エリサベト・シグアトソン(クラリネット)
  アンカー・ブリーメ(ピアノ)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
 [録音 1972年6月14日(ライヴ録音)]
ガブリエル・フォーレ(1845–1924)
 エレジー ハ短調 Op.24(1880)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  ニナ・カフタラーゼ(ピアノ)
 [録音 1995年3月11日 デンマーク放送第1スタジオ
  (コペンハーゲン)(ライヴ録音)]
エルネスト・ブロッホ(1880–1959)
 ヘブライ・ラプソディ《シェロモ》(1916)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  オーフス交響楽団 ノーマン・デル・マー(指揮)
 [録音 1985年9月25日(ライヴ録音)]

アルバム制作 メレーテ・ブレンダール・ベンクトソン
デジタル・マスタリング クラウス・ビューリト 

価格 ¥2,450(本体価格) 

高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。

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『エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物 デンマーク放送録音(1962年-1987年)』

Danacord DACOCD846 2CDR's contemporary/classical


デンマークのチェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン Erling Blöndal Bengtsson(1932–2013)の「トリビュート」シリーズ、デンマーク放送(DR)の録音を正式許可を得て初めてリリースする「デンマーク放送録音」の最後のアルバム。[Disc 1]は「20世紀デンマーク」の作品が3曲。戦後モダニストのひとり、器楽作品からオペラまで、作品によってスタイルを使い分けることで知られるベント・ロランセン Bent Lorentzen の「神秘的なもの、不気味なものに触れる」第2部分と「グロテスクな道化師」の第4部分が特徴的な《チェロ協奏曲》。想像力豊かな作曲家と言われたライフ・テューボ Lief Thybo の「ソリストと色彩的なオーケストラの抒情的な関係」に独特のおもしろさのある単一楽章の協奏曲。スヴェン・ヴェスタゴー Svend Westergaard がベンクトソンに献呈した「ラプソディックで情熱のこもった」3楽章の作品。[Disc 2]は「ロマンティシズム」の作品です。ハイセの「ロマンティックな語り口」の《2つの幻想的小品》。サン=サーンスを想わせるともいわれるネルダのニ短調の《チェロ協奏曲》。エミール・ハートマンの同様に美しく絵画的な協奏曲。コペンハーゲンで指揮者として長く活動したノルウェーのスヴェンセンが書いたロマンティックな協奏曲。チャイコフスキーの《ロココ変奏曲》は、ピエール・モントゥーがデンマーク放送のオーケストラを指揮した1962年9月のスタジオ・コンサートの録音です。全トラック「ステレオ」録音。

『エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物 デンマーク放送録音(1962年-1987年)』
[Disc 1]
ベント・ロランセン(1925–2018)
 チェロ協奏曲(1984)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  デンマーク放送交響楽団 オリヴァー・ナッセン(指揮)
 [録音 1986年4月4日
  ライヴ・コンサート:デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)]
 [制作 ハンス・ヘンリク・ホルム]
ライフ・テューボ(1922–2001)
 チェロ協奏曲(1959)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  デンマーク放送交響楽団 トマス・イェンセン(指揮)
 [録音 1962年5月28日
  ライヴ・コンサート:デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)]
スヴェン・ヴェスタゴー(1922–1988)
 チェロ協奏曲 Op.26(1961)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  デンマーク放送交響楽団 オーレ・シュミット(指揮)
 [録音 1973年1月 スタジオ・プロダクション]
 [制作 ペーター・ヴィレモエス]
[Disc 2]
ペーター・アーノル・ハイセ(1830–1879)
 2つの幻想的小品(1860)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  ニナ・カフタラーゼ(ピアノ)
 [録音 1987年3月29日 ライヴ・コンサート]
フランス・クサヴァー・ネルダ(1843–1915)
 チェロ協奏曲第2番 ニ短調 Op.59(1887)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  オルボー交響楽団 アルフ・ショーエン(指揮)
 [録音 1970年5月28日 スタジオ・プロダクション]
 [録音 ニルス・フレロン]
エミール・ハートマン(1836–1898)
 チェロ協奏曲 ニ短調 Op.26(1879)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  オーゼンセ交響楽団 バアウ・ヴァウナー(指揮)
 [録音 1970年5月15日 スタジオ・プロダクション]
 [制作 カール・エミール・ヨンギル 録音 バアウ・クヌセン]
ヨハン・スヴェンセン(1840–1911)
 チェロ協奏曲 Op.7(1870–71)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  オーフス交響楽団 オーレ・シュミット(指揮) 
 [録音 1982年5月27日
  ライヴ・コンサート:マーセーリスボーホール(オーフス)]
 [制作 ヘンリク・スライボー]
ピョートル・チャイコフスキー(1840–1893)
 ロココの主題による変奏曲 Op.35(1877)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  デンマーク放送交響楽団 ピエール・モントゥー(指揮) 
 [録音 1962年9月7日
  ライヴ・コンサート:デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)]

アルバム制作 メレーテ・ブレンダール・ベンクトソン
デジタル・マスタリング クラウス・ビューリト

価格 ¥2,450(本体価格)

高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。

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『ファニー&フェリクス(Fanny & Felix)』

dB Productions DBCD191 classical


南スウェーデン、ヴェクショーを本拠とするスウェーデンと北欧を代表する弦楽オーケストラのひとつ「ムシカ・ヴィテ」(Musica Vitae)の演奏する姉ファニーと弟フェリクス・メンデルスゾーンの音楽。フェリクスが十代の半ばに書いた《ヴァイオリン、ピアノと管弦楽のための協奏曲》。ファニーの4つの歌曲のヴィオラとピアノによる演奏と、弦楽オーケストラ用に編曲された《弦楽四重奏曲 変ホ長調》。2018年にリリースされた『魂たちのゲーム』(DAPHNE1063)に続き、スウェーデン放送交響楽団の第1コンサートマスター、2015年/2016年のシーズンからムシカ・ヴィテの芸術監督を務めるマーリン・ブルーマン Malin Broman(1975–)の指揮。4つの歌曲ではヴィオラを弾き、サイモン・クロフォード=フィリップス Simon Crawford=Phillips のピアノと共演しています。

『ファニー&フェリクス(Fanny & Felix)』
フェリクス・メンデルスゾーン(1809–1847)
 ヴァイオリン、ピアノと管弦楽のための協奏曲 ニ短調(1823)
ファニー・メンデルスゾーン(1805–1847)
 歌曲(ヴィオラとピアノによる)
  夜の帳が下り(Dämmrung senkte sich von oben) H-U.392
  秋に(Im Herbst) H-U.407
  竪琴弾きの歌(Harfners Lied) H-U.162
  悲しい道(Traurige Wege) H-U.380
 弦楽四重奏曲 変ホ長調 H-U.277(弦楽合奏による)
  ムシカ・ヴィテ
  マーリン・ブルーマン(ヴァイオリン、ヴィオラ、指揮)
  サイモン・クロフォード=フィリップス(ピアノ) 

録音 2018年6月5日–8日 パラディウム(マルメ、スウェーデン) 

価格 ¥2,450(本体価格)

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『ユルヴァ・スクーグ、アンドレーア・タッロディ ピアノ小品集』

dB Productions DBCD190 contemporary/classical [未案内旧譜]


スウェーデンの女性作曲家たち、アンドレーア・タッロディ Andrea Tarrodi とユルヴァ・スクーグ Ylva Skog の作曲した親しみやすい作風のピアノの小品。タッロディの《ピアノのための12の小品》は、「アレグロ」の〈1月(January)〉から「レント」の〈12月(December)〉まで12の月を順不同に並べた作品です。アン=ソフィ・クリングベリ Ann-Sofi Klingberg は、タッロディとスクーグ、ブリッタ・ビューストレムの「ピアノ三重奏の音楽」を特集した『未来の古典(Future Classics)』(DBCD133)の「The KMW Trio」のピアニスト。4手のピアノのために書かれた《Staying in Tune(調子を合わせたままで)》と《冬の詩》は、「トリオ・マッツ」の活動、ステーンハンマル、ルーセンベリ、ヴィレーンのピアノ協奏曲の録音で親しまれているマッツ・ヴィードルンド Mats Widlund(1961–)が共演しています。

『ユルヴァ・スクーグ、アンドレーア・タッロディ ピアノ小品集』
アンドレーア・タッロディ(1981–)
 ピアノのための12の小品(12 Pieces for Piano)
 微結晶(Crystallites)(2012)
ユルヴァ・スクーグ(1963–)
 5つの月の小品(5 Moon Pieces)
  満月(Full Moon) 月の石(Moon Stones)
  月の影(Moon Shadow) 三日月(Crescent Moon)
  血のように赤い満月(Blood Moon)
 ピアノ組曲(Piano Suite)
  夜明け(Alba) 潮流(Marea) 旋律(Melodia)
  水仙(Narciso) カリヨン(Carillon)
 Staying in Tune(調子を合わせたままで)(4手のピアノのための)*
 冬の詩(Vinterpoem)(1989)(4手のピアノのための)*
  アン=ソフィ・クリングベリ(ピアノ)
  マッツ・ヴィードルンド(ピアノ)*

録音 2018年4月18日–20日 

価格 ¥2,450(本体価格)

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『ダブルトラブル(Double Trouble) - 4手のピアノのための作品集』

dB Productions DBCD189 classical [未案内旧譜]


ベンクト・フォシュベリ Bengt Forsberg(1952–)は、スウェーデンを代表するピアニストのひとり。メゾソプラノのフォン・オッターとの長年にわたる共演で親しまれています。アルバム『ダブルトラブル』では、スウェーデンの若手ピアニストのひとり、デイヴィッド・ファンと共演、4手のピアノのために書かれた有名無名のロマンティックな作品を演奏しています。デイヴィッド・ファン David Huang(1988–)は、中国の山西省、太原市生まれ。11歳の時、中国系のピアニスト、ヤン・シュアンに師事しました。アン=ソフィ・クリングベリ、ステファン・ボイステン、オスロのイジー・フリンカとホーヴァル・ギムセに学び、2015年、エツベリのマッツ・ヴィードルンド教授の下でソリスト・ディプロマを取得しています。アーンとシャブリエ以外の作品は、世界初録音です。

『ダブルトラブル(Double Trouble) - 4手のピアノのための作品集』
ユリウス・レントヘン(1855–1932)
 4手のピアノのためのワルツ(Walzer für das Pianoforte zu 4 Händen)
アマンダ・マイエル=レントヘン(1853–1894)
 午後のポプリ(NachMittag's Potpourri)
ヤコブ・アドルフ・ヘッグ(1850–1928)
 主題と変奏 Op.30
アドルフ・イェンセン(1837–1879)
 婚礼の音楽(Hochzeitsmusik) Op.45
レイナルド・アーン(1875–1947)
 アリアの形式による小品と牧歌(Pièce en Force d'aria et de bergerie)
セシル・シャミナード(1857–1944)
 6つのロマンティックな小品(Pièces romantiques) Op.55
エマニュエル・シャブリエ(1841–1894)
 おどけた行列(Cortège burlesque)
  ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)
  デイヴィッド・ファン(ピアノ) 

録音 2018年1月4日–6日

価格 ¥2,450(本体価格)

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『改革(Reformation)』

dB Productions DBCD187 classical [未案内旧譜]


ヴェステロース・シンフォニエッタ Vesterås Sinfonietta は、スウェーデン中部、スヴェアランド・ヴェストマンランド地方の「ヴェストマンランドの音楽」に所属するオーケストラです。ヴェステロース市と近隣のプレーヤーを主要メンバーにヴェステロース・コンサートホールを本拠に活動しています。『改革』と題したアルバムでは、ルターのコラールの引用されたメンデルスゾーンの《宗教改革》以下、なにかしらの「原曲」を持つ作品を演奏。シンフォニエッタの首席奏者と指揮者のサイモン・クロフォード=フィリップス Simon Crawford=Phillips が、ソロを担当しています。

フェリクス・メンデルスゾーン(1809–1847)
 交響曲第5番 ニ長調 Op.107《宗教改革(Reformation)》
ロベルト・シューマン(1810–1856)
 ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 WoO.23
 - 第2楽章(カデンツァ:ブリテン)*
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685–1750)
(アントン・ヴェーベルン(1883–1945)編曲)
 音楽の捧げ物(Musikalisches Opfer) BWV.1079
 – 6声のリチェルカーレ
アンドレーア・タッロディ(1981–)
 B, A, C & H による夜想曲(Nocturne over B, A, C & H)
 (ヴァイオリンとピアノのための)**
イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882–1971)
 新しい劇場のためのファンファーレ(Fanfare for a new theatre)
 (1964)***
 ラグタイム(Ragtime)(1918)
クロード・ドビュッシー(1862–1918)
(モーリス・ラヴェル(1875–1937)編曲)
 スティリー風タランテラ(Tarantelle styrienne)(舞曲)
  ヴェステロース・シンフォニエッタ
  サイモン・クロフォード=フィリップス(指揮、ピアノ)
  ダニエル・フランケル(ヴァイオリン)*
  サミュエル・コッピン(チェロ)*
  ユルヴァ・ラーシュドッテル(ヴァイオリン)**
  ヨン・アクセルソン(トランペット)***
  トム・ポウルソン(トランペット)***

録音 2018年4月

価格 ¥2,450(本体価格)

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『メランコリー・ドリーム(Melancholy Dreams)』

dB Productions DBCD186 classical [未案内旧譜]


多彩な活動で知られるギタリスト、モッテン・ファルク Mårten Falk(1973–)を中心とするスウェーデンの音楽家たちによる現代スウェーデンの女性作曲家の作品集。



『メランコリー・ドリーム(Melancholy Dreams)』
テボホ・モナコトラ(1972–)
 Timecraft(フルートとギターのための)
 Endings(ソプラノ、フルートとギターのための)
アンドレーア・タッロディ(1981–)
 アンリ・ルソーの世界(The World of Henri Rousseau)
 (リコーダーとギターのための)
  夢(The Dream) 異国風の景色(Exotic Landscape)
  オレンジ畑の猿たち(Apes in the Orange Grove)
  カーニバルの夜(Carnival Evening)
カーリン・マルムレーヴ=フォシュリング(1916–2005)
 5つの日本の俳句(5 japanska haiku-dikter)
 (ソプラノとフルートのための)
  Die gefangene Nachtigall(炭太祇)
  Der Mogami-Fluss(五月雨をあつめて早し最上川)(松尾芭蕉)
  Der Mond von heute Nacht(西山宗因)
  Die Bremse(小林一茶)
  Gelbe Chrysanthemen(ほきほきと二もと手折る黄菊かな)
  (与謝蕪村)
ユルヴァ・スクーグ(1963–)
 クリスマスの贈り物(Christmas Gift)(ギターのための)
 ステーン・ハンソンの詩(ソプラノ、フルートとギターのための)
  春初めの日の肌さす冷気(Den första vårdagens kyliga skärp)
  (2008)
  北の海岸(Kust i norr)(2007)
  見つけ出すこと(Att återfinna)(2007)
 ノスタルジア(Nostalgia)(ギターのための)
 元気?元気だよね!(Ça va? Ça va!)(1999)
 (フルートとギターのための)
  オーサ・カールベリ(フルート)
  モッテン・ファルク(ギター)
  イングリード・ファルク(ソプラノ)
  ペール・グロス(リコーダー) 

録音 2017年11月

価格 ¥2,450(本体価格)

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『アンデシュ・ニルソン 管弦楽作品集』

dB Productions DBCD184 contemporary/classical [未案内旧譜]


ヴェステロース・シンフォニエッタの演奏によるスウェーデンの作曲家アンデシュ・ニルソン Anders Nilsson の「ポートレート」。ヴィークルンドのピアノ協奏曲第1番・第2番(hyperion CDA67828)やステーンハンマルのピアノ作品集(CDA67689)を録音したマッティン・ステュルフェルト Martin Sturfält(1979–)がソロを弾く《ピアノ協奏曲》、オペラ《サラ》の曲による「組曲」、抒情的な交響曲第4番。フランツ・リストへのオマージュとして書かれたピアノ・ソロ曲《シャコンヌ》が最後に演奏されます。

『アンデシュ・ニルソン 管弦楽作品集』
アンデシュ・ニルソン(1954–)
 ピアノ協奏曲
  マッティン・ステュルフェルト(ピアノ)
  ヴェステロース・シンフォニエッタ
  ガーボル・タカーチ=ナジ(指揮)
 サラ組曲(Zarah Suite)
 交響曲第4番
  ヴェステロース・シンフォニエッタ
  エヴァ・オッリカイネン(指揮)
 シャコンヌ(Chaconne)(ピアノのための)
  マッティン・ステュルフェルト(ピアノ)

価格 ¥2,450(本体価格)

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『アマンダ・マイエル=レントヘン 作品集 第1集』

dB Productions DBCD174 classical [未案内旧譜]


アマンダ・マイエル=レントヘン Amanda Maier-Röntgen(1853–1894)。スウェーデンのヴァイオリニスト、作曲家。グリーグやブラームスと親交を結び、ロマンティックな作風の曲を作りました。ドイツ出身、オランダの作曲家ユリウス・レントヘン Julius Röntgen の夫人。

『アマンダ・マイエル=レントヘン 作品集 第1集』
アマンダ・マイエル=レントヘン(1853–1894)
 ヴァイオリン協奏曲 ニ短調(1875) ピアノ四重奏曲 ホ短調(1891)
アマンダ・マイエル=レントヘン(1853–1894)
/ユリウス・レントヘン(1855–1932)
 スヴェーデンの調べと踊り Op.6(ヴァイオリンとピアノのための)
  グレゴリー・マイタン(ヴァイオリン)
  ベルント・リュセル(ヴィオラ) サラ・ヴィーク(チェロ)
  アン=ソフィ・クリングベリ(ピアノ)
  ヘルシングボリ交響楽団 アンドレーアス・シュテーア(指揮)

録音 2015年9月 ヘルシングボリ・コンサートホール(協奏曲)、2016年6月 ヴェステロース・コンサートホール

価格 ¥2,450(本体価格)

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『アマンダ・マイエル=レントヘン 作品集 第2集』

dB Productions DBCD182 classical [未案内旧譜]



『アマンダ・マイエル=レントヘン 作品集 第2集』
アマンダ・マイエル=レントヘン(1853–1894)
 ヴァイオリンソナタロ短調
 ヴァイオリンとピアノのための9つの小品
 4つの歌(C・D・アーヴ・ヴィルセーンの詩)(声とピアノのための)
  夕べの鐘(Aftonklockan)
  病める娘の歌(Den sjuka flickans sång) Ungt mo
  歌(Sången)
ヨハネス・ブラームス(1833–1897)
 湖上にて(Auf dem See) Op.106 no.2(《5つの歌》から)
 (ヴァイオリンとピアノのための編曲)
 (アマンダ・マイエルのヴァイオリンによる演奏)
  セシリア・シリアクス(ヴァイオリン)
  ベンクト・フォシュベリ(ピアノ) 
  サビーナ・ビスホルト(ソプラノ) 

録音 2017年6月13日–15日

価格 ¥2,450(本体価格)

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『アマンダ・マイエル=レントヘン 作品集 第3集』

dB Productions DBCD188 classical [未案内旧譜]

 
『アマンダ・マイエル=レントヘン 作品集 第3集』
アマンダ・マイエル=レントヘン(1853–1894)
 ピアノ三重奏曲 変ホ長調(1873) 3つの前奏曲(1869)
 弦楽四重奏曲 イ長調(1877) 前奏曲第5番 ホ長調(1869)
 聖ニコラスの茶番(St. Nicholas-Schwank)(1880)
 7つの前奏曲(1869)
ロベルト・シューマン(1810–1856)(アマンダ・マイエル 編曲)
 夕べの歌(Abendlied)
  セシリア・シリアクス(ヴァイオリン)
  ユリア・マリア・クレツ(ヴァイオリン)
  カティ・ライティネン(チェロ)
  ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)
  デイヴィッド・ファン(ピアノ)
  ヨハンナ・ペーション(ヴィオラ)

録音 2017年、2018年 ヴェステロース・コンサートホール(ヴェステロース)、パラディウム(マルメ)、文化ホール(イッテルイェーナ、スウェーデン)

価格 ¥2,450(本体価格)

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『アマンダ&ユリウス・レントヘン夫妻のピアノ作品集』

dB Productions DBCD185 classical [未案内旧譜] 



『アマンダ&ユリウス・レントヘン夫妻のピアノ作品集』
アマンダ・マイエル=レントヘン(1853–1894)
 前奏曲第15番 ハ長調(1869)
ユリウス・レントヘン(1855–1932)
/アマンダ・マイエル=レントヘン(1853–1894)
 対話(Zwiegespräche)(1883)
伝承曲
 水の精のポルスカ(Neckens polska)(1871)
ユリウス・レントヘン(1855–1932)
 『水の精のポルスカ』による変奏曲(1874)
アマンダ・マイエル=レントヘン(1853–1894)
 前奏曲第3番 ニ長調(1869)
ユリウス・レントヘン(1855–1932)
 クリスマスの贈り物(Julklapp) Op.12
アマンダ・マイエル=レントヘン(1853–1894)
 前奏曲第1番 へ長調(1869) 前奏曲第25番 へ短調(1869)
 前奏曲第11番 ロ長調(1869) 前奏曲第24番 へ短調(1869)
 前奏曲第2番 ト短調(1869) 前奏曲第2番 ト短調(1869)
 前奏曲第23番 変ニ長調(1869) 前奏曲第10番 嬰ハ短調(1869)
 前奏曲第21番 変ホ長調(1869)
ユリウス・レントヘン(1855–1932)
 アダージョ ニ長調(ヴァイオリンとオルガンのための)**
  ベンクト・フォシュベリ(ピアノ、オルガン**)
  セシリア・シリアクス(ヴァイオリン)** ハンナ・オーベリ(歌)*

録音 2017年?

価格 ¥2,450(本体価格)

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『There Will Come Soft Rains(しめやかな雨が降り)』

Signum Classics SIGCD603 contemporary/classical


「クワイア・オブ・ザ・ウェスト(Choir of the West)」(西部合唱団)は、1926年、ワシントン州タコマのルター派の大学、パシフィックルーサラン大学 Pacifif Lutheran University の音楽学部に設立された合唱アンサンブルです。アメリカ合衆国全土、ヨーロッパ、スカンディナヴィア、日本と中国をツアーで巡り、アメリカの大学合唱団を代表するアンサンブルのひとつとみなされています。ラトビアの作曲家エシェンヴァルズ Ēriks Ešenvalds(1977–)の合唱作品集。ルイヴィル大学カーディナル・シンガーズのために作曲されたサラ・ティーズデール Sara Teasdale の詩による《しめやかな雨が降り》。ウィルフレッド・オーウェンの詩による《兵士の母の子守歌》。『ロミオとジュリエット』のセリフをテクストに採った《あの人は松明に美しい輝き方を教えているようだ》。アメリカ伝承曲をエシェンヴァルズが編曲した《アメイジング・グレイス》。

『There Will Come Soft Rains(しめやかな雨が降り)』
エーリクス・エシェンヴァルズ(1977–)
 しめやかな雨が降り(There Will Come Soft Rains)(2016)
 新月(New Moon/Jauns mēness)(2012)
 長い道(Long Road/Tāls ceļš)(2010)
 光の川(Rivers of Light)(2014)
 北極光(Northern Lights/Kāvi)(2013)
 眠りの中にだけ(Only in Sleep/Tikai miegā)(2010)
 あの人は松明に美しい輝き方を教えているようだ
 (O, She Doth Teach the Torches to Burn Bright)(2012)
 兵士の母の子守歌(A Soldier's Mother's Lullaby)(2015)
 春の雨(Spring Rain)(2017)
 小さな額縁の中に(In My Little Picture Frame/Mazā bilžu rāmītī)
 (2010)
 夕べ(Evening)(2017)
 わたしの恋人は真っ赤なバラに似て(My Love Is like a Red, Red Rose)
 (2016)
 星(Stars/Zvaigznes)(2011)
 アメイジング・グレイス(Amazing Grace)(2004/2017)
 (アメリカ伝承曲の編曲)
  パシフィック・ルーサラン大学クワイア・オブ・ザ・ウェスト
  リチャード・ナンス(指揮) 

録音 2018年4月4日–10日 パシフィック・ルーサラン大学(タコマ、ワシントン州) 

価格 ¥2,350(本体価格) 

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『十年間 - 歌曲の一世紀(Decades – A Century of Song) 第4巻 1840年–1850年』

Vivat VIVAT119 classical


キングズ・コンソートの自主制作レーベル「Vivat」のシリーズ。1810年から1910年までの一世紀の間に作られた歌曲を、10年ごとに区切りながらアルバムに集成するプロジェクトの第4作。スウェーデン・ロマンティシズムの作曲家3人の作品が偉ばれています。ヤーコブ・アクセル・ユーセフソン Jacob Axel Josephson の《セレナード》とエーリク・グスタフ・イェイエル Gustaf Erik Geijer の《夜の空》アードルフ・フレードリク・リンドブラード Adolf Fredrik Lindblad の《夏の日》は、「歌の国スウェーデン」を象徴する作品としてステーンハンマルのカンタータ《歌》に使われた作品です。スウェーデンのヘルシングボリ生まれ、シュトゥットガルト州立歌劇場のアンサンブルに所属するメゾソプラノ、イーダ・エヴェリーナ・レンスレーヴ Ida Evelina Ränzlöv が、セッションに参加しています。

『十年間 - 歌曲の一世紀(Decades – A Century of Song) 第4巻 1840年–1850年』
ロベルト・シューマン(1810–1856)
 リーダークライス(Liederkreis) Op.24
アレクサンドル・ダルゴムイシスキー(1813–1869)
 夜のゼファー 私は悲しい 私は16歳だった 告白
セザール・フランク(1822–1890)
 回想(Souvenuance) FWV.70
 バンガドールの酋長(L'Emir de Bengador) FWV.72
 風の精(Le Sylphe) FWV.73 愛する(Aimer) FWV.76
ガエターノ・ドニゼッティ(1797–1848)
 一粒の涙(Una lagrima) ため息(Il sospiro)
アードルフ・フレードリク・リンドブラード(1801–1878)
 夏の日(En sommardag) 夕べ(Aftonen)
ヤーコブ・アクセル・ユーセフソン(1818–1880)
 セレナード(Serenad)
エーリク・グスタフ・イェイエル(1783–1847)
 夜の空(Natthimlen)
フェリクス・メンデルスゾーン(1809–1847)
 古いドイツの春の歌(Altdeutsches Fruhlingslied) Op.86 no.6
 夜の歌(Nachtlied) Op.76 no.6
 ヴェネツィアの舟歌(Venetianisches Gondellied) Op.57 no.5
 ライン川への警告(Warnung vor dem Rhein) WoO.16
  フローリアン・ベッシュ(バリトン)
  アヌーシュ・ホヴァニシアン(ソプラノ)
  イーダ・エヴェリーナ・レンスレーヴ(メゾソプラノ)
  オリヴァー・ジョンストン(テノール)
  ニック・プリチャード(テノール)
  アレクセイ・グセフ(バリトン)
  サムエル・ハッセルホルン(バリトン)
  マルカム・マーティノー(ピアノ)

録音 2018年7月2日–5日 アルフトン・ニュー・モールティングズ(サフォーク、イングランド) 

価格 ¥2,350(本体価格) 

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『マーリン・ビューストレム  管弦楽共演による歌曲集』

Swedish Society Discofil SCD1168 classical


スウェーデンのソプラノ歌手マーリン・ビューストレム Malin Byström(1973–)は、ストックホルム・オペラ大学で学びました。1997年からジョナサン・モリスの指導を受け、現在も共演が続いています。2013年12月、ストックホルムのコンサートホールで行われたノーベル賞受賞式でソリストと務め、2016年には、スウェーデン国王から文化功労者に授与される「Litteris et Artibus」勲章を受け、2018年、「宮廷歌手」に任命されました。2018年「国際オペラ賞」の最優秀女性歌手に選ばれています。主にオペラの舞台で活躍、《フィガロの結婚》の伯爵夫人と《ドン・ジョヴァンニ》のドンナ・アンナ、リヒャルト・シュトラウスの《サロメ》のタイトルロールをはじめとするソプラノ役をザルツブルク音楽祭、バイエルン国立歌劇場、バレンシアのオペラハウス「ソフィア王妃芸術宮殿」など、各地の公演で歌ってきました。グリーグの《ペール・ギュント》、シベリウスの《クッレルヴォ》といったオペラ以外のコンサートにも出演、ワーグナーの《ヴェーゼンドンク歌曲集》をヘルシングボリ交響楽団、シュトラウスの《4つの最後の歌》を王立スウェーデン管弦楽団の共演で歌っています。ビューストレムのソロ・デビューアルバム。ベルクがカール・ハウプトマンの詩に作曲した〈夜〉に始まる《7つの初期の歌》、ボードレールの詩による《旅への誘い》などデュパルクの6つの美しい歌。スウェーデンの作曲家ラングストレムの〈闇に咲く花〉〈メロディ〉〈夜の翼〉〈風と木〉〈夜への祈り〉はブー・ベリマンの詩、〈戦の女神〉はカーリン・ブーイェの詩に作曲された後期ロマンティシズムの作品です。ヘルシングボリ交響楽団を首席指揮者のステファン・スーリヨム Stefan Solyom(1979–)が指揮。彼女の声質、音楽の表現と個性を活かすことのできるプログラムが組まれています。

『マーリン・ビューストレム  管弦楽共演による歌曲集』
アルバン・ベルク(1885–1935)
 7つの初期の歌(Sieben frühe Lieder)(c.1905–08)
  夜(Nacht) 葦の歌(Schilflied)
  ナイチンゲール(Die Nachtigall)
  夢にみた栄光(Traumgekrönt) 室内にて(Im Zimmer)
  愛の頌歌(Liebesode) 夏の日々(Sommertage)
アンリ・デュパルク(1848–1933)
 戦のある国へ(Au pays où se fait la guerre)
 悲しき歌(Chanson triste)
 ローズモンドの館(Le manoir de Rosemonde)
 前世(La vie antérieure) 恍惚(Extase)
 旅への誘い(L'invitation au voyage)
テューレ・ラングストレム(1884–1947)
 闇に咲く花(Den mörka blomman) 戦の女神(Sköldmön)
 メロディ(Melodi) 夜の翼(Vingar i natten)
 風と木(Vinden och trädet) 夜への祈り(Bön till natten)
  マーリン・ビューストレム(ソプラノ)
  ヘルシングボリ交響楽団 ステファン・スーリヨム(指揮) 

録音 2019年1月 ヘルシングボリ・コンサートホール(ヘルシングボリ、スウェーデン)
制作 クリストファー・オルダー
録音 トゥルビョーン・サミュエルソン

価格 ¥2,450(本体価格) 

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『The Kernel』

Losen Records LOS223-2 jazz


ビーバップ・スタイルのジャズで知られるサクソフォーン奏者のクヌート・リースネス Knut Riisnæs は、彼をリーダーとするカルテットのアルバム『2nd Thoughts(再考)』(LOS146-2)を2017年にリリース。「『スカンディナヴィア・ジャズ』をシンプルなサウンドとして一括りにする人たちの考えを矯正……ポスト・ポップとクールジャズをミックスした音楽を確固たる姿勢で演奏……」("Jazz News")した音楽が高い評価を得てきました。アンデシュ・オールム Anders Aarum のピアノ、イェンス・フォッスム Jens Fossum のベース、トム・オールスタ Tom Olstad のドラム。同じメンバーによる第2作『The Kernel』(核心)も最初のアルバムと同様、スタンダード・ナンバーとオリジナル曲によるプログラムが演奏されます。繊細なピアノのルバートに始まる《Around the Kernel》、「しっかりとスウィングする」《Living Next Door to Hjallis》、ケニー・ドーハムの「ゴージャスな」バラード《La Mesha》、ウェイン・ショーターのバラードのテイクからリースネスの「ウォーキング・ブルース」へと変わる《Lady Day》と《West End Blues》、イェンスの「愛情のこもった」ソロをフィーチャーした瞑想的なワルツ《Inner Circle》、内省的な主題のパートと「ラテン感覚が脈打つ」パートの《Reminiscenc》、「4分の3拍子」のブルース《Midnight Waltz》、クヌートが「無上のバラード」を聞かせるホレス・パーランの《Love and Peace》。ハルデンとアスケル、2度のセッションで録音されました。 

『The Kernel』
 Around the Kernel(Anders Aarum)*
 Living Next Door to Hjallis(Jens Fossum)*
 La Mesha(Kenny Dorham)* Lady Day(Wayne Shorter)*
 West End Blues(Knut Riisnæs)* Inner Circle(Andy McKee)**
 Reminiscence Part 1(Knut Riisnæs)*
 Reminiscence Part 2(Knut Riisnæs)**
 Midnight Waltz(Cedar Walton)**
 Love and Peace(Horace Parlan)**
  クヌート・リースネス・カルテット
   クヌート・リースネス(サクソフォーン)
   アンデシュ・オールム(ピアノ)
   イェンス・フォッスム(ベース)
   トム・オールスタ(ドラム)

録音 2018年9月26日 アスレティック・サウンド Athletic Sound(ハルデン、ノルウェー)*、2019年2月11日 ムシクロフテ Musikkloftet(アスケル、ノルウェー)
制作 クヌート・リースネス、アンデシュ・オールム
録音 ダーグ・エーリク・ヨハンセン *、ヴィーダル・ルンデーン **
 
価格 ¥2,350(本体価格) 

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『Quattro』

Losen Records LOS231-2 jazz


ピアニスト、作曲家、バンドリーダーのラフ・フェラーリ Raf Ferrari、ベーシストのグエリーノ・ロンドローネ Guerino Rondolone、ドラマーのクラウディオ・スブロッリ Claudio Sbrolli そしてチェリストのヴィート・スターノ Vito Stano。ジャズには珍しい編成のカルテットの新しい《Quattro》は、2つの組曲で構成したコンセプト・アルバムです。「音楽の旅、メロディーとハーモニーの境界を越える小旅行、10年近く一緒に演奏してきた4人のツアー・ガイドがついた探究の旅。ジャズから現代音楽へ、クラシカルからファンクとフリー・ポップ=ロックへと及ぶ音楽」。最初の《Quattro(4)》は、フェラーリの作曲した5曲と、他の3人の即興による3曲で構成。秋、冬、春、夏の4つの季節へのオマージュ《The Seasons(四季)》では、「ひとつの歌」で音楽的につながる4つの曲が中断なく演奏されます。「キース・ジャレットの音楽」をテーマにした論文でボローニャ大学を卒業、ローマのセントルイス音楽カレッジに学んだリーダーのフェラーリ。アコースティックとエレクトリックのベースを演奏、ジャズのアンサンブルと交響楽団で演奏するロンドローネ。ポール・モチアン、デイヴ・ウェックル、スティーヴ・ガッドに学んだスブロッリ。ポテンツァの音楽院を卒業、ボローニャでガエターノ・ナシッロにバロック・チェロを学んだスターノ。ドイツ、スロヴェニア、スカンディナヴィアをツアーしたバンドのスタイルやジャンルを超えた音楽の「業績(feat)」と「饗宴(feast)」を楽しむアルバム。

『Quattro』
 組曲《Quattro》
  Utlemp(Raf Ferrari)
  Apart(impro. Guerino Rondolone/Vito Stano/Claudio Strolli)
  Microictus(Raf Ferrari)
  Casa(impro. Guerino Rondolone/Vito Stano/Claudio Strolli)
  É…(Raf Ferrari) Mio(Raf Ferrari) L'urlo(Raf Ferrari)
  Cassa(impro. Guerino Rondolone/Vito Stano/Claudio Strolli)
 組曲《The Seasons》(Raf Ferrari)
  Autumn Winter Spring Summer
  ラフ・フェラーリ(ピアノ)
  ヴィート・スターノ(チェロ)
  グエリーノ・ロンドローネ(ベース)
  クラウディオ・スブロッリ(ドラム) 

録音 2014年11月22日–24日 Entropya Recording Studio(ペルージャ、イタリア)
制作 ラフ・フェラーリ
録音 ステファノ・ベキーニ
 
価格 ¥2,350(本体価格) 

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『Sangeet(音楽)』

Losen Records LOS218-2 world

 
インドの音楽家スードシュナ・バッタチャリアとタンモイ・ボズのコラボレーション。サンスクリット語の「音楽」をアルバム・タイトルにとり、バッタチャリアが作曲した、瞑想の音楽にルーツをもつ「インド古典音楽」を3曲、演奏しています。スードシュナ・バッタチャリア Sudeshna Bhattacharya は、北インドの古典音楽の伝統を受け継ぐ「マエストロ」といわれ、弦楽器サロードと、彼女の父ラディカ・モハン・メイトラがサロードに手を加えて創ったというモハン・ヴィナを演奏。ノルウェーとインドに住み、ノルウェー国立音楽大学で講師としてインドの古典音楽を教えています。タンモイ・ボズ Tanmoy Bose(1963–)は、コルカタ(カルカッタ)生まれのパーカッション奏者、タブラ奏者です。ラヴィ・シャンカル、アヌーシュカ・シャンカル、アムジャッド・アリー・カーとの共演で国際的に知られ、音楽プロデューサー、映画俳優、作曲家としても活動しています。インド古典音楽のファン、Losen レーベルのオーナー、オッド・イェルスネスが録音の実現をずっと願っていたというアルバムです。

『Sangeet(音楽)』
 Rageshree, Alap(Sudeshna Bhattacharya)(Sarod)
 Rageshree, Jhaptaal and Teentaal(Sudeshna Bhattacharya)
 (Sarod and Tabla)
 Khambaj, Teentaal(Sudeshna Bhattacharya)
 (Mohan Vina and Tabla)
  スードシュナ・バッタチャリア(サロード、モハン・ヴィナ)
  タンモイ・ボズ(タブラ)

録音 2019年9月、10月 Audioskop Studio(ソフレミュール、ノルウェー)
制作 sabMUSIC
録音・ミクシング・マスタリング ペール・クリスチャン・ベルグ
 
価格 ¥2,350(本体価格) 

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『歓喜(Fryd)』

2L 2L158SABD Pure Audio Blu-ray + SACD hybrid(5.1 surround/stereo) traditional/contemporary/classical 


長く暗い夜のつづく冬、北の国が一日だけ光にあふれるクリスマス。子供たちが待ちわびるこの季節に向けてノルウェーの家々では母親が、いろんな準備に追われます。ディズニーの映画『アナと雪の女王』のオープニングの《ヴェリィ》を歌った女声合唱団「カントゥス」(Cantus)は、そうした「ノルウェーの母」とベツレヘムの馬小屋に生まれた「神の子の母」マリアに捧げる「ノルウェーのクリスマス」アルバムを作りました。歌われるのは、テレマルク、ヴェルダールのヴク、スルナダールの民謡、現代ノルウェーのフランク・ハーヴロイ Frank Havrøy の《サンクタ・マリア》と《おやすみ坊や》、キム・アンドレ・アルネセン Kim André Arnesen の《めでたし天の后》、オーラ・ヤイロ Ola Gjeilo の《北極光》。グルーバーの《聖しこの夜》はインゲマン B. S. Ingemann の詩、スェーデン民謡の《幸せを運ぶクリスマスよ》とレーガーの《マリアの子守歌》はノルウェー語の歌詞で歌われます。このプロジェクトには、フォークシンガーのユンニ・ブークサスプ Unni Boksasp とトロンハイムの作曲家トリュグヴェ・ブロスケ Trygve Brøske が参加。古くから伝わりながらあまり知られていない民謡に手を加えるとともに、カントゥスのための新しい曲を作りました。1986年の創設時からカントゥスを指導してきたトーヴェ・ラムロ=ユースタ Tove Ramlo-Ystad の指揮。アカペラの曲の他、いくつかの曲ではブークサスプのヴォーカルとツィター、ブロスケのキーボード楽器、ベンディク・ルンド・ホーンスフース Bendik Lund Haanshus のシターンとギター、マグネ・ヴェストルム Magne Vestrum のベースが加わります。トロンハイムのラーデモーエン教会 Lademoen kirke で録音が行われ、「イマーシブオーディオ」のパイオニアのひとり、モッテン・リンドベルグ Morten Lindberg がプロデュースとエンジニアリングを担当しました。

『歓喜(Fryd)』
テレマルク民謡(アイヴィン・グローヴェン(1901–1977)による)(ハンス・エードルフ・ブロアソン 詩、シェシュティ・ハウゲン、ユンニ・ブークサスプ 校訂)(トリュグヴェ・ブロスケ(1973–)編曲)
 愛らしいこのクリスマスの時に(I denne søde juletid)
ラーシュ・ソロース(1887–1976)(ヤコブ・サンデ 作詞)(ハンネ・ベーヴェルフィヨルド 編曲)
 静かな村は光に輝き(Det lyser i stille grender)
ヴク民謡(ペール・クヴェルンモーによる、ユンニ・ブークサスプ 改編)(ドロテーア・エンゲルブレッツダッテル 作詞、ユンニ・ブークサスプ 改編)(トリュグヴェ・ブロスケ(1973–)編曲)
 この地上に大いなる喜びを(På jorden fryd og glede)
フランツ・グルーバー(1787–1863)(B・S・インゲマン 詩)(オッド・ヨハン・オーヴェロイ(1961–)編曲)
 聖しこの夜(Glade jul)
フランク・ハーヴロイ(1969–)(ヘリゲ・スクリフテル 作詞)
 サンクタ・マリア(Sankta Maria)
フランク・ハーヴロイ(1969–)(伝承詩)
 おやすみ坊や(Sov, sov liten gut)
トリュグヴェ・ブロスケ(1973–)(インゲル・ハーゲルプ 作詞、トリュグヴェ・ブロスケ 改編)
 クリスマスの宵(Julekveld)
キム・アンドレ・アルネセン(1980–)(ヘリゲ・スクリフテル 作詞、『マリアのアンティフォナ』)
 めでたし天の后(Ave Regina Caelorum)
ヤコブ・ゲアハード・マイデル(1778–1857)(N・F・S・グルントヴィ詩)
 なんと美しい青空(Dejlig er den himmel blå)
スルナダール民謡(エリーアス・ブリクス 作詞)(トリュグヴェ・ブロスケ(1973–)編曲)
 さあ鐘よ鳴れ(Kling no klokka)
ユンニ・ブークサスプ(1972–)(アストリ・クローグ・ハルセ 作詞、ユンニ・ブークサスプ 方言調整)(トリュグヴェ・ブロスケ(1973–)編曲)
 さあ、すべての鐘よ鳴れ(No kime' alle klokkun')
スウェーデン民謡(グスタヴァ・シェラン 作詞)(イードゥン・ヴィンスポル 編曲)
 幸せを運ぶクリスマスよ(O jul med din glede)
オーラ・ヤイロ(1978–)(ヘリゲ・スクリフテル 作詞、『ソロモンの雅歌』)
 北極光(Northern Lights)
マックス・レーガー(1873–1916)(ユンニ・ブークサスプ 作詞)(トリュグヴェ・ブロスケ(1973–)編曲)
 マリアの子守歌(Marias voggesong)
  カントゥス
  トーヴェ・ラムロ=ユースタ(指揮)
  ユンニ・ブークサスプ(ヴォーカル、ツィター)
  トリュグヴェ・ブロスケ(アップライト・ピアノ、オルガン、ハルモニウム)
  ベンディク・ルンド・ホーンスフース(シターン、ギター)
  マグネ・ヴェストルム(ベース) 

録音 2018年1月、2019年1月、5月 ラーデモーエン教会(トロンハイム、ノルウェー)
制作・バランスエンジニアリング モッテン・リンドベルグ 

[DXD(24bit/352.8kHz)録音]
[Blu-ray: 5.1 DTS-HD MA(24bit/192kHz), 7.1.4. Auro-3D(96kHz), 7.1.4. Dolby Atmos(48kHz), 2.0 LPCM (24bit/192kHz), mShuttle: MQA + FLAC + MP3 Region ABC]
[SACD hybrid(5.1 surround DSD/2.0 stereo DSD), MQA CD]

価格 ¥3,900(本体価格) 

Pure Audio Blu-ray ディスクと SACD ハイブリッドディスクをセットにしたアルバムです。Pure Audio Blu–ray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。SACD ハイブリッドディスクはSACDブレーヤーとCDプレーヤーで再生できますが、Pure Audio Blu-ray ディスクはCDやDVDのプレーヤーでは再生できないので、Blu–ray プレーヤーもしくは Blu–ray 対応のPCをお使いください。

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『Just for You(あなただけのために)』

Aurora ACD5104 contemporary/classical  


ヤン・エーリク・ミカルセン Jan Erik Mikalsen は、豊かで大胆なテクスチュアの管弦楽作品で知られる、ノルウェー現代音楽シーンの作曲家です。2017年にリリースされた「ポートレート」アルバム『サン(Saan)』(ACD5092)につづくアルバムでは、彼の新作の協奏曲が2曲、紹介されます。《ヴァイオリン協奏曲》は、ほっそりした楽器ヴァイオリンの明るい音色と密度の高い管弦楽テクスチュアの交わりを主体に構築された作品です。第1楽章〈ロンターノ(Lontano)〉第2楽章〈カデンツァ(Cadenza)〉第3楽章〈ロンターノ(Lontano)〉第4楽章〈テネブレ(Tenebre)〉。終楽章の終わり近く、「現代ヨーロッパのヴァイオリン音楽のランドマーク」への敬意の印としてアルバン・ベルクのヴァイオリン協奏曲の開始部分が演奏されます。

《Just for You(あなただけのために)》は、「エンタテイナー」ピアニストとして一世を風靡したアメリカのリベラーチェをテーマに「ソロ・ピアノと管弦楽のための協奏曲」として作曲されました。リベラーチェ Liberace(1919–1987)の「生とキャリアと死」は、2013年、スティーヴン・ソダーバーグ監督がテレビ映画化。この作品『Behind the Candelabra』(邦題『恋するリベラーチェ』)は、批評家から最高度の評価を受け、リベラーチェを演じたマイケル・ダグラスは「ゴールデングローブ賞」と「プライムタイム・エミー賞」(ともにテレビ映画部門)の主演男優賞を受賞。リベラーチェと彼の音楽が再び話題になりました。ミカルソンの協奏曲は、リベラーチェが必ずといってよいほどショーで演奏した《For You》《When Liberace Winks at Me》《I’ll Be Seeing You》の3つの曲を素材に使い、「序奏」の楽章と3つの主要な楽章の作品として書かれています。「アフェトゥオーゾ(Affetuoso)」(愛情をこめて)の第1楽章〈序奏(Introduction)〉(左手のための)。「ロンターノ(Lontano)」(遠くに)の第2楽章〈誕生(Birth)〉(羊膜腔のもろく透明な膜の中に誕生。双子のひとりは死ぬ)。「ミステリオーソ(Misterioso)」(神秘的に)の第3楽章〈リベラーチェとママ(Leberace and Mom)〉(露のしずくで真珠の首飾りを作ろう、あなただけのために、あなたのために。この世にあることならあなたのために何だってしよう、あなたのために)。そして、映画の原作となった回想録を書いた、リベラーチェの「パートナー」、映画でマット・デイモンが演じたスコット・ソーソンの名をタイトルにした「ラルガメンテ(Largamente)」(寛大に)の第4楽章〈スコット(Scott)〉(じゃあまた、素敵な夏の日にはいつも。明るく陽気なことならなんでも。いつもそんな風にあなたのことを思っている)。

ヴァイオリニストのインゲリーネ・ダール Ingerine Dahl(1980–)は、故郷のスタヴァンゲル、コペンハーゲン、ローザンヌ、ザルツブルクの「モーツァルテウム」で学び、ノルウェー国立音楽大学で二つ目の修士号を取得、2018年、オスロ大学講堂でデビュー・コンサートを行いました。楽器は、Dextra Musica から貸与されたJ・B・ヴィヨム(1848–1850年)のヴァイオリンを弾いています。エレン・ウゲルヴィーク Ellen Ugelvik(1971–)は、ドナウエッシンゲンやダルムシュタットなど各地の現代音楽シーンで活躍するピアニストです。ノルウェーを中心に現代音楽アンサンブルに参加、ジョージ・クラムの《マクロコスモス》(Simax PSC1263)やラッヘンマンたちの曲を演奏した『サリナーデ』(ACD5061)の録音があります。指揮者のアイヴィン・グルベルグ・イェンセン Eivind Gullberg Jensen(1972–)は、ノルウェー国立歌劇場の新演出による《ラ・ボエーム》などで注目され、2021年からベルゲン国際フェスティヴァルの芸術監督と総合監督を務めることが決まっています。

『Just for You(あなただけのために)』
ヤン・エーリク・ミカルセン(1979–)
 ヴァイオリン協奏曲(2017) 
 Just for You(あなただけのために)(2017)
 (ソロ・ピアノと管弦楽のための)
  インゲリーネ・ダール(ヴァイオリン)
  エレン・ウゲルヴィーク(ピアノ)
  スタヴァンゲル交響楽団
  アイヴィン・グルベルグ・イェンセン(指揮)

録音 2018年8月13日–17日 スタヴァンゲル・コンサートホール(スタヴァンゲル、ノルウェー)
制作 アーリル・エーリクスタ
録音 アウドゥン・ストリーペ

価格 ¥2,450(本体価格) 

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『なにもかもうまくいくさ(Everything Is Gonna Be All Right)』

Aurora ACD5106 contemporary


16世紀から21世紀の音楽をレパートリーに創意にみちたプログラムによる演奏活動をするノルウェーのアカペラ・グループ「ノルディック・ヴォイセズ」。ギスレ・クヴェルンドクの作品集『時のフーガ』(ACD5077)とビョルン・ボルスタ・シェルブレードの《ミツバチのマドリガル》(ACD5088)につづく Aurora レーベルの新作では「どう歌えばいいかを見つける手がかりがスコアにまったくない『音のビジョン』をもった作曲家」3人の作品を取りあげました。ゲオルク・フリードリヒ・ハース Georg Friedrich Haas(1953–)はオーストリアの作曲家。《Hertervig-Studien(ヘルテルヴィーグ習作》は、ノルウェーの劇作家ヨン・フォッセの台本による歌劇《Melancholia(メランコリア)》(2008)の「事前の習作」として書かれました。ノルウェーの画家ラーシュ・ヘルテルヴィーグ Lars Hertervig(1830–1902)が残した絵画の「ノルウェー語タイトル」を「歌い、語り、囁く」スタイルの音楽です。

ノルディック・ヴォイセズは、ノルウェーのラッセ・トーレセン Lasse Thoresen(1949–)と長い年月にわたって共同作業を行ってきました。《Land of Your Love(あなたの愛の国)》は、世界全般、とりわけイランで制限されてきた女性の自由、表現、宗教の問題をテーマとする作品です。イランの詩人ファーテメ・バラガーニー(1817–1852)の詩による《The Impatient Bride(がまんのできない花嫁)》《Riddle of the Twin Revelation》、ノルウェーのヘンリク・ヴェルゲラン(1808–1845)の詩による《Stenen i Stefarens Pande(石頭の義父)》をテクストに採り、イラン音楽の古い旋法の旋律をポリフォニックなスタイルで展開しています。

マヤ・ソールヴェイ・シェルストルプ・ラトシェ Maja Solveig Kjelsrup Ratkje(1973–)の《A Dismantled Ode to the Moral Value of Art(芸術の倫理的価値観への解体された頌歌)》は、ノルディック・ヴォイセズと作曲者が一体となって作った、「音の花火」と表現される音楽です。各地のコンサートで歌われ、ラトシェ独自の音とハーモニーの世界と「音のスペクトラム」が、聴く人を驚かせたと言います。最後の部分でカナダのシンガーソングライター、ニール・ヤングの《Angry World(怒れる世界)》の一節「Everything Is Gonna Be All Right(なにもかもうまくいくさ)」が「ソロ・シンガー」により歌われます。

『なにもかもうまくいくさ(Everything Is Gonna Be All Right)』
ゲオルク・フリードリヒ・ハース(1953–)
 Hertervig-Studien(ヘルテルヴィーグ習作)
ラッセ・トーレセン(1949–)
 Land of Your Love(あなたの愛の国) Op.57(2018)
  The Impatient Bride Riddle of the Twin Revelation
  Stenen i Stefarens Pande
マヤ・S・K・ラトシェ(1973–)
 A Dismantled Ode to the Moral Value of Art
 (芸術の倫理的価値観への解体された頌歌)
  ノルディック・ヴォイセズ

録音 2018年5月4日–7日 レインボースタジオ(オスロ)
制作 ヨルン・ペーデシェン
録音 アルネ・アクセルベルグ

価格 ¥2,450(本体価格) 

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『シューマン、ブラームス ソナタと歌曲』

BIS SACD2167 SACD hybrid(5.0 surround/stereo)[BIS ecopak] classical 

 
「トリオ・ツィンマーマン」のメンバーとしても活動するクリスチャン・ポルテラ Christian Poltéra の新しい「ソロ・リサイタルアルバム」。シューマン夫妻とブラームスのヴァイオリンとピアノのための「ソナタ」と歌とピアノのための「歌曲」をチェロとピアノで演奏しています。クリスチャン・ポルテラ Christian Poltéra は、スイスのチューリヒ生まれ。ザルツブルクとウィーンでハインリヒ・シフに学びました。オーケストラにソリストとして客演、ギドン・クレーメル、ヘンニング・クラッゲルード、内田光子をはじめとする音楽家たちと共演する室内楽の演奏でも知られます。シューマンが、1851年の秋に作曲、青年のころを回想した音楽とも解釈されているニ短調の《ヴァイオリンソナタ》。ブラームスが、1886年夏、シューマンの第2番ソナタと同じ調性で作曲、「カヴァティーナ」の第2楽章「アダージョ」と「タランテラ」を思わせる第4楽章「プレスト・アジタート」が印象的な第3番の《ヴァイオリンソナタ》。シューマンがアルベルト・ディートリヒとブラームスと1楽章ずつ作曲、ヨーゼフ・ヨアヒムに献呈した《F・A・E ソナタ》の〈間奏曲〉と〈スケルツォ〉。《低声のための5つの歌曲》からクラウス・グロートの詩による第1曲。「旋律のように そっと私の心を通り 春の花のように咲き 香りを漂わせる」。クララ・シューマンがハイネの詩に作曲した歌曲。「ふたりは愛し合っていた だが、ふたりとも、そのことを口にしたいと思わなかった…」。すべて、ヴァイオリンと歌のパートをポルテラがチェロ用に改作した版による演奏です。ポルテラとキャスリン・ストット Kathryn Stott はたびたび共演。「抗えないほど美しい歌の流れに聴く人を誘い、その記憶は、何週間となく残りつづける」(BBC Music Magazine)と評されたドヴォルザークの作品集『静かな森(Silent Woods)』(BIS SA 1947)のほか、バーバー(BIS SA1827)とオネゲルの《チェロソナタ》(BIS SA1617)を BIS レーベルに録音しています。

『シューマン、ブラームス ソナタと歌曲』
ロベルト・シューマン(1810–1856)
 ソナタ第2番 ニ短調 Op.121(原曲:ヴァイオリンとピアノのための)
 間奏曲(Intermezzo)(《F・A・E ソナタ》第2楽章)
 (原曲:ヴァイオリンとピアノのための)
ヨハネス・ブラームス(1833–1897)
 スケルツォ WoO.2(《F・A・E ソナタ》第3楽章)
 (原曲:ヴァイオリンとピアノのための)
 ソナタ第3番 ニ短調 Op.108(原曲:ヴァイオリンとピアノのための)
 旋律のように(Wie Melodien zieht es mir) Op.105 no.1
クララ・シューマン(1819–1896)
 ふたりは愛し合っていた(Sie liebten sich beide) Op.13 no.2
  クリスチャン・ポルテラ(チェロ)
  キャスリン・ストット(ピアノ)

[楽器 チェロ:Antonio Stradivarius 'Mara', 1711 ピアノ:Steinway D]
 
録音 2018年8月 ライトシュダーデル(Reitstadel)(ノイマルクト・イン・デア・オーバープファッツ、ドイツ)
制作・録音 ハンス・キプファー

価格 ¥2,650(本体価格) 

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『C・P・E・バッハ 鍵盤独奏曲全集 第39集』

BIS CD2370[BIS ecopak] early music/classical 


ミクローシュ・シュパーニ Miklós Spányi によるC・P・E・バッハの鍵盤独奏曲全集の第39集。ベルリンのゲオルク・ルートヴィヒ・ウィンターが1765年に出版した『クラヴィーアのためのさまざまな小品』の「声と鍵盤楽器のた」めの3つの〈頌歌〉(Wq.112/6, 12, 14)をのぞく全曲の演奏です。この曲集には、演奏技術と音楽的洗練のレベルの異なる顧客の求めに応えるため、C・P・E・バッハの作品の中でもっとも多様な曲が収められ、そのことが「さまざまな」のタイトルに示されています。それぞれ3楽章の〈協奏曲〉〈ソナタ〉〈シンフォニア〉、自由に演奏する〈幻想曲〉、知識の求められる〈フーガ〉の他、いろいろな難易度と興趣の小品が13曲。シュパーニは、1765年の「第1刷」を使い、ヨハンネス・ダニエル・ドゥルケンが1745年に製作した二段鍵盤のチェンバロの「レプリカ」で演奏しています。

『C・P・E・バッハ 鍵盤独奏曲全集 第39集』
C・P・E・バッハ(1714–1788)
 クラヴィーアのためのさまざまな小品(Clavierstücke verschiedener Art )
   Wq.112
  協奏曲 ハ長調 Wq.112/1(H190)
  幻想曲 ニ長調 Wq.112/2(H144)
  メヌエット I & II ニ長調 Wq.112/3(H165)
  ソルフェッジョ ト長調 Wq.112/4(H145)
  アラポラッカ イ短調 Wq.112/5(H166)
  ソナタ ニ短調 Wq.112/7(H179)
  幻想曲 変ロ長調 Wq.112/8(H146)
  メヌエット I & II ニ長調 Wq.112/9(H167)
  ソルフェッジョ ハ長調 Wq.112/10(H147)
  アラポラッカ ト短調 Wq.112/11(H168)
  シンフォニア ト長調 Wq.112/13(H191)
  幻想曲 へ長調 Wq.112/15(H148)
  メヌエット I & II イ長調 Wq.112/16(H169)
  アラポラッカ ニ長調 Wq.112/17(H170)
  ソルフェッジョ ト長調 Wq.112/18(H149)
  フーガ ト短調 Wq.112/19(H101.5)
  ミクローシュ・シュパーニ(チェンバロ)

[楽器 Double manual harpsichord built in 2007 by Michael Walker, Neckargemünt, Germany, after Johannes Daniel Dulcken, Antwerp 1745]  

録音 2018年7月、8月 Christ the King Church(ロージャドンブ、ブダペスト、ハンガリー)
制作・録音 ノーラ・ブランデンブルク 

価格 ¥2,550(本体価格) 

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『クリュタイムネストラ(Clytemnestra)』

BIS SACD2408 SACD hybrid(5.0 surround/stereo)[BIS ecopak] classical/contemporary 


『ヴェネツィアのクリスマス』(BIS SA 2089)と『愛と喪失のヒロインたち(Heroines of Love and Loss)』(BIS SA 2248)をリリースしたイギリスのソプラノ歌手、ルビー・ヒューズ Ruby Hughes の BIS レーベルのソロ・アルバム第3作。前作では、聖母マリア、カルタゴの女王ディドー、デズデモーナ、アン・ブリーンたち「悲しみのヒロイン」をテーマにした歌と17世紀イタリアの女性作曲家の曲を歌い、「ルビー・ヒューズのソプラノはさりげなく美しい。しなやかで、細やかな表情に富み、無理を感じさせない」(BBC Music Magazine)と評され、聴き手からも支持されました。新しいアルバムで彼女は、管弦楽共演による3つの曲集を取りあげています。マーラーの《リュッケルトによる5つの歌曲》、ペーター・アルテンベルクが集めていた絵葉書に綴った5つの詩にアルバン・ベルクが曲をつけた《アルテンベルク歌曲集》、そして、彼女が2011年から2013年にかけて BBC の「ニュージェネレーション・アーティスト」として活動した時に出会い、「啓示」と考えたというリーアン・サミュエルの《クリュタイムネストラ》です。リーアン・サミュエル Rhian Samuel(1944-)は、ウェールズのアバデア生まれ。イギリスのレディング大学とアメリカのセントルイス・ワシントン大学で学び、室内楽、声楽、合唱のための作品、BBC の委嘱による《風景(Tirluniau/Landscapes)》に代表される管弦楽曲を手がけてきました。《クリュタイムネストラ》は、トロイ戦争でギリシア軍を率いたミケーネ王アガメムノンの后を題材にとり、アイスキュロスの『オレステイア』三部作から彼女自身が集めた英語版をテクストとする6つの歌と管弦楽だけで演奏される〈行動〉から構成された作品です。「1950年代ハリウッドの叙事詩映画の音楽も思い出してしまう、信じられないほど視覚的な作品…明るい太陽に照らされ、大きな線で描く絢爛豪華な感じ」(ルビー・ヒューズ)。BBC ウェールズ・ナショナル管弦楽団の共演。2005年から2013年まで首席客演指揮者を務めたオランダのジャック・ヴァン・スティーン(ヤック・ファン・ステーン) Jac van Steen(1956–)が指揮しています。

『クリュタイムネストラ(Clytemnestra)』
グスタフ・マーラー(1860–1911)
 歌曲集《リュッケルトによる5つの歌曲(Fünf Lieder nach Rückert)》
 (1901–02)
  私の歌をのぞき見しないでくれ(Blicke mir nicht in die Lieder!)
  私はほのかな香りを吸った(Ich atmet' einen linden Duft)
  私はこの世に捨てられて(Ich bin der Welt abhanden gekommen)
  真夜中に(Um Mitternacht)
  美しさゆえに愛するのなら(Liebst du um Schönheit)
アルバン・ベルク(1885–1935)
 アルテンベルク歌曲集(Altenberg Lieder) Op.4(1912)
 (管弦楽共演による5つの歌曲)
  魂よ、吹雪のあとのおまえはなんと美しく(Seele, wie bist du schöner)
  おまえは雷雨のあとの森を見たか
  (Sahst du nach dem Gewitterregen den Wald?)
  きみは宇宙の果てを瞑想し(Über die Grenzen des Alls)
  私の魂に訪れるものもなく(Nichts ist gekommen)
  ここには安らぎがある(Hier ist Friede)
リーアン・サミュエル(1944-)
 クリュタイムネストラ(Clytemnestra)(1994)
 (ソプラノと管弦楽のための)
  連なる炎(The Chain of Flame)
  夫の不在を嘆き悲しみ(Lament for His Absence)
  アガメムノンの帰還(Agamemnon's Return)
  行動(The Deed)(管弦楽のための)
  告白(Confession) 反抗(Defiance)
  エピローグ:哀歌(Epilogue: Dirge)
  ルビー・ヒューズ(ソプラノ)
  BBC ウェールズ・ナショナル管弦楽団 ジャック・ヴァン・スティーン(指揮)  

録音 2018年4月 ウェールズ・ミレニアム・センター「BBC ホディノット・ホール」(カーディフ、ウェールズ)
制作 ロバート・サフ
録音 ヒュー・トマス
 
価格 ¥2,650(本体価格) 

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『黄金の音符(Note d'oro)』

BIS SACD2462 SACD hybrid(5.0 surround/stereo)[BIS ecopak] early music 


スウェーデンのリュート奏者、ヤコブ・リンドベリ Jakob Lindberg は、ルネサンスとバロックを中心とするリュート音楽の分野で今日、もっとも幅広いレパートリーをもち、深い知性に支えられた情感豊かな音楽が高い評価を獲得、人気を集めてきました。ブリテンの《ジョン・ダウランドによる夜の曲》をリュートで演奏した『夜の曲 - ダウランドからブリテンまで』(BIS SA 2082)につづくアルバム。「ロジー伯爵」として知られるヤン・アントニーン・ロジーの作品から4つの組曲、《メヌエット》《シャコンヌ》が演奏されます。「ロージンタール伯爵」ヤン・アントニーン・ロジー Jan Antonín Losy(c.1650–1721)(ヨハン・アントン・ロジー・フォン・ロージンタール)は、ボヘミアの貴族の家に生まれました。幼少のころアカツィウス・カジミル・ヒュルゼからリュートを教わり、興味が芽生えたと言われます。プラハのシャルル・フェルディナント大学で哲学を専攻。博士号を取得した後、ヨーロッパを旅して回りました。ロジーは、フランスとイタリアのリュート音楽を研究、ボヘミアでもっとも優れたリュート奏者、作曲家として名を馳せました。彼はドイツのリュート奏者ヴァイスにも影響を与えたと言われます。1721年にロジーがプラハで亡くなった後、ヴァイスは《ロジー伯爵の死を悼むトンボー》を書き、彼を追悼しています。リンドベリが『ヴァイス - リュート音楽 第2集』(BIS-1534)で演奏した作品です。ロジーは主に、舞曲による「組曲」を作曲。フランスの「自由奔放な様式(Style brisé)」とイタリアの「カンタービレ」のスタイルを結合した、膨大で創造性の高い作品の手稿譜が、チェコをはじめとする各国のアーカイヴで保存されています。2018年9月、ノルテリエのレンナ教会での録音。リンドベリは、バロック期ドイツとフランスの音楽を演奏した『シクストゥス・ラウヴォルフのリュート』(BIS SA 2265)と同じ、1590年頃にアウグスブルクで製作された7コースあるいは8コースの楽器を弾いています。 

 『黄金の音符(Note d'oro)』
ヤン・アントニーン・ロジー(c.1650–1721)
 組曲 イ短調
  前奏曲 アルマンド クラント/ドゥブル アリア ガヴォット
  カプリース
 組曲 へ長調
  序曲 アルマンド クラント サラバンド メヌエット ジグ
 組曲 ト長調
  アルマンド クラント/ドゥブル アリア メヌエット I & II ジグ
 組曲 ニ短調
  前奏曲 アルマンド クラント サラバンド ジグ ブレー
  メヌエット ジグ
 組曲 ト短調
  ガヴォット クラント サラバンド メヌエット ロンドー
 メヌエット ハ長調
 組曲 変ロ長調
  アルマンド クラント サラバンド ジグ
 シャコンヌ へ長調
  ヤコブ・リンドベリ(リュート) 

[楽器 Sixtus Rauwolf, Augsburg C.1590]  

録音 2018年9月 レンナ教会(ノルテリエ、スウェーデン)
制作 ユーハン・リンドベリ
録音 マッティアス・スピツバルト
 
価格 ¥2,650(本体価格) 

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『エトヴェシュ 交響楽団のための4つの作品』

BMC Records BMCCD284 contemporary/classical 


現代を代表する作曲家のひとり、ハンガリーのペーテル・エトヴェシュ Peter Eötvös は、2019年、75歳の誕生日を迎えました。ブダペスト・ミュージック・センター Budapest Music Centre の主宰する BMC Records がリリースする記念アルバムには彼の管弦楽作品が4曲、指揮者としても高名なエトヴェシュの指揮で収録されています。バスク国立管弦楽団の委嘱を受けたエトヴェシュが、心から離れようとしないバスク民謡の一曲からイメージを膨らませて作曲したという「自由への希求」《鷲は音もなく大空を舞い》。オーケストラの声部を大きなエネルギーをもつ急速な流れが疾走、トランペットのソロが「嵐の目」の役割を担う《ジェット気流》。2017年5月、スウェーデンのホーカン・ハーデンベリエル(ハーデンベルガー) Håkan Hardenberger がソリストを務め、フランクフルトで行われた「改訂版」初演の録音です。「幸せな世界」を求め舟に乗りながら、イタリアの沿岸に到着することなく海に没したアラブとアフリカの難民を追悼した《名もなき犠牲者へ》。「モーツァルトの断片」を素材に使った、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の創設175周年の委嘱作《モーツァルトとの対話》。

『エトヴェシュ 交響楽団のための4つの作品』
ペーテル・エトヴェシュ(1944–)
 鷲は音もなく大空を舞い(The Gliding of the Eagle in the Skies)
 (2011 rev.2016)
 ジェット気流(Jet Stream)(2002 rev.2016)(トランペット協奏曲)*
 名もなき犠牲者へ(Alle vittime senza nome)(2016)
 モーツァルトとの対話(Dialog mit Mozart)(2016)
 (管弦楽のためのダカーポ)
  フランクフルト放送交響楽団
  ペーテル・エトヴェシュ(指揮)
  ホーカン・ハーデンベリエル(トランペット)*

録音 2017年5月18日–19日(ジェット気流)、12月7日–8日(対話)、2019年1月17日–18日 アルテ・オーパー(フランクフルト、ドイツ)(すべてライヴ録音)

価格 ¥2,350(本体価格) 

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『1+1+3』

Losen Records LOS232-2 jazz


ノルウェーのクリスチャンサンを活動の拠点とするゲイル・オーゲ・ヨンセン、フレードリク・サーランデル、ベルント・モーエンの3人は、これまで、さまざまな機会に共演してきました。『1+1+3』は、彼らがずっと希望していた「トリオ」による録音を実現させたアルバムです。セッションは、2019年2月、クリスチャンサンの「スタジオ A」で行われました。3人は、事前にプログラムも編曲も用意せず集合。すべてその場で決定し、一日でセッションを終えたと言います。ゲイル・オーゲの「ノリ」のいいドラムに触発された「ファンキーな、リフをベースにした」《アイソトープ》。J・J・ジョンソンの書いたバラードの美しいメロディとコード進行を生かし「北欧ジャズ・サウンドの理想をめざした『クラシカル』な感覚」の《ラメント》。ベルントの内部奏法のピアノにゲイル・オーゲとフレードリクが加わったコルトレーンの《ナイマ》。「ダークでハードなバージョン」の《インタープレイ》。「いろいろなことが変わった」のタイトルどおりの《Things Ain't What They Used to Be》。4分の4拍子が普通のはずのブルースをワルツ感覚の8分の6拍子で書いた「クール」な《オール・ブルース》。最後のトラックは、「語り尽くし、やり尽くした」メンバーの思いをベルントが曲にした《When All Is Said and Done(最終的に)》。

[プロフィール]
ゲイル・オーゲ・ヨンセン Geir Åge Johnsen は、ノルウェー、オーレスン生まれのドラマー。スタヴァンゲル大学で学び、リズムのセンスとテクニックを買われ、さまざまなジャンルの録音に参加しています。スウェーデン生まれのベーシスト、フレードリク・サーランデル Fredrik Sahlander は、クリスチャンサンのアグデル大学で学ぶため1997年にノルウェーに移りました。ゲーリー・ウィリスに即興の方法論を学び、オスロでフリーランスの音楽家として活動した後、クリスチャンサンで即興音楽をテーマにした博士論文を完成させ、アグデル大学で准教授として教えています。ピアニストのベルント・モーエン Bernt Moen(1974–)は、クリスチャンサンの生まれ。メタルバンドの演奏を経験、ロサンジェルスのミュージシャンズ・インスティチュートに在学中にジャズへの興味が芽生え、バークリー音楽大学とアグデル大学に進み、ジャズを学びました。アグデル大学の准教授。ソロをはじめとする自身のアルバムの他、サイドマンとして多くの録音に参加しています。

『1+1+3』
 Isotope(Joe Henderson) Lament(J. J. Johnson)
 Naima(John Coltrane) Interplay(Bill Evans)
 Things Ain't What They Used to Be
 (Johnny Mercer/Duke Ellington/Ted Persons)
 All Blues(Miles Davis) When All Is Said and Done(Bernt Moen)
  ゲイル・オーゲ・ヨンセン(ドラム)
  フレードリク・サーランデル(ベース)
  ベルント・モーエン(ピアノ)

録音 2019年2月 Studio A(クリスチャンサン、ノルウェー)
制作 ベルント・モーエン
録音 ゲイル・オーゲ・ヨンセン、フレードリク・サーランデル、ベルント・モーエン
ミクシング ラーシュ・ニルソン(Nilento Studio)
 
価格 ¥2,350(本体価格) 

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『In Essence』

Losen Records LOS233-2 jazz


ノルウェーのジャズ・ギタリスト、フローデ・ヒェクスタ Frode Kjekstad(1974–)は、ロニー・スミスやジェイムズ・モリソンたちとの共演により国際的に知られ、「間とリズムのセンスが完璧な若き天才」「新たなパット・マルティーノ」と言われる高い評価を得てきました。ソロアルバムの第4作『In Essence(本質は)』。前作の『A Piece of the Apples(りんごの一切れ)』(LOS178-2)が、エリック・アレクサンダー、マイク・ルドーン、ジョー・ファーンズワースの共演する「カルテット」によりニューヨークのテデスコ・スタジオで録音されたのに対し、新しいアルバムは、子供のころからの友人、ベーシストのフローデ・ベルグ Frode Berg と、「すごいドラマー」のマグヌス・セファニアセン・アイデ Magnus Sefaniassen Eide と組んだ「トリオ」により、オスロ市に近いサンヴィーカのルード高等学校 Rud vgs で録音されました。《In Essence》から《Rude Waltz》まで、ヒェクスタが折々に「そのときの思いを情緒的に反映させ」作曲してきた8つの曲で組まれたプログラム。「たくましいメロディ、ゾッとするようなリズム、奥深い楽しさ、音楽への心からの愛」により、ジャンルを超え、幅広い聴き手に届くことを意識して演奏が進められました。

『In Essence』
 In Essence(Frode Kjekstad) The Dark Hour(Frode Kjekstad)
 Hot Gloves(Frode Kjekstad) Leaving(Frode Kjekstad)
 A Walk in the Peacock Park(Frode Kjekstad) 
 Blues for J.D.(Frode Kjekstad) Rude Waltz(Frode Kjekstad)
  フローデ・ヒェクスタ(ギター)
  フローデ・ベルグ(ベース)
  マグヌス・セファニアセン・アイデ(ドラム) 

録音 2019年10月1日 ルード高等学校(サンヴィーカ、ノルウェー)
制作 フローデ・ヒェクスタ
録音 ホーヴァル・カスペシェン 

価格 ¥2,350(本体価格) 

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『Harvest Time(収穫のとき)』

Losen Records LOS234-2 jazz 


伝説の音楽家クラブ「Club 7」に参加、ビャルネ・ネーレムたちと共演したピアニストのトール・ヴェーロ Tor Welo(1951–)。彼の親戚でフリーランスのサックス・プレーヤー、アレンジャー、バンドリーダーとして活動するオーラ・ヴェーロ Ola Welo。オーラが音楽を学んだオスロ大学で知り合った二人のミュージシャン、ノルウェーとデンマークで活動しエスペン・エーリクセン・トリオのベースを担当したラーシュ・トールモー・イェンセット Lars Tormod Jenset(1978–)と、バークリー音楽大学でも学び、さまざまなノルウェーのバンドのツアーに参加してきたドラマーのマッティン・ヴィステル Martin Wister。『Harvest Time(収穫のとき)』は、ほぼ20年間、一緒に演奏してきた音楽家たちが初めて「バンド」として集まり、録音したアルバムです。《Fresh Start(再出発)》《Earlybird Special(早い者割引)》《クルーズコントロール》など、オーラ・ヴェーロの作曲した8曲。ノルウェー映画『Flåklypa Grand Prix』(邦題『ピンチクリフ・グランプリ』)(1975)のためにデンマークのベント・ファブリーシュス・ビェアア Bent Fabricius Bjerre が作曲、トミー・ライリーのハーモニカで演奏された《Reodors Ballade(レーオドルのバラード)》(別名《Norwegian Sunset(ノルウェーの夕日)》)が、プログラムに彩りを添えています。アーケシュフース、ソフィエミル村の「スパークルサウンド・スタジオ」でのセッション録音です。

『Harvest Time(収穫のとき)』
 Fresh Start(Ola Welo) Doxy for Lasse(Ola Welo)
 Earlybird Special(Ola Welo) The Comeback Kid(Ola Welo)
 If You Remember(Ola Welo) Ingelin(Ola Welo)
 Organic Remix(Ola Welo)
 Reodors Ballade/Norwegian Sunset(Bent Fabricius Bjerre)
 Cruise Control(Ola Welo)
  ヴェーロ/ヴェーロ・カルテット
   トール・ヴェーロ(ピアノ、オルガン)
   オーラ・ヴェーロ(サクソフォーン)
   ラーシュ・トールモー・イェンセット(ベース)
   マッティン・ヴィステル(ドラム)

録音 2019年7月29日–31日 スパークルサウンド・スタジオ Sparkle Sound Studios(ソフィエミル、ノルウェー)
制作 トール・ヴェーロ、オーラ・ヴェーロ
録音 マリウス・ステーゲイェーデ=クリスチャンセン 

価格 ¥2,350(本体価格) 

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『Viaduct』

ACT Music ACT9048-2 jazz 


「ジャズ界でもっともエキサイティングなアーティストのひとり」(「Downbeat Magazine」)と評されたノルウェーのサクソフォーン奏者、マリウス・ネセット Marius Neset(1985–)の ACT Music 第5作。作曲者、編曲者としての顔をもつ彼が、2018年のコングスベルグ・ジャズフェスティヴァルから委嘱され、オープニング・コンサートのために作曲した組曲《Viaduct》(高架橋)を、ロンドン・シンフォニエッタの共演で演奏したアルバムです。6つのパートに分かれる「Part 1」は、彼のソロとオーケストラの「橋」がメイン、4つのパートの「Part 2」では、アイヴォ・ニーム Ivo Neame たちと組んだクインテットによる「作曲・編曲」と「即興」に架ける「橋」を中心にした音楽が展開されます。

『Viaduct』
マリウス・ネセット(作曲、編曲)
 Viaduct Part 1a Viaduct Part 1b Viaduct Part 1c
 Viaduct Part 1d Viaduct Part 1e Viaduct Part 1f
 Viaduct Part 2a Viaduct Part 2b Viaduct Part 2c
 Viaduct Part 2d
  マリウス・ネセット(テナーサックス、ソプラノサックス)
  アイヴォ・ニーム(ピアノ)
  ジム・ハート(ヴィブラフォーン、マリンバ、パーカッション)
  ペッテル・エルド(ベース)
  アントン・エーゲル(ドラム)
  ロンドン・シンフォニエッタ ジェフリー・ペータソン(指揮)

録音 2018年12月19日–20日 AIR Studios(ロンドン)
制作 マリウス・ネセット
録音 ジョン・ベイリー
 
価格 ¥2,350(本体価格) 

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12月の定休日


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