2020年2月 

Our Select

『変容 - ベートーヴェン・クラッゲルード(Metamorphoses – Beethoven・Kraggerud)」

Simax PSC1370 contemporary/classical


ベートーヴェンの生誕250年の2020年。極北のプロオーケストラ、アークティック・フィルハーモニックが、アニバーサリー・イヤーを祝うトリビュート・アルバムをリリースします。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲と『セリオーソ四重奏曲』、そして、クラッゲルードの《マントラ-メタモルフォーゼン》の3曲のプログラムです。

ヴァイオリン協奏曲は、ソリストのヘンニング・クラッゲルードが、少年のころ、オイストラフが1948年に録音したレコードで初めて聴き、たちまち虜になったという音楽です。クラッゲルードが師事したカミラ・ウィックスのレパートリーでもあり、彼にとってかけがえのない作品のひとつだと言います。オルフェウス室内管弦楽団のカーネギーホールのコンサートをはじめ世界各地で演奏。録音が待たれていました。

ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の「物語」をどう語るか。クラッゲルードは、手稿譜のファクシミリ版を携えてセッションに臨み、即興的な視点でスコアを研究していて発見したことを反映させ、オイストラフやクライスラーたちの過去の録音も心の片隅に置いて演奏を進めていきました。カデンツァは、彼が愛してやまないというピアノソナタや弦楽重奏曲といったベートーヴェンの他の作品の和声進行をインスピレーションにクラッゲルード自身が作曲しています。

《マントラ-メタモルフォーゼン》は、2019年にスヴァールバル諸島で行われたアークティック・フィルハーモニックのフェスティヴァルでリヒャルト・シュトラウスの《メタモルフォーゼン》のリハーサル中にクラッゲルードが作曲した小品です。ヴァイオリンのデュオ曲として書かれ、アークティック・フィルハーモニックの第1コンサートマスター、ブリンヤル・リーエン・スクーレルード Brynjar Lien Schulerud がパートナーを務めました。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲のうちもっとも簡潔な曲のひとつ《セリオーソ》は、クラッゲルードが演奏したことのあるマーラーの編曲版ではなく、現代の弦楽オーケストラに合わせて彼が編曲した版で演奏しています。

アークティック・フィルハーモニックは、ノルウェーの北極圏に2009年に設立されました。小編成のシンフォニエッタと室内管弦楽団からフル編成の交響楽団と、異なる大きさのアンサンブルで活動、「アークティック・オペラ」のピットにも入ります。2019年1月、カナダのヴィクトリア交響楽団の音楽監督、コペンハーゲン生まれのクリスチャン・クルクセン Christian Kluxen(1981–)が、クリスチャン・リンドベリの後任として首席指揮者に就任。ヘンニング・クラッゲルード Henning Kraggerud(1973–)が、室内管弦楽団の音楽監督を務めています。

 

『変容 - ベートーヴェン・クラッゲルード(Metamorphoses – Beethoven・Kraggerud)」
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
 ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61 
 (カデンツァ:ヘンニング・クラッゲルード)
ヘンニング・クラッゲルード(1973–)
 マントラ-メタモルフォーゼン(Mantra-Metamorphosen)(2019)
 (2つのヴァイオリンのための)*
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827
(ヘンニング・クラッゲルード(1973–)編曲)
 弦楽四重奏曲第11番 へ短調 Op.95 《セリオーソ(Serioso)》
  ヘンニング・クラッゲルード(ヴァイオリン)
  ブリンヤル・リーエン・スクーレルード(ヴァイオリン)*
  アークティック・フィルハーモニック
  クリスチャン・クルクセン(指揮)

録音 2018年5月28日–31日 ストルメン・コンサートホール(ボードー、ノルウェー)
制作 ショーン・ルイス
録音 アルネ・アクセルベルグ 

価格 ¥2,450(本体価格)

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『アルカディアの恋愛ごと(Arcadian Affairs)』

Simax PSC1365 classical


ヘンデルは、1706年ごろから1710年にかけて、イタリアを旅して周りました。この旅では最初のカンタータ《時と悟りの勝利》を作曲、彼が手がけた初めてのイタリア・オペラ《ロドリーゴ》も上演し、実りの多い創作活動の時代だったといわれます。ローマ滞在中、パトロンの宮殿では音楽を中心にした集まりが毎週のように開かれ、ヘンデルはそのため、独唱と通奏低音のためのカンタータを約70曲書いています。このジャンルは当時のイタリアでもてはやされ、ロマンティックな姿に描かれるアルカディア地方の牧人たちの情熱の愛と恋が主要なテーマにとられていました。

『アルカディアの恋愛ごと』をタイトルとするアルバムでは、ヘンデルの室内カンタータの5曲が演奏されます。ソプラノのディテ・マリー・ブレイン Ditte Marie Bræin(1985–)は、ノルウェー最古の音楽家の家系に生まれました。ノルウェー国立音楽大学で学び、ソリスト、アンサンブル歌手として、バロック、クラシカル、現代の音楽の分野で活動しています。メゾソプラノのマリアンネ・ベアーテ・シェラン Marianne Beate Kielland(1975–)は、透明感のある声、深い解釈、表現力などが評価され、スカンディナヴィアを代表する歌手のひとりとみなされ、バッハ・コレギウム・ジャパンのコンサートへの参加でも知られます。通奏低音のクリスチャン・ショス Christian Kjos(1980–)は、近年、めざましく活動。ノルウェーの古楽アンサンブル「バロッカネルネ」、デンマークの「コンチェルト・コペンハーゲン」、スイスの「アンサンブル・メリディアーナ」などのアンサンブルに参加、2015年からノルウェー国立音楽大学のフェローとして、 ヘンデルの通奏低音カンタータにおけるチェンバロ伴奏をリサーチするプロジェクトに携わっています。

『アルカディアの恋愛ごと(Arcadian Affairs)』
ジョージ・フレデリック・ヘンデル(1685–1759)
 独唱と通奏低音のためのカンタータ
 ニーチェはどうしてる? どう思ってる?
 (Nice, che fa? Che pensa?) HWV.138 *
 心の平和を奪ったのは誰?(Chi papì la pace al core?) HWV.90 *
 いろいろな思いのあるなかで(Fra pensieeri quel pensiero) HWV.115 **
 わたしの美しい神から遠く離れていると
 (Lungi dal mio bel nume) HWV.127A *
 ルクレツィア「おお、永遠の神々」
 (Lucrezia "O numi eterni") HWV.145 **
  ディテ・マリー・ブレイン(ソプラノ)*
  マリアンネ・ベアーテ・シェラン(メゾソプラノ)**
  クリスチャン・ショス(チェンバロ)

[楽器 Harpsichord: Christian Fuchs, 2016 after an anonymous Italian (Florentine) model c.1680, housed in the Handel house in Halle, Germany]

録音 2019年1月17日–20日 ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)
制作・録音 ヨルン・ペーデシェン
 
価格 ¥2,450(本体価格)

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Our Select

『GALAXYMPHONY』

Euro Arts 20 65211 CD film score/classical


デンマーク国立交響楽団の「ガラコンサート」。エンニオ・モリコーネの音楽を特集した『The Morricone Duel(モリコーネ決闘)- かつてないもっとも危険なコンサート』(Euro Arts 20 64884/20 64888)につづき、「銀河(galaxy)」を舞台にした作品を中心とするSF映画の音楽による『GALAXYMPHONY』コンサートが行われました。1968年4月に公開されたスタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』に使われたリヒャルト・シュトラウスの《ツァラトゥストラはこう語った》の「導入」の音楽に始まり、『スター・ウォーズ』のためにジョン・ウィリアムズが作曲したスコアに終わるプログラム。ジェームズ・ホーナーの『アバター』とヴァンゲリスの『ブレードランナー』のオーケストラ・スコアは「組曲」が演奏され、『フィフス・エレメント』の音楽は、映画のシーンのとおり、エリク・セラの書いた〈ディーヴァ・ダンス〉に先立ちドニゼッティのオペラ《ランメルモールのルチア》の「狂乱の場」のアリアが歌われます。ソプラノのソロは、キム・ジヘ Jihye Kim です。『スタートレック』は、アレグザンダー・カレッジが作曲したテレビ映画のスコアと、ジェリー・ゴールドスミス、レナード・ローゼンマン、クリフ・アイデルマンの劇場版映画の音楽をメドレーで演奏しています。『ヒットマン』のエージェント47役の声優を務めたデイヴィッド・ベイトソン David Gateson がゲスト出演、『ブレードランナー』と『スタートレック』のナレーターを務めています。アントニー・ヘルムス(ハーマス) Antony Hermus(1973–)は、コンサートとオペラの両方を手がける、オランダの指揮者です。「北欧」のオーケストラ、デンマーク国立交響楽団の個性を活かしたテクスチュアと色彩の美しい「銀河の交響曲」を響かせています。

コンサートをライヴ収録した Blu-ray ディスクと80分の音楽を収めたCDによるリリース。CDには、収録時間の制約でカットされた音楽を収めた「ボーナス・トラック」(エイリアン2のテーマ、インテーステラー組曲、カンティーナ・バンド)を MP3 ファイルでダウンロードできる「ダウンロード・コード」が付属しています。 

『GALAXYMPHONY』
 映画『2001年宇宙の旅』
  - ツァラトゥストラはこう語った(リヒャルト・シュトラウス 曲)
 映画『アバター』- アバター組曲(ジェームズ・ホーナー 曲)
 映画『ブレードランナー』- ブレードランナー組曲(ヴァンゲリス 曲)
 映画『フィフス・エレメント』- ルチアの狂乱の場「あの人の優しい声が」
  - ディーヴァ・ダンス(ガエターノ・ドニゼッティ、エリク・セラ 曲)
 スタートレック・メドレー(アレグザンダー・カレッジ、
  ジェリー・ゴールドスミス、レナード・ローゼンマン、
  クリフ・アイデルマン 曲)
 映画『猿の惑星』- ノーエスケープ(ジェリー・ゴールドスミス 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
  - メインテーマ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』
  - アナキンのテーマ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』
  - 運命の戦い(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』
  - ルークとレイアのテーマ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ 1』- 帝国のマーチ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』
  - ヨーダのテーマ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
  - レイア姫のテーマ(ジョン・ウィリアムズ 曲) 
 映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
  - スター・ウォーズ、フィナーレと王座の間(ジョン・ウィリアムズ 曲)
  デンマーク国立交響楽団 コペンハーゲン室内合唱団「カメラータ」
  室内合唱団「ヒムニア」 アントニー・ヘルムス(指揮
  キム・ジヘ(ソプラノ) デイヴィッド・ベイトソン(ナレーション) 

収録 2017年6月 DR(デンマーク放送)コンサートホール(コペンハーゲン) 
制作 モーテン・モーウンセン 
録音 ヤン・オルドロプ

価格 ¥3,050(本体価格)

Euro Arts 20 65214 Blu-ray video film score/classical



『GALAXYMPHONY』
 映画『2001年宇宙の旅』- ツァラトゥストラはこう語った
 (リヒャルト・シュトラウス 曲)
 映画『アバター』- アバター組曲(ジェームズ・ホーナー 曲)
 映画『エイリアン2』- エイリアン2のテーマ(ジェームズ・ホーナー 曲)
 映画『ブレードランナー』- ブレードランナー組曲(ヴァンゲリス 曲)
 映画『インターステラー』- インテーステラー組曲(ハンス・ジマー 曲)
 映画『フィフス・エレメント』- ルチアの狂乱の場「あの人の優しい声が」
  - ディーヴァ・ダンス(ガエターノ・ドニゼッティ、エリク・セラ 曲)
 スタートレック・メドレー(アレグザンダー・カレッジ、
  ジェリー・ゴールドスミス、レナード・ローゼンマン、
  クリフ・アイデルマン 曲)
 映画『猿の惑星』- ノーエスケープ(ジェリー・ゴールドスミス 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
  - メインテーマ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス、
  エピソード2/クローンの攻撃』- アナキンのテーマと愛のテーマ
  (ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』
  - 運命の戦い(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』
  - ルークとレイアのテーマ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』
  - 帝国のマーチ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』
  - ヨーダのテーマ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
  - レイア姫のテーマ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
  - スター・ウォーズ、フィナーレと王座の間(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
  - カンティーナ・バンド(ジョン・ウィリアムズ 曲)
  デンマーク国立交響楽団 コペンハーゲン室内合唱団「カメラータ」
  室内合唱団「ヒムニア」 アントニー・ヘルムス(指揮
  キム・ジヘ(ソプラノ) デイヴィッド・ベイトソン(ナレーション) 

収録 2017年6月 DR(デンマーク放送)コンサートホール(コペンハーゲン)
制作 モーテン・モーウンセン
録音 ヤン・オルドロプ
 
[Blu-ray: 16:9 Full HD PCM stereo/DTS-HD MA5.1 102min Region All]

価格 ¥4,500(本体価格)

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『クロモス(Kromos)- 21世紀ギター音楽』

BIS SACD2395 SACD hybrid(5.0 surround/stereo)[BIS ecopak]contemoporary/classical


フィンランドのイスモ・エスケリネン Ismo Eskelinen(1971–)は、20世紀スペインのギター音楽を弾いた『魔法の円(The Magic Circle)』(ABCD153)や現代作品を集めた『第七感覚(The Seventh Sense)』(ABCD213)など、主に Alba レーベルに録音したユニークなアルバムで知られます。新作の『クロモス』は、フィンランドの5人の作曲家と中国のタン・ドゥンの作品を演奏したアルバムです。太陽の彩層(chromosphere)の「活動」をイメージしたというファーゲルルンド Sebastian Fagerlund の《クロモス》。エスケリネンからソロ曲を頼まれていたカレヴィ・アホ Kalevi Aho が、イラクの伝説的ウード奏者ムニール・バシールのレコードを聴いてインスピレーションを得て作った《ソロ XI》。「作曲家」ムストネン Olli Mustonen の「ドラマティコ、コン・ルバート」「ミステリオーゾ、コン・ルバート」「コン・フォーコ」の3楽章の《ギターソナタ第2番》。タン・ドゥン Tan Dun の《7つの欲望》は、彼のギター協奏曲第2番《Yi2》に付随する「音楽ミニドラマ」として作られました。「モダニスト」ユッカ・ティエンスー Jukka Tiensuu が、変則チューニングのギターとエレクトロニクスを使い「おとぎ話の色彩」の音世界に作った《白昼夢》。ティモ・アラコイティラ Timo Alakotila が「瞑想的コードにより穏やかに終わる」ピアノ曲として書いた《詩編》をエスケリネンが編曲して演奏しています。

『クロモス(Kromos)- 21世紀ギター音楽』
セバスチャン・ファーゲルルンド(1972–)
 クロモス(Kromos)(2011)(ソロ・ギターのための)
カレヴィ・アホ(1949–)
 ソロ XI(Solo XI)(2013)(ギターのための)
オッリ・ムストネン(1967–)
 ギターソナタ第2番(2017)
タン・ドゥン(1957–)
 7つの欲望(Seven Desires)(2002)(ギターのための)
ユッカ・ティエンスー(1948–)
 白昼夢(Daydreams)(2016)(ギターとエレクトロニクスのための)
ティモ・アラコイティラ(1959–)(イスモ・エスケリネン(1971–)編曲)
 詩編(Psalm)(2015)
  イスモ・エスケリネン(ギター)

[楽器 Guitar: Gabriele Lodi, 2011]

録音 2018年4月 フュヴィンカーホール(フュヴィンカー、フィンランド)
制作・録音 サイモン・フォックス=ガール

価格 ¥2,650(本体価格)

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『カレヴィ・アホの室内音楽』

BIS SACD2186 SACD hybrid(5.0 surround/stereo)[BIS ecopakcontemoporary/classical


カレヴィ・アホ Kalevi Aho は、フィンランドでもっとも委嘱の多い作曲家のひとりと言われます。彼は、7曲の交響曲や31曲の協奏曲のような規模の大きい管弦楽作品の他に室内楽曲やソロ楽器のための音楽も数多く手がけてきました。ソニヤ・フラキ Sonja Fräki とヤーコ・クーシスト Jaakko Kuusisto を中心にした新しいアルバムではアホがこのジャンルに作った6曲が演奏されています。チェロとピアノのためのヴィルトゥオーゾ的な《前奏曲、トッカータと後奏曲》。ヤーコとペッカのクーシスト兄弟が演奏する《哀歌》は、若いヴァイオリニスト、サカリ・ラウコラの死を悼む音楽として作曲されました。”Sakari Laukola” の名を音形とするモチーフを基に書かれた小品です。フィンランド語の美しい言葉「Halla」を曲名につけたヴァイオリンとピアノのための《霜》。《ソロ・ヴァイオリンソナタ》は、アホがペルニオのアルコール依存症ケア・チームで奉仕していた時の自由時間に作った、バッハとバルトークのソロ・ソナタを「ロール・モデル」にした演奏時間約20分の作品です。《ペール・ヘンリク・ノルドグレン追悼》は、2008年8月25日に亡くなった作曲家を追悼する音楽としてヨン・ストゥールゴールズ John Storgårds の依頼で作曲。「ベートーヴェンへのオマージュ」《ピアノソナタ第2番》は、ベートーヴェンの《ハンマークラヴィーア》ソナタを主要なモチーフにした5楽章で書かれています。カレヴィ・アホのピアノ音楽をシベリウス・アカデミーの博士課程で研究したソニヤ・フラキへの修了記念の贈り物として作曲されました。

カレヴィ・アホ(1949–)
 前奏曲、トッカータと後奏曲(Prelude Toccata and Postlude)
 (1974)(チェロとピアノのための)
 哀歌(Lamento)(2001)(2つのヴァイオリンのための)*
 霜(Halla)(1992)(ヴァイオリンとピアノのための)
 ソロ・ヴァイオリン・ソナタ(Sonata for solo violin)(1973)
 ペール・ヘンリク・ノルドグレン追悼
 (In memoriam Pehr Henrik Nordgren)(ソロ・ヴァイオリンのための)
 ピアノソナタ第2番(2016)(ベートーヴェンへのオマージュ)
  サムリ・ペルトネン(チェロ) ソニヤ・フラキ(ピアノ)
  ヤーコ・クーシスト(ヴァイオリン)
  ペッカ・クーシスト(ヴァイオリン)* 

録音 2017年4月(前奏曲、霜)、2018年10月 カレヴィ・アホ・ホール(ラハティ、フィンランド)
制作・録音 ハンス・キプファー(前奏曲、霜)、トーレ・ブリンクマン 

価格 ¥2,650(本体価格)

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『プロコフィエフ+スロボデニューク』

BIS SACD2301 SACD hybrid(5.0 surround/stereo)[BIS ecopakclassical


ラハティ交響楽団と首席指揮者のスロボデニュークによるプロコフィエフ。スロボデニューク Dima Slobodeniouk(1975–)は、モスクワに生まれ、17歳の時にフィンランドに移住しシベリウス・アカデミーでアッツォ・アルミラ、セーゲルスタム、ヨルマ・パヌラに指揮を学びました。2016年秋のシーズンからラハティ交響楽団の首席指揮者と「シベリウス・フェスティヴァル」の芸術監督を務めています。BIS レーベルを中心に録音を行い、カレヴィ・アホの《ファゴット協奏曲》(BIS SA 2206)で2018年の「BBC Music Magazine Award」を獲得。ハオチェン・チャンと共演したプロコフィエフのピアノ協奏曲第2番(BIS SA 2381)も話題になりました。プロコフィエフの管弦楽作品集。プロコフィエフ自身が自作の歌劇を再編集、ルーレットの回転を表す動機が印象的な「フィナーレ」など5曲の組曲にした《歌劇《賭博者》による4つの描写と終結》。バレエ《石の花》の〈プロローグ「銅山の女王」〉と《石の花》を改編した《結婚組曲》と《ジプシー幻想曲》を合わせた『《石の花》の物語』。
 
セルゲイ・プロコフィエフ(1891–1953)
 歌劇《賭博者》による4つの描写と終結 Op.49
 交響的スケッチ《秋》 Op.8
 《石の花》の物語
  バレエ《石の花》 Op.118 - プロローグ「銅山の女王」
  結婚組曲 Op.126
  (恋の歌 女友だちの踊り 娘たちの踊り 結婚 結婚の歌)
  ジプシー幻想曲 Op.127
  (序奏 ジプシーの踊り セヴェリアンの踊り ジプシーの独舞
   全体の踊り)
  ラハティ交響楽団 ディーマ・スロボデニューク(指揮)

録音 2016年10月(石の花)、2017年9月(賭博者)、2018年3月(秋) シベリウスホール(ラハティ、フィンランド)

価格 ¥2,650(本体価格)

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『3つのファゴット協奏曲』

BIS SACD2467 SACD hybrid(5.0 surround/stereo)[BIS ecopak] classical


カレヴィ・アホとファーゲルルンドの協奏曲(BIS SA 2206)を録音、『ORBI』(BIS-2297)に参加したオランダ生まれのファゴット奏者ブラム・ファン・サムベーク Bram van Sambeek(1980–)の新作。スウェーデン室内管弦楽団の共演でモーツァルト、ヴェーバーとエドゥアール・ドゥピュイの協奏曲を演奏しています。ドゥピュイ Édouard Dupuy は、スイス生まれ。ヴァイオリニスト、歌手、指揮者、作曲家としてスウェーデンとデンマークで活躍、ジングシュピール《若さと愚かさ》に代表されるメロディの美しい作品を残しました。このファゴット協奏曲は、世界初録音です。

W.A. モーツァルト(1756–1791)
 ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191/186e(1774)
カール・マリア・フォン・ヴェーバー(1786–1826)
 ファゴット協奏曲 へ長調 Op.75(1811/22)
エドゥアール・ドゥピュイ(c.1770–1822)
 ファゴット協奏曲 ハ短調(1812)
  ブラム・ファン・サムベーク(ファゴット)
  スウェーデン室内管弦楽団 アレクセイ・オグリンチュク(指揮) 

録音 2019年9月 オレブルー・コンサートホール(オレブルー、スウェーデン)
制作 マリオン・シュヴェーベル
録音 トーレ・ブリンクマン

価格 ¥2,650(本体価格)

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『チェロの蔵書(Cello Libris)』

BIS SACD2330 [BIS ecopak]contemoporary/classical


アメリカの作曲家ジェフリー・ゴードン Geoffrey Gordon が、デンマークのチェリスト、トーケ・ムルドロプ Toke Møldrup(1980–)のために書いた作品集。《チェロ協奏曲》は、ゴードンとムルドロプのふたりが気に入っているというトーマス・マン『ファウストゥス博士』からインスピレーションを得た作品です。マンの小説の「精神」と「無邪気から狂気へと大きく弧を描くストーリー展開」が「プロローグ」、2つの「カデンツァ」を含む7つのエピソード、「エピローグ」の9楽章で語られていきます。ムルドロプが首席奏者を務めるコペンハーゲン・フィルの委嘱による作品です。 

「シェイクスピアの『テンペスト』による5つの印象(Five Impressions of Shakespeare's The Tempest)」の副題をもつ《尋(ひろ)》は、チェロソナタのスタイルで書かれた作品です。〈前奏曲と嵐(Prelude and Storm)〉〈ファーディナンドとミランダ(Ferdinad and Miranda)〉〈エアリエルとすべての彼の資質(Ariel and all his quality)〉〈キャリバン(とシコラクス)(Caliban (and Sycorax))〉〈島は騒音でいっぱいだ(The Isle is Full of Noises)〉〈プロスペローは本を沈める(Prospero Drowns His Book)〉。ムルドロプとアメリカのスティーヴン・ベック Steven Beck が、2015年12月17日、カーネギーホールのワイル・リサイタルホールで初演しました。 

《ナイチンゲールへの頌歌》は、デンマークの合唱指揮者モーウンス・デール Mogens Dahl の委嘱で書かれた作品です。イギリスのロマンティシズム詩人ジョン・キーツ John Keats(1785–1821)の『ナイチンゲールへの頌歌』の8つの節が8つの曲に作られています。「My heart aches…(わたしの心は痛み…)」「O for a draught of vintage!…(ぶどう酒の一杯に…)」「Fade far away, dissolve…(消え去ってしまえ、溶けてしまえ…)」「Away! away! for I will fly to thee…(遠く、遠くへ!おまえのところに飛んで行こう…)」「I cannot see…(どんな花がわたしの足元に咲いているのか…)」「Darkling I listen…(暗がりの中に聞こえる…)」「Thou wast not born for death…(おまえは生まれ、死ぬことはない…)」「Forlorn…(寂寞…)」。2018年5月16日、デールが2005年に創設した室内合唱団とムルドロプによる初演は、デンマーク放送により海外へも伝えられました。

『チェロの蔵書(Cello Libris)』 
ジェフリー・ゴードン(1968–) 
 チェロ協奏曲(トーマス・マン『ファウストゥス博士』による)(2014)* 
 尋(ひろ)(Fathoms)(2015)(チェロとピアノのための)** 
 ナイチンゲールへの頌歌(Ode to a Nightingale)(2017)
 (混声合唱と独奏チェロのための)(ジョン・キーツの詩による)*** 
  トーケ・ムルドロプ(チェロ) 
  コペンハーゲン・フィル * ラン・シュイ(指揮)* 
  スティーヴン・ベック(ピアノ)** 
  モーウンス・デール室内合唱団 *** モーウンス・デール(指揮)***

[楽器 Cello: David Teccler, Rome 1697, Piano: Steinway D]

録音 2018年5月 王立デンマーク音楽アカデミー、コンサートホール(コペンハーゲン) 
制作・録音 ヴィゴ・マンゴ

価格 ¥2,550(本体価格)

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『遠き光(Distant Light)』

BIS SACD2352 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) [BIS ecopak]contemoporary/classical

 

ペーテリス・ヴァスクス(1946–)
 ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲
 《遠き光(Tala gaisma)》(1996–97)*
 サマー・ダンス(Summer Dances)(2017)
 (2つのヴァイオリンのための)**
 ピアノ四重奏曲(2001)†
  ワジム・グルズマン(ヴァイオリン)
  フィンランド放送交響楽団 * ハンヌ・リントゥ(指揮)*
  サンディス・シテインベルグス(ヴァイオリン)**
  イルゼ・クリャーヴァ(ヴィオラ)†
  レイニス・ビルズニェクス(チェロ)†
  アンジェラ・ヨッフェ(ピアノ)† 

録音 2018年4月 ミュージックセンター(ヘルシンキ)*、2018年10月 **、2017年7月 † ゼンデザール(ブレーメン、ドイツ)
制作・録音 マルティン・ナゴルニ

価格 ¥2,650(本体価格)

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『ヴァスクス+リサノフ』

BIS SACD2443 SACD hybrid(5.0 surround/stereo)[BIS ecopak] contemporary/classical


ウクライナのヴィオラ奏者、マクシム・リサノフ Maxim Rysanov(1978–)(マキシム・リザノフ)とシンフォニエッタ・リガによるラトビアの作曲家ヴァスクスの作品。リサノフに献呈された《ヴィオラと弦楽オーケストラのための協奏曲》は、ヴィオラの低音域に始まる「アンダンテ」、弦楽オーケストラとヴィオラが印象的な対照を示す「アレグロ・モデラート」、ヴィオラの旋律が美しい「アンダンテ」、情熱的に高揚し、暗闇へと向かう「アダージョ」の4楽章で構成されています。これが世界初録音です。交響曲《声》は、ギドン・クレーメルとクレメラータ・バルティカが演奏、録音。ヴァスクスの名が国際的に知られるきっかけになりました。「沈黙の声」「生命の声」「良心の声」の3つの楽章からなる抒情的な音楽です。

ペーテリス・ヴァスクス(1946–)
 ヴィオラと弦楽オーケストラのための協奏曲(2014–15)
 弦楽オーケストラのための交響曲《声》(1991)
  マクシム・リサノフ(ヴィオラ、指揮) シンフォニエッタ・リガ 

録音 2018年10月 聖ヨハネ教会(リガ、ラトビア)

価格 ¥2,650(本体価格)

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『ベント・サーアンセン 3つの協奏曲』

Dacapo 8.226095 contemporary/classical


デンマークのベント・サーアンセン Bent Sørensen の3つの協奏曲。《朝(La Mattina)》は、《夜(La Notte)》(8.226045)に次ぐピアノ協奏曲の第2作。ピアニスト「ライフ・オーヴェ・アンスネス(Leif Ove Andsnes)」という存在をインスピレーションに作曲したといい、彼に献呈された作品です。クラリネットと室内オーケストラのための《セレニダード》は、作品が完成した2012年の11月3日、マッティン・フロースト Martin Fröst(1970–)がオランダ放送室内フィルハーモニックの共演で初演。このディスクの演奏は、2014年、彼がデンマークの「レオニー・ソニング音楽賞」を受賞した際に行ったコンサートのライヴ録音です。《トランペット協奏曲》は、ティーネ・ティング・ヘルセット Tine Thing Helseth(1987–)と彼女のユニークで名人芸的な楽器の扱いのために書かれ、サーアンセンの娘ふたりに献呈されました。「ヴェネツィアへの私の永遠の夢」(サーアンセン)を反映した「舟歌のような宇宙」を中間に置いた3楽章で書かれています。ピアノ協奏曲とトランペット協奏曲は、60歳になったサーアンセンをテーマ作曲家にした2019年の「ウルティマ」現代音楽祭の期間中の録音です。

ベント・サーアンセン(1958–)
 朝(La Mattina)(2007–09)(ピアノと管弦楽のための)*
 セレニダード(Serenidad)(2011–12)
 (クラリネットと室内オーケストラのための)**
 トランペット協奏曲(2012–13)†
  ライフ・オーヴェ・アンスネス(ピアノ)*
  マッティン・フロースト(クラリネット)**
  ティーネ・ティング・ヘルセット(トランペット)†
  ノルウェー室内管弦楽団 */†
  ペール・クリスチャン・スカルスタード(指揮)*/†
  デンマーク国立交響楽団 **
  トマス・スナゴー(指揮)** 

録音 2019年9月18日–19日 オスロ大学講堂(オスロ)*/†、2014年5月10日 デンマーク放送(DR)コンサートホール(コペンハーゲン)(ライヴ)**
制作 ヨルン・ペーデシェン */†、トーレ・ブリンクマン **
録音 アルネ・アクセルベルグ */†、ヤン・オルロプ **、ミケル・ニューマン **
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『メンデルスゾーン姉弟(The Mendelssohn Siblings)』

Alba ABCD451 classical 


フィンランドのトリオ「ロードベリ三重奏団 Rödberg Trio」は、古典時代とロマンティシズム時代の音楽をピリオド楽器で演奏するため、2010年に結成されました。ヨーナス・アホネンのピアノ、アンティ・ティッカネンのヴァイオリン、マルクス・ホホテのチェロ。三人ともシベリウス・アカデミー(現 ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミー)の出身者です。『メンデルスゾーン姉弟(The Mendelssohn Siblings)』は、彼らのデビュー・アルバム。姉ファニー・メンデルスゾーンと弟フェリクス・メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲をピリオド楽器を使って演奏しています。ファニーの《ピアノ三重奏曲 ニ短調》は「アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ」「アンダンテ・エスプレッシーヴォ」「リート:アレグレット」「終曲:アレグレット・モデラート」。フェリクスの《ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調》は「アレグロ・エネルジーコ・エ・コン・フオコ」「アンダンテ・エスプレッシーヴォ」「スケルツォ:モルト・アレグレオ・クワジ・プレスト」「終曲:アレグレット・アパッショナート」。共通点の多い音楽語法をもちながら、それぞれに個性的な輝かしい音楽を書いた姉と弟の姿を示すプログラムが組まれました。

[プロフィール]

ヨーナス・アホネン Joonas Ahonen(1984–)。シベリウス・アカデミーでトゥイヤ・ハッキラとリーサ・ポホヨラに学びました。ヘルシンキ・フィルハーモニック、フィンランド放送交響楽団、BBC交響楽団、アヴァンティ!室内管弦楽団、「イクトゥス」にソリストとして客演。ヴァイオリニストのペッカ・クーシストとパトリツィア・コパチンスカヤ、ソプラノのアガタ・ズーベルとコラボレート。現代音楽を専門とするオーストリアのソリスト・アンサンブル「クラングフォルム・ウィーン」のメンバーです。リゲティのピアノ協奏曲(BIS SA 2209)とアイヴズの《コンコード・ソナタ》と《キャンプ・ミーティングの子供の日》(BIS SA 2249)を BIS レーベルに録音しています。

アンティ・ティッカネン Antti Tikkanen。シベリウス・アカデミーでイ・ミギョン、ヨーロッパ室内楽アカデミー(ECMA)でハット・バイエルレとヨハネス・マイスルに学びました。弦楽四重奏団「META4」のメンバー。ユハ・レイノネンの室内楽曲(ABCD447)、ロッシーニとホフマイスターの『四重奏の音楽』(BIS SA 2317/BIS SA 2318)などの録音に参加しています。
 
マルクス・ホホティ Markus Hohti(1976–)。シベリウス・アカデミーでマッティ・ロウシ、バーゼル音楽院でトーマス・デメンガに師事、マルック・ルオヤラン=ミッコラの下でバロック・チェロを学びました。ソリスト、室内楽奏者として活動。ウーシンタ・アンサンブルに参加、現代音楽のグループ「defunensmble」を主宰しています。

『メンデルスゾーン姉弟(The Mendelssohn Siblings)』
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805–1847)
 ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op.11
フェリクス・メンデルスゾーン(1809–1847)
 ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調 Op.66
  ロードベリ三重奏団
   ヨーナス・アホネン(ピアノ)
   アンティ・ティッカネン(ヴァイオリン)
   マルクス・ホホティ(チェロ)

[楽器 Piano: Joseph Böhm, Vienna 1828, Violin: Antonio Stradivarius "ex-Berglund" 1699, Cello: Anonymous, Italy mid-19th century]

録音 2014年9月11日–12日 サンデルス音楽学校「ギュッレンベリ・ホール」(ヘルシンキ)
制作・録音 サイモン・フォックス=ガール

価格 ¥2,300(本体価格)

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『北斗七星(Karlavagnen)』

Prophone PCD219 jazz

 
エミール・イングマル Emil Ingmar は、ヴェルムランドのカールスタード生まれ。スウェーデンのジャズシーンでピアニスト、作曲家として活動しています。『北斗七星』は、彼のデビュー・アルバム。《カロリーナバッケン》から《チェーデシュティーゲン》まで、彼が作曲した11曲で構成したプログラムを演奏しています。音楽の背景にあるのは、スウェーデンの森、通り沿いの古い家々、水浴場、田園風景。それは、夢で見た場所であったり、たくさんの時間を過ごしたり100万回も自転車で通ったところであったり。しまいこんでしまっていたポラロイド写真を眺めるような、故郷を思う温かい気持ちと、同時に、故郷を離れて大都会をめざす思いを反映していると言います。セッションには、輝かしい顔ぶれの音楽家たちが集まりました。サックスのユーナス・クヌートソン Jonas Knutsson、トロンボーンのマルクス・アールベリ Markus Ahlberg、ベースのフレードリク・ユーンソン Fredrik Jonsson、ドラムのカッレ・ラスムソン Calle Rasmusson。ジャズシンガーのマリア・ヴィンテル Maria Winther は、バッキングヴォーカリストとして彩りを添えています。アコースティックの音楽にエレクトロニクスのスパイスを効かせながら、ヒップホップ、ジャズ、フォークミュージックと、幅広い音風景のアルバムに仕上げられました。

『北斗七星(Karlavagnen)』
 Karolinabacken(カロリーナバッケン)(Emil Ingmar)
 Buss 823(823号線バス)(Emil Ingmar)
 Folkärna(フォルシェーナ)(Emil Ingmar)
 Åtta(8)(Emil Ingmar)
 Stora Kullen(ストゥーラ・クッレン)(Emil Ingmar)
 Ellegatan(エッレガータン)(Emil Ingmar)
 Vattentornet(ヴァッテントゥーネ)(Emil Ingmar)
 Gössa Anders Väg(ヨッサ・アンデシュ・ヴェーグ)(Emil Ingmar)
 Alster(アルステル)(Emil Ingmar)
 Karlavagnen(北斗七星)(Emil Ingmar)
 Tjäderstigen(チェーデシュティーゲン)(Emil Ingmar)
  エミール・イングマル(ピアノ、キーボード)
  ユーナス・クヌートソン(ソプラノサックス)
  マルクス・アールベリ(トロンボーン)
  フレードリク・ユーンソン(ベース)
  カッレ・ラスムソン(ドラム)
  ゲスト・ミュージシャン
   ペーテル・フレードマン(フルート、バスクラリネット)
   マリア・ヴィンテル(ヴォーカル)
   エーリク・テングホルム(トランペット)

録音 2019年4月2日–3日 キングサイド・スタジオ(Kingside Studio)(グネスタ、スウェーデン)
制作 エミール・イングマル
録音 オト・ヴェルトン 

価格 ¥2,350(本体価格)

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『Arrival(到着)』

Prophone PCD221 jazz


ベーシストのスヴァンテ・ソーデルクヴィスト Svante Söderqvist は、スウェーデンのジャズシーンで15年以上にわたりプロ・ミュージシャンとして活動を続けてきました。リグモア・グスタフソン、カーリン・ルンディン、ニルス・ランドグレーン、クレース・ヤンソン、クラース・リンドクヴィストたちと共演。スウェーデンを代表するベーシストのひとりに挙げられるようになりました。『Arrival(到着)』は、作曲家でもあるソーデルクヴィストのリーダーとしてのデビューアルバム。《Ny Ankomst(新たな到着)》《Vandringen(さすらい)》、イェムトランドの滝《Tännforsen(テンフォシェン)ナンバー》《Blusen(ブラウス)》といった、ジャズとフォークとクラシカルの要素を基に彼が作曲した個人的、旋律的、リズミカルなナンバーに、スティーヴィー・ワンダーの《He's Misstra Know-it-all》を加えた10曲を演奏しています。彼が長年コラボレートしてきたピアニストのアダム・フォルケリード Adam Forkelid とドラマーのカッレ・ラスムソン Calle Rasmusson で組んだトリオのセッションをストックホルム王立音楽大学(KMH)のスタジオで行い、マリア・ヴィンテル Maria Winter がスキャットを担当。ACT Music のアルバムで知られるポーランドのヴァイオリニスト、アダム・バウディヒ Adam Bałdych が《Gyumri(ギュムリ)》と《Jackpot(ジャックポット)》に参加しています。しっとりした情緒の漂う都会の雰囲気をもったアルバムです。

『Arrival(到着)』 
 Ny Ankomst(Svante Söderqvist) Gyumri(Svante Söderqvist)*
 Love Song(Svante Söderqvist) The Hill(Svante Söderqvist)
 Vandringen(Svante Söderqvist) Jackpot(Svante Söderqvist)*
 Bofara Jazz(Svante Söderqvist) Tännforsen(Svante Söderqvist)
 Blusen(Svante Söderqvist)
 He's Misstra Know-it-all(Stevie Wonder)
  スヴァンテ・ソーデルクヴィスト(ベース)
  アダム・フォルケリード(ピアノ)
  カッレ・ラスムソン(ドラム)
  アダム・バウディヒ(ヴァイオリン)*
  マリア・ヴィンテル(ヴォーカル) 

録音 2019年5月 ストックホルム王立音楽大学、KMHスタジオ(ストックホルム)
制作 スヴァンテ・セーデルクヴィスト、カッレ・ラスムソン、アダム・フォルケリード
録音 マグヌス・リンドストレム・コルテルード、エーリク・メタル

価格 ¥2,350(本体価格)

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『UP』

Losen Records LOS225-2 jazz


「Pericopes+1」は、ピアニストのアレッサンドロ・スゴッビオ Alessandro Sgobbio とサクソフォーン奏者のエミリアーノ・ヴェルニッツィ Emiliano Vernizzi が始め、2012年にアメリカのドラマー、ニック・ワイト Nick Wight を加えて再スタートしたプロジェクトです。『These Human Beings』(2015)『Legacy』(2018)のアルバムを制作。ヨーロッパ・ジャズ界の「新しい世代に属する」(Jazz 'N' More – Switzerland)「独創的、興味あるスタイル」(Concerto – Austria)のクロスジャンル・バンドと評されてきました。『UP』は、彼らのアルバム第3作。「みんながいつも手元のスマートフォンを見ている社会に残された希望。頭を上げ、視点を増やし、前向きな変化を生むためのヒント。芸術家と文明が生き残るために前を向き、上を向く」というコンセプトを基に「UP」のアルバム・タイトルがつけられました。スゴッビオとヴェルニッツィのオリジナル作品が4曲ずつ、マーク・ノップラーの《Sultans of Swing》が最後に演奏されます。力を抜き、ゆったりと演奏を楽しむ。ニューヨーク、パリ、ミラノと、離れて住む三人がイタリアのカヴァリッコのスタジオに集まってセッションを行いました。

『UP』
 Wonderland(Alessandro Sgobbio)
 Ucronia(Emiliano Vernizzi)
 Disco Gagarin(Emiliano Vernizzi)
 The Earth's Shape(Emiliano Vernizzi)*
 Danza di Kuwa(Emiliano Vernizzi)
 Marthyrlied(Alessandro Sgobbio)
 Gorod Malinov(Alessandro Sgobbio)
 La Rentrée(Alessandro Sgobbio)
 Sultans of Swing(Mark Knopfler)
  Pericopes+1
   エミリアーノ・ヴェルニッツィ(テナーサックス、エレクトロニクス)
   アレッサンドロ・スゴッビオ
   (ピアノ、フェンダーローズ、エレクトロニクス)
   ニック・ワイト(ドラム)
  ストリング・セクション *
   アンナ・アポロニオ(ヴァイオリン)
   ジュリア・ポンタロロ(ヴァイオリン)
   マルゲリータ・コッシオ(ヴィオラ)
   アンドレア・ムスト(チェロ) 

録音 2019年7月 アルテスオーノ録音スタジオ(Artesuono Recording Studios)(カヴァリッコ、ウーディネ、イタリア)
制作 Pericopes+1
録音 ステファノ・アメリオ

価格 ¥2,350(本体価格)

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『The Quiet Cormorant』

Losen Records LOS237-2 jazz


ノルウェーのドラマー、ペール・オッドヴァル・ヨハンセン Per Oddvar Johansen は、クリスチャン・ヴァルムルー、トリグヴェ・サイム、ソールヴェイ・スレッタイェルたちとのコラボレーションで知られ、ノルウェーのグラミー賞「スペルマン賞」を6度受賞しています。『The Quiet Cormorant(静かにしている鵜)』は、彼のソロアルバムの第4作です。《Waltz for Hire(レンタルのワルツ)》《Island Movies(島の映画)》《The Still(静寂)》《Sunshine - After Fogd(明るい太陽 - 霧の晴れたあと)》《Current Tides(潮流)》。小さな絵画のようなタイトルをもつ曲の多くは、ノルウェー北部、ボードーに近い海辺のホテル「アークティック・ハイダウェイ」の静かな環境で作曲されました。ノルウェー海、光、鳥の羽ばたきと鳴き声、空間と距離の感覚。そうしたものが、彼のパレットになり、ホテルの所有する島「Sørvær Major Manor」も音楽に作られました。オスロのレインボースタジオで録音セッションが行われ、前作の『Let’s Dance』と同じサックスプレーヤーのトルベン・スネッケスタ Toreben Snekkestad とピアニストのヘルゲ・リーエン Helge Lien が参加。《Brown House (by the sea)(海辺の茶色い家)》と《Love, Peace and Currywurst(愛、平和とカリーヴルスト)》の2曲にはギタリストのヘードヴィグ・モッレス Hedvig Mollestad が加わりました。ヤン・エーリク・コングスハウグ Jan Erik Kongshaug が録音と共同ミクシングを担当。ヨハンセンは、アルバムのリリース前の2019年11月に亡くなった「ヤン・エーリクの長年にわたる素晴らしい仕事すべて」への謝意をジャケット裏に記しています。

『The Quiet Cormorant』
 The Quiet Cormorant(Per Odder Johansen)
 Waltz for Hire(Per Odder Johansen)
 Brown House (by the sea)(Per Odder Johansen)*
 The Njalla Suite(Per Odder Johansen)
 Island Movies(Per Odder Johansen)
 Love, Peace and Currywurst(Per Odder Johansen)*
 The Still(Per Odder Johansen)
 Sørvær Major Manor(Per Odder Johansen)
 A Ballad in Popular Keys(Per Odder Johansen)
 Sunshine - After Fog(Per Odder Johansen)
 Current Tides(Per Odder Johansen)
 Where Did You Go?(Per Odder Johansen)
 Around & about the Roundabout(Per Odder Johansen)
  ペール・オッドヴァル・ヨハンセン(ドラム、ヴィブラフォーン)
  トルベン・スネッケスタ(テナーサックス、ソプラノサックス、
   バスクラリネット)
  ヘルゲ・リーエン(ピアノ)
  ヘードヴィグ・モッレスタ(ギター)* 

録音 2017年7月3日、4日 Rainbow Studio(オスロ)
制作 ペール・オッドヴァル・ヨハンセン
録音 ヤン・エーリク・コングスハウグ

価格 ¥2,350(本体価格)

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『Second Wind Quintet』

Challenge Records CR73495 jazz


「セカンド・ウィンド・クインテット(Second Wind Quintet)」は、ギタリストで作曲家のトンミ・タンピオ Tommi Tampio をリーダーに2015年に結成されたグループです。カスペル・ハイコネン Kasper Haikonen のサクソフォーン、アーポ・ヴィクステーン Aapo Wistén のピアノ、ユーソ・リンタ Juuso Rinta のベース、イルッカ・オクサネン Ilkka Oksonen のドラム。ヘルシンキを拠点に、モダンジャズ、フォーク、映画音楽の要素を統合したスタイルの音楽で活動しています。このデビューアルバムでは、ブライアン・ブレイドやパット・メセニーたちの音楽から主に影響を受けたというタンピオの作品を色彩的な即興とインタラクションを交えて演奏しています。

『Second Wind Quintet』 
 Something Dark(Tommi Tampio) Too Kind(Tommi Tampio)
 Inner Peace(Tommi Tampio) Absence(Tommi Tampio)
 Shift(Tommi Tampio) Belief(Tommi Tampio) 
 Uuspuu(Tommi Tampio) Lost(Tommi Tampio) 
  セカンド・ウィンド・クインテット 
   トンミ・タンピオ(ギター)
   カスペル・ハイコネン(サクソフォーン) 
   アーポ・ヴィクステーン(ピアノ)
   ユーソ・リンタ(ベース)
   イルッカ・オクサネン(ドラム)

価格 ¥2,350(本体価格)

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Choice

『Free America!(アメリカ解放)- 抵抗と反乱の初期の歌』

Harmonia Mundi HMM902628 classical


「ボストン・カメラータ(The Boston Camerata)」は、ヨーロッパとアメリカの数多い古楽グループの中でもユニークな位置を占めています。1954年、ボストン美術館の楽器コレクションに付属するアンサンブルとして設立されました。中世初期から19世紀、中東から初期ニューイングランドの音楽を主要なレパートリーにコンサートやレコード録音を行っています。シェーカー教徒の賛美歌を歌った『ささやかな贈り物(Simple Gifts)』(Erato)が代表的ディスクです。1969年から2009年までジョエル・コーエンが芸術監督を務め、2009年にアンヌ・アゼマ Anne Azéma(1957–)が後を継ぎました。アゼマは、フランス生まれのソプラノ歌手。中世のフランスとプロヴァンスの俗謡が中心分野の学者、舞台監督として活動、ボストン・カメラータのプログラム編成に携わり、ソリストも務めてきました。

『Free America!(アメリカ解放)- 抵抗と反乱の初期の歌』は、ボストン・カメラータと Harmonia Mundi の初めてのコラボレーションによるアルバムです。「ボストン虐殺」の1770年からリンカーンがアメリカ合衆国第16代大統領に選ばれた1860年の時代に歌われた揺籃期の「共和国アメリカ」の歌を特集。「Let tyrants shake their iron rod(圧政者ども、鉄の棒を振り回すがよい)」と始まる《チェスター》や《ヤンキードゥードゥル》といった独立戦争の時代を代表する愛国歌など、集会の自由を要求、代償を承知した上で反逆し戦いに臨む意欲と決意を示した歌、とりわけ、新しい「約束の地」に向かう長い旅をともにした歌、賛美歌、マーチが29曲、アコーディオン、フィドル、笛、太鼓の演奏をともない、さまざまなヴォーカルの組み合わせで歌われます。

1775年4月19日、独立戦争の始まるきっかけとなった戦闘が起きたマサチューセッツのレキシントン、6月17日のイギリス軍と大陸軍の「バンカーヒルの戦い」、ボストンの公園「ボストンコモン(ザ・コモン)」にあった「自由の木」と呼ばれる楡の木……。ボストン・カメラータのメンバー、バス歌手のジョエル・フレデリクセン Joel Fredeeriksen がリーダーを務めるアンサンブル・フェニックス・ミュンヘンが、同じ時代の宗教的内容の歌を中心に歌った『シャロンのばら(Rose of Sharon) - アメリカ音楽の100年 1770年–1870年』(HMC902085)や「アノニマス4」の『1865年-アメリカ南北戦争時代の希望と故郷の歌』(HMU807549)と同様、アメリカの歴史を歌とともにたどる一枚です。

『Free America!(アメリカ解放)- 抵抗と反乱の初期の歌』
[みな団結せよ(All unite!)]
作者不詳(from『Hymns and Spirituals(1823)』)
 Friendly Union(友愛の団結)
 (music based on "The New Union" by Jeremiah Ingalls)
作者不詳(18世紀アングロ=アメリカン・マーチ)
/ジェレマイア・インガルズ(from『Christian Harmony(1805)』)
 The Cuba March – The New Union
 (キューバ・マーチ - 新しい団結)(器楽)
アンドルー・ロー(1749–1821)
 Bunker Hill(バンカーヒル)
作者不詳(from『American Patriotic Songbook(1813)』)
 Liberty Tree(自由の木)
ウィリアム・ビリングズ(1746–1800)
 Chester(チェスター)
[戦場へ行ってしまった(Gone for a soldier)]
伝承のバラード
 Captain Robert Kidd(キャプテン・ロバート・キッド)(器楽)
作者不詳(from 『The Social Harp(1855)』)
 Jolly Soldier(ほろ酔い兵士)
作者不詳(from 『Moses Kimball's manuscript(c.1790)』)
 Boston March(ボストン・マーチ)(器楽)
作者不詳のスピリチュアル
(from 『Moses Kimball's manuscript(c.1790)』)
 Saw You My Hero(あなたを見た、わたしの英雄)
ウィリアム・ビリングズ(1746–1800)
 David's Lamentation(ダビデの嘆き)
伝承のバラード
 Johnny Has Gone for a Soldier(ジョニーは戦場へ行ってしまった)
作者不詳(from 『Moses Kimball's manuscript(c.1790)』)
 Prince William's March(ウィリアム王子のマーチ)
[悔恨(Repentance)]
シェーカー教徒の歌(オーティス・ソイアー(1815–1884)記譜)
 Repentance(悔恨)
ロシア伝承曲(ダニエル・リード(1757–1836)編曲)
 Thirst for Gold(金に飢えて)
作者不詳(from『Slave Songs of the United States(1867)』)
 My Body Rock 'Long Fever(おれのからだが熱で揺れる)
アフリカ系アメリカ人伝承歌
 Didn't My Lord Deliver Daniel(主はダニエルを救われなかったか)
シェーカー教徒の歌(オーティス・ソイアー(1815–1884)記譜)
 Sanctum Te
シェーカー教徒の歌(シスター・パッツィ・ウィリアムソン(19世紀))
 Pretty Home(きれいな家)
作者不詳(from 『The Sacred Harp(1911)』)
 Hebrew Children(ヘブライの子ら)
[富める者(The Rich Man)]
トマス・コマック(1804–1855)
 False Are the Men of High Degree(欺くは高き位の人たち)
ジェレマイア・インガルズ(from『Christian Harmony(1805)』)
 The Rich man(富める者)
作者不詳(from『American Musical Miscellany(1798)』) 
 The Jolly Sailor(ほろ酔い水夫)
[自由の地(A land of freedom)]
ジェレマイア・インガルズ(from『Christian Harmony(1805)』)
 The Apple Tree(りんごの木)(器楽)
シェーカー教徒の歌
(from『A Sacred Repository of Anthems and Hymns(1852)』
 Trumpet of Peace(平和のラッパ)
シェーカー教徒の歌(from a Whitewater manuscript(1863–64)』)
 March(Clamanda)(マーチ(クラマンダ))
シェーカー教徒の歌(from a South Union manuscript(c.1840)』
 O Zion Arise(シオンよ、起きよ)
作者不詳(music adapted from "The British Grenadier"(18世紀))
 Free Americay!(解放せよアメリカを!)
トマス・アーン(1710–1778)(music adapted from "Rule Britannia")
 Rise Columbia!(立てコロンビア!)
作者不詳
 Yankee Doodle or the Lexington March
 (ヤンキー・ドゥードゥル、または、レキシントン・マーチ)
  ボストン・カメラータ アンヌ・アゼマ(指揮)

録音 2018年9月 「Le Ferme de Villefavard en Limousin」講堂(ヴィルファヴァール、フランス)
芸術監修・録音 アルバン・モロー
 
価格 ¥2,600(本体価格)

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『Nibbles - トロンボーン四重奏の音楽』

LAWO Classics LWC1194 classical


ノルウェー・トロンボーン・アンサンブル Norsk Tromboneensemble は、オスロのオーケストラに所属する4人のプレーヤーが2014年に結成したグループです。ノルウェー放送管弦楽団のメンバーが3人。ソロ・トロンボーン奏者のスヴェッレ・リーセ Sverre Riise、スウェーデン出身のオルタネット・ソロ・トロンボーン奏者のペッテル・ヴィンルート Petter Winroth、イギリス生まれのバストロンボーン奏者のクレア・ファー Clare Farr。アウドゥン・ブレーン Audun Breen は、クリスチャンサン交響楽団とヨーテボリ交響楽団でプレーした後、オスロ・フィルハーモニックのソロ・トロンボーン奏者を務めています。ノルウェー放送管弦楽団の3人は、リリースされたばかりのベリオの《Coro》(BIS SA 2319)に参加しています。「少しずつかじるもの」「つまみ」の "nibbles" のタイトルどおり小品を集めたアルバムです。

『Nibbles - トロンボーン四重奏の音楽』
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681–1767)
 4声のソナタ
バート・バカラック(1928–)(ペッテル・ヴィンルート 編曲)
 アルフィー(Alfie)
クロード・ドビュッシー(1862–1918)(マイケル・レヴィン 編曲)
 シャルル・ドルレアンの3つの歌(Trois Chansons de Charles d'Orleans)
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
 3つのエクアーレ(3 Equali) WoO.30(4つのトロンボーンのための)
ジョージ・ガーシュウィン(1898–1937)
(オイヴィン・ヴェストビュー  編曲)
 魅惑のリズム(Fascinating Rhythm)
ジョヴァンニ・ガブリエーリ(c.1554/1554–1612)
 ソナタ
アントニオ・カルロス・ジョビン(1927–1994
(キム・シャーンバーグ 編曲)
 No More Blues
ザムエル・シャイト(1587–1654)
 カンツォン
伝承曲(ペッテル・ヴィンルート 編曲)
 移民の歌
アントン・ブルックナー(1824–1896)
 神が作り給いし場所
ベニ・アンデション(1946–)/ビョーン・ウルヴェウス(1945–)
(ペッテル・ヴィンルート 編曲)
 Money, Money, Money
トミー・ピーダソン(1920–1998)
 ニブラー
  ノルウェー・トロンボーン・アンサンブル
   スヴェッレ・リーセ(トロンボーン)
   ペッテル・ヴィンルート(トロンボーン)
   アウドゥン・ブレーン(トロンボーン)
   クレア・ファー(バストロンボーン) 

録音 2018年12月21日、2019年1月10日、2月7日 NRK(ノルウェー放送)ラジオ・コンサートホール(オスロ) 

価格 ¥2,350(本体価格)

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『Harmonium Repertoire』

LAWO Classics LWC1190 contemporary/classical


『Drones, Scales and Objects』(LWC1083)や『チカーダ - ハダスフィールド現代音楽フェスティヴァル・ライヴ』(LWC1086)の現代音楽アンサンブル「チカーダ Cikada)」の新作アルバム。』。彼らが長年連携してきたノルウェーの作曲家、ラーシュ・ペッテル・ハーゲンの作品を演奏しています。ラーシュ・ペッテル・ハーゲン Lars Petter Hagen(1975–)は、ドナウエッシンゲン音楽祭の委嘱で作曲した《ノルウェー・アーカイヴ》と《ツァイトブロムに》をはじめとする「独自の声」をもった作品で国際的に知られ、高い評価を獲得してきました。このアルバムでは彼がこの20年あまりの間に作曲した、「過去」とはっきりした関連のある作品が演奏されます。

リヒャルト・シュトラウスの曲を素材とする《3つの変容》。グリーグの《リカルド・ノルドロークのための葬送行進曲》を基にした《エドヴァルド・グリーグ追悼の葬送行進曲》。シェーンベルク、マーラー、シュトラウス、ベルク、ブルックナーの管弦楽曲の「ハーモニウム」パートによる《ハーモニウムのレパートリー》。ラーシュ・ペッテルがベルリンに住んでいた時、ベルリン・ユダヤ博物館で買った写真集からインスピレーションを得たといタイトルの〈A Tower of Absence(不在の塔)〉〈Stairs to Unanswered Questions(答えられないまま残る疑問へつづく階段)〉〈A Garden of Memories(記憶の庭)〉の3曲で構成された《Max F: Passage - Silence and Light Triptych》。スピリチュアルの《深い河(Deep River)》とチェコスロヴァキア民謡の《マリアと御子(Maria og barnet)》を「再作曲」した2つの《パウリーネのピアノ》は、作曲家パウリーネ・ハル Pauline Hall(1890–1969)が使っていたピアノで演奏するための作品です。ハルは、「Ny Musikk(新音楽)」の会長を務め、「国際現代音楽協会(ISCM)世界音楽の日々」の1953年オスロ開催に奔走しました。ラーシュ・ペッテルが譲り受け、一家が休暇を過ごす別荘に置かれているという彼女のピアノによる演奏です。

『Harmonium Repertoire』
ラーシュ・ペッテル・ハーゲン(1975–)
 パウリーネのピアノ I(Paulines piano I
 (《深い河(Deep River)》(伝承曲))
 (ラーシュ・ペッテル・ハーゲン 編曲)
 3つの変容(Three Transfigurations)
 ハーモニウムのレパートリー(Harmonium Repertoire)
 エドヴァルド・グリーグを追悼する葬送行進曲
 (Sørgemarsj over Edvard Grieg)
 Max F: Passage - Silence and Light Triptych
 (マックス・F:通路-沈黙と光のトリプティク)
 パウリーネのピアノ II(Paulines piano II)
 (《マリアと御子(Maria og barnet)》(伝承曲))
 (ラーシュ・ペッテル・ハーゲン 編曲)
  チカーダ
   アンネ・カリーネ・ハウゲ(フルート)
   ロルフ・ボルク(クラリネット)
   ケンネト・カールソン(ピアノ)
   ビョルン・ラッベン(打楽器)
   カーリン・ヘルクヴィスト(ヴァイオリン)
   オッド・ハンニスダール(ヴァイオリン)
   ベンディク・フォス(ヴィオラ)
   トールン・セーテル・スターヴセング(チェロ)
   マグヌス・セーデルベリ(コントラバス)
   クリスチャン・エッゲン(指揮) 

録音 2019年1月4日、6日、7日 NRK(ノルウェー放送)ラジオ・コンサートホール(オスロ)
制作 ヴェーガル・ランドース
録音 トマス・ヴォルデン [DXD(24bit/352.8kHz)録音] 

価格 ¥2,350(本体価格)

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『テレマン リコーダーソナタ』

LAWO Classics LWC1181 early music/classical


「Singen ist das Fundament zur Music in allen Dingen(歌うことが音楽のあらゆることの基本)」。テレマンがマッテゾンに宛てた手紙の最初に書いたこのモットーは、旋律の美しい音楽を作曲するテレマンの基本原則を言い表したものとされています。『ブロックバード(Blockbird)- ノルウェーのリコーダー音楽』(LWC1069)『ノルウェーのソナタ(Sonata Norwegica)』(LWC1165)がリリースされたカロリーネ・アイステン・ダール Caroline Eidsten Dahl(1980–)の LAWO Classics の第3作アルバムでは、テレマンがリコーダーと通奏低音のために作曲したソナタとソナチネの全曲が演奏されます。アイルランドのダブリン生まれ、王立音楽アカデミーと王立ストックホルム音楽大学で学んだケイト・ハーン Kate Hearn と、ノルウェー国立音楽大学でチェンバロを学び、バーゼル・スコラ・カントルムでアーリーミュージックのディプロマを取得したクリスチャン・ショス Christian Kjos の共演です。

ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681–1767)
 ソナチネ ハ短調 TWV.4l:c2 ソナチネ イ短調 TWV.41:a4
 ソナタ ハ長調 TWV.41:C2 ソナタ へ短調 TWV.41:f1
 ソナタ へ長調 TWV.41:F2 ソナタ 変ロ長調 TWV.41:B3
 ソナタ ハ長調 TWV.41:C5 ソナタ ニ短調 TWV.41:d4
 ソナタ へ短調 TWV.41:f2
  カロリーネ・アイステン・ダール(リコーダー)
  ケイト・ハーン(バロック・チェロ)
  クリスチャン・ショス(チェンバロ) 

[楽器 Recorders: Alto after P.I. Bressan Hz.415 by Luca de Paolis, Italy, Alto after P. I. Bressan Hz.415 by Hiroyuki Takeyama, Japan, Voiceflute after P.I. Bressan Hz.440 by Luca de Paolis, Italy, Baroque cello: Nicolas Augustin Chappuy, Paris, 1770, Harpsichord: Flemish double XV after Ruckers, Zuckermann-kit built by Amfinn Nedland, Sanderfjord, 2001]  

録音 2017年2月27日–28日 ヤール教会(バールム、ノルウェー)
制作 ヴェーガル・ランドース
録音 トマス・ヴォルデン [DXD(24bit/352.8kHz)録音]
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『シューマン ピアノ五重奏曲・ピアノ四重奏曲』

LAWO Classics LWC1189 classical


LAWO Classics に多くのアルバムを録音しているノルウェーのピアニスト、ニルス・アンデシュ・モッテンソン Nils Anders Mortensson と、『シューマンのヴァイオリン・ソナタ』(LWC1110)で彼と共演したアルヴィド・エンゲゴール Arvid Engegård が主宰するエンゲゴール四重奏団のアルバム。ロベルト・シューマンがかなりの数の室内楽曲を作った1842年に書かれたピアノと弦楽のための2曲が演奏されます。決然としたメロディとこのうえなく優しくロマンティックなメロディの楽章に始まる、インスピレーションに満ちた《ピアノ五重奏曲》。シューマンが書いたもっとも美しい旋律のひとつとされる「アンダンテ・カンタービレ」の第3楽章をもつ《ピアノ四重奏曲》。ともに変ホ長調で書かれ、シューマンの深い音楽的感情を表すとともに、ロマンティシズム時代の室内楽作品の「礎石」とみなされる作品です。モーツァルトの『プロシャ王』弦楽四重奏曲(LWC1123)に続くエンゲゴール四重奏団の LAWO Classics 録音。

ロベルト・シューマン(1810–1856)
 ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44(1842)
 ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.47(1842)
  ニルス・アンデシュ・モッテンソン(ピアノ)
  エンゲゴール四重奏団
   アルヴィド・エンゲゴール(ヴァイオリン)
   アレックス・ロブソン(ヴァイオリン)
   ジュリエット・ジョプリング(ヴィオラ)
   ヤン・クレメンス・カールセン(チェロ)

録音 2018年8月29日–31日 ソフィエンベルグ教会(オスロ)
制作 ヴェーガル・ランドース
録音 トマス・ヴォルデン [DXD(24bit/352.8kHz)録音]

価格 ¥2,350(本体価格)

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『チュルリョーニス 管弦楽作品集』

Ondine ODE1344-2 classical 


ミカロユス・コンスタンティナス・チュルリョーニス Mikalojus Konstanthinas Ciurlionis は、当時ロシア帝国の支配下にあったリトアニアのセノイ・ヴァレナ生まれ。世紀末を代表する画家のひとり、作曲家、作家として活躍、現代リトアニアの文化に大きな影響を与えた芸術家としてリトアニア史に名を残しました。約300の音楽作品を手がけたとされ、そのほとんどが未完成、あるいは2つの世界大戦の間に失われてしまったといわれます。交響詩《森の中で》と《海》は、彼の死後に初演された「絵画的」な作品です。リトアニア国立交響楽団と音楽監督・首席指揮者のモデスタス・ピトレナス Modestas Pitrėnas による新しい録音は、慣習的に行われたカットやオーケストレーションの変更のない、オリジナル版を再構築した版による演奏。交響的序曲《ケスティス》は、リトアニアの作曲家ユオザパイティス Jurgis Juozapaitis が、原曲のピアノ版に基づいて新たにオーケストレーションを施した版で演奏されています。

『チュルリョーニス 管弦楽作品集』
ミカロユス・コンスタンティナス・チュルリョーニス(1875–1911)
 交響的序曲《ケスティス(Kęstutis)》(1902)
 (ユルギス・ユオザパイティス(1942–)オーケストレーション版)
 交響詩《森の中で(Miške)》(1900–01)(オリジナル版再構築)
 交響詩《海(Jūra)》(1903–07)(オリジナル版再構築)
  リトアニア国立交響楽団 モデスタス・ピトレナス(指揮)

録音 2019年4月15日–19日、10月15日–17日 リトアニア国立文化センター録音スタジオ(ヴィリニュス、リトアニア) 

価格 ¥2,350(本体価格)

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『スクリャービン マズルカ』

Ondine ODE1329-2 classical 


ペーテル・ヤブロンスキ Peter Jablonski(1971–)は、スウェーデン南部、カールスクルーナのリュッケビュー生まれ。1982年から1986年までマルメ音楽院で打楽器とピアノを学びました。1989年からロンドンの王立音楽大学で作曲、指揮、ピアノを学び、1992年にワシントンのジョン・F・ケネディ・センター、翌年、ロンドンのロイヤル・フェスティヴァル・ホールでデビュー・コンサートを行いました。最初に契約した Decca レーベルに6枚ほどのレコードを録音。弟のパトリックと共同で作った Altara レーベルから『In Life - ヤブロンスキ兄弟と仲間たち』、ストラヴィンスキーの《春の祭典》など2台と4手のピアノの作品、ムソルグスキーの《展覧会の絵》とリストの作品、ショパン、シマノフスキ、マチェイェフスキの「マズルカ」などのアルバムをリリースしました。2004年には芸術監督スサンナ・マルッキとスタヴァンゲル交響楽団の来日公演でグリーグのイ短調協奏曲を演奏しています。Altara が活動を停止したため、スクリャービンのマズルカを弾いた Ondine のアルバムが久しぶりの録音です。 

アレクサンドル・スクリャービン(1872–1915)
 10のマズルカ Op.3(1889)
  第1番 ロ短調 第2番 嬰へ短調 第3番 ト短調 第4番 ホ長調
  第5番 嬰二短調 第6番 嬰ハ短調 第7番 ホ短調 第8番 変ロ短調
  第9番 嬰ト短調 第10番 変ホ短調
 9のマズルカ op.25(1899)
  第1番 へ短調 第2番 ハ長調 第3番 ホ短調 第4番 ホ長調
  第5番 嬰ハ短調 第6番 嬰へ長調 第7番 嬰へ短調 第8番 ロ長調
  第9番 変ホ短調
 2つのマズルカ Op.40(1903)
  第1番 変ニ長調 第2番 嬰へ長調
 マズルカ へ長調(1889) マズルカ ロ短調(1889)
 マズルカ風即興曲 ハ長調 Op.2 no3(1889)
  ペーテル・ヤブロンスキ(ピアノ)

録音 2019年7月16日–18日 Fazioli Concert Hallj(サチレ、ポルデノーネ、イタリア) 

価格 ¥2,350(本体価格)

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『ヒンデミット 室内音楽 第1集』

Ondine ODE1341-2 classical 



『ヒンデミット 室内音楽 第1集』
パウル・ヒンデミット(1895–1963)
 室内音楽第1番 Op.24 no.1(1921)(12の独奏楽器のための)
 室内音楽第2番 Op.36 no.1(1924)
 (オブリガート・ピアノと12の独奏楽器のための)
 室内音楽第3番 Op.36 no.2(1925)
 (オブリガート・ピアノと10の独奏楽器のための)
 小室内音楽 Op.24 no.2(1923)(5つの管楽器のための)
  クロンベルク・アカデミー・ソロイスツ(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
  シュレースヴィヒ=ホルシュタイン祝祭管弦楽団員(管楽器、打楽器)
  クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)

録音 2018年7月2日–3日 NDR Studio 1、7月4日–6日 NDR Rolf-Liebermann-Studio、2019年6月30日–7月4日 NDR Rolf-Liebermann-Studio(ハンブルク)(Op.24 no.2)

価格 ¥2,350(本体価格)

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『Translations』

Naxos 8.574124 contemporary/classical


ラトビアの作曲家エーリクス・エシェンヴァルズ Ēriks Ešenvalds(1977–)が21世紀になって作曲した精緻さと無骨さをあわせもった響きの合唱曲は、さまざまな賞に輝いてきました。イーサン・スペリー Ethan Sperry の指揮するポートランド州立室内合唱団の新しいアルバムでは、伝説と神話を素材に使い「translation(解釈、言い換え、転換、編成、翻訳)」の考え方をさまざまに探った作品が歌われます。調性の幅を広げ、ハンドベルを効果的に使った《Translation》。東方正教会の聖職者アントノフの詩をテクストにした《わが思考》。バルト海南岸の伝説の都市を題材にしたヴィルヘルム・ミュラーの詩による《ヴィネータ》。「天使」の美しさのためヴィオラとチェロを加えた《天国には》。《塀に囲まれた女の伝説》は、アルバニア民謡を編曲した作品です。

『Translations』
エーリクス・エシェンヴァルズ(1977–) 合唱作品集
 おお救いの生贄よ(O salutaris hostia)(2009)(Thomas Aquinas)
 天の群れ(The Heaven's Flock)(2014)(Paulann Petersen)
 Translation(2016)
 わが思考(My Thoughts)(2019)(Simeon Ivanovich Antonov)
 ヴィネータ(Vineta)(2009)(Wilhelm Müller)
 塀に囲まれた女の伝説(Legend of the Walled-in Woman)(2005)
 (Traditional/Martin Camaj/Robert Elsie)
 天国には(Im Paradisum)(2012)(ミサ通常文)
  ポートランド州立室内合唱団 イーサン・スペリー(指揮)

録音 2019年1月21日、23日、25日、6月17日、19日、21日、23日 聖マリア・カトリック教会(マウントエンジェル、オレゴン州)

価格 ¥1,100(本体価格)

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『葬送カンタータ、戴冠式カンタータ

Naxos 8.574077 classical


ボンの宮廷音楽隊の隊員だったベートーヴェンが、1790年、亡くなった皇帝ヨーゼフ二世を追悼する葬儀と定位を継ぐレオポルト二世の戴冠式のために委嘱された2曲のカンタータ。完成度の高い作品とされるものの、両曲とも彼の生前は演奏されず、仕上がりに自信をもっていたとされるベートーヴェンは『葬送カンタータ』の一部を歌劇《フィデリオ》の終幕に転用しています。

ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
 皇帝ヨーゼフ二世のための葬送カンタータ
 (Kantate auf den Tod Kaiser Josephs II) WoO.87(1790)
 皇帝レオポルト二世戴冠式カンタータ
 (Kantate auf die Erhebung Leopold II, zur Kaiserwürd) WoO.88
 (c.1790)
  レータ・ハーヴィスト(ソプラノ) ヨハンナ・レヘスヴオリ(ソプラノ)
  トゥオマス・カタヤラ(テノール) ユハ・コティライネン(バス)
  ニクラス・スポンベリ(バス)
  「カテドラーレス・アボエンシス」聖歌隊
  「キー・アンサンブル」室内合唱団
  トゥルク・フィルハーモニック管弦楽団
  レイフ・セーゲルスタム(指揮) 

録音 2018年8月27日–31日、10月15日–19日 トゥルク・コンサートホール(トゥルク、フィンランド)

価格 ¥1,100(本体価格)

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『サルメンハーラ オルガン作品全集』

Toccata Classics TOCC0515 contemporary/classical


エルッキ・サルメンハーラ Erkki Salmenhaara は、1960年代にフィンランド音楽の新しい時代を切り開いた作曲家のひとり。シベリウス・アカデミーでコッコネンの作曲クラスに参加、ウィーンのリゲティの下で研究を続け、ヘルシンキ大学で音楽学と美学と理論哲学を学びました。リゲティの作品に関する論文で博士号を取得、1975年から亡くなる2002年まで、ヘルシンキ大学で音楽学を教えました。サルメンハーラは、最新の作曲技法を積極的に取り入れる、急進的な実験家、モダニストと言われながら、突然、さらに新しい調性の、簡素な技法による作品を発表、批評家や聴衆を驚かせました。オルガンのための音楽は、ピアノの作品(FC Records FCRCD9707)と同様、前衛から1970年代初期の「新調性」を経て、その後のスタイルまで、それぞれの時代を反映しているとみなされています。《トッカータ》は「ペザンテ」「モデラート」「ミステリオーゾ - グラーヴェ」の3部構成の作品。初録音の《序奏とトッカータ》は、フィンランド放送(YLE)の委嘱作です。『歴史的オルガンと作曲家』のシリーズ、サン=サーンスやヴィドールの作品を録音したヤン・レヘトラ Jan Lehtola(1972–)の演奏。

『サルメンハーラ オルガン作品全集』
エルッキ・サルメンハーラ(1941– 2002)
 トッカータ(Toccata)(1965)
 イントラーダ(Intrada per organo)(1967)
 前奏曲-間奏曲-後奏曲(Prelude – Interlude – Postlude)(1969)
 カンツォーナ(Canzona per organo)(1971)
 リチェルカータ(Ricercata per organo)(1977)
 序奏とトッカータ(Introduzione e toccata)(1985)
  ヤン・レヘトラ(オルガン)

録音 2018年5月21日 トゥルク大聖堂(トゥルク、フィンランド) 

価格 ¥2,250本体価格)

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『シベリウス 交響曲第4番・第6番』

Hallé CDHLL7553 classical

 
ジャン・シベリウス(1865–1957)
 交響曲第4番 イ短調 Op.63 交響曲第6番 ニ短調 Op.104
  ハレ管弦楽団 マーク・エルダー(指揮)

録音 2018年8月2日–3日(第4番)、2019年1月9日–10日 ブリッジウォーター・ホール(マンチェスター、イングランド) 

価格 ¥1,900本体価格)

高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。

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『ポウル・ルーザス・エディション 第15集』

Bridge BCD9531 contemporary/classical


デンマークのポウル・ルーザス Poul Ruders のシリーズ。パガニーニの《カプリッチョ第24番》の主題を素材にした協奏曲《パガニーニ変奏曲》。チェンバロとピアノのデュオのための8曲の《チェンバル・ダモーレ 第2巻》。3作目のオペラ《カフカの審判(Kafka's Trial)》(Dacapo 8.226042–43)による管弦楽組曲《カフカプリッチョ》。すべて初録音の作品。

『ポウル・ルーザス・エディション 第15集』
ポウル・ルーザス(1949–)
 ピアノ協奏曲第3番《パガニーニ変奏曲(Paganini Variations)》(2014)
  アン=マリー・マクダーモット(ピアノ)
  オーゼンセ交響楽団 ベンジャミン・シュウォーツ(指揮)
 チェンバル・ダモーレ 第2巻(Cembal d'Amore, Second Book)(1986)
  クアットロ・マーニ
   スティーヴン・ベック(チェンバロ) スーザン・グレース(ピアノ)
 カフカプリッチョ (Kafkapriccio)(2008)
  オーゼンセ交響楽団 アンドレーアス・デルフス(指揮)

録音 2016年9月(協奏曲)、2018年6月(カフカプリッチョ ) オーゼンセ(デンマーク)、2016年10月 ウォレン(コロラド) 
 
価格 ¥2,250本体価格)

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『ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集』

Hyperion CDA68291/3 3CD's classical

 

ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
[Disc 1]
 ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15
 ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19
[Disc 2]
 ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
 ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
[Disc 3]
 ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73《皇帝(Emperer)》
  スティーヴン・ハフ(ピアノ)
  フィンランド放送交響楽団 ハンヌ・リントゥ(指揮) 

録音 2019年6月3日–7日 ミュジックセンター(ヘルシンキ、フィンランド)

価格 ¥4,000(本体価格)(特別価格)

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『ストゥールゴールズ+ショスタコーヴィチ』

Chandos CHSA5278 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical



ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906–1975)
 交響曲第11番 ト短調 Op.103《1905年》
  BBC フィルハーモニック ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)

録音 2019年8月8日–9日 メディアシティ UK(サルフォード、イングランド)

価格 ¥2,450(本体価格)(特別価格)

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『ミトス(Mythos)』

Alpha ALPHA595 contempotary/classical


エストニアの作曲家エルッキ=スヴェン・トゥール Erkki-Sven Tüür の比較的新しい管弦楽作品集。「神話」の副題をもつ交響曲第9番は、エストニア共和国建国100周年記念のため政府からの委嘱で作られた作品です。三管編成の管弦楽のための単一楽章の音楽。初演者のパーヴォ・ヤルヴィに献呈されています。2014年の《テンペストの呪文(Tormiloits)》は、男声合唱曲集《大波の魔術(嵐の海の呪文)(Incantatio maris aestuosi/Incantation for a StormySea)》を作曲したヴェリヨ・トルミス Veljo Tormis(1930–2017)に献呈された作品です。バンベルク交響楽団の委嘱で作曲され、ヤクブ・フルシャの指揮で初演されました。《風を蒔いて…》は、『旧約聖書』『ホセア書』(8章7節)「彼らは風を蒔いて、つむじ風を刈り取る。麦には穂が出ない。麦粉も作れない」から曲名をとり、特定の標題をもたない、「最初の『一陣の風』がまさに『旋風』に発達する」音楽に書いたという作品です。パリ管弦楽団とウィーン交響楽団の委嘱作。

『ミトス(Mythos)』
エルッキ=スヴェン・トゥール(1959–)
 交響曲第9番《ミトス(Mythos)》(2017)
 テンペストの呪文(Tormiloits/Incantation of Tempest)(2014)
 風を蒔いて…(Sow the wind…)(2015)
  エストニア祝祭管弦楽団 パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)

録音 2018年1月 エストニア・コンサートホール(タリン)(交響曲)、2016年7月(テンペスト)、2019年7月 (風を) パルヌ・コンサートホール(パルヌ、エストニア) 
 
価格 ¥2,450本体価格)

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『聖シーグフリッドの聖務日課(S:t Sigfrids officium – Celebremus karissimi)』

Sterling CDA1840 CDR early music


スカンディナヴィアに関わる中世の教会音楽を演奏するため2006年に創設、ビルギッタ修道会の聖歌400年のアルバム『マリア!マリア!』をリリースした「アンサンブル・イェマ」(Ensemble Gemma)の新作。南スウェーデン、ヴェクショー教区の聖人シーグフリッドの祝日、2月11日の聖務日課のため13世紀の変わり目あたりに書かれた聖歌を歌ったアルバムです。芸術監督カーリン・ストリンホルム・ラーゲルグレーン Karin Strinholm Lagergren(1971–)を中心とする4人の歌に、王立ストックホルム音楽大学とヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミーで学んだミュージシャン、ハーディガーディを得意とするユハンネス・ゲヴォルキアン・ヘルマン Johannes Geworkian Hellman(1990–)の演奏をはさんで進められます。前のアルバムと同じヴェクショーの教会で録音セッションが行われました。 

『聖シーグフリッドの聖務日課(S:t Sigfrids officium – Celebremus karissimi)』
 聖シーグフリッドの聖務日課(S:t Sigfrids officium)
  Celebremus karissimi(Instrumental)
  Celebremus karissimi & psalm 109: Dixit dominus(交唱第1晩課)
  Is namque(第2朝課交唱)
  Audito namque(第3朝課交唱)
  Audito namque(Instrumental)
  Evoluto quoque & psalm 4: Cum invocarem(第4朝課交唱)
  Ibi nempe(第5朝課交唱)
  Ibi nempe(Instrumental)
  Rex igitur Suecie(第7朝課交唱)
  Predicante itaque(第8朝課交唱)
  Dolens igitar diabolus(第2賛歌交唱)
  Tres siquidem cum eo(第3賛歌交唱)
  Cancitat continuo(第5賛歌交唱)
  Dilectus dei athleta(第5朝課応唱)
  Cancitat continuo(Instrumental)
  Sacerdos dei Sigfridus(第6朝課応唱)
  Accelerat denique(第7朝課応唱)
  Sanctus Sigfridus cum sedans(第8朝課応唱)
  Christi fidelis famulus(Instrumental)
  Christi fidelis famulus & Benedictus(ベネディクトゥス交唱)
  Laude atque preconia(賛歌聖歌)
  アンサンブル・イェマ
   クリスティン・ユーンソン ドロテーア・クヌースト エメリ・ルース
   カーリン・ストリンホルム・ラーゲルグレーン(芸術監督)
   ユハンネス・ゲヴォルキアン・ヘルマン(ハーディガーディ)

録音 2019年10月6日8日 ヘムショー新教会(ヴェクショー、スウェーデン)
制作 カーリン・ストリンホルム・ラーゲルグレーン
録音 トゥルビョーン・イーヴァション

価格 ¥2,450(本体価格)

高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。

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