Local Line

6 January - 19 December 2006

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Zig Zag Territoires ZZT061105 セルゲイ・ラフマニノフ (1873-1943) 2台と4手のピアノのための作品集
 組曲第1番 作品5 《幻想的絵画 (Fantaisie-tableaux)(1893) (2台のピアノのための)
 組曲第2番 作品17 (1901) (2台のピアノのための)
 6つの小品 作品11 (1894) (4手のピアノのための)
  ジョス・ファン・インマゼール (ピアノ) クレール・シュヴェリエ (ピアノ)
  [録音 200574日−8日、117日−8日 ブルージュ・コンサートホール]
  [楽器 1897年エラール・エクストラ・コンサートグランド (インマゼール) 1905年エラール・コンサートグランド]

◆ジョス・ファン・インマゼール Jos van Immerseel とアニマ・エテルナ Anima Eterna のラヴェルの管弦楽作品集 (Zig Zag Territoires ZZT060901) が、日本でも静かな人気を集めているという話です。内容にふさわしい評価を "Gramophone""BBC Music Magazine" から与えられたディスク。メディアに恵まれない日本のファンの耳にもその評判が届いたのでしょうか。なんだか救われた気がします。

 インマゼールの新録音はラフマニノフの2台と4手のピアノのための作品集です。ラヴェルのディスクで左手のための協奏曲を弾いたクレール・シュヴァリエ Claire Chevallier がインマゼールと共演しています。インマゼールは第1番の組曲では第1ピアノ、他の2曲では第2ピアノを担当。1897年製のエラール・エクストラコンサートグランドは、インマゼール自身のコレクションにある楽器が使われている可能性が高そうです。シュヴァリエの弾くピアノは1905年製エラール・コンサートグランド。ラヴェルの協奏曲で弾いたのと同じ、シュヴァリエがコレクションにしている楽器だと思われます。“ピアニスティック”という先入観をもってしまいそうなラフマニノフの音楽とエラールのピアノ。意外な組み合わせですが、3つの作品が書かれた時代を考えると、ラヴェルの時と同じようにおもしろいことになっているのではないか、という予感がします。そして、もしインマゼールとシュヴァリエが自分たちのコレクションしている楽器を弾いているなら、楽器への愛情から生まれる音楽にとても興味があります。


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Zig Zag Territoires ZZT060901 モーリス・ラヴェル (1875-1937)
 ボレロ (Boléro)
 亡き王女のためのパヴァーヌ (Pavane pour une infante défunte)
 左手のためのピアノ協奏曲
 スペイン・ラプソディ (Rapsodie espagnole) ラ・ヴァルス (La valse)
  クレール・シュヴェリエ (ピアノ) アニマ・エテルナ
  ジョス・ファン・インマゼール (指揮)
  [録音 20051023日−25日、29日 ブルージュ・コンサートホール]
  [芸術監督 シュテファン・シェルマン  録音 マルクス・ハイラント、マルタン・ナゴルニ] 試聴盤

◆すっかりご無沙汰してしまった Local line の更新。ヨーロッパのマイナーレーベルから素敵なアルバムがリリースされていることは知っていながら、北欧から素晴らしいアルバムが次々届くと、それを聴き、紹介するのに追われて、他の国のディスクまでなかなか手が回りません。

 そこで久々の Local Line。 今回のディスクはアニマ・エテルナとジョス・ファン・インマゼールの最新プロジェクト、ラヴェルの管弦楽曲集です。このアルバムのことは、すでにご存じかもしれませんが、とても素敵なので、ぜひ紹介させてください。

 長い歴史をもつアニマ・エテルナは、モーツァルトのソロのためのピアノ協奏曲全集 (Channel Classics) などで知られており、なかでも、モーツァルトの協奏曲集 (ZZT051001, ZZT060201) や “ピリオド楽器による” リムスキー=コルサコフの〈シェエラザード〉 (ZZT050502) といった Zig Zag Territoires レーベルの "Collection Anima Eterna" シリーズのディスクは、リリースのたびに注目を集めてきました。

 このグループの魅力をひとことで言うなら、ピリオド楽器で演奏しながらもしっかりと “音楽” が聞こえてくることでしょうか。彼らの演奏を聴くと、ピリオド楽器を “弾くこと” が目的でないのは明らかです。ピリオド楽器は、現代のプレーヤーが作曲家たちの想い描いた響きと音楽の再現を試みるための道具。そうした至極当たり前のことをアニマ・エテルナとインマゼールはやっているだけ。そんな気がします。彼らがメディアから高い評価を与えられ、音楽ファンの間での人気が高いのは当然でしょう。

 このラヴェルで使われている楽器は、“ピリオド楽器” から想像されるバロックやバッハの時代ではなく、1900年を中心とする時代の楽器です。一番古いのが1850年の (ナチュラル) ホルン (パリ、ラウー製)。もっとも新しい時代の楽器は1930年から1960年の打楽器。ラヴェルが生きた時代とほぼ重なる年代です。そしてクレール・シュヴァリエ Claire Chevallier の選んだピアノが1905年のエラール製。彼女の個人コレクションの1台です。エラールのピアノはラヴェルお気に入りだったと言われ、“アニマ・エテルナのラヴェル” となれば、これ以外の選択はちょっと考えられません。

 ラヴェルの時代の楽器。ラヴェルの音楽を表現できる技術と教養と想像力をもったミュージシャンたち……クレール・シュヴァリエ、アニマ・エテルナ、ジョス・ファン・インマゼール。作曲者が聴いたかもしれない、そんな音楽を音として聴ける。その期待が高まります。

 このディスクは9月にリリースされ、BBC Music Magazine10月号に批評が掲載されました。ロジャー・ニコルズ Roger Nicols の担当です。その批評はこう始まります。「『私の音楽を解釈はしてもらいたくない。演奏してくれれば、それで充分だ』というラヴェルの言葉……それが行動で示される」 (p.68, BBC Music Magazine, October 2006)。そして、その後は、“ただひとつの揚げ足取り” をのぞいて、ひたすら賛辞が続きます。

 実際、最初の〈ボレロ〉を聴いただけで、ニコルズ氏の言葉が納得されます。テンポの設定、管楽器と弦楽器のビブラートの扱い (ほぼノンビブラート) “インマゼールはラヴェル自身の録音 (1930年) を聴き、洞察して演奏に臨みました。そこから生まれた〈ボレロ〉は、新鮮な驚きと歓びにみちています。こんなにいい音楽! そんなシンプルな事実を忘れていたのは、奏者と指揮者の表現意欲のむだに強い演奏が多く、途中で飽きてしまうことが多かったせいでしょうか。

 左手のピアノ協奏曲では、管弦楽の奏する冒頭から、第1次世界大戦の気分を残す時代の空気が漂ってきます。そこに加わるシュヴァリエの弾くエラール・ピアノ。ラヴェルという作曲家の深い世界が見えてきます。そして、ベルエポック時代の翳りのある雅 (みやび)。19世紀末から20世紀初頭にかけてフランスを彩った文化と風俗。ふと、シュニツラーの『輪舞』を思い出します。

 この演奏についてニコルズ氏は、こう述べています。「輝きと推進力においてクリスチャン・ツィマーマンには適わない。重要な点は、彼女がそういった演奏をしようと思ってはいないことだ……ツィマーマンよりと) 抒情的で内省的、時として、はるかに美しい」。

 ニコルズ氏が〈ラ・ヴァルス〉について触れた部分は、アニマ・エテルナの演奏を要約しています。「フレーズの終わりでセンチメンタルなルバートをかけることもない。その代わりここにあるのは、ラヴェルが望んでいながらめったに実現されることのない、突然で危険なクレッシェンド ……作曲者の願いに沿った、きわめて多彩なフレージングとアーティキュレーション……そして、「フランスの金管と木管楽器を聴くことの歓び (特に、「バスーン!!」) 」。

 「これらの曲のどんな録音をもっていようと、これは絶対に必要なディスク」。そう結論づけたニコルズ氏の気持ちがよくわかります。こうなると、〈シェエラザード〉が聴きたくなります。

 ちなみに、オーケストラの名称となった "Anima Eterna (Aterna)" は、フランドル語の "Immer""Seel" のラテン語訳だそうです……ただひとつの魂。指揮者、インマゼール Immerseel の名前です。

Artwork © Zig Zag Territoires (France)/King International


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Phaedra 92046 In Flanders' Fields Vol.46
ギョーム・ルクー (1870-1894) ピアノ三重奏曲 ハ短調
アルトゥール・デ・グレーフ (1862-1940) ピアノ三重奏曲 へ短調
  ナルツィス・ウント・ゴルトムント・ピアノ三重奏団

◆フランダースの作曲家を紹介する "In Flander's Fields" シリーズ。リストやサン=サーンスにピアノを学び、作曲家、ピアニストとして活躍したアルトゥール・デ・グレーフと、ギョーム・ルクーのピアノ三重奏曲。ヘルマン・ヘッセが友情、宗教、母、死にテーマを求めた小説『ナルツィスとゴルトムント (知と愛) (Narziss und Goldmund)』に名を由来するトリオは、1999年に結成された若いグループです。ヴィーラント・クイケンの子、ピート・クイケンがピアノを弾いています。

Phaedra 492 002 エドモン・バーイェンスへのオマージュ
アントニーン・ドヴォルジャーク (1841-1904) チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 B191
ロベルト・シューマン (1810-1856) チェロ協奏曲 イ短調 作品129
アウグスト・デ・ブック (1865-1937) カンティレーナ (チェロとピアノのための)
  エドモン・バーイェンス (チェロ) ロベルト・ワスムート (ピアノ) BRTNフィルハーモニック管弦楽団
  フェルナンド・テルビ (指揮) [録音 1978年、1982年]

◆ベルギーを代表するチェロ奏者として活躍したエドモン・バーイェンス (1913-1987) のアナログ録音によるオマージュ・アルバム。「(バーイェンスは) 外面の効果を狙わず、音楽を深いところでとらえた音楽家。作曲家と作品に対する演奏者の愛情を聴き手に共有させてくれる……シベリウス・アカデミーのオーケストラと共演したエルッキ・ラウティオの録音 (Alba ABCD122) と同じ姿と心をもった演奏」。この演奏を知っている友人が、そう語ってくれました。


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Integral INTEG221148
WA・モーツァルト (1756-1791) 弦楽四重奏曲 変ホ長調 K160/159a
ジョゼフ・ブーローニュ・サン=ジョルジュ (c.1739-1799) 弦楽四重奏曲 ト長調 G071
 弦楽四重奏曲 変ロ長調 G072 弦楽四重奏曲 ヘ長調 G070 弦楽四重奏曲 ハ長調 G069
  アンタレス四重奏団 [録音 200410月]

◆フランス・ロココの作曲家、サン=ジョルジュの弦楽四重奏曲。先に、変ロ長調 G067、ハ長調 G002、ニ長調 G007、ト短調 G068、モーツァルトの変ロ長調 K159 を演奏した第1(INTEG221125) がリリースされていました。


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black box BBM1102 ネッド・ローレム (1923-) 合唱とオルガンのための作品集
 起きよ、光を放て (Arise Shine) オルガン曲集 第3(Organbook III) − 即興曲 (Impromptu)
 3つのアンセム (Three Hymn Anthems) 詩篇70(The Seventieth Psalm) 
 オルガンのための6つの小品 (Six Pieces for Organ)Why and Because The Flight Into Egypt Entreat Me Not
 教会暦年のための7つのモテット (Seven Motets for the Church's Year)
 来たれ、清き心よ (Come, Pure Hearts) Mercy and Truth are Met A Sermon on Miracles
 ジェラルド・マンリー・ホプキンズの詩による3つのモテット (Three Motets on Poems by Gerard Manley Hopkins)
  ユン=ア・イ (オルガン) ロバート・オーガスト (オルガン)
  ハーバード大学合唱団 マーリー・フォーブズ・サマヴィル (指揮)

black box BBM1104 ネッド・ローレム (1923-)
 オーデン歌曲集 (The Auden Songs) (テノール、ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
 サンタフェ歌曲集 (Santa Fe Songs) (メッツォソプラノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための)
  クリストファー・レミングズ (テノール) サラ・フルゴーニ (メッツォソプラノ)
  チェンバー・ドメーヌ

◆ネッド・ローレム Ned Rorem (1923-) は、現代アメリカでもっとも魅力的な歌曲作家のひとり。〈ウォルト・ホイットマンの詩による歌曲集 (Songs to Poems by Walt Whitman)〉、〈戦争の光景 (War Scenes)(Phoenix PHCD116)、〈ナンタケット歌曲集 (Nuntacket Songs)(CRI657)……さまざまなスタイルの詩を深く理解し、ドラマと抒情を適確に浮かびあがらせるローレムの知性と感性に共感を寄せ、彼の歌を愛するファンやミュージシャンは少なくないでしょう。〈オーデン歌曲集〉は初録音。スーザン・グレアムが "The Songs of Ned Rorem" (Erato 8573-80222-2)4曲を歌っていた〈サンタフェ歌曲集〉 (ウィター・ビンナー Witter Bynner 詩) は、これが初めての全曲録音です。

Artwork © black box (UK)


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Naxos 8.557569 フランツ・シューベルト (1797-1828)
 ドイツ語歌曲全集 第21集 − "感傷主義" の詩人たち 第4
 満足 (第1作) D362 満足 (第2作) D501 霧氷の歌 D532 最初の5月の朝に D344
 ナイチンゲールに寄す D196 ナイチンゲールに寄す D497 フィディーレ D500
 アリー・ベイへの追悼 D496A アンセルモの墓で D504 自然に寄す D372 朝の歌 D381
 小川のほとりのダフネ D411 夕べの歌 D276 花の歌 D431 収穫の歌 D434
 5月の歌 (第3作) D503 5月の夜 D194 春の歌 (第2作) D398 少年時代 D400
 月に寄す D259 冬の歌 D401 あずま屋 D214 義務と愛 (断片) D467 子守歌 D304
  ヴォルフガング・ホルツマイアー (バリトン) ビルギット・シュタインベルガー (ソプラノ)
  ウルリヒ・アイゼンロール (フォルテピアノ)

◆クラウディウス、シュトルベルク、ヘルティ、ゴッターらの詩。シューベルト歌曲を PreiserTudorPhilips に録音してきたハイバリトン歌手、ホルツマイアーが Naxos に録音します。


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Zig-Zag Territoires ZZT051102 ジャン=フェリ・ルベル (1666-1747) ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集
 リュリ氏のトンボー 他
  アマンディーヌ・ベイェ (バロックヴァイオリン)

◆ジャン=フェリ・ルベル Jean-Féry Rebel (1666-1747) はヴェルサイユの作曲家。音楽家一族に生まれ、リュリに師事。宮廷音楽家として活躍しました。バレエ〈四大元素〉が代表作。亡くなった師に捧げた《リュリ氏のトンボー (Tombeau de Monsieur Lully)》 をはじめとする室内楽作品にルベルの才能がもっとも発揮されているといわれます。

Zig-Zag Territoires ZZT051102 ロベール・ド・ヴィゼ (c.1655-1732) テオルボのための音楽
  パスカル・モンティエ (テオルボ) アマンディーヌ・ベイェ (バロックヴァイオリン) アメリ・ミシェル (フルート)
  マリアンヌ・ミュラー (ヴィオラダガンバ)

◆ロベール・ド・ヴィゼ Robert de Visée (c.1655-1732) は、ルイ十四世の宮廷で活躍したギターとリュートの奏者。リュリ、マレ、クープランの作品をリュートのために編曲した他、作曲家としても作品を残しました。


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Altara ALT1011
WA・モーツァルト (1756-1791) 弦楽五重奏曲第3番 ハ長調 K515
ヨハネス・ブラームス (1833-1897) 弦楽五重奏曲第2番 ト長調 作品36
  ズッカーマン・チェンバー・プレーヤーズ  ピンカス・ズッカーマン (ヴァイオリン)
   ジェシカ・リネバック (ヴァイオリン) ジェスロ・マークス (ヴィオラ) アスハン・ピライ (ヴィオラ)
   アマンダ・フォーサイス (チェロ)
  [録音 2005725日−26
   ニューヨーク州立大学パーチェス・カレッジ音楽院、演奏芸術センター、リサイタル・ホール]


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Pierre Verany PV705111 クロード・ドビュッシー (1862-1918) 独奏ピアノ作品全集 第5
 12の練習曲集 バラード マズルカ 夜想曲 ロマンティックなワルツ
  フランソワ・シャプラン (ピアノ)

Diapason 誌をはじめ、ヨーロッパで高く評価されているシャプランのドビュッシー。アウストボーのシリーズ (Simax) とともに、知性とセンスにみちたドビュッシーとして、日本でも静かながら、着実にファンを集めています。

Pierre Verany PV706011/12 2CD's マラン・マレ (1656-1728) ヴィオール曲集第3巻 第2
  ジャン=ルイ・シャルボニエ (ヴィオラダガンバ) ポール・ルソー (ヴィオラダガンバ)
  マウリシオ・ブラリア (テオルボ) ピエール・トロセリエ (ハープシコード)


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Tudor TUDOR7134 フランツ・シューベルト (1797-1828) シラーの詩による歌曲集
 人質 D246 4つの時代 D391 タルタルスの群れ D583 ヘクトールの別れ D312 バッカス讃歌 D801
 ギリシャの神々 D677 春に寄す D587 巡礼者 D794 ラウラに感じる恍惚 D390 希望 D637 ひめごと D793
 アルプスの狩人 D588 小川のほとりの若者 D30 逃亡者 D402 あこがれ D636
  ヴォルフガング・ホルツマイアー (バリトン) ジェラール・ヴィス (ピアノ) [録音 20041220-24日]

◆友人たちの詩 (TUDOR762)、マイアホーファー (TUDOR764)、ゲーテ (TUDOR791, TUDOR7110) につづく、ホルツマイアー Wolfgang Holzmair とヴィス Gérard Wyss のシューベルト ( 〈ます〉 D550のみ、ピアノ五重奏曲《ます》などと一緒にTUDOR778に収録)。ゲーテの第2集では、ハイバリトンの美声で青春を歌った最初の〈美しい水車屋の娘〉 (Preiser 93337) のころより一層、詩への理解を深めた歌を聴くことができました。品位が高く、個人的に、もっとも魅力を感じるシューベルト歌曲シリーズのひとつ。驚いたことに Philips は、彼がイモージェン・クーパーと録音した〈美しい水車屋の娘〉 (第2回)、〈冬の旅〉、〈白鳥の歌〉 をすべてカタログから落としてしまったようです。


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Chaconne CHAN0726
ジャン=マリー・ルクレール (1697-1764) ヴァイオリンソナタ イ長調 作品9-1 ヴァイオリンソナタ ハ長調 作品9-8
 ヴァイオリンソナタ ニ長調 作品9-3 ヴァイオリンソナタ イ短調 作品9-5
フランソワ・クープラン (1668-1733) 尊厳、またはフォルクレ
アントワーヌ・フォルクレ (1672-1745) ルクレール
ジャック・デュフリ (1715-1789) ラ・フォルクレ
  サイモン・スタンデッジ (ヴァイオリン) ニコラス・パール (ハープシコード)

Etcetera KTC2507 2CD's for price of 1 エリオット・カーター (1908-) 弦楽四重奏曲第1(1950-51)
 弦楽四重奏曲第2(1959) 弦楽四重奏曲第3(1971) 弦楽四重奏曲第4(1986) エレジー (1943 arr.1946)
  アルディッティ弦楽四重奏団 [KTC1065, KTC1066]

2枚でリリースされていたカーター Elliott Carter の弦楽四重奏曲が1つのアルバムに。アルディッティ弦楽四重奏団のエネルギッシュな演奏は、作品の表現主義的な側面に沿っていると言えそうですが、カーターの音楽はそれだけではないような気がします。しなやかな感性と響きをもったグループが演奏するとどんな音楽になるか、興味があります。

Phaedra 92044 In Flanders' Fields Vol.44 ジェフ・ファン・ホーフ (1886-1959) 交響曲第5番 ホ長調
 5つの歌 交響組曲第2番 交響曲第6番 変ロ長調 《Onvoltooide》 (未完)
  アン・デ・レネ (ソプラノ) パンノン・フィルハーモニック管弦楽団 ツォルト・ハマル (指揮)


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Zig Zag Territoires ZZT060201 WA・モーツァルト (1756-1791) 2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調 K365/316a
 フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K299/297c ホルン協奏曲第3番 変ホ長調 K447
  ジョス・ファン・インマゼール (フォルテピアノ、指揮) 金子陽子 (フォルテピアノ) フランク・トゥンス (フルート)
  マルヤン・ド・ヘール (ハープ) ウルリヒ・ヒューブナー (ホルン) アニマ・エテルナ
  [録音 2005227日、31日 コンセルトヘボウ (ブルージュ)]

◆ヴァイオリン協奏曲集 (ZZT051001) に次ぐ、アニマ・エテルナとインマゼールのモーツァルト。ピアノ協奏曲全集 (Channel Classics CCS Box 10) では独奏ピアノのための曲しか演奏されておらず、2台の協奏曲が待たれていました。金子陽子はパリ在住のピアニスト。諏訪内晶子と共演したことがあるというのが気になりますが、インマゼールが共演者に選んだのであれば、大丈夫でしょう。ガブリエル・ピアノ四重奏団の創立メンバーです。

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