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20 February - 29 December 2009

1229

Soli Deo Gloria SDG707 2CD's JS・バッハ (1685-1750) ブランデンブルグ協奏曲 (全曲)
 ブランデンブルグ協奏曲第1番 ヘ長調 BWV1046 ブランデンブルグ協奏曲第2番 ヘ長調 BWV1047
 ブランデンブルグ協奏曲第3番 ト長調 BWV1048 ブランデンブルグ協奏曲第4番 ト長調 BWV1049
 ブランデンブルグ協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050 ブランデンブルグ協奏曲第6番 変ロ長調 BWV1051
  イギリス・バロック・ソロイスツ カティ・デブレツェーニ (リーダー)
  ジョン・エリオット・ガーディナー (指揮)
 [録音 2009110日-12日 シテ・ド・ラ・ミュジーク (パリ)、413日 カドガンホール (ロンドン) (ライヴ)]
 [制作 イザベラ・デ・サバタ  録音 マイク・ハッチ、アンドリュー・メラー]
 試聴盤

◇ガーディナー John Eliot Gardiner のモンテヴェルディ・プロダクションが制作するレーベル Soli Deo Gloria からイギリス・バロック・ソロイスツとガーディナーのブランデンブルグ協奏曲がリリースされました。ガーディナーにとって初めてのブランデンブルク協奏曲の録音です。「私はこれまで、バッハのブランデンブルグ協奏曲を録音するという考えに逆らってきた。この曲目で指揮者が何をするのか。第1番と第2番の協奏曲だけは規模が大きく複雑なので、楽器を演奏しない者がそこにいて、煽動し、調整することは意味があるだろう。私も長年の間、この2曲はなんども指揮してきた」 (ガーディナー、SDG707 ブックレット)。実際、このアルバムでガーディナーは最初の2曲だけ指揮を執り、残る4曲はソロヴァイオリン、リーダーのカティ・デブレツェーニ Kati Debretzeni にアンサンブルを任せています。「活気にみちたブランデンブルグ……冬のブルーな気分を追いはらい……バッハの音楽に春を運んでくる……」BBC Music Magazine Christmas 号のレビューでニコラス・アンダソンは賛辞を贈り、"Disc of the Month" に選ばれました。ライヴ後に演奏した録音をライヴ録音に加えたプロダクション。楽器の質感、臨場感、音場感のある響きのいい録音が、音楽の愉しさを運んでくれます。

Brandenburg Concertos / Gardiner project

Artwork © Monteverdi Productions (UK)


128

Wigmore Hall Live WHLive0029 フーゴ・ヴォルフ (1860-1903) メーリケ歌曲集
 旅先にて 鼓手 思いみよ、おお心よ 庭師 クリスマスローズ II 炎の戦士
 ペレグリナ I ペレグリナ II 真夜中に 狩人の歌 眠る幼な児イエス 問いと答え
 散歩 明け方に 春に 恋する男の歌 さようなら 愛する人に 飽くことを知らぬ恋
 妖精の歌 祈り 眠りに寄せて 時は春 いましめに ある婚礼にのぞんで
 めぐりあい 打ち明け話 (アンコール)
  ヴォルフガング
・ホルツマイアー (バリトン) イモージェン・クーパー (ピアノ)
 [録音 2008219日 ウィグモアホール (ロンドン) (ライヴ)]

◇オーストリアのバリトン歌手ヴォルフガング・ホルツマイアー Wolfgang Holzmair (1952-) のヴォルフは、ライヴ録音による「ゲーテ歌曲集」が Collins Classics からリリースされていました。もってまわったような表現やオーバーな表現で歌われることの多いヴォルフの歌曲をホルツマイアーは誠実に率直に歌っています。ハイバリトンの声がまた、美しい。これもかけがえのない魅力です。この「メーリケ歌曲集」は、ウィグモアホールで行われたコンサートのライヴ録音です。ホルツマイアーが Philips に録音したシューベルトとシューマンの歌曲集や「アイヒェンドルフ歌曲集」 (メンデルスゾーン、シューマン、ヴォルフ) のイモージェン・クーパー Imogen Cooper (1949-) が共演しています。

ホルツマイアー公式ウェブサイト http://wolfgangholzmair.com/

Artwork © Wigmore Hall (UK)


116

Zig Zag Territoires KKC5074 エクトル・ベルリオーズ (1803-1869)
 幻想交響曲 (Symphonie fantastique) 作品14 序曲《ローマの謝肉祭 (Le carnaval romain)》 作品9
  アニマ・エテルナ ジョス・ファン・インマゼール (指揮)
 [録音 2008520日-28日 ブリュージュ・コンセルトヘボウ (ベルギー)]

◇リムスキー=コルサコフの《シェエラザード》 (ZZT050502)、ラヴェル管弦楽作品集 (ボレロ、亡き王女のためのパヴァーヌ、左手のためのピアノ協奏曲、スペイン狂詩曲、ラ・ヴァルス) (ZZT0609019) などを作曲者とほぼ同時代の楽器で演奏したアニマ・エテルナとインマゼールの最新作。ベルリオーズといえば、BBC Music Magazine が「好き、嫌い」の特集を組んだことのある作曲家です。《幻想交響曲》も、酔いしれ興奮する人がいる一方、毛嫌いする人もたくさんいます。そんな音楽をアニマ・エテルナがどう聴かせるか。Zig Zag Territoires の輸入ディスクにオリジナルのノーツを翻訳した日本語解説を添付、国内仕様盤としてリリースされます。

Artwork © Zig Zag Territoires (France)


72

Manchester Files CDMAN132 [旧譜] リヒャルト・ワーグナー (1813-1883) オペラの管弦楽曲集
 《神々の黄昏》 − ジークフリートのラインの旅 ジークフリートの葬送行進曲
 《ローエングリン》 − 第1幕への前奏曲 第3幕への前奏曲
 《トリスタンとイゾルデ》 − 第1幕への前奏曲 第3幕の情景 イゾルデの愛の死
  サンクトペテルブルク交響楽団 アレクサンドル・ドミトリーエフ (指揮)


49

Medici Arts/Euroarts 20 72318 DVD-video
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827) 弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 作品135
WA・モーツァルト (1756-1791) クラリネット五重奏曲 イ長調 K581
カール・マリア・フォン・ヴェーバー (1786-1826)
 クラリネット五重奏曲 変ロ長調 作品34 − 第3楽章
  ハーゲン四重奏団
   ルーカス・ハーゲン (ヴァイオリン) ライナー・シュミット (ヴァイオリン)
   ヴェロニカ・ハーゲン (ヴィオラ) クレメンス・ハーゲン (チェロ)
  ザビーネ・マイヤー (クラリネット)
 [収録 2000年 モーツァルテウム (サルツブルク) (ライヴ)]
 [NTSC Region 0 (All region) 16:9 anamorphic Dolby digital 5.1 surround/DTS 5.1 surround/PCM stereo 72min]

Artwork © Medici Arts (Germany)


31

Profil PH09004 3SACD's hybrid リヒャルト・ワーグナー (1813-1883)
 オペラ《ローエングリン (Lohengrin)
  ヨハン・ボータ (テノール、ローエングリン) アドリアンヌ・ピエチョンカ (ソプラノ、エルザ)
  ペトラ・ラング (メッツォソプラノ、オルトルート)
  ファルク・シュトルックマン (バリトン、フリートリヒ・フォン・テルラムント)
  クワンチュル・ユン (バス、ハインリヒ王) アイケ・ヴィルム・シュルテ (バリトン、伝令)
  NDR合唱団 プラハ室内合唱団 ケルンWDR放送合唱団 ケルンWDR交響楽団
  セミヨン・ビシュコフ (指揮)
 [録音 2008530日-614日 ケルン]

◇第1幕への前奏曲、第3幕への前奏曲、《エルザの夢》、エルザとオルトルートの二重唱《そよ風よ、わたしの嘆きを聞いておくれ》、ローエングリンの語る《はるかな国に》。ワーグナーの舞台作品でも際立って魅力的な和声と旋律のページが多い《ローエングリン》。2008528日に演奏会形式で上演された後、一部キャストを変更して行われたスタジオ録音です。

Artwork © Profil (Germany)


220

Channel Classics CCSSA26909 SACD hybrid (Multichannel/stereo) I was like WOW!
アルテュール・オネゲル (1892-1955)
 オマージュ (演奏に立会えない作曲家の心残りを託して)
フランク・マルタン (1890-1974) バラード (1940) (トロンボーンと管弦楽のための)
WA・モーツァルト (1756-1791)
 アリア「あの雷のような叱咤の言葉の力が」 (宗教的ジングシュピール《第一戒律の責務》 K355曲)
ジョゼフ・ジョンゲン (ヨーセフ・ヨンゲン) (1873-1953) アリアとポロネーズ
マーティン・パディング (1956-) セカンド・ピース サード・ピース
ジャック・カステレード (1926-) 小協奏曲
フィリップ・ゴベール (1879-1941) 交響的小品
ヨッヘン・フェルトハウス I was like WOW!
  ヨルゲン・ファン・ライエン (トロンボーン) パオロ・ジャコメッティ (ピアノ)
  フリッツ・ダムロウ (トランペット) マルセル・ベークマン (テノール)
  コンバッティメント・コンソート・アムステルダム ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド (指揮)

2007年夏、クラウディオ・アッバードが指揮したルツェルン・フェスティヴァル管弦楽団に参加、首席奏者としてマーラーの交響曲第3番のソロを吹いたアムステルダムの王立コンセルトヘボウ管弦楽団首席トロンボーン奏者、ヨルゲン・ファン・ライエン Jörgen van RijenChannel Classics ソロアルバム第3作。CD レイヤーにフェルトハウスの "I was like WOW!" の映像を収録。

Artwork © Channel Classics (The Netherlands)

Naxos 2.110231 DVD-video ドキュメンタリー映画『都会 (The City)(1939)
 ラルフ・スタイナー、ウィラード・ヴァン・ダイク (監督) ルイス・マムフォード (脚本)
 アーロン・コープランド (音楽) フランシス・グィナン (ナレーション) ジョーセフ・ホロウィッツ (芸術監督)
 ポストクラシカル・アンサンブル アンヘル・ヒル=オルドニェス (指揮)
 [付録] 『都会』 (モリス・カーノフスキー、ナレーション。1939年サウンドトラック版)
  ドキュメンタリー『子供を遊ばせるのは緑地帯、それとも道ばたの溝?
   (Which Playground for your Child: Greenbelt or Gutter?)(Greenbelt Museum) (2000)
  ジョーセフ・ホロウィッツとジョージ・ストーニーの対話
 [NTSC Region 0 (All region) Dolby 2.0 stereo/DTS surround/mono B/W 4:3 131min 英語 字幕なし]
 [音楽録音 20071015日 メリランド大学エルシー&マーヴィン・デケルボウム・コンサートホール]
 [音楽制作 スティーヴ・ゼイカー  エンジニア ダニエル・ショアーズ、ダン・マーセルイオ]

1939年ニューヨーク・ワールドフェアで上映するために制作された上映時間43分のドキュメンタリー映画『都会 (The City)』。映画作家ラルフ・スタイナー Ralph Steiner とウィラード・ヴァン・ダイク Willard Van Dyke が監督し、ルイス・マムフォード Louis Mumford の執筆した脚本によりモリス・カーノフスキー Morris Carnovsky がナレーションを担当、音楽をアーロン・コープランド Aaron Copland (1900-1990) が書きました。コープランドが初めて手がける映画音楽、そして《ビリー・ザ・キッド》 (1939)、《リンカンの肖像》 (1942)、《アパラチアの春》 (1944)、《赤い子馬》 (1948) など一連の "アメリカーナ" 作品につながっていく最初の音楽でもありました。この作品に対してロサンジェルス・タイムズ紙は、「コープランドがアメリカーナ・スタイルで書いた最初の作品、そしてアメリカ音楽と映画の失われてしまっていた環 (ミッシング・リンク) として、めざましい価値がある」 (マーク・スウィード) と賛辞を贈っています。コープランドの音楽をこのDVDのために新録音したのはポストクラシカル・アンサンブル Post Classical Ensemble とアンヘル・ヒル=オルドニェス (ギル=オルドネス) Angel Gil-Ordoñez。このチームは、映画『大平原を耕す鋤 (The Plow That Broke the Plains)』と『河 (The River)(Naxos (USA) 2.110521) のためにヴァージル・トムソンが書いた音楽を録音し、そのサウンドトラックを収めたCD (Naxos 8.5592919) (『河』は組曲版) が話題になりました。

Artwork © Naxos Rights International

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