Newsletter No.100   15 April 2007

 

リリース情報

2L 2L43SACD SACD (5.0 surround/stereo hybrid)
 Exaudiam eum − 四旬節と聖週間 (受難週) のグレゴリオ聖歌
  コンソルティウム・ヴォカーレ・オスロ アレクサンダー・M・シュヴァイツァー (指揮)
  [録音 20069月 リングサーケル教会]
  [制作 モッテン・リンドベルグ  録音 モッテン・リンドベルグ、ハンス・ペーテル・ロランジュ] 試聴盤

◇コンソルティウム・ヴォカーレ・オスロ Consortium Vocale Oslo はオスロ大聖堂の男性ヴォーカルアンサンブル。1980年代中期に創設されました。北欧合唱団に友人として客演したシェル・ヴィーグ Kjell Viig とアンドリュー・スミス Andrew Smith もメンバーに加わっています。1998年以来このアンサンブルを指揮する機会の多いアレクサンダー・M・シュヴァイツァー Alexander M. Schweitzer はドイツの神学者。クレモナの国際グレゴリオ聖歌研究協会 (AISCGre) でグレゴリオ聖歌を履修しています。録音が行われたのはリングサーケル Ringsaker の中世教会。2Lのチーム、モッテン・リンドベルグ Morten Lindberg とハンス・ペーテル・ロランジュ Hans Peter L'Orange は、コンソルティウム・ヴォカーレ・オスロが2000年に録音したグレゴリオ聖歌集「Laus mea Dominus(ASV Gaudeamus CD GAU304) の制作と録音にも携わっていました

Alba ABCD228 セッポ・ポホヨラ (1965-) 子供のためのオペラ《アラビアうさぎ (Arabian Jänis)
  パイヴィ・カントラ (ソプラノ) パイヴィ・キルヤラ (クラリネット) テルヒ・パルダニウス (ヴァイオリン)
  エヴェリーナ・スメリウス=リンドブルム (ピアノ)
  [録音 2006412日−13日 セッロ・ホール、エスポー (フィンランド)]
  [制作 セッポ・ポホヨラ  録音 ヤンネ・シニケト] 試聴盤

◇「やあ、みんな! 僕って生き物はさ、ウサちゃんぽさがいっぱい。アラビアうさぎって、学名なんだ。ヘルシンキから北海道。遠く広くぶらついてるよ……電光石火。走るのは矢みたいなスピードなんだ。頭がきれて、クール。じっくり物を考える。なんてったって僕は、正真正銘のアラビアうさぎなんだ」。劇作家、作詞家として劇場やテレビやラジオなどのメディアでも活躍する作家、シニッカ・ノポラ Sinikka Nopola と作曲家セッポ・ポホヨラ Seppo Pohjola (1965-) が子供のための室内オペラを書きました。スウェーデンや日本でも作品が紹介されたグラフィックデザイナー、ヴィルピ・タルヴィティエ Virpi Talvitie のイラストレーションによる絵本に入ったCD。音楽、デザイン。アルバムすべてが北欧!

Alba ABCD229 キリルス・クレーク (1889-1962)
 レクイエム (Requeim) ハ短調 (1927) (テノール、混声合唱と管弦楽のための)
 ムジカ・サクラ (Musica Sacra) (宗教音楽) (1943) (管弦楽のための)
  詩篇137番「バビロンの流れのほとりに座り」 詩篇121番「目を上げて、わたしは山々を仰ぐ」
  おお乙女、神の聖母よ (Oh Jumalaema, Neitsi) 詩篇141番「主よ、わたしはあなたを呼びます」
  詩篇104番「わたしの魂よ、主をたたえよ」 いかに幸いなことか (Onnis on inimene)
  マティ・トゥリ (テノール) ピレト・アイドゥロ (オルガン) エッレルヘイン少女合唱団
  エストニア国立オペラ合唱団・交響楽団 アルヴォ・ヴォルメル (指揮)
  [録音 20051013日−14日 パルヌ・コンサートホール (エストニア)]
  [制作・録音 マイド・マーディク] 試聴盤

◇キリルス・クレーク Cyrillus Kreek (1889-1962) はエストニアの作曲家、音楽教師。サンクトペテルブルク音楽院でヤーセプス・ヴィートリス、ニコライ・チェレプニンらに作曲法と音楽理論を学びました。エストニア民謡の収集に努めたことで知られ、彼が集めた民謡は5,500曲以上。700曲以上の民謡編曲と500曲を超すコラール編曲の他、自作の素材に使われています。《レクイエム ハ短調》はクレークの代表作。エストニアで最初に書かれたレクイエムです。ラテン語の典礼文をエストニア語に翻訳したテクストが歌われ、民謡のメロディとハーモニーが効果的に使われていることから、《エストニア・レクイエム》とも呼ばれます。ユニゾンの合唱、山羊の角笛や木製のルーレなどの民俗楽器の響きを反映したオーケストレーション。クレークは "エストニアの人々" を強く意識していたと言われます。親しみやすい作風の音楽。ウェストミンスター寺院のビッグベンとグレゴリオ聖歌「ディエス・イレ」の旋律も引用されています。アルヴォ・ヴォルメル Arvo Volmer は、エドヴァルド・トゥビンの交響曲全集 (Alba) を録音したエストニアの指揮者。1989年、クレーク生誕100年を記念して《レクイエム》が演奏された際の指揮者です。

 《ムジカ・サクラ》は、ポール・ヒリアー指揮エストニア・フィルハーモニック室内合唱団のアルバム「バルトの声第1集」 (Harmonia Mundi HMU907311) に録音された《ダヴィデの詩篇》 (4曲) など6曲の宗教歌に基づく管弦楽作品。タリン初演につづいてタルトゥで演奏された時には、翌年にはスウェーデンに亡命することになるトゥビンが指揮を担当しました。

Ars Nova Records/dacapo 8.226050
タヴァナーとチューダー朝の音楽 第1集 − 西風 (The Western Wind)
ジョン・タヴァナー (c.1490-1545) 王のキリエ (Kyrie Leroy) ミサ曲《西風 (The western wynde)
ウィリアム・コーニッシュ (1460's-1523) Woefully arrayed
作者不詳 (c.1510) Ah, my dear son
シェリンガム (c.1500) Ah, gentle Jesu
ジョン・ブラウン (c.1480-1505) Jhesus mercy
クリストファー・タイ (c.1505-1573) In pace
  アルス・ノーヴァ・コペンハーゲン ポール・ヒリアー (指揮)
  [録音 2004719日−24日 聖パウロ教会 (コペンハーゲン)]
  [制作・録音 プレーベン・イヴァン] 試聴盤

◇アルス・ノーヴァ・コペンハーゲン Ars Nova Copenhagen とポール・ヒリアー Paul Hiller による、による、チューダー朝を代表する教会音楽作曲家のひとり、ジョン・タヴァナー John Taverner の「タヴァナーとチューダー朝の音楽」。第1集の中心は、世俗の旋律を基に書いた4声のミサ曲《西風》 (Gloria, Credo, Sanctus, Benedictus, Agnus Dei)"Kyrie" は《王のキリエ》。1500年ごろ編纂された「フェアファックス・マニュスクリプト (Fayrfax Manuscript)」から、イエスの受難を題材とするパートソング4曲と、四旬節終祷のためのクリストファー・タイ Christopher Tye の応唱聖歌《In pace》 があわせて歌われます。

BIS CD1354 ブラスアンサンブルのためのイギリス音楽
エドワード・エルガー (1857-1934) セヴァーン組曲 (Severn Suite) 作品87 (ブラスバンドのための)
アーサー・バターワース (1926-) トリトン組曲 (Triton Suite) 作品46
デレク・ブルジョワ (1941-) ウィリアムとメアリー (William and Mary) 作品106 (ブラスアンサンブルのための)
ジョン・タヴァナー (1944-) 三聖誦 (Trisagion) (1981) (金管五重奏のための)
ジョン・ピッカード (1963-) 黒城 (2002)
マーク=アンソニー・ターネッジ (ターネイジ) (1960-) Set To (1992-93)
  ブラス・パートアウト ヘルマン・バウマー (指揮)

BIS CD1357 太陽の徴の下に
ジャック・イベール (1890-1962)
 アルトサックソフォーンと11の楽器のための室内小協奏曲 (1935)
アンリ・トマジ (1901-1971) アルトサクソフォーン協奏曲 (1951)
モーリス・ラヴェル (1875-1937) 亡き王女のためのパヴァーヌ (Pavane pour une infante défunte)
ポール・モーリス (1910-1967) プロヴァンスの風景 (Tableaux de Provence)
フロラン・シュミット (1870-1958) 伝説 (Légende) 作品66
ダリユス・ミヨー (1892-1974) スカラムーシュ (Scaramouche) 作品165c
  クロード・ドラングル (サクソフォーン) シンガポール交響楽団 ラン・シュイ (指揮)

BIS CD1412 ジャン・シベリウス (1865-1957) ピアノ五重奏曲とロマンス
 ピアノ五重奏曲 ト短調 JS159 (1890) ヴィヴァーチェ (Vivace) JS31 (1890)
 アンダンテとアレグロ (Andante - Allegro) JS31 (1888-89)
 水の精 (Näcken) JS138 (1888) (ソプラノ、朗読、ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
 ああ、もしあなたが見てしまっていたら (O, om du sett) JS141 (1888) (朗読とピアノのための)
 メロドラマ《孤独なシュプール (Ett ensamt skidspår)JS77a (1925) (朗読とピアノのための)
 メロドラマ《嫉妬の夜 (Svartsjukans nätter)JS125 (1893) (朗読、ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
  ヤーコ・クーシスト (ヴァイオリン) ラウラ・ヴィークマン (ヴァイオリン)
  アンナ・クレータ・グリバイツェビチ (ヴィオラ) ヨエル・ラークソ (チェロ)
  フォルケ・グレースベク (ピアノ) モニカ・グループ (メッツォソプラノ)
  ラッセ・ポユスティ (朗読)
  [録音 20054月 ヤルヴェンパーホール (フィンランド)] [制作・録音 インゴー・ペトリー] 試聴盤

BIS SACD1447 SACD (Multichannel/stereo hybrid) 海洋画
クロード・ドビュッシー (1862-1918) 3つの交響的スケッチ《海 (La Mer)
周龍 (ジュー・ロン) 深い、深い海
フランク・ブリッジ (1879-1941) 交響組曲《海 (The Sea)
アレクサンドル・グラズノフ (1865-1936) 幻想曲《海》 作品28
  シャロン・ベザリー (アルトフルート、ピッコロ) シンガポール交響楽団 ラン・シュイ (指揮)

BIS CD1495
ジャン=フィリップ・ラモー (1683-1764) カンタータ《見捨てられた恋人たち (Les amants trahis)
 カンタータ《アキロンとオランティ (Aquillon et Orinthie)》 カンタータ《テティス (Thétis)
 カンタータ《酒の歌》
アンドレ・カンプラ (1660-1744) カンタータ《女たち (Les femmes)
  ピーター・ハーヴィ (バリトン) フィリッパ・ハイド (ソプラノ) ロンドン・バロック

BIS CD1504
クット・アッテルベリ (1887-1974) チェロ協奏曲 作品21
ヨハネス・ブラームス (1833-1897) (クット・アッテルベリ 編曲)
 弦楽六重奏曲第2番 ト長調 作品36 (弦楽オーケストラのための)
  トルルス・モルク (チェロ) ノルランドオペラ交響楽団 クリスチャン・ヤルヴィ (指揮)
  [録音 20046月 ノルランドオペラ・コンサートホール (ウメオー、スウェーデン)]
  [制作 リタ・ヘルマイヤー  録音 ブー・アンデシン、リタ・ヘルマイヤー] 試聴盤

BIS CD1538
カール・ニルセン (1865-1931) 小組曲 (Lille suite) FS6 (作品1)
ヨハン・スヴェンセン (1840-1911)
 ロマンス (Romance) ト長調 作品26 (ヴァイオリンと管弦楽のための)
アンデシュ・ヴェスストレム (1722-1781) 《アルミーダ》 序曲
ヨウン・レイフス (1899-1968) 田園的変奏曲 作品8 (ベートーヴェンの主題による変奏曲)
ブー・リンデ (1933-1970) 小協奏曲 作品35 (木管五重奏と弦楽オーケストラのための)
ジャン・シベリウス (1865-1957)
 即興曲 (Impromptu) 作品5-5/6 (弦楽オーケストラのための)
  リチャード・トニェッティ (ヴァイオリン)
  ノルディック室内管弦楽団 クリスチャン・リンドベリ (指揮)
  [録音 20061月 トンハッレン (スンドスヴァル、スウェーデン)]
  [制作 イェンス・ブラウン  録音 ハンス・キプファー] 試聴盤

BIS SACD1571 SACD (Multichannel/stereo hybrid)
JS・バッハ (1685-1750) カンタータ全集 第35
 カンタータ第128番「ただキリストの昇天によりてのみ」 BWV128
 カンタータ第176番「そは頑なにしてひるむものなり」 BWV176
 カンタータ第87番「汝らわが名において祈りしことなし」 BWV87
 カンタータ第74番「われを愛する者は、わが言葉を守らん」 BWV74
  野々下由香里 (ソプラノ) ロビン・ブレイズ (カウンターテナー)
  櫻田亮 (テノール) ペーター・コーイ (バス)
  バッハ・コレギウム・ジャパン 鈴木雅明 (指揮)

BIS CD1597 オトマール・シェック (1886-1957)
 チェロ協奏曲 作品61 チェロソナタ 6つの歌曲の編曲
  クリスチャン・ポルテラ (チェロ) ジュリアス・ドレイク (ピアノ)
  マルメ交響楽団 トゥオマス・オッリラ (指揮)

BIS SACD1638 SACD (Multichannel/stereo hybrid)
ルチアーノ・ベリオ (1925-2003)
 ソロ (Solo) (1999-2000) (トロンボーンと管弦楽のための)
イアニス・クセナキス (1922-2001) Trpprkh (1991) (トロンボーンと管弦楽のための)
マーク=アンソニー・ターネッジ (ターネイジ) (1960-) Yet Another Set To (2004-05)
  クリスチャン・リンドベリ (トロンボーン) オスロ・フィルハーモニック管弦楽団
  ペーテル・ルンデル (指揮)

BIS CD1647 アルフレート・シュニトケ (1934-1998) 交響曲第0(1956-57)
 オラトリオ《長崎》 (1958) (メッツォソプラノ、混声合唱と管弦楽のための)
  ハンネリ・ルペルト (メッツォソプラノ) ケープタウン・オペラ声楽パート
  ケープ・フィルハーモニック管弦楽団 オーウェイン・アーウェル・ヒューズ (指揮)

BIS CD1663/4 5CD's for price of 2 アレクサンドル・グラズノフ (1865-1936) 交響曲全集
 交響曲第1番 ホ長調 《スラヴ》 作品5 交響曲第2番 嬰ヘ短調 作品16
 交響曲第3番 ニ長調 作品33 交響曲第4番 変ホ長調 作品48
 交響曲第5番 変ロ長調 作品55 交響曲第6番 ハ短調 作品58
 交響曲第7番 ヘ長調 作品77 交響曲第8番 変ホ長調 作品83
 マズルカ ト長調 作品18 暗黒から光明へ 作品53 バラード ヘ長調 作品78 
  BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団 尾高忠明 (指揮)
  [CD1308, CD1358, CD1368, CD1378, CD1388]

dacapo 6.220517 SACD (5.1 surround/stereo hybrid)
ルーズ・ランゴー (1893-1952) 交響曲第12BVN318 《ヘルシングボリ (Hélsingeborg)(1946)
 交響曲第13BVN319 《驚異の確信 (Undertro)(1946-47)
 組曲 《朝 (Morgenen)》 (交響曲第14番) BVN336 (1947-48 rev.1951) (混声合唱と管弦楽のための)
  デンマーク国立交響楽団・合唱団 トマス・ダウスゴー (指揮)
  [新校訂版 (Edition Samfundet) による演奏]
  [録音 20041029日、20066月9日−10日、15日−16日 デンマーク放送コンサートホール]
  [制作 プレーベン・イヴァン  録音 ヤン・オルロプ] 試聴盤

◇デンマーク国立交響楽団とダウスゴー Thomas Dausgaard (1963-) のランゴー Rued Langgaard シリーズ第4集。「第1番の交響曲を歪め、断片化して再解釈した」 (ベント・ヴィンホルト・ニルセン Bendt Viinholt Nielsen) 単一楽章の第12番。スウェーデンの都市ヘルシングボリ Helsingborg にスウェーデン語の "helsinge/helsike" (地獄) を重ねた副題をもつ、若き日の楽天主義が挫折に取って代わられた自伝的内容の作品と言われます。第13番の副題は《Undertro》。"驚異の確信" の意味のほか、不吉な数字 "13" にちなみデンマーク語の "overtro" (迷信) に掛けた言葉遊びと考えられています。第7番のモチーフを冒頭に借用。第8番の交響曲に予定されていた葬送行進曲と未完の序曲 (1943年) の素材も用いられたラプソディックな音楽です。第14番は、「新約聖書」 (テモテへの手紙、マタイによる福音書) に基づくテクストを合唱が歌う宗教的な体裁にもかかわらず、世俗の気分に満ちた音楽。最終の第7楽章では、ランゴーの言葉「美よ永遠なれ (Vivat species!)」が歌われます。

dacapo 6.220518 SACD (5.1 surround/stereo hybrid)
カール・ニルセン (1856-1931) 管弦楽作品集
 オペラ《仮面舞踏会 (Maskerade)FS39 − 序曲 若い雄鶏たちの踊り (Hanedans)
 劇付随音楽《領主オーロフは馬を駆り (Hr. Oluf han rider)FS37 − 前奏曲
 劇付随音楽《スネフリズ (Snefrid)FS17 組曲
 オペラ《サウルとダヴィデ (Saul og David)FS25 − 第2幕への前奏曲
 ラプソディック序曲《フェロー諸島への幻想の旅 (En Fantasirejse till Færøerne)FS123
 劇付随音楽《ヴィレモエス (Willemoes)FS44 − 第3幕への前奏曲
 パンとシューリンクス (Pan og Syrinx) FS87
 劇付随音楽《キューピッドと詩人 (Amor og Digteren)FS150 (作品54) − 序曲
 序曲《ヘリオス (Helios)FS32 (作品17)
  デンマーク国立交響楽団 トマス・ダウスゴー (指揮)
  [録音 2006515日−16日、828日−30日、91日 デンマーク放送コンサートホール (コペンハーゲン)]
  [制作 プレーベン・イヴァン、クリス・ヘイゼル  録音 ヤン・オルロプ] 試聴盤

◇交響曲、オペラ、歌曲とともにカール・ニルセン Carl Nielsen (1865-1931) の重要なレパートリー、標題音楽と劇付随音楽。作者の人間味を伝え、デンマークの人たちから愛されている作品。デンマークを代表するオーケストラと首席指揮者のダウスゴー Thomas Dausgaard (1963-) による最新録音。

dacapo 6.220540 SACD (5.1 surround/stereo hybrid) WA・モーツァルト (1756-1791)
 交響曲集 第5
 交響曲第15番 ト長調 K124 交響曲第16番 ハ長調 K128
 交響曲第17番 ト長調 K129 交響曲第18番 ヘ長調 K130
  デンマーク放送シンフォニエッタ アダム・フィッシャー (指揮)

dacapo 8.224708 ライフ・カイサー (1919-2001) 交響曲全集 第1
 交響曲第2(1939) (合唱と管弦楽のための) 交響曲第3(1943-53)
  オルボー交響楽団 コーロ・ミスト マティアス・エッシュバッヒャー (指揮)
  [録音 2005517日−20日、2006626日−29日 オルボーホール (オルボー、デンマーク)]
  [制作 モーテン・モーエンセン  録音 クラウス・ビリト] 試聴盤

◇「他の芸術家と同様、作曲家に最優先に求められる重要なことは、精神性を養うこと」 (ライフ・カイサー)。デンマークの作曲家ライフ・カイサー Leif Kayser (1919-2001) の人生は、宗教と音楽に等しく捧げられました。PS・ロング=ケラー (オルガン)、ポウル・シアベク (器楽法)、ヒルディング・ルーセンベリ (作曲)、トゥール・マン (指揮) に学び、作曲家としてデビューしながら、カトリック司祭になる道を選択。コペンハーゲンの聖アンスガー大聖堂の司祭を務めた後、教会を離れ、ふたたび作曲家、そして音楽教師としての活動に入りました。カール・ニルセンの音楽からインスピレーションを受け、バルトーク、ストラヴィンスキー、ヒンデミットらの音楽にも共感を寄せています。ニルセンの《エスパンシーヴァ》を思わせる、歌詞をもたない合唱をともなう第2番。カイサーの生徒、作曲家のニルス・ラクーアが「すばらしく純粋な、個人の域を超えた美しさが音楽から放射される」と言った第3番。いずれも標題的性格をもたない絶対音楽です。

dacapo 8.226003 ヘアマン・D・コペル (1908-1998) 室内楽作品集
 ピアノ四重奏曲 作品114 (1988)
 9つの変奏曲 (Ni variationer) 作品80 (1969)
 ピアノ五重奏曲 作品57 (1953)
  コペンハーゲン・クラシック
   アーネ・バルク=メラー (ヴァイオリン) ヨハネス・セー・ハンセン (ヴァイオリン)
   イーダ・スパイアー・グレン (ヴィオラ) ヘンリク・ブレンストロプ (チェロ)
  クリスティーナ・ビョアケー (ピアノ)
  [録音 2005511日−13日、200613日−4日 マンシウスゴーエン (ビアケレズ、デンマーク)]
  [制作・録音 モーテン・モーエンセン] 試聴盤

◇“カール・ニルセンとの出会いが出発点となったデンマーク最後の大作曲家”ヘアマン・D・コペル Herman D. Koppel (1908-1998)。室内楽のための音楽は、彼の作品群の中で大きな位置を占めています。主に表現主義的、疑似ロマンティックな作風の音楽を書いた中期のエネルギッシュなピアノ五重奏曲。ダルムシュタット・モダニズムがデンマークにも訪れた1960年代、コペルが独自の音楽を模索したころの“主題のない”変奏曲。ピアノ四重奏曲はデンマーク音楽情報センターからの委嘱作。コペル78歳、意欲のみなぎる音楽です。

Musica Rediviva MRCD013 リュートとの旅 (Travels with My Lute)
ジョン・ダウランド (1563-1626) エセックス伯のガイヤルド (Earl of Essex, his galliard)
 ファンタジー (Fantasie)
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー (c.1580-1651) トッカータVI
JS・バッハ (1685-1750) 前奏曲、ガヴォットとロンド
ルイス・デ・ミラン (c.1500-after 1561) ファンタジア 美しいフランス娘
アロンソ・ムダーラ (c.1510-1580) ファンタジア
ルイス・デ・ナルバエス (fl.1530-1550) 千々の悲しみ (ジョスカン・デプレによる)
 バハ・デ・コントラプンクト (Baxa de contrapunto)
アントニオ・デ・カベソン (c.1510-1566) ディフェレンシア
ヨハン・フリートリヒ・フランツ・ブルクミュラー (1806-1874) 貴婦人の乗馬
クロード・ドビュッシー (1862-1918) 亜麻色の髪の乙女
イタリアの曲、スウェーデンの曲
  坂本龍右 (リュート) [日本語解説付] 試聴盤

Musica Rediviva MRCD014 From Castle and Cottage − ニッケルハルパのために
JS・バッハ (1685-1750) 無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007 (ニッケルハルパによる)
CPE・バッハ (1714-1788) ヴィオラダガンバ・ソナタ ハ長調 Wq136 (ニッケルハルパとハープシコードによる)
マラン・マレ (1656-1728) スペインのフォリアによる32の変奏曲 夢見る人
エーリク・サールストレム (1912-1986) 春の雫 (ニッケルハルパのための)
 嵐 (Stormen) (ニッケルハルパのための)
オーロフ・ヤンソン (1927-1993) 教会行進曲 (ニッケルハルパのための)
ラーシュ・ネースブム (1925-) 教会ポルスカ (ニッケルハルパのための)
  トゥールビョーン・ネースブム (ニッケルハルパ)
  アンドレアス・エードルンド (ハープシコード) [日本語解説付] 試聴盤

Naxos 8.557251 ディズリク・ブクステフーデ (c.1637-1707) 声楽作品集 第1
 おお楽しき時よ (O fröhliche Stunden) BuxWV84
 慈愛にあふれるイエス (O dulcis Jesu) BuxWV83
 安らぎと喜び持てわれは逝く (Fried- und freudenreiche Hinfahrt) BuxWV76
 この世で我を悲しませるもの (Was mich auf dieseer welt betrübt) BuxWV105
 神よ、我が内に清き心をつくりたまえ (Schaffe in mir, Gott) BuxWV95
 わが父の許である御空に向かって (Gen Himmel zu dem Vater mein) BuxWV32
 主に向かいて新しき歌を歌え (Singet dem Herrn) BuxWV98
 モーゼが荒れ野でヘビを上げたごとく (Sicut Moses exaltavit serpentem) BuxWV97
 主よ、汝さえこの世にあれば (Herr, wenn ich nur dich hab) BuxWV38
  エマ・カークビー (ソプラノ) ジョン・ホロウェイ (ヴァイオリン)
  マンフレード・クレーマー (ヴァイオリン) ヤープ・テル・リンデン (ヴィオラダガンバ)
  ラース・ウルリク・モーテンセン (ハープシコード、オルガン)
  [録音 1996111日−4日 ストケマーケ教会 (デンマーク)]
  [制作・録音 イェスパー・ヨーアンセン] [dacapo 8.224062] 試聴盤

Naxos 8.557854 エドヴァルド・グリーグ (1843-1907)
 管弦楽作品集 第2集 − ピアノ作品の管弦楽編曲
オイスタイン・ソンメルフェルト (1919-1994) (編曲)
 スロッテル (Slåtter) 作品72 − ヨン・ヴェスタフェのスプリンガル (Jon Vestafes springar)
  ハウゲロート (ハリング) (Haugelåt (Halling))
  ミュラルグーテンによる婚礼行列の曲 (Bruremarsj etter Myllarguten)
ハンス・ジット (1850-1922) (編曲) ノルウェー舞曲 (Norske danser) 作品35
ヨハン・ハルヴォシェン (1864-1935) (編曲)
 リカルド・ノルドロークのための葬送行進曲 (Sørgemarsj til minne om Rikard Nordraak)
 婚礼の行列が通り過ぎる (Brudeføget drager forbi) 作品19-2
ゲイル・トヴェイト (1908-1981) (編曲)
 ノルウェー民謡による変奏曲形式のバラード
  (Ballade i form av variasjoner over en norsk folketone) ト短調 作品24
エドヴァルド・グリーグ/アントン・ザイドル (1850-1898) (編曲) 鐘の音 (Klokkeklang) 作品54-6
  ロイヤル・スコットランド・ナショナル管弦楽団 ビャッテ・エンゲセット (指揮)
  [録音 200552日−3日 ヘンリー・ウッド・ホール (グラスゴー、スコットランド)]
  [制作・録音 ティム・ハンドリー] 試聴盤

◇ピアノ曲の編曲を中心とする管弦楽曲集。ソンメルフェルトとトヴェイトによる編曲は初めての録音です。

Naxos 8.570019 ジャン・シベリウス (1856-1957) 歌曲集 第1
 夕べに (Illalle) 作品17-6 春はいそぎ過ぎゆく (Våren flyktar hastigt) 作品13-4
 はじめての口づけ (Den førsta kyssen) 作品37-1
 黒いばら (Svarta rosor) 作品36-1
 逢い引きから帰ってきた娘 (Flickan kom ifrån sin älsklings möte) 作品37-5
 葦よそよげ (Säv, säv, susa) 作品36-4
 夢だったのか (Var det en dröm?) 作品37-4
 三月の雪の上のダイアモンド (Demanten på marssnön) 作品36-6
 川面に漂う木 (Lastu lainehila) 作品17-7 泳げ、青い鴨 (Souda, souda, sinisorsa) JS180
 エーコーの精 (カイウタル) (Kaiutar) 作品72-4 帆走 (Segelfahrt) JS166
 おとめが野原で歌っている (Im Feld ein Mädchen singt) 作品50-3
 あこがれ (Sehnsucht) 作品50-2 静かな街 (Die stille Stadt) 作品50-5
 セレナード (Serenad) JS167 ある歌 (En visa) JS71
 はじめての口づけ (Den första kyssen) JS57 熱狂 (Orgier) JS143
 葦よそよげ (Sav, sav, susa) JS42 日の出 (Soluppgång) JS87
 友情の花 (Vanskapens blomma) JS 215
 6つの歌 (6 sånger) 作品88
  スハマソウ (Blåsippan) 二輪のばら (De bägge rosorna) つまとり草 (Vitsippan)
  アネモネ (Sippan) いばら (Törnet) 花のさだめ (Blommans öde)
 水仙 (Narciss) JS140 タイースへの賛歌 (Hymn to Thais) JS97
  ハンヌ・ユルム (テノール) ヨウニ・ソメロ (ピアノ)
  [録音 20057月-8月 エスポー (フィンランド)]
  [制作 ヴィーヴェ・マエメツ  録音 エンノ・マエメツ] 試聴盤

20th Century Finnish。初録音の5曲を含むシベリウス歌曲の第1集。

Ondine ODE1092-2
アルベール・ルーセル (1869-1937) 管弦楽作品集 第2
 交響曲第1番 ニ短調 作品7 《森の詩 (Le Poème de la forêt)
 交響曲第4番 イ長調 作品53
  パリ管弦楽団 クリストフ・エッシェンバッハ (指揮)
  [録音 20057月 パリ音楽院]
  [制作 ミツ・カレー  録音 ジャン=クリストフ・メッソニエ]

◇パリ管弦楽団と音楽監督のエッシェンバッハによるルーセルのシリーズ。豊かな雰囲気と明確なライン、輝かしいオーケストラの響き、そして Ondine の優れた録音が評価されたバレエ《バッコスとアリアドネ (バッカスとアリアーヌ)》組曲と交響曲第2(ODE1065-2) に次ぐ第2作。《冬の森》《再生》《夏の夕べ》《牧神と木の精》の4楽章からなる1906年の作品、第1番の交響曲にあたる《森の詩》。リズムの創意と色彩のパレットの豊かな交響曲第4番は晩年の1934年、ノルマンディの自宅で作曲されました。

Ondine ODE1108-2
シベリウス、ファイブスター・セレブレーション (A Five-star Sibelius Celebration)
ジャン・シベリウス (1865-1957)
 10のバガテル (Bagatelles) 作品34
  ワルツ (Valse) 踊り歌 (Air de danse) マズルカ (Mazuruka) クプレ (Couplet)
  ブタード (Boutade) 夢想 (Rêverie) 田園舞曲 (Danse pastorale) 竪琴弾き (Joueur de harpe)
  探索 (Reconnaissance) 思い出 (Souvenir)
  オッリ・ムストネン (ピアノ) [ODE1014-2]
 春はいそぎ過ぎゆく (Våren flyktar hastigt) 作品13-4
 はじめての口づけ (Den första kyssen) 作品37-1
 しかし私の小鳥は姿を見せない (Men min fågel märks dock icke) 作品36-2
 三月の雪の上のダイアモンド (Demanten på marssnön) 作品36-6
 逢い引きから帰ってきた娘 (Flickan kom ifrån sin älskings möte) 作品37-5
  カリタ・マッティラ (ソプラノ) イルモ・ランタ (ピアノ) [ODE856-2]
 2つのセレナード 作品69  第1番 ニ長調 第2番 ト短調
  ペッカ・クーシスト (ヴァイオリン、指揮) タピオラ・シンフォニエッタ [ODE1074-5]
 劇付随音楽《テンペスト (Tempest)》作品109 − エアリエルの5つの歌
  モニカ・グループ (メッツォソプラノ) オペラ・フェスティヴァル合唱団
  フィンランド放送交響楽団 ユッカ=ペッカ・サラステ (指揮) [ODE813-2]
 葦よそよげ (Säv, säv, susa) 作品36-4 黒いばら (Svarta rosor) 作品36-1
 夕べに (Illalle) 作品17-6 川面に漂う木 (Lastu lainehila) 作品17-7
 泳げ、青い鴨 (Souda, souda, sinisorsa) (1899)
 エーコーの精 (カイウタル) (Kaiutar) 作品72-4
 愚か者の蜘蛛の歌 (Laulu ristilukista) 作品27-4
  ヨルマ・ヒュンニネン (バリトン) タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団
  レイフ・セーゲルスタム (指揮) [ODE823-2]
  [制作 セッポ・シーララ] 試聴盤

◇フィンランドを代表するミュージシャンの録音した人気曲をフィーチャーしたシベリウス・アルバム。メトロポリタンオペラの舞台にも立つソプラノ、カリタ・マッティラ Karita Mattila。《春はいそぎ過ぎゆく》《三月の雪の上のダイアモンド》……シベリウスの代表的な歌曲は1995年の録音です。モニカ・グループ Monica Groop もヨーロッパ各地のオペラハウスとコンサートに出演。このアルバムには、シベリウスにとって最後となる劇付随音楽《テンペスト》 から、主人公プロスペローに仕えるエアリエルの5つの歌が選ばれました。アーレ・メリカントの《ユハ》 を初めとする20世紀フィンランド・オペラの舞台に欠かせないバリトン、ヨルマ・ヒュンニネン Jorma Hynninen。セーゲルスタム指揮タンペレ・フィルハーモニックの共演で7つの歌曲を歌っています。シベリウスのヴァイオリン協奏曲がフィンランドでベストセラーを続けるペッカ・クーシスト Pekka Kuusisto と、"われらの時代のもっともエキサイティングな" ピアニストのひとり、オッリ・ムストネン Olli Mustonen。実力人気とも "5つ星" のミュージシャンとシベリウス没後50年のメモリアルイヤーを祝う Ondine ベスト・コンピレーションです。

OUR Recordings/dacapo 8.226901 守護霊 (Spirits) − 東と西の出会い
ラース・ハニバル (編曲)
中国民謡 茉莉花 (ジャスミン) (Jasmin)
 梅花三弄 (Three Variations on Plum Blossom) 秋の曲 (Autumn Piece)
 Suwe tending Sheep Ge Xi Mei Ling 春江花月夜 (Moonlight over the Spring River)
イギリス民謡 庭の千草 (The Last Rose of Summer) Down by the Sally Gardens
 春の日に (Believe Me)
JS・バッハ (1685-1750) G線上のアリア
チャン・ウェイラン 良宵 (Wonderful Night)
カタルーニャ民謡 E Noi de la Mare La filadora
デンマーク民謡 深く静かな森の中で (I skovens dybe, stille ro)
ハンガリー民謡 ジプシーの歌 (Gypsy Air)
ウルリク・ノイマン (1918-1994) 愛のワルツ (Kärleksvals)
日本民謡 Oyoodai
アントニオ・ヴィヴァルディ (1678-1741) ラルゴ (ヴァイオリン協奏曲《冬》 から)
  チェン・ユー (簫) ラース・ハニバル (ギター)
  [録音 20061024日−25日 Perfect Beijing Studio (北京)]
  [制作 ミカラ・ペトリ  録音 ジュン・ジュン、オーレ・ハンセン] 試聴盤

◇チェン・ユー Chen Yue の簫 (bamboo flute) がデンマークのギターと出逢う。ラース・ハニバル Lars Hannibal はさきごろ、ミカラ・ペトリのリコーダーと共演した「シエスタ (Siesta)(OUR Recordings/dacapo 8226900) をリリースしました。

Proprius PRSACD2037 SACD (5.0 surround/stereo hybrid)
Soavi Accenti (優しい調子で)
クラウディオ・モンテヴェルディ (1567-1643)
 西風が帰り (Zefiro torna) おお金色の髪 (O chiome d'oro)
 ニンファの嘆き (Lamento della ninfa)
 シンフォニア−チェトラの調子を整えて (Sinfonia - Tempro la cetra)
ダリオ・カステッロ (c.1590-1630?)
 2つのソプラノ声部とトロンボーンのためのソナタ第12
 2つのソプラノ声部とトロンボーンのためのソナタ第11
ジャコモ・カリッシミ (1605-1674) 地獄よ、門を開け 空の空 (Vanitas Vanitatum)
  ハーモニー・オヴ・ヴォイセズ フレードリク・マルムベリ (指揮)
  [録音 2006102日−5日 ヘーレ教会 (スウェーデン)]

Proprius PRSACD2039 SACD (5.0 surround/stereo hybrid) オーレム教会のバッハ
JS・バッハ (1685-1750) 前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532
 われ汝に別れを告げん BWV735
 喜べ、喜べ、キリスト者たちよ (コラール合唱)
 永遠の父なる神よ (キリエ) BWV672
 世の人すべての慰めなるキリスト BWV673
 聖霊なる神よ (キリエ) BWV674
 いと高きにある神にのみ栄光あれ BWV711BWV715
 いと高きにある神にのみ栄光あれ (コラール合唱) 来たれ、イエスよ、来たれ (モテット) BWV229
 われらみな唯一の神を信ず BWV680 われら悩みの極みにありて BWV641
 おお、イエスはわれらの慰め (コラール合唱)
 天にいますわれらの父よ BWV762 神はわれらに祈りを教えたもう (コラール合唱)
 いざ諸人、神に感謝せよ BWV657 いざ諸人、神に感謝せよ (コラール合唱)
 オルガン協奏曲 ト長調 BWV592
  ウルフ・サミュエルソン (オルガン) ユーハン・ハンマルストレム (オルガン)
  オラウス・ペトリ・ヴォカーリス オーレム教区合唱団
  [ペール・サカリアス・ストランド・オルガン (1842年製)]
  [録音 オーレム教会 (スモーランド、スウェーデン)]

Simax PSC1167 ベートーヴェン+ (Beethoven +)3
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827) ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 作品97 《大公》
ラッセ・トゥーレセン (1949-) The Descent of Luminous Waters (照る水の流下) (ピアノ三重奏曲第2番)
  グリーグ三重奏団
   ヴェービョルン・アンヴィーク (ピアノ) ソルヴェ・シーゲルラン (ヴァイオリン)
   エレン・マルグレーテ・フレシェー (チェロ)
  [録音 20065月 オストシーデン教会 (フレデリクスター、ノルウェー)]
  [制作 クシシュトフ・ドラーブ  録音 アルネ・アクセルベルグ] 試聴盤

◇ベートーヴェンの作品に現代作曲家の三重奏曲をプラス。“今日のベートーヴェン”として評価の高いグリーグ三重奏団のシリーズ最終作では、ベートーヴェンの円熟を示す名作、メロディの美しさと内省のバランスのとれた 《大公》が演奏されます。プラスされる作品はノルウェーの作曲家ラッセ・トゥーレセン Lasse Thoresen (1949-) の第2番のピアノ三重奏曲にあたる《The Descent of Luminous Waters (照る水の流下)》。トゥーレセンは、ベートーヴェンの音楽を敬愛し、第1番のピアノ三重奏曲《Bird of the Heart (心の鳥)》 (Aurora NCD-B4938) をはじめとする作品で、心のうちにある宗教的次元を音楽として表現してきました。《The Descent of Luminous Waters》はグリーグ三重奏団が初演。じっと動かない、暗い岩。流れ落ちる水が光のエネルギーを放ち、人の心は飛翔する。この瞑想の音楽は、アムステルダム、ロンドン、ベルリンでも演奏されました。

Simax PSC1169 2CD's アルネ・ヌールハイム (1931-) 夢の詩 (Draumkvedet)
  ニョル・スパルボ (バスバリトン) ユンニ・ローヴリ (ヴォーカル)
  トゥールン・オストレム・オッスム (メッツォソプラノ) フランク・ハヴロイ (バリトン)
  カール・ホグセット (カウンターテナー) ラスムス・ホグセット (カウンターテナー)
  シグヴェ・ボー (テノール) シェル・ヴィーグ (テノール) ベンヤミン・イーサクセン (ボーイソプラノ)
  オーシル・ブレーイ・ニューフース (ハリングフェレ) マッツ・クレーソン (エレクトロ=アクースティックス)
  グレクス・ヴォーカリス ノルウェー放送管弦楽団 インガル・ベルグビ (指揮)

◇アルネ・ヌールハイム Arne Nordheim (1931-) の叙事的大作。題材となった『夢の詩 (Draumkvedet/Dramkvaæet)』は、ノルウェー南部のテレマルク地方に伝わるバラッドです。沼地を抜け、いばらの茂る荒れ野を越え、死者の歩む道をたどる巡礼の旅。煉獄と地獄、天国の祝福された魂。キリストと天使長ミカエルと天使が悪魔の軍団と戦い、最後の審判の日を迎える。クリスマスイヴ (1224日) に眠りに落ち、公現祭 (16日) に目を覚ましたオラヴ・オステソン Olav Åsteson という男の夢 (夢想) が歌われます。中世から歌い継がれてきたこのバラッドはノルウェーの魂の故郷。多くの民謡とともにノルウェーの作曲家たちにインスピレーションを与えつづけています。現代ノルウェーを代表する作曲家ヌールハイムの75歳誕生日を記念して録音されました。

Simax PSC1249 ツェムリンスキー、シュルホフ、管弦楽をともなう歌曲集
アレクサンダー・フォン・ツェムリンスキー (1871-1942)
 メーテルランクの詩による6つの歌 作品13
エルヴィーン・シュルホフ (1894-1942)
 アルトと管弦楽のための交響曲《人間性 (Menschheit)》 作品28
 
(テオドル・ドイプラーの5つの詩)
 メッツォソプラノと管弦楽のための交響曲《風景 (Landschaften)》 作品26
  (ヨハンネス・テオドル・クーレマンの5つの詩)
  ランディ・ステーネ (メッツォソプラノ) トロンハイム交響楽団
  ムハーイ・タン (指揮)
  [録音 2004614日−18日 オラヴホール (トロンハイム、ノルウェー)]
  [制作 トニー・ハリソン  録音 ジェフ・マイルズ] 試聴盤

◇ブラームスに認められ、シェーンベルクの師としても名を残す後期ロマンティシズムの作曲家、ツェムリンスキー。ヒンデミットやヴァイルと並び称されながら、ナチスにより追放されたユダヤ系ドイツ人シュルホフ。20世紀も終わろうかという時期に再び日の目を見たふたりの作曲家の歌曲集を、ノルウェーのメッツォソプラノ歌手、ランディ・ステーネ Randi Stene が歌います。1993年パリのシャトレ座、《ばらの騎士》のオクタヴィアンを歌ってセンセーショナルな国際デビュー。以来、パリのバスティーユ、コヴェントガーデン、メトロポリタン・オペラ、デンマーク王立オペラ、ザルツブルク音楽祭、エディンバラ音楽祭をはじめとするオペラのステージに立ち、人気を集めています。

Simax PSC1258 あらゆる世代のためのクレメンティ (Clementi for All Ages)
ムツィオ・クレメンティ (1752-1832) ピアノのためのソナタとソナティナ
 ピアノソナタ 変ロ長調 ピアノソナタ ト短調 ピアノソナタ ヘ短調
 ピアノのためのソナティナ第1番・第3番・第4番・第6
  リヴ・グラーセル (フォルテピアノ)
  [楽器 クリス・ミーン (Chris Maene) によるロングマン&クレメンティ (Longman & Clemetti) のコピー楽器]
  [録音 グレン・グールド・スタジオ (トロント)]

◇皇帝ヨーゼフ二世の宮廷でモーツァルトと音楽による“決闘”をしたことで知られるピアノの名手、クレメンティがピアノのために書いたソナタとソナティナ集。優雅、ドラマティックな作品を演奏するリヴ・グラーセル Live Glaser (1935-) はノルウェーの女性ピアニスト。ロベルト・リフリング、ヴラド・ペルルミュテール、レフ・オボーリン、イローナ・カボス、ヴィルヘルム・ケンプ、パウル・バドゥーラ=スコダ。錚々たるピアニストたちに師事してきました。コーネル大学ではマルカム・ビルソンの下でフォルテピアノの演奏を研究。欧米で高く評価されたモーツァルトのピアノソナタ全曲録音 (PSC1066, PSC1092, PSC1125, PSC1148, PSC1149) に、その成果が反映されています。グラーセルが弾いているのは、クレメンティの工房で製作された楽器のコピー。マルカム・ビルソン所有のこの楽器をグレン・グールド・スタジオに持ち込んで録音が行われました。

Simax PSC1296 ピアノから「メリー・クリスマス」 (Xmas greetings from the piano)
オリヴィエ・メシア
(1908-1992)
 幼な子イエスにソソグ20のまなざし − ノエル (Noël)
フェレンツ・リスト (1811-1886) クリスマスツリー (Weihnachtsbaum)
マグネ・ヘグダール (1944-)
 1972年−1977年クリスマスの挨拶 (Xmas Greetings 1972-1977)
フェルッチョ・ブゾーニ (1866-1924)
 ソナティナ第4番《キリスト生誕1917年の日に (In Diem Nativitatis Christi MCMXVII)
カール・ニルセン (1865-1931)
 「楽しいクリスマス (きよしこの夜)」による夢 (Drommen om "Glade Jul") FS34
シャルル・ヴァランタン・アルカン (1813-1888) アレルヤ (Alleluia) 作品25
  ゲイル・ヘンニング・ブローテン (ピアノ)

◇ピアノのために書かれたクリスマスの曲集。ゲイル・ヘンニング・ブローテン Geir Henning Braaten は、グリーグのピアノ作品全曲 (Victoria) を録音したノルウェーのピアニストです。

Simax PSC1298 Telling What is Told − シェイクスピアによるアカペラ合唱作品集
アルフレード・ヤンソン (1937-) ソネット76番「なぜ、私の詩には」
ニルス・リンドベリ (1933-) きみを夏の一日にくらべたらどうだろう (Shall I compare Thee to a Summer's Day)
スヴェン=エーリク・ユーハンソン (1919-1997)
 浮気心 (Fancies)1集・第2
  シルヴィア (Sylvia) 緑の森の木陰で (Under the Greenwood Tree)
  吹けよ、吹け、冬の風 (Blow, Blow, thou Winter Wind) 浮気心 (Fancy)
  おお、わが愛しの人よ (O Mistress Mine) 恋する者らは春を愛す (Lovers Love the Spring)
  冬 (Winter) 挽歌 (Dirge) 聴け、聴け、ひばり (Hark! Hark! The Lark)
フランク・マルタン (1890-1974)
 エアリエルの5つの歌 (1950)
  おいで、黄色の砂浜に (Come unto these Yellow Sands)
  水底深く父は眠る (Full Fathom Five) 「さあ行け」とあって息をつき (Before You can say Come and Go')
  お前たち三人は罪人だ (You are Three Men of Sin)
  蜜蜂が吸う蜜を吸い (Where the Bee Sucks)
セーアン・バーフェズ (1950-) ソネット33番 (私はこれまでに何度も見てきた)
ヤーコ・マンテュヤルヴィ (1963-) 来たれ、死よ (Come Away, Death)
ホーコン・ベルゲ (1954-) ...ennsomt spinner... (…やさしく紡ぐ…)
  ノルウェー・ソリスト合唱団 グレーテ・ペーデシェン (指揮)
  ハンス=クリスチャン・ショス・ソーレンセン (マリンバ)

◇「きみを夏の一日にくらべたらどうだろう。きみはもっと美しくて、もっとおだやかだ……人が息をし、目が見うるかぎり、この詩は生きる。そして、この詩がきみにいのちをあたえる」 (ソネット18番 − 「ソネット集」 高松雄一・訳 (岩波文庫版) から)。ソネット、「お気に召すまま」「テンペスト」「十二夜」の劇中歌。シェイクスピアの作品には作曲家たちを惹きつける深い魅力があるようです。ノルウェー・ソリスト合唱団は1950年の創設。現在、グレーテ・ペーデシェン (グレーテ・ペーデシェン・ヘルゲロード) Grete Pedersen (Grete Pedersen Helgerød) (1960-) がニューステットの後を継ぎ指揮者を務めています。代表的録音は、パーセル/サンドストレム、ボー・ホルテン、ラッセ・トゥーレセン、シェーンベルクらの作品を歌った「hear (聞きたまえ)」 (PSC1134)。スカンディナヴィア合唱の伝統をしっかりと守っているグループです。

Swedish Society Discofil SCD1138 慰め、喜びとインスピレーションのために
フレデリク・ショパン (1810-1849) 夜想曲 嬰へ短調 作品48
フェレンツ・リスト (1811-1886) 慰め (Consolation)
フランツ・シューベルト (1797-1828) 即興曲第1番 へ短調 D935-1
クロード・ドビュッシー (1862-1918) 前奏曲集第1集 − 雪の上の足あと 沈める寺
 前奏曲集第2集 − ヒースの草むら ラヴィーヌ将軍、風変わりな
ヴィルヘルム・ステーンハンマル (1871-1927)
 晩夏の夜 (Sensommarnätter) 作品33 − ポコ・アレグレット
  ソールヴェイ・フンセト (ピアノ)
  [録音 2006710日−12日 ニューブルーカイェン (ストックホルム)]

Tallpoppies TP156 エイノユハニ・ラウタヴァーラ (1928-) チェロのための作品集
 2つの前奏曲とフーガ (Two Preludes and Fugues) (1955) (チェロとピアノのための)
 無伴奏チェロソナタ (1969)
 チェロとピアノのためのソナタ第1(1972 rev.2001)
 ポルスカ (Polska) (ランタサルミ民謡による変奏曲) (1977) (2つのチェロとピアノのための)
 チェロとピアノのためのソナタ (1991)
  デイヴィッド・ペレイラ (チェロ) ボニー・スマート (チェロ) イアン・マンロー (ピアノ)

 

リリース情報 − Jazz

Prophone PCD086 クリスティーナ・グスタフソン (Christine Gustafsson)Moments free
 Moments free In a crowd of a million This love Circles A Peaceful day
 Daydream What a waste How life fools me Interlude A broken heart
 Don't be sorry Something unexpected In the corner of my eye
  クリスティーナ・グスタフソン (ヴォーカル) マックス・シュルス (ギター)
  エーリクス・セーデルリンド (ギター)
  マッティン・ホーペル (ベース、バッキングヴォーカル)
  カッレ・ラスムッソン (ドラムズ) ダニエル・カールソン (ピアノ)
  マグヌス・リンドグレン (バスフルート、クラリネット、バスクラリネット)
  ペール=エーリク・ドマルゴード (ヴォーカル)

◇リーグモル・グスタフソン Rigmor gustafsson の姉妹。人気サックス奏者のマグヌス・リンドグレン Magnus Lindgren がフルートとクラリネットを吹いて共演しています。


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Artwork © Lindberg Lyd, Simax/Grappa (Norway), Alba, Ondine (Finland), dacapo records (Denmark), BIS, Musica Rediviva, Naxos (Sweden)