Newsletter No.102   15 June 2007

 

リリース情報 − Classical & Contemporary

2L 2L39SACD SACD hybrid (5.1 surround/stereo)
アルネ・ヌールハイム (1931-) 作品集
 Colorazione (シンセサイザー、打楽器とエレクトロニクスのための)
 5つの暗号解読 (Fem Kryptofonier) (2002) (ソプラノ、打楽器、シンセサイザーとエレクトロニクスのための)
 Link (打楽器とシンセサイザーのための)
アルネ・ヌールハイム (1931-) (ケンネト・カールソン 編曲)
 はじめての蝶々 (Den første sommerfugl) (1982) (ソプラノ、シンセサイザーとヴィブラフォーンのための)
  チカーダ・デュオ
   ケンネト・カールソン (シンセサイザー) ビョルン・ラッベン (打楽器)
  オーケ・パルメルード (エレクトロニクス) エリサベト・ホルメルツ (ソプラノ)
  [録音 20065月、10月 ヘニ・オンスタード・アートセンター (オスロ)]
  [制作 アーリル・エリクスタード (Kryptofonier, Sommerfugl)
   録音 ハンス・ペーテル・ロランジュ、ストーレ・ヘベーク・オーデゴルデン
   サラウンド・サウンドデザイン モッテン・リンドベルグ] 試聴盤

◇ハモンドオルガン、打楽器、リングモジュレーターと2台のテープレコーダーのための作品 (Aurora ACD5070) を編曲した《Colorazione》。4人の打楽器奏者、オルガンとエレクトロニクスのために作曲された《Respons III(1983) (Aurora ACD4990) を改作した《Link》。この2つの作品でアルネ・ヌールハイム Arne Nordheim (1931-) は、チカーダ・デュオ Cikada Duo のふたり、ケンネト・カールソン Kenneth Karlsson (1952-) とビョルン・ラッベン Bjorn Rabben (1959-) と共同作業することにより、過去の曲がもつ新たなサウンドカラーの可能性を探りました。《5つの暗号解読》はギリシアの詩人アルキロコス Archilochus (紀元前600年から650年ごろ活躍) の詩の断片を使った作品。初演のためのリハーサルを行うなかでチカーダ・デュオが作曲者のアイデアを発展させ、完成させました。

 3作品のエレクトロニクス処理を担当するため、エレクトロアクースティック音楽で知られるスウェーデンの作曲家オーケ・パルメルード Ake Parmerud (1953-) が録音に参加。Lindberg Lyd (2L) のモッテン・リンドベルグ Morten Lindberg が担当した 5.1 surround によるサラウンド・サウンドデザイン。現代ノルウェー音楽界の "フラッグシップ (flaggskip)"、アルネ・ヌールハイムの "サウンドカラー" が新たな音世界として呈示されます。

 ヘンリク・ヴェルゲラン Henrik Wergeland の詩による美しく優しい歌《はじめての蝶々》 (Aurora ARCD1919) は、ヌールハイムがソプラノとハープのために書いた原曲をカールソンが編曲。《5つの暗号解読》で素晴らしい歌を聴かせたホルメルツに感謝を捧げました。

2L 2L40SACD SACD hybrid (5.1 surround/stereo)
WA・モーツァルト (1756-1791)/エドヴァルド・グリーグ (1843-1907) ピアノソナタ (2台のピアノのための)
 ピアノソナタ ハ長調 K545 ピアノソナタ ヘ長調 K533/K494
 ピアノソナタ ト長調 K283/189h ピアノソナタ ハ短調 K457
  デーナ・ピアノデュオ
   ハイデ・ゲルツ (ピアノ) ティナ・マルガレータ・ニルセン (ピアノ)
  [録音 20068月 ソフィエンベルグ教会 (オスロ)]
  [制作 ヴォルフガング・プラッゲ  録音 ハンス・ペーテル・ロランジュ] 試聴盤

◇「最近は、空き時間ができるとモーツァルトのソナタの第2パートを書くことに専念している。レ=ニッセン夫人と試奏した。かなりいい響きだ。これほどの出来だったら、墓の中のモーツァルトに『のたうち回らないでください』と言えるだろう」 (グリーグ。1877423日、アウゴスト・ヴィニングへの手紙)

 モーツァルトの音楽から大きな影響を受けて育ったエドヴァルド・グリーグ。そのグリーグが敬意をこめ、モーツァルトの音楽を抱きしめる。ふたつのスタイルの音楽が対話。ひとりのロマンティスト、グリーグにとっての "今" の響きがモーツァルトの音楽に新しい色彩を与えます。"モーツァルト至上" の純粋主義者たちに対し、ブックレット・ノーツを書いたベルリン芸術大学のパトリック・ディンスレッジ教授は、「モーツァルトの音楽の時と空間が広がった」とグリーグの仕事を讃えました。

 モーツァルトのオリジナルに一切手を加えず第2ピアノのパートだけをグリーグが作曲したソロ・ソナタは4曲。このアルバムでは、そのソナタがすべて演奏されています (幻想曲 ハ短調 K475 は含まれていません)。

 デーナ・ピアノデュオ Dena Piano Duo は師弟で組んだデュオ。ハイデ・ゲルツ Heide Görtz は、コンラート・ハンセンに学んだドイツのピアニスト。ティナ・マルガレータ・ニルセン Tina Margareta Nilssen はスイス生まれのノルウェー人。トロンハイムで育ち、ヨルゲン・ラーシェン、イジー・フリンカ、ゲルツ、イェンス・ハーラル・ブラトリのもとでピアノを学びました。

Alba ABCD236 ユッカ・リンコラ (1955-)
 ミュージカル《ホテル・アストリア (Astoria)
  ピルヨ・アイットンマキ ニナ・タピオ アリ=マッティ・ヘードマン
  パーヴォ・ホンキマキ ヤリ・レッパネン カリ・マッティラ
  ラハティ市立劇場管弦楽団・合唱団 マルッティ・ペイッポ (指揮)
  [録音 2005年 オリマッティラ・インスティテュート (ラハティ、フィンランド)]
  [制作 ティピ・トゥオヴィネン  録音 ペッカ・ミッコラ] [歌詞 フィンランド語] 試聴盤

◇現代のブダペスト。ホテル・アストリアのカフェで男と女が出逢う。ドイツ人警察官トムと博物館に務めるヘレナ。舞台は変わり第二次世界大戦時、ドイツ占領下のブダペスト。ホテル・アストリアの玄関から入ってくるのナチの将校たち。裏口では、極秘のメッセージがレジスタンスの手に渡される。恋に落ちたアンナとヘルマン……。過去と現在、混乱のヨーロッパのホテルを舞台に展開する《ホテル・アストリア》の物語。詩人ユッカ・イトコネン Jukka Itkonen (1951-) の台本に、ジャズ・ミュージシャンからスタートしたユッカ・リンコラ Jukka Linkola が音楽を書きました。《アカシアの木立ち (Akasialehto)》のもの悲しくノスタルジックな歌からミュージカルは始まります。ピルヨ・アイットンマキ Pirjo Aittonmäki、ニナ・タピオ Nina Tapio、アリ=マッティ・ヘードマン Ari-Matti Hedman (1964-)。フィンランドで上演された《レ・ミゼラブル》《アスペクツ・オブ・ラブ》《グリース》などで主役を歌った歌手と俳優たちです。フィンランドのミュージカル!

Alba ABCD237 エストニア宗教的民俗コラールとオケヘムのミサ曲
グレゴリオ聖歌/ラーネ=ニグラの宗教的民謡 (マルゴ・コラル 編曲)
 Veni Creator Spiritus (来たれ、創り主なる聖霊)
ヨハネス・オケヘム (オケゲム) (c.1410-1497)
 キリエ クレド サンクトゥス アニュス・デイ
宗教的民謡 (コラル、ハント 編曲) 目覚めよ、わが心 (Mu süda, ärka üles)
オテパーの宗教的民俗コラール (コラル、ハント 編曲)
 来たれ子供ら、わが元に (Mu mano tulge latse)
スール=パクリの宗教的民俗コラール (コラル、ハント 編曲)
 人民の救い主 (Rahva Onnistegija)
ヴィルムシ、ハッリステの宗教的民俗コラール (コラル、ハント 編曲)
 我は地上の異邦人なり (Ma olen maa peal võõras)
ヴォルムシの宗教的民俗コラール (コラル、ハント、カウマン 編曲)
 いと尊きわが生に終わりが (Kas sureb nii mu kõige armsam elu?)
キリスト教前エストニア、アンブラのルーネ歌 (コラル、ハント、カウマン 編曲)
 天地創造 (Loomine)
  ヘイナヴァンケル マルゴ・コラル (テノール、指揮)
  [録音 2002年−2006年 フィンランド、デンマーク、ドイツの教会]
  [制作 オレヴ・ポル  録音 マルゴ・コラル] 試聴盤

◇キリスト教黎明期のエストニアで書かれた宗教的民謡とコラールはエストニア音楽のルーツのひとつ。ルター派賛美歌集を主なテクストとする作者不詳の歌が、口伝により受け継がれてきました。このアルバムでは7曲が、即興を交えた編曲により歌われます。伝承のコラールの合間にオケヘム Johannes Ockegehm (c.1410-1497) のミサ曲の4章をはさみ、最後に歌うのが《天地創造》。キリスト教が伝わる以前に作られた歌 (rune) です。マルゴ・コラル Margo Kõlar が音楽監督を務めるヘイナヴァンケル Heinavanker は、古い教会音楽をレパートリーとするエストニアのヴォーカルアンサンブル。高度の技巧を求められる曲を立体感のある音楽として聞かせます。グループ名の元になったのは、ネーデルランドの画家、ヒエロニムス・ボス Hieronymus Bosch (1450?-1516) の代表作のひとつ、「干し草車 (The Haywain)」 (ジャケット写真)。俗世を押しつぶす大きな干し草車。祈りを捧げる天使と二枚舌の悪魔。そばで奏でられる美しい音楽。ボスの寓意的絵画の今日性と、時を超えたヘイナヴァンケルの音楽表現。共通するところがありそうです。

Aurora ACD5044 Broken Line − ニルス・ヘンリク・アスハイム (1960-) 室内楽のための作品集
 x1 Navigo (ナヴィゴ) (1999) (ヴァイオリンとチェロのための)
 x2 Broken Line (ブロークン・ライン) (2003) (弦楽四重奏のための)
 x3 Nicht (ニヒト) (2002) (声とアンサンブルのための)
 x4 Chase (チェイス) (2001) (二重弦楽三重奏のための) x5
  ヴェルターヴォ弦楽四重奏団 アイーダ=カルメン・ソアネア (ヴィオラ)
  ルイーズ・ホプキンズ (チェロ) イーサ・イェーリケ (ソプラノ)
  スヴァイヌング・ビェラン (ピアノ) トム・オッタル・アンドレアセン (フルート)
  ハンス・クリスチャン・ブレイン (クラリネット) アイリーク・ラウデ (打楽器)
  [録音 20051116日−18日、200667日 ソフィエンベルグ教会 (オスロ)]
  [制作 ヨールン・ペーデシェン  録音 アルネ・アクセルベルグ、ジェフ・マイルズ] 試聴盤

◇テクスチャ、響きの質感と触感、空間のひろがり。さまざまなアーティストのプロジェクトにオルガニストとして参加することにより、作曲家アスハイムの創作に新たな次元が加わってきたといわれます。ニルス・ヘンリク・アスハイム Nils Henrik Asheim (1960-) の室内楽作品集。ヴェルターヴォのためにオスロ室内楽フェスティヴァルが委嘱した《Broken Line》をはじめとする作品はすべて、委嘱により作曲されました。プレーヤーふたり (ヴァイオリンとチェロ) が作品の "完成" をコントロールする《Navigo》。ヴァシリー・カンディンスキー (1866-1944) の詩画集「響き (Klänge)」の3つの詩が語られる《Nicht》。弦楽六重奏を2つの弦楽三重奏に分割し、さまざまなアイデアを試みながらも透明な響きを確保した《Chase》。どの曲も単純な素材を使って創られています。200511月の録音セッションの合間にはヴェルターヴォによる即興演奏が行われ、1時間の録音からピックアップした5つのトラックの音楽が作品の橋渡し役をしています (x1-x5)。ヴェルターヴォ弦楽四重奏団と友人たちの素敵な音楽!

Bergen Digital BD7050CD Our Song Is Done
ハルダンゲル民謡 名誉ある出迎え (Velkomne med æra)
ノルウェー伝承舞曲 (ラスムセン 編曲) Pols Sea
伝承曲 天国にて (I Himmelen)
D・パトリクィン (編曲) カナダの3つの歌
ヴェルヨ・トルミス (1930-) 春のスケッチ
リチャード・ロジャーズ (1902-1979)
 マイ・ファニー・バレンタイン (My Funny Valentine) (全18曲)
  ヴォーチ・ノビリ マリア・ガンボルグ・ヘルベクモ (指揮)

Bergen Digital BD7052CD
ヨハネス・ブラームス (1833-1897)
 宗教的歌曲《惜しみなく与えよ (Lass dich nur nichts dauern)》 作品30
 アヴェ・マリア (Ave Maria) 作品12
フェリクス・メンデルスゾーン (1809-1847)
 モテット《主よ、わが祈りを聞きたまえ (Hear my prayer, O Lord)》 作品39-1
 讃歌《おお主よ、われに救いを見いださせたまえ (Lass o Herr, mich Hülfe finden)》 作品96
グレン・エーリク・ハウグラン (1961-)
 Du måtte nesten rope det (合唱とサクソフォーン四重奏のための)
  ベルゲン大聖堂合唱団 マグナル・マンゲシュネス (指揮)
  ビョルン・リーエン (オルガン) ラッシャー・サクソフォーン四重奏団

Bergen Digital BD7053SACD SACD hybrid (Multichannel/stereo) 神をたたえよ (Jubilate Deo)
シェル・モルク・カールセン (1947-) モテット本 (Motettbok) から 25
 城門を通れ、通れ (Dra ut gjennom portene) 腰に帯を締め (Spenn beltet omlivet)
 クリスマスの日のモテット (Juledagsmotett) ステファノの殉教 (Stefanus) わたしはあなたを贖う (Jeg har lost deg ut)
 わたしは、キリストと共に十字架に (Korsfestet med Kristus) 主よ、助けてください (Herre, frels)
 命の冠 (Livets krone) 娘シオンよ、大いに踊れ (Gled deg storleg) 聖金曜日 (Langfredag)
 復活の日のモテット (Påskedagsmotett) キリストによってすべての人が生かされる (Liv ved Kristus)
 互いに愛し合いなさい (Elsk hverandre) 門を開いておいた (En åpnet dor) まことのぶどうの木 (Det sanne vintre)
 ああ、神の冨と知恵と知識の (Å, dyp av rikdom) 人を裁くな (Døm ikke)
 どの霊も信じるのではなく (Tro ikke enhver ånd) お前も平和への道を (Hadde de berre visst)
 エルサレム (Jerusalem) わたしは知っている、わたしを贖う方は生きておられ (Jeg vet an min gjenløser lever)
 神はこのような人をも受け入れた (Gud har tatt imot ham) 彼の名 (Hans navn)
 わたしはアルファであり、オメガである (Jeg er alfa og omega)
  ベルゲン大聖合唱団 マグナル・マンゲシュネス (指揮) ビョルン・リーエン (オルガン)

Bridge BCD9221 ヴィルトゥオーゾ・アコーディオン
サンポ・ハーパマキ (1979-) Power (力) (2001)
ユッカ・ティエンスー (1948-) Aufschwung (飛翔) (1977) ゾロ (Zolo) (2002)
ヴラディーミル・ズビツキー (1953-) カルパティア山脈組曲 (Carpathian Suite) (1974)
サルヴァトーレ・シャリーノ (1947-) 青い放浪者 (Vagabonde blu) (1998)
ジェラール・グリゼイ (1946-1998) パッサカリア (Passacaille) (1967)
マグヌス・リンドベリ (1958-) Jeux d'anches (リードの戯れ) (1990-91)
  ミッコ・ルオマ (アコーディオン) [録音 20067月、9月]

◇ミッコ・ルオマ Mikko Luoma はシベリウス・アカデミーを卒業。1997年から1998年にかけてニューヨーク市立大学で現代音楽の演奏を学びました。フィンランド、トゥルク音楽アカデミーで教えながら、ソロイストとして演奏活動を行っています。

Caprice CAP21767 ヤーコブ・コラーニー、チェロ
ベンジャミン・ブリテン (1913-1976) チェロソナタ ハ長調 作品65
ジェルジ・リゲティ (1923-2006) 無伴奏チェロソナタ (1948-53)
ヨハネス・ブラームス (1833-1897) チェロソナタ第1番 ホ長調 作品38
  ヤーコブ・コラーニー (チェロ) ペーテル・フリース・ユーハンソン (ピアノ)
  [録音 200611月-12月 ニューブルーカイェン (ストックホルム)]
  [制作 トビアス・デルヴィンゲル] 試聴盤

◇王立スウェーデン音楽アカデミー、スウェーデン国立コンサート機関 (Rikskonserter)/フォルクサム、SAMI、ノールショーピング交響楽団が共同主宰で2年に一度開催するスウェーデンの若いミュージシャンのためのコンペティション、ソロイスト賞 (Solistpriset)2006422日、ノールショーピングで行われたコンペティションではチェロのヤーコブ・コラーニー Jakob Koranyi (1983-) が優勝しました。トゥールレイフ・テデーエン、ラルフ・カーシュボーム、フランス・ヘルメションのもとで学位を取得。2002年ヘルシングボリ、2004年ヨーテボリのコンペティションで優勝。その後、さまざまの賞と奨学金を獲得しました。貸与されたドミニコ・モンタニャーナ (1742年製) のチェロを弾いています。

 ソロイスト賞記念アルバムで演奏するのは3曲。ソ連の若手チェリスト、ロストロポーヴィチの求めに応じてブリテンが作曲したソナタ。リゲティが1956年、オーストリアに亡命して新しいスタイルの音楽に取り組む以前のハンガリー時代の作品。"JS・バッハへのオマージュ" と呼ばれるようになったブラームスのソナタ。チェロ演奏の技巧ととともにコラーニーが音楽の様式をあわせて学んできたことがわかります。

 ピアニストのペーテル・フリース・ユーハンソン Peter Friis Johannson (1983-) はコラーニーと大学で同窓。マッツ・ヴィードルンドに教わりました。現在はアンデシュ・シールストレムとスタファン・シェーヤのもとで修士号の取得をめざしています。コラーニーとのデュオ、室内楽奏者、ソロイスト。積極的な活動を始めました。

Chandos CHAN10416 エクトル・ベルリオーズ (1803-1869)
 序曲《ローマの謝肉祭 (Le carnaval romain)》 作品9
 レリオ、または生への復帰 (Lélio, ou Le retour àla vie) 作品14b
 ヘレン (Hélène) 作品2-2
  ジャン=フィリップ・ラフォン (バリトン) スーネ・イェリル (テノール)
  ゲアト・ヘニング=イェンセン (テノール) デンマーク国立交響楽団・合唱団 (DR)
  トマス・ダスウゴー (指揮)

Classico CLASSCD565 ライフ・モンク・ハンセン 詩篇とオルガン・コラール (全18曲)
  フィン・ペーザセン (オルガン) オーレ・ヘーゼゴー (テノール)

Classico CLASSCD704 イギリス音楽シリーズ 第14
ベンジャミン・ブリテン (1913-1976) ピアノ協奏曲 作品13
ジョン・アイアランド (1879-1962) ピアノ協奏曲 変ホ長調
  デイヴィッド・ストロング (ピアノ) オルボー交響楽団 ダグラス・ボストック (指揮)

Classico CLASSCD711
セザール・フランク (1822-1890) 前奏曲、コラールとフーガ
モーリス・ラヴェル (1875-1937) 夜のガスパール (Gaspard de la nuit)
クロード・ドビュッシー (1862-1918) 映像 第2(Image 2) 喜びの島 (L'Isle joyeuse)
  イェンス・エルヴェキャー (ピアノ) [録音 20045月]

Classico CLASSCD718-719 (71819) 2CD's JS・バッハ (1685-1750)
 6つのヴァイオンソナタ BWV1014-1019
  ヨッヘン・ブルシュ (ヴァイオリン) スヴェン=イングヴァート・ミケルセン (オルガン)

Classico CLASSCD722 ニルス・ヴィゴ・ベンソン (1919-2000)
 金管楽器のための室内楽作品集
 三重奏曲 作品82 (トランペット、ホルンとトロンボーンのための)
 ホルンソナタ 作品47 トランペットソナタ 作品73 トロンボーンソナタ 作品277
 Fett und Filtz (脂肪とフェルト) 作品403
  ヤコブ・カイディング (ホルン) マーティン・ショスター (トランペット)
  ニルス=オーレ・ボー・ヨハンセン (トロンボーン)
  フィン・シューマカー (テューバ) エーリク・カルトフト (ピアノ)

Classico CLASSCD728 ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827)
 五重奏曲 変ホ長調 作品16 (オーボエ、クラリネット、バスーン、ホルンとピアノのための)
 七重奏曲 変ホ長調 作品20
 
(クラリネット、ホルン、バスーン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとダブルベースのための)
  エスビャー・アンサンブル [録音 20043月、20033月]

Classico CLASSCD729 シャルル=マリー・ヴィドール (1844-1937)
 オルガン交響曲全集 第5
 オルガン交響曲第4番 ヘ長調 作品13-4 オルガン交響曲第8番 ロ短調 作品42-7
  ハンス・オーレ・タース (オルガン) [録音 20069月]

Classico CLASSCD730 ペーア・ネアゴー (1932-) 金管楽器のための作品集
 今、地球全体が雪で白く染まっている 1 (4つのユーフォニウム、4つのテューバと合唱のための)
 逆光 (1970)
 今、地球全体が雪で白く染まっている 2 (4つのユーフォニウム、4つのテューバと合唱のための)
 連峰−水晶−滝 (12のトロンボーンのための)
 今、地球全体が雪で白く染まっている 3 (4つのユーフォニウム、4つのテューバと合唱のための)
 食欲不振ファンファーレ (Nervøs fanfare) (アルトサックス、2つのトランペット、2つのトロンボーンと打楽器のための)
 今、地球全体が雪で白く染まっている 4 (4つのユーフォニウム、4つのテューバと合唱のための)
 モザイク (Mosaik) (1969) (5つのトランペット、3つのトロンボーンのための)
 今、地球全体が雪で白く染まっている 5 (4つのユーフォニウム、4つのテューバと合唱のための)
  ニルス=オーレ・ボー・ヨハンセン (トロンボーン、ユーフォニウム)
  イェスパー・ブスク・セーアンセン (トロンボーン、ユーフォニウム)
  フィン・シューマカー (テューバ) マーティン・ショスター (トランペット)
  アルス・ノーヴァ・コペンハーゲン 他

Classico CLASSCD731
ヨハン・エブラハム・ペーター・シュルス (シュルツ) (1747-1800) ピアノ作品集
 ソナティネ ト長調 (1790) 6つのさまざまな小品集 作品1 (1776)
 ピアノソナタ 変ホ長調 作品2 (1778) アレグレット ハ長調 (1797)
  トマス・トロンイェム (ピアノ) [録音 2003年-2004年 オーフス (デンマーク)]

Classico CLASSCD733 ジャン・シベリウス (1865-1957) 管弦楽作品集
 《カレリア (Karelia)》序曲 作品10 2つのセレナード 作品69 (ヴァイオリンと管弦楽のための)
 音詩《森の精 (Skogsrået)》(管弦楽のためのバラード) 作品15
 組曲《歴史の情景 (Scènes historiques)》 第1番 作品25
 音詩《フィンランディア (Finlandia)》 作品26 (管弦楽のための)
  サカリ・テッポネン (ヴァイオリン) ヨーテボリ=オーフス・フィルハーモニック
  ダグラス・ボストック (指揮)
  [録音 2007112日-14日 オーフス (デンマーク)]

Cobra Records COBRA0018 クラース・トシュテンソン (1951-) 歌曲集《In Großer Sehnsucht (大きな郷愁)》
  シャルロット・リーダイク (ソプラノ) エレン・コーヴァー (ピアノ)
  ペーター・ブラント (ヴァイオリン) ラリッサ・グレーネフェルト (チェロ)

◇クラース・トシュテンソン Klas Torstensson (1951-) はスウェーデン生まれの作曲家。インゲスンド音楽大学で作曲法、ヨーテボリ大学で音楽学を学び、ユトレヒトの Institute of Sonology では電子音楽を研究しました。現在、オランダ在住。スウェーデンの極地探検家アンドレの旅を題材にしたオペラ《The Expedition (探険)》 (1994-99) が20006年の NOMUS 賞 (北欧音楽委員会賞) にノミネートされています。《In Großer Sehnsucht (大きな郷愁)》 は、悲劇の女性たち (カミーユ・クローデル、フリーダ・カーロ、クリスティーナ・ディ・スヴェツィア、ローザ・ルクセンブルク、ルイース・ミシェル) の詩がテクスト。シャルロット・リーダイク Charlotte Riedijk とオシリス・ピアノ三重奏団 (コーヴァーとグレーネフェルトがメンバー) によりアムステルダム・コンセルトヘボウで初演されました。

cpo 777 197-2 special price ディズリク・ブクステフーデ (c.1637-1707)
 オラトリオ《最後の審判 (Das Jüngste Gericht)BuxWV Anh.3 (抜粋)
  ウルリーケ・ホーフバウアー モニカ・マウフ マーガレット・ハンター
  ハリー・ファン・デル・カンプ ヘニング・フォス ハンス=イェルク・マメル
  イェルク・ヤコビ オーラフ・テタンペル アンサンブル・ヴェーザー=ルネサンス
  マンフレート・コルデス (主宰)

Danacord DACOCD664 ポウル・エルミング − ワーグナー・ギャラ (Wagner Gala)
リヒャルト・ワーグナー (1813-1883)
 楽劇《ラインの黄金 (Das Rheingold)》
  − 背恩がローゲの運命 (Immer ist Undank Logens Lohn)
 楽劇《ヴァルキューレ (Die Warküre)
  − 父が約束した一振りの剣 (Ein Schwert verhiess mir der Vater)
  ジークムントの愛の歌「冬の嵐は5月には過ぎ去り (Winterstürne wichen dem Wonnemond)
 舞台神聖祭典劇《パルジファル (Parsifal)》 (抜粋) − 第1幕への前奏曲
  これはみな夢だったのか (Die alles - hab' ich nun geträume?)
  幼子が、あなたの母親の胸に抱かれているのを見た (Ich sah das Kind)
  ああ、私は何をしたのだ (Wehe! Wehe! Was tat ich?)
  アンフォルタス、傷ついた者よ (Amfortas! Die Wunde!)
  残酷な若者よ、もしもお前の心が (Grausamer! Fühlst du im Herzen)
  こっちへ来い、よこしまな女よ (Vergeh, unseliges Weib!)
  あなたにふたたび会える歓びよ (Heil mir, dass ich dich wiederfinde!)
  役立つのはただ一つの武器 (Nur eine Waffe taugt)
  ポウル・エルミング (テノール) ニーナ・パウロウスキ (ソプラノ、クンドリ)
  ステーン・ビリエル (バス、グルネマンツ) オーゼンセ交響楽団
  ヴォルフ=ディーター・ハウシルト (指揮)
  [録音 2005610日-16日、2006619日-21日 カール・ニルセン・ホール (オーゼンセ、デンマーク)]
  [制作・録音 ヨハネス・ミュラー] 試聴盤

◇ポウル・エルミング Poul Elming (1949-) がバリトンからテノールに転向して最初に歌った《パルジファル》の第2幕と第3幕の場面に《ラインの黄金》と《ヴァルキューレ》の歌を加えた "ワーグナー・ギャラ"。パルジファルとジークムントはエルミングがもっとも得意とする役。バイロイト、コヴェント・ガーデン、ベルリン・ドイツ・オペラ、ウィーン国立オペラ、メトロポリタン・オペラなど各地のオペラハウスの舞台で歌ったほか、バレンボイム指揮、ハリー・クプファー演出の《パルジファル》 (ベルリン国立オペラ) と《ヴァルキューレ》 (バイロイト・フェスティヴァル) のビデオにも出演。抒情的でヒロイックな声と歌を聴かせました。サンクトペテルブルク・フィルハーモニックが上演したショスタコーヴィチの《ムツェンスク郡のマクベス夫人》でタイトルロールを歌ったニーナ・パウロウスキ Nina Pavlovski と、シュトラウスのオペラ《エレクトラ》 (オレステス)、《ばらの騎士》 (オックス男爵)、《ナクソス島のアリアドネ》 (音楽教師)、ベルクの《ルル》 などの舞台で活躍するステーン・ビリエル Sten Byriel (1957-) が共演。オーゼンセ交響楽団をドイツの指揮者ハウシルト Wolf-Dieter Hauschild が指揮しています。

Danacord DACOCD665 イッタ=マリア・シェーベリ − ヴェルディ、プッチーニ・アリア集
ジュゼッペ・ヴェルディ (1813-1901)
 オペラ《アイーダ (Aida)》 − 勝ちて帰れ (Ritorna vincitor!) おお、わが祖国 (O patria mia)
 オペラ《運命の力 (La forza del destino)》 − 神よ、平和を与えたまえ (Pace, pace, mio Dio)
 オペラ《仮面舞踏会 (Un ballo in maschera)》 − あの草を摘みとって (Ecco l'orrido...Ma dall'arido stelo divulsa)
 オペラ《オテロ (Otello)》 − アヴェ・マリア (Ave Maria)
 オペラ《ドン・カルロ (Don Carlo)》 − 世の空しさを知る神 (Tu che le vantità conoscesti del mondo)
ジャコモ・プッチーニ (1858-1924)
 オペラ《ラ・ボエーム (La bohème)》 − 私の名はミミ (Si mi chiamano Mimi)
  あなたの愛の呼ぶ声に (Donde lieta uscì)
 オペラ《トゥーランドット (Turandot)》 − お聞きください王子さま (Signore ascolta!)
  氷のような姫君の心も (Tu, che di gel sei cinta)
 オペラ《トスカ (Tosca)》 − 歌に生き、恋に生き (Vissi d'arte, vissi d'amore)
 オペラ《マノン・レスコー (Manon Lescaut)》 − 捨てられて、ひとり寂しく (Sola perduta, abbandonata)
 オペラ《蝶々夫人 (Madama Butterfly)》 − ある晴れた日に (Un bel di, vedremo)
  かわいい坊や (Tu? tu? Piccolo iddio!)
  イッタ=マリア・シェーベリ (ソプラノ) オーゼンセ交響楽団 マティアス・エッシュバッヒャー (指揮)
  [録音 20031124日-26日、2004614日-19日 カール・ニルセン・ホール (オーゼンセ、デンマーク)]
  [制作・録音 ヨハネス・ミュラー] 試聴盤

◇イッタ=マリア・シェーベリ Gitta-Maria Sjöberg はスウェーデン生まれ。コペンハーゲンのオペラ・アカデミーでキム・ボリ (ボルイ) Kim Borg に学んだ後、王立デンマーク・オペラを代表するソプラノ歌手として多くの舞台に立ってきました。2000年にはデュッセルドルフでヤナーチェクのオペラ《マクロプロスの秘事》のマルティ役を歌い、ドイツ主要新聞の読者投票による最優秀歌手に選ばれています。ひとつひとつのアリアにこめられたドラマ。シェーベリは、ヴェルディとプッチーニのアリアをそれぞれの歌にふさわしい声の表情とスタイルで歌いわけています。チューリッヒ・オペラのレペティトゥールを経験したマティアス・エッシュバッヒャー Matthias Aeschebacher の指揮。オーゼンセのオーケストラがシェーベリの歌に寄り添うように演奏しています。なんと素敵な歌と音楽!

dB Productions dBCD106 シェイクスピアを音楽で (Shakespeare in Music)
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ (1872-1958)
 3つのシェイクスピアの歌
  水底深く父は眠る (Full Fathom Five) 雲をいただく塔 (The Cloud-Capp'd Towers)
  丘を越えて、谷を越え (Over Hill, Over Dale)
スヴェン=エーリク・ユーハンソン (1919-1997)
 浮気心 (Fancies)1集・第2集 (混声合唱とピアノのための)
  シルヴィア (Sylvia) 緑の森の木陰で (Under the Greenwood Tree)
  吹けよ、吹け、冬の風 (Blow, Blow, thou Winter Wind) 浮気心 (Fancy)
  おお、わが愛しの人よ (O Mistress Mine) 恋する者らは春を愛す (Lovers Love the Spring)
  冬 (Winter) 挽歌 (Dirge) 聴け、聴け、ひばり (Hark! Hark! The Lark)
フランク・マルタン (1890-1974)
 エアリエルの5つの歌 (1950) (「テンペスト」 から)
  おいで、黄色の砂浜に (Come unto these Yellow Sands)
  水底深く父は眠る (Full Fathom Five)
  「さあ行け」とあって息をつき (Before You can say Come and Go')
  お前たち三人は罪人だ (You are Three Men of Sin) 蜜蜂が吸う蜜を吸い (Where the Bee Sucks)
フランツ・シューベルト (1797-1828) (ラグナル・ブーリーン 編曲)
 シルヴィアに (An Sylvia) D891
ニルス・リンドベリ (1933-)
 きみを夏の一日にくらべたらどうだろう (Shall I compare Thee to a Summer's Day)
  マリア・マグダレーナ・モテット合唱団 ラグナル・ブーリーン (指揮)
  ユーハン・ウッレーン (ピアノ) アンニカ・ヒゥダーク (アルト)
  [録音 200410月 オステルハニンゲ教会] [制作・録音 ドラガン・ブヴァチ] 試聴盤

◇シェイクスピアの劇中歌とソネットをテクストとする混声合唱曲集。シューベルトの歌曲《シルヴィアに》は指揮者みずからの編曲で歌われます。シェイクスピアからひとりの青年への愛のソネットに曲をつけた《きみを夏の一日にくらべたらどうだろう》は、ジャズミュージシャンで作曲家のニルス・リンドベリ Nils Lindberg (1933-) が作曲したエリザベス朝の詩による曲集《おおわが愛しの人よ》の1曲です。マリア・マグダレーナ・モテット合唱団 Maria Magdalena Motetkör1995年に設立されたストックホルムの混声合唱団。王立音楽アカデミーの出身、エーリク・エーリクソン Eric Ericson にも学んだラグナル・ブーリーン Ragnar Bohlin (1965-) とともに、バッハの受難曲、ブラームスとヴェルディのレクイエム、現代のアカペラ合唱曲などをレパートリーとして活動をつづけています。このアルバムの録音はストックホルム郊外の古い教会で行われました。

Euridice EUCD26 フルート、打楽器、チェロと打楽器アンサンブルのための音楽
ナターシャ・バレット (1972-) Ras Diabols
ラース・ペーテル・ハーゲン Langsam
トシュタイン・オーゴール=ニルセン (1964-) Glance of a Landscape
アイヴィン・ブーエネ (1973-) Intermission
ニコライ・アポリヨン (1945-) パルス (Puls)
  パルス打楽器アンサンブル ニング三重奏団

Euridice EUCD27 金管五重奏のための音楽
ヴィトルト・ルトスワフスキ (1913-1994) 小さな序曲 (Mini overture) (1982) (金管五重奏のための)
ヤン・バック ラウデ (Laude)
ピエール・ジャンサン (1930-) Les Arborescences
オラヴ・ベルグ (1949-) 金管五重奏曲
  ヴァルキューレ・ブラス

Euridice EUCD39 ダーヴィド・モンラード・ヨハンセン (1888-1974) 歌曲集
 クヌート・ハムスンの詩による3つの歌 (Tre sange til tekst av Knut Hamsun) 作品2
 母の歌とイーダル・ハンダガールのその他の詩 (Mor syng og andre dikt av Idar Handagard) 作品1
 古いノルウェー民俗詩による7つの歌 (Syv Sange - tekster til gammel norsk folkediktning) 作品6
 北ノルウェーのトランペット (Nordlands Trompet) 作品13 (ペッテル・ダッスの詩による)
 10のノルウェー子供の詩 (Ti norske barnerim) 作品14
 5つの聖書の歌 (Fem bibelske sanger) 作品25
 6つの有節歌曲 (Seks strofiske sanger) 作品32 夜想曲 (Nocturne)
  スヴァイン・ビョルコイ (テノール) イーヴァル・アントン・ヴォーゴール (ピアノ)
  [録音 20062月、3月 ソフィエンベルグ教会 (オスロ)]
  [制作 ビョルン・A・ドラーゲ  録音 トマス・ヴォルデン] 試聴盤

20世紀ノルウェーを代表する作曲家のひとり、ダーヴィド・モンラード・ヨハンセン David Morad Johansen (1888-1974)。ノルウェー後期ロマンティシズム音楽を出発点に、フランス印象主義、ストラヴィンスキー、オネゲルの音楽、そして、中世ノルウェーにまでさかのぼった音楽を取り入れながら、さまざまに作風を変化させていきました。ヴァーレン Fartein Valen (1887-1952) との出会いをきかっけに無調音楽を研究。古典的な対位法を学ぶためにライプツィヒにも留学した後、作風は、ネオクラシカルな方向に向かっていきます。この時代の代表的作品が、モンラード・ヨハンセンの作品のうち、もっとも演奏されることの多い管弦楽曲《パン (Pan)(Simax PSC3119) です。作家クヌート・ハムスンの生誕80周年を記念してノルウェー放送が委嘱したこの曲ではネオクラシシズムが印象主義、現代のポリフォニーと結びついています。ハムスンの詩による歌曲集から始まる全集。テノールのスヴァイン・ビョルコイ Svein Bjørkøy は、同じくテノール歌手のハーラル・ビョルコイ Harald Bjørkøy と兄弟。オペラとコンサートの歌手としてステージに立ちながら、ノルウェー国立音楽大学でも教えています。共演することの多いイーヴァル・アントン・ヴォーゴール Ivar Anton Waagaard とは、Euridice レーベルにソンメルフェルトの歌曲集を録音していました (EUCD29)

LPO LPO0097 4CD's special price
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団 − 75周年記念ボックスセット第1巻 (1932年-1957年)
Founding Years (LPO0006)
ジャン・シベリウス (1865-1957) 劇付随音楽《テンペスト (Stormen)》 (抜粋)
  [録音 1934104日 リーズ音楽祭 (世界初録音)]
WA・モーツァルト (1756-1791) ミサ ハ短調 K427/417a − キリエ アニュス・デイ
GF・ヘンデル (1685-1759) オラトリオ《エジプトのイスラエル人 (Israel in Egypt)》 (抜粋)
  [録音 1934103日 リーズ音楽祭]
WA・モーツァルト (1756-1791) 交響曲第35番 ニ長調 K385 《ハフナー (Haffner)
  [録音 19381130日、193974日]
エマニュエル・シャブリエ (1841-1894) ラプソディ《スペイン (España)
  [録音 19391130日、1219日]
  ドーラ・ラッベッテ (ソプラノ) リーズ音楽祭合唱団 ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
  サー・トマス・ビーチャム (指揮)

Postwar Revival (LPO0011)
マルカム・アーノルド (1921-)
 喜劇序曲《ベッカス・ザ・ダンディプラット (Beckus the Dandipratt)》 作品5
  [録音 19471216日 (世界初録音)]
グスタフ・マーラー (1860-1911)
 さすらう若人の歌 (Lieder eines fahrenden Gesellen) [録音 19461127日、1216日]
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827)
 序曲《レオノーレ (Leonore)》 第1番 作品138 [録音 194953日]
ヨハネス・ブラームス (1833-1897)
 ハイドンの主題による変奏曲 (Variationen über ein Thema von Joseph Haydn) 作品56a
  [録音 1949516日]
エドワード・エルガー (1857-1934)
 子供の魔法の杖 (The wand of youth)2組曲 作品1b [録音 1950213日]
  ユージニア・ザレスカ (メッツォソプラノ) ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
  エドゥアルト・ファン・ベイヌム (指揮)
サー・エイドリアン・ボールト (LPO0021)
オットー・ニコライ (1810-1849)
 序曲《ウィンザーの陽気な女房たち (Die lustigen Weiber von Windsor)
  [録音 19501212日 アビーロード・スタジオ (ロンドン)]
ヨーゼフ・ハイドン (1732-1809) 12のドイツ舞曲 HobIX/12 − 第1番 第6番 第7
  [録音 1955725日 アビーロード・スタジオ (ロンドン)]
GF・ヘンデル (1685-1759) (ハーティ 編曲)
 王宮の花火の音楽 (Music for the Royal Fireworks) HWV351
  [録音 1949103日 アビーロード・スタジオ (ロンドン)]
ヨハネス・ブラームス (1833-1897)
 大学祝典序曲 (Akademische Festouvertüre) 作品80
  [録音 19501213日 アビーロード・スタジオ (ロンドン)]
JS・バッハ (1685-1750) (エルガー 編曲)
 前奏曲 (幻想曲) とフーガ ハ短調 BWV537
  [録音 1949103日 アビーロード・スタジオ (ロンドン)]
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ (1872-1958)
 ロマンス《揚げひばり (The lark ascending)
  [録音 19491021日 アビーロード・スタジオ (ロンドン)]
ジャン・シベリウス (1865-1957)
 音詩《ある伝説 (En saga)》作品9
  [録音 1956610日 ウォルサムストウ・アセンブリーホール (ロンドン)]
  ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団 サー・エードリアン・ボールト (指揮)
  ジャン・プーニェ (ヴァイオリン)
(LPO0022)
アラム・ハチャトゥリャン (1903-1978)
 ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 [録音 1952年 キングズウェイ・ホール (ロンドン)]
 ピアノ協奏曲 変ニ長調 [録音 1956年 キングズウェイ・ホール (ロンドン)]
  ルッジェーロ・リッチ (ヴァイオリン) モーラ・リンパニー (ピアノ)
  ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団 アナトール・フィストゥラーリ (指揮)

◇ビーチャム (LPO0006)、ベイヌム (LPO0011) は既リリース。

NGMF NGMF110 Band of Brothers
ジャン・ロベール・プランケット (1848-1903) フランス分列行進曲
マイケル・ケイメン (1948-2003) バンド・オヴ・ブラザーズ (Band of Brothers)
ジョーセフ・ジョーンズ (1923-1986) 子供の誕生
ルドルフ・ヘルツァー (1878-1914) ハイデックスブルク万歳
フランツ・スッペ (1819-1895) オペレッタ《軽騎兵 (Die leichte Kavallerie)》序曲
オーレ・ブル (1810-1880) セーテル訪問 (Et sæterbesøg)
フレディ・マーキュリー (20世紀) ボヘミアン・ラプソディ (Bohemian Rhapsody)
エドウィン・バグリー (1857-1922) 国民の象徴 (National Emblem) 他
  ノルウェー近衛兵バンド エルダール・ニルセン (指揮)
  アルヴェ・テレフセン (ヴァイオリン)

Ondine ODE1099-5 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827)
 ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 作品15 ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品19
  オッリ・ムストネン (ピアノ、指揮) タピオラ・シンフォニエッタ
  [カデンツァ (第1番) ムストネン] [録音 200611月、12月 (第2番) タピオラホール (エスポー、フィンランド)]
  [制作 セッポ・シーララ  録音 エンノ・マエメツ] 試聴盤

◇ピアニストで作曲家。オッリ・ムストネン Olli Mustonen (1967-) は、ベートーヴェンをはじめとするスタンダードなレパートリーの作品を斬新な、音楽の構成を見通したアプローチにより聴かせることで知られます。「そこにあることを他のピアニストが知らなかった、表現の障壁。それを突破した、ピアニズムの正夢」 サンデー・タイムズはムストネンの音楽をこう讃えました。そのムストネンと、彼が共演を重ねてきたタピオラ・シンフォニエッタがベートーヴェンのピアノ協奏曲を録音するシリーズが始まります。5曲のピアノ協奏曲とヴァイオリン協奏曲のピアノ版。シリーズ第1作は、1795年、ベートーヴェンがピアニストとしてウィーンでコンサート・デビューするために作曲した第2番、そして、その3年後プラハで演奏した第1番。微笑み、優雅なベートーヴェンが人気の2作品です。第1番のカデンツァはムストネン自身の作曲。シリーズ3枚すべて、SACDハイブリッド・ディスクでリリースされます。

Ondine ODE1102-2 A Due (ア・ドゥエ) − クラリネットとチェロのための現代二重奏曲集
ユッカ・ティエンスー (1948-) Plus II (プラス II) (1992)
オッリ・コルテカンガス (1955-) Iscrizione (イスクリツィオーネ) (登録、記録) (1990)
カイヤ・サーリアホ (1952-) おお、月よ (Oi Kuu) (1990)
マグヌス・リンドベリ (1958-) Steamboat Bill Junior (キートンの蒸気船) (1990)
ウスコ・メリライネン (1930-2004) Unes (ウネス) (1990)
エルッキ・ヨキネン (1941-) Pros (プロス) (1990)
エーリク・ベリマン (1911-2006) カランッシ (Karanssi) 作品114 (1990)
タパニ・ランシオ (1953-) A Due (ア・ドゥエ) (1991) (バスクラリネットとチェロのための)
パーヴォ・ヘイニネン (1938-) Short I (ショート I) 作品58 (1990)
キンモ・ハコラ (1958-) Capriole (カプリオール) (1991) [ODE960-2]
  カリ・クリーク (クラリネット、バスクラリネット) アンッシ・カルットゥネン (チェロ)
  [録音 1992年-2005年 フィンランド放送 (YLE) スタジオM2]
  [制作 ヘイッキ・ヴァルスタ  録音 ペンッティ・マンニッコ] 試聴盤

◇フィンランドを代表するミュージシャンふたり、クラリネットのカリ・クリーク Kari Kriikku (1960-) とチェロのアンッシ・カルットゥネン Anssi Karttunen (1960-) のデュオ。音楽以外の文化にモデルを求めるとバレエのパ・ド・ドゥ、情熱のタンゴを踊るカップル、息のあったゲームを展開するテニスのペア。サイレント映画のファンは、コメディ・コンビのローレル&ハーディを思い出すかもしれません。クラシカル音楽にはめずらしいクラリネットとチェロのデュオのためクリークとカルットゥネンは、ベリマン、ヘイニネン、マグヌス・リンドベリ、サーリアホ、ハコラら20世紀フィンランドの作曲家たちに作品を委嘱。新しい奏法のアイデアも提案しました。新しい響きと表現。ユーモアと内省の音楽。デュオの聴かせる小品はウィットに富み、ユニークです。

 バスター・キートンの喜劇映画「キートンの蒸気船 (Steamboat Bill Jr.)」にちなむマグヌス・リンドベリ Magnus Lindberg
の曲は、グレゴリー・バレットとヘレン・リンデーンが録音していました (Alba ABCD126)。パーヴォ・ヘイニネン Paavo Heininen の《Short I (ショート I)》は、独奏クラリネットのための作品58a (グレゴリー・バレットが録音) と独奏チェロのための作品58bを一緒に演奏するという、作曲者のオプション指示に従って演奏されています (作品58)。

Pro Musica PPC9059 Chromos − フルートのための現代ノルウェー作品集
ヨースタイン・スタールハイム (1960-)
 Hidden Music (ヒドゥン・ミュージック) (2003) (フルートとピアノのための)
イーヴァル・ルンネ・ジュニア (1944-) Chromos (クロモス) (1999) (フルートとピアノのための)
エドヴァルド・ハーゲルプ・ブル (1922-)
 バガテル (Bagatelles) (1999) (フルートとピアノのための)
オラヴ・ベルグ (1949-) Moments (モーメンツ) (1982) (フルート独奏のための)
クヌート・ヴォーゲ (1961-) Fortuna (フォルトゥナ) (1996 rev.2003) (フルートとピアノのための)
  グルー・サンヴィーク (フルート) アイナル・ロッティンゲン (ピアノ)
  [録音 2005418日−21日 エドヴァルド・グリーグ博物館トロルホール (ベルゲン)]
  [制作 リカルド・オドリオソーラ  録音 グンナル・ヘルライフ・ニルセン] 試聴盤

◇「少数とはいえ、特徴のある声をもった卓越した作曲家は、どの世代にもいる。彼らは、伝統に根ざした音楽を書きながらも、"他者" を感じさせ、すばらしく独創的な響きの音楽を生むことのできる強い表現力をもつ」 (リカルド・オドリオソーラ) (PPC9059 ブックレットから)

 オドリオソーラ Ricardo Odriozola (1965-) はスペイン生まれの作曲家。ノルウェーのベルゲンに住み、ヴァイオリニスト (ハンサ四重奏団)、プロデューサーとしても活躍しています。

 オドリオソーラが制作したアルバム。ベルゲン・フィルハーモニックの首席フルート奏者だったグルー・サンヴィーク Gro Sandvik とベルゲン大学グリーグ・アカデミーでも教えるピアニスト、アイナル・ロッティンゲン Einar Rottingen のため、オドリオソーラは、"特徴のある声をもった" 5人の作品を選びました。"聴きなれた音楽、未知の音楽 (the familiar, the unknown)" がアルバムのモットーです。

 作曲者5人には、それぞれが優れた演奏家という共通点があります。ヨースタイン・スタールハイム Jostein Stalheim (1960-) はアコーディオン奏者。イーヴァル・ルンネ・ジュニア Ivar Lunde Jr. (1944-) はオーボエ奏者としてノルウェー国立オペラで演奏していました。エドヴァルド・ハーゲルプ・ブル Edvard Hagerup Bull (1922-) はピアニスト、オルガニスト。トランペット奏者のオラヴ・ベルグ Olav Berg (1949-) もオーケストラでの演奏経験があり、クヌート・ヴォーゲ Knut Vaage (1961-) はジャズピアニストとしてキャリアを始めました。

 制作者、作曲者、演奏者。"演奏" を共有する人たちの創る音楽。"隠れた音楽" −− スタールハイムの作品のタイトルが象徴的です。

Simax PSC1297 クロード・ドビュッシー (1862-1918) 独奏ピアノ作品全集 第3
 ボヘミア舞曲 (Danse bohémienne) (1880) マズルカ (Mazurka) (1889?)
 2つのアラベスク (2 Arabesques) (1888) 夢想 (Rêverie) (1890)
 ロマンティックなワルツ (Valse romanthique) (1890)
 ベルガマスク組曲 (Suite bergamasque) (1890 rev.1905)
 バラード (Ballade) (1890) 舞曲 (Danse) (スティリー風タランテッラ) (1890)
 夜想曲 (Nocturne) (1892) ピアノのために (Pour le piano) (1894-1901)
  ホーコン・アウストボー (ピアノ)
  [録音 2006221日−23日 ソフィエンベルグ教会 (オスロ)]
  [制作 ホーコン・アウストボー、ジェフ・マイルズ  録音 ジェフ・マイルズ] 試聴盤

◇ノルウェーのピアニスト、ホーコン・アウストボー Håkon Austobø (1948-) によるドビュッシーの独奏ピアノ作品シリーズ。《忘れられた映像》《版画》《3つのピアノの小品》《映像》の第1(PSC1250)、《前奏曲》《エチュード》《子供の領分》とさまざまな小品の第2(PSC1251)。メシアンの作品 (Naxos) や現代曲を主要レパートリーとするアウストボーが録音したドビュッシーは、欧米では現代ドビュッシー演奏のスタンダードのひとつに挙げられています。シリーズ最後の第3集は、1880年の《ボヘミア舞曲》に始まり、《2つのアラベスク》と《ベルガマスク組曲》を経て、《ピアノのために》で終わるプログラム。若いドビュッシーが自分の音楽語法を大きく展開させ始めた時代の作品から構成されています。知的、抑制の効いたアウストボーの演奏。空間の中をさまざまに拡散するピアノの響き。録音セッションはこれまでと同じオスロのソフィエンベルグ教会で行われ、ジェフ・マイルズ Geoff Miles が引きつづき共同制作と録音を担当しました。
 「アウストボーは、ドビュッシーの輝かしい姿をひとつ示している」。Classics Today France が第2集に寄せた賛辞はそのまま、この第3集にも与えられるでしょう。

 

リリース情報 − Jazz

Anna Einarsson Music AEM002 アナグラム (Anagram) − アーキペラーゴ (Archipelago)
 The Lighthouse The Old Oak Tree Land of You Looking for You
 Nobody Speaks My Language Moving in Circles No Opening
 The Sounding of the Sea Beginning
  アンナ・エイナション (ヴォーカル) マッティアス・ヴィンデモ (エレキギター)
  アダム・フーケリド (ピアノ) マッティアス・ショルド (エレクトロニクス)
  ペール=オーラ・ランディン (ベース)

Caprice CAP21766 レンナット・オーベリ (Lennart Åberg)、ノルボッテン・ビッグバンド − Up North
レンナット・オーベリ In the TraditionStraycats NBBBlues
  ティム・ヘイゲンズ (トランペット・ソロ) ダニエル・カールソン (ピアノ・ソロ)
  ニルス・ランドグレン (トロンボーン・ソロ) エド・ソフ (ドラムズ・ソロ)
  ノルボッテン・ビッグバンド レンナット・オーベリ (テナーサックス、指揮)
ボブ・ブルックマイヤー (1929-)
 ソプラノサックスと16人のプレーヤーのための組曲
  (Suite for Soprano Saxophone and 16 Players)
  Church Music Harumph Lost Ones Knock Knock
  レンナット・オーベリ (ソプラノサックス・ソロ) ユッキス・ウオティラ (ドラムズ・ソロ)
  ノルボッテン・ビッグバンド ボブ・ブルックマイヤー (指揮)
レンナット・オーベリ/ダニエル・カールソン
 4つのイントロダクション (4 Introductions)
  レンナット・オーベリ (ソプラノサックス) ダニエル・カールソン (ピアノ)
  [録音 2001109日、15日-16日、2004214日 スウェーデン放送 (ルレオー) スタジオ]
  [制作 ラーシュ=ヨーラン・ウランデル  録音 ブー・アンデシン] 試聴盤

◇ボブ・ブルックマイヤー Bob Brookmeyer (1929-) は、スタン・ゲッツ、ジェリー・マリガンやジミー・ジェフリーのグループに参加したことでも知られるヴァルヴ・トロンボーン奏者。アメリカのビッグバンド・ジャズの伝説的プレーヤーです。1984年、ブルックマイヤーはスウェーデン放送ジャズグループにゲスト出演。数曲の自作を録音しました。まもなくスウェーデン放送局にブルックマイヤーから一本の電話がかかってきます。ソプラノサックスのプレーヤーを教えてほしい! 当時、放送局のジャズグループで演奏し、リーダー的な役割も果たしていたレンナット・オーベリ Lennart Åberg とブルックマイヤーの友情は、こうして始まりました。

 オーベリのために作品を書くことを望んでいたブルックマイヤーの願いがかなったのは1999年。ノルボッテン・ビッグバンド、Rikskonserter (スウェーデン国立コンサート機関)、スウェーデン放送 (SR) が共同でブルックマイヤーに作品を委嘱しました。《ソプラノサックスと16人のプレーヤーのための組曲》。アメリカの壮大な景色をイメージしたページ、北欧スウェーデンのメランコリックな響き。レンナット・オーベリのソプラノサックスと北国のビッグバンドの音を念頭に置いき作曲者が筆を進めていったことが想像されます。

 ソプラノサックスとピアノの即興演奏による《4つのイントロダクション》は、組曲への "イントロ" としてブルクマイヤーが提案。録音セッションの最後に演奏が行われました。

 この組曲の数日前に行われたセッションで録音された《Straycats》と、2004年の《NBBBlues》 (ノルボッテン・ビッグバンド・ブルース) は、レンナット・オーベリがビリー・ストレイホーン、デューク・エリントン、アーニー・ウィルキンズ、ギル・エヴァンズ、マッコイ・タイナーのスタイルを意識して作曲した組曲《In the Tradition》からの2曲。ピアノソロのための終曲だけは、セッションの時間が足りなくなったため、録音ができませんでした。

 スウェーデン放送ジャズグループとマグヌス・リンドグレン Magnus Lindgren2001年に録音した "Paradise Open" (Caprice CAP21646)。マッツ・ホルムクヴィスト・ビッグバンド Mats Holmquist Stora Stygga がチック・コリアの作品を演奏した "Big Bad Band" (CAP21720)。アメリカのビッグバンドの伝統を受け継ぎながら "北欧の音" によるジャズを演奏するスウェーデンのミュージシャンたち。その北欧のバンドに惹かれるアメリカのジャズミュージシャン。これからの交流も楽しみです。

Caprice CAP21768 ニルス・ベリ (Nils Berg)Sailors Fighting in the Dance Hall
 Sailors Fighting in the Dance Hall Domino Gold Rorstrand L. A. Fever
 Submerged at the Bottom of the Ocean Ont och klart Sunny Side The Rescue
 Gaucho Skiing Stor Björn, Liten Björn Astor on Ice
  ニルス・ベリ (テナーサックス、クラリネット、フルート、シンセサイザー、オムニコード)
  マッティアス・ストール (ヴィブラフォーン、マリンバ、グロッケンシュピール、シンセサイザー、オムニコード、ハーモニカ、口笛)
  レオ・スヴェンソン (チェロ、シンセイザー・ソー)
  ユーセフ・カッレルダール (アクースティックベース、エレクトリックベース、シンセサイザー、口笛)
  セバスチャン・ヴェーグレル (ドラムズ、ティンパニ、オムニコード、パーカッション)
  オーラ・ボトセーン (パーカッション)
  [録音 2007113日-16日 キングサイド・スタジオ]
  [制作 ニルス・ベリ  録音 オット・ヴェルトン] 試聴盤

◇作曲家、サクソフォーンとクラリネットのプレーヤーとして活躍が期待されるニルス・ベリ Nils Berg"Jazz in Sweden 2007" のアーティストに選ばれました。"未来に向かって進む、若く、直感力のある、挑戦的なジャズ" が録音されたキングサイド・スタジオは、かつてダンスホールだったところ。現在もダンスフロアーが残っています。"ダンスホールで船乗りがケンカ"。アルバムタイトルが、これから注目を集めることになる若い才能に似合っています。

Caprice CAP21785
リーナ・ニューベリ (Lina Nyberg)、マグヌス・リンドグレン (Magnus Lindgren)Brasil Big Bom
 Baby Valentia Madalena Bôto Tô voltando Sov
 Lapa En ton Canto Triste Elvatåget/Trem das Onze
  リーナ・ニューベリ (ヴォーカル) マグヌス・リンドグレン (テナーサックス、ギター、フルート、ピッコロ)
  パトリク・スクーグ (トランペット) アン=ソフィ・セーデルクヴィスト (トランペット、フリューゲルホルン)
  カーリン・ハンマル (トロンボーン) スタファン・フィンディン (バストロンボーン)
  ヨアシム・ルーランドソン (アルトサックス、ソプラノサックス、フルート)
  リセーン・リューランデル (テナーサックス、ソプラノサックス)
  アルベット・ピントン (バリトンサックス、バスクラリネット、コントラ・アルトクラリネット、フルート、アルトフルート、バスフルート)
  マティアス・ランデウス (フェンダーローズ、ライヴエレクトロニクス)
  クリスチャン・スペリング (ベース) クリス・モントゴメリー (ドラムズ)
  マグヌス・ペーション (パーカッション)
  [録音 2007111日-13日 スウェーデン放送 (ストックホルム) 第4スタジオ]
  [制作 リーナ・ニューベリ、マグヌス・リンドグレン  録音 ヨーラン・ステーグボルン] 試聴盤

◇力強い生命力をもつブラジルの音楽へのオマージュ! それが、リーナ・ニューベリ Lina Nyberg とマグヌス・リンドグレン Magnus Lindgren の共演するアルバム "Brasil Big Bom" のコンセプトです。

 リーナ・ニューベリはスウェーデンでもっとも創造的なジャズ・ヴォーカリストのひとり。エスビョーン・スヴェンソンやヤーコブ・カールソンらと共演した Prophone Records のアルバムが人気を集めています。彼女は以前、"ブラジル" をテーマにしたアルバム "Brasilien" (Prophone PCD061) をリリースしています。1999年の "Jazz in Sweden" を受賞したサクソフォーンとフルートのプレーヤー、マグヌス・リンドグレン。またたく間にスウェーデンでもっとも "ホットな" ジャズ・ミュージシャンのひとりと言われるようになりました。2003年ノーベル賞晩餐会のためにもマグヌスは音楽を書いています。

 全10曲。エドゥ・ロボ、アントニオ・カルロス・ジョビンらの歌をリーナとマグヌスが編曲。オリジナルのポルトガル語のほか、リーナ自身がスウェーデン語に訳した歌詞でも歌われます。オリジナルの2曲は、ブラジル音楽からインスピレーションを得てリーナとマグヌスが作りました。

 ブラジルの音楽に敬意を払い、愛情を捧げながら、それを自分たちの音楽として楽しんでいるリーナとマグヌスと11人のミュージシャンたち。素敵なジャズのアルバムをリーナとマグヌスが共同でプロデュースしました。

MTG Music MTG-CD70003
フルーデ・バルト (Frode Barth)、ハーラル・ヨンセン (Harald Jonsen)Blue Spheres
 Blue Spheres New Beginning Lonely Stories 他
  フルーデ・バルト (アクースティックギター、エレクトリックギター)
  ハーラル・ヨンセン (ベース)

MTG Music MTG-CD80780
フルーデ・バルト (Frode Barth)、ペール・ヴィリ・オーセルード (Per Willy Aaserud)Going North
 Going North Valentine Sugar Opening Embrace Baby Steps
 The Lion, the Elephant and the Jaguar 他
  フルード・バルト (アクースティックギター、エレクトリックギター)
  ペール・ヴィリ・オーセルード (トランペット) トマス・ルール (ドラムズ)
  マッツ・アイラートセン (ベース) ミケル・マルガン (ベース)
  ユルモ・エースペレ (フェンダーローズ)

NORCD NORCD0664
ロベルト・ルーク・トリオ (Robert Rook Trio)Hymn for Fall (秋の賛歌)
 Hymn for Fall Drained Feeling Roving Rock Insinuation Magic Moments
 Global Perspective 他
  ロベルト・ルーク (ピアノ) ディック・ヴェルベック (ドラムズ)
  トマス・ヴィンテル・アンデシェン (ベース)
  [録音 2005425日、58日]

Opus3 CD22071 SACD hybrid (4.1 surround/stereo) The Legendary Eva Taylor "Live at the Pawnshop"
 Everybody Loves My Baby I Wish I Could Shimmy Like My Sister Kate
 I Found a New Baby Papa De-Da-Da Cake Walkin' Babies from Home
 Of All the Wrongs You've Done Are They Pickin' on Your Baby
 Mandy, Make up Your Mind High Society I'm a Little Blackbird
  エヴァ・テイラー (ヴォーカル) トゥーマス・オーンベリ (ソプラノサックス、クラリネット)
  ベント・ペーション (トランペット) イェンス・"ジェシー"・リンドグレン (トロンボーン)
  アンドレアス・ヘイモウスキ (クラリネット、バスクラリネット)
  ハンス・ヒゥルトマン=ボイェ (ピアノ) ヨーラン・スタケウスキ (バンジョー)
  レンナット・ブーム (ベース) マルガレータ・タレーン (ヴォーカル)
  [録音 1976322日 スタンペン (ポーンショップ) (ストックホルム))]
  [制作 ヨースタ・ヘグレーヴ  録音 カール=グンナル・フランセーン、ヤン=エーリク・ペーション] 試聴盤
  [Kenneth Records (LP)]

◇初期のジャズシーンで活躍した伝説的シンガー、エヴァ・テイラー Eva Taylor。夫君クラレンス・ウィリアムズのブルーファイヴ (Blue Five) やルイ・アームストロングのバンドに参加したレコード録音でも知られる彼女が、クラレンス・ウィリアムズのスタイルを継承するスウェーデンのグループ、マギーズ・ブルーファイヴ (Maggie's blue Five) とストックホルムのジャズショップ、スタンペン (ポーンショップ) (Stampen/The Pawnshop) で共演した際のライヴ録音。Kenneth Records がLPリリースした音源をライセンス契約。トマス・エーベリエルとヤン=エーリク・ペーションが 4.1 surround にマスタリングしました。20年代クラシック・ジャズの雰囲気を伝えるアルバムです。

Stunt Records STUCD07022 ヤコブ・ディネセン (Jakob Dinesen)One Kiss Too Many
 Rezo a ellegua y obtala Slaraffenland One Kiss Too Many Mismanager
 Stardust Don't Waste Your Time Abacus Befri staden/Liberate Christiaina

  ヤコブ・ディネセン (テナーサックス)  ヤコブ・ブロー (ギター)
  ベン・ストリート (ベース) ナシート・ウェイツ (ドラムズ)

Stunt Records STUCD07032
ペーター・フールサング・カルテット (Peter Fuglsang Quartet)File under Purple
 Cherokee File under Purple Don't Run Blues for a Low Clarinet Horatios Monologue
 Raincheck In a Quiet World Monk's Mood Der Liebermann Shafi Hadi

  ペーター・フールサング (バスクラリネット) ヘンリク・ゴネ (ピアノ)
  カスパー・ヴェズシェル (ベース) イェペ・グラム (ドラムズ)
  ゲスト  ベル・ゲーゼ (ギター)

Stunt Records STUCD07062
トマス・クラウセン・トリオ (Thomas Clausen Trio)Back to Basics
 A Dream Is a Wish Your Heart Makes I'll Remember April Home
 Anywhere the Heart Goes That Old Black Magic Will You Still Love Me
 Pelicans... & Other Birds Love Me Dearly Beloved Round Midnight
 Milestones When Your Lover Has Gone
  トマス・クラウセン・トリオ
   トマス・クラウセン (ピアノ) トマス・フォネスベク (ベース) カーステン・バッゲ (ドラムズ)
  [録音 20068月 コペンハーゲン]

500枚限定で「スタント・レコード・コンピレーション Vol.15(SU9070-2) (全18曲) とカラーカタログをセットにした特別仕様盤としてリリース。

Touché Music TMcCD024
イェスパー・ロンゴー・トリオ (Jesper Lundgaard Trio)Plays Cornelis
 Steamboat Blues A Song of a Rose Petal Telegram for Lucidor The Dishonest Girl
 The Ballad of Mr. Fredrik Åkare and the Fair Miss Cecilia Lind
 Telegram for a Bombed Village The Ballad of Mr. Fredrik Åkare Spring Song
 Telegram for the Full Moon Some People Go in Worn-out Shoes Rose Petal, Rose Petal
 The Tent
  イェスパー・ロンゴー (アクースティクベース、エレクトリックベース)
  ニクラス・クヌーセン (ギター) ハンス・ウルリク (サクソフォーン)
  [録音 2006629日、1014日-19日 コペンハーゲン]


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