Newsletter No.112   15 April 2008

 

リリース情報 − Classical & Contemporary

Aeon AE0859 ヨハネス・ブラームス (1833-1897) ピアノ作品集
 ヘンデルの主題による24の変奏曲とフーガ 作品24 スケルツォ 変ホ短調 作品4
 ガヴォット イ長調 ピアノソナタ第1番 ハ長調 作品1
  ラウラ・ミッコラ (ピアノ)

Arena AR06005 シェル・モルク・カールセン (1947-)
 ヴァイオリン協奏曲第2番 作品141
 ヴィヴァルディへのオマージュ (Hommage a Vivaldi) 作品137
 室内交響曲 (Sinfonia da Camera) 作品148 (交響曲第9番) (2つのヴァイオリンと室内管弦楽のための)
  イサーク・シュルツマン (ヴァイオリン) アンナ・マルグレーテ・ハウグラン・ニルセン (ヴァイオリン)
  ミンスク室内管弦楽団 インゴ・エルンスト・ライール (指揮)
  [録音 20049月 ヴィーダルオーセン・ホール]
  [制作 アルネ=ペーテル・ルーグナン  録音 ロルフ・トマス・ルーグナン] 試聴盤

◇シェル・モルク・カールセン Kjell Mørk Karlsen (1947-) が、旧ソ連ヴェラルーシ共和国のオーケストラ、ミンスク室内管弦楽団のために作曲、ノルウェー・ツアーで初演された作品集です。オイスター教会 (Øyestad kirke) 建立850年記念コンサートでヴィヴァルディの《四季》とともに演奏された《ヴィヴァルディへのオマージュ》。ヴァイオリン協奏曲第2番は、「世界でもっとも美しい曲のひとつ《弦楽のためのアダージョ》」 (カールセン) を書いたサミュエル・バーバーへのオマージュとして作曲されました。ジョスカン・デプレとルネサンスの巨匠に捧げる《室内交響曲》 (交響曲第9番)。中世、ルネサンス、バロックの響きに現代の響きを重ね、軽やかな気分の "音楽の歓び" が表現されます。

Arena AR06007 アガーテ・バッケル・グロンダール (1847-1907) ピアノ音楽全集 第1
 ノルウェーの民謡と民俗舞曲 (Norske folkeviser og Folkedanse) 作品30
  花嫁の歌 (Brudeslaat) プリラル=グリ・スロッテン (PrillarGuriSlaatten)
  村の歌 (Bygdevise) 子守歌 (Baadn-Laat) ショルニーのスプリングダンス (Springdans, Sjornig)
  エスビェルグのハリング (Halling, Esbjerg) エスビェルグの花嫁の歌 (Brudeslaat, Esbjerg)
  フォルダーレンのスプリングダンス (Springdans, Foldalen) シクレベッケン (Silkebækken)
  シヴレ谷の娘たち (Kivlemøyerne) ファニトゥレン (Fanitullen)
 ノルウェーの民謡と民俗舞曲 (Norske folkeviser og Folkedanse) 作品33
  ハリング (Halling) スプリングダンス (Springdans) 山の歌 (Laat i Fjeldet)
  ウラブランのインドリングのハリング (Ulabrands Yndlingshalling) ボーネトゥル (Baanetull)
  スプリングダンス (Springdans) ベルトをもって (Mit belte) 花嫁の歌 (Brudeslaat) (結婚行進曲)
  ナタリア・ストレルチェンコ (ピアノ)
 [録音 20065月 ヤール教会 (ベールム、ノルウェー)]
 [制作 アルネ=ペーテル・ルーグナン] 試聴盤

◇グリーグと同じ時代、ノルウェーとヨーロッパを舞台に活躍したピアニスト、アガーテ・バッケル・グロンダール Agathe Backer Grøndahl (1847-1907)。作曲家として、ピアノ曲と歌曲を中心に400曲の作品を書き、静かな人気を誇っています。バッケル・グロンダールのピアノ作品を全曲録音するプロジェクト。第1集では19曲の《ノルウェーの民謡と民俗舞曲》が演奏されます。そのうちLM・リンデマンの『古いまた新しいノルウェーの山のメロディ』を素材とするのは作品334曲のみ。残り15曲は、フィドルの演奏をバッケル・グロンダール自身が楽譜に起こしたと推測されています。

ピアニストのナタリア・ストレルチェンコ Natalia Strelchenko (1976-) はロシア生まれ。サンクトペテルブルク音楽院でアレクサンドル・サンドレに学び、ノルウェー国立音楽アカデミーではアイナル・ヘンニング・スメビ Einar Henning Smebye のクラスに参加しました。現在はソロイスト、室内楽奏者として活動し、現代音楽を得意とするスメビとはデュオ活動を行っています。スメビは、このプロジェクトのアシスタント・ピアニスティック・コンサルテーションを担当しました。

Arena AR07008 アガーテ・バッケル・グロンダール (1847-1907) ピアノ音楽全集 第3
 6つの牧歌 (6 Idylles) 作品24
 3つのピアノの小品 (Drei Klavierstück) 作品25
  ノヴェレッテ (Novelette) ガヴォット (Gavotte) 間奏曲 (Intermezzo)
 3つのコンサートエチュード (Tre konsertetydene) 作品32
 3つのピアノの小品 (Tre Klaverstykkene) 作品35
  アレグロ・スケルツァンド (Allegro Scherzando) アルバムのページ (Albumblad) 即興曲 (Impromptu)
 ピアノのための幻想的な小品 (Fantasistykker for Piano) 作品36
  嘆き (Klage) 元気をだして (Friskt Mod) ワルツ (Valse) 子守歌 (Vuggevise) バラード (Ballade)
  青春の歌 (Ungdomssang) レントラー (Lændler) 夕べの風 (Aftenvind)
  糸紡ぎの歌 (Sang ved Rokken) 妖精のたわむれ (Alfeleg)
 セレナード (Serenaden) 嬰ヘ長調 作品37 (ピアノのためのスケルツァンド)
 ハンガリー風の習作 (Ungarske Studier) 作品38
  ユモレスク (Humoreske) 間奏曲 (Intermezzo) 幻想的行進曲 (Marche fantastique)
  ナタリア・ストレルチェンコ (ピアノ)
 [録音 20065月 ヤール教会 (ベールム、ノルウェー)]
 [制作 アルネ=ペーテル・ルーグナン] 試聴盤

Arena AR07015 アガーテ・バッケル・グロンダール (1847-1907) ピアノ音楽全集 第4
 ピアノのための幻想的な小品 (Fantasistykker for Piano) 作品39
  思い出 (Souvenir) 夏の夜 (Sommernat) ツバメが飛ぶ (Svalernes Flugt)
  ばらの歌 (Rosernes Sang) 小舟にのって (I Baaden) 泉 (Springvand)
  鳥の歌う冬の歌 (Fuglesang om Vinteren) ノルウェーの歌 (Laat)
  しおれた花 (Visnet) 古風なもの (Gammeldangs)
 6つのピアノの小品による童話組曲 (Eventyr Suite i 6 Klaverstykker)《青い山で (I Blåfjellet)》 作品44
  夜 (Nat) トロルの宮殿で (I Trollhallen) 大きなトロル (Stortrollet) 森の精の歌 (Huldrelok)
  山にとらわれし者の歌 (Den Bjergtagnes Kvad) トロルの踊り (Trolldans)
 ピアノのための幻想的な小品 (Fantasistykker for Piano) 作品45
  青春の歌 (Ungdomssang) ゼピュロス (Zephyr) 夏の歌 (Sommervise)
  ギンゲンデ (Gyngende) ワルツ (Vals)
 3つのコンサートエチュード (Tre konsertetydene) 作品47
 3つのピアノの小品 (3 Klaverstykker) 作品53
  セレナード (Serenade) アルバムのページ (Albumblad) ワルツ・カプリース (Vals Caprice)
 ピアノのための幻想的な小品 (Smaa Fantasistykker for Piano) 作品55
  行進曲 (Marsch) ハンガリー風 (Ungarsk)1番 小ワルツ (Liden Vals) お別れ (Et Farvel)
  スペイン風 (Spansk) レントラー (Ländler) おばあさんのメヌエット (Bedstemors Menuet)
  ハンガリー風 (Ungarsk)2番 ロマンス (Romance) 舟歌 (Barcarole) ポルスカ (Polska)
  スプリングダンス (Springdans)
  ナタリア・ストレルチェンコ (ピアノ)
 [録音 20078月 ヤール教会 (ベールム、ノルウェー)]
 [制作 アルネ=ペーテル・ルーグナン] 試聴盤

BBC Legends BBCL4237
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ (1872-1958) 交響曲第4番 ヘ短調
ジャン・シベリウス (1865-1957) 交響曲第4番 イ短調 作品63
  BBC交響楽団 サー・マルカム・サージェント (指揮)
 [録音 1963816日 (ヴォーン・ウィリアムズ)、196592日 ロイヤル・アルバート・ホール (ロンドン) (ライヴ)]

BIS CD1317 アレクサンドル・チェレプニン (1899-1977) ピアノ協奏曲第1番 作品12
 ピアノ協奏曲第3番 作品48 祝祭音楽 作品45a 交響的行進曲 作品80
  小川典子 (ピアノ) シンガポール交響楽団 ラン・シュイ (指揮)

BIS CD1433 ジャン・シベリウス (1865-1957) 男声合唱のための作品集
 6つの合唱曲 作品18 (男声合唱のための)
  そこなわれた声 (Sortunut ääni) ごきげんよう、月よ (Terve kuu)
  舟の旅 (Venematka) 島の火 (Saarela palaa) きこりの歌 (Metsämiehen laulu)
  わが心の歌 (Sydämeni laulu)
 恋するもの (Rakastava) (作品14) JS160b (バリトン (テノール)、男声合唱と弦楽オーケストラのための)
  恋するものはどこに (Miss' on kussa minun hyväni)
  恋するものの小道 (Rakastetun tie)
  こんばんは、かわいい小鳥 (Hyvaa iltaa, lintuseni)

  抱いておくれ、かわいい小鳥 (Käsi kaulaan, lintuseni) [CD1525]
 バラッド《急流下りの名人の花嫁たち (Koskenlaskijan morsiamet)》 作品33 (男声合唱と管弦楽のための) [CD1525]
 火の創造 (Tulen synty) 作品32 (バリトン、男声合唱と管弦楽のための) (第1稿) [CD1525]
 バラッド《囚われの女王 (Vapautettu kuningatar)》 作品48 (男声合唱と管弦楽のための) [CD1525]
 1896525日 (賛歌)「苦しみの世界に生まれたもう」
  (25.V.1895 (Hymn) "Natus in curas") 作品21 (男声合唱のための) (第1稿)
 月明かりの下で (Kuutamolla) JS114 (男声合唱のための)
 祖国に (Isänmaalle) JS98b (男声合唱のための) (第1稿)
 わが兄弟は異国の地に (Veljeni vierailla mailla) JS217 (男声合唱のための)
 おまえに勇気はあるか (Har du mod?) 作品31-2 (男声合唱と管弦楽のための) (第1稿) [CD1525]
 レンミンカイネンの歌 (Laulu Lemminkäiselle) 作品31-1 (男声合唱と管弦楽のための) [CD1115]
 フィンランド狙撃兵 (イェガタイ) 行進曲 (Jääkärimarssi) 作品91a (男声合唱と管弦楽のための) [CD1115]
 海へ (Till havs) 作品84-5 (バリトンと男声合唱のための) (草稿版)
 2つの合唱曲 作品108 (男声合唱のための)
  ユモレスク (Humoreski) 遠い道を行く旅人たち (Ne pitkän matkan kulkijat)
 フィンランディア讃歌 (Finlandia-hymni) 作品26-7 (男声合唱のための)
  ヘルシンキ大学男声合唱団 (YL) マッティ・ヒュオッキ (指揮) トム・ニューマン (テノール)
  トンミ・ハカラ (バリトン) ラハティ交響楽団 オスモ・ヴァンスカ (指揮)

BIS CD1522 ファッテイン・ヴァーレン (1887-1952) 管弦楽作品集 第1
 交響詩《パストラーレ (田園詩) (Pastorale)》作品11
 交響詩《ミケランジェロのソネット (Sonetto di Michelangelo)》作品17-1
 交響詩《感謝の頌歌 (Cantico di Ringrazaiamento)》作品17-2
 交響曲第1番 作品30 ヴァイオリン協奏曲 作品37
  エリセ・ボートネス (ヴァイオリン) スタヴァンゲル交響楽団 クリスチャン・エッゲン (指揮) 試聴盤

BIS CD1545 17世紀のトリオソナタ
ヨハン・フィアダンク (1605-1646) 組曲 イ長調
ニコラウス・ア・ケンピス (c.1600-1676) シンフォニア第2番 《ドロローザ》
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー (c.1626-1680) ランターリー
ディートリヒ・ベッカー (c.1623-c.1679) ソナタ第26番 イ長調
ヨハン・ローゼンミュラー (c.1619-1684) ソナタ ホ短調
マッティアス・ヴェックマン (c.1616-1674) ソナタ ト長調
カロルス・ハッカルト (c.1640-?1701) ソナタ第6番 ニ短調
ディズリク (ディートリヒ)・ブクステフーデ (c.1637-1707) トリオソナタ ト長調
ヨハン・イェスパー・ケルル (1627-1693) トリオソナタ ヘ長調
ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバー (1644-1704) パルティータ第6番 ニ長調
  ロンドン・バロック

BIS SACD1580 SACD hybrid (Multichannel/stereo)
モデスト・ムソルグスキー (1839-1881) 展覧会の絵 (1874)
モーリス・ラヴェル (1875-1937) 夜のガスパール (Gaspard de la nuit) (1908)
ミリー・バラキレフ (1837-1910) イスラメイ (1869)
  
フレディ・ケンプ (ピアノ)

BIS SACD1641 SACD hybrid (Multichannel/stereo) JS・バッハ (1685-1750) カンタータ全集 第39
 カンタータ第68番「かくのごとく神は世を愛したまえり」 BWV68
 カンタータ第175番「彼は羊らの名を呼びたもう」 BWV175
 カンタータ第28番「ありがたや、今ぞ年は終わりゆく」 BWV28
 カンタータ第183番「彼らは汝らを追放せん」 BWV183
 カンタータ第85番「われは善き羊飼なり」 BWV85
  キャロリン・サンプソン (ソプラノ) ロビン・ブレイズ (カウンターテナー)
  ゲルト・テュルク (テノール) ペーター・コーイ (バス)
  コンチェルト・パラティーノ バッハ・コレギウム・ジャパン 鈴木雅明 (指揮)

BIS CD1655 クロード・ドビュッシー (1862-1918) ピアノ作品全集 第4
 練習曲集 第1集 練習曲集 第2
 練習曲 (《組み合わされたアルペッジョのための練習曲》 初稿) (1915)
 間奏曲 (ピアノ三重奏曲からの編曲) (1880 arr.1882)
 6つの古代の墓碑銘 (6 Epigraphes antiques)
 燃える炭火に照らされた夕べ (Les soirs illuminés par l'ardeur du charbon) (1917)
  小川典子 (ピアノ)

BIS CD1658 クリスチャン・リンドベリ (1958-) 作品集
 Asa (エレクトリック・ヴァイオリン、トロンボーン、増幅されたハープシコードと弦楽のための)
 ジョー・ジャック・ビングルバンディット (2003) (トロンボーンソロのための)
 アクバンク・ブンカ (Akbank Bunka) (2004) (トランペットと室内管弦楽のための)
 ジプシー・キングダム (トロンボーンと弦楽四重奏のための) 血がとっても赤いから
 ボンベイ湾のバラクーダ (トロンボーンとテープのための)
  クリスチャン・リンドベリ (トロンボーン、指揮、朗読) リチャード・トニェッティ (ヴァイオリン)
  ニール・ペレス・ダ・コスタ (ハープシコード) オーレ・エドヴァルド・アントンセン (トランペット)
  オーストラリア室内管弦楽団 ノルディック室内管弦楽団 スウェーデン室内管弦楽団

BIS SACD1692 SACD hybrid (Multichannel/stereo) ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827)
 ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 作品15 ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37
  ロナルド・ブラウティハム (ピアノ) ノールショーピング交響楽団 アンドリュー・パロット (指揮)

BIS CD1909/11 5CD's for price of 3
ジャン・シベリウス (1865-1957) 作品全集 第4集 − ピアノ曲 (その1)
 スケルツォ JS134a コン・モト・センプレ JS52 アンダンテ JS74 メヌエット JS5
 テンポ・ディ・ヴァルス JS2 スケルツォ JS134b 11の変奏曲
 ワルツとアンダンティーノ (118の和声課題より) 50の小品の主題カタログ (1887)
 あこがれ JS293 (朗読とピアノのための) アンダンテ JS30a 朝の歌 JS46
 黄昏に JS47 テンポ・ディ・メヌエット 嬰ヘ短調 アレグロ ホ長調 モデラート ヘ短調
 ヴィヴァーチェ 変ホ長調 アンダンティーノ ハ長調 アンダンティーノ ロ長調 JS44
 アレグレット 変ロ短調 JS18 アレグロ ヘ短調 ワルツ ホ長調
 ピウ・レント−テンポ・ディ・ヴァルス JS150 ワルツ断片 ヘ短調 アンダンティーノ ホ長調 JS41
 2つのスケッチ JS6 アレグレット JS24 モデラート−プレスト JS133 アレグロ断片 ホ長調
 ああ、あなたが見たなら JS141 (朗読とピアノのための) ラルゴ JS117 ヴィヴァーチェ JS221
 アダージョ JS11 3つのフーガ呈示部 ポルカ JS75 組曲《フロレスタン (Florestan)JS82
 アレグレット JS21 ワルツ《ベッツィ・ルルーシュのために》 JS1
 ソナタ・アレグロ ニ短調 (呈示部と展開部) JS179a ベッケルのためのソナタ断片 (1889)
 2つのソナタ・スケッチ 11のソナタ・スケッチ ソナタ・アレグロ ヘ短調 (呈示部) JS179b
 ソナタ・アレグロ ハ長調 (呈示部) JS179c ソナタ・アレグロ ホ長調 JS179d
 ソナタ・アレグロ ハ短調 (呈示部) JS179e ポルカ断片 マズルカのスケッチ スケルツォ JS164
 メヌエット 変ロ長調 ワルツ 変ニ長調 6つの即興曲 (Kuusi impromptua) 作品5
 《カレリア (Karelia)》組曲 作品11  間奏曲 (Intermezzo) バラッド (Ballade)
 ピアノソナタ ヘ長調 作品12 《森の精》 作品15 から (Ur "Skogsrået Op.15")
 アレグレット JS23 カプリッチョ 変ロ短調 レント JS119 アレグレット JS225
 カプリース ロ短調 アンダンティーノ 作品24-7 (第1稿) メヌエット 変ロ長調
 悲しい行進曲 JS124 アレグロ ト短調 騎士 (Kavaljeren) JS109 アンダンティーノ ヘ長調
 10の小品 作品24 牧歌 (Idyll) 作品24-6 (第2稿) フィンランディア 作品26
 《国王クリスチャン二世 (Kung Kristian II)》組曲 作品27
  エレジー (Elegie) ミュゼット (Musette) メヌエット (Menuetto) 歌 (Lied)
 3つのスケッチ ラルガメンテ ニ短調 おまえに勇気はあるか (Har du mod?) 作品31-2
 アテネ人の歌 (Atenarnes sång) 作品31-3 フィンランド民謡集のピアノ編曲 JS81
 私の恋人の何と美しいこと アダージョ ハ長調 ポルカ《アイノ》 ハ短調
 クプレ (Couplet) 作品34-4 (第1稿) 10のバガテル (Bagatelles) 作品34
 アンダンテ 嬰ハ短調 (交響曲第1番第2楽章の試作的スケッチ)
 抒情的瞑想 (Pensées lyriques) 作品40 キュッリッキ (Kyllikki) (3つの抒情的な小品) 作品41
 悲しいワルツ (Valse triste) 作品44-1 (編曲試作・決定稿) 木の精 (Die Dryade) 作品45-1
 舞踏間奏曲 (Tanssi Intermezzo) 作品45-2
  フォルケ・グレースベク (ピアノ) ラッセ・ポユスティ (朗読)

Chandos CHAN10464 ヴァンサン・ダンディ (1851-1931) 管弦楽作品集 第1
 交響的物語《魅惑の森 (La forêt enchantée)》 作品8
 山の夏の日 (Jour d'été a la montaigne) 作品61 思い出 (Souvenirs) 作品62
  アイスランド交響楽団 ラモン・ガンバ (指揮)

dacapo 6.220522 SACD hybrid (Multichannel/stereo)
カール・ニルセン (1865-1931) 弦楽四重奏曲集 第2
 弦楽四重奏曲第2番 ヘ短調 FS11 (作品5) 弦楽四重奏曲第3番 変ホ長調 FS23 (作品14)
  デンマーク青年弦楽四重奏団
 [録音 2007611日-13日、817日-19日 デンマーク放送コンサートホール]
 [制作 ティム・フレゼリクセン、カール・ビャーレ・スキブステーズ  録音 カール・ビャーレ・スキブステーズ]

dacapo 6.220525 SACD hybrid (Multichannel/stereo) ルーズ・ランゴー (1893-1952)
 交響曲第1BVN32 《岩の田園詩 (Klippepastoraler)
  デンマーク国立交響楽団 (DR) トマス・ダウスゴー (指揮)
 [録音 2007512日-18日 デンマーク放送コンサートホール]
 [制作 プレーベン・イヴァン  録音 ヤン・オルロプ]

dacapo 8.224718 ペーザー・グラム (1881-1956) 管弦楽作品集 第2
 アヴァロン (Avalon) 作品16 交響曲第2番 作品25 交響曲第3番 ホ短調 作品35
  アンドレア・ペレグリーニ (メッツォソプラノ) 南ユラン交響楽団
  マティアス・エッシュバッヒャー (指揮)
 [録音 2007122日-27日 アルシオン (セナボー、デンマーク)]
 [制作 モーテン・モーエンセン  録音 クラウス・ビリト]

dacapo (open space) 8.226514 アナス・ブレスゴー (1955-) 作品集
 In girum imus nocte et consumimur igni (われらは夜、円に入り)
  Joker (1990) Attacca (1992) Requiem (1992) PyroMania (1994)
  Bacchanal (1994) 7-9-13 (1992) Hymn (1994)
 ピアノ協奏曲 (1995)
  ロルフ・ハインド (ピアノ) エスビェア・アンサンブル クリストファー・オースティン (指揮)
 [録音 2007112日-14日 エスビェア・コンサートホール]
 [制作・録音 プレーベン・イヴァン]

Danacord DACOCD660 3つのロシア・ピアノ協奏曲
パヴェル・パブスト (1854-1897) ピアノ協奏曲 変ホ長調 作品82 (1882)
ニコライ・リムスキー=コルサコフ (1844-1908) ピアノ協奏曲 嬰ハ短調 作品30 (1882-83)
アレクサンドル・スクリャービン (1872-1915) ピアノ協奏曲 嬰ヘ短調 作品20 (1896)
  オレク・マルシェフ (ピアノ) 南ユラン交響楽団 ヴラディーミル・ジヴァ (指揮)
 [録音 200735日-10日 アルシオン (セナボー、デンマーク)]
 [制作 レンナット・デーン  録音 ステファン・フロック] 試聴盤

◇ラフマニノフ (DACOCD582-583)、プロコフィエフ (DACOCD584-585)、チャイコフスキー (DACOCD586-587)、ショスタコーヴィチ (DACOCD601) のピアノ協奏曲全集が好評のオレク・マルシェフ Oleg Marshev が、ロシアのピアノ協奏曲をさらに3曲録音しました。いずれも19世紀が終わりを迎えようとする時代の作品です。

パヴェル・パブスト Pavel Pabst (1854-1897) は東プロシアの首都ケーニヒスベルクの生まれ。ケーニヒスベルクを訪れたアントン・ルビンシテインの知遇を得て1878年、ロシアに移住。同年秋にはニコライ・ルビンシテインの招待を受けモスクワ音楽院ピアノ科教授に就任しました。チャイコフスキーは、パブストを "神の寵愛を受けたピアニスト" と呼び、ピアノ協奏曲第1番の作曲に際して協力を求めています。パブストが書いた変ホ長調の協奏曲は、身振りの大きいヴィルトゥオーゾ的な作品です。この協奏曲がCD録音されるのは今回が初めてではないかと思われます。

リムスキー=コルサコフの協奏曲はバラキレフの民謡集に収録された歌を主題とする単一楽章の曲。ピアノ部分の作曲に苦労しながらも完成。"響きの美しい、ピアノのテクスチュアに充分満足のできる" 協奏曲は大きな成功を収めたと回顧録に記されています。スクリャービンの唯一のピアノ協奏曲は、ヴェラ・イヴァノワ・イサコヴィチとの結婚を控えた、人生でもっとも幸せな時代の作品。抒情的なショパン風の協奏曲を念頭に置いて作曲されたと言われます。

マルシェフと共演するヴラディーミル・ジヴァ Vladimir Ziva (1957-) はロシアの指揮者。ロシア連邦国家賞を受け、2006年からは南ユラン交響楽団の首席指揮者を務めています。

このアルバムの初回プレス分には Danacord2008年カタログが同封されています。

hyperion CDA67561 ルイ・シュポーア (1784-1859) クラリネット協奏曲集 第2
 クラリネット協奏曲第3番 へ短調 WoO19 クラリネット協奏曲第4番 ホ短調 WoO20
  マイケル・コリンズ (クラリネット) スウェーデン室内管弦楽団 ロビン・オニール (指揮)

hyperion CDA67666 ディズリク・ブクステフーデ (c.1637-1707) オルガン作品全集 第1
 前奏曲 ニ長調 BuxWV139  コラール「今ぞ喜べ、愛するキリスト者の仲間よ」 BuxWV210
 フーガ ハ長調 BuxWV174  コラール「ああ主よ、哀れな罪人なるわれを」 BuxWV178
 コラール「われ神より去らじ」 BuxWV221 コラール「汝の御子によりてのみわれ汝に感謝す」 BuxWV195
 カンツォーナ ニ短調 BuxWV168 コラール「いざ我ら、聖霊に願わん」 BuxWV208
 前奏曲 ト短調 BuxWV150 シャコンヌ ハ短調 BuxWV159 トッカータ ヘ長調 BuxWV157
 第9旋法によるマニフィカト BuxWV205 前奏曲 ト長調 BuxWV162
 コラール「わがいとしの神に」 BuxWV179 コラール「われらが神はかたき砦」 BuxWV184
 前奏曲 イ長調 BuxWV151
  クリストファー・ヘリック (オルガン)
  [ヘルシンエア (エルシノア) 大聖堂 (デンマーク) のオルガン]

Intim Musik IMCD109 正装の民俗音楽 第3(Folkmusik i Frack 3)
フレードリク・ヤーコブソン (サミュエル・ユーハンソン 編曲)
 空っぽの財布のワルツ (Empty Wallet Waltz)
ジョン・ダウランド (1563-1626) (ペール=オーケ・ヴェンネルベリ 編曲)
 ご婦人がたをつかむこつ (Fine knacks for ladies)
アイルランド伝承歌 (サミュエル・ユーハンソン 編曲) Flowers of Magherallyho
ファールン伝承歌 (ペール=オーケ・ヴェンネルベリ 編曲) Mördar-Kajsas Polska
マリア・ケオハネ、マット・ハレク (マット・ハレック 編曲) 結婚の歌 (Bröllopslåt)
オランダ伝承歌 (ヘイノ・ハレック 編曲)
 オランダの3つの旋律 (Tre melodier från Nederländerna)
  G'lyck den grootsten Rapsack Schoon dat ik onder t'Groen De Reus
スモーランド、テヴェルソス伝承歌 (グンナル・ハーン 編曲) Var det Du eller Jag
カール・リンドブラードにならったヘルシングランド伝承曲 (ペール=オーケ・ヴェンネルベリ 編曲) Horgalåten
ジョン・ダウランド (1563-1626) (ペール=オーケ・ヴェンネルベリ 編曲)
 あふれよわが涙 (Flow my tears)
メーデルパッド伝承曲 (ペール=オーケ・ヴェンネルベリ 編曲) 水の精のポルスカ (Näckpolska)
カール・ミカエル・ベルマン (1740-1795) (ペール=オーケ・ヴェンネルベリ 編曲) En Bellmanhistoria
ダーラナ地方ノース (ペール=オーケ・ヴェンネルベリ 編曲) Nåsragan
ペール・ホールベリ (ヘイノ・ハレック 編曲) クリスマスのポルスカ (Julpolskan)
ジョン・ダウランド (1563-1626) (サミュエル・ユーハンソン 編曲) おお今こそ (Now and now)
フランス伝承曲 (ヘイノ・ハレック 編曲) Branle des Cheveaux
ジョン・ダウランド (1563-1626) (ヘイノ・ハレック 編曲)
 もしも私のうけた苦しみが情熱を動かすなら (If my complaints could passions move)
ヘルシングランド伝承曲 (ギタン・グランス 編曲) Persapojkarna
ケント・レオナルドソン (ギタン・グランス 編曲) 木の歌 (Trädets visa)
  ユーネ五重奏団 マリア・ケオハネ (ヴォーカル) カルロッタ・サヴァンデル (クラリネット)
 [録音 2007814日-16日 ビュルベクス教会]
 [制作 ヤン・ユーハンソン  録音 トゥールビョーン・サミュエルソン] 試聴盤

◇スウェーデンのスモーランド地方とヨンショーピングのミュージシャンたちが弦楽アンサンブルで民俗音楽を演奏するシリーズ「正装の民俗音楽 (Folkmusik i Frack)」 。第1(Naxos (Sweden) 8.553529) と第2(Intim Musik IMCD095) につづく第3集には、ヴォーカルのマリア・ケオハネ Maria Keohane が参加しています。《空っぽの財布のワルツ》のもの悲しいメロディから始まるプログラム。スモーランド、アイルランド、オランダ、フランスの伝承曲の他にダウランドの曲も歌われます。ミュージシャンとつながりのあるプロデューサーと録音エンジニア。響きの美しい録音が、教会で行われたセッションの雰囲気をそのまま伝えてくれます。

Naxos 8.557250 ディズリク・ブクステフーデ (c.1637-1707) 室内楽作品全集 第3
 ソナタ ト長調 BuxWV271 ソナタ イ短調 BuxWV272 ソナタ ヘ長調 BuxWV269
 ソナタ ニ長調 BuxWV267 ソナタ 変ロ長調 BuxWV273 ソナタ ハ長調 BuxWV266
  ジョン・ホロウェイ (ヴァイオリン) ウルスラ・ヴァイス (ヴァイオリン)
  ヤープ・テル・リンデン (ヴィオラダガンバ) モーエンス・ラスムセン (ヴィオラダガンバ)
  ラース・ウルリク・モーテンセン (ハープシコード、オルガン) [dacapo 8.224005]

Naxos 8.570381 フランツ・シューベルト (1797-1828) ミサ曲第6番 変ホ長調 D950
 スターバト・マーテル ト短調 D175
  インモータル・バッハ・アンサンブル ライプツィヒ室内管弦楽団
  モーテン・シュルト=イェンセン (指揮)

Naxos 8.570797 ジャン・シベリウス (1865-1957) チェロとピアノのための作品と編曲集
 フィンランディア (Finlandia) 作品26 (チェロのための) (マッティ・マッコネン 編曲)
 夜想曲 (Nocturne) 作品24-8 (チェロのための) (ライト・カルム 編曲)
 ロマンス (Romance) 変ニ長調 作品24-9 (チェロのための) (ライト・カルム 編曲)
 マリンコニア (Malinconia) (メランコリー) 作品20 ロンディーノ (Rondino) 作品81-2
 トウヒ (もみの木) (Granen/Kuusi) 作品75-5 (チェロのための) (ライト・カルム 編曲)
 黒いばら (Svarta rosor) 作品36-1 (チェロのための)
 逢い引きから帰ってきた娘 (Flickan kom ifrån sin älskings möte) 作品37-5 (チェロのための)
 夢だったのか (Var det en dröm?) 作品37-4 (チェロのための)
 初めてのくちづけ (Den första kyssen) 作品37-1 (チェロのための)
 悲しいワルツ (Valse triste) 作品44-1 (チェロのための) (フリードリヒ・ヘルマン 編曲)
 ロマンス (Romance) ヘ長調 作品78-2 思い出 (Souvenir) 作品99-3 (チェロのための)
  ユッシ・マッコネン (チェロ) ライト・カルム (ピアノ)

◇ユッシ・マッコネン Jussi Makkonen (1979-)。北カレリアの音楽学校からシベリウス・アカデミーに進学。マッティ・ロウシにチェロ、ヨルマ・パヌラに指揮法を学びました。フィンランド、ヨーロッパ各国、アメリカを舞台に室内楽奏者として活躍しています。

Ondine ODE1121-2 ユハ・ウーシタロ、ワーグナー・アルバム
リヒャルト・ワーグナー (1813-1883)
 オペラ《さまよえるオランダ人》 − 序曲 オランダ人のモノローグ「期限は切れた」
 舞台神聖祭典劇《パルジファル》 − アンフォルタスの嘆き「いや、開けないでおけ」
  第3幕「悲しや!悲しや!この身の上!」
 オペラ《タンホイザー》 − 夕星の歌「死の予感のように…おお汝、優しい夕星よ」
 楽劇《ジークフリート》 − 第3幕第1場「愚か者のお前の耳に叫ぼう」
 楽劇《ヴァルキューレ》 − ヴォータンの別れ「さようなら、勇ましく立派なわが子」
  ユハ・ウーシタロ (バスバリトン) ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団 レイフ・セーゲルスタム (指揮)
 [録音 200710月 フィンランディアホール (ヘルシンキ)]
 [制作 セッポ・シーララ  録音 エンノ・マエメツ] [ドイツ語歌詞・英訳付き] 試聴盤

◇フィンランドのバスバリトン歌手、ユハ・ウーシタロ Juha Uusitalo (1964-)。フルート奏者としてフィンランド国立オペラをはじめとするオーケストラで演奏した後、1997年、国立オペラの《ファルスタッフ》でタイトルロールを歌い、歌手デビューしました。同オペラの《さまよえるオランダ人》とウォルトンの《熊 (The Bear)》に出演。バイエルン国立オペラの2002年・2003年のシーズン、《ラインの黄金》と《神々の黄昏》を歌って国際的キャリアをスタートさせます。ミラノ・スカラ座、サンフランシスコ・オペラと出演がつづき、ウィーン国立オペラで歌った《ヴァルキューレ》は高く評価されました。同オペラがヴェルザー=メストの指揮で上演する《指輪》への出演も決まり、200810月にはシュトラウスの《サロメ》でヨカナーンを歌い、メトロポリタン・オペラにデビューする予定です。ラシライネンが指揮したシベリウスの《クッレルヴォ》 (cpo 777 196-2) で悲劇の主人公を歌ったウーシタロ。はじめてのソロアルバムではオランダ人、アンフォルタス、ヴォルフラム、さすらい人、ヴォータンを歌います。声をひけらかさず、巧みにコントロールした歌。オペラ経験の豊富なセーゲルスタムがヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団を指揮して共演。美しい響きと、おおらかな気分の音楽でウーシタロの歌を支えます。

Ondine ODE1122-5 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) ジャン・シベリウス (1865-1957)
 交響詩《クッレルヴォ (Kullervo)》 作品7
  ソイレ・イソコスキ (ソプラノ) トンミ・ハカラ (バリトン) ヘルシンキ大学男声合唱団 (YL)
  ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団 レイフ・セーゲルスタム (指揮)
 [録音 200712月 フィンランディアホール (ヘルシンキ)]
 [制作 セッポ・シーララ  録音 エンノ・マエメツ] [フィンランド語歌詞・英訳付き] 試聴盤

◇「クッレルヴォ カレルヴォの子は 青き靴下をはき 髪は黄金色 (こがねいろ) みごとな革靴 身につけ 租税を 払いに出かけぬ……」 (大束省三・訳)。フィンランド民族叙事詩『カレヴァラ (Kalevala)』 (第31章−第36章) の悲劇に題材をとった交響詩《クッレルヴォ》はシベリウスが26歳で発表した作品。伝統の吟唱法を暗示するスタイルも導入され、真にフィンランド的な音楽が、ロシア支配下にあったフィンランドの人々を熱狂させました。「それまで耳にしたことはなかったにしろ、これこそ、われらフィンランド人の旋律だとわかった」という、初演を聴いた作曲家のオスカル・メリカントの言葉が残っています。

 セーゲルスタム Leif Segerstam (1944-)2度目の録音。オーケストラは、シベリウス交響曲全曲録音 (ODE1075-2Q) のヘルシンキ・フィルハーモニック。ギリシャ悲劇のコロスの役割を担い情景を語る男声合唱が、ヘルシンキ大学男声合唱団 (YL)。オスモ・ヴァンスカとラハティ交響楽団の東京公演と録音 (BIS CD1215) に参加したグループです。ヒュンニネンの後を継ぐバリトンのひとり、トンミ・ハカラ Tommi Hakala がクッレルヴォを歌い、クッレルヴォの妹にはセーゲルスタムの最初の録音 (Chandos CHAN9393) と同じイソコスキ Soile Isokoski が起用されています。この録音には、ブライトコプフが2005年に出版した「ジャン・シベリウス作品全集」ではなく、ヘルシンキ・フィルハーモニックのライブラリー所蔵の楽譜が使われました。セーゲルスタム自身が修正を加えており、これまで聴いたことのない響きの聞こえる瞬間があります。セッポ・シーララの制作、エンノ・マエメツが担当した録音が、切迫した空気と雰囲気をリアルに伝えます。

Ondine ODE1131-5 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) ピョートル・チャイコフスキー (1840-1893)
 交響曲第6番 ロ短調 作品74 《悲愴》
  フィラデルフィア管弦楽団 クリストフ・エッシェンバッハ (指揮)
 ドゥムカ ハ短調 作品59
  クリストフ・エッシェンバッハ (ピアノ)
 [録音 200610月 ヴェリゾン・ホール (フィラデルフィア) (交響曲)、200611月パールマン・シアター]
 [制作 マーサ・デ・フランシスコ  録音 チャールズ・ギャニオン]

OUR Recordings/dacapo 8.226903 エドゥアール・ラロ (1823-1892) (ラース・ハニバル (1951-) 編曲)
 スペイン交響曲 (Symphonie Espagnole) 作品21 (ヴァイオリンとギターのための)
 ノルウェー幻想曲 (Fantaisie Norvégienne) (1878) (ヴァイオリンとギターのための)
  キム・シェーグレン (ヴァイオリン) ラース・ハニバル (ギター)
 [録音 19925La Cartuja de la Sierra 修道院 (カサッラ、スペイン) (スペイン交響曲)、
  19928月 フレゼンスボー城礼拝堂 (デンマーク)]
 [制作・録音 カーリン・ユーアンセン] 試聴盤

◇ヴァイオリンと管弦楽のための2曲をラース・ハニバル Lars Hannibal (1951-) がヴァイオリンとギターの二重奏曲に編曲。《スペイン交響曲》が録音されたのはセビリア近郊のカサッラにある修道院。アンダルシアの静かな雰囲気がハニバルの編曲した音楽に似合います。ラース・ハニバルはオーフスのアカデミー出身。オランダのハーグで佐藤豊彦に師事しています。ヴァイオリニストのキム・シェーグレン Kim Sjøgren (1955-)17歳でジョーセフ・シルヴァースタインの代役としてボストン交響楽団にデビューし、22歳の時、王立デンマーク管弦楽団のコンサートマスターに就任しました。コペンハーゲン弦楽三重奏団のリーダー。1890年から1994年にかけてシェーグレンとともにデュオ・コンチェルタンテ Duo Concertante として活動しました。ソロイストとしての代表的録音は、シェーンヴァント指揮コレギウム・ムジクム・コペンハーゲンと共演したモーツァルトの第3番と第5番の協奏曲 (BIS CD282) です。2005年からからはオーフスの王立音楽アカデミーの教授も務めています。

OUR Recordings/dacapo 8.226904
マウロ・ジュリアーニ (1781-1829) ヴァイオリンとギターのための作品集
 ヴァイオリンとギターのための協奏的二重奏曲 作品25 ヴァイオリンとギターのための6つの変奏曲 作品63
 ヴァイオリンとギターのための協奏的大二重奏曲 作品52
  キム・シェーグレン (ヴァイオリン) ラース・ハニバル (ギター)
 [録音 19885月 ヘレロプ・ソウネゴー (デンマーク)] [制作・録音 カーリン・ユーアンセン] 試聴盤

◇イタリア生まれ、ウィーンで活躍したギター奏者、作曲家マウロ・ジュリアーニ Mauro Giuliani のヴァイオリンとギターのための二重奏曲集。シェーグレンとハニバルの興に乗った音楽を自然な響きのうちに伝える録音はカーリン・ユーアンセン Karin Jürgensen が担当しました。

Simax PSC1832 ノルウェーの偉大な演奏家たち 1945年−2000年 第3
アレクサンドル・グラズノフ (1865-1936) ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品82
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ (1872-1958)
 ロマンス《揚げひばり (The Lark Ascending)(1914-20)
ヨハネス・ブラームス (1833-1897)
 ヴァイオリンソナタ第1番 ト長調 作品78 − ヴィヴァーチエ、マ・ノン・トロッポ (第1楽章)
ビャルネ・ブルースター (1895-1978) ヴァイオリンソロのための組曲 (1969)
パブロ・デ・サラサーテ (1844-1908)
 マラゲーニャ (Malagueña) 作品21-1 (スペイン舞曲集から)
  カミラ・ウィックス (ヴァイオリン) ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団
  カシュテン・アンデシェン (指揮) ロベルト・レヴィン (ピアノ)
 [録音 1985117日 (グラズノフ、ヴォーン・ウィリアムズ) (ライヴ)、
  1975625日 (ブラームス)、196979日 (ブルースター)、1950119日 (サラサーテ)
 
 ノルウェー放送 (NRK) アーカイヴの音源 (Stereo & Mono)]
 [マスタリング トム・クヴォールスヴォル、エーリク・ガルド・アムンセン] 試聴盤

◇ノルウェーの音楽は第2次世界大戦後、芸術的に大きく成長したと言われます。その時代の記録を全10作のアルバムにより紹介するシリーズは、ノルウェー文化審議会、ノルウェー国立音楽アカデミー、ノルウェー放送 (NRK)Simax Classics の共同プロジェクトです。

カミラ・ウィックス Camilla Wicks (1928-) は、ノルウェー出身のヴァイオリニストで音楽教師のイングヴァル・ヴィックス Ingwald Wicks を父にアメリカで生まれました。1942年にニューヨークでデビュー。ロサンジェルス・フィルハーモニック、シカゴ交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニックといったメジャーオーケストラとの共演がつづきます。1946年、一家は父イングヴァルの愛するノルウェーに渡り、このときウィックスは初めて父の祖国でステージに立ちました。ヨーロッパでは4月に88回のコンサートをこなし、第2次世界大戦で疲弊した人々を勇気づけたことが伝わっています。

ソロイストとしての名声を高めたウィックスは1975年、ノルウェー国立音楽アカデミーの教授に就任。2年間に渡り、若いヴァイオリニストの育成に力を尽くしました。

アメリカに戻ってからのウィックスはミシガン大学、ライス大学、イーストマン音楽学校の教授を歴任。その間、彼女を慕って多くの若者がノルウェーからアメリカに渡り、その彼らが今日、ノルウェーの音楽シーンで活躍しています。2008年に日本デビューするヴァイオリニスト、ヘンニング・クラッゲルード Henning Kraggerud (1973-) もウィックスに教わった若者のひとりです。

ウィックスは、セーヴェルーとエッゲの協奏曲をニューヨークで世界初演、ノルウェーやノルウェー音楽との深い関係はずっと保たれていました。ノルウェー放送のアーカイヴに保存されていた録音。グラズノフの協奏曲とヴォーン・ウィリアムズの《揚げひばり》は、ベルゲンのコンサートのライヴ録音。ブルスター Bjarne Brustad の組曲は、ウィックスに献呈された作品です。

「ステージでは演奏者として、教室では教師として、人間のなかの人間として −− 彼女は輝く光」 。ライナーノーツを書いたコルビョルン・ホルテ Koljorn Holthe はウィックスの特質をそう表しています。

深いところから生まれた音楽を聴かせるウィックスの《揚げひばり》。もし、プリマドンナ気取りのヴァイオリニストたちがこの演奏を聴くことがあったとして、彼女らは何を思うでしょうか。

aphir LVC1071 フィリップ・ゴベール (1879-1941) フルートソナタ集
 フルートソナタ第1(1917) フルートソナタ第2(1924) フルートソナタ第3(1933)
 幻想曲 (1912) 
  パトリック・ガロワ (フルート) セシリア・ローヴストランド (ピアノ)
 [録音 200735日-7日 カリエール=シュール=セーヌ市立ジャン=フィリップ・ラモー音楽院 (フランス)]

◇フランスのフルート奏者、パトリック・ガロワ Patrick Gallois は現在、シンフォニア・フィンランディア (ユヴァスキュラ交響楽団) の首席指揮者。北欧とのつながりも深まってきました。ゴベールのソナタ集では、スウェーデン出身のセシリア・ローヴストランド Cecelia Löfstrand と共演しています。


リリース情報 − Jazz

Opus3 CD22081 SACD hybrid (4.1 multichannel/stereo)
Swingcerely Yours − ベスト・オブ・ラーシュ・エーシュトランド 1983年−1995
 Gladys Concerto D'Aranjuez Reunion Blues Too Good to Be True Body and Soul
 The Rabbit Jumps Stompin' at the Savoy I Must Have That Man Avalon
 East of the Sun Sweet Georgia Brown Old Folks One for the Woofer
 Don't Take Your Love from Me It's the Talk of the Town Small Fry
  ラーシュ・エーシュトランド (ヴィブラフォーン) ボブ・バーナード (コルネット)
  ダニー・モス (テナーサックス) ヤン・ルンドグレン (ラングレン) (ピアノ)
  シェル・オーマン (ピアノ、ハモンドB3) クヌード・ヨリセンセン (ピアノ)
  ロルフ・ラーション (ピアノ) ウーヴェ・リンド (クラリネット) ロイ・ウィリアムズ (ベース)
 [CD8302, CD8402, CD8603, CD9101, CD19405] 試聴盤

Prophone PCD092 ソフィア・ペッテション − In Another World
 All I Want from You In Another World Where to Turn Until Forever As I Am
 Sleep on It A Day or Two Before I Go Martelli Tapes Tribute What Is Life
  ソフィア・ペッテション (ヴァーカル) ペッテル・ベリアンデル (ピアノ、オルガン、フェンダーローズ)
  エーリク・セーデルリンド (ギター) トビアス・グレンホルム (ベース) オーラ・ボトセーン (パーカッション)
  マッティアス・ストール (ハーモニカ) トゥーマス・ハロンステン (トランペット)

"Slow Dwn" (PCD066)"That's Amore" (PCD074) につづくソフィア・ペッテション Sofia PetterssonProphone サードアルバム。セカンドアルバムで歌った自作が好評だったことを受け、ニューアルバムは自作曲だけで構成されました。


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