Newsletter No.130   15 October 2009

 

リリース情報 − Classical & Contemporary

2L 2L60SABD SACD hybrid (5.1 surround/stereo) + Blu-ray (audio track only)
エドヴァルド・グリーグ (1843-1907)
 ピアノ協奏曲 イ短調 作品16
  パーシー・グレインジャー (Duo-Art music rolls, 1921) レックス・ローソン (ピアノリスト)
  クリスチャンサン交響楽団 ロルフ・グプタ (指揮)
 トロールハウゲンの婚礼の日 (Bryllupsdag på Troldhaugen) 作品65-6
 アルバムのページ (4 Albumblade) 作品28 − 第1曲 変イ長調 第2曲 ヘ長調
 愛の歌 (エロティク) (Erotikk) 作品43-5
  エドヴァルド・グリーグ (Phonola music rolls, 1906) レックス・ローソン (ピアノリスト)
 春に寄す (Til våren)
  パーシー・グレインジャー (Duo-Art music rolls, 1919) レックス・ローソン (ピアノリスト)
 ヴァイオリンソナタ第3番 ハ短調 作品45
  オイヴィン・ビョロ (ヴァイオリン) チャールズ・パーキン (Pianola, 1900) レックス・ローソン (ピアノリスト)
 [録音 20092月 クリスチャンサン大聖堂 (クリスチャサン、ノルウェー)]
 [制作 ヴォルフガング・プラッゲ  録音 ハンス・ペーテル・ロランジュ]
 [Blu-ray: 5.1 surround DTS-HD MA (24bit/192kHz), 7.1 surround DTS-HD MA (24bit/96kHz),
  2.0 stereo LPCM (24bit/192kHz)]
 試聴盤

2009年2月、ロルフ・グプタ指揮クリスチャンサン交響楽団は、オーストラリア生まれの伝説的ピアニスト、"今は亡き" パーシー・グレインジャー Percy Grainger (1882-1961) を独奏者にグリーグのイ短調ピアノ協奏曲を録音しました。もちろんグレインジャー自身がクリスチャンサンの大聖堂にいるはずもなく、演奏には、グレインジャーが1921年に Aeolian 社のプレーヤーピアノ、Duo-Art Pianola のために行った "録音" が使われました。イギリスの Pianola Institute から運ばれた Duo-Art PianolaSteinway Model D ピアノと合体させ、グレインジャーの "録音" をパンチ穴に変換しダイナミックスとルバート情報をエンコードしたピアノロールをセット。エンコードされた情報を再現するためのメカニズムの操作を "コンサート・ピアノリスト" の第一人者、レックス・ローソン Rex LawsonPianola の前に座り、セッションが始まりました。

 グレインジャーは、グリーグの理解者であり、よき友人として知られます。彼がトロールハウゲンを訪れたのは、グリーグの亡くなる1907年の7月でした。オーストラリア人青年の弾く《スロッテル》を聴いたグリーグは、日記にこう記しています。「私は、64歳になってやっと、納得できる、素晴らしい演奏でノルウェーのピアノ音楽を聴くことができた。彼自身のため、私のため、そしてノルウェーのため、彼は新しい世界を切り開く」

 グレインジャーの演奏するグリーグの協奏曲は、オーフス市立管弦楽団と共演したライヴ (1957225日) がCDリリースされたことがあります (Vanguard OVC8205)。このときの指揮者は、《ペール・ギュント》の全曲の録音 (NKFCD50001-2) で知られるペール・ドライエルでした。新しいアルバムで Duo-Art のグレインジャーと共演するのはロルフ・グプタ Rolf Gupta (1967-) です。クリスチャンサン交響楽団の芸術監督。シベリウス・アカデミーのヨルマ・パヌラらに指揮を学び、ピリオド楽器と現代楽器によるバロック音楽と古典時代の音楽、ヘンツェ、ベリオ、マグヌス・リンドベリらの現代曲を主なレパートリーとしています。作曲家としても活動するグプタは、《グリーグのイ短調ピアノ協奏曲によるマクロファンタジー》のオラヴ・アントン・トメセンに作曲を学びました。

 このアルバムには、1906年、グリーグがライプツィヒを訪れて Phonola のために "録音" したロールによる《トロールハウゲンの婚礼の日》など数曲の小品も収録されました。グレインジャーの Duo-art と違い Phonola のロールはダイナミックス情報をもっていないため、ローソンの付け加えた強弱が録音に反映されています。楽譜には表しきれない《トロールハウゲンの婚礼の日》の舞曲のリズム。花嫁の高揚した気分が伝わります。

 アルバムの最後には、ノルウェー国立オペラ管弦楽団コンサートマスター、オイヴィン・ビョロ Øyvind Bjorå (1974-)1900年の "録音" と共演したヴァイオリンソナタ第3番も一緒に収録されました。

 アルバムのプロダクションを担当したのは、作曲家でピアニストのヴォルグガング・プラッゲ Wolfgang Plagge (1960-) です。機械と "合奏" するオーケストラと指揮者は苦労が多かったと想像されますが、伝え聞いた話では、愉しい雰囲気のうちに録音セッションが進んだということです。

 "グレインジャー" とクリスチャンセンのオーケストラが共演したイ短調協奏曲、"グリーグ" と "グレインジャー" が弾く抒情の小品、ヴァイオリンとピアノのソナタ。プレーヤーピアノというメカニズムの助けを借りた演奏なのに、直にそのことを忘れ、音楽の世界に引きこまれていってしまっている。なんだか不思議です。音大で教わり、そこそこのコンクールに受かり、"(日本の) メジャーデビュー" を果たしたプリンセスやプリンスの弾くピアノのほうがメカニカルに聞こえてしまうのは、なぜなんだろう。

Pianola Institute ウェブサイト http://www.pianola.org/

Alba ABCD275 フィンランド・サクソフォーン名作集 (Finnish Saxophone Masterpieces)
ペルトッゥ・ハーパネン (1972-) アリア (Aria) (2003) (サクソフォーンとエレクトロニクスのための)
ヤルモ・セルミラ (1939-)
 Contemplations 2 (瞑想 2) (1978) (アルトサクソフォーンとテープのための)
カレヴィ・アホ (1949-) フルート、アルトサクソフォーン、ギターと打楽器のための四重奏曲 (1982)
サンポ・ハーパマキ (1979-) Avenue (アベニュー) (2000) (サクソフォーンとピアノのための)
キルモ・リンティネン (1967-)
 4つのカプリッチョ (Quattro Capricci) (2002-04) (サクソフォーン四重奏のための)
オリヴァー・コーレンベルク (1957-)
 O vos Felices 作品66 (2005) (アルトサクソフォーン、打楽器とエレクトリックギターのための)
  オッリ=ペッカ・トゥオミサロ (サクソフォーン) リスト=マッティ・マリン (ピアノ)
  リネア (Linea) アカデミック・サクソフォーン四重奏団 オスマ・アンサンブル

◇フィンランドのクラシカル・サクソフォーン音楽の振興に努めるオッリ=ペッカ・トゥオミサロ Olli-Pekka Tuomisalo"Complete Finnish Saxophone Music" シリーズの1枚。カレヴィ・アホ (1949-) の四重奏曲は、フルート、アルトサクソフォーン、ギターと打楽器という大きく異なった個性をもつ4つの楽器のコミュニケーションを探る音楽。クラスター・アンサンブル (ミカエル・ヘラスヴオ、ペッカ・サヴィヨキ、ユッカ・サヴィヨキ、パウリ・ハマライネン) がアムステルダムで初演しました。カウスティネン室内楽週間がジョン=エドワード・ケリーのためサンポ・ハーパマキ Sampo Haapamaki (1979-) に委嘱した《Avenue (アベニュー)》。コーレンベルク Oliver Kohlenberg (1957-) の《O vos Felices》は、ヒルデガルト・フォン・ビンゲン Hildegard von Bingen の同名のレスポンソリウムに基づく作品。2006年のタンペレ・ビエンナーレでオスマ・アンサンブル Osuma Ensemble が初演、トゥオミサロとハッリ・レヘティネンに献呈されました。

Alba NCD31 ヴェルヨ・トルミス (1930-) エストニアを超えた展望 (Visions beyond Estonia)
 ブルガリア三部作 (Bulgaaria triptühhon) (1978)
  夏 (Suvi) 車輪 (Ratas) 大地の声 (Maa haal)
 北ロシアのビリナ (Põohja-vene bõliina) (1976)
 3つのモルドヴァ=ハンガリー民謡 (Kolm moldova-ungari rahvalaulu) (1983)
  悲しんでくれ、いとしい人よ (Búsulj, szívem/Sulle, kallim...)

  恋する女 (ひと) を心から愛したのは (Ki ez ö idésit igazán szereti/Kelle arm südames...)
  木曜の夕べ (Csütörtökön este/Neljapäeva öhtul...)
 3つの星 (Tris zvaigznes/Kolm tähte) (1989 rev.2006)
 3つのリヴォニア民謡 (Kolm liivi rafvalaulu) (1970 rev.1999)
  羊飼いの少年の日 (Kooràpaint pääva/Karjase päev) 告解の三が日 (Vastalovad/Vastlad)
  眠りの精 (Uniirki/Unehiireke)
 ヴォルムシの過ぎし日の情景 (Pildikesi Vormsi minevikust) (1983)
  作男の不平 (Sulase kaebus/Drängens klagan)
  倉庫のとびらの外で (Aidaukse taga/Vid visthusdörren) 婚礼の踊り (Pulmatants/Bröllopsdans)
 ヴェプシアの冬 (Vepsa talv/Vepsan tal'v) (1984)
 北東から鷲が飛んできた (Kotkas lendas kirdest/Kokko lenti koillisesta) (1982)
 民族友好のラプソディ (Rahvaste sõpruse rapsoodia) (1982)
 ヴァイナモイネンの知恵の言葉 (Väinämöise tarkussõnad/Väinämöisen sanoja) (1984)
  エストニア国立男声合唱団 (RAM) アンツ・ソーツ (指揮)

 [録音 20059月、20061月、7月 エストニア・コンサートホール (タリン、エストニア)]
 [制作 インドレク・ウムベリ 録音 マイド・マーディク]
 試聴盤

◇エストニア国立男声合唱団 (RAM) とアンツ・ソーツ Ants Soots によるエストニアの作曲家ヴェルヨ・トルミス Veljo Tormis (1930-) の男声合唱曲シリーズ。「エストニア展望 (Vision of Estonia)」 の第1集−第3(NCD17, NCD20, NCD23) に収録された作品は、日本の男声合唱団のレパートリーとしても注目されてきています。第4作の「エストニアを超えた展望 (Visions beyond Estonia)」では、タイトルの示すとおり、エストニアを取り巻く地域の古い歌に基づいた作品が歌われています。ブルガリア民謡による《ブルガリア三部作》、男声合唱と独唱のための《北ロシアのビリナ》、ソヴィエト連邦60周年を祝うためエストニア国立男声合唱団が委嘱した《民族友好のラプソディ》。《ヴァイナモイネンの知恵の言葉》は、フィンランド抒情詩集『カンテレタル (Kanteletar)』にテクストが求められました。《ヴェプシアの冬》は、トルミスの男声合唱曲を代表する一作です。

Aliud ACDHJ037-2 2SACD's hybrid (Multichannel/stereo) スティーヴ・ドブロゴス (1956-)
 シェイクスピア・オラトリオ《わたしの薔薇 (My Rose)(2007-09) (4人の独唱者、混声合唱、管弦楽とピアノのための)
  バルバラ・ファン・リント (ソプラノ) シンディ・アウツホーン (アルト) レイン・コルパ (テノール)
  マルティン・サンダース (バス) スティーヴ・ドブロゴス (ピアノ) オープス・プロジェクト合唱団
  NASKA (国立交響室内管弦楽団) アネ・ソリー (指揮)
 [録音 200926日-9日 Europalaan 教会 (ヘーレンフェーン、オランダ)]
 [制作・録音 ヨス・ベールランド] [歌詞 英語]
 試聴盤

◇「きみを夏の一日にくらべたらどうだろう……きみが不滅の詩のなかで時と合体すれば、きみの永遠の夏はうつろうことはない……」シェイクスピアの『ソネット集』の初版にある154編のうちもっともよく知られる18番のソネット。若者への友愛を表明した一編の詩に示される "高貴な愛の精神" は、芸術家の心をさまざまにとらえてきました。スウェーデンのジャズピアニスト、作曲家のニルス・リンドベリ Nils Lindberg (1933-) は、アルバム「O Mistress Mine (おお、わが愛しの女よ)」 (Bluebell ABCD032)1曲にこのソネットを選び、その後、混声合唱のために編曲しています。18番をはじめとする16編を選び "シェイクスピア・オラトリオ" を作ったドブロゴスも、ニルス・リンドベリと同じようにジャズピアニスト、作曲家としてスウェーデンの音楽シーンで活躍するミュージシャンのひとりです。

 スティーヴ・ドブロゴス Steve Dobrogosz (1956-) は、アメリカ、ペンシルヴェニア州ベルフォントに生まれました。ノースカロライナ州ローリーの少年時代にピアノを習いはじめ、1978年、スウェーデンに渡り、ストックホルムの王立音楽アカデミーでピアノ、作曲、ジャズを学びました。シャネット・リンドストレム、アンナ・クリストフェション、ラドカ・トネフら女性ジャズヴォーカリストと共演、作曲家として "コンテンポラリー・フュージョン" スタイルの作品を発表してきました。アカデミー時代に知り合った同じアメリカ出身の合唱指揮者ゲーリー・グレイデンと彼が指揮者を務める聖ヤコブ教会の室内合唱団との共同作業から生まれた《ミサ曲 (Mass)(1992) (Phono Suecia PSCD107)、《レクイエム (Requiem)(2001) と《テ・デウム (Te Deum)(2002) (nosag CD93) が代表作に挙げられます。この3曲は初演の後、日本を含む世界各国の合唱団により歌われるようになりました。

 シェイクスピア・オラトリオ《わたしの薔薇》は、《ミサ曲》 と《レクイエム》 を演奏したオープス・プロジェクト合唱団のくれた、「さらに大規模な作品、オラトリオでも」という提案がきっかけとなって作曲されました。ホイットマンの詩による "合唱と管弦楽のための歌" 《先頃ライラックが前庭に咲いたとき (When Lilac Last in the Dooryard Bloom'd)(2000) (nosag CD125) を上まわる100分の大作。その作品をドブロゴスはたった4日間で書き上げました。「インスピレーションが湧けば、書く」とドブロゴスが言っていたことを思い出します。

 第1曲「悲しみがおわる (And sorrows end)」 (30番) のあとに《序曲》が演奏され、「雲雀のように (Like to the lark)」 (29番)、「彼の美は (His beauty)」 (63番)、「二度生きる (Live twice)」 (17番)、「この語らんとする胸のうちを (My speaking breast)」 (23番)、「私はきみの奴隷なのだから (Being your slave)」 (57番)、「富よりもゆたかで (Richer than wealth)」 (91番)、「夏の一日 (A summer'd day)」 (18番)、「うるわしい愛よ (Sweet love)」 (56番)、「さきに老いること (Elder)」 (22番)、「金盞花 (きんせんか) (Marigold)」 (25番)、「捨てるのなら (If thou wilt leave me)」 (90番)、《間奏曲》、「その唇をあたえてくれ (Lips to kiss)」 (128番)、「わが愛のすみか (My home)」 (109番)、「きみをしのぶ (Your memory)」 (55番) と続く構成。ネオロマンティックな音楽をベースに、ミュージカル、ジャズ、ブルース、ゴスペル、スピリチュアルとアメリカンフォークを交えた音楽は、親しまれ、愛されているドブロゴスのスタイルです。

 曲名の《わたしの薔薇》は、ソネット1番「たぐいなく美しいものの子孫にこそ殖えてほしいのです」に由来し、作品は、"For my beloved darling wife Katarina, my rose" の献辞とともに、31年連れ添ったカトリーナ夫人に捧げられました。

 オープス・プロジェクト合唱団 Projectkoor Opus はオランダの団体。ドブロゴスの《わたしの薔薇》は、新しい音楽を開拓しようとする彼らの "Opus 3" (作品3) プロジェクトとして、20096月、グロニンヘン、レーウヴァルデンとユトレヒトの3市で初演されました。アネ・ソリー Anne Sollie は、ユトレヒト音楽院で学び、2007年からオープス・プロジェクト合唱団の指揮者を務めています。プログレッシヴ・ロックバンド、Kayak (カヤック) のヴォーカル、シンディ・アウツホーン Cindy Oudshoorn がアルト歌手として演奏に参加しました。

 「So long as men can breathe or eyes can see, So long lives this, and this gives life to thee (人が息をし、眼が見うるかぎり、この詩は生きる。そして、この詩がきみにいのちをあたえる)」ブックレットの冒頭に引用された18番の一節は、"われらの時代" の音楽を追求するドブロゴスとプロジェクト合唱団からのメッセージのように思えます。

 このディスクが世界初録音です。

(ソネットの訳は、『ソネット集』 シェイクスピア 作、高松雄一 訳 (岩波文庫) を参考にしました)

CD1
1. 「悲しみがおわる (And sorrows end)」 (30番) 「やさしい静寂にひたされた、心の思いの法廷に」
2. 序曲 (Overture)
3. 「雲雀のように (Like to the lark)」 (29番) 「幸運の女神にも、世の人びとにも見すてられて」
4. 「彼の美は (His beauty)」 (63番) 「わが愛するものが、やがて、いまの私のように」
5. 「二度生きる (Live twice)」 (17番) 「かりに、私の死がきみのたぐいない美質を言いつくしたら」
6. 「この語らんとする胸のうちを (My speaking breast)」 (23番) 「未熟な役者が舞台にでてくると」
7. 「私はきみの奴隷なのだから (Being your slave)」 (57番)
8. 「富よりもゆたかで (Richer than wealth)」 (91番) 「あるものは家柄を誇りにする」
9. 「夏の一日 (A summer's day)」 (18番) 「きみを夏の一日にくらべたらどうだろう」

CD2
1. 「うるわしい愛よ (Sweet love)」 (56番) 「うるわしい愛よ、おまえの精力を甦らせてくれ」
2. 「さきに老いること (Elder)」 (22番) 「青春ときみが一体のものであるかぎり」
3. 「金盞花 (きんせんか) (Marigold)」 (25番) 「星まわりにめぐまれた人たちには」
4. 「捨てるのなら (If thou wilt leave me)」 (90番) 「だから、憎みたければ憎んでくれ。いっそなら今がいい」
5. 間奏曲 (Interlude)
6. 「その唇をあたえてくれ (Lips to kiss)」 (128番) 「わが楽の音よ、おまえがあの幸せな鍵盤にふれ」
7. 「わが愛のすみか (My home)」 (109番) 「離れていたせいで、わが焔が弱まったように見えても」
8. 「きみをしのぶ (Your memory)」 (55番) 「王侯たちの大理石の墓も、金箔はった記念碑も」

ドブロゴスのウェブサイトから You Tube の映像を見ることができます。http://www.dobrogosz.com/

BIS CD1438 Foliations (発葉)
ジャン・バック (1937-) 発葉、「ラ・フォリア」による変奏曲 (Foliations, Variations on "La Folia")
マルカム・アーノルド (1921-) 金管五重奏曲 作品73
ウジェーヌ・ボザ (1905-1991) 金管五重奏のためのソナティネ
クリスチャン・リンドベリ (1958-)
 Condor Canyon (コンドル峡谷) (トロンボーンと金管五重奏のための) [CD1428]
ユッカ・リンコラ (1955-) 金管五重奏曲第2(1996)
  ストックホルム・チェンバーブラス 
   ウルバン・アイナス (トランペット) トゥーラ・トシュルンド (トランペット)
   ユーナス・ビュールンド (トロンボーン) イェンス・ビョアン=ラーセン (テューバ)
   マルクス・マスクニーテュ (ホルン)
  クリスチャン・リンドベリ (トロンボーン)

BIS CD1579 ニコラ・バクリ (1961-) 管弦楽作品集
 愛の協奏曲 《春》 (Concerto amoroso "Le printemps") 作品80-2 (2004-05)
  (オーボエ、ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための)
 フルート協奏曲 (Concerto pour flûte) 作品63 (1999)
 郷愁の協奏曲 《秋》 (Concerto nostalgico "L'automne") 作品80-1 (2004-05)
  (オーボエ、チェロと弦楽オーケストラのための)
 夜想曲 (Nocturne) 作品90 (2004) (チェロと弦楽オーケストラのための)
 交響曲第4番 作品49 《疾風怒濤 (Sturm und Drang)(1995)
  リサ・バティアシヴィリ (ヴァイオリン) フランソワ・ルルー (オーボエ)
  シャロン・ベザリー (フルート) リータ・ペソラ (チェロ) タピオラ・シンフォニエッタ
  ジャン=ジャック・カントロフ (指揮)

BIS SACD1584 SACD hybrid (Multichannel/stereo) フェリクス・メンデルスゾーン (1809-1847)
 交響曲集 第2
 交響曲第1番 ハ短調 作品11 交響曲第4番 イ長調 作品90 《イタリア (Italian)
 序曲《リュイ・ブラース (Ruy Blas)》 作品95
  ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽楽団 アンドルー・リットン (指揮)

BIS CD1586 クリストファー・ラウス (1949-) 管弦楽作品集 第2
 フルート協奏曲 (1993) 交響曲第2(1994) 狂喜 (Rapture) (2000)
  シャロン・ベザリー (フルート) 王立ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団
  アラン・ギルバート (指揮)

BIS CD1596 ヴァウン・ホルムボー (1909-1996) 弦楽のためのシンフォニア
 シンフォニア第1(Sinfonia I) 作品73a シンフォニア第2(Sinfonia II) 作品73b
 シンフォニア第3(Sinfonia III) 作品73c シンフォニア第4(Sinfonia IV) 作品73d
  カメラータ・ウェールズ オーウェイン・アーウェル・ヒューズ (指揮)

◇ヴァウン・ホルムボー Vagn Holmboe (1909-1996) がそれまでの交響曲、ソロ楽器とオーケストラを対比させる室内協奏曲、弦楽四重奏曲とは違ったスタイルを試みた弦楽のためのシンフォニア。第1番から第3番が単一楽章、ヴァイオリンとチェロのソロをともなう第4番は《前奏曲 (Preludio)》《間奏曲第1 (Interludio I)》《間奏曲第2 (Interludio II)》《後奏曲 (Postludio)》の構成をとっています。作品734曲は、ハンヌ・コイヴラ指揮デンマーク放送シンフォニエッタの録音 (dacapo 8.226017-18)Disc 2 のとおり、シンフォニア第4番をフレームに4つの楽章の間に第1番から第3番をはさみ、ひとつの作品《カイロス (Chairos)》としてしても演奏されます。

BIS CD1688 バロック・トロンボーン (The Baroque Trombone)
ダリオ・カステッロ (c.1590-c.1658) 3つのソナタ
作者不詳 3声のソナタ ジグ
ジローラモ・フレスコバルディ (1583-1643) 4つのカンツォン
ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバー (1644-1704) 3声のソナタ
ジョヴァンニ・マルティーノ・チェザーレ (c.1590-1667) ラ・ヒエロニマ
アントニオ・ベルターリ (1605-1669) 3声のソナタ
  クリスチャン・リンドベリ (サックバット) オーストラリア室内管弦楽団員

BIS CD1703 ワレンチン・シリヴェストロフ (1937-) 交響曲第4(1976) 交響曲第5(1980/2)
  ラハティ交響楽団 ユッカ=ペッカ・サラステ (指揮)

BIS SACD1728 SACD hybrid (Multichannel/stereo)
ニコライ・メトネル (1880-1950) ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品50
セルゲイ・ラフマニノフ (1873-1943) ピアノ協奏曲第4番 ト短調 作品40 (1926年第1稿)
セルゲイ・ラフマニノフ (1873-1943) (エフゲニー・スドビン 編曲) 春の洪水 作品14-11
  エフゲニー・スドビン (ピアノ) ノースカロライナ交響楽団 グラント・ルーエリン (指揮)

BIS SACD1801 SACD hybrid (Multichannel/stereo) JS・バッハ (1685-1750)
 カンタータ全集 第45
 カンタータ第39番「飢えたる者に汝のパンを分けあたえよ」 BWV39
 カンタータ第129番「わが神なる主はたたえられん」 BWV129
 カンタータ第187番「すべてのもの汝を待ち望む」 BWV187
 シンフォニア ニ長調 BWV1045 (ヴァイオリンと管弦楽のための)
  野々下由香里 (ソプラノ) ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) ペーター・コーイ (バス)
  若松夏美 (ヴァイオリン) バッハ・コレギウム・ジャパン 鈴木雅明 (指揮)

BIS SACD1825/26 5SACD's hybrid (Multichannel/stereo) for price of 2
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827) 交響曲全集
 交響曲第1番 ハ長調 作品21 交響曲第2番 ニ長調 作品36
 交響曲第3番 変ホ長調 作品55 《エロイカ》 交響曲第4番 変ロ長調 作品60
 交響曲第5番 ハ短調 作品67 交響曲第6番 ヘ長調 作品68 《田園》
 交響曲第7番 イ長調 作品92 交響曲第8番 ヘ長調 作品93 交響曲第9番 ニ短調 作品125
  ヘレナ・ユントゥネン (ソプラノ) カタリーナ・カルネウス (メッツォソプラノ)
  ダニエル・ノーマン (テノール) ニール・デイヴィス (バス) ミネソタ・コラーレ
  ミネソタ管弦楽団 オスモ・ヴァンスカ (指揮)
 [SACD1416, SACD1516, SACD1616, SACD1716, SACD1818]

BIS CD1833 クリスマスの歌 (Christmas Songs)
ペール=エーリク・モレウス (1950-) (ロベルト・スンド 編曲)  コッポンゲン (Koppången)
カール・ニルセン (1865-1931) (ロベルト・スンド 編曲) 語るもふしぎな (Forunderligt at sige)
グスタフ・ヌードクヴィスト (1886-1949) クリスマス、輝くクリスマス (Jul, jul strålande jul)
セリム・パルムグレン (1878-1951) ホサナ (Hosiannah!)
イングヴァル・リードホルム (1921-) (ペール=ヘンニング・オルソン 編曲)
 マリアの子守歌 (Madonnans vaggvisa)
伝承曲 (スタファン・リンドベリ 編曲) ヴィットショヴレの歌 (Vittskovlevisan)
 ウールストのスタファンの歌 (Staffansvisa från Orust)
ヤン・ピータスソン・スヴェーリンク (1562-1621) (Channing Lefebvre 編曲)
 今日キリストは生まれたもう (Hodie Christus natus est)
GF・ヘンデル (1685-1759) (アンデシュ・ホーグステット 編曲)
 主は羊飼いのごとくその群れを養い (He Shall Feed His Flock)
エリック・ウィテカー (1970-) ルクス・アウルムケ (Lux aurumque) (金色の光)
フランツ・グルーバー (1787-1863) (ロベルト・スンド 編曲) きよしこの夜 (Stille Nacht)
ニコライ・ゴロワノフ (1891-1953) まさにふさわしい (Dostóyno yest)
ミヒァエル・プレトーリウス (1571-1621) (ペール=ヘンニング・オルソン 編曲)
 一輪のばらが咲いた (Es ist ein Ros entsprungen)
ローウェル・メーソン (1792-1872) (アンデシュ・ホーグステット 編曲)
 もろびとこぞりて (Joy to the World) (instrumental)
ラルフ・ブレイン (1914-1995) (ロベルト・スンド 編曲)
 ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス (Have Yourself a Merry Little Christmas)
ロバート・ウェルズ (1922-1998) (アンデシュ・ホーグステット 編曲)
 クリスマスの歌 (The Christmas Song "Merry Christmas To You")
フェリクス・メンデルスゾーン (1809-1847) (アンデシュ・ホーグステット 編曲)
 天にはさかえ (Hark! the herald angels sing)
伝承曲 (ペール=ヘンニング・オルソン 編曲)
 よろこべ友よ、おそれなく (God Rest You Merry, Gentlemen)
ジョン・ガードナー (1917-) (カーリン・オルドグレン、アンドレアス・ハンソン 編曲)
 明日は僕の踊りの日 (Tomorrow shall be my dancing day)
  オルフェイ・ドレンガル (OD) セシーリア・リューディンゲル・アリーン (指揮)
  イーダ・ファルク・ヴィンランド (ソプラノ) リンネ金管五重奏団 ウプサラ室内管弦楽団員
 [録音 20092月 ウプサラ大学ホール (ウプサラ、スウェーデン)]
 [制作・録音 マッティン・ナゴルニ]
 試聴盤

◇ロベルト・スンドの後を継いでオルフェイ・ドレンガル (Orphei Drängar) の監督に就任したセシーリア・リューディンゲル・アリーン Cecilia Rydinger Alin (1961-)ODの最初の録音。スカンディナヴィアと世界のクリスマスソングがアカペラと、ソプラノソロと金管アンサンブルをともなった男声合唱で歌われます。愉しいクリスマスをあなたに!

CSO Rresound CSOR901916 SACD hybrid (Multichannel/stereo)/CSOR901914 CD (Stereo)
グスタフ・マーラー (1860-1911) 交響曲第2番 ハ短調 《復活》
  ミア・ペーション (ソプラノ) クリスティアーネ・ストーティン (メッツォソプラノ)
  シカゴ交響楽団合唱団 シカゴ交響楽団 ベルナルド・ハイティンク (指揮)
 [録音 20081120日-22日、25日 シンフォニーセンター、オーケストラホール (シカゴ) ( ライヴ)]
 [制作 ジェイムズ・マリンソン  録音 クリストファー・ウィリス]
 試聴盤

Danacord DACOCD672 2CD's for price of 1 マルシェフ、フランスのピアノ協奏曲を弾く
モーリス・ラヴェル (1875-1937) ピアノ協奏曲 ト長調 (1931) 左手のためのピアノ協奏曲 (1930)
セザール・フランク (1822-1890) 交響的変奏曲 (Variations symphoniques) (1885)
クロード・ドビュッシー (1862-1918)
 ピアノと管弦楽のための幻想曲 (Fantaisie pour piano et orchestre) (1889-91)
  オレク・マルシェフ (ピアノ) 南ユラン交響楽団 ヴラディーミル・ジヴァ (指揮)
 [録音 2009511日-15日 アルシオン・コンサートホール (セナボー、デンマーク)]
 [制作 レンナット・デーン  録音 ステファン・フロック]
 試聴盤

◇ロシアの作品をひととおり録音したオレク・マルシェフ Oleg Marshev が、リストの協奏曲につづき、フランスのピアノと管弦楽のための音楽を録音しました。ラヴェルの両手と左手の協奏曲、(ベルギー出身の) フランクの《交響的変奏曲》、そして、オーケストレーションに不満だったドビュッシーが改訂を望みながらも果たせず、彼の死後に出版された《幻想曲》が演奏されています。この曲は録音が少なく、LP のころは、フランスのピアニスト、ジャン=ロドルフ・カルスがアレクサンダー・ギブソンの共演でディーリアスの協奏曲と一緒に録音した Decca の演奏で聴いたものでした。新たなレパートリーに向ったマルシェフと共演するのは、首席指揮者ヴラディーミル・ジヴァ Vladimir Ziva (1957-) の指揮する南ユラン交響楽団。ロシア生まれのジヴァは、先の「3つのロシアのピアノ協奏曲」 (DACOCD660) でマルシェフと共演しています。フランクの《変奏曲》のフィナーレ、アレグロ・ノン・トロッポの音楽をマルシェフはどんな表情を浮かべながら弾いているのでしょう。ラヴェルらの音楽に似合ったピアノの音、ひろがりのある、豊かな響きにとらえられたオーケストラ。ディーリアスのデンマークとノルウェーの作品集 (DACOCD536, DACOCD592) を手がけたスウェーデンのプロデューサー、レンナットー・デーン Lennart Dehn が制作と監修を担当しました。

 マルシェフの次のプロジェクトは、ロベルト・シューマンとショパンのピアノと管弦楽のための作品全集が予定されています。

Guild Historical GHCD2348
クット・アッテルベリ (1887-1974) 交響曲第6番 ハ長調 作品30 (1927-28)
サミュエル・バーバー (1910-1981) 弦楽のためのアダージョ (Adagio for strings) (1937)
オスカル・ロレンゾ・フェルナンデス (1897-1948)
 組曲《牧場の主顕祭の踊り (Reisado do Pastoreio)》 − バトゥーケ (Batuque)
リヒャルト・シュトラウス (1864-1949) 交響詩《ドン・ファン (Don Juan)》 作品20
モーリス・ラヴェル (1875-1937) ラ・ヴァルス (La valse)
  NBC交響楽団 アルトゥーロ・トスカニーニ (指揮)
 [録音 19431121日 (アッテルベリ)、1940514日 (ライヴ、mono)]

◇アッテルベリの交響曲第6番は、dell'Arte CDDA9019 (ポール・ベイリー、リマスタリング) と同じ放送録音。ピーター・レノルズ&レノルズ・マスタリングによる新リマスタリング。

hyperion CDA67750 ヴィルヘルム・ステーンハンマル (1871-1927)
 ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品1 (オリジナル版) ピアノ協奏曲第2番 ニ短調 作品23
  セタ・タニエル (ピアノ) ヘルシングボリ交響楽団 アンドリュー・マンゼ (指揮)
 [録音 20081124日-28日 ヘルシングボリ・コンサートホール (スウェーデン)]

◇"ロマンティック・ピアノ協奏曲" シリーズ第49集。イスタンブール生まれ、ルイス・ケントナーに学んだ女性ピアニスト、セタ・タニエル Seta Tanyel がステーンハンマル Wilhelm Stenhammar (1871-1927)2曲のピアノ協奏曲を演奏しました。ドイツ後期ロマンティシズムの伝統に沿った、ブラームスの協奏曲を思わせる第1番。もっとのびやかで、イマジネーションゆたかな第2番。アッテルベリがオーケストレーションを復元した版ではなく、マッツ・ヴィードルンドの録音 (Chandos CHAN9074) と同じオリジナルのスコアによる演奏です。イギリスのバロックヴァイオリン奏者、指揮者のアンドリュー・マンゼ Andrew Manze (1965-) が、首席指揮者を務めるヘルシングボリ交響楽団を指揮して共演しています。

hyperion CDA67799 リハルズ・ドゥブラ (1964-) 合唱作品集
 目いまだ見ず、耳いまだ聞かず (Oculus non vidit) アヴェ・マリア III (Ave Maria III)
 ミゼレーレ (Miserere mei) Hail, Queen of Heaven (あかつきの星よ)
 二人のセラフィム (Duo Seraphim) 御身はまことに幸いなる者 (Felix namque es...)
 天使が祭壇のそばに (Stetit Angelus) グローリア・パトリ (Gloria Patri) (父と子と聖霊に栄光が)
 ミサ・デ・スピリトゥ・サンクト (Missa de Spiritu Sancto) (聖霊のミサ)
 今日キリストは生まれたもう (Hodie Christus natus est) 愛と慈しみのあるところ (Ubi caritas)
 アヴェ・マリア I (Ave Maria I)
  ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ合唱団 ルーパート・ゴフ (指揮)

◇現代の合唱音楽を彩る作曲家のひとり、ラトヴィアのリハルズ・ドゥブラ Rihards Dubra (1964-) の宗教的合唱作品集。

Naxos 8.570589 フランツ・シュミット (1874-1939) 交響曲第2番 変ホ長調 (1911-13)
 フーガ・ソレムニス (Fuga solemnis) (1937) (オルガン、16の金管楽器とティンパニのための)
  マルメ交響楽団 ヴァシーリ・シナイスキー (指揮) アンデシュ・ヨンソン (オルガン)

◇スウェーデンのマルメ交響楽団がオーストリアの作曲家フランツ・シュミット Franz Schmidt (1874-1939) の交響曲第2番を録音。シュミットが残した4曲の交響曲のうち演奏時間と管弦楽編成の点で最大、シュトラウスとレーガーを強く思わせるスタイルとされる作品。

Naxos 8.572254 クリスチャン・シンディング (1856-1941) ヴァイオリンとピアノのための作品集 第1
 カントゥス・ドロリス (Cantus Doloris) 作品78 エレジー (Elegie) 変ロ長調 作品106-1
 ロマンス (Romance) ニ長調 作品79-2 アルバムのページ (Albumblatt) 作品81-2
 古い調べ (Alte Weise) 作品89-2 セレナード (Ständchen) 作品89-1
 古風な様式の組曲 (Suite im alten Stil) イ短調 作品10
 アンダンテ・レリジョーゾ (Andante religioso) 作品106-3
 ワルツ (Vals) ト長調 作品59-3 (ヴァイオリンとピアノのための)
  (ヴィリ・ブルマイスター 編曲 クラッゲルード、ハドラン 編) (第1版)
 ワルツ (Vals) ホ短調 作品59-4 (ピアノ独奏のための) (アイヴィン・アルネス 編曲)
 ワルツ (Vals) ト長調 作品59-3 (ヴァイオリンとピアノのための)
  (ヴィリ・ブルマイスター 編曲 クラッゲルード、ハドラン 編) (第2版)
 アリア (Air) 作品81-1 子守歌 (Berceuse) 作品106-2
  ヘンニング・クラッゲルード (ヴァイオリン) クリスチャン・イーレ・ハドラン (ピアノ)
 [録音 20061120日-25日 旧フレードリクスター教会 (ガムレビーエン、フレドリクスター、ノルウェー)]
 [制作 クシシュトフ・ドラーブ  録音 アルネ・アクセルベルグ]
 試聴盤

◇ノルウェーの音楽史を代表する作曲家のひとりでありながらクリスチャン・シンディング Christian Sinding (1856-1941) は、第二次世界大戦後、冷遇されてきました。その大きな理由は、19404月、ノルウェーに侵攻したドイツ軍に協力する立場をとり、NS (ノルウェー・ナチ党) に入党したためだったと言われます。しかし、バリトン歌手のペール・ヴォレスタード Per Vollestad (1959-) が博士論文のために研究を行い、明らかにしたところでは、シンディングは当時、聴力をほとんど失い、アルツハイマー病に苦しみながらも、ドイツ軍の侵攻には激怒した。党申込書に署名したのもシンディング自身ではなく、シンディング名義の党費を払っていたのは帝国総督 (Reichskommisar) のヨーゼフ・テルボーフェンだったと推測されています。40年以上もドイツに住み、ドイツ音楽に親近感を抱いていたこと。オスロ王宮の一角にあるヘンリク・ヴェルゲランの家「グロッテン」の使用権を与えられるほど尊敬される芸術家だったこと。シンディングは利用されやすい立場にあったと考えられます。

 シンディングのヴァイオリン協奏曲第1番を録音 (Naxos 8.557266)、秋山和慶指揮の広島交響楽団と共演して日本初演も行ったヘンニング・クラッゲルード Hennning Kraggerud (1973-) は、シンディングの音楽の価値と魅力を認めていたひとりです。彼は、公式に認められたヴォレスタードの伝記にも勇気づけられ、ノルウェー国立図書館のオイヴィン・ヌールハイム Øyvind Nordheim の協力を得ながら、友人のピアニスト、クリスチャン・イーレ・ハドラン Christian Ihle Hadland (1983-) と一緒に、シンディングの再発見と再評価に結びつくプロジェクトをめざすことにしました。その始まりのようすをハドランが記しています。

 「冷たい、雪が降ってじめじめした200510月のある日、ヘンニングと僕は、オスロのソッリ・プラスにある国立図書館の部屋で落ち合った。これから宝探しを始めるのにぴったりの部屋だ。僕らは、重さ数百グラムの木、つまりヴァイオリンだ、そして、ヨハン・スヴェンセンが使っていた古いグランドピアノと、厚かましいくらい大量の楽譜だけを持ち込んでいた。主任ライブラリアンのオイヴィン・ヌールハイムが持ってきてくれた楽譜だ。彼はいつも僕らを手伝うことを喜んでくれるんだ。僕らは一緒に、クリスチャン・シンディングの世界に深く飛び込むことを決めていた……」 (クリスチャン・イーレ・ハドラン Naxos 8.572214-15N ブックレットから)

 こうして見つかった "宝" は、その翌秋、2枚のCDに録音されました。

 国際リリースの決まった第1集に収められたのは12曲。シンディングが再婚した妻の連れ子、モッテンが死んだ翌年の1906年に出版された《カントゥス・ドロリス》 (悲歌)、《3つの悲しい小品》 (作品106)、《4つの小品》 (作品81) と《3つの小品》 (作品89) のそれぞれ2曲、歌心をもったヴァイオリンと華やかなピアノが会話する《ロマンス ニ長調》。4手のピアノのための《6つのワルツ》からは、ドイツのヴァイオリスト、ヴィリ・ブルマイスター Willy Burmeister による編曲にクラッゲルードとハドランが手を加えたヴァイオリンとピアノのための版による《ワルツ ト長調》 (2つの版) と、アイヴィン・アルネス Eivind Alnæs (1872-1932) の編曲によるソロピアノのための《ワルツ ホ短調》。シンディング自身がオーケストレーションした版で知られる《古風な様式の組曲》は、オリジナルのヴァイオリンとピアノの版が演奏されています。甘美であったりメランコリックであったり、シンディングのロマンティシズムには、グリーグやスヴェンセンの "リリシズム" とは違った種類の魅力があります。

 フレドリクスターのガムレビーエン (旧市街) の教会で行われた録音セッションには、数々の優秀録音で高名なアルネ・アクセルベルグ Arne Akselberg がエンジニアとして参加しました。「アルネが最高」そのための費用はすべてクラッゲルードがポケットマネーで負担したといいます。このアルバムを芸術家人生の一里塚としたい彼の意気込みがうかがえます。

 クラッゲルードの弾くヴァイオリンは、クレモナの楽器、1744年製ガルネリ・デル・ジェズ (Guarneri del Gesu) です。 

Ondine ODE1146-5 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827)
 ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58 ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73 《皇帝》
  オッリ・ムストネン (ピアノ、指揮) タピオラ・シンフォニエッタ
 [録音 20093月 (第5番)、6月 タピオラホール (エスポー、フィンランド)]
 [制作 セッポ・シーララ  録音 エンノ・マエメツ]
 試聴盤

◇オッリ・ムストネン Olli Mustonen (1967-) がソロを弾き、タピオラ・シンフォニエッタを指揮するベートーヴェンのピアノ協奏曲シリーズ、最後の1枚がリリースされます。第1番・第2(ODE1099-5) につづく第3番・ニ長調 (ヴァイオリン協奏曲) (ODE1123-5) の "何かを予見するようなアプローチ" は "International Piano Magazine" 誌から「徹底して清々しく、説得力をもった」 (20089/10月号) と評されました。ムストネンのピアノの音と技巧、タピオラ・シンフォニエッタの透明感ある響きが DSD 録音により忠実にとらえられています。

Onyx ONYX4045 ヨハネス・ブラームス (1833-1897) ピアノ四重奏曲第2番 イ長調 作品26
 クラリネット三重奏曲 イ短調 作品114
  ナッシュ・アンサンブル
   マリアンネ・トゥーシェン (ヴァイオリン) ローレンス・パワー (ヴィオラ)
   ポール・ワトキンズ (チェロ) イアン・ブラウン (ピアノ) リチャード・ホスフォード (クラリネット)

Signum Classics SIGCD172
セルゲイ・ラフマニノフ (1873-1943) チェロソナタ ト短調 作品19
エドヴァルド・グリーグ (1843-1907) チェロソナタ イ短調 作品36
  ジェイミー・ウォルトン (チェロ) ダニエル・グリムウッド (ピアノ)

Simax PSC1236 nordic edition カタリヌス・エリング (1858-1942) 歌曲集
 歌曲集《ハウグトゥッサ (Haugtussa)》 作品52
  愛 (Elsk) 野うさぎ (Haren) 試練 (Prøve) すずめ (Sporven) 途方にくれて (Raadlaus)
  冬の嵐 (Vinter-Storm)
 歌曲集《ハウグトゥッサ (Haugtussa)》 作品60
  小川で (Ved Gjætle-Bekken) 愛の歌 (Elskhugssong) 不安 (Uro) ドッカ (Dokka)
  忘れることさえできれば (Den, som fekk gløyma) 仔山羊のダンス (Killingdans)
 ビョルンソンの『ある日』による3つの歌 (3 sange til Bjørnsons Én Dag) 作品53
  − 冬の歌「冬に抱かれて夏は眠る」 (Vintersang "Somren sovnet i vintrens favn")
 アルバム (Album) 作品12
  エドワード (Edward) 甘き死 (Süsser Tod) 春の誓い (Frühlingsglaube)
  流れのあるところ (Da wo der Fluss) 言ってさえくれていれば (Wollt' er nur fragen)
  私が朝起きると (Morgens steh' ich auf) 私の歌は毒されている (Vergiftet sind meine Lieder)
  船室の夜 (その1) (Nachts in der Kajüte I) 船室の夜 (その2) (Nachts in der Kajüte II)
  夜ごとの夢に (Allmächtlich in Traume) 夜はしとねに (Wenn ich auf der Lager liege)
  たそがれの夏 (Dämmernd liegt der Sommerabend) 清め (Reinigung)
  アン=ヘレン・モーン (ソプラノ) グニッラ・シュスマン (ピアノ)
 [録音 2008922日-26日 ヤール教会 (ベールム、ノルウェー)]
 [制作・録音 ショーン・ルイス]
 試聴盤

◇村の娘ヴェスレモイは、ひとりの若者と出逢い、恋をする。そして見捨てられ、悲しみのあまり、"山の精" (ハウグトゥッサ) のようになっていく。娘の心の傷みをノルウェーの自然を背景に描いたノルウェーの詩人、アルネ・ガルボルグ Arne Garborg (1851-1924) の詩集『ハウグトゥッサ』が18955月に出版されると、たちまち、ふたりの作曲家が心を奪われてしまいました。エドヴァルド・グリーグ、そしてエリングです。

 カタリニヌス・エリング Catharinus Elling (1858-1942) はオスロ生まれ。ライプツィヒとベルリンに留学し、作曲家、そして音楽理論の教師として活躍しました。ノルウェー各地をまわって彼が採譜、編曲した民謡は約1400曲にのぼり、その仕事は、リンデマンの『古いまた新しいノルウェーの山のメロディ』に匹敵する偉業とみなされています。伝統的な作曲のスタイル。シューベルト、メンデルスゾーン、シューマン、ブラームスらのロマンティックな語法にならった、2曲の交響曲、管弦楽曲、室内楽曲、約200曲の歌曲、合唱曲、ピアノ小品、オペラ《タラス・ブーリバ》などを残しました。ヴァイオリン協奏曲と弦楽四重奏曲がCD (NKFCD50021-2) で紹介されています。

 エリングと、かつて彼のベルリン留学を支援したグリーグは、ほぼ同じころ、『ハウグトゥッサ』による歌曲集の作曲に取りかかりました。それぞれのプロジェクトのことを知らないまま、グリーグは14曲を書き、うち8曲を《山の娘》 の邦題で知られる《ハウグトゥッサ》 作品67として発表、エリングの書いた12曲は作品52と作品602つの歌曲集にまとめられました。抒情を漂わせつつ劇性を高めていくグリーグの曲集、抒情的で詩的なエリングの曲集。ふたりの音楽の特徴と味わいがそのまま作品に反映しています。

 《ハウグトゥッサ》とともに歌われているのはビョルンスチェーネ・ビョルンソン Bjørstjerne Bjørnson (1832-1910) の詩による《冬の歌 (Vintersang)》と、スコットランドの伝承詩、シェイクスピア、ロバート・バーンズ Robert Burns (1759-1796)、ルートヴィヒ・ウルラント Ludwig Urland (1787-1862) とハイネの詩によるドイツ語歌曲集《アルバム》です。

 アン=ヘレン・モーン Ann-Helen Moen は、ノルウェーのモルデ生まれ。グリーグ・アカデミーと王立デンマーク・オペラ・アカデミーで学び、オラトリオと歌曲、オペラのステージに活躍しています。2005年には、アンスネス・プロジェクトの一環として行われたカーネギーホール・コンサートに出演し、アメリカ・デビューしました。彼女がエリングの曲をレパートリーに加えるきっかけとなったのは、忘れられてしまっている歌曲を探していてノルウェー国立音楽図書館で偶然出会った《ハウグトゥッサ》の《愛》でした。「黄金を掘りあてた」モーンみずからエリングの歌曲との出会いを語った一文が、アウドゥン・ユーナッセンによるプログラムノーツとともにブックレットに掲載されています (ノルウェー語、英語)。

 共演のピアニスト、グニッラ・シュスマン Gunilla Süssmann (1977-) もソロと室内楽の奏者として国際的に活躍しています。スクリャービンとラフマニノフのソナタを弾いた「Tockà (憧れ)」 (NMA4) と、ソプラノのクリンゲルボルンと共演したノルウェー音楽黄金時代の歌曲集「ロマンス (Romanser)(NMA6) が各国のメディアから賞賛されました。

Simax PSC1289 イダ・プレスティ (1924-1967) 2つのギターのための作品全集
 ハンガリー女 (La Hongroise) (1959) アビラの踊り (Danse d'Avila) (1957)
 ジタンの踊り (Danse Gitane) (1957) スペイン (Espagne) (1966) 前奏曲 (Prélude) (1958)
 母に寄せる子守歌 (Berceuse à ma mère) (1957) エチュード第1(Étude no.1) (1956)
 新しい年のワルツ (Valse de l'An nouveau) (1955) タランテッラ (Tarantelle) (1959)
 バガテル (Bagatelle) (1964) セレナード (Sérénade) (1955)
 気まぐれなエチュード (Étude fantasque) (1966)
  オリヴィエ・シャサン (ギター) スタイン=エーリク・オルセン (ギター)
 [録音 2009424日-26日 シテ・ド・ラ・ミュジーク (Cité de la musique) (パリ)]
 [制作 アルネ・アクセルベルグ、スタイン=エーリク・オルセン  録音 アルネ・アクセルベルグ]
 試聴盤

◇アレクサンドル・ラゴヤ Alexander Lagoya (1929-1999) とのデュオで知られ、フランスを代表する20世紀屈指のクラシカル・ギタリストといわれるイダ・プレスティ Ida Presti (1924-1967)。彼女が作曲した2つのギターのための作品集をフランスとノルウェーのギタリストが共演して録音しました。オリヴィエ・シャサン Olivier Chassain (1957-) はパリ生まれ、アレクサンドル・ラゴヤのクラスで最優秀の成績を収めたギタリストです。スタイン=エーリク・オルセン Stein-Erik Olsen はベルゲンとオスロで学んだ後、ラゴヤの下で大学院課程の研究をつづけました。プレスティの超絶技巧を反映し、このアルバムにも高度のテクニックを求められる曲が多く含まれています。シャサンとオルセンが弾いているのはロベール・ブシェ Robert Bouchet (1898-1986)1958年と1959年に製作した楽器です。ボディにブラジリアン・ローズウッド (紫檀)、サウンドボードにトウヒ、ネックにマホガニー、フィンガーボードにエボニー (黒檀) が使われています。

 

リリース情報 − Jazz

Gemini Records GMOJCD95012/13 Oslo Jazz Circle 2CD's
ビャルネ・ネーレム − The big band sessions
 Crazy Rhythm Cherokee At Sundown That Old Magic Flying Pieces Velvet gloves
 Make Believe Lover Man 他
  ビャルネ・ネーレム (テナーサックス) ハリー・アーノルド・アンド・ヒズ・スウェーデン放送スタジオオーケストラ
 [録音 1956年-1965年]

◇ノルウェーのサクソフォーン奏者、ビャルネ・アルヌルヴ・ネーレム Bjarne Arnulf Nerem (1923-1991)。母国とスウェーデンで活躍し、北欧ジャズの歴史に足跡を残した彼の音楽をアーカイヴ音源によりしのぶ、"The small band sessions" (GMOJCD95014/15) とペアになるアルバム。

Phono Suecia PSCD185 Grains − アン=ソフィ・セーデルクヴィスト (1956-) の音楽
 Grains Pisagua Shorters Quarters Du ska tacka (君は感謝するだろう)
 Var är du nu? (君は今どこに) Elements
  レーナ・スヴァンベリ (ヴォーカル) ホーカン・ブルーストレム (アルトサックス)
  カール=マッティン・アルムクヴィスト (テナーサックス) マッツ・ガルベリ (テナーサックス)
  ダン・ユーハンソン (フリューゲルホルン) アン=ソフィ・セーデルクヴィスト (フリューゲルホルン)
  ユーハン・サクリソン (ピアノ) ノルボッテン・ビッグバンド
  ティム・ヘイガンズ (リーダー、トランペット)
 [録音 20071213日 文化の家小ホール (ルレオー、スウェーデン) (ライヴ)]
 [制作 ラーシュ=ヨーラン・ユーランデル  録音 ブー・アンデシェーン]
 試聴盤

◇作曲家、アレンジャー、トランペットとフリューゲルホルンの奏者、音楽教師。ジャズ音楽を活動の中心とするアン=ソフィ・セーデルクヴィスト Ann-Sofi Södersqvist (1956-) のポートレートアルバム。「Inside my heart/I hear the caged bird singin'/A silent word/A wisp of hidden beauty... (私の心の中 かごに閉じこめられた鳥が歌っているのが聞こえる 沈黙する言葉 隠れた美の小さな束)」未知の世界に慰めとなるものを探し求めるセーデルクヴィスト自身の書いた詩による、3つの部分からなる《Grains (砂粒)》 にアルバムタイトルを求めています。"Double Door" (Prophone PCD089) が人気のテナーサックス奏者、カール=マッティン・アルムクヴィスト Karl-Martin Almqvist を初めとするミュージシャンたちも参加。アメリカのトランペッターで作曲家、ティム・ヘイガンズ Tim Hagans (1954-) がリーダーを務めるノルボッテン・ビッグバンド Norbotten Big Band のコンサートをスウェーデン放送 (SR) のチームがライヴ録音。プロダクションも担当しました。

Stunt Records STUCD09072 リーネ・クルーセ − Dream
 Penguin Parade Dream My House Line's Lines Versailles Milonga Surprise
 Mozart's Moment Warm Waves (Dance of the Cephalopods) Piensa en mi
 Piensa en mi (Radio edit)
  リーネ・クルーセ (ヴァイオリン、キーボード) ニコラ・アンドリオーリ (ピアノ) アイラ・コールマン (ベース)
  フランシス・アルノー (ドラムズ) ヴェロニカ・シルヴァ (ヴォーカル) パオロ・ルッソ (バンドネオン) 他

◇アフロ・キューバ系、ブラジル系のダンスミュージック、クラブミュージック、ジャズ。ジャンルを超えた音楽が楽しそうなアルバム。A・ララ作曲の "Piensa en mi" をのぞき、リーネ・クルーセ Line Kruse の作曲、編曲。

Stunt Records STUCD09082 カトリーネ・マセン − Simple Life
 Simple Life Under a Gray Dusty Morning Sun Turbulent Time of Life Eden
 Wide Open Skay Green I've Grown Accustomed to His Face Forecast
 Home of the Wayfaring
  カトリーネ・マセン (ヴォーカル) ヨアシム・ミルデル (サクソフォーン) ヘンリク・ゴネ・ペーザセン (ピアノ)
  イェスパー・ボーディルセン (ベース) ヨーナス・ヨハンセン (ドラムズ) モーテン・ロン (パーカッション)
  オーレ・キブスゴー (ギター) ヨーテボリ交響楽団弦楽セクション
 [録音 20081215日-17日、2009217日 ニレント・スタジオ (ヨーテボリ、スウェーデン)]
 [制作 イェスパー・ボーディルセン、カトリーヌ・マセン]

◇カトリーネ・マセン Katrine Madsen のオリジナル曲がメイン。《マイ・フェア・レディ》の "I've Grown Accustomed to His Face" はどんな歌になっているんだろ? スウェーデンのサックス奏者、ヨアシム・ミルデル Joakim Milder がストリンズの編曲を担当しています。ピアノのヘンリク・ゴネ・ペーザセン Henrik Gunde Pedersen をはじめとするデンマークのミュージシャンと、スウェーデンのミュージシャンによるヨーテボリでのセッション録音。

Stunt Records STUCD09102 アナス・クリステンセン・トリオ − Dear Someone
 Dear Someone Split Decision Arabesque Conception Spend All the Money
 Once around the Park Stompin at the Savoy  The Wedding I'll Be Seeing You Little One
  アナス・クリステンセン・トリオ  アナス・クリステンセン (ベース) アーロン・パークス (ピアノ)
   ポール・モチアン (ドラムズ)

◇ジョージ・シアリング、エドガー・サンプソンらのスタンダードナンバー、アナス・クリステンセン Anders Chirstensen とポール・モチアン Paul Motian のオリジナル曲のプログラム。

 

リリース情報 − Blues, Folk, Pop & World Music

KMH Förlaget KMH-CD19 ノルディック (Nordic)Metropol
 Variación Andina Skatan (かささぎ) Begåvningsmarschen Barriären (柵) The breakdown
 Av längtan av glädje Vigselregn Balsamvals (香油のワルツ) Ditte i Finnskogen
 Sigrid och småfolket (シーグリードと小人) Metropolitan Efter dig (君のあとを)
  ノルディック
   アンデシュ・ローヴベリ (チェロ) マグヌス・セッテルルンド (マンドリン)
   エーリク・リュドヴァール (ニッケルハルパ)
  ゲストミュージシャン  ママドゥ・セーネ (ヴォーカル) フィリップ・イェーシュ (口琴)

◇スウェーデン王立音楽大学の学生が2004年に結成したフォークグループ、ノルディック Nordic のデビューアルバム。


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© Nordic Sound Hiroshima

CD Artwork © Alba, Ondine (Finland), Aliud (The Netherlands), BIS, KMH Förlaget, STIM (Sweden), Danacord, Sundance Music (Denmark), Gemini Records, Lindberg Lyd, Simax/Grappa (Norway), Guild, hyperion (UK), Naxos Rights International