Newsletter No.132   15 December 2009

 

リリース情報 − Classical & Contemporary

2L 2L61SACD SACD hybrid (5.0 surround/stereo) 拝謁 (Audiens)
エリック・ウィテカー (1970-)
 Leonardo Dreams of His Flying Machine (レオナルドは飛行機を作る夢を見る)
トルビョルン・デュールード (1974-)
 もうじき彼女はバラ園で友に口づけをする (Snart kysser hun sin venn i rosenhagen)
ビョルン・モッテン・クリストフェシェン (1976-) A Just-finishing Candle (燃え尽きようとするろうそく)
モーテン・ローリドセン (1943-) あなたのことを切実に思うと (Se Per Havervi, Oime)
ビョルン・モッテン・クリストフェシェン (1976-)
 拝謁−教皇というものは実際いつも楽なものでもない (Audiens − det er ikke alltid like lett a våre pæve)
  (六声のヴォーカルアンサンブルと混声合唱のための)
ビョルン・モッテン・クリストフェシェン (1976-) この家の主は (Etablisementets vært)
エリック・ウィテカー (1970-) Water Night (水の夜)
カーリン・レーンクヴィスト (1958-) 牧場のむこうに行きさえすれば (Bar du går över markerna)
ビョルン・モッテン・クリストフェシェン (1976-) 再生 (Gjenfødelsen) (混声合唱とヴィオラのための)
  スコラ・カントールム トゥーネ・ビアンカ・ダール (指揮) ノルディック・ヴォイセズ
  アーレ・サンバッケン (ヴィオラ)
 [録音 20086月、10月、20091月 リス教会 (オスロ、ノルウェー)]
 [制作 モッテン・リンドベルグ、ヴォルフガング・プラッゲ  録音 ハンス・ペーテル・ロランジュ]
 試聴盤

◇「白夜の音楽とは何だろう……音の新しい世界へ……」作曲家、指揮者のクヌート・ニューステット Kunt Nystedt (1915-)1964年、オスロ大学音楽学部に創設し、常に時代の先端を行く音楽を探ってきた室内合唱団スコラ・カントールム Schola Cantorum がノルウェー、北欧とアメリカの世俗合唱曲をプログラムとするアルバムを録音しました。指揮者のトゥーネ・ビアンカ・ダール Tone Bianca Dahl は、ノルウェー音楽アカデミーで合唱指揮法の准教授を務め、2002年からスコラ・カントールムを指揮しています。

 このアルバムで4つの作品が歌われるビョルン・モッテン・クリストフェシェン Bjørn Morten Christophersen (1976-) はスコラ・カントールムのメンバーです。作曲家としても活躍、ノルウェー放送 (NRK) のシリーズ『Kodenavn Hunter (コードネームはハンター)』をはじめとするテレビと映画のための音楽を多数作曲してきました。アルバムタイトルになった《拝謁−教皇というものは実際いつも楽なものではない》は、ノルウェーの作家、詩人、グルー・ダーレ Gro Dahle (1962-) の詩による小曲集。スコラ・カントールムと六声のヴォーカルアンサンブル、ノルディック・ヴォイセズ Nordic Voices を念頭に置いて作曲されました。《A Just-finishing Candle (燃え尽きようとするろうそく)》は、ペルシャ語文学史上最大の神秘主義詩人とされるジェラールッディーン・ルーミー Jelaluddin Rumi (1207-1273) の詩を、《この家の主は》と《再生》は画家エドヴァルド・ムンク Edvard Munch (1863-1944) の書いた詩をそれぞれテクストにしています。 《再生》のヴィオラは、オスロ・フィルハーモニック管弦楽団の奏者でオスロ弦楽四重奏団のメンバーでもあるアーレ・サンバッケン Are Sandbakken (1967-) が担当しました。

 最後の審判の予言者は逢い引きに向かう娘の姿を見て……。抒情詩人、インゲル・ハーゲルプ Inger Hagerup (1905-1985) の詩『もうじき彼女はバラ園で友に口づけをする』はノルウェーのトルビョルン・デュールード Torbjørn Dyrud (1974-) の手で、そして、ブー・ベリマン Bo Bergman (1869-1967) の詩『牧場を越えて行きさえすれば』はスウェーデンのカーリン・レーンクヴィスト Karin Rehnqvist (1958-) の手で、ともに素敵な小品に創られました。

 アメリカの作曲家ふたり、エリック・ウィテカー Eric Whitacre (1970-) とモーテン・ローリドセン (ローリゼン) Morten Lauridsen (1943-) は、このところ日本でも人気が高まってきました。ウィテカーは2曲。彼の友人チャールズ・アンソニー・シルヴェストリ Charles Anthony Silvestri (1965-) がレオナルド・ダ・ヴィンチのノートに残る文章を交え、レオナルドの空を飛ぶ夢を3節の詩にまとめた《Leonardo Dreams of His Flying Machine》と、ウィテカーの名が国際的に知られるきっかけとなった《Water Night》。《おお、大いなる神秘 (O Magnum Mysterium)(2L26SACD) で親しまれているローリドセンの曲は、初期の曲集《マドリガル集:イタリア・ルネサンスの詩による6つの『火の歌』 (Madrigali: Six 'Fire Songs' on Italian Renaissance Poems)》からモンテヴェルディの《マドリガル曲集第1巻》にテクストを求めた《あなたのことを切実に思うと (Se Per Havervi, Oime)》が選ばれました。

 アルバムの録音セッションはオスロのリス教会で行われました。作曲家のプラッゲ Wolfgang Plagge (1960-) もプロデュースに参加。"ドキュメンタリー" ではなく "リアリズム" をめざした録音に2Lスタッフの見識とセンスが示されます。

Alba ABCD274 フィンランドの音楽 (Musica Fennica)
ロベルト・カヤヌス (1856-1933) Suite ancienne (古風な組曲) ヘ長調 (1931)
 子守歌 (Berceuse) (1907) (親のない子の子守歌) *
ラウリ・サイッコラ (1906-1995) トリパルティータ (Tripartita) (1984) *
 弦楽のための音楽 (Musica per archi) (1950)
アルマス・ラウニス (1884-1959)
 Suite nordique pour violon et cordes (ヴァイオリンと弦楽のための北欧組曲) (1949 rev.1955) *
  ミケル市管弦楽団 (聖ミカエル弦楽オーケストラ) エルッキ・パロラ (リーダー) * 初録音

◇シベリウスの友人、フィンランドをテーマとする作品を書きながら、もっぱら指揮者として知られたロベルト・カヤヌス Robert Kajanus (1856-1933)。ネオクラシカルな要素とナショナル・ロマンティシズムのスタイルを融合させ、10曲の交響曲を残したラウリ・サイッコラ Lauri Saikkola (1906-1995)8つのオペラを作曲したものの《七人の兄弟》 (1913) と《クッレルヴォ》 (1917)2作品だけが存命中に上演され、2004年にヘルシンキでコンサート形式で上演された《アスラク・ヘッタ》 (1922-30) (Ondine ODE1050-2D) によって再評価の動きがみられるアルマス・ラウニス Armas Launis (1884-1959)。フィンランド音楽史に名を残しながら顧みられることの少なかった作曲家たちの作品をミケル市管弦楽団 (聖ミカエル弦楽オーケストラ) St. Michel Strings が録音しました。3曲が初録音です。

Alba ABCD280 機械仕掛けのナイチンゲール (LeikkikaluSatakieli)
ラウリ・プラッカ (編) 導入のメドレー (Sisaantulosikerma)
伝承曲 (ラウリ・プラッカ 編曲) 蜘蛛 (Hamahakki) ピーポラのおじいちゃん (Piippolan vaari)
 モニカおばちゃん (Tati Monika)
レオポルト・モーツァルト (1719-1787) おもちゃの交響曲 (Leikkikalusinfonia)
ラウリ・プラッカ (編) 小さくてかわいいメドレー (Pienet sievat)
カイ・シュデニウス (1939-) (ラウリ・プラッカ 編曲) マグダレーナ (Magdaleena)
ヤン・ユーハンソン (ラウリ・プラッカ 編曲) 長靴下のピッピ (Peppi Pitkatossu)
クロード・ドビュッシー (1862-1918)
 子供の領分 − 小さな羊飼い (Pieni paimen) ゴリウォグのケークウォーク (Rasynuken tanssi)
ペッカ・ヤルカネン (1945-) 音楽物語《ナイチンゲール (Satakieli)》 (HC・アンデルセンによる)
  オストロボスニア室内管弦楽団 ラウリ・プラッカ (指揮) シニッカ・ソッカ (ヴォーカル、語り)
 [録音 2008514日-16日 民俗芸術センター (カウスティネン、フィンランド)]
 [制作 ラウラ・ヘイキンヘイモ  録音 エンノ・マエメツ] [朗読 フィンランド語 (対訳なし)]
 試聴盤

◇今日の音楽から古典時代の音楽まで数多くの録音で知られ、2008年まで音楽監督を務めた創立者のユハ・カンガスとともに日本ツアーも行ったオストロボスニア室内管弦楽団が、子供たちのためのアルバムを録音しました。どこかで耳にしたことのあるメロディを指揮者のラウリ・プラッカ Lauri Pulakka が編曲した導入のメドレーに始まり、《おもちゃの交響曲》、ドビュッシーの《子供の領分》からの2曲、そしてメインプログラムがHC・アンデルセンを題材にペッカ・ヤルカネン Pekka Jalkanen が作曲した音楽物語《ナイチンゲール》です。中国の皇帝と森のナイチンゲールの話をフィンランドの女優シニッカ・ソッカ Sinikka Sokka (1948-) が音楽とともに、やさしく語って聞かせます。

Alba ABCD288 束の間の気分 (Transient Mood) − ペール・ヘンリク・ノルドグレン (1944-2008)
 交響曲第7番 作品124 (2003) Summer Music (夏の音楽) 作品34 (1977)
 交響曲第8番 作品140 (2006)
  トゥルク・フィルハーモニック管弦楽団 ユハ・カンガス (指揮)

◇《天空の光》 (Alba ABCD269) に次ぐペール・ヘンリク・ノルドグレン Pehr Henrik Nordgren (1944-2008)。トゥルク・フィルハーモニックの委嘱により作曲、ユハ・カンガス Juha Kangas (1945-) に献呈した交響曲第7番。20051111日に60歳を迎えたカンガスに捧げた交響曲第8番。中央オストロボスニア音楽学校の委嘱による1976年の《ペリマンニの肖像》 (ABCD205) 以来つづいたノルドグレンとカンガスと友情の証しともいえる2作です。「ふしぎな、束の間の気分にみちた最後の2つの交響曲。第7番がこれまでの人生を遠く振り返る一方、第8番には境界を越えて彼岸を見据えるかのような時が二度ほどある」 (カレヴィ・アホ)。ノルドグレンは、シベリウス、あるいは、ノルドグレンが学んだコッコネンの "交響的思考" に倣わず、表現と叙述の論理に基づいて形式を決めています。彼の音楽のひとつの性格でしょう。《Summer Music (夏の音楽)》は、オストロボスニア室内管弦楽団の本拠地、カウスティネンの民俗音楽フェスティヴァル委嘱作です。

Alba ABCD290 エジプトの女 (L'Egyptienne)
ジャン=フィリップ・ラモー (1683-1764)
 クラヴサン曲集 (Pièces de Claveçin) (1724) (第3組曲) − ミューズたちの対話 (L'entreitien des muses)
 新クラヴサン曲集 (Nouvelles suites de Pièces de Claveçin) (c.1728) (第4組曲)
  アルマンド (Allemande) クラント (Courante) サラバンド (Sarabande) 三つの手 (Les trois mains)
  ファンファリネット (Fanfarinette) 勝ち誇った女 (La triomphante)
  ガヴォットの変奏 (Doubles de la gavotte)
 新クラヴサン曲集 (Nouvelles suites de Pièces de Claveçin) (c.1728) (第5組曲)
  トリコテ (Les tricotets) 2つのメヌエット (Menuets) 雌鳥 (La Poule) 三連音 (Les triolets)
  未開人 (Les sauvages) エンハーモニック (L'enharmonique) エジプトの女 (L'Egyptienne)
ジャン=アンリ・ダングルベール (1635-1691)

 フェートンのシャコンヌ、またはエジプト人、エチオピア人とインド人の一団の踊り
  (Chaconne de Phaeton, où dance une troupe d'Egyptiens, Ethiopiens et Indiens)
  アッシ・カルットゥネン (ハープシコード)

◇アッシ・カルットゥネン Assi Karttunen はシベリウス・アカデミーの出身。彼女は、コンチェルト・コペンハーゲン (CoCo) のリーダーとして来日したラース・ウルリク・モーテンセンと、フランスのピエール・アンタイにもハープシコードを学び、1995年から1996年にかけてヨーロッパ連合バロック管弦楽団にハープシコードとオルガンの奏者として参加しました。グッドマン指揮によるJ・S・バッハの《マルコ受難曲》は、そのころの録音です。ラモーの《新クラヴサン曲集》の2つの組曲をメインにすえたアルバムは、フローベルガーのハープシコード作品集 (ABCD196) に次ぐ Alba のセカンドアルバムです。

Arco Diva (Czech) UP0091-2 グリーグ、ドヴォジャーク:男声合唱作品集
エドヴァルド・グリーグ (1843-1907)
 男声合唱のためのアルバム (Album for mandssang) 作品30
  寝過ごしてしまった (Jeg lagde mig så sildig) 子供の歌 (Barnlåt) 小さなトーラ (Torø liti)
  クヴォーリングのハリング (Kvålings Halling) この世で一番愚かなこと (Dæ æ den storste Dårleheit)
  スプリングダンス「夜になって出かけると」 (Springdans "Går e ut ein kveld") 若者オーレ (Han Ole)
  ハリング (Halling) もっとも美しい女 (ひと) (Dejligste blandt Kvinder)
  大きな白い群 (Den store, hvide Flok) ならず者 (Fantegutten) ロットナムのクヌート (Røtnams Knut!)
アントニーン・ドヴォジャーク (1841-1904)
 スラヴ民謡の花束 作品43 B76 (男声合唱とピアノのための)
  − 悲しみ 不思議な水 木立の中の少女
 リトアニア民謡の歌詞による5つの男声合唱曲 作品27 B87
  かげ口 ポメラニアの人々 愛の契り いなくなった子羊 宴
  Q VOX
   ペトル・イリーチェク (テノール) トマーシュ・バドゥラ (テノール、バリトン)
   トマーシュ・クレイチー (バリトン、芸術監督) アレシュ・プロハーツカ (バス)
  トマーシュ・クラール (バリトン) ヤルミラ・ムラジーコヴァー・チェシュコヴァー (ピアノ)
  ヘレナ・フィアロヴァー (ピアノ) ルボミール・マートル (監修)
 [録音 チェコ放送ブルノ支局]

Aurora ACD5017 SACD hybrid (5.0 surround/stereo)
 Dew Sparrows Breath (露、すずめ、呼吸) − スヴェン・リーデル・カーシュ (1959-) 作品集
 Wie eine Blume, von der ich den Namen nicht weis (花のように、その花の名を私は知らない) (チェロ独奏のための)
  アントン・ルコセヴィーツェ (チェロ)
 Und fernhin, ehe es alles geschieht (アンサンブルのための)
 In Nomine, -selbst den eigenen Namen wegzulassen (アンサンブルのための)
  アンサンブル・ルシェルシュ
 Umile e tardo (控えめで内気な) (1999) (ヴァイオリンとダブルベースのための5つの楽章)
  − D'abbracciar l'ombre (影を抱きしめて) Ch'ogne lingua deven tremando muta (舌は震え黙さずにはおれない)
  デュオ・スロート・ライネッケ  ヘルゲ・スロート (ヴァイオリン) フランク・ライネッケ (ダブルベース)
 Wir nur ziehen allem vorbei, wie ein luftiger Auftausch (アンサンブルのための)
  アンサンブル・エルンスト トマス・リームル (指揮)
 Ici: Iannis Xenakis in memoriam (ここ:ヤニス・クセナキス追悼) (2002) (ピアノのための)
  ディミトリ・ヴァシラキス (ピアノ)
 Mais tre désirs ont la couleur du vent (だが、あなたの憧れには風の色が) (2つのチェロのための)
  ピエール・ストローク (チェロ) アントン・ルコセヴィーツェ (チェロ)
 Sparrows (すずめ) (ソプラノ、クラリネット、ギターと打楽器のための)
  アサミシマサ  ヤンネ・ベルグルン (ソプラノ) ロルフ・ボルク (クラリネット)
   アネシュ・フォリスダール (ギター) ホーコン・ステーネ (打楽器)
 [録音 20051217日 パリ高等音楽院、200826日-8SWR 実験スタジオ (フライブルク)、
  124日-5日 モーリス・ラヴェル音楽院 (ルヴァロワ=ペレ)、
  12
21日-22日、916日 レインボースタジオ (オスロ)]
 [制作・録音 クリストフ・マゼラ、マイケル・シルバーホーン]
 試聴盤

◇ノルウェーのベルゲン生まれ、スヴェン・リーデル・カーシュ Sven Lyder Kahrs (1959-) のポートレートアルバム。カーシュは、フィン・モッテンセン、コルビョルン・オフスタ、ブライアン・ファーニホウ、エマニュエル・ヌネスに作曲を学び、パリの IRCAMLa Fondation Royaumont のアドヴァンストコースで研究をつづけた後、器楽のための音楽を中心に作品を発表してきました。彼の作品は、アンサンブル・ルシェルシュ ensemble recherche やアンサンブル・エルンスト Ensemble Ernst をはじめとする現代音楽のグループとミュージシャンがチューリッヒの Tage für neue Musik (新しい音楽の日)、ロンドンの Cutting Edge London、ドナウエッシンゲン・フェスティヴァルなどで演奏、アルディッティ四重奏団がオスロのウルティマ・フェスティヴァルで初演した弦楽四重奏曲《Ein Hauch um nichts(Aurora ACD5035)2001年エドヴァルド・グリーグ賞を受賞しました。カーシュは、詩や哲学や視覚芸術からインスピレーションを受け、曲名の多くにリルケ、エルアール、ヘルダーリン、ダンテ、ペトラルカらの詩が引用されます。"はかないもの (forgjengelige/transience)"。彼の音楽のキーワードのひとつです。

BIS SACD1517 SACD hybrid (Multichannel/stereo)
グレアム・フィトキン (1963-) ピアノのための作品集
 Circuit (2台のピアノと管弦楽のための) T1 (2台のピアノのための) T2 (2台のピアノのための)
 White (2台のピアノのための) Relent (ピアノ独奏のための) Carnal (ピアノ独奏のための)
 From Yellow to Yellow (ピアノ独奏のための) Furniture (ピアノ独奏のための)
  小川典子 (ピアノ) キャスリン・ストット (ピアノ) 東京交響楽団 大友直人 (指揮)
 [録音 20079月 ミューザ川崎]

BIS SACD1604 SACD hybrid (Multichannel/stereo)
フェリクス・メンデルスゾーン (1809-1847) 交響曲集 第3
 交響曲第3番 イ短調 作品56 《スコットランド (Scottish)
 交響曲第5番 ニ短調 作品107 《宗教改革 (Reformation)
  ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽楽団 アンドルー・リットン (指揮)

BIS CD1615 GF・ヘンデル (1685-1759) 9つのドイツ語のアリア HWV202-210
 トリオソナタ ヘ長調 HWV392 グローリア
  エマ・カークビー (ソプラノ) ロンドン・バロック

BIS SACD1645 SACD hybrid (5.0 surround/stereo)  The Sound of Sibelius
ジャン・シベリウス (1865-1957) 《カレリア (Karelia)》組曲 作品11 [CD918]
 音詩《森の精 (Skogsrået)》 作品15 [CD815]
 交響詩《トゥオネラの白鳥 (Tuonelan joutsen)》 作品22-2
 交響詩《レンミンカイネンの帰郷 (Lemminkäinen palaa kotitienoille)》 作品22-4
 春の歌 (Kevätlaulu) 作品16 [CD1125] 悲しいワルツ (Valse triste) 作品44-1 [CD1912/14]
 鶴のいる風景 (Kurkikohtaus) 作品44-2 [CD1912/14]
 音詩《フィンランディア (Finlandia)》 作品26
  ラハティ交響楽団 オスモ・ヴァンスカ (指揮)

◇シベリウス・エディションにステレオ録音が収録された演奏の 5.0 surround 版に《トゥオネラの白鳥》、《レンミンカイネンの帰郷》、《フィンランディア》の未発表録音を加え、BIS のスタッフが捉えたラハティ交響楽団とオスモ・ヴァンスカのシベリウスの "音" に注目する。

BIS CD1743 イサーク・アルベニス (1860-1909) ピアノ作品全集 第6
 スペイン・ラプソディ (作曲者自身によるオリジナル管弦楽版)
 ピアノ協奏曲第1番《幻想協奏曲》 ナバーラ (ピラール・パヨーナ補筆完成版)
 古典組曲第3番 アスレホス (グラナドス補筆完成版) ピアノソナタ第5
  ミゲル・バセルガ (ピアノ) テネーリフェ交響楽団 リュー・チャー (指揮)

BIS SACD1811 SACD hybrid (Multichannel/hybrid)
ヨーゼフ・ハイドン (1732-1809) エステルハージ宮廷のアリア集
 運命に見放された哀れな女 (チマローザのオペラ《二人のにせ伯爵》のための)
 泣かずにはいられずに あなたはご存じで (アルフォッシのオペラ《偽装結婚》のための)
 ひとり物思いに沈み よく言われるように (サリエリのオペラ《嫉妬学校》のための)
 結婚しようと思ったら (ガスマンのオペラ《職人の恋》のための)
 お前が私を蔑むなら (サルティのオペラ《偽相続人》のための)
 わが美しき人よ、帰ってきておくれ 美しい瞳が (オペラ《月の世界》のための)
 ああ、君にはわからない (トラエッタのオペラ《タウロイのイフゲネイア》のための)
 パスティッチョオペラ《キルケー》の3篇
  ミア・ペーション (ソプラノ) ベルナール・リヒター (テノール) カースティン・チャベス (メッツォソプラノ)
  イヴァン・パレイ (バリトン) マンフレート・へム (バス) クリストフ・ゲンツ (テノール)
  ハイドン・シンフォニエッタ・ウィーン マンフレート・フス (指揮)

C Major 70 0708 2DVD-videos/70 0804 Blu-ray Disc リヒャルト・ワーグナー (1813-1883)
 楽劇《ヴァルキューレ (Die Walküre)
  ペーター・ザイフェルト (テノール、ジークムント) ペトラ・マリア・シュニッツァー (ソプラノ、ジークリンデ)
  マッティ・サルミネン (バス、フンディング) ユハ・ウーシタロ (バリトン、ヴォータン)
  ジェニファー・ウィルソン (ソプラノ、ブリュンヒルデ) アンナ・ラーション (メッツォソプラノ、フリッカ)
  ベルナデッテ・フライツ (ソプラノ、ゲルヒルデ) ヘレン・ヒューズ・ロルストン (ソプラノ、オルトリンデ)
  ピラール・バスケス (メッツォソプラノ、ヴァルトラウテ) クリスタ・マイヤー (メッツォソプラノ、シュヴェルライテ)
  エウジェニア・ベタンクール (メッツォソプラノ、ヘルムヴィーゲ)
  ハイケ・クレツィンガー (メッツォソプラノ、ジークルーネ) マヌエラ・ブレス (メッツォソプラノ、グリムゲルデ)
  ハンナ・エスター・ミヌティッロ (メッツォソプラノ、ロスヴァイゼ)
  バレンシア州立管弦楽団 ズービン・メータ (指揮)
 [演出 カルルス・パドリッサ] [録画 20074月、5月 芸術館 (バレンシア、スペイン)]
 [DVD NTSC 16:9 All region PCM stereo (Blu-ray: 7.1 surround/PCM stereo/DD 5.1)
  
ドイツ語 (ドイツ語、英語、フランス語、スペイン語字幕) 収録時間 245分+27(Making)]

◇スペイン、バレンシアの芸術館とイタリアのフィレンツェ市立オペラの共同制作による《ニーベルングの指輪》の《ラインの黄金》 (70 0508/70 0604 BluRay) に続く第2作。ブリュンヒルデを歌うジェニファー・ウィルソン Jennifer Wilson はアメリカのソプラノです。

Chaconne CHAN0766 ブクステフーデ、ディズリク (ディートリヒ) (c.1637-1707) 7つのソナタ 作品1
 ソナタ ヘ長調 BuxWV252 ソナタ ト長調 BuxWV253 ソナタ イ短調 BuxWV254
 ソナタ 変ロ長調 BuxWV255 ソナタ ハ長調 BuxWV256 ソナタ ニ短調 BuxWV257
 ソナタ ホ短調 BuxWV258
  パーセル四重奏団

cpo 777 348-2 ゲルハルド・シェルレルプ (1859-1933) 交響的ドラマ《ブラン (Brand)
 交響曲第2番《ノルウェーへ (To Norway)(1924)
  トロンハイム交響楽団 アイヴィン・オードラン (指揮)
 試聴盤

◇ゲルハルド・シェルレルプ Gerhard Schelderup (1859-1933) はノルウェー南端の都市クリスチャンサンに生まれました。1878年パリに留学、オギュスト・フランショームにチェロ、オギュスタン・サヴァールに音楽理論、ジュール・マスネに作曲法を学びます。ワーグナーの管弦楽法と革新的な音楽劇のアイデアに衝撃を受けたシェルレルプは実際の舞台に接するためドイツを訪れ、以後、オペラをはじめとする舞台のための音楽が創作活動の中心になっていきます。劇場音楽の他にシェルレルプは2つの交響曲を含む管弦楽作品、室内楽作品、歌曲集などを残しました。彼は、長い海外生活にもかかわらず、祖国の作曲家たちが創作活動に専念できる環境を整えることに心を砕き、1917年にはノルウェー作曲家協会を共同で設立。初代会長に就任しました。交響曲第2番は、《海 (Havet)》《春 (Vaar)》《高原 (Fjellvidden)》《いちばん高い峰をめざして (Op mot de høieste tinder)》 の4楽章から構成されています。交響的ドラマ《ブラン》は、イプセンの劇『ブラン』に基づく9つの部分に分かれた作品です。

cpo 777 429-2 アトリ・ヘイミル・スヴェインソン (1938-) ピアノ三重奏曲集
 ピアノ三重奏曲第1番 ピアノ三重奏曲第2番 ピアノ三重奏曲第3
  ヒューペリオン三重奏団 (ハイペリオン三重奏団)
   ハーゲン・シュヴァルツロック (ピアノ) オリヴァー・キップ (ヴァイオリン) カタリーナ・トレー (チェロ)

◇ドイツのアンサンブル、ヒューペリオン三重奏団 (ハイペリオン三重奏団) Hyperion-Trio1999年の創設。2001年に国際ヨハネス・ブラームス室内楽コンペティションの第1位を獲得しました。2007年春にはアイスランドに招待されアトリ・ヘイミル・スヴェインソン Atli Heimir Sveinsson (1938-) のピアノ三重奏曲第2番を初演しています。

Danacord DACOCD673-674 2CDR's Scandinavian Classics Vol.2
フレゼリク (フリートリヒ)・クーラウ (1786-1832)
 劇付随音楽《妖精の丘 (Elverhøj)》 作品100 (抜粋・11曲)
  [録音 1946年] [Polyphon Z60123-5]
ニルス・W・ゲーゼ (1817-1890)
 演奏会序曲《オシアンの余韻 (Efterklang af Ossian)》 作品1 *
  [録音 1950年] [HMV Z343-4]
 ノヴェレッテ (Noveletter) 作品53 (弦楽オーケストラのための)
  [録音 1948年] [Polyphon HM80045-6]
 バレエ《ナポリ (Napoli)(1842) − 青の洞窟で (I den blaa Grotte) *
  [録音 1950年] [HMV Z344]
JPE・ハートマン (1805-1900)
 オペラ《小さなキアステン (Liden Kirsten)》 作品44 − 序曲
  [録音 1946年] [Polyphon Z60126]
 ベアテル・トーヴァルセンのための葬送行進曲 (Sørgemarch for Bertel Thorvaldsen) (1844) *
  [録音 1947年] [HMV Z294]
CFE・ホーネマン (1840-1906)
 おとぎ話序曲《アラディン (Aladdin)(1863)
 
 [録音 1942年] [Polyphon HM58187]
 グア組曲 (グレ組曲) (Gurre-Suite) (ドラクマンの劇への付随音音楽から)
  [録音 1948年] [Polyphon HM80047-8]
PE・ランゲ=ミュラー (1850-1926)
 劇付随音楽《ルネッサンス (Renaissance)》 作品59 − 前奏曲
  [録音 1946年] [Polyphon HM80010]
カール・ニルセン (1865-1931)
 オペラ《仮面舞踏会 (Maskerade)FS39 − 序曲 第2幕前奏曲 若い雄鶏たちの踊り (Hanedans) *
  [録音 1946年、1950年、1951年] [Polyphon HM80010, HMV Z7022, DB20156]
ポウル・シアベク (1888-1949) Fête galante (華やかなる宴) 作品25 − 序曲 *
  [録音 1950年] [Tono X25167]
ペーザー・グラム (1881-1956) Poème lyrique (抒情詩) 作品9
  [録音 1946年] [Polyphon HM80050]
スヴェン・S・シュルツ (1913-1998)
 弦楽のためのセレナード (Strygerserenade) (1940)
 
 [録音 1952年] [Decca LX3101]
  デンマーク国立放送交響楽団 (コペンハーゲン放送交響楽団) エーリク・トゥクセン (指揮)
  ラウニ・グレンダール (指揮) * デンマーク放送ウィンドアンサンブル (CD1:19)
  パレ・アルスフェルト (オルガン) (CD1:19)
 [録音 デンマーク放送コンサートホール、ステアカセン (CD2:1) (mono)]
 [制作 リンドン・ジェンキンズ、クラウス・ビリト  復刻:クラウス・ビリト]
 試聴盤

"Thomas Jensen conducts Scandinavian Classics" (DACOCD523-424) に次ぐリリース。フリッツ・ブッシュやニコライ・マルコがデンマーク国立放送交響楽団の指揮者を務めた時代、トマス・イェンセン (1898-1963) とともにデンマークの音楽を積極的に紹介したエーリク・トゥクセン Erik Tuxen (1902-1957) とラウニ・グレンダール Launy Grøndahl (1886-1960)PolyphonHMV など4つのレーベルへのセッション録音が集められました。Nimbus (UK) 製造 CDR によるリリース。

hyperion CDA67787 エイノユハニ・ラウタヴァーラ (1928-) 混声合唱のための音楽
 ロルカ組曲 (Lorca-sarja) (1973)
 Canción de nuestro tiempo (われらが時代の歌) (1993) (ロルカの詩による)
 聖母マリアの頌歌「アヴェ・マリス・ステッラ (めでたき海の星)」 (Canticum Mariae virginis "'Ave maris stella") (1978)
 マグニフィカト (Magnificat) (1979)
 Our joyful'st feast "When icicles hang by the wall" (われらがいと楽しき祭の日「つららが壁に下がると」) (2008)
 合唱曲集《柳の木陰で (Halavan himmeän alla)(1998) (アレクシス・キヴィの詩による)
  憂鬱 (Ikävyys) リスの歌 (Laulu orvasta) わが心の歌 (Sydämeni laulu)
 Die erste Elegie (第一の悲歌) (1993) (リルケの詩による)
  オックスフォード・スコラ・カントールム ジェイムズ・バートン (指揮)
 [録音 20093月 エクセター・カレッジ・チャペル (オックスフォード、イギリス)]
 [制作 エイドリアン・ピーコック  録音 アンドリュー・メラー]

Marquis (Canada) MAR81409 フェリクス・メンデルスゾーン (1809-1847)
 ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 作品49 ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調 作品66
  トリオ・コン・ブリオ・コペンハーゲン
   ホン・スジン (ヴァイオリン) ホン・スキョン (チェロ) イェンス・エルヴェキャー (ピアノ)
 [録音 2007年 デンマーク]

◇トリオ・コン・ブリオ・コペンハーゲン Trio con Brio Copenhagen は、1999年、デンマークのピアニスト、イェンス・エルヴェキャー Jens Elvekjær が韓国の姉妹、ホン・スジン Soo-Jin Hong、ホン・スキョン Soo-Kyung Hong とウィーンで結成したグループ。

Naxos 8.570150 ヨハン・シュターミッツ (1717-1757) フルート協奏曲集
 フルート協奏曲 ニ長調 フルート協奏曲 ハ長調 フルート協奏曲 ニ長調 フルート協奏曲 ト長調
  ロバート・エイトケン (フルート) 聖クリストフ室内管弦楽団 ドナータス・カトクス (指揮)

◇カナダのフルーティスト、ロバート・エイトケン Robert Aitken (1939-) とリトアニアのアンサンブル、ドナータス・カトクス Donatas Katkus 指揮の聖クリストフ室内管弦楽団 Sv.Kristoforo kamerinis orkestras/St. Christopher Chamber Orchestra の共演。

Naxos 8.572255 クリスチャン・シンディング (1856-1941) ヴァイオリンとピアノのための作品集 第2
 前奏曲 (Prelude) 作品43-3 ロマンス (Romanse) ニ長調 作品100 (ヴァイオリンとピアノのための)
 夕べの歌 (Abendlied) 作品89-3 春のさざめき (Frühlingsrauschen) 作品32-3 (ピアノ独奏のための)
 ロマンス (Romanse) ホ短調 作品30 古風な様式のソナタ (Sonate i gammel stil) 作品99
 エレジー (Elegie) ニ短調 作品61-2 バラード (Ballade) 作品61-3
 夕べの気分 (Abendstimmung) 作品120
  ヘンニング・クラッゲルード (ヴァイオリン) クリスチャン・イーレ・ハドラン (ピアノ)
 [録音 20061120日-25日 旧フレードリクスター教会 (ガムレビーエン、フレドリクスター、ノルウェー)]
 [制作 クシシュトフ・ドラーブ  録音 アルネ・アクセルベルグ]
 試聴盤

◇ヘンニング・クラッゲルード Henning Kraggerud (1973-) とクリスチャン・イーレ・ハドラン Christian Ihle Hadland (1983-)8.572254 につづくシンディング作品集。ピアノソロのための《春のさざめき》の残照を思わせるピアノに乗ってヴァイオリンがメロディを歌う《前奏曲》。メランコリックな《夕べの歌》と《ロマンス ホ短調》。アンダンテ・ドロローゾ (悲しげなアンダンテ) の楽章が特徴的な《古風な様式のソナタ》。ヴァイオリンと管弦楽のための《ロマンス ニ長調》と管弦楽のための《夕べの気分》はともに作曲者自身の手でヴァイオリンとピアノのために編曲された版が演奏されています。

Naxos 8.572365 フランシスコ・タレガ (1852-1909) ギター作品集
 16の前奏曲 (16 preludios) 二人姉妹 (Las dos hermanitas) (ワルツ)
 マズルカ第1番 ト短調 《アデリータ (Adelita)》 マズルカ第3番 《マリエータ (Marieta)
 マリア (Maria) (ガヴォット) アランブラの思い出 (Recuerdos de la Alhambra)
 バラ (ポルカ) ペピータ (ポルカ) アラビア奇想曲 パキート (Paquito) (ワルツ)
 大ワルツ 朝の歌 イザベル (ワルツ) ワルツ ニ長調 パヴァーナ
ジャン=デルファン・アラール (1815-1888) (タレガ 編曲) 華麗な練習曲
  マッツ・ベリストレム (ギター)

◇"北欧の春 (Nordic Spring)" (Swedish Society Discofil SCD1067) を録音したスウェーデンのギタリスト、マッツ・ベリストレム Mats Bergström (1961-) のタレガ作品集。

Simax PSC1276 SACD hybrid (Multichannel/stereo)
つねに待ち望む心を (Mitt hjerte alltid vanker) − クリスマスをティーネと
グスターヴ・ホルスト (1874-1934) 木枯らしの風、ほえたけり (In the Bleak Mid-winter)
伝承曲 それは愛らしい幼子が (Et lite barn så lystelig) つねに待ち望む心を (Mitt hjerte alltid vanker)
マックス・レーガー (1873-1916) マリアの子守歌 (Mariä Wiegenlied) 作品76-52
ヘンリー・トマス・スマート (1813-1879)
 み空をはせゆくみ使いたちよ (Angels from the Realms of Glory)
GF・ヘンデル (1685-1759)
 アン女王の誕生日のためのオード「神々しい光の永遠の源泉」
  (Ode for the Birthday of Queen Anne "Eternal source of light divine")
ジュゼッペ・トレッリ (1658-1709) シンフォニア ニ長調
JS・バッハ (1685-1750)/シャルル・グノー (1818-1893) アヴェ・マリア (Ave Maria)
ティーネ・ティング・ヘルセット (1987-) 天使の舞 (Engledans)
伝承曲 教会は堅き岩の上に (Kirken den er et gammelt hus)
GF・ヘンデル (1685-1759)
 オラトリオ《サムソン (Samson)》 − 輝けるセラフたちを (Let the Bright Seraphim)
ニルス・ラーシェン 賛歌 (Hymne)
伝承曲 永遠の平安は誰にも望めない (Ingen vinner frem til den evige ro)
 天の砦を知っている (Eg veit i himmelrik ei borg)
アドルフ・アダン (1803-1856) クリスマスの歌「聖らに星すむ今宵」 (Cantique de Noël "O holy night")
ヨハンネス・クロッツ 甘き喜びのうちに (In Dulci Jubilo)
シュレジェン民謡 この世はうるわし (Deilig er jorden)
  ティーネ・ティング・ヘルセット (トランペット) イーサ・カタリーナ・ゲーリケ (ソプラノ)
  エリセ・ボートネス (ヴァイオリン) ノルウェー室内管弦楽団

◇ノルウェーのプレーヤー、ティーネ・ティング・ヘルセット Tine Thing Helseth (1987-) のファーストアルバム、ノルウェー室内管弦楽団と共演したトランペット協奏曲集 (Simax PSC1291) は、このレパートリーでも近年指折りの素敵なアルバムでした。演奏する曲に共感し、表現したいことを "音" として聴き手に伝える技術を身につけたミュージシャン。彼女のトランペットからは、トランペットという楽器の音とともにハイドン、アルビノーニ、ネルダ、フンメルの "音楽" がしっかり聞こえてきます。セカンドアルバムは、デンマーク敬虔主義の宗教家、HA・ブロアソン H. A. Brorson (1694-1764) の賛美歌『つねに待ち望む心を』がタイトルです。ヘルセットはこの録音でもノルウェー室内管弦楽団と組み、北欧とヨーロッパ各地のクリスマスの音楽を演奏しています。「ノルウェー歌曲選集、エヴェ・サーシュ・ナンセンへの捧げ物」 (PSC1238) のイーサ・カタリーナ・ゲーリケ Isa Katharina Gericke (1973-)、そして、バルトークのヴァイオリンとピアノのための作品集 (PSC1174) を録音した、オスロ・フィルハーモニックの第1コンサートマスター、エリセ・ボートネス Elise Båtnes (1971-) が録音セッションに参加しました。

Somm SOMMCD093 Sir Adrian Boult conducts Sibelius − ジャン・シベリウス (1865-1957)
 音詩《フィンランディア (Finlandia)》 作品26 交響詩《タピオラ (Tapiola)》 作品112
 音詩《オーケアニス (大洋の女神) (Aallottaret)》作品73
 音詩《夜の騎行と日の出 (Öinen ratsastus ja auringonnousu)》作品55
 交響的幻想曲《ポホヨラの娘 (Pohjolan tytär)》作品49
 劇付随音楽《テンペスト (Stormen)》 序曲 作品109-1
  ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団 エイドリアン・ボールト (指揮)
 [録音 19566月 ウォルサムストウ・タウンホール (ロンドン)] [Nixa (LP) 16NCL16024 (LPから復刻)]

Swedish Society Discofil SCD1141 私は創造の神の卑しい僕 − ヒレヴィ・マッティンペルト、アリアを歌う
フランチェスコ・チレーア (1866-1950)
 オペラ《アドリアーナ・ルクヴルール (Adriana Lecouvreur)
  − 私は創造の神の卑しい僕 (Io son l'umile ancella del Genio creator)
ジュゼッペ・ヴェルディ (1813-1901) オペラ《オテッロ (Otello)》 − アヴェ・マリア (Ave Maria)
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827) ああ、不実な者よ (Ah! perfido) 作品65
WA・モーツァルト (1756-1791)
 どうしてあなたが忘れられましょう (Chi'o mi scordi di te?) K505 *
 だれがわが恋人の苦しみを知ろう (Chi sà, chi sà quai sia) K582
リヒャルト・シュトラウス (1864-1949)
 楽劇《ばらの騎士 (Der Rosenkavalier)
  − とうとう行ってしまった、あの高慢ちきな下卑た男 (Da geht er hin)
リヒャルト・ワーグナー (1813-1883)
 オペラ《タンホイザー (Tannhäuser)》 − 全能のマリアよ (Allmächt'ge Jungfrau)
カール・マリア・フォン・ヴェーバー (1786-1826)
 オペラ《魔弾の射手 (Der Freischütz)
  − たとえ雲がおおい隠しても (Und ob die Wolke sie verhülle)
  どうして眠れましょう (Wie nahte mir der Schlummer)
アルフレード・カタラーニ (1854-1893)
 オペラ《ラ・ワリー (La Wally)》 − 遠くへ行かないで (Ebben? ne andrò lontana)
  ヒレヴィ・マッティンペルト (ソプラノ) ダーラシンフォニエッタ ビャッテ・エンゲセット (指揮)
  マッティ・ヒルヴォネン (ピアノ) *

◇ストックホルム王立オペラとドロットニングホルム王立劇場を中心にベルリン、ドレスデン、ミュンヘン、ロンドン、エディンバラなどの舞台でも活躍するスウェーデンのソプラノ、ヒレヴィ・マッティンペルト Hillevi Martinpelto (1958-) のアリア集。みずからを "作曲家、台本作者と聴衆をつなぐ存在" と考えるマッティンペルトの姿勢そのまま、女優アドリアーナ・ルクヴルールの歌うアリアをアルバム・タイトルに選びました。ダーラナ地方のオーケストラ、ダーラシンフォニエッタ Dalasinfoniettan を指揮するビャッテ・エンゲセット Bjarte Engeset (1958-) は、クラッゲルードがソロを弾いたシベリウスとシンディングのヴァイオリン協奏曲 (8.557266)、ギムセのソロによるトヴェイトのピアノ協奏曲 (8.555077)、アイスランド交響楽団の演奏するノルウェー管弦楽曲集 (8.557017, 8.557018) をはじめとする多くの Naxos 録音で知られます。マッティンペルトがシェーグレン、シベリウス、グリーグらの歌曲を歌った「北国の歌」 (Phaeda 292 0049) でも共演したマッティ・ヒルヴォネン Matti Hirvonen が演奏会アリア《どうしてあなたが忘れられましょう》のオブリガートピアノを弾いています。

 

 

リリース情報 − Jazz

Storyville 101.8389 スヴェン・アスムセン − Rhythm is our business
 Rhythm Is Our Business Panhandle Pete Be My Life's Companion
 Ellington Mood Svends Riff Someone to Watch Over Me Darktown Strutter's Ball
 Schöner Gigolo Cotton Tail Indian Summer After You've Gone
  スヴェン・アスムセン (ヴァイオリン、ヴォーカル)
  マックス・レト (ピアノ、ヴィブラフォーン) ヨリエン・イングマン (ギター)
  ポール・グレガセン (ベース)
 [録音 1953年 ハンブルク]
 When You're Smiling Moonglow Carry Me Back to Old Virginia
 Fiddler In Rio Aka. Umbrigado Jeepers Creepers Svends Blues Poor Butterfly
 Georgia Camp Meeting
  スヴェン・アスムセン (ヴァイオリン、ヴォーカル、ヴィブラフォーン)
  マックス・レト (ピアノ、ヴィブラフォーン) ヨリエン・イングマン (ギター)
  フランク・イェンセン (バスクラリネット、ベース) プレベン・オクスボル (ドラムズ、ベース)
 [録音 1958年 ハンブルク]
 Hallelujah Honeysuckle Rose How About You Jazz Me Blues
  スヴェン・アスムセン (ヴァイオリン) ウルリク・ノイマン (ギター)
 [録音 1963年 ハンブルク]

◇デンマークのジャズ・ヴァイオリニスト、スヴェン・アスムセン Svend Asmussen (1916-) は今年93歳。彼のクインテット、セクステットのもっとも脂がのっていた時代の未発表録音集。スウェーデンでの活動が長かったデンマークのギタリスト、ウルリク・ノイマン Ulrik Neumann (1918-1994) とのデュオも収録されました。

Stunt Records STUCD09122 モナ・ラーセン − Grains of Sand
 Something's Coming All the Things You Are Very Early Dindi She's Young
 Crepscule with Nellie Sonet XIX Lazy Afternoon Grains of Sand
 Just One of Those Things Hymn (There Will Be Time)
  モナ・ラーセン (ヴォーカル)
  トマス・クラウセン・トリオ
   トマス・クラウセン (ピアノ) トマス・フォネスベク (ベース) カーステン・バッゲ (ドラムズ)
  ゲストミュージシャン  ハンス・ウルリク (サクソフォーン) クリスチャン・ヨーアンセン (ヴァイオリン)
 [録音 20094月 スウェーデン、6月 コペンハーゲン]

1967年にスウェーデンのクラブでスタンダードナンバーを歌いジャズ歌手としてスタートしたモナ・ラーセン Mona Larsen"Never Let Me Go" (STUCD02052) 以来の Stunt Records 録音。"Back to Basics" (STUCD07062) のトマス・クラウセン・トリオ Thomas Clausen Trio が共演しています。

Stunt Records STUCD09152 ハンス・ウルリク − Slow Procession
 The Beginning/All Things Shine Slow Procession Before Make Rain
 The Wanderer Companionship After Oasis
  ハンス・ウルリク (サクソフォーン、アルトフルート) カスパー・トランベア (トランペット)
  アイヴィン・オーセト (ギター) アンデシュ・ヨルミン (ベース) アウドゥン・クライヴェ (ドラムズ)
 [録音 200929日-11日 ノルウェー]

"Tribal Dance" (STUCD06092) やスティーヴ・スワロウ、ヨーナス・ヨハンセンとトリオを組んだ "Believe in Spring" (STUCD07182) が評判を呼んだデンマークのサクソフォーン奏者、ハンス・ウルリク Hans Ulrik の新作。デンマークのカスパー・トランベア Kasper Tranberg、ノルウェーのアイヴィン・オーセト Eivind Aarset とアウドゥン・クライヴェ Audun Kleive、スウェーデンのアンデシュ・ヨルミン Anders Jormin が共演してノルウェーで録音されました。

Stunt Records STUCD09172 エッタ・キャメロン − Etta, and Nicolaj Hess with Friends
 What a Wonderful World (この素晴らしき世界) Summertime (サマータイム) You've Changed
 Love Me or Leave Me Smile Out of This World Motherless Child God Bless the Child
 Careless Love What Is This Thing Called Love You Are My Suneshine
  エッタ・キャメロン (ヴォーカル) ニコライ・ヘス (ピアノ) パレ・ミケルボウ (トランペット)
  イェンス・セナゴー (アルトサックス) クラウス・ホウマン (ベース) マリリン・マスア (ドラムズ、パーカッション)
 [録音 20095月 コペンハーゲン]

◇エッタ・キャメロン Etta Chameron はバハマ出身。1970年代からコペンハーゲンを拠点に活動しています。ピアニストのニコライ・ヘス Nicolaj Hess がプロデュースしたアルバム。ヘスの友人、パレ・ミケルボウ Palle Mikkelborg、イェンス・セナゴー Jens Søndergaard、クラウス・ホウマン Klavs Hovman、マリリン・マスア Marilyn Mazur が参加。ルイ・アームストロングの歌で人気を集めた《What a Wonderful World (この素晴らしき世界)》、ガーシュウィンの《Summertime (サマータイム)》、ナット・キング・コール、サラ・ヴォーン、ジョージ・マイケル、ジョニ・ミッチェルらジャンルを超えた歌手がカバーした《You've Changed》、ビリー・ホリデイの《God Bless the Child》などスタンダードナンバーを歌っています。


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CD Artwork © Lindberg Lyd, Aurora Records/Norwegian Socity of Composers, Simax/Grappa (Norway), Alba Records (Finland), BIS, Naxos (Sweden), C Major, cpo (Germany), Danacord, Storyville, Sundance Music (Denmark), hyperion (UK), Naxos Rights International