Newsletter No.144   15 December 2010

 

リリース情報 − Classical & Contemporary

Alba ABCD297 ピアノのための内的風景 (Intimate Landscape for Piano) − ジャン・シベリウス (1865-1957)
 5つの特徴ある印象 (Five Characteristic Impressions) 作品103
  村の教会 (The Village Church) フィドル弾き (The fiddler) 漕ぎ手 (The Oarsman) 嵐 (The Storm)
  悲しみに沈んで (In Mournful Mood)
 5つの小品 (Five Pieces) 《花の組曲 (The Flowers)》 作品85
  ひな菊 (Bellis) カーネーション (Oeillet) アイリス (Iris) 金魚草 (Aquileja) つりがね草 (Campanula)
 5つのロマンティックな小品 (Cinq morceaux romantiques) 作品101
  ロマンス (Romance) 夕べの歌 (Chant du soir)  抒情的情景 (Scène lyrique) ユモレスク (Humoresque)
  ロマンティックな情景 (Scène romantique)
 劇付随音楽《テンペスト (Stormen)》 作品109 − 情景 (Scène) 子守歌 (Berceuse) *
  エピソード (ミランダ) (Episode/Miranda) 間奏曲 (Intermezzo) * ニンフの踊り (Tanz der Nymphen)
  (* 編曲 トゥイヤ・ハッキラ)
 5つのピアノの小品 (Five Pieces for Piano) 《樹の組曲 (The Trees)》 作品75
  ナナカマドの花が咲くころ (När rönnen blommar/Kuu pihlaja kukkii)
  孤独な松の木 (Den ensamna furan/Yksinäinen honka) ヤマナラシ (ポプラ) (Aspen/Haapa)
  白樺 (Björken/Koivu) トウヒ (もみの木) (Granen/Kuusi)
 5つのスケッチ (Viisi luonnosta/Cinq Esquisses) 作品114
  風景 (Maisema) 冬景色 (Talvikuva) 森の湖 (Metsälampi) 森の歌 (Metsälaulu) 春の幻影 (Kevätnäky)
 2つのロンディーノ (Two Rondinos) 作品68
  嬰ト短調 嬰ハ短調
 アダージョ《わが愛するアイノに (Rakkaalle Ainolle) JS161 (1931) (4手のピアノのための)
  トゥイヤ・ハッキラ (ピアノ) ヘイニ・カルッカイネン (ピアノ) (JS161)
 [録音 20081212日-14日 Nya Paviljongen (ニューパヴィリオン) (ヘルシンキ)]
 [制作 ラウラ・ヘイキンヘイモ  録音 エンノ・マエメツ]
 試聴盤

トゥイヤ・ハッキラ Tuija Hakkila (1959-) の新しいアルバム『ピアノのための内的風景』はシベリウスのピアノ作品集。ヤルヴェンパーの森とトゥースラ湖畔を散策した作曲者の "内的風景" を映し出した作品群、《樹の組曲》《花の組曲》《5つのロマンティックな小品》《5つの特徴ある印象》。想像力と響きへの鋭い感覚が演奏者に求められる曲集です。シベリウスの数多い劇付随音楽の最後の作品、1925年の《テンペスト》の音楽は、作曲者自身の編曲による3曲に加え、ハッキラの編曲した〈子守歌〉と〈間奏曲〉が録音されました。《5つのスケッチ》は、シベリウスの "交響的思考の結論" と言うべき1926年の交響曲第7番と、交響詩の "究極"、《タピオラ》 の3年後の作品。この曲集にも作曲者の "内なる" 自然の風景が描かれています。4手のピアノのための小品《わが愛するアイノに》は、19318月、60歳を迎える妻アイノへの誕生日プレゼントとしたシベリウスの最後のピアノ曲です。リーサ・ポホヨラとラルフ・ゴトーニに学んだヘイニ・カルッカイネン Heini Kärkkäinen (1966-) が共演しています。

Alba ABCD298SACD hybrid (5.0 multichanel/stereo) OrganOrgan − フィンランドのオルガン作品
アルマス・マーサロ (1885-1960) 主題と変奏 (Tema con variazioni) 作品35 (1936)
 ソナタ ハ短調 作品5 (1915)
ヴァイノ・ライティオ (1891-1945) カンツォネッタ (Canzonetta) (1935)
 伝説曲 (Legenda) 作品20-1 (c.1922-23)
ヨン・グランルンド (1888-1962) パッサカリア (Passacaglia) (1915) 
オルガンソナタ (Orgelsonat) 変ロ短調 (1917/1920?)
  ヴィッレ・ウルポネン (オルガン) [聖マルティン教会 (トゥルク) のヴェイッコ・ヴィルタネン・オルガン (1981年)]
 [録音 200844日、912日 聖マルティン教会 (トゥルク、フィンランド)]
 [制作 ヴィッレ・ウルポネン  録音 ミカ・コイヴサロ] 試聴盤

19世紀フィンランドのオルガン曲は、そのほとんどが典礼目的で作曲されました。芸術作品としてのオルガン曲が書かれるようになったのは1910年代の初頭。このアルバムでヴィッレ・ウルポネン Ville Urponen が弾いているのは、1910年代から1940年代に作られた、音楽史的にも価値のある作品です。主に宗教声楽曲で知られるアルマス・マーサロ Armas Maasalo (1885-1960) の今なおフィンランドのオルガン音楽を代表すると言われる《主題と変奏》。「音楽は色彩」と考えたヴァイノ・ライティオ Väinö Raitio (1891-1945)2つの小品。ヨン・グランルンド John Granlund (1888-1962) の《パッサカリア》とオルガンソナタは、マーサロのソナタとともにこれが初めての録音です。

Alba ABCD310 SACD hybrid (5.1 multichanel/stereo) ニーノ・ロータ (1911-1979)
 ピアノ協奏曲 ホ短調《去りし日の小世界 (Piccolo mondo antico)(1978)
 ピアノ協奏曲 ハ長調 (1959-60)
  ヤンネ・メルタネン (ピアノ) タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団 ハンヌ・リントゥ (指揮)
 [録音 2009817日-19日 タンペレホール、大ホール (タンペレ、フィンランド)]
 [制作・録音 サイモン・フォックス=ガウル] 試聴盤

◇フィンランドのピアニスト、ヤンネ・メルタネン Janne Mertanen (1967-)。ショパンの音楽を社交のサロンから解き放った4枚のショパン・アルバム −− ショパン・ピアノ作品集 (ABCD138)、夜想曲集 (ABCD160, ABCD190)、ピアノ協奏曲第1番・第2(ABCD247) −−彼の弾くショパンに共感した作曲者が演奏を許可したという初期作品を含むコッコネン・ピアノ作品集 (ABCD127)、サティ・ピアノ曲集 (ABCD115) には人好きのする、独特の魅力があります。メルタネンの新録音。ニーノ・ロータ Nino Rota (1911-1979)2曲のピアノ協奏曲です。ロータはイタリアのミラノ生まれ。オレフィーチェ、ピツェッティ、アルフレード・カセッラに作曲を学び、作曲家と指揮者として活躍しました。とりわけ映画音楽の作曲者としての知名度が高く、『道』『カビリアの夜』をはじめとする一連のフェッリーニ作品、ルネ・クレマンの『太陽がいっぱい』、ヴィスコンティの『山猫』、ゼッフィレッリの『ロミオとジュリエット』、フランシス・フォード・コッポラの『ゴッドファーザー』、アガサ・クリスティー原作による『ナイル殺人事件』など多くのスコアにより映画史にその名が刻まれました。オペラ、バレエ、管弦楽曲、室内楽曲とジャンルは幅広く、ロータが第二次世界大戦の前後に書いた管弦楽作品は今も各国のオーケストラにより演奏されています。ミケランジェリに献呈されたハ長調の協奏曲。フェッリーニの映画の音楽、あるいはアルレッキーノやプルチネッラの登場するコンメディア・デッラルテのイメージを連想させる、きらきらと輝く万華鏡にも似たショーピースと言われます。ラフマニノフ、シューマン、グリーグ、ラヴェルの音楽を垣間見せ、チャーミングで洗練されたピアノパートに魅力があるとされる、《去りし日の小世界》の副題をもつホ短調はロータの最後の作品です。

Alba ABCD313SACD hybrid (5.0 multichanel/stereo) Change Is Gonna Come (変化はやってくる)
ヨアヒム・ベルンハルト・ハーゲン (1720-1787) (ペトリ・クメラ 編曲)
 ロカテッリの主題による変奏曲 (Variazioni per il Liuto del Sigr: Locatelli)
JS・バッハ (1685-1750) (ペトリ・クメラ 編曲) シャコンヌ (Ciaccona) (無伴奏パルティータ第2BWV1004)
フェルナンド・ソル (1778-1839) 幻想曲第2(Fantasia No.2) 作品7
ニコラス・モー (1935-2009) ミュージック・オブ・メモリー (Music of Memory)
ロッタ・ヴェンナコスキ (1970-) Balai (刷毛) (2009)
ジョン・ダウランド (1563-1626) 別れ (Farewell)
  ペトリ・クメラ (ギター) [楽器 ジョージ・ロウデン (2008年)]
 [録音 2010324日 セント・ピーター教会 (エヴァクリーチ、サマセット、イギリス)]
 [制作・録音 サイモン・フォックス=ガウル] 試聴盤

◇フィンランドでもっとも多才のギタリストのひとり、ペトリ・クメラ Petri Kumela。コンサートの他、CPE・バッハのトランスクリプションを演奏したアルバム (ABCD244) で国際的にも知られるようになりました。「変化はやってくる」は、16世紀から今日まで、それぞれの世紀を代表するギターのための変奏曲を演奏するアルバムです。「"主題と変奏" という主題による変奏」。ひとつの時代から次の時代へ、さまざまに変化するスタイルと多様なハーモニーの景色を提示する。LUSES (フィンランド音楽推進基金) の助成を得てロッタ・ヴェンナコスキ Lotta Wennäkoski (1970-) に委嘱したギター独奏曲、主題を自由に変化させていく《Balai》 (フランス語で「刷毛、箒」) さらっていて「変化」というアイデアが浮かび、それが少しずつアルバムの姿になっていったと言われます。

Alba ABCD316 SACD hybrid (5.0 multichanel/stereo) アルフレッド・コルデリンへのオマージュ (Hommage àAlfred Kordelin)
テドル・デュボワ (1837-1924) 葬送の行列 (Cortège funèbre)
ジャン・シベリウス (1865-1957)
 フリーメーソンの儀式音楽 (Rituaallmusiikki/Musique réligieuse) 作品113 (1927年初稿)
  アダージョ (冒頭の讃歌 (Avaushymni)) モデラート ポコ・アレグロ 行列、トリオ第1、トリオ第2
  アンダンティーノ サレム (Salem) テンポ・ジュスト 葬送行進曲 (Surumarssi/Marche funèbre)
オスカル・メリカント (1868-1924) (オシアン・フォーストレム 編曲) ロマンス (Romance) (ホルンとオルガンのための)
タネリ・クーシスト (1905-1988) 間奏曲 (Interludio) 作品18-1
エドゥアルド・アードルフ・トート (1839-1872)
 アンダンテ・レリジョーゾ (Andante religioso) 作品10 (ホルンとオルガンのための)
アーレ・メリカント (1893-1958) 間奏曲 (Interludium) (初稿 1939)
ゲーオー・ヘーベア (1872-1950) アンダンテ (Andante) (ホルンとオルガンのための)
ヴァイノ・ライティオ (1891-1945) 間奏曲 (Intermezzo)
アウグスト・シェールリング (1842-1919) パストラーレ (Pastorale) (ホルンとオルガンのための)
ナジ・ハキム (1955-) 表現 (Expressions)
テドル・デュボワ (1837-1924) In paradisum (天国にて)
  ヤン・レヘトラ (オルガン) ペトリ・コムラネン (ホルン)

 [コルデリン礼拝堂 (ラウマ、フィンランド) のカンガサラ・オルガン (1921年製)]
 [録音 2010517日-18日 コルデリン礼拝堂 (ラウマ、フィンランド)]
 [制作 ヤン・レヘトラ、ペトリ・コムラネン  録音 ミカ・コイヴサロ] 試聴盤

◇フィンランドのオルガニスト、ヤン・レヘトラ Jan Lehtola の「歴史的オルガンと作曲家」シリーズ第3作。選ばれたオルガンは、フィンランド西海岸の町ラウマにあるアルフレッド・コルデリン Alfred Kordelin (1868-1917) の墓地礼拝堂に設置されたカンガサラ・オルガンです。コルデリンはラウマ生まれの大実業家で慈善家。フィンランドが独立した1917年に没しました。翌1918年、彼に遺志と遺言により基金が設立され、科学、文学、芸術、公教育への貢献に対して奨学金と名誉賞が贈られることになりました。奨学金の授与が始まったのは1921年。1923年には最初の名誉賞がシベリウスに贈られました。芸術の分野ではロベルト・カヤヌス、ウーノ・クラミをはじめとする作曲家が奨学金を与えられ、メリライネン、ラウタヴァーラ、カレヴィ・アホ、パーヴォ・ヘイニネンが名誉賞を受賞してきました。1921年、基金はコルデリン礼拝堂を建立、堂内にカンガサラ製作の小型オルガンが設置されました。ラウマ神学校の講師、献堂式でデュボワ Thedore Dubois の《葬送の行列》を演奏したマルッティ・ヘラ Martti Hela は、「あらゆる点で第一級の礼拝堂オルガンだ。おそらく、北欧の墓地礼拝堂に設置されたオルガンではこれに匹敵するものはないだろう」と日記に記しました。このアルバムのためにレヘトラは、基金ゆかりの作曲家による作品とともに、この小さな楽器の美点の活かされる曲を選びました。シベリウスの《フリーメーソンの儀式音楽》の8曲は1927年の初稿、男声合唱をともなわない版が演奏されます。ラハティ交響楽団の副首席ホルン奏者、ペトリ・コムラネン Petri Komulainen4つの曲でレヘトラと共演しています。

Aurora ACD5072 北海道の庭 (Gardens of Hokkaido) − クヌート・ヴォーゲ (1961-) 管弦楽のための作品集
 北海道の庭 (Hokkaidos hagar/Gardens of Hokkaido) (ピアノと管弦楽のための)
  アイナル・ロッティンゲン (ピアノ) ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団 インガル・ベルグビ (指揮)
 [録音 200510月 グリーグホール (ベルゲン、ノルウェー)]
 [制作 リカルド・オドリオソーラ  録音 グンナル・ヘルライフ・ニルセン]
 キュークロープス (Kyklop/Cyclops) (管弦楽のための)
  ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団 アイヴィン・オードラン (指揮)
 [録音 200912月 グリーグホール (ベルゲン、ノルウェー)]
 [制作 アーリル・エリクスタ  録音 グンナル・ヘルライフ・ニルセン]
 シャコンヌ (Chaconne) (フルート、ハープと管弦楽のための)
  グルー・サンヴィーク (フルート) トゥーリ・クニスキ (ハープ) ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団
  オーレ・クリスチャン・ルード (指揮)
 [録音 200010月 グリーグホール (ベルゲン、ノルウェー)]
 [制作・録音 グンナル・ヘルライフ・ニルセン] 試聴盤

◇エドヴァルド・グリーグとハーラル・セーヴェルーを生んだベルゲン。港町ベルゲンは、首都オスロに次ぐ人口を擁し、ノルウェーの音楽文化を力強く支えてきました。ピアニストのアイナル・ロッティンゲン Einar Røttingen (1963-) も教えるベルゲン大学の音楽学部グリーグ・アカデミー、グリーグホールを本拠とするベルゲン・フィルハーモニックと現代音楽アンサンブル BIT205月から6月にかけて国際フェスティヴァルが毎年開催され、コンサートやステージアートや各国の言語で上演されるイプセンの『ペール・ギュント』を目あてに多くの人がこの町を訪れます。

 ベルゲンで今、もっとも活発な活動をする作曲家のひとりがクヌート・ヴォーゲ Kunt Vaage (1961-) です。管弦楽曲、合唱曲、室内楽曲、器楽曲、オペラと幅広いジャンルを手がけ、その作品は海外でも演奏されてきました。ベルゲン観光局が "世界遺産都市ベルゲン" をプロモートするため2004年に制作したビデオの音楽を委嘱されたのもヴォーゲです。彼の代表作のひとつ、オスロの現代音楽祭で上演されたオペラ《誰かが来るだろう》 (ACD5043) につづく、ノルウェー作曲家協会のレーベル Aurora のアルバム。「ひとつの木が姿を消したと思うとすぐに新しい木が視界に入ってくる」。東京から札幌に行く列車の旅からアイデアを得て、「絶えず変化していながら、何も変化していない」ことを表現した、ピアノと管弦楽のための《北海道の庭》。一つ目の巨人の登場するギリシャ神話の世界をイメージし、「聴き手を混沌と凝集の綱引きに巻き込む」《キュークロープス》。フルートとハープのソロが加わり、各セクションの対話が展開する変奏曲《シャコンヌ》。ノルウェー音楽の最前線にいるヴォーゲにロッティンゲン、ベルゲン・フィルハーモニック、トロンハイム交響楽団、サンヴィーク、クニスキが委嘱した作品がベルゲン・フィルハーモニックの演奏で収録されました。

BIS CD1725 イングランドのオルフェウス (Orpheus in England)
ジョン・ダウランド (1563-1626) いつまでも蔑んでおくれ 僕の悲しみに耳をかしてくれ 来たれ、深き眠り
 プレルーディオ エセックス伯爵のガイヤルド 羊飼いが木陰で 泉のそばに僕は横たわっていた
 去れ、自己愛の若者たちよ ラクリメ タールトンの復活 もし僕の溜息が ファンタジー 僕の魂を弄ぶな
 暗闇に住まわせておくれ
ヘンリー・パーセル (c.1659-1695) 彼女は恋し、愛をうちあける 彼らはあなたの偉大な力を語った
 シベル風トランペット・チューン 復讐の三女神のエコー・ダンス リトルネロ《木立》 速やかに飛び去れ
 ああ、私を穏やかな薄闇へ 何と悲しきわが運命 リリバーレロ 新しいスコットランドの調べ ホーンパイプ
 新しいグラウンド 静寂の闇より しばし楽の音に
  エマ・カークビー (ソプラノ) ヤーコブ・リンドベリ (リュート)
 [録音 200811月 ロンナ教会 (スウェーデン)]

BIS SACD1758 SACD hybrid (Multichannel/stereo) ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827)
 ピア協奏曲第4番 ト長調 作品58 ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73 《皇帝》
  エフゲニー・スドビン (ピアノ) ミネソタ管弦楽団 オスモ・ヴァンスカ (指揮)
 [録音 20091月 (第4番)、20106月 ミネアポリス・オーケストラホール (ミネソタ州)]

BIS CD1781 HK・グルーバー (1943-)
 大道芸 (Busking) (トランペット、アコーディオン、バンジョーと弦楽オーケストラのための) (2007)
 ネーベルシュタインの音楽 (Nebelsteinmusik) (ヴァイオリンと弦楽のための) (ヴァイオリン協奏曲第2番) (1988)
 ヴァイオリン協奏曲第1番 《...aus schatten duft gewebt(1978)
  ホーカン・ハーデンベリエル (ハーデンベルガー) (トランペット) マッツ・ベリストレム (バンジョー)
  クラウディア・ビューデル (アコーディオン) カタリナ・アンドレアソン (ヴァイオリン)
  スウェーデン室内管弦楽団 HK・グルーバー (指揮)
 [録音 20085月 (大道芸)、20095月、6月 オレブルー・コンサートホール (オレブルー、スウェーデン)]

BIS SACD1805 SACD hybrid (Multichannel/stereo) ベドジフ・スメタナ (1824-1884)
 連作交響詩《わが祖国》
  マレーシア・フィルハーモニック管弦楽団 クラウス・ペーター・フロール (指揮)

 [録音 20098月 デワン・フィルハーモニック・ペトロナス (クアラルンプール、マレーシア)]

BIS CD1897/98 6CD's for price of 2 ピョートル・チャイコフスキー (1840-1893) 交響曲全集・管弦楽曲集
 交響曲第1番 ト短調 作品13 《冬の日の幻想》 付随音楽 《雪娘》 作品12 (抜粋) 幻想序曲 《ロミオとジュリエット》
 交響曲第2番 ハ短調 作品17 《小ロシア》 序曲 へ長調 デンマーク国歌による祝典序曲 作品15
 序曲 《雷雨》 作品76 交響曲第3番 ニ長調 作品29 《ポーランド》
 オペラ 《地方長官》 作品3 − 間奏曲と侍女の踊り 付随音楽 《偽ドミートリーとワシリー・シュイスキー》
 ニコライ・ルビンシテインの命名日のためのセレナード
 オペラ《エフゲニー・オネーギン》 作品24 − 間奏曲とワルツ ポロネーズ
 交響曲第4番 ヘ短調 作品36 弦楽セレナード 作品48 サマーリン追悼のエレジー 交響曲第5番 ホ短調 作品64
 交響的バラード 《ヴォエヴォーダ》 作品78 イタリア奇想曲 作品45 交響曲第6番 ロ短調 作品74 《悲愴》
 幻想曲 《フランチェスカ・ダ・リミニ》 作品32
  ヨーテボリ交響楽団 ネーメ・ヤルヴィ (指揮)
 [録音 20026月-20053月 ヨーテボリ・コンサートホール (ヨーテボリ、スウェーデン)]
 [SACD1398, SACD1418, SACD1468, SACD1458, SACD1408, SACD1348]

Chandos CHAN3174 2CD's Opera in English  リヒャルト・シュトラウス (1864-1949)
 オペラ《インテルメッツォ (Intermezzo)》 作品72
  エリサベト・セーデシュトレム (ソプラノ) マルコ・バッカー (バリトン) エリザベス・ゲイル (ソプラノ)
  アレクサンダー・オリヴァー (テノール) トマス・ロウラー (バリトン) ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
  ジョン・プリッチャード (指揮) [歌詞英語」
 [録音 1974713日 グラインドボーン (ライヴ)] [BBC]

◇グスタフ三世アードルフの宮廷歌手、エリーサベト・セーデシュトレム Elisabeth Söderström (1927-2009) はストックホルム生まれ。王立音楽アカデミーで学び、1947年、ドロットニングホルム宮廷劇場のモーツァルト《バスティアンとバスティエンヌ》でオペラデビューしました。スウェーデンの王立オペラに所属しながら、ニューヨークのメトロポリタンオペラをはじめとする各地のオペラとコンサートのステージで活躍し、幅広い人気を集めました。モーツァルト、ベートーヴェン、シュトラウスのオペラのヒロインを歌い、マッケラスの指揮で歌ったヤナーチェクの《イェヌーファ》《カーチャ・カバノヴァー》《マクロプロスの秘事》のリードロールはとりわけ、彼女の存在を強く印象づけたと言われます。1993年から1996年にかけて、思い出のドロットニングホルム宮廷劇場の監督を務め、2009年に没しました。ピーター・ムーア財団との共同制作による "Chandos Opera in English" シリーズ、セーデシュトレムがクリスティーネを歌った《インテルメッツォ》のグラインドボーン音楽祭公演がBBCの音源により紹介されます。

Claves CD50-1011 北欧の光 (Lux Nordica) − チェロとピアノのための作品集
エドヴァルド・グリーグ (1843-1907) チェロソナタ イ短調 作品36 間奏曲 (Intermezzo)
ジャン・シベリウス (1865-1957)
 4つの小品 (4 Pièces) 作品
78
  即興曲 (Impromptu) ロマンス (Romance) ヘ長調 レリジョーゾ (Religioso)  リゴドン (Rigaudon)
 2つの荘重な旋律 (Zwei ernste Melodien) 作品77
  頌歌「わが心の喜び」 (Cantique "Laetare anima mea") 献呈「わが心からの」 (Devotion "Ab imo pectore")
 マリンコニア (Malinconia) (メランコリー) 作品20
  デュオ・ザッパ=マイノルフィ
   マッティア・ザッパ (チェロ) マッシミリアーノ・マイノルフィ ( ピアノ)
 [録音 20105
5日-7日 ベルリン]

Euridice EUCD46 フリチョフ・アンデシェン (1876-1937) 室内楽作品集
 弦楽四重奏曲 ニ短調 (1918) 伝説曲 (Légende) (1912) (チェロとピアノのための)
 アリエッタ (Arietta) (1918) (ヴァイオリンとピアノのための)
 インテルメッツォ・ア・ラ・ガヴォット (Intermezzo a la Gavotte) (1898) (ヴァイオリンとピアノのための)
 アリエッタ (Arietta) (1918) (ピアノのための) バレエの情景 (Ballettopptrin) (c.1920) (ピアノのための)
 ユモレスク (Humoreske) (c.1903) (ピアノのための) 礼儀作法 (Hyfsar) (1918) (ピアノのための)
 北部ノルウェーの (Nordlandsk) (1899) (ピアノのための)
  ミン・アンサンブル セルゲイ・オサドチュク (ピアノ)

◇北部ノルウェー生まれの作曲家、フリチョフ・アンデシェン Fridthov Anderssen (1876-1937) のシリーズ。オルガン作品全集 (EUCD19)、歌曲全集 (EUCD33) につづき室内楽が紹介されます。オルガンのための《コラール「深き淵より (Aus tiefer Not)」による幻想曲》と緊密な関係のある弦楽四重奏曲をはじめ、室内楽のための主な作品は、アンデシュンがライプツィヒに二度目の滞在した1918年から1919年にかけて作曲されたといわれます。北部ノルウェーの自然と雰囲気をつよく反映したピアノのための小品。トロムソ音楽院の教授、セルゲイ・オサドチュク セルゲイ・オサドチュク Sergej Osadchuk とミン・アンサンブル MiN ensemblet (Musikk i Nordland ensemblet) の共演です。

Euridice EUCD55 フランス様式のロマンティック・オルガン
ジャン・アラン (1911-1940) 幻想曲第1番 作品51 幻想曲第2番 作品73
ジークフリート・カルク=エーレルト (1877-1933) 3つの印象 (3 Impressions) 作品72
マルコ・エンリーコ・ボッシ (1861-1925) 英雄的な小品 作品128 アヴェ・マリア 作品104-2
ルイ・ヴィエルヌ (1870-1937) オルガン交響曲第3番 嬰ヘ短調 作品28
  ハーラル・リーセ (オルガン) [トロンハイム音楽院のオーケルマン&ルンド・オルガン (2009年)]

◇トロンハイム音楽院に新たに設置されたスウェーデンのオーケルマン&ルンド Åkermann & Lund 製のフランス・ロマンティシズム様式を取り入れたオルガンをオルガン科の教授、ハーラル・リーセ Harald Rise が弾き、フランスとドイツとイタリアの作品を録音。

fra prod FRA003 DVD-video/FRA503 Blu-Ray レオシュ・ヤナーチェク (1854-1928)
 オペラ《カーチャ・カバノヴァー (Kát'a Kabanová)》
  カリタ・マッティラ (ソプラノ、カーチャ) オレグ・ブリヤク (バス、ジコイ)
  ミロスラフ・ドヴォルスキー (テノール、ボリス) ダリア・シェヒター (メッツォソプラノ、カバニハ)
  ギ・ド・メ (テノール、ティホーン) ゴードン・ギーツ (テノール、クドリーシャ)
  ナターシャ・ペトリンスキー (メッツォソプラノ、ヴァルヴァラ)
  マルコ・モンクロア (バリトン、クリギン) レアル劇場合唱団・管弦楽団
  イジー・ビエロフラーヴェク (指揮)
 [演出 ロバート・カーセン  美術・衣装 パトリック・キンモンズ  振付 フィリップ・ジロードー]
 [録画 200812月 レアル劇場 (マドリード、スペイン)]
 [DVD: NTSC All Region 16:9 anamorphic Dolby digital 2.0/DTS 5.1 収録時間 2時間12
  英語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、フランス語字幕]
 [Blu-Ray: NTSC 16:9 anamorphic PCM 2.0/DTS 5.1 収録時間 2時間12
  英語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、フランス語字幕]

LSO Live LSO0537 SACD hybrid (Multichannel/stereo) ジャン・シベリウス (1865-1957)
 交響曲第5番 変ホ長調 作品82 交響曲第6番 ニ短調 作品
104
  ロンドン交響楽団 サー・コリン・デイヴィス (指揮) [LSO0037]
 [録音 20031210日-11日 (第5番)、2002
928日-29日 バービカンホール (ロンドン) (ライヴ)]

LSO0037SACD hybrid による再リリース。

Naxos 8.572037 カミーユ・サン=サーンス (1835-1921) ヴァイオリン協奏曲集
 ヴァイオリン協奏曲第3番 ロ短調 作品61 ヴァイオリン協奏曲第1番 イ長調 作品30
 ヴァイオリン協奏曲第2番 ハ長調 作品58
  ファニー・クラマジラン (ヴァイオリン) シンフォニア・フィンランディア・ユヴァスキュラ パトリック・ガロワ (指揮)
 [録音 200968日-12日 ハンカサルミ教会 (ユヴァスキュラ、フィンランド)]
 [制作・録音 ショーン・ルイス] 試聴盤

◇日本では、ほぼ同時代のフォーレの人気が高い一方、サン=サーンスが不当に過小評価されている気がします。その理由がよくわかりませんが、フォーレの音楽に濃く漂う情念のようなものがサン=サーンスの音楽には感じられないためかもれません。サラサーテに献呈された1880年のヴァイオリン協奏曲第3番。第2楽章アンダンティーノ・クワジ・アレグレットのコーダ、終曲に橋渡しするモルト・トランクイッロは、サン=サーンスの作品でも際立って清冽な、美しい音楽のひとつに挙げられます。ファニー・クラマジラン Fanny Clamagirand (1984-) はフランスのヴァイオリニスト。ジャン=ジャック・カントロフに学んだあと、ロンドンの王立音楽大学でイツァーク・ラシュコフスキの下でアーティスト・ディプロマを取得しました。彼女の楽器は、チェロの銘器で知られるマッテオ・ゴフリラーの1700年製ヴァイオリンです。ハイドンの交響曲第1番-第5(8.557571)、グノーの交響曲 (8.557463)、クラウスのオペラ《カルタゴのイーニアス》の管弦楽音楽 (8.570585) などを Naxos に録音してきたユヴァスキュラのシンフォニエッタ、シンフォニア・フィンランディアとパトリック・ガロワ Patrick Gallois が共演します。

Profil PH10035 グスタフ・マーラー (1860-1911) 交響曲第9番 ニ長調
  ケルンWDR交響楽団 ユッカ=ペッカ・サラステ (指揮)
 [録音 2009126日-7日 ケルン・フィルハーモニー (ライヴ)]
 [制作 シュテファン・ハーン  録音 マルク・ホーン]

◇オスロ・フィルハーモニックとの第6番につづき、ユッカ=ペッカ・サラステ Jukka-Pekka Saraste (1956-) のマーラーがドイツのレーベル Profil からもリリースされます。第9番。オーケストラは、サラステが2010年-2011年のシーズンから首席指揮者を務めるケルンのWDR交響楽団です。スコットランド室内管弦楽団首席指揮者、トロント交響楽団音楽監督、BBC交響楽団首席客演指揮者につづいてサラステが就任した北欧以外のポスト。このディスクがWDRのオーケストラとの最初の録音です。

Simax PSC1316 グスタフ・マーラー (1860-1911) 交響曲第6番 イ短調 《悲劇的 (Tragische)
  オスロ・フィルハーモニック管弦楽団 ユッカ=ペッカ・サラステ (指揮)
 [録音 2010310日-12日 オスロ・コンサートホール (ライヴ)]
 [制作 クシシュトフ・ドラーブ  録音 マーリト・アスケラン、エリサベト・ソンメルネス (NRK)
  ミクシング、マスタリング アルネ・アクセルベルグ] 試聴盤

◇マリス・ヤンソンス指揮で始まったオスロ・フィルハーモニックのマーラー交響曲シリーズ。第2(Chandos)、第1番・第9(Simax PSC1270)、第7(PSC1271) につづく5曲目は、音楽監督のユッカ=ペッカ・サラステ Jukka-Pekka Saraste (1956-) が指揮した第6番です。自伝的とも言われるきわめて個人的な内容の作品が、情念から解放され、「宇宙のすべてを内包する」世界の偉容と抒情が力強く美しい音楽に表現されます。サラステは、第2楽章スケルツォ、第3楽章アンダンテ・モデラートの順で演奏し、作曲者が改訂稿で削除した終楽章の第3ハンマーも復活させています。

 オスロ・コンサートホールで行われたコンサートのライヴ録音。Simax の先の2作と同じくクシシュトフ・ドラーブ Krzysztof Drab が制作を担当。NRK (ノルウェー放送) のエンジニアが録音した音源がアルネ・アクセルベルグ Arne Akselberg の手でミクシング、マスタリングされました。レファレンスクオリティの録音が、オスロのホールの響きをみごとに再現します。

 サラステのマーラーは、フィンランド放送交響楽団を指揮した第5(Virgin Classics) (1990年録音) のほか、近日、ケルンWDR交響楽団との2009年ライヴを収録した第9(Profil PH10035) もリリースされます。2008年から2009年のヨーロッパツアーを成功させたオスロ・フィルハーモニックも最高のコンディションで演奏。フィルハーモニックとサラステは今年のヨーロッパツアーでもマーラーをとりあげ、今シーズンから来シーズンにかけて第9番、第4番、第8番のコンサートもオスロで予定されています。

 オスロとサラステの契約は、2012年−2013年のシーズンまで延長されることが決まりました。マーラーの音楽とすっかり疎遠になってしまっていた今、このサラステの録音を聴き、かつてマーラーの交響曲と歌曲を聴いた日々を懐かしく思い出しました。マーラーの次の録音も楽しみです。

Solo Musica SM119 [旧譜] 劇的な歌
ペーテリス・ヴァスクス (1946-) ピアノ四重奏曲
ヨハネス・ブラームス (1833-1897) ピアノ四重奏曲 ハ短調 作品60
  アンサンブル・ラロ

Sterling CDA1669-2 エミール・シェーグレン (1853-1918) 歌曲集
 私を好きなら (Holder du af mig) (1873)
 初めての出逢いは甘く (Det første Mødes Sødme) (1873)
 イプセンとビョルンソンの4つの詩 (Fyra dikter av Ibsen och Bjørnson) 作品1 (1876)
  − アグネス、わがうるわしの蝶よ (Agnes, min dejlige Sommerfugl)
  わが歌を春に捧ぐ (Jeg giver mit Digt til Vaaren) 秘めし愛 (Dulgt Kjerlighet)
 ホルガー・ドラクマンの『タンホイザー』の7つの歌 (Sju sanger ur Tannhäuser af Holger Drachmann) 作品3 (1877)
  なんと甘いこの夏の夜 (Så sød var Sommernattens Blund)
  この世にとどまってくれ、尊い平安よ (Hvil over Verden, du dybe Fred)
  君は漂う舟にすわり (Du sidder i Båden, som svommer)
  私は南の国の花を残しておこう (Og jeg vil drage fra Sydens Blommer) わたしの目の前に (Jeg ser for mit Øie)
  乱暴に飛び立っていったのね、わたしの野性の鳥よ (Vidt kredsed du, min vilde Fugl)
  眠っているのか、わが魂よ (Sover du, min Sjæl)
 揺すれ、おお波よ (Vug, o Vove) (1883)
 エアンスト・フォン・デア・レケの4つの詩 (Fyra digte av Ernst von der Recke) 作品11 (1884)
  春、緑鮮やかに菩提樹が芽吹く (I Vaaren knoppes en Lind saa grøn)
  木立に赤いばらが咲いている (De røde Roser i Lunden staae)
  渡り橋に露がおり (Der driver en Dug over Spangebro)
  あなたにわたしの心はわからない (Og kan min Hu Du ej forstaa)
 ユリウス・ヴォルフの『タンホイザー』の6つの歌 (Sex sanger ur Tannhauser af Julius Wolff) 作品12 (1883)
  君は問いたげな眼差しで (Du schaust mich an mit stummen Fragen)
  おそらく一年、私は (Jahrlang möcht' ich so Dich halten) どうやって救おうか (Wie soll ich's Bergen)
  小さなばらを一輪 (Hab' ein Röslein) わたしの目の前に (Vor meinem Auge)
  漂っていきたい (Ich möchte schweben über Thal und Hügel)
 エアンスト・フォン・デア・レケの4つの詩 (Fyra digte av Ernst von der Recke) 作品13 (1884)
  今宵もう月が空に出ている (Alt vandrer Maanen sin Vej i Kvæld)
  あなたがベッドのそばに立っている夢を見た (Mig tyktes, du stod ved mit Leje)
  ある朝早く、馬に鞍をつけた (Jeg sadled min Hest en Morgenstund)
  すでに落ち葉が林に敷き詰め (Alt falder Løvet i Lunden tæt)
  カタリーナ・ピロッティ (ソプラノ) クリスティーナ・バルステット・テュレニウス (ピアノ)
 [録音 20091114日-2010130日 オレブルー大学コンサートホール (オレブルー、スウェーデン)]

Sterling CDS1089-2 Swiss Romantics ヨアヒム・ラフ (1822-1882) 合唱、ピアノと管弦楽のための作品集
 一日の移ろい (Die Tageszeiten) 作品209 (合唱、ピアノと管弦楽のための4楽章のコンチェルタンテ)
 朝の歌 (Morgenlied) 作品187a 眠れる人々 (Einer Entschlafenen) 作品186
 カンタータ《星 (Die Sterne)WoO53
  チャ・グエン (ピアノ) ソングクラフト室内合唱団 ノルランドオペラ交響楽団 アンドレア・クイン (指揮)
 [録音 20091214日-18日 ウメオー・オペラハウス (ウメオー、スウェーデン)]

Sterling CDS1090-2 German Romantics パウル・グレーナー (1872-1944)
 ウィーン交響曲 (Wiener Sinfonie) 作品110
 組曲《サンスーシ宮殿のフルート (Die Flöte von Sanssouci)》 (フルートと室内管弦楽のための)
 鐘楼守りの歌 (Turmwächterlied) 作品107 フルート協奏曲 作品116
  アンドレアス・ヌープ (フルート) コルネリア・グローマン (フルート)
  アルテンブルク=ゲラ・フィルハーモニー管弦楽団 エーリク・スレーン (指揮)
 [録音 2009316日-19日 ゲラ市立歌劇場コンサートホール (ドイツ)]

Syrius SYR141432 ジャン・シベリウス (1865-1957) ピアノ作品集 第2
 劇付随音楽《ベルシャザールの饗宴 (Belsazars gästabud)》 組曲 作品51 - 夜想曲 (Nocturne)
 昔むかし (Autrefois) 作品96b カンツォネッタ (Canzonetta) 作品62a
 黒いばら (Svarta rosor) 作品36-1 (セリム・パルムグレン 編曲)
 《国王クリスチャン二世 (Kung Kristian II)》組曲 作品27 − エレジー (Elegie)
 逢い引きから帰ってきた娘 (Flickan kom ifrån sin älskings möte) 作品37-5 (デュベ 編曲)
 葦よそよげ (Säv säv, susa) 作品36-4 (セリム・パルムグレン 編曲)
 夏の夜 (Sommarnatten) 作品90-5 (デュベ 編曲) 騎士のワルツ (Valse chevaleresque) 作品96c
 田園組曲 (Suite champêtre) 作品98b
 クリスマスの歌「幼子の飼い葉桶に」 (Joululaulu "Nyt seimelle pienoisen lapsen")
 ジャン・シベリウス編曲によるジャコブ・ジュランのモティーフによるロマンティックな小品
  (Morceau romantique par Jacob Julin, arrangé par Jean Sibelius) JS135b
 愛の情景 (Scène d'amour) 作品71 ガヴォット (Gavotte) 作品94-6
 交響曲第1番 ホ短調 作品39 − 終楽章 (デュベ 編曲)
 交響曲第5番 変ホ長調 作品82 − 終楽章 (デュベ 編曲) 思い出 (Souvenir) 作品99-3
 わが心の歌 (Sydämeni laulu) 作品18-6 (エルッキ・メラルティン 編曲)
 エピソード (ミランダ) (Episode/Miranda) 作品109-3:6
 コンモード (Commodo) (劇付随音楽《テンペスト (Stormen)》 作品109 から)
  ジャン・デュベ (ピアノ)
 [録音 20099月]

Turn Left turnCD21 ビョルン・アンドル・ドラーゲ (1959-) 聖母マリアのミサ曲 (Mariamesse)
  ブード大聖堂ユース合唱団 ナモー・アルヴァルド (朗読、歌) ホーヴァル・ルン (クラリネット、バスクラリネット)
  ビョルン・アンドル・ドラーゲ (フェンダーローズ、シンセサイザー) スタイナル・ハウゲルード (ダブルベース)
  アルンフィン・ベルグラーブ (ドラムズ、打楽器)
  アーレ・ブレンダール・シモンセン (ギター、ベースギター、グロッケンシュピール、エレクトロニクス)
  グルー・ベルグラブ (指揮)

◇アンネ・ヘルゲセン Anne Helgesen とリューデル・ヨハンネス・ヴェルネ Lyder Johannes Verne の書いたテクストにオルガニストで作曲家のビョルン・アンドル・ドラーゲ Bjørn Andor Drage (1959-) がブード大聖堂ユース合唱団 Bodø domkirkes ungdomskor のために作曲したクロスオーバー風のミサ曲。

 

リリース情報 − Jazz

Caprice CAP21798 ヘルゲ・アルビン − テトリス (Thetris)
 アルファ (Alpha) ベータ (Beta) ガンマ (Gamma) デルタ (Delta)
  トルヴァン・ビッグバンド マルメ交響楽団
  ソロイスト
  Alpha: レンナット・グルーヴステット (ドラムズ) パトリク・アルビン (ベース) ケンネト・ヨンソン (ソプラノサックス)
  Beta: オーラ・オーケルマン (トロンボーン) フレードリク・ダーヴィドソン (トランペット)
  Gamma: ヘルゲ・アルビン (アルトサックス) ヴィンセント・ニルソン (トロンボーン)
  Delta: ペーテル・アスプルンド (トランペット) ヤーコブ・カールソン (ピアノ) インゲ・ペッテション (テナーサックス)
 [録音 2007816日-17日、200864日 マルメ・コンサートホール]

◇トルヴァン・ビッグバンド Tolvan Bin Band のリーダー、サクソフォン奏者、作曲家、編曲者のヘルゲ・アルビン Helge Albin がマルメ交響楽団の委嘱により作曲した4楽章の組曲《テトリス》。レンナット・グルーヴステット Lennart Gruvstedt、ケンネト・ヨンソン Cennet Jönsson、ペーテル・アスプルンド Peter Asplund、ヤーコブ・カールソン Jacob Karlzon をはじめとするプレーヤーのソロを加えた、牧歌的な気分、多彩で壮大な音楽の交差する作品と言われます。

Change Music (Sweden) CM113 トゥーマス・ヤンソン − Experiences
 Here's That Rainy Day Theme From Mr. Broadway Float うるわしきバラ (En Dejlig Rosa)
 Moanin' Full House Blue Bee Billie's Bounce Polka Dots & Moonbeams Messin' Around
 うるわしきバラ (En Dejlig Rosa) (solo)
  トゥーマス・ヤンソン (ギター) アート・ヒラリー (ピアノ、オルガン) ジェフ・リトルトン (ベース)
  アルバート・"トゥーティー"・ヒース (ドラムズ)
 [録音 2010226日、59日 ロサンジェルス、2002119日 ファッシング (ストックホルム) (ライヴ) (Track 11)]

◇ギタリストで作曲家、トゥーマス・ヤンソン Tomas Janzon はスウェーデンのストックホルム生まれ。GIT (Guitar Institute of Technology) のジョー・ディオリオ Joe Diorio に学ぶため1991年にロサンジェルスに渡り、卒業後もアメリカ西海岸のジャズシーンで活躍しています。ビリー・ヒギンズ、シャーマン・ファーガソン、デイヴ・カーペンター、ボブ・シェパード、フィフス・ディメンションを初めとするミュージシャンやグループと共演、各地のフェスティヴァルに参加しています。

公式ウェブサイト http://www.tomasjanzon.com/

Kopasetic Productions KOPACD029 David's AngelsSubstar
 My New Me Falling Substar Ambition Stay for a While Too Much Faceless Closer
  David's Angels
 
  ソフィー・ノルリング (ヴォーカル) マッギ・ウーリン (ローズ、ピアノ、オルガン)
   ダーヴィド・カールソン (ベース) ミカラ・オスタゴー=ニルセン (ドラムズ、パーカッション)
   イングリ・イェンセン (トランペット、フリューゲルホルン)
 [録音 200961日-2日 ギュラ・スタジオ (マルメ、スウェーデン)]
 [制作 David's Angels  録音 ダーヴィド・カールソン] 試聴盤

LJ Records LJCD5250 ラーシュ=エーリク・ノルストレム・トリオ − Ariadne
 Dancing Lines New Tango Invention Ciss Ensamhet (孤独) Ariadne December Romance
 Vals (ワルツ) Crossings Dar ser du att jag kan One Nocturne
  ラーシュ=エーリク・ノルストレム・トリオ
   ラーシュ=エーリク・ノルストレム (ピアノ、キーボード) テリエ・スンビ (ドラムズ、パーカッション)
   ウーヴェ・アルムグレン (エレクトリックベース)
 [録音 2009817日]

LJ Records LJCD5251 ウーヴェ・ユーハンソン − Coast
 Coast Microstones 1 Blue Seashell Stonevillage Electric Wind The Beach In the Park
 EWI Pictures Stonecoast Near the Ocean Microstones 2 Ussis Walk
  ウーヴェ・ユーハンソン (テナーサックス、EWI)
 [録音 200911月、20102月]

LJ Records LJCD5252 スサンナ・リンデボリ − Excursions
 Birdlike The Giant Pertinacity Grain of Sand Pearly Snow Excursions Chrystallic World
 Theorem Last Not Least Day Chase Bottled Inside Players Net Manrace Harmonic Tempo
  スサンナ・リンデボリ (ピアノ、ラップトップ)
 [録音 20101月]

LJ Records LJCD5253 リンデボリ=ユーハンソン・デュオ − Thoughtful World
 Fast Trip Sound Walk Thoughtful World Deep Water Free Zone Rush Beat Ripple Second Storm
 Talk of Two Acoustic Chase Lavastream Pewis Virtual Life
  スサンナ・リンデボリ (ピアノ、キーボード、ラップトップ)
  ウーヴェ・ユーハンソン (テナーサックス、EWI、ラップトップ)
 [録音 20103月]

Storyville 101.4265 カーステン・ダール − Effata
 Effata #1 Effata #2 Effata #3 Effata #4 Effata #5 Effata #6 Effata #7 Effata #8 Effata #9 Effata #10
 Effata #11 Effata #12 Effata #13 Effata #14 Glorie
  カーステン・ダール (ピアノ)
 [録音 201015日 レインボースタジオ (オスロ、ノルウェー)]

◇いくつもの顔をもち、今日ヨーロッパで最良、もっとも創造性にみちたピアニストと言われるカーステン・ダール Carsten DahlStoryvill の最初のソロアルバム "The Buttefly Dream" を録音したのが2000年。それから10年経った今年、15日、オスロのレインボースタジオでカーステン・ダールが行った即興演奏がアルバムリリースされます。ダール夫人でサクソフォーン奏者のクリスティーナ・ダールに献呈された第15トラック "Glorie" をのぞき、第1から第14のトラックにはすべて "Effata" のタイトルがつけられました。キース・ジャレット、セシル・テイラーのスタイルとも違った自由な即興が期待されます。録音はヤン・エーリク・コングスハウグの担当です。

 

リリース情報 − Blues, Folk, Pop & World Music

Alba NCD42 スラヴォニック・トラクターの愛唱歌集
 誰かがカヴァルを吹いている (Kaval sviri) ジューロが結婚する (More, zazeni se Gjuro)
 ナイチンゲールが歌っている (Pilentse Pee) 男と出会って心変わり (Tuli mies, muutti mielen)
 お代をくれれば歌ってあげる (En laula rahatta) ポーチに座っていると (Sednalo e Dzore dos)
 月の光が庭を照らす (Ogrejala mesetšinka) 結婚 (Svatba) (フリスト・トロロフ)
 結婚 (Svatba) (イヴァン・ヴァレフ) 酒の呪い (Viina kirot) ビールの起源 (Oluen synty)
 苦痛の娘 (Kiputyttö) 少女が中庭を掃いている (Malka moma dvori mete)
 ドラガーナとナイチンゲール (Dragana i slavei) 別れの時がきた (Jo meistä ero tulevi)
 年老いた独り者 (Ergen deda)
  スラヴォニック・トラクター テュッティ・コヨラ (独唱、10弦カンテレ)
  アンナ=マイヤ・イーハンデル (10弦カンテレ、ハーディガーディ) カイサ・ポンカ (15弦カンテレ、37弦カンテレ)
 [録音 2010313日-14日、411日、58日-9日 アスカイネン教会 (トゥルク、フィンランド)]
 [制作 イローナ・コルホネン  録音 マッティ・ヘイノネン] 試聴盤

◇スラヴォニック・トラクター Slavonic Tractor は女性10人のヴォーカルグループ。ブルガリアン・ヴォイス (ブルガリア国立放送合唱団) Le Mystère des Voix Bulgares に代表されるブルガリア伝統の女声合唱の洗練を免れながらも美しい響きとブルガリア民謡の異例の和声に魅せられ、2004年、フィンランドの旧都、トゥルクで結成されました。北アイルランドのコールレイン国際合唱祭 (2006年)、エストニアのパルヌ国際合唱祭 (2008年) など各地の国際的コンペティションに参加し、2009年のタンペレ・ヴォーカルミュージックフェスティヴァルでは、グランプリに次ぐ three golden stamps を受賞しています。ブルガリア民謡とフィンランドの歌を集めたスラヴォニック・トラクターの愛唱歌集。伝統の詩にリーサ・マトヴェイネン Liisa Matveinen が作曲した《苦痛の娘》は、このアルバムのための委嘱作です。

Kakafon KAKACD001 グンナル・シェルストレム&フリーデンス・リリエル
14の腹ぺこのバラード (14 Visor på fastande mage)
 Tjena Charlie Brev från Dawit (ダーヴィトからの手紙) Humlan från Kumla (クムラのマルハナバチ)
 Kärä vän (Visa till apatiskt barn) (やあ、君 − 無感情の子供に歌う歌)
 今、一輪の花が咲いた (Nu slår en blomma ut) Lullet och Elvira (ルレットとエルヴィラ)
 Balladen om nåd (慈悲のバラード) Kaffegök hemma hos Britta moster (ブリータおばさん家の火酒入りコーヒー)
 Bara jag (私だけ) Brännvinskåpet (火酒棚) Visa till dig och mig (君と僕のバラード) Alba
 Kärleken kom som en åsna Mor (母さん)
  グンナル・シェルストレム (ヴォーカル、ギター)
  フリーデンス・リリエル
   カミラ・オーストレム (アコーディオン、ヴォーカル) リーヴェト・ヌード (フィドル、ヴォーカル)
   マッティン・オルソン (ギター、バンジョー、ヴォーカル) マルクス・アールベリ (トロンボーン)
   ダニエル・ヴァイディン (ベース) モッテン・マグネフォシュ (ドラムズ)

◇シンガーソングライター、グンナル・シェルストレム Gunnar Källstrom の率いるヨーテボリのバンド、ジャンゴ・ラインハルトを思わせるジャズスタイルを取り入れたとされるフリーデンス・リリエル Fridens Liljer (平和の百合) の新録音。Kakafon Records2010年春に創設されたレーベルです。


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CD Artwork © Alba (Finland), Aurora Records/Norwegian Socity of Composers, Euridice Turn Left, Simax/Grappa (Norway), BIS, Caprice, Change Music, Kopasetic Productions, Kakafon Records, LJ Records, Sterling (Sweden) ,Chandos (UK), Profil (Germany), Storyville (Denmark), Naxos Rights International