Newsletter No.160   15 April 2012

 

リリース情報 − Classical & Contemporary

Aurora ACD5063 軌道に乗ったズヴェズドフカ (Zvezdochka in Orbit) − チェロとウィンドバンドのための作品集
ヨン・オイヴィン・ネス (1968-)
 軌道に乗ったズヴェズドフカ (Zvezdochka in Orbit) (2009) (チェロとウインドバンドのための)
フリードリヒ・グルダ (1930-2000) チェロとウィンドオーケストラのための協奏曲 (1980)
ジャック・イベール (1890-1962) チェロとウィンドオーケストラのための協奏曲 (1925)
オラヴ・アントン・トンメセン (1946-)
 チェロと2組の木管五重奏のための小協奏曲《光の幻影 (The Phantom of Light)(1990)
  エルンスト・シモン・グラーセル (チェロ) ノルウェー軍西部音楽隊 (ベルゲン) ペーテル・シルヴァイ (指揮)
 [録音 2010412日-16日 (イベール、トンメセン)、1126日 (ネス) (ライヴ)、
  20111215日-17日 (グルダ) 「コンゲン」アリーナ (ベルゲン、ノルウェー)]
 [制作 トシュタイン・オーゴール=ニルセン、グンナル・ヘルライフ・ニルセン、トニー・ハリソン (イベール、トンメセン)
  録音 グンナル・ヘルライフ・ニルセン、ルート・フォシュタ (イベール、トンメセン)] 試聴盤

◇ノルウェー作曲家協会のレーベル Aurora は、ノルウェーの作曲家の作品を紹介するかたわらノルウェーの演奏家にスポットライトを当てたアルバムを制作しています。最新作の『軌道に乗ったズヴェズドフカ』もその一枚。エルンスト・シモン・グラーセルとノルウェー軍西部音楽隊がチェロとウィンドバンドのための作品を4曲、演奏しています。

 アルバムタイトル曲の《軌道に乗ったズヴェズドフカ》は、ポピュラー音楽とともに育った世代のノルウェー作曲家のひとり、ヨン・オイヴィン・ネス Jon Øivind Ness (1968-) がグラーセルの委嘱により作曲した作品です。このチェロ協奏曲は単一楽章で書かれ、アートミュージックをポピュラーミュージックと対話させることに関心をもち、聴き手と自然なコミュニケーションのとれる作品を次々と発表するネスの特色がはっきりと表れています。曲が始まってしばらく、チェロのグリッサンドの音型が聞こえてきます。「ズヴェズドフカ」は、ロシア語で「小さな星」。ソ連が、初の有人衛星ヴォストーク1号に先だって打ち上げたスプートニク5号に木製のダミー宇宙飛行士と一緒に乗せた犬の名前です。命名したのは、ヴォストーク1号の宇宙飛行士ユーリ・ガガーリンだとされています。「ズヴェズドフカ (Zvezdochka)」は、ストラヴィンスキーのカンタータ《星の王 (Zvezdoliki)》ともつながりがあり、ネスの音楽にしばしばみられるように、この曲でもストラヴィンスキーを思わせる音楽が姿を現します。グラーセルが、2009926日、ペーテル・シルヴァイ指揮のノルウェー軍西部音楽隊と共演してベルゲンで初演。このアルバムには、その翌年にベルゲンで行われたコンサートのライヴ録音が収められました。

 ピアニストとして高名なフリードリヒ・グルダ Friedrich Gulda (1930-2000)1980年に作曲したチェロ協奏曲は、「趣味の良さ」はそっちのけで「自分の音楽」に徹したとされる作品です。ロックミュージック調の〈序曲 (Overture)〉、ノスタルジックなメロディと、オーストリアの村の踊り、レントラーの〈牧歌 (Idylle)〉、シュールなムードの〈メヌエット (Minuet)〉、街のバンドがスーザのマーチでも演奏しながらパレードする雰囲気の〈行進曲風フィナーレ (Finale alla marcia)〉。〈牧歌〉と〈メヌエット〉の間にチェロが名人芸を披露するカデンツァが挟まれます。通常の管楽器に「クラシカル」ベースと「ジャズ」ベースがそれぞれ1本、ギター、ドラムを加えた編成のウィンドオーケストラがチェロと共演します。

 イベールの協奏曲は1925年の作曲。ストラヴィンスキーの《ピアノと管楽器のための協奏曲》 (1923-24 rev.1950) と管楽八重奏曲 (1922-23 rev.1952)、クルト・ワイルの《ヴァイオリンと吹奏楽のための協奏曲》 (1924) と同時代の管楽器アンサンブル作品です。〈田園詩 (Pastorale)〉〈ロマンス (Romance)〉〈ジグ (Gigue)〉の3楽章構成。イベールが無声映画の伴奏ピアノを弾き、多くの映画音楽を作曲した経験から得たと思われる、登場人物を描く巧さが発揮され、独奏楽器のチェロとウィンドバンドの楽器が「登場人物」でもあるかのような音楽を聴かせます。

 ノルウェーの「今日」を代表する作曲家のひとり、オラヴ・アントン・トンメセン Olav Anton Thommessen (1946-) の小協奏曲《光の幻影》は、チェロと2組の木管五重奏のために作曲されました。木管五重奏の1組は通常の編成、もう1組はオーボエに替えてコールアングレを加えた編成です。〈プロローグ (Prologue)〉と2つの楽章。チェロは、楽器の音域をいっぱいに使い、「決して捕らえることのできない光」を追い求めます。スウェーデン国立コンサート機関 (Rikskonserter) の委嘱により1990年に作曲されました。

 エルンスト・シモン・グラーセル Ernst Simon Glaser (1975-) は、トロンハイム交響楽団とノルウェー国立オペラ管弦楽団の首席奏者を経て、現在、ヨーテボリ交響楽団の首席を務めています。シューベルトやシューマン、そして今日の音楽をグルーヴィーな感覚と優雅さをあわせもった演奏で聴かせます。彼が弾くチェロは、Dextra Musica から貸与された Francesco Ruggieri (Cremona ca.1680) です。

 ベルゲンに本拠を置くノルウェー軍西部音楽隊 Forsvarets Musikkorps Vestlandet (FMKV) は、ノルウェー国軍に所属する5つのプロフェッショナルバンドのひとつです。プレーヤーたちの演奏と表現の技術水準は高く、オスロ、ベルゲン、スタヴァンゲル、トロンハイムのオーケストラとならぶ優れたアンサンブルと評価されています。マリス・ヤンソンスのアシスタント指揮者を3年務め、2010年にはノルウェー作曲家協会から「最優秀演奏家」に選ばれた、ヴィオラ奏者でもあるペーテル・シルヴァイ Peter Szilvay (1971-) が首席指揮者。ノルウェー海軍がベルゲンに移ってからは海軍の音楽隊となり、ノルウェー海軍軍楽隊 (Norwegian Navy Band) (NNB) の名称も持ち、海軍の軍服姿で演奏するようになりました。

BIS SACD1603 SACD hybrid (Multichannel/stereo) ドミートリー・ショスタコーヴィチ (1906-1975)
 交響曲第1番 ヘ短調 作品10 交響曲第2番 変ロ長調 作品14 《十月革命に》
 交響曲第3番 変ホ長調 作品20 《メーデー》
  オランダ放送フィルハーモニック管弦楽団・合唱団 マーク・ウィグルズワース (指揮)
 [録音 200610月 (第1番)、201010月 オウラン放送音楽センター MC05 スタジオ]

BIS CD1862 フランツ・シューベルト (1797-1828) ジングシュピールとオペラの序曲集
 ヒュドラリウスを弾く悪魔 (Der Teufel als Hydraulicus) D4 鏡の騎士 (Der Spiegelritter) D11
 悪魔の悦楽の城 (Das Teufels Lustschloss) D84 四年間の哨兵勤務 (Der vierjärige Posten) D190
 ヴィラ・ベッラのクラウディーネ (Claudine von Villa Bella) D239
 サラマンカの友人たち (Die Freunde von Salamanca) D326 双子の兄弟 (Die Zwillingsbrüder) D647
 アルフォンソとエストレッラ (Alfonso und estrella) D732
 謀反人たち (家庭の戦争) (Die Vershworenen (Der häusliche Krieg)) D787 フィエラブラス (Fierabras) D796
  ハイドン・シンフォニエッタ・ウィーン マンフレート・フス (指揮)
 [録音 19975月 カジノ・ツェゲルニッツ (ウィーン)] [Koch/Schwann]

BIS SACD1883 SACD hybrid (Multichannel/stereo) ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827) ピアノ独奏曲集 第12
 ドレスラーの行進曲による9の変奏曲 WoO63 スイスの歌による6の変奏曲 WoO64
 リギーニのアリア「恋人よ来たれ」による24の変奏曲 WoO65
 ディッタースドルフのジングシュピール《赤ずきん》のアリエッタ「昔むかしおじいさんが」による13の変奏曲 WoO66
 ハイベルのバレエ《妨げられた結婚》の「ヴィガノのメヌエット」の主題による12の変奏曲 WoO68
 パイジェッロのオペラ《水車屋の娘》のアリア「田舎者の恋は何と美しく」による9の変奏曲 WoO69
 パイジェッロのオペラ《水車屋の娘》のアリア「わが心もはやうつろになりて」による6の変奏曲 WoO70
  ロナルド・ブラウティハム (フォルテピアノ)
 [録音 20118月 オステローケル教会 (スウェーデン)]

BIS CD1886 カレヴィ・アホ (1949-) 室内楽作品集
 クラリネット五重奏曲 (1998) クラリネット、ヴィオラとピアノのための三重奏曲 (2006)
 2つのアコーディオンのためのソナタ (1984/89)
  オスモ・ヴァンスカ (クラリネット) サラ・クック (ヴァイオリン) ジーナ・クック (ヴァイオリン)
  トマス・ターナー (ヴィオラ) アンソニー・ロス (チェロ) スーザン・ビルマイヤー (ピアノ)
  ヴァリ・クヤラ (アコーディオン) スサンネ・クヤラ (アコーディオン)
 [録音 20106月 ミネアポリス・オーケストラホール (ミネソタ州)]

BIS SACD1997 SACD hybrid (Multichannel/stereo) London Calling
GF・ヘンデル (1685-1759)
 オペラ《ゴールのアマディージ》 HWV11 − 第1幕へのシンフォニア アリア「汝を愛す」 アリア「準備万端」
  アリア「返してください」 第3幕へのシンフォニア アリア「喜びを聞き」
 オペラ《ヘラクレス》 HWV60 − 第3幕へのシンフォニア レチタティーヴォ「どこへ飛びましょうか」
 オペラ《テオドーラ》 HWV68 − アリア「バラ色の歩みで」
アルカンジェロ・コレッリ (1653-1713) 合奏協奏曲 ニ長調 作品6-4
フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ (1690-1768) ヴァイオリンソナタ イ長調 作品2-9
フランチェスコ・ジェミニアーニ (1687-1762) 合奏協奏曲 ニ短調 《ラ・フォリア》
  テュヴァ・センミングセン (メッツォソプラノ) バロックソリステーネ ビャッテ・アイケ (指揮)
 [録音 20109月 城塞教会 (コペンハーゲン)]

◇バロックソリステーネ Barokksolistene は、コペンハーゲンを中心に活動するノルウェーのヴァイオリニスト、ビャッテ・アイケ Bjarte Eike がヴェストフォル国際フェスティヴァルと共同で2005年に創設したアーリーミュージック・アンサンブルです。最大で20人、ソロイスト級の奏者を集め、演奏する曲目によって弾力的に編成を変えています。2008年にはベルゲン国際フェスティヴァル、MajJazzBBC Proms など、26のコンサートで演奏しました。ノルウェー芸術協議会が経済的に支援する団体のひとつです。ヘンデルのアリアを歌うテュヴァ・センミングセン Tuva Semmingsen はノルウェー生まれのメッツォソプラノ。ノルウェー国立音楽大学とコペンハーゲンの王立音楽アカデミーに学び、1999年、《フィガロの結婚》のケルビーノ役でコペンハーゲンの王立オペラでオペラの初舞台を踏みました。コペンハーゲンを本拠とし、ヘンデル、モンテヴェルディ、モーツァルト、ロッシーニ、ブリテンのオペラに出演しています。

BIS SACD2008 SACD hybrid (Multichannel/stereo) ジャン・フランセ (1912-1997)
 木管五重奏曲第1(1948) 木管五重奏曲第2(1987) 木管四重奏曲 (1933)
 木管三重奏のためのディヴェルティスマン (1947)
  ベルゲン木管五重奏団
 [録音 2008年 ヘルドラ教会 (ノルウェー)]

◇ベルゲン木管五重奏団はベルゲンのグリーグ・アカデミーで教えるプレーヤーのアンサンブル。フルートのグルー・サンヴィーク Gro Sandvik、オーボエのスタイナル・ハンネヴォル Steinar Hannevold、ホルンのアイリーン・シャノン Ilene Chanon、バスーンのペール・ハンネヴォル Per Hannevold はベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団、クラリネットのフレードリク・フォシュ Fredrik Fors はオスロ・フィルハーモニックのメンバーです。バーバー、セーヴェルー、ジョリヴェ、ヒンデミットの作品 (CD291)、カール・ニルセンの木管楽器のための室内音楽 (CD428)、マスランカの作品集 (CD1228)、アーノルド、イベール、クルークハルト、ライヒャ、セーヴェルーの作品 (Simax PSC1094) などの録音があります。

Bridge BCD9371 2CD's for price of 1 アルカンジェロ・コレッリ (1653-1713) 12のヴァイオリンソナタ 作品5
 第1番 ニ長調 第2番 変ロ長調 第3番 ハ長調 第4番 ヘ長調 第5番 ト短調 第6番 イ長調 第7番 ニ短調
 第8番 ホ短調 第9番 イ長調 第10番 ヘ長調 第11番 ホ長調 第12番 ニ短調《ラ・フォリア》
  トリオ・コレッリ  エリサベト・ソイテン・スナイダー (ヴァイオリン) ヴィゴ・マンゴ (アーチリュート、テオルボ)
   ウルリク・スパング=ハンセン (オルガン通奏低音)
 [録音 2010年、2011年 ヘンリクス教会 (コペンハーゲン)]

Bridge BCD9375 ルーザスの音楽 第7集 − ポウル・ルーザス (1949-)
 交響曲第4(2008) (オルガンと管弦楽のための)
  フレミング・ドライシ (オルガン) オーゼンセ交響楽団 ロベルト・ミンチュク (指揮)
 トリオ・トランセンデンターレ (Trio Transcendentale) (2010) (オルガンのための)
  ニコラス・ウェアン (オルガン)
 歌とラプソディ (Songs and Rhapsodies) (2011) (アコーディオンと小管弦楽のための)
  フルーデ・アンデシェン (アコーディオン) アテラス・シンフォニエッタ
 [録音 2011年 デンマーク]

CAvi 4260085 532278 ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827) ピアノソナタ第30番 ホ長調 作品109
 ピアノソナタ第31番 変イ長調 作品110 ピアノソナタ第32番 ハ短調 作品111
  アンティ・シーララ (ピアノ)
 [録音 20116月]

1997年ウィーンのベートーヴェン・コンペティションに優勝、2009年には広島交響楽団の定期演奏会に客演してカレヴィ・アホのピアノ協奏曲を弾いたフィンランドのピアニスト、アンティ・シーララ Antti Siirala (1979-) の新録音です。シーララ自身が納得しないままリリースされたというシューベルトのトランスクリプション集 (Naxos 8.555997) をのぞき、ブラームスのソナタとワルツを弾いたディスク (Ondine ODE1044-2) がこれまで唯一のソロアルバムでした。ベートーヴェンのソナタは、シーララが少年時代から弾いていたレパートリーのひとつ。ウィーンのコンペティションでは、彼の弾いた《ハンマークラヴィーア・ソナタ》が「後期ソナタ」最優秀演奏にも選ばれています。

cpo 777 445-2 マックス・レーガー (1873-1916) ヴァイオリンとピアノのための作品集
 ヴァイオリンソナタ第2番 ニ長調 作品3 ヴァイオリンソナタ第3番 イ長調 作品41
 ヴァイオリンとピアノのための2つの曲 (2 Kompositionen für Violine und Klavier) 作品87
  アルバムのページ (Albumblatt) ロマンス (Romanze) ホ短調
  ウルフ・ヴァリーン (ヴァイオリン) ローランド・ペンティネン (ピアノ)

dacapo 6.220575 SACD hybrid (Multichannel/stereo) ルーズ・ランゴー (1893-1952) 弦楽四重奏曲集 第1
 弦楽四重奏曲第2BVN145 (1918 rev1931) 弦楽四重奏曲第3BVN183 (1924)
 弦楽四重奏曲第6BVN160 (1918-19) (1楽章の)
 「わが心は千々に乱れ」による変奏曲 (Variationer over "Mig hjertelig nu længes") BVN71 (1914-15 rev.1940?)
  ナイチンゲール弦楽四重奏団

◇第4番と第6番の交響曲、《天球の音楽》、オペラ《反キリスト》など、ランゴー Rued Langgaard (1893-1952) がもっとも充実した作品を発表したとされる1914年から1925年の時期を中心に書かれた弦楽四重奏のための作品を8曲紹介するシリーズ。第1集には4曲が収録されました。〈遠ざかる嵐の雲 (Bortdragende Stormskyer)〉〈通り過ぎる列車 (Bortkørende Tog)〉〈黄昏の景色 (Skumrende Landskab)〉〈そぞろ歩き (Vandring)〉の4楽章から構成された弦楽四重奏曲第2番。「神々しい閃光…魔術的な激しい気質の噴出…偉大な内的力」とも評された第3番。スヴェンセンが《2つのスウェーデン民謡》に使った《すべて天空のもとに (Allt under himmelens fäste)》が引用され、同じくスウェーデン民謡の《教えてくれ、若いドーラよ、君は今年結婚するのか (Och hör du unga Dora vill du gifta dig i år)》に基づくメロディで曲を閉じる「1楽章の」第6番。そして、バッハの《マタイ受難曲》にコラール「血潮したたる主の御頭」として使われたハンス・レオ・ハスラー Hans Leo Hasler (1564-1612) の恋の歌《わが心は千々に乱れ (Mein G'muth ist mir verwirret)》を主題とする序奏と7つの変奏曲。評価の高まりつつある若いアンサンブル、ナイチンゲール弦楽四重奏団 Nightingale String Quartet が録音に起用されました。『ルーズ・ランゴー・エディション 改訂版』 による演奏です。

dacapo 6.220592 SACD hybrid (Multichannel/stereo) アコーディオン協奏曲集
オーレ・シュミット (1928-2010)
 交響的幻想曲とアレグロ (Symphonic Fantasy and Allegro) 作品20 (1958) (アコーディオンと室内管弦楽のための)
アナス・コペル (1947-) 小協奏曲 (Concerto Piccolo) (2009) (アコーディオンと弦楽のための)
マーティン・ローセ (1971-) アコーディオンと管弦楽のための協奏曲《液体の中に… (In Liquid...)(2008-10)
ペーア・ネアゴー (1932-) アコーディオンと管弦楽のための協奏曲《リコール (Recall)(1968 rev.1977)
  ビャーケ・モーエンセン (アコーディオン) デンマーク国立室内管弦楽団 (DR) ロルフ・グプタ (指揮)

◇アナス・コペル Anders Koppel (1947-) と、ヴィジュアルアーティストとしても活躍するマーティン・ローセ Martin Lohse (1971-) が、アコーディオン音楽のニュースター、ビャーケ・モーエンセン Bjarke Mogensen (1985-) のために書いた作品を含むデンマークのアコーディオン協奏曲集。ネアゴー Per Nørgård (1932-) にも作曲を学んだノルウェーの作曲家で指揮者のロルフ・グプタ Rolf Gupta (1967-) がデンマーク放送 (DR) の室内管弦楽団を指揮して共演しています。

dacapo 8.226080 フィン・ヘフディング (1899-1997) 管弦楽作品集
 管弦楽のための交響的幻想曲第1番《進化 (Evolution)》 作品31 (1939)
 HC・アンデルセンの童話による交響的幻想曲《まったくほんとう (Det er ganske vist)》 作品37 (1943)
 交響曲第3番 作品12 (1928)
  イェナ・フィルハーモニック管弦楽団 フランク・クラーマー (指揮)
 [録音 2011328日-30日 イェナ・コンサートホール (ドイツ)]

◇カール・ニルセンの友人、ヴァウン・ホルムボーの師としても知られるデンマークの作曲家フィン・ヘフディング Finn Høffding (1899-1997)。クヌーズ・イェペセンとトマス・ラウブに私的に作曲を学び、1921年から1922年にかけてウィーンのヨーゼフ・マルクスに師事しました。交響曲第3番は1928年の作品です。この曲ではピアノが重要な役割を担い、対位法的書法もみられる透明な響きの音風景にヘフディングがロマンティシズムの音楽から距離を置いていたことがうかがえると言われます。2曲の交響的幻想曲《進化》と《まったくほんとう》 は、1楽章の中で旋律を有機的に発展させる手法がホルムボーのメタモルフォシスの先鋒ともみなされています。ヘフディングの生徒であり終生の友人だった作曲家ペーア・ネアゴーの選曲です。

dacapo 8.226564 open space 私が歌うことのない歌 (The song I'll never sing) − カスパー・ロフェルト (1982-)
 アコーディオンのための作品集
 影の小品 (Shadow Pieces) (2007) (ソロ・アコーディオンのための) − 真夜中 (Midnight)
  黄昏のトッカータ (Twilight Toccata) 恍惚状態のタンゴ (Twisted Tango)
 私が歌うことのない歌 (La cancion que nunca dire) (2009) (アコーディオンとヴァイオリンのための)
 夜の歌 2 (Nightsong 2) (2009) (アコーディオンとヴァイオリンのための)
 クラシカル・アコーディオンのための演奏会用練習曲 第1(Concert Studies for classical accordion Book 1) (2008-09)
  − プレスト・カプリッチョーゾ (Presto capriccioso) ヴィヴァーチェ・コッレンテ (Vivace corrente)
  クワジ・スタティコ (Quasi statico)
 カリュブディス (Charybdis) (2010) (2つのアコーディオンのための)
 降りおちる光 (Light Falling) (2008) (アコーディオンとチェロのための)
 夜の歌 1 (Nightsong 1) (2008) (アコーディオンとチェロのための)
  ビャーケ・モーエンセン (アコーディオン) クリスティナ・オストラン (ヴァイオリン) トーケ・メルロプ (チェロ)
  MYTHOS (ミトス)
   ビャーケ・モーエンセン (アコーディオン) ラスムス・キェラー (アコーディオン)

◇作曲家のカスパー・ロフェルト Kasper Rofelt (1982-) とアコーディオン奏者のビャーケ・モーエンセン Bjarke Mogensen (1985-)。デンマークの若い音楽家ふたりのコラボレーションから生まれた音楽を紹介するアルバムです。ロフェルトのアコーディオン協奏曲《影の諸相 (Shadow Phases)》を初演したモーエンセンの求めに応じて作曲した4つの《影の小品》から3曲。ガルシア・ロルカの詩をテクストとするテノールとアコーディオンのための3つの歌 (2008) からアコーディオンとヴァイオリンのために改作した《私が歌うことのない歌》。2曲の《夜の歌》は、元はピアノのために書かれた作品です。高いヴィルトゥオーゾ性の求められる練習曲集からは3曲。オデュッセウスの航海を妨げたギリシャ神話の怪物を抽象的に描くアコーディオン・デュオのための《カリュブディス》。光と闇の戦いがイメージされた《降りおちる光》。ヴァイオリンのクリスティナ・オストラン Christina Åstrand、チェロのトーケ・メルロプ Toke Møldrup、アコーディオン・デュオ、MYTHOS (ミトス) のパートナー、ラスムス・キェラー Rasmus Kjøller。ロフェルトとモーエンセンの仲間たちがセッションに参加しました。

Danacord DACOCD722-723 2CDR's ルイ・カユザック、デンマークのスタジオ録音全集 (1947年-1952年)
WA・モーツァルト (1756-1791) クラリネット協奏曲 イ長調 K622
  ルイ・カユザック (クラリネット) デンマーク放送室内管弦楽団 モーエンス・ヴェルディケ (指揮)
 [録音 1952年] [Haydn Society (LP) HSL1047]
カール・ニルセン (1865-1931) クラリネット協奏曲 FS129 (作品57)
  ルイ・カユザック (クラリネット) 王立管弦楽団 ヨン・フランセン (指揮)
 [録音 1947年] [Columbia LDX7000-02 mtx.1267-72]
ロベルト・シューマン (1810-1856) 幻想小曲集 (Fantasiestücke) 作品73
  ルイ・カユザック (クラリネット) フォルマー・イェンセン (ピアノ)
 [録音 19491031日] [Columbia mtx.1368-70 (not issued)]
WA・モーツァルト (1756-1791) クラリネット五重奏曲 イ長調 K581
  ルイ・カユザック (クラリネット) コペル四重奏団
 [録音 19481031日] [Columbia LDX7003-05 mtx.CCX1603-08]
ヨハネス・ブラームス (1833-1897) クラリネッtソナタ第1番 ヘ短調 作品120-1
  ルイ・カユザック (クラリネット) フォルマー・イェンセン (ピアノ)
 [録音 19491029日] [Columbia mtx.1363-67 (not issued)]
ルイ・カユザック (1880-1960) カンティレーヌ (Cantilene)
ポール・ジャンジャン (1874-1928) アラベスク (Arabesques)
  ルイ・カユザック (クラリネット) フォルマー・イェンセン (ピアノ)
 [録音 19481114日] [Columbia LDX6 mtx.CCX1309-10]
アルテュール・オネゲル (1892-1955) クラリネットとピアノのためのソナティナ
ガブリエル・ピエルネ (1863-1937) カンツォネッタ (Cantoznetta)
  ルイ・カユザック (クラリネット) フォルマー・イェンセン (ピアノ)
 [録音 1947117日] [Columbia LDX3 mtx.CCX1273-74]
 [復刻・制作 クラウス・ビリト] 試聴盤

◇フランスのクラリネット奏者、ルイ・カユザック Louis Cahuzac (1880-1960) がデンマークでセッションを行った録音の集成。モーエンス・ヴェルディケ Mogens Wöldike (1897-1988) 指揮デンマーク放送室内管弦楽団と共演したモーツァルトの協奏曲。ヨン・フランセン John Frandsen (1918-1996) 指揮の王立管弦楽団と共演したカール・ニルセンの協奏曲は、これがこの曲の初めての録音です。五重奏曲で共演したコペル四重奏団は、ユリウス・コペル Julius Koppel (1910-2007) が創設したアンサンブルです。フォルマー・イェンセン Folmer Jensen (1902-1966) と共演した Columbia Records (Denmark) のシューマンとブラームスは、SP から LP への移行期に重なり、リリースされないままになっていました。国立図書館のアーカイヴに保存されていた当時のマスタースタンパーから直接復刻されました。工場製作の CDR によるリリースです。

Danacord DACOCD724 CDR エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物
エドワード・エルガー (1857-1934) チェロ協奏曲 ホ短調 作品85
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン (チェロ) アイスランド交響楽団 ジャン=ピエール・ジャキャ (指揮)
 [録音 1973104日 ハウスコウラビーオウ レイキャヴィーク、アイスランド) (ライヴ)]
 [制作 マウニ・シーグルヨウンソン  録音 シグソウル・マリノウソン]
フランツ・シューベルト (1797-1828) アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D821
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン (チェロ) アウルニ・クリスチャウンソン (ピアノ)
 [録音 197957日 アイスランド放送スタジオ (レイキャヴィーク、アイスランド)]
 [制作 マウニ・シーグルヨウンソン  録音 ソウリル・ステイングリームソン]アルカンジェロ・コレッリ (1653-1713) アダージョ ホ短調
カール・マリア・フォン・ヴェーバー (1786-1826) ロンド ニ長調
フレデリク・ショパン (1818-1849) ラルゴ (チェロソナタ ト短調 作品65 から)
セルゲイ・プロコフィエフ (1891-1953) (グレゴル・ピアティゴルスキー 編曲) ワルツ 作品65-6 (《子供の音楽》 から)
カミーユ・サン=サーンス (1835-1921) 白鳥 (《動物の謝肉祭》 から)
ニコライ・リムスキー=コルサコフ (1844-1908) 熊ん蜂の飛行
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン (チェロ) アウルニ・クリスチャウンソン (ピアノ)
 [録音 197512月 アイスランド・テレビ・スタジオ (レイキャヴィーク、アイスランド)]
 [制作 アンドリェース・インドリーザソン  録音 ヴィルムンドゥル・ソウル・ギースラソン] 試聴盤

◇デンマークを代表するチェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン Erling Blöndal Bengtsson は、193238日、デンマーク人のヴァイオリニストを父、アイスランド人のピアニストを母に、コペンハーゲンに生まれました。2012年、80歳の誕生日を迎えるベンクトソンのため Danacord Records はアイスランド交響楽団とアイスランド国営放送の音源によるアルバムを企画しました。彼はアイスランド音楽界ともつながりが深く、新しいコンサートホール「ハルパ」ができるまでアイスランド交響楽団がホールとして使っていたレイキャヴィークの大学映画館、ハウスコウラビーオウの前にはオロフ・パルストッティルが制作したベンクトソンのブロンズ像も建てられています。自動車事故で亡くなったフランスの指揮者、ジャン=ピエール・ジャキャ Jean-Pierre Jacquillat (1935-1986) 指揮のアイスランド交響楽団と共演したエルガーの協奏曲はライヴ録音。シューベルトの《アルペッジョーネ・ソナタ》とアンコールピースはラジオとテレビの放送のためのスタジオ録音です。工場製作の CDR によるリリースです。

Daphne DAPHNE1042 面影 (Relic) − フランスのリュート音楽
フランソワ・デュフォー (c.1604-c.1670) 小曲集 ト短調
ジャック・ガロ (c.1625-c.1695) 小曲集 イ短調
ジャン・メルキュール (c.1600-c.1660) 小曲集 イ短調
ジェルマン・ピネル (c.1600-1661) 小曲集 ニ短調
  アンデシュ・エーリクソン (リュート)
 [楽器 ラーシュ・ヨンソン製作 ハンス・フライ (ボローニャ) (1550年代) 11コース・リュートのコピー (2000年)]
 [録音 2009520日-23日 ウッペンバレルセ教会 (サルトシェーバーデン、スウェーデン)]
 [制作 アンデシュ・エーリクソン  録音 イェンス・シレーン] 試聴盤

◇アンデシュ・エーリクソン Anders Ericson (1976-) はスウェーデンのカールスボリ生まれ。8歳でエレクトリックとアクースティックのギターを始め、18歳になるまでにバロック・リュートとテオルボも弾くようになりました。ストックホルムの王立音楽大学とマルメの音楽大学に学び、独奏者、通奏低音奏者として活動。メッツォソプラノのオッターやソプラノのバーバラ・ヘンドリクスと共演する一方、ストックホルムのバンド、セクトゥ Sectu のメンバーとしてエレクトリックギターを弾き、プログレッシヴメタルのグループ、ビヨンド・トワイライト Beyond Twilight のリードギタリストとしても活躍しています。フランソワ・デュフォー François Defaut (Dufault) (c.1604-c.1670)、ジャック・ガロ Jacques Gallot (c.1625-c.1695)、ジャン・メルキュール Jean Mercure (c.1600-c.1660)、ジェルマン・ピネル Germain Pinel (c.1600-1661) の小曲を集めたアルバム『面影』。「17世紀フランスのリュート音楽では、なめらかな旋律や刺激的な和声が重視される同時代のドイツのリュート音楽に対し、音と色彩と表現が優先される」 (エーリクソン) 彼のソロアルバム第1作です。

Daphne DAPHNE1043 黒いギター (Guitarra Negra)
マヒモ・ディエゴ・プホル (1957-) 5つの前奏曲 (5 Preludios) (1985)
ホセ・ルイス・メルリン (1952-) 思い出の組曲 (Suite del Recuerdo)
アストル・ピアソラ (1921-1992) 勝利 (Triunfal)
アントニオ・ホセ・マルティネス・パラシオス (1902-1936) ギターのためのソナタ (Sonata para Guitarra) (1933)
サラ・バラス (1981-) 黒いギター (Guitarra Negra) (ギターと六重奏のための)
  セバスチャン・カルダス・セバロス (ギター)
  ノルボッテン NEO
 
  サラ・ハンマルストレム (フルート) ロベルト・エーク (クラリネット) クリスチャン・スヴァルヴァール (ヴァイオリン)
   ダーヴィド・ガンメルゴード (チェロ) ダニエル・サウル (打楽器) ユーハン・ウッレーン (ピアノ)
   ペッテル・スンドクヴィスト (芸術監督)
 [録音 2011年1月、2月、8月 ホペッツ礼拝堂、聖シグフリード・グリフテゴード (ボロース)、
  111日 アクースティクム・スタジオ、ピテオー音楽学校 (ピテオー)]
 [制作 セバスチャン・カルダス・セバロス  録音 ダン・ニューベリ、カタリーナ・ニルソン] 試聴盤

◇セバスチャン・カルダス・セバロス Sebastián Caldas Zeballos (1977-) は、ウルグワイのモンテビデオ生まれ。インゲル・アレブー、アンセルモ・グラウ、レヒーナ・カリーソ、エドゥアルド・ラランサーノ、マルコ・ソシアスに学び、フランツ・ハラースやユッカ・サヴィオキのマスタークラスにも参加しました。スウェーデン、ピテオー音楽学校のヤン・オロフ・エーリクソンの下で修士号を取得しています。アルバム『黒いギター』には、マヒモ・ディエゴ・プホル Máximo Diego Pujol (1957-)、ホセ・ルイス・メルリン José Luis Merlin (1952-)、アストル・ピアソラ Astor Piazzolla (1921-1992)、詩人ロルカや芸術家サルバドール・ダリと交流があり、ラヴェルが才能を認めたというブルゴス生まれの作曲家、スペイン内戦の1936年に殺されたアントニオ・ホセ Antonio José Martinez Palacios (1902-1936) の作品と合わせて、セバロスのバスク音楽院時代からの友人、サラ・バラス Sara Varas (1981-) に修士課程修了試験曲として委嘱した《黒いギター》が、ノルボッテン NEO のメンバーと共演した試験当日の録音で収められています。

Daphne DAPHNE1044 あすの朝 (Morgen)
リヒャルト・シュトラウス (1864-1949) あすの朝 (Morgen) 作品27-4 アモール (Amor) 作品68-5
 ばらの花環 (Das Rosenband) 作品36-1 子守歌 (Wiegenlied) 作品41-1
イングヴァル・リードホルム (1921-) 道に迷うと草が歌い (För vilsna fötter sjunger gräset)
 地中海にて (Vid Medelhavet) マドンナの子守歌 (Madonnans vaggvisa)
グンナル・ド・フルメリ (1908-1987) 泉 (Källan) わたしの存在の表面から (Från mitt väsens yta)
 無駄なものは何もない (Intet är förgäves) 一通の手紙が (Det kom ett brev)
モーリス・カルコフ (1927-) リス (Ekorren) 暗がりの中、あなたのそばに (I mörkret hos dig)
 タラッタ! (海!) (Thalatta!) 手のひら (Handens inside) 陽当たりのいい日だ (Det är en solig day)
ヨースタ・ニューストレム (1890-1966) ただひとつのもの (Det enda) 浅瀬にて (På reveln)
 信じられない日 (Otrolig dag) 海は歌う (Havet sjunger)
フランツ・シューベルト (1797-1928) セレナード (Ständchen) D957-4 秘められし恋 (Heimliches Lieben) D922
 恋人のそばに (Nähe des Geliebten) D162 月に寄す (An den Mond) D193
  エリーン・スクーリュプ (ソプラノ) ファビエンヌ・ローメル (ピアノ)
 [録音 201174日-7日 ヴェクシェー・コンサートホール (ヴェクシェー、スウェーデン)]
 [制作・録音 ビョーン・ウッデーン] 試聴盤

dB Productions dBCD146 EspañoletasSpanish Guitar Favourites from 5 Centuries
ルイス・デ・ナルバエス (c.1500-1550/1560) 皇帝の歌 (La canción del Emperador)
 『牝牛を見張れ』による変奏曲 (Diferencias sobre "Guardarme las vacas")
アロンソ・ムダーラ (c.1510-1580) ファンタジア第10番 ガイヤルド (Gallarda)
ガスパル・サンス (1629-1710)
 スペインの古い舞曲の組曲 (Suite de antiguas danzas españolas) − エスパニョレッタ (Españoletas) カナリー (Canarios)
フェルナンド・ソル (1778-1839) モーツァルトの『魔笛』の主題による変奏曲 作品9
 24の練習曲 (24 Exercises) 作品35 −第22曲 ロ短調《月の光》
フランシスコ・タレガ (1852-1909) マリエータ (Marieta) (《4つのマズルカ》 から) 前奏曲第2番 イ長調
 大ワルツ (Gran vals) アランブラの思い出 (Recuerdos de la Alhambra)
イサーク・アルベニス (1860-1909)
 スペイン組曲 (Suite española) 作品47 − カディス (Cadiz) アストゥリアス (伝説) (Asturias)
エンリケ・グラナドス (1867-1916)
 スペイン舞曲集 (Danzas españolas) 作品37 − アンダルーサ (祈り) (Andaluza)
ミゲル・リョベート (1878-1938)
 10のカタルーニャ民謡 (10 Canciones populares catalanas) − 盗賊の歌 (La canço del lladre)
  凍えた12月 (クリスマスの夜) (La nit de Nadal (El Desembre congelat)) 先生 (El mestre)
ホアキン・トゥリーナ (1882-1949) ファンダギーリョ (Fandanguillo) 作品36
  モッテン・ファルク (ギター)
 [録音 2011827日-29日 ヘルゲスタード教会 (ヘルゲスタード、スウェーデン)]

Grong GMP1203 ノルウェーのピアノ音楽 (Norsk Klavermusikk) − グリーグ、ガンメルセーテル
エドヴァルド・グリーグ (1843-1907) 羊飼いの少年 (Gjætergut) 作品54-1
 孤独なさすらい人 (Ensom vandrer) 作品43-2 ハウゲロート (ハリング) (Haugelåt, halling) 作品72-4
 ミュラルグーテンによるガンガル (Gangar etter Myllarguten) 作品72-6
 ミュラルグーテンによる婚礼行列の曲 (Bruremarsj etter Myllarguten) 作品72-8 風の精 (Sylfide) 作品62-1
 彼女は踊る (Hun danser) 作品57-5 小さなトロル (小妖精) (Småtrold) 作品71-3 小鳥 (Småfugl) 作品43-4
アルフレード・ガンメルセーテル エドヴァルド・グリーグへのオマージュ (Hommage à Edvard Grieg) 作品17
 7つのピアノ・コラール (メロディ) (7 Klaverkoraler) (Melodi) 作品5 3つの前奏曲 (3 Preludes) 作品18
 エレジー (Elegi) 鳥 (Fugler/Uccelli) 作品10
  アイナル・ステーン=ノクレベルグ (ピアノ)
 [録音 2011年秋 レインボースタジオ (オスロ)]
 [制作 アルフレード・ガンメルセーテル、ヤン・エーリク・コングスハウグ  録音 ヤン・エーリク・コングスハウグ] 試聴盤

◇アルフレード・ガンメルセーテル Alfred Gammelsæter は、室内楽フェスティヴァルが知られる町、リソール出身の作曲家です。独学で作曲と即興を修めた後、アントニオ・ビバロとシェル・モルク=カールセンに作曲、シェティル・ハウグサンにハープシコード、アイナル・ステーン=ノクレベルグ Einar Steen-Nøkleberg (1944-) にピアノを学んでいます。1990年、ステーン=ノクレベルグのピアノクラスのために最初のピアノ曲《無言歌 (Lied ohne worte)》を作曲。2003年には《鳥》が、オスロのグリーグ協会の特別賞を受賞しました。自由調性の和声を使い、力強いリズムに支えられた旋律と和声に彼の音楽の特徴が表れているとされます。

Guild Historical GHCD2372
WA・モーツァルト (1756-1791) オペラ《コジ・ファン・トゥッテ》 K588 − 序曲 * [録音 1940330日]
パウル・ヒンデミット (1895-1963) ヴェーバーの主題による交響的変容 [録音 1949124日]
アルバン・ベルク (1885-1935) ヴァイオリン協奏曲《ある天使の思い出に》 [録音 1938420日]
ラーシュ=エーリク・ラーション (1908-1986)
 オスティナート (Ostinato) 作品17 (交響曲第2番 第3楽章) [録音 1949124日]
マックス・レーガー (1873-1916) (フリッツ・ブッシュ 編曲)
 幻想曲とコラール「暁の星のいと美しきかな」 作品40-1 [録音 1949124日]
フランス・ベールヴァルド (1796-1868)
 オペラ《ソリアのエストレッラ (Estrella de Soria)(1941) − 序曲 [録音 1946929日]
  ストックホルム王立劇場管弦楽団 * ストックホルム・コンサート協会管弦楽団 フリッツ・ブッシュ (指揮)
  ルイス・クラズナー (ヴァイオリン)

hanssler CD94.610 2CD's special price Premium Composers Vol.9 − エドヴァルド・グリーグ (1843-1907)
 組曲《ホルベアの時代から (Fra Holbergs tid)》 作品40
 2つの悲しい旋律 (To elegiske melodier) 作品34
  心の傷み (Hjertesår) 最後の春 (Siste vår)
 《ペール・ギュント (Peer Gynt)》 組曲第1番 作品46 《ペール・ギュント (Peer Gynt)》 組曲第2番 作品55
 山の夕べ (Aften på høyfjellet) 作品68-4 子守歌 (ゆりかごの歌) (Bådnlåt) 作品68-5 [CD98.995]
 交響的舞曲 (Symfoniske danser) 作品64 ピアノ協奏曲 イ短調 作品16
 トロールハウゲンの婚礼の日 (Bryllupsdag på Troldhaugen) 作品65-6 [CD98.128]
  アカデミー・オブ・セントマーティン・イン・ザ・フィールズ ネヴィル・マリナー (指揮) ギャリック・オールソン (ピアノ)
 [録音 1994216日-18(CD98.995)1996124日-6(CD98.128) ロンドン]

K&K KuK101 弦楽、フルートとコールアングレのコンサート
ピョートル・チャイコフスキー (1840-1893) フィレンツェの思い出 ニ長調 作品70 (弦楽オーケストラのための)
アルテュール・オネゲル (1892-1955) 室内協奏曲 H196 (フルート、コールアングレと弦楽オーケストラのための)
ジャン・シベリウス (1865-1957) 即興曲 (Impromptu) 作品5-5/6 (弦楽オーケストラのための)
アラン・スティーヴンソン (1949-) コールアングレと弦楽オーケストラのための協奏曲
  クリストフ・レンツ (フルート) ミリアム・ブッダイ (コールアングレ) プフォルツハイム南西ドイツ室内管弦楽団
  ゼバスチャン・テーヴィンケル (指揮)
 [録音 2010年 マウルブロン修道院 (ドイツ) (ライヴ)]

Naxos 8.572472 2台のピアノのための作品集
クロード・ドビュッシー (1862-1918) 白と黒で (En blanc et noir) (1915)
オリヴィエ・メシアン (1908-1992) アーメンの幻視 (Visions de l'Amen) (1942)
  ラルフ・ヴァン・ラート (第1ピアノ) ホーコン・アウストボー (第2ピアノ)

◇ラルフ・ヴァン・ラート Ralph van Raat はオランダのピアニスト。メシアンのピアノ曲を体系的に Naxos に録音したノルウェーのホーコン・アウストボー Håkon Austbø (1948-) が、《アーメンの幻視》で重要な第2ピアノを担当しています。

Novalis NOV150 196 フルートと弦楽のための音楽
WA・モーツァルト (1756-1791) (イグナツ・プライエル (1757-1831) 編曲)
 4手のピアノのためのソナタ ヘ長調 K497 (フルートと弦楽三重奏のための)
 ピアノ、クラリネットとヴィオラのための三重奏曲 変ホ長調 K498 《ケーゲルシュタット・トリオ (Kegelstatt Trio)》 (フルートと弦楽三重奏のための)
ユーセフ・マッティン・クラウス (1756-1792)
 フルート五重奏曲 ニ長調 作品7 《ウィーン・フルート五重奏曲 (Wiener Flötenquintett)(1783) *
  マティアス・ツィークラー (フルート)
  カザル四重奏団
   ダリア・ザッパ (ヴァイオリン) ラッヘル・ロジーナ・シュペート (ヴァイオリン) *
   マルクス・フレック (ヴィオラ) アンドレアス・フレック (チェロ)
 [録音 20106月、20111月 チューリヒ・ラジオ・スタジオ]

Orfeo ORFEO815121 エドヴァルド・グリーグ (1843-1907) ピアノ協奏曲 イ短調 作品16
 ノルウェー舞曲 (Norske danser) 作品35 (ピアノのための)
 抒情小曲集 (Lyriske stykker)5集 作品54 (ピアノのための)
  羊飼いの少年 (Gjætergut) ガンガル (歩き踊り) (Gangar) トロルの行進 (小人の行進) (Trolltog)
  夜想曲 (ノットゥルノ) (Notturno) スケルツォ (Scherzo) 鐘の音 (Klokkeklang)
  ミロスラフ・クルティシェフ (ピアノ) ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー
  アイヴィン・グッルベルグ・イェンセン (指揮)
 [録音 200911月、20101月]

Preiser PRCD90807 グスタフ・マーラー (1860-1911) 歌曲集
 若き日の歌 第2巻・第3巻 (『子供の不思議な角笛』によるピアノ共演の歌曲)
  いたずらな子供をしつけるために もう会えない たくましい想像力 緑の森を楽しく歩いた
  終わった!終わった! シュトラスブルクの砦で 夏の交代 うぬぼれ 別離と忌避
 リュッケルトの詩による5つの歌曲
  私はほのかな香りを吸い込んだ 美しさゆえに愛するのなら 私の歌をのぞき見しないで 私はこの世に忘れられ
  真夜中に
 大地の歌 − 告別
  ボー・スコウフス (バリトン) シュテファン・ヴラダー (ピアノ)
 [録音 2008822日-25日 カジノ・バウムガルテン、プライザー録音スタジオ (ウィーン)]
 [制作 イジー・ポスピハル  録音 グスタフ・ゾーラル]


Jazz

CAM Jazz CAMJ7847 ジョン・テイラー − Giulia's Thursday
 Titoli - Main Titles Canto d'Amore Un Amore a Roma Marcia Funebre Tarantella della Liberazione
 L'Onuri di l'Ascaluni Guerresco ed Elegiaco I Giovedi della Signora Giulia Partons Partons
  ジョン・テイラー (ピアノ) パレ・ダニエルソン (ピアノ) マーティン・フランス (ドラムズ) [録音 2006年]

◇ジョン・テイラー John Taylor がパレ・ダニエルソン Palle Danielsson とマーティン・フランス Martin France と組んだトリオの新作。映画とテレビのための音楽を手がけたカルロ・ルスティケリ Carlo Rusticehelli (1916-2004) の曲を中心とするプログラム。

Stunt Records STUCD12012 ジャズ・カミカゼ − The Return of Jazz Kamikaze
 Resurrection Mitsuhirato Future Blaster Blues for J.H. Volcano Organic Anthem Kole Copenhagen Hipster
 Agent Cooper Afrique Lamai Xelerator Prelude Xelerator Karaboudjan Celestial
 In Universal Circumference (bonus track) Chloroform (bonus track) Volcano '08 (bonus track)
  ジャズ・カミカゼ
   マリウス・ネセト (テナーサックス、ソプラノサックス、オルガン、ヴォーカル)
   ダニエル・ヘレイ・デーヴィズセン (エレクトリックギター、12弦エレクトリックギター、ヴォーカル)
   モーテン・シャンス (ピアノ、ヴィブラフォーン、リードヴォーカル) クリストー・ブレズゴー (ベース、ヴォーカル)
   アントン・エーアー (ドラムズ、パーカッション、グロッケンシュピール、ヴォーカル)
 [録音 2011225日-27日、20086月、201111月 コペンハーゲン、アメリカ]

Stunt Records STUCD12022 リチャード・アンダソン − Intuition
 Take One First Hanna in Esbjerg Ronald's New Rhythm Root Together But Apart Two And Four
 Song for Zeuthen Origin Rain Song Part I Rain Song Part II
  ビル・マクヘンリー (テナーサックス) ヤコブ・アナスコウ (ピアノ) リチャード・アンダソン (ベース)
  RJ・ミラー (ドラムズ)
 [録音 20111010日-11日 ヴィレッジ・レコーディング (コペンハーゲン)]

◇デンマークのジャズ賞 "Stjeerneprise""Fuen's Jazz Musician of the Year 2010" を受賞したデンマークのベーシスト、ニューヨークのマンハッタン音楽学校に学んだリチャード・アンダソン Richard Andersson の新しいカルテットによるアルバム。タイトルの "Intuition" (直感) に示されるとおり「インプロヴィゼーション」の音楽です。ヤコブ・アナスコウ Jakob Anderskov のピアノ、RJ・ミラー R. J. Miller のドラムズ。ビル・マクヘンリー Bill McHenry はニューヨークのサックス奏者です。ベースが雨だれを表現する "Rain Song Part II" には実際の雨音がコラージュされています。

Stunt Records STUCD12052 イェンス・リスダル − A Matter of Time
 Shadows A Matter of Time Easy Mind Queen of Wasting Time Marie Easy to Forget Be My Angel
 My Girlfriend Still Water Love & Quality God Bless the Child (Bonus track)
  イェンス・リスダル (ギター、ヴォーカル) ヤコブ・クリストファセン (ピアノ) オット・シゼニウス (オルガン)
  ルネ・オレセン (パーカッション) リスベト・ディアス (パーカッション) クラウス・メンサー (ドラムズ)
  ボボ・モレーノ (ヴォーカル) フレミング・オスタマン (ギター) ヨン・ブルラン (ベース)
  エイヴィン・オウゴー (アコーディオン) ニルス・ダール (ベース) クリスティナ・ベルスキフテ (ヴォーカル)
 [録音 1993年、1994(Bonus track)]

◇デンマークのジャズシンガー、イェンス・リスダル Jens Lysdal1998年にリリースしたデビューアルバム "A Matter of Time" の再リリース。リマスタリングを行い、"God Bless the Child" が追加されました。


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