Newsletter No.161   15 May 2012

 

リリース情報 − Classical & Contemporary

Alba ABCD309:1-2 2SACD's hybrid (5.0 surround/stereo) 「誓います」 ("Lahdon/I Will") − フィンランドの結婚の音楽
[Disc 1]
オスカル・メリカント (1868-1924) 婚礼の賛美歌
トイヴォ・クーラ (1883-1918) (レヘトラ 編曲) 結婚行進曲
エルッキ・メラルティン (1875-1937) (レヘトラ 編曲) 祝祭行進曲
シーグルド・スノーレ (1897-1996) (作曲・編曲) クルーヌピューの結婚行進曲 *
アルマス・ヤルネフェルト (1869-1958) 婚礼の音楽 *
マウリ・ホンギスト (1921-2001) 結婚行進曲 * 婚礼の音楽 *
ヤーコ・リンヤマ (1909-1983) 婚礼の音楽 * 花嫁の音楽 * 結婚序曲 婚礼の音楽 *
ペール・ヘンリク・ノルドグレン (1944-2008) 結婚行進曲 *
ヨーナス・コッコネン (1921-1996) 婚礼の音楽
カレヴィ・アホ (1949-) 結婚行進曲 1 * 結婚行進曲 2 *
アトソ・アルミラ (1953-) 婚礼の音楽 作品13-2 後奏曲 作品13-3
ミッコ・ヘイニオ (1948-) 序曲と到着 * 出発 *
[Disc 2]
ヴィルホ・ルオラヤン=ミッコラ (1911-2005) 結婚行進曲 *
ヘイッキ・リーモラ (1958-) 結婚行進曲 * 前奏曲 * ファンタジア *
カリ・ティッカ (1946-)  退出の結婚行進曲 *
ヨウコ・リンヤマ (1934-) 結婚行進曲 婚礼の音楽 婚礼の音楽
タピオ・トゥオメラ (1958-) 結婚行進曲 (e-b-e) *
エイノユハニ・ラウタヴァーラ (1928-) 結婚行進曲
キンモ・ネヴォンマー (1960-1996) 結婚行進曲 *
アンシ・ティカンマキ (19550) 結婚式 1 & 2
カイ=エーリク・グスタフソン (1942-) 祝祭音楽
トール・ノルドストレム (1944-) 結婚行進曲 (Marche nuptiale) *
パトリク・ヴィドイェスコーグ (1964-) 結婚行進曲 *
ユホ・ミエッティネン (1978-) 結婚行進曲 *
ヤン・レヘトラ (1972-) トッカータ *
アトソ・アルミラ (1953-) 婚礼の音楽 *
オッリ・コルテカンガス (1955-) ハンナとユッシの婚礼の音楽
カレヴィ・アホ (1949-) 婚礼の音楽 *
セッポ・ポホヨラ (1965-) 結婚行進曲 *
イェンナ・ヴァイニオ (1972-) イントラーダ *
ティモ・ルオッティネン (1947-) 思いやり (男の言葉で言えば) (La Caridad (Si hablando lenguas de hombres)) *
ヨウニ・カイパイネン (1956-) 真実を喜ぶ (Congaudet autem veritati) 作品80 *
  ヤン・レヘトラ (オルガン) * 世界初録音 試聴盤

◇「歴史的オルガンと作曲家」シリーズを録音したオルガニスト、ヤン・レヘトラ Jan Lehtola (1972-) が弾く、結婚式のためのフィンランド伝統の曲と新しい曲のコレクション。

Alba ABCD337 カロル・シマノフスキ (1882-1937) ピアノ作品集 第2集
 幻想曲 ハ長調 作品14 (1905)
 仮面 (Maski) 作品34 (1915-16)
  シェエラザード (Shéhérazade) 道化のタントリス (Tantris der Narr)
  ドン・ファンのセレナード (Sérénade de Don Juan)
 20のマズルカ 作品50 (1924-25) − 第1曲 ソステヌート−モルト・ルバート
  第2曲 アレグラメンテ−ポコ・ヴィヴァーチェ 第3曲 モデラート 第4曲 アレグラメンテ、リゾルート
 2つのマズルカ 作品62 (1933-34)
  アヌ・ヴェヘヴィライネン (ピアノ)

Alba ABCD342 SACD hybrid (5.0 multichannel/stereo)
ヨウニ・カイパイネン (1956-)
 バスター・キートンの亡霊 (notkea keaton) (The Ghost of Buster) 作品86a (2008-09)
  バスター・キートンの亡霊 (The Ghost of Buster) (2008)
  ベナンの朝の歌 (Aubade beninoise/Beniniläinen aamulaulu) (2009)
パーヴォ・コルピヤーコ (1977-) アミューズ・ブシュ (Amuse-bouche) (2008)
ウスコ・メリライネン (1930-2004) タイムライン (Aikaviiva) (1989)
  タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団 ハンヌ・リントゥ (指揮) 試聴盤

◇現代フィンランドの作曲家3人の管弦楽作品集。ヨウニ・カイパイネン Jouni Kaipainen (1956-) は、グループ「耳を開け」のメンバーのひとり。1980年代のモダニズム・スタイルから、近年は、表現主義の書法に古典的な明快さを導入した、色彩とイマジネーションゆたかな作風に変わってきました。《バスター・キートンの亡霊》は、2つの部分からなる作品です。最初の〈バスター・キートンの亡霊〉は、友人のマルック・ペルトラ Markku "Peltsi" Peltola (1956-2007) を追悼して作曲されました。ペルトラは、アキ・カウリスマキの映画『過去のない男 (Mannen utan minne)』に主演したことで国際的にも知られる俳優です。この曲のタイトルは、歌手でもあったペルトラがリリースした無声映画の喜劇俳優バスター・キートンをテーマに制作した2枚のアルバムに因んでつけられました。もうひとつの〈ベナンの朝の歌〉は、西アフリカのベナンにあるフィンランド・アフリカ文化センター、ヴィラ・カロ Villa Karo を訪れた時のカルチャーショックから生まれた作品です。パーヴォ・コルピヤーコ Paavo Korpijaakko (1977-) は、タンペレ応用科学大学 (TAMK) で作曲法を専攻しました。カイパイネン、ユハニ・ヌオルヴァラ、ハンヌ・ポホヤンノロに学び、コルテカンガス、マグヌス・リンドベリ、アレクサンダー・ミュレンバッハ、クラース・トシュテンソンのマスタークラスに参加しています。フランス料理で食前酒とともに出される軽いつまみ「アミューズ・ブシュ」をタイトルとする約16分の音楽は、フィンランド放送交響楽団の委嘱により作曲されました。この曲についてカイパイネンは、「ちょっとしたオードブルどころか、栄養のある食事そのもの」と評しています。ウスコ・メリライネン Usko Merilainen (1930-2004) の "管弦楽のための協奏曲" 《タイムライン》は、1989年、タンペレ・ホールのこけら落としのために書かれた作品です。「メリライネンの最良の作品に数えられる」 (音楽学者キンモ・コルホネン)。3作品ともこれが初録音です。

Alba ABCD343 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) コントラスト (Contrasts) − オルガンのための作品集
ディズリク・ブクステフーデ (c.1637-1707) 前奏曲 ホ長調 BuxWV141
アウリス・サッリネン (1935-) オルガンのためのシャコンヌ (Chaconne per organo) 作品23
エーロ・ハメーンニエミ (1951-) パッサカリア (Passacaglia)
ディズリク・ブクステフーデ (c.1637-1707) 前奏曲 嬰ヘ短調 BuxWV146
JS・バッハ (1685-1750) 前奏曲とフーガ イ長調 BWV536
ヨウニ・カイパイネン (1956-) Reunion Confirmed Passacaglia 作品71
オッリ・コルテカンガス (1955-) シャコンヌ (Ciaccona)
JS・バッハ (1685-1750) 前奏曲とフーガ イ短調 BWV543
  カリ・ヴオラ (オルガン) [ナーンタリ修道院教会のオルガン (フィンランド)] 試聴盤

◇オルガンのマエストロ、ブクステフーデとバッハの作品と現代フィンランドのサッリネン Aulis Sallinen (1935-)、エーロ・ハメーンニエミ Eero Hämeenniemi (1951-)、ヨウニ・カイパイネン Jouni Kaipainen (1956-)、オッリ・コルテカンガス Olli Kortekangas (1955-) の作品を「対照 (コントラスト)」させる。カリ・ヴオラ Kari Vuola は、シベリウス・アカデミーで教会音楽とオルガン演奏を学び、デンマーク、フィンランド、ドイツ、スイスのマスターコースに参加。コペンハーゲンの王立音楽アカデミーでハンス・ファーギウスに師事しました。1987年からナーンタリで教会音楽家として働き、1993年にラハティ国際オルガン・フェスティヴァルの「若き芸術家」に選ばれました。ブラームスの全集 (ABCD121)、レーガーの《3つのコラール幻想曲》 (ABCD175)、バッハの選集 (ABCD209) と《オルガン小曲集− 待降節とクリスマスのコラール》 (ABCD248)Alba Records に録音しています。

Ars Produktion ARS38111 フェリクス・メンデルスゾーン (1809-1847)
 交響曲第4番 イ長調 作品90《イタリア》 交響曲第5番 ニ短調 作品107《宗教改革》
  ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団 オーラ・ルードネル (指揮)
 [録音 20097月 (第4番)、9月]

Aurora ACD5065 オルヤン・マトレ (1979-) クラリネットのための音楽
 プロローグ (Prologue) (2010) (クラリネット・ソロのための)
 チャント (Chant) (2008) (バスクラリネットとテナートロンボーンのための)
 孤独に散る葉 (A leaf falls in loneliness) (2006) (メッツォソプラノ、クラリネット、チェロとテープのための)
 クラリネット協奏曲《裏返しに (Inside Out)(2010)
  ロルフ・ボルク (クラリネット) マリウス・ヘースビ (トロンボーン) トゥーラ・アウゲスタ (メッツォソプラノ)
  タニヤ・オルニング (チェロ) ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団 ファンホ・メナ (指揮)
 [録音 201113日-5日 ヤール教会 (ベールム)、318日-19日 グリーグホール (ベルゲン) (協奏曲)]
 [制作 フランソワ・エケール、クシシュトフ・ドラーブ (協奏曲)  録音 フランソワ・エケール、グンナル・ヘルライフ・ニルセン (協奏曲)] 試聴盤

◇作曲家のオルヤン・マトレ、クラリネット奏者のロルフ・ボルク。ノルウェーの若い世代の音楽家ふたりのコラボレーションを紹介するポートレートアルバムです。オルヤン・マトレ Ørjan Matre (1979-) はベルゲン生まれ。オスロのノルウェー国立音楽アカデミーでビョルン・クルーセ、ラッセ・トゥーレセン、オラヴ・アントン・トンメセン、ヘンリク・ヘルステニウスに作曲法を学びました。細かいニュアンスをもったサウンドと色彩の音楽が評価され、ノルウェー音楽シーンで活躍するミュージシャン、アンサンブル、オーケストラからの委嘱がつづいています。ロルフ・ボルク Rolf Borch (1975-) もベルゲンの生まれ。ノルウェー国立音楽アカデミーでハンス・クリスチャン・ブレインに学び、室内アンサンブル "asamisimasa" のメンバー、ソロ奏者として活躍しています。クラリネット・ソロのための現代作品集『ステップ・インサイド (Step Inside)(Aurora ACD5046) が代表的アルバムです。《チャント》は、オスロ室内楽フェスティヴァルの委嘱により作曲された、バスクラリネットとトロンボーンの会話。《孤独に散る葉》は、EE・カミングズの詩と松尾芭蕉の俳句からインスピレーションを得たといいます。Ny Musikks Komponistgruppe (新音楽作曲家グループ) が委嘱し、オスロで秋に開催される現代音楽祭、ウルティマ・フェスティヴァルで初演されました。クラリネット協奏曲のタイトル《裏返しに》は、協奏曲におけるソロ楽器とオーケストラのテクスチュアの関係を暗示。静と動の交代、光と影の交差する音楽も「裏返し」とみなせます。ベルゲン・フィルハーモニックとロルフ・ボルクの委嘱作です。ベルゲン・フィルハーモニックとロルフ・ボルクの委嘱作です。アルバムの最初に演奏されるクラリネット・ソロのための《プロローグ》は、クラリネット協奏曲のソロパートの素材をまったく異なる環境のうちに展開したとされる作品です。全4曲、初演者による録音です。

BIS CD975 セルゲイ・ラフマニノフ (1873-1943) ピアノと管弦楽のための作品集
 ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 作品1 (改訂版) ピアノ協奏曲第4番 ト短調 作品40 (最終稿)
 パガニーニの主題によるラプソディ 作品43
  小川典子 (ピアノ) マルメ交響楽団 オーウェイン・アーウェル・ヒューズ (指揮)
 [録音 19986月、11月、20016月 マルメ・コンサートホール (スウェーデン)]

BIS SACD1599 SACD hybrid (Multichannel/stereo) 法悦の太鼓 − 打楽器と中国楽団の饗宴
鐘耀光 (1956-) 打楽器と中国楽団のための協奏曲 秦王の敵隊撃破
安部圭子 (1937-) (鐘耀光 編曲) プリズム・ラプソディ
ネボイシャ・ヨヴァン・チフコヴィチ (1962-) Born to Be Wild (スオナと打楽器のための)
黛敏郎 (1929-1997) (江賜良 編曲) シロフォン協奏曲
  エヴェリン・グレニー (打楽器) 台北中国楽団 鐘耀光 (指揮) 林子由 (スオナ)
 [録音 201011月 中山ホール (台北)]

BIS CD1819 CPE・バッハ (1714-1788) キーボード独奏のための作品全集 第25
 ソナタ ニ長調 H42 (Wq65/14) ソナタ ト長調 H23 (Wq65/12) ソナタ ヘ短調 H40 (Wq62/6)
 ソナタ ヘ長調 H52 (Wq65/21) ソナタ ハ長調 H41 (Wq62/7)
  ミクローシュ・シュパーニ (クラヴィコード)
 [録音 20112月 キーゼル・ホール (シント・トロイデン、ベルギー)]

BIS SACD1867 SACD hybrid (Multichannel/stereo) 夏の日 (A Summer's Day) − スウェーデン・ロマンティック歌曲集
アードルフ・フレードリク・リンドブラード (1801-1878)
 夕べ (Aftonen) まどろむキューピッド (Der schlummernde Amor) どうして? ああ、そうか! (Mån tro? Jo, jo!)
 白鳥姫の歌 (Svanvits sång) 警告 (Varning) 夜のラン (Nattviolen) 求婚 (Frieriet) (二重唱) *
 昔は (På gamla dagar) (二重唱) * 子守歌 (Vaggvisa) 夏の日 (En sommardag)
 道ばたの老人 (Gubben vid vägen) 少女の朝の瞑想 (En ung flickas morgonbetraktelse)
 花嫁の旅 (Bröllopsfärden)
エーリク・グスタフ・イェイエル (1783-1847) 花を摘んだ娘 (Blomplockerskan)
 恋人たちの喧嘩は口づけが (Gräl och allt väl) 私の駆け引き (Min Politik) ナイフ研ぎの少年 (Skärslipargossen)
フランス・ベールヴァルド (1796-1868) ロマンス (Romance) さようなら、山々よ (Lebt wohl ihr Berge) 夢 (Traum)
 あなたの歳では (A votre âge) のどかな日は気の向くままに散歩して (En parcourant les doux climats)
 184474日 (オスカル国王万歳) (Den 4 Juli 1844 (Konung Oscar!))
アウグスト・セーデルマン (1832-1876)  バラ園の娘 (Jungfrun i rosengård) 緑の服を着た娘 (Jungfrun i det gröna)
 罪、死 (Synden, døden) 私は夢の中で泣いた (Ich hab' im Traum geweinet)
 美しい五月に (Im wunderschönen Monat Mai) 森の娘 (Flickan i skogen) バラード (Ballade)
 セレナード (Serenad) 五月の歌 (Majvisa)
  アンネ・ソフィ・フォン・オッター (メッツォソプラノ) ベンクト・フォシュベリ (ピアノ)
  フレードリク・セッテシュトレム (バリトン) *
 [録音 20102月、4月、5月 旧スウェーデン音楽アカデミー (ストックホルム)] 試聴盤

◇スウェーデンのメッツォソプラノ、アンネ・ソフィ・フォン・オッター Anne Sofie von Otter が久々に BIS Records に録音しました。スウェーデンのロマンティシズム時代を彩る歌曲集。リンドブラード Adolf Fredrik Lindblad (1801-1878) の《夏の日》は、スウェーデンの人たちにもっとも愛されてきた歌曲とも言われ、ステーンハンマルがカンタータ《歌》で児童合唱に歌わせています。ベールヴァルド Franz Berwald (1796-1868)、セーデルマン August Söderman (1832-1876)。イェイエル Erik Gustaf Geijer (1783-1847) の歌曲は、スウェーデン音楽のアンソロジー Musica Sveciae シリーズでも紹介されました (MSCD519)。フォン・オッターと長年にわたり共演してきたベンクト・フォシュベリ Bengt Forsberg (1952-) のピアノ。リンドブラードの二重唱曲は、ベルツのオペラ《マリー・アントワネット》 (Caprice CAP22047) やアルヴェーンのカンタータ (Sterling CDS1058-2) などのフレードリク・セッテシュトレム Fredrik Zetterström (1972-) が加わっています。

BIS SACD1890 SACD hybrid (Multichannel/stereo) エドゥアール・ラロ (1823-1892)
 ヴァイオリン協奏曲第3番 ト短調 作品21 《ロシア協奏曲》 ロマンス・セレナード (1877)
 ファンタジー=バレエ (1885) ギター 作品28 (オーケストレーション ガブリエル・ピエルネ)
 ピアノ協奏曲 ヘ短調 (1888-89)
  ジャン=ジャック・カントロフ (ヴァイオリン) ピエール=アラン・ヴォロンダ (ピアノ)
  タピオラ・シンフォニエッタ ケース・バケルス (指揮)
 [録音 20115月 タピオラ・コンサートホール (エスポー、フィンランド)]

BIS CD1958 脳みそ崩壊 (Brain Rubbish)
アダム・ゴーブ (1958-) イディシュ舞曲集 (Yiddish Dances) (1997) (ウィンドアンサンブルのための)
クリスチャン・リンドベリ (1958-) ガラマンタ組曲 (Suite from Galamanta) 脳みそ崩壊 (Brain Rubbish)
ジョージ・ガーシュウィン (1898-1937) (M・ヴァン・ギルス 編曲) パリのアメリカ人 (An American in Paris)
ベルナルド・アダム・フェッレロ (1942-) (A・ホーグステット 編曲) ホアキン・ソロラ賛歌 (Homenaje a Joaquin Sorolla)
  スウェーデン・ウィンドアンサンブル クリスチャン・リンドベリ (指揮)
 [録音 20101月 スウェーデン放送スタジオ2 (ストックホルム)]

C Major 71 0604 Bluray/71 0508 2DVD-videos 4つの交響曲
ヨハネス・ブラームス (1833-1897) 交響曲第1番 ハ短調 作品68
アントニーン・ドヴォジャーク (1841-1904) 交響曲第9番 ホ短調 作品95 《新世界から》
ジャン・シベリウス (1865-1957) 交響曲第5番 変ホ長調 作品82
カール・ニルセン (1865-1931)
 交響曲第3FS60 (作品27) 《シンフォニア・エスパンシーヴァ (ひろがりの交響曲) (Sinfonia espansiva)
  イーナ・クリングレボトン (ソプラノ) エアレン・ティアミ (バリトン) デンマーク国立交響楽団
  トマス・ダウスゴー (指揮)
 [収録 2009611日 (ニルセン)、13日 (ブラームス)、17日 (シベリウス)、19日 コペンハーゲン・コンサートホール (ライヴ)]
 [Unitel Classica、デンマーク放送 (DR) 共同制作]
 [Blu-ray: Region free 1080 HD 16:9 168m DTS-HD MA 5.1/PCM 2.0 日本語、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語字幕]
 [DVD: Region free NTSC 16:9 168m DTS surround 5.1/PCM 2.0 日本語、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語字幕]

◇デンマークの画家ポール・ベケット Paul Beckett (1922-1994) と妻のビアテ Birte Beckett が芸術、文化、医療科学、自然保護の活動を支援するため1989年に設立したベケット財団 Beckett-Fonden が、2009年夏、財団20周年を記念してデンマーク国立交響楽団と共同企画した「シンフォニック・サマー・プロジェクト」コンサートのライヴ。2004年から2011年のシーズンまで首席指揮者を務め、このコンサートを指揮したトマス・ダウスゴー Thomas Dausgaard (1963-) のインタビューも収録されています。

 http://www.youtube.com/watch?v=HZQHN2I8irY&list=UUX1lwmojGp-4EYvZEViN0NA&index=1&feature=plcp

Danica DCD8238 ハンス=エリク・フィリップ (1943-) 血の婚礼 (Blodbryllup/Blood Wedding)
  シモーネ・ケルメス (ソプラノ) ブダペスト放送交響楽団・合唱団 ベーラ・ドラホシュ (指揮)

◇デンマークの作曲家ハンス=エリク・フィリップ Hans-Erik Philip (1943-) は、主に映画とテレビの分野で活躍しています。TV映画『漁師たち (Fiskerne)』のための音楽 (Danica DCD8127) が代表作のひとつです。《血の婚礼》は、スペインの詩人、劇作家、フェデリーコ・ガルシーア・ロルカ Federico Garcia Lorca (1898-1936) の戯曲『血の婚礼 (Bodas de sangre)(1933) に基づく作品。婚礼の日、花嫁はかつての恋人と逃げだし、追ってきた花婿と恋人が、果たし合いの末、ふたりとも死んでしまう、というストーリー。初録音。ドイツのソプラノ、シモーネ・ケルネス Simone Kermes がソロを歌っています。

Daphne DAPHNE1041 2CD's ユーハン・ヘルミク・ルーマン (1694-1758) 12のキーボード組曲 (ソナタ)
 組曲第1番 変ホ長調 BeRI225 組曲第2番 ニ長調 BeRI226 組曲第3番 ト長調 BeRI227
 組曲第4番 ニ長調 BeRI228 組曲第5番 ト短調 BeRI229 組曲第6番 変ロ長調 BeRI230
 組曲第7番 ヘ長調 BeRI231 組曲第8番 イ長調 BeRI232 組曲第9番 ニ短調 BeRI233
 組曲第10番 ロ短調 BeRI234 組曲第11番 ヘ短調 BeRI235 組曲第12番 ホ短調 BeRI236
  オスカル・エークベリ (ピアノ)
 [録音 201121日-2日、1113日-14日、1211日-12日 ユッテルイェーナ文化ホール (スウェーデン)]
 [制作 カルロス・ムラカミ  録音 ビョーン・ウッデーン] 試聴盤

◇《ドロットニングホルムの音楽》《スウェーデン・ミサ曲》、独奏楽器のための協奏曲、シンフォニア、トリオソナタをはじめとする室内楽曲で親しまれているルーマン Johan Helmich Roman (1694-1758) の作品は、フラウトトラヴェルソと通奏低音のソナタ (12曲) をのぞき、未出版のまま残されました。『J. H. Roma och hans instrumentalmusik: käll- och stilkritiska studier (JH・ルーマンとその器楽音楽:出所と様式の批評研究)』 (Uppsala, 1955) を著したイングマル・ベンクトソン Ingmar BengtssonBeRI225 から BeRI236 の整理番号を付けた12曲も未出版の作品です。高音部と低音部の2段に書かれたこの12曲は、ルーマンの手稿譜に楽器の指定と曲名の記載がなく、ハープシコードのために作曲されたのかピアノのためなのか、組曲 (svit) なのかそれともソナタ (sonate) なのかが不明です。作品を構成する曲 (楽章) も第7番と第12番は3曲、第4番は7曲と一定せず、エーヴァ・ヌーデンフェルトがハープシコードで弾いた録音 (Swedish Society Discofil SCD1060-61) は「ソナタ」、オスカル・エークベリによるこの初めてのピアノ録音は「組曲」としています。

 ピアニストのエークベリ Oskar Ekberg (1977-) は、ヨーテボリ音楽大学とストックホルムの王立音楽大学で主にマッツ・ヴィードルンドの下で学び、イジー・フリンカ、パスカル・ドヴァイヨン、ドミートリー・バシュキロフ、ミシェル・ベロフ、ホーコン・アウストボーにも教わりました。主なレパートリーは、メシアンのピアノ作品、ブリッタ・ビューストレムやイェスパー・ヌーディンといった現代スウェーデンの作曲家の音楽、そして、みずから校訂と編纂した新版を用意したルーマンの組曲です。この組曲についてエークベリは、JS・バッハの組曲からは遠く、ラモーとフランソワ・クープラン、あるいはドメニコ・スカルラッティへの共感をうかがわせる、と語っています。全12曲の録音セッションは、カルロス・ムラカミ Carlos Murakami がエンジニアリング、Daphne Records を主宰するビョーン・ウッデーン Björn Uddén がプロデュースを担当し、ユッテルイェーナ文化ホール Kulturhuset i Ytterjärna で行われました。

hyperion CDA67828 アードルフ・ヴィークルンド (1879-1950)
 ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品10 (1906-07 rev.1935)
 ピアノと管弦楽のための演奏会用小品 (Konsertstycke) ハ長調 作品1 (1903)
 ピアノ協奏曲第2番 ロ短調 作品17 (1917)
  マッティン・ステュルフェルト (ピアノ) ヘルシングボリ交響楽団 アンドリュー・マンゼ (指揮)
 [録音 2010921日-25日 ヘルシングボリ・コンサートホール (ヘルシングボリ、スウェーデン)]

◇アードルフ・ヴィークルンド Adolf Wiklund (1879-1950) は、スウェーデン、ヴァルムランド地方のロングセルード生まれ。ストックホルムの王立音楽大学に学び、オルガン奏者、音楽教師の学位を取って卒業。その後、スウェーデンにおける対位法の第一人者、ユーハン・リンドグレンと、かつてクララ・シューマンの弟子だったリカルド・アンデションの下で学びました。この時期、1903年に作曲したハ長調の《演奏会用小品》が、アンデションの力添えのおかげで、同年4月、ヴィークルンド自身のソロ、トゥール・アウリン指揮コンサート協会管弦楽団 (現、王立ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団) の共演で初演され、その成功で注目されたヴィークルンドはスウェーデン政府の奨学金を獲得、一年間パリに留学します。その後、ベルリン、ローマ、カールスルーエで学び、ベルリン歌劇場のレペティトゥール、オペラ学校のカペルマイスターを務めた後、1911年、ストックホルムの王立オペラの指揮者に就任するため帰国。以後、指揮者、作曲家、ピアニストとして20世紀前期スウェーデンの音楽に彩りを添える活動を続けました。ホ短調の第1番、ロ短調の第2番。ドイツとフランス、そしてグリーグの協奏曲に「挨拶」しつつ北欧の音と色彩を反映したロマンティックで優雅な2曲の協奏曲は、1920年代から1940年代にかけてストックホルムのコンサートでしばしば演奏され、ヴィークルンドの代表作とみなされている作品です。第2番は、ヴィルヘルム・バックハウスが、1941年、ヴィークルンドの指揮で演奏し、ストックホルムの聴衆を熱狂させたことが伝わっています。インゲマル・エードグレン (第1番) とグレータ・エーリクソン (第2番) のディスク (Caprice CAP21363) 以来の録音を手がけるマッティン・ステュルフェルト Martin Sturfält (1979-) はストックホルムの生まれ。王立音楽大学でエステル=ブーディン・カルペとステファン・ボイステン、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校でポール・ロバーツとローナン・オホウラに学び、コンサートピアニストとして活動しています。ステーンハンマルのピアノ作品集 (hyperion CDA67689) が彼の最初のCD録音です。

Linn CKD399 SACD hybrid (Multichannel/stereo) ウィリアム・ローズ (1602-1645) ヴィオールとオルガンのためのコンソート組曲集
 5声のコンソート組曲 ト短調 5声のコンソート組曲 イ短調 5声のコンソート組曲 ハ短調 5声のコンソート組曲 ハ長調
 6声のコンソート組曲 ト短調 6声のコンソート組曲 ヘ長調 6声のコンソート組曲 変ロ長調
  ファンタズム
   ローレンス・ドライファス (トレブルヴィオール、ディレクター) ウェンディ・ギレスピー (トレブルヴィオール)
   ジョナサン・マンソン (テナーヴィオール) マルック・ルオヤラン=ミッコラ (バスヴィオール)
   エミリア・ベンジャミン (テナーヴィオール) ミッコ・ペルコラ (バスヴィオール) ダニエル・ハイド (オルガン)

MSR(USA) MS1401 ベーラ・バルトーク (1881-1945) 44の二重奏曲 Sz98 (1931) (2つのヴァイオリンのための)
  デュオ・ランドン
   クリフ・シーグルヨウンスドウッティル (ヴァイオリン) ヒョルレイヴル・ヴァルソン (ヴァイオリン)

◇クリフ・シーグルヨウンスドウッティル Hlif Sigurjónsdóttir は、アイスランド人を父にデンマークに生まれました。レイキャヴィーク音楽大学で学んだ後、アメリカに渡りウィリアム・プリムローズやヤーノシュ・シュタルケルに師事しました。ヒョルレイヴル・ヴァルソン Hjörleifur Valsson はアイスランドの生まれ。プラハ音楽院に学び、現在、クラシカルと民俗音楽のジャンルで活動しています。デュオ・ランドン Duo Landon のアンサンブル名は、ふたりの弾くクリストフ・ランドン製作のヴァイオリンに因み命名されました。この録音では44曲が、バルトークの提案した曲順で演奏されています。

Naxos 8.572823 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ (1895-1927) ピアノ協奏曲第1番 ト短調 作品46 (1927)
 ピアノ協奏曲第2番 ヘ長調 作品92 (1936-37)
 『恋の骨折り損 (Love's Labour's Lost)』》のための4つの舞曲 作品167 (1953)
  サラバンド (ナバラ国王のための) (Sarabande) (for the King of Navarre)
  ガヴォット (フランス王女のための) (Gavotte) (for the Princess of France)
  スペイン舞曲 (ドン・アドリアーノ・デ・アルマードのための) (Spanish Dance) (for Don Adriano de Armado)
  ロシア舞曲 (仮面劇) (Russian Dance) (Masque)
  アレッサンドロ・マランゴーニ (ピアノ) マルメ交響楽団 アンドリュー・モグレリア (指揮)

Naxos 8.572827 大好きな北欧ヴァイオリン曲集 (Nordic Violin Favourites)
スパッレ・オルセン (1903-1984)
 ロムの6つの古い村の歌 (6 Gamle bygdevisur fra Lom) 作品2 (ヴァイオリンと管弦楽のための版)
クット・アッテルベリ (1887-1974) 組曲第3番 嬰ハ短調 作品19-1 (2つのヴァイオリンと弦楽オーケストラのための版)
ヴィルヘルム・ステーンハンマル (1871-1927)
 2つの感傷的なロマンス (Tvåa sentimentala romanser) 作品28 (ヴァイオリンと管弦楽のための)
オーレ・ブル (1810-1880) ハバナの思い出 (Recuerdos de Habana)
 セーテル訪問 (Et sæterbesøg) (1848-49) (ヴァイオリン管弦楽のための)
ヨハン・ハルヴォシェン (1864-1935) ノルウェー舞曲 (Norsk dans)3(1931) (ヴァイオリンと管弦楽のための)
ジャン・シベリウス (1865-1957) 2つのユモレスク (2 Humoresques) 作品87 (ヴァイオリンと管弦楽のための)
 4つのユモレスク (4 Humoresques) 作品89 (ヴァイオリンと弦楽、ヴァイオリンと管弦楽のための)
クリスチャン・シンディング (1858-1941) 夕べの気分 (Abendstimmung) 作品120a (ヴァイオリンと管弦楽のための)
  ヘンニング・クラッゲルード (ヴァイオリン) ダーラ・シンフォニエッタ ビャッテ・エンゲセット (指揮)
 [録音 2011527日-31日 クリスティーネホール (ファールン、スウェーデン)]
 [制作 ラーシュ・ニルソン  録音 ミケール・ダールヴィド] 試聴盤

◇シベリウスとシンディングの協奏曲 (Naxos 8.557266 CD/6.110056 SACD)、シンディングのヴァイオリンとピアノのための作品集 (8.572254, 8.572255)、モーツァルトの変ホ長調のディヴェルティメント (8.572258)、イザイの6つのソナタ (Simax PSC1293) など、数々の素敵な録音で愛されているノルウェーのヴァイオリニスト、ヘンニング・クラッゲルード Henning Kraggerud (1973-) が、19世紀から20世紀初頭にかけてノルウェーとスウェーデンの作曲家が書いたヴァイオリンとオーケストラのための「愛すべき」音楽を録音しました。長年彼と共演してきたビャッテ・エンゲセット Bjarte Engeset (1958-) が、スウェーデン、ダーラナ地方のオーケストラ、ダーラ・シンフォニエッタ DalaSinfoniettan を指揮しています。アッテルベリ Kurt Atterberg (1887-1974) の交響曲第3番とならぶ代表作に挙げる人もいる、ヴァイオリン、ヴィオラと弦楽オーケストラのための嬰ハ短調の《組曲第3番》は、2つのヴァイオリンと弦楽オーケストラのための版の初めての録音です。2つのソロパートをクラッゲルードが弾いた多重録音です。

Naxos Historical 8.112066-69 4CD's リヒャルト・ワーグナー (1813-1883) 楽劇《神々の黄昏 (Götterdämmerung)
  ヒシュテン・フラグスタ (キルステン・フラグスタート) (ソプラノ、ブリュンヒルデ)
  セト・スヴァンホルム (テノール、ジークフリート) ヴァルデマル・ヨンセン (バリトン、グンター)
  イングリ・ビョルネル (イングリッド・ビョーナー) (ソプラノ、グートルーネ、第3のノルン)
  エギル・ノールショー (バス、ハーゲン) ペール・グロンネンベルグ (バリトン、アルベリヒ)
  エヴァ・グスタフソン (メッツォソプラノ、第1のノルン) ウンニ・ブッゲ=ハンセン (ソプラノ、ヴォークリンデ)
  カレン・フラグスタ (メッツォソプラノ、ヴェルグンデ、第2のノルン)
  ベアテ・アッセション (メッツォソプラノ、フロースヒルデ) スタジオ合唱団 ノルウェー国立放送管弦楽団
  オスロ・フィルハーモニック管弦楽団 オイヴィン・フィエルスタ (指揮)
 [録音 195615日、8日、10日 ノルウェー放送スタジオ (オスロ)、314日 オスロ大学ホール *原盤記載データ]

19561月、ノルウェー放送局は、ヒシュテン・フラグスタ Kirsten Flagstad (1895-1962) とセト・スヴァンホルム Set Svanholm (1904-1964) が主役を歌いオイヴィン・フィエルスタ Øivin Fjeldstad (1903-1983) が指揮した《神々の黄昏》のほぼ全曲をラジオ放送しました。この録音は、その後、《指輪》の全曲録音を企画し、20世紀を代表するワーグナー歌手フラグスタに最初のプロジェクト《ラインの黄金》に参加してもらうことを望んでいた Decca Records のプロデューサー、ジョン・カルショー John Culshaw が、彼女の願いに応え、欠落していた音楽のほとんどの部分を追加で録音し、この楽劇の最初の (ほぼ完全な) 商用録音としてリリースしました。Naxos Historical のこのセットは DeccaLP (モノーラル) からの復刻です。

Ondine ODE1193-2 ユーセフ・マッティン・クラウス (1756-1792) ヴィオラ協奏曲集
 ヴィオラ協奏曲 変ホ長調 VB153c ヴィオラ協奏曲 ハ長調 VB153b
 ヴィオラ、チェロと管弦楽のための協奏曲 ト長調 VB153a
  デイヴィッド・アーロン・カーペンター (ヴィオラ) リータ・ペソラ (チェロ) タピオラ・シンフォニエッタ
  ヤンネ・ニソネン (コンサートマスター)
 [録音 2011117日-9日 タピオラ・ホール (エスポー、フィンランド)]
 [制作 セッポ・シーララ  録音 エンノ・マエメツ] 試聴盤

◇作曲者が特定されないままルンドの大学図書館に保存されていた3つのヴィオラ協奏曲。近年の研究により、スウェーデンのグスタフ三世の宮廷に仕えたドイツの作曲家ユーセフ・マッティン・クラウス Joseph Martin Kraus (1756-1792) がベネディクト会の修道士、友人のホフシュテッターのために作曲した作品だろうという判定が下されたといいます。作曲の時期は、177712月から1781年の間と推測されています。初録音。

Ondine ODE1201-2 詩編 (Psalms)
フェリクス・メンデルスゾーン (1809-1847)
 詩編100番「全地よ、主に向かって喜びの声をあげよ (Jauchzet dem Herrn, alle Welt)
 3つの詩編 (3 Psalmen) 作品78
  詩編2番「なにゆえ、国々は騒ぎ立ち (Warum toben die Heiden)
  詩編43番「神よ、あなたの裁きを望みます (Richte mich, Gott)
  詩編22番「わたしの神よ、なぜわたしをお見捨てになるのか (Mein Gott, warum hasst du mich verlassen?)
 目を上げて丘を見よ (Hebe deine Augen) (《エリヤ (Elias)》 作品70 から)
 それ、主、汝のためにみ使いたちに命じて (Denn er hat seinen Engeln befohlen) (《エリヤ (Elias)》 作品70 から)
 死せる者は幸いなり (Wie selig sind die Toten) 作品115-1
キリルス・クレーク (1889-1962)
 詩編22番「わたしの神よ、なぜわたしをお見捨てになるのか (Mu Jumal! Mikspärast oled Sa mind maha jätnud?)
 詩篇141番「主よ、わたしはあなたを呼びます (Issand, ma hüüan Su poole)
 詩篇104番「わたしの魂よ、主をたたえよ (Kiida, mu hing, Issandat!)」 いかに幸いなことか (Onnis on inimene)
 詩編137番「バビロンの流れのほとりに座り (Paabeli jogede kaldail)
 宗教的民謡集
  私たちの貧しさは素晴らしい (Kui suur on meie vaesus) もっとも良きイエス (Jeesus konige ülem hää)
  イエス様、私はあなたに祈ります (Armas Jessus, Sind ma palun)
  おおイエス、あなたの痛みは (Oh Jeesus, sinu valu) 私の心は目を覚まし、そして歌う (Mu süda, ärka üles)
  エストニア・フィルハーモニック室内合唱団 ダニエル・ロイス (指揮)
 [録音 2009914日-17日 ハープサル大聖堂 (ハープサル、エストニア)]
 [製作総指揮 レイヨ・キールネン  録音 フローリアン・B・シュミット] 試聴盤

OUR Recordings 6.220604 SACD hybrid (Multichannel/stereo) ヴィルトゥオーゾ・バロック (Virtuoso Baroque)
トマゾ・アントニオ・ヴィターリ (1663-1745) シャコンヌ ト長調 (リコーダーとリュートのための)
GP・テレマン (1681-1767) リコーダーソナタ ニ短調 TWV41:d4 (《音楽の練習帳》 から)
JS・バッハ (1685-1750) リコーダーソナタ ヘ長調 BWV1033
アントニオ・ヴィヴァルディ (1678-1741) リコーダーソナタ ト長調 RV59 (《忠実な羊飼い》 から)
アルカンジェロ・コレッリ (1653-1713) リコーダーソナタ 作品5-12 《ラ・フォリア (La Folia)
ジュゼッペ・タルティーニ (1692-1770)
 ヴァイオリンソナタ ト短調 《悪魔のトリル (Trillo del Diavolo)》 (リコーダーとリュートのための)
GF・ヘンデル (1685-1759) リコーダーソナタ 変ロ長調 HWV377
  ミカラ・ペトリ (リコーダー) ラース・ハニバル (リュート)
 [録音 201132日-4日 OUR Recordings Studio (コケダル、デンマーク)]

OUR Recordings 6.220605 SACD hybrid (Multichannel/stereo) リコーダーと混声合唱のための作品集
ユージス・プラウリニュシュ (1957-) ナイチンゲール (The Nightingale) (2010)
ダニエル・ベルツ (1939-) Nemesis divina (2006)
ソンライフ・ラスムセン (1961-) I (2011)
ペーター・ブルーン (1968-) ひばりのいる2つの情景 (Two scenes with Skylark) (2011)
  ミカラ・ペトリ (リコーダー) デンマーク国立ヴォーカルアンサンブル スティーヴン・レイトン (指揮)
 [録音 20118月 クリスチャン教会 (コペンハーゲン)]

◇混声合唱とリコーダーをコラボレートさせた作品集。ラトビアの作曲家ユージス・プラウリニュシュ Ugis Praulins (1957-) の《ナイチンゲール》は、H・C・アンデルセンの戯曲をテクスト (英語) とする9つの場面 (8つのタブローと繰り返し) で構成された作品。スウェーデンのダニエル・ベルツ Daniel Börtz (1939-) は、《バッコスの巫女たち》 (Caprice CAP22028) 《マリー・アントワネット》 (CAP22047) など、音の色彩を巧みに使った劇的なオペラで知られます。植物学者として知られるカール・フォン・リンネ Carl von Linné (1707-1778) の詩による《Nemesis divina》でミカラ・ペトリ Michala Petri (1958-) は、指示どおりテナーリコーダーからソプラニーノまで複数のリコーダーを演奏しています。ソンライフ・ラスムセン Sunleif Rasmussen (1961-) は、交響曲第1番《海洋の日々 (Oceanic Days)(dacapo 6.220506) で北欧音楽委員会 (NOMUS) 賞を受けたフェロー諸島の作曲家。インガー・クリステンセン Inger Christensen (1935-2009) の詩が《I》のテクストです。デンマークのペーター・ブルーン Peter Bruun (1968-) の《ひばりのいる2つの情景》は、イギリス、ヴィクトリア時代の詩人ジェラード・マンリー・ホプキンズ Gerard Manley Hopkins (1844-1889) の詩による作品です。

OUR Recordings 6.220606 SACD hybrid (Multichannel/stereo) イギリスのリコーダー協奏曲
リチャード・ハーヴィ (1953-) コンチェルト・インカント (Concerto Incantanto) (2009)
マルカム・アーノルド (1921-2006) リコーダー協奏曲 作品133
ゴードン・ジェイコブ (1895-1984) アルトリコーダーと弦楽のための組曲 (1957)
  ミカラ・ペトリ (リコーダー) 香港室内管弦楽団 ジャン・トレル (指揮)
 [録音 2011524日-29日 カルチャーセンター (香港)]

◇〈前奏曲 (Prelude)〉〈イギリス舞曲 (English Dance)〉〈悲歌 (Lament)〉〈ルンバ風ブルレスカ (Burlesca alla Rumba)〉〈パヴァーヌ (Pavane)〉〈序奏とカデンツァ (Introduction and Cadenza)〉〈タランテッラ (Tarantella)〉からなる組曲は、ゴードン・ジェイコブ Gordon Jacob (1895-1984) がリコーダーのために書いた作品のひとつ。マルカム・アーノルド Malcolm Arnold (1921-2006) はジェイコブに倣ってリコーダー協奏曲を作曲し、ミカラ・ペトリが初演しました。リチャード・ハーヴィ Richard Harvey (1953-) の協奏曲は〈魔法 (Sortilegio/Sorcery)〉〈静物 (Natura Morta/Still Life)〉〈聖霊の踊り (Danza Spiriti/Dance of the Spirits)〉〈聖なる歌 (Canzone Sacra/Sacred Song)〉〈呪文 (Incantesimi/The Spells)〉の5楽章。テーマは「魔法」です。

OUR Recordings 8.226906 Half Monk, Half Rascal (修道士の顔、ガキ大将の顔) − フランシス・プーランク (1899-1963)
 アカペラ混声合唱のための神聖と世俗の作品集
 7つの歌 (7 Chansons) FP81 (ギヨム・アポリネール、ポール・エリュアール 詩)
 アッシジの聖フランチェスコの4つの小さな祈り (4 Petites prières de Saint François d'Assise) FP142
 アヴェ・ヴェルム・コルプス (Ave verum corpus) FP154
 小室内カンタータ《雪の夕暮れ (Un soir de neige)FP126 (ポール・エリュアール 詩)
 パドゥアの聖アントニウスのラウダ (Laudes de Saint Antoine de Padoue) FP172
 フランスの歌 (Chansons françaises) FP130 酒飲み歌 (Chanson à boire) FP31
  デンマーク国立ヴォーカルアンサンブル スティーヴン・レイトン (指揮)
 [録音 2008825日-28日、2009820日-21日 ガーニソン教会 (コペンハーゲン)]

Toccata Classics TOCC0084 GP・テレマン (1681-1767)
 音楽による礼拝、または一般用の教会カンタータ (Harmonischer Gottes-Dienst)4
 降臨節第3日曜日「日の明るい光の前に (Vor des lichten Tages Schein)TWV1:1483
 顕現日のカンタータ「あなたは人々の声を聞く (Ihr Völker, hört)TWV1:921
 聖マリアの御清めの祝日のためのカンタータ「現れよ、神よあなたの神殿に (Erscheine, Gott, in deinem Tempel)TWV1:471
 六旬節日曜日「私は何を褒め称えようか? (Was ist mir doch das Rühmen nütze?)TWV1:1521
 復活祭前4週間の日曜日「愛の中を歩む (Wandelt in der Liebe)TWV1:1498
 復活祭の第1日「ソドムの毒持つ果実への道 (Weg mit Sodoms gift'gen Früchten)TWV1:1534
  ベルゲン・バロック  フランツ・ヴィツフム (カウンターテナー) ペーター・ホルツラーグ (フラウトトラヴェルソ)
   ハンス・クヌート・スヴェーエン (ハープシコード、オルガン)
   マルック・ルオラヤン=ミッコラ (バロックチェロ、ヴィオール)
 [録音 2007423日-27日 ノルウェー]

VAI VAIDVD4539 DVD-video ルドルフ・トビアス (1873-1918) (ヴァルド・ルメセン 復元・編曲)
 オラトリオ《ヨナの使命 (Des Jona Sendung)(1908 rev.1909)
  ピッレ・リル (ソプラノ) メルレ・シルマト (アルト) ユハン・トラッル (テノール) ラウノ・エルプ (バリトン)
  ヨハン・ティッリ (バス) エストニア国立男声合唱団・女声合唱団 エストニア国立歌劇場少年合唱団
  ヴォーチェス・ムジカーレス エストニア国立交響楽団 ネーメ・ヤルヴィ (指揮)
 [収録 2008年 (ライヴ)]

◇「主の言葉がアミタイの子ヨナに臨んだ。『さあ、大いなる都ニネベに行ってこれに呼びかけよ。彼らの悪はわたしの前に届いている。』しかしヨナは主から逃れようとして出発し、タルシシュに向かった……」 (『旧約聖書』『ヨナ書』 11-2節 (共同訳による)) オラトリオ《ヨナの使命》は、エストニアで最初に管弦楽作品を書いたとされるルドルフ・トビアス Rudolf Tobia (1873-1918) が、主の命令に背いた予言者ヨナの物語に題材をとった作品。ピアニスト、音楽学者のヴァルド・ルメセン Vardo Rumessen (1942-) がスコアを復元、編曲。2008年のライヴを収録した VAIDVD-video も、エストニア国立交響楽団とネーメ・ヤルヴィによる録音 (BIS CD731/732) と同様、オリジナルのドイツ語による歌唱です。

Wergo WER6750 ペーテリス・ヴァスクス (1946-) ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための作品集
 愛の声 (ヴァイオリンと弦楽のための幻想曲) 遠い光 (ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲)
 孤独な天使 (ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための瞑想)
  アリーナ・ボゴストキナ (ヴァイオリン) シンフォニエッタ・リガ ユハ・カンガス (指揮)
 [録音 20116月]

 

リリース情報 − Jazz

Storyville 101 4271 カーステン・ダール、アーリル・アンデシェン、ヨン・クリステンセン − Space is the Place
 Sing, Sing Loud Perceptions of Time Space is the Place HCABBACH Saturnia Pavonia Eyes of an Owl
 Nariman's Mood Reflection The Wonder E-Banging Agnete's Song
  カーステン・ダール (ピアノ、プリペアドピアノ、パーカッション) アーリル・アンデシェン (ベース)
  ヨン・クリステンセン (ドラムズ)
 [録音 201165日 ヴィレッジ録音スタジオ (The Village Recording Studio) (コペンハーゲン)]

◇エド・シグペン、ベニー・ゴルソン、エディー・ゴメスたちと共演してきたカーステン・ダール Carsten Dahl、ノルウェーを代表するサックス奏者ヤン・ガルバレクのカルテットのメンバーを長年に渡り務めたことでも知られるアーリル・アンデシェン Arild Andersen とヨン・クリステンセン Jon Christensen。ヨーロッパとスカンディナヴィアを代表するミュージシャン3人が、新しいアルバム "Space is the Place" で「未知の聖域」を探ります。「古典的なフリージャズというより、独創的、内発的、自然で自由な、鋭い感覚の音芸術……もっとも純粋な姿の即興音楽」。11のトラックは、コペンハーゲンの伝説的ジャズクラブ、ジャズフス・モンマルトル Jazzhus Montmartre で行われたコンサートの直後に The Village Recoridng Studio でセッション録音されました。


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