Newsletter No.171   15 March 2013

 

リリース情報 − Classical & Contemporary

2L 2L088SABD SACD hybrid (5.1 surround/stereo) + Pure Audio Bluray
音楽帳 (Nodebog)18世紀ノルウェーのポピュラー曲集
 前奏曲 (Preludium) ラ・ロヴィスのエール (Air La Lovis) イギリス舞曲 (Engelsk Dants)
 焦茶色の上衣 (En sortebrun Trøje) 騎士の舞曲 (Chavalier Dantz) 前奏曲 (Prelude)
 キューピッドよ、さらば (Cupido faar wähl) 愛のパスピエと王のパスピエ (Paspie d'Amour et Paspie Royal)
 イギリス田園舞曲 (Engelsk Contra Dantz) 街の歌 (Garsenhauer) イギリス舞曲 1 (Engelsk Dantz 1)
 イギリス舞曲 2 (Engelsk Dantz 2) ブラゲルネス行進曲 (Bragnæs March) 行進曲 (March)
 サラバンド (Sarrabande) サラス 1 (Sarres 1) サラス 2 (Sarres 2) ハリング (Hallingen) ラ・ファブリ
(La Fabrit)
 ラ・フォリア (Viole de Span) パスピエ (Paspie) アリア「気まぐれな世界のことを] (Arie: Om Verdens Ustadighed)
 われらが森で (Dans nos bois) リゴドン (Rigadon) アリア「空に雲が立ち込め」
(Arie: Et end Himlen fuld af Skyer)
 愛しき征服者 (Amable veincoeur) メヌエット第7(Menuet No.7) メヌエット (Menuet)
 2つのハリング (2 Hallinger) イギリス舞曲 (Engelsk Dantz)
  ハンス・オラヴ・ゴーシェット (リコーダー、バロックフルート、横笛) カトリーネ・ボトネル=ビー (ソプラノ)
  エリザベス・ゲーヴァー (バロックヴァイオリン) ヴェーガル・ルン (バロックギター、テオルボ)
  ラーシュ・ヘンリク・ヨハンセン (チェンバロ) アンドレ・リスレヴァン (ヴィオラダガンバ)
  シェル・トゥーレ・インネルヴィーク (太鼓) ホーコン・モルク・ステーネ (打楽器)
 [録音 20122月 ヤール教会 (ベールム、ノルウェー)]
 [制作 ヴォルフガング・プラッゲ  録音 ビーアトリス・ヨハンネセン]
 [DXD (24bit/352.8kHz) 録音]
 [Bluray: 5.1 DTS-HD MA (24bit/192kHz), 2.0 LPCM (24bit/192kHz), mShuttle: MP3 & FLAC, Region ABC] 試聴盤

18世紀ノルウェーで演奏され歌われた「愉しみの音楽」と「ディヴェティメント」を集めた「音楽帳」。ノルウェー民俗舞曲のハリング、ポーランドの舞曲、メヌエット、行進曲、イギリスの田園舞曲といった、ノルウェーで愛好された曲とヨーロッパで流行した曲が30曲、『トルエルス・ヨハンネスン・ヴィットの音楽帳 (Truels Johannnessøn Hvidts notebok)』『ペーテル・バングの音楽帳 (Peter Bangs notebok)』『バルテルーの音楽帳 (Balteruds notebok)』『ヤーコブ・メストマッハーの音楽帳 (Jacob Mestmachers notebok)』『インゲル・オールの音楽帳 (Inger Aalls notebok)』『ヨハンネス・ブルーの「イギリス舞曲集」 (Johannes Bruus Nogle engelske dantzer)』といった、ハンザ同盟の時代から栄えたベルゲンや各地で発見された手書きの音楽帳と出版本を基に演奏されています。リコーダー、バロックフルート、軍隊の横笛を演奏する、リーダーのハンス・オラヴ・ゴーシェット Hans Olav Gorset (1952-) は、オスロのノルウェー音楽アカデミーの教授。リコーダー、バロックフルート、演奏慣習を教え、18世紀ノルウェーの音楽帳に記された1100曲の演奏の歴史と慣習をテーマとする論文で博士号を取得しました。彼が録音した中世ノルウェーの音楽やスカンディナヴィアとフランスのバロック期のフルート音楽は広く親しまれており、この「音楽帳」でも「友人たち」の演奏するバロックヴァイオリンやノルウェー伝統の太鼓などの楽器と一緒に18世紀ノルウェーの音楽を楽しく演奏しています。「焦茶色の上衣を新調したの 裏地はメランコリー なぜ悲しんでいるの と尋ねられたら いとしい人が死んだから と答えるでしょう あの人は今 ダニエル親方の庭 そのままずっと土の下 夏がふたたび巡るまで」。この《焦茶色の上衣》をはじめとする4曲の歌とアリアは、カトリーネ・ボトネル=ビー Cathrine Bothner-By のソプラノで歌われます。ブックレットの解説 (英語、ノルウェー語) はゴーシェットが執筆。すべての曲の編曲も彼と「友人たち」が行いました。

 このアルバムは、24bit/352.8kHzDXD 録音。5.1 DTS-HD MA (24bit/192kHz)2.0 LPCM (24bit/192kHz)Pure Audio Bluray ディスクと SACD ハイブリッドディスク (5.1 surround/stereo) のセットです。Pure Audio Blu-ray ディスクには、インデックスを除き、映像は収録されていません。CDDVD のプレーヤーでは再生できないので、Blu-ray プレーヤーもしくは Blu-ray 対応の PC で再生してください。

2L 2L089SABD SACD hybrid (5.1 surround/stereo) + Pure Audio Blu-ray ファッテイン・ヴァーレン (1887-1952)
 弦楽四重奏のための作品集
 弦楽四重奏曲第1Op.10 (1928-29) 弦楽四重奏曲第2Op.13 (1930-31) 弦楽四重奏曲 Op.0 (1909)
 ゲーテの3つの詩 (Drei Gedichte von Goethe) Op.6 (1925-27) (ライフ・ハルヴォシェンによるソプラノと弦楽四重奏のための版) *
  シャクンタラー (Sakontola)/百合のように白く (Weiss wie Lilien)/ズライカ (Suleika)
  ハンサ四重奏団
   オースタ・ヨルゲンセン (第1ヴァイオリン) ヒラリー・フォスター (第2ヴァイオリン)
   ヘルガ・ステーン (ヴィオラ) ヴァルテル・ハイム (チェロ)
  ヒルデ・ハーラルセン・スヴェーン (ソプラノ) *
 [録音 20112月 ストゥーレトヴァイト教会 (ベルゲン、ノルウェー)]
 [制作 ヨルン・シメンスタ  録音 ビーアトリス・ヨハンネセン]
 [DXD (24bit/352.8kHz) 録音]
 [Bluray: 5.1 DTS-HD MA (24bit/192kHz), 2.0 LPCM (24bit/192kHz), mShuttle: MP3 & FLAC, Region ABC] 試聴盤

◇ファッテイン・ヴァーレン Fartein Valen (1887-1952)20世紀ノルウェーでもっとも重要な作曲家のひとりです。しかし、後期ロマンティシズムの作風から出発したものの、調性を限界いっぱいまで広げ、その初演がノルウェー音楽史上最大のスキャンダルのひとつとされる1921年の《アヴェ・マリア》 (Op.4) を最後に「調性」から離れ、シェーンベルク、ベルク、ヴェーベルンに倣った音楽語法による作曲に移ったため、同時代の他の作曲家たちの陰に隠れてしまい、多くの作品は彼の死後になって初演されるという不運に見舞われました。

 ヴァーレンは、ノルウェー西海岸の町、スタヴァンゲルに生まれました。宣教師だった父の赴任先、マダガスカルで年少期を過ごし、6歳の時にスタヴァンゲルに戻りました。早くからピアノのレッスンを受け、学生になるころには一級のピアニストと認められ、同じ頃、作曲も始めました。家族の意向から大学では言語学を専攻。そのかたわらカタリーヌス・エリングから個人的に作曲法を教わりました。1909年、クリスチャニア (現、オスロ) の音楽院をオルガン演奏の学位をもって卒業した後、エリングの助言に従いベルリンに渡り、ベルリン音楽大学のマックス・ブルッフとカール・レオポルト・ヴォルフの下で学びました。4つの交響曲、2つの協奏曲、《海辺の墓場》をはじめとする管弦楽のための作品、室内楽曲、ピアノ曲とオルガンのための作品、歌曲と合唱曲。数こそ多くはないものの、表現すべき内容をもった作品群と評価されています。

 ヴァーレンの作品番号の付けられた2曲の弦楽四重奏曲は、「自分の表現に必要な」音楽語法に移ってからの作品です。1929年に完成した弦楽四重奏曲第1番は、古典的形式とヴァーレンの言う「不協和ポリフォニー (dissonerende polyfoni/dissonant polyphony)」を組み合わせて作曲されています。作曲のモデルとしたJS・バッハの対位法を思わせる主題の展開の見られる〈モデラート〉、「歌曲」のような〈アダージョ〉、リズムを際立たせた〈スケルツォ〉、主要主題が繰りかえし現れる〈ロンド〉の4楽章。1932年、ライフ・ハルヴォシェン Leif Halvorsen (1887-1959) が第1ヴァイオリンを弾くノルウェー弦楽四重奏団 Den norske strykekvartett により初演されました。

 第2番の弦楽四重奏曲も第1番と同様の語法で書かれています。最初の楽章はアンダンテ・コン・モートの〈フーガ〉。「フーガ」から音楽を始めるという発想について、ヴァーレンの伝記を書いたオラヴ・グルヴィンが記しています。「ある夜、オスロのホンノルブリッガ埠頭に彼がひとりで立っていた時、透明な水面に映る星の姿に気づいた。星は煌めき、穏やかに波打つ水面とともに動く」。〈テンポ・ディ・メヌエット、グラツィオーゾ〉の第2楽章、アレグロ・アッサイの〈フィナーレ〉。「星の夜」から生まれた作品の雰囲気は、地球を離れた宇宙を感じさせるとも言われます。

 作品番号をもたない1909年の弦楽四重奏曲は、この作品がマックス・ブルッフに認められたおかげでベルリン音楽大学への入学を許可されたという、記念の曲です。この曲は4楽章で着想されたものの、作曲の経過が明らかでなく、最初の2つの楽章、〈アンダンテ・ピウ・トスト・アレグレット〉とアレグロ・モルト・ヴィヴァーチェの〈スケルツォ〉の楽譜だけがノルウェー国立図書館に保存されています。1907年に出版されたピアノのための《伝説曲 (Legende)(Op.1) と同じ後期ロマンティシズムの音楽です。

 歌曲集の《ゲーテの3つの詩》は、長調と短調の調性から離れた後の作品です。〈シャクンタラー〉〈百合のように白く〉〈ズライカ〉。ソプラノとピアノのために書かれた作品をライフ・ハルヴォシェンが弦楽四重奏共演用に編曲し、弦楽四重奏曲第1番を初演したコンサートで演奏しています。

 ハンサ四重奏団 Hansakvartetten は、ハンザ同盟の時代から栄えた町、ベルゲンのフィルハーモニック管弦楽団のプレーヤーにより1987年に創設されました。現在のメンバーは、オースタ・ヨルゲンセン Åsta Jørgensen、ヒラリー・フォスター Hilary Foster、ヘルガ・ステーン Helga Steen、ヴァルテル・ハイム Walter Heim。弦楽四重奏曲のスタンダード・レパートリー、ベルゲン生まれのグリーグとセーヴェルーの作品、セーヴェルーの子シェティル・ヴォスレフたち、現代ノルウェーの作曲家の作品によるコンサートを定期的に行っています。21世紀になってから、ヴァーレンの伝記を書いた音楽学者のビャルネ・コットセン Bjarne Kortsen とともにヴァーレン作品を紹介するプロジェクトを発足させ、2L のこのアルバムの録音が実現しました。

 《ゲーテの3つの詩》のソロは、ノルウェーのソプラノ、ヒルデ・ハーラルセン・スヴェーン Hilde Haraldsen Sveen (1965-) がソロを歌います。1994年にベルリン芸術大学を卒業し、ヨーロッパ各地のオペラハウスで歌った後、2001年に《リゴレット》のジルダ役でノルウェー国立オペラにデビューしました。オラトリオとリサイタルでも歌い、現在はベルゲン大学のグリーグ・アカデミーでも教えています。

 ハンサ四重奏団とスヴェーンの演奏するヴァーレンの音楽に、「20世紀の音楽でこれほど切迫感をもった個性に出会うのは、ずいぶんひさしぶりのことだ」というグレン・グールドの言葉があらためて思い出されます。

 録音セッションは、20112月、ベルゲンのストゥーレトヴァイト教会 Storetveit kirke で行われました。ヨルン・シメンスタ Jørn Simensta がプロデュース、ビーアトリス・ヨハンネセン Beatrice Johannessen がバランス・エンジニアリングを担当しています。24bit/352.8kHz DXD録音。オーディオ装置の存在を忘れさせる、素晴らしい録音です。

 このアルバムは、5.1 DTS-HD MA (24bit/192kHz)2.0 LPCM (24bit/192kHz)Pure Audio Bluray ディスクと SACD ハイブリッドディスク (5.1 surround/stereo) のセットです。Pure Audio Blu-ray ディスクには、インデックスを除き、映像は収録されていません。CDDVDのプレーヤーでは再生できないので、Blu-ray プレーヤーもしくは Blu-ray 対応のPCで再生してください。

2L 2L094SABD SACD hybrid (5.1 surround/stereo) + Pure Audio Bluray
グリーグへのオマージュ (Hommage à Grieg) − ピアノ・デュオのための音楽 第3
ヨハネス・ブラームス (1833-1897)
 ハイドンの主題による変奏曲 (Variazionen über ein Thema von Joseph Haydn) Op.56b (2台のピアノのための)
ヴォルフガング・プラッゲ (1960-) グリーグ変容 (Grieg metamorphosis) Op.160 (2010) (2台のピアノのための)
テリエ・ビョルクルン (1945-) グリーグへのオマージュ (Hommage à Grieg) (2011) (2台のピアノのための)
カミーユ・サン=サーンス (1835-1921)
 ベートーヴェンの主題による変奏曲 (Variations sur un theme de Beethoven) Op.35 (1874) (2台のピアノのための)
  デーナ・ピアノデュオ
   ハイデ・ゲルツ (ピアノ) ティナ・マルガレータ・ニルセン (ピアノ)
 [録音 20119月 ソフィエンベルグ教会 (オスロ、ノルウェー)]
 [制作 ヴォルフガング・プラッゲ  録音 ビーアトリス・ヨハンネセン]
 [DXD (24bit/352.8kHz) 録音]
 [Bluray: 5.1 DTS-HD MA (24bit/192kHz), 2.0 LPCM (24bit/192kHz), mShuttle: MP3 & FLAC, Region ABC]
 [SACD DSD (5.1 surround 2.8224 Mbit/s/ch, 2.0 stereo 2.8224 Mbit/s/ch)/CD 2.0 stereo (16 bit/44.1 kHz
)] 試聴盤

◇ドイツのハイデ・ゲルツ Heide Görtz とノルウェーのティナ・マルガレータ・ニルセン Tina Margareta Nilssen のデーナ・ピアノデュオ。モーツァルトとグリーグの作品を弾いた2つのデュオ・アルバム(2L40SACD, 2L57SABD) につづく第3作のアルバムタイトルは『グリーグへのオマージュ』です。グリーグと親しかったブラームスとサン=サーンスの作品の間に、ノルウェーのヴォルフガング・プラッゲ Wolfgang Plagge とテリエ・ビョルクルン Terje Bjørklund がデーナ・デュオの委嘱を受け「グリーグ」をテーマに書いた作品が演奏されます。プラッゲの《グリーグ変容》は、《抒情小曲集 第1集》 (Op.12) の第2曲〈夜警の歌 (Vektersang)〉を主題とする10の変奏。ビョルクルンの《グリーグへのオマージュ》は、「グリーグとバルトーク、ストラヴィンスキー、アルヴォ・ペルトの出会い」がイメージされ、ピアノ協奏曲イ短調、《バラード》、ト短調の弦楽四重奏曲、《伝承による19のノルウェー民謡》の第18曲〈深く想いをめぐらせて (Jeg går i tusen tanker)〉といった作品のパッセージの「音」と「モチーフ」による「エコー」として作曲されました。

 このアルバムは、24bit/352.8kHzDXD 録音。5.1 DTS-HD MA (24bit/192kHz)2.0 LPCM (24bit/192kHz)Pure Audio Bluray ディスクと SACD ハイブリッドディスク (5.1 surround/stereo) のセットです。Pure Audio Blu-ray ディスクには、インデックスを除き、映像は収録されていません。CDDVD のプレーヤーでは再生できないので、Blu-ray プレーヤーもしくは Blu-ray 対応の PC で再生してください。

Ars Produktion ARS38131 SACD hybrid (Multichannel/stereo) エドヴァルド・グリーグ (1843-1907)
 ピアノ・デュオのための作品集 第1
 組曲《ホルベアの時代から (Fra Holbergs tid)Op.40 (4手のピアノのための)(テオドール・キルヒナー (1823-1903) 編曲)
 2つの交響的小品 (To sympfoniske stykker) Op.14 (4手のピアノのための)
 2つのノルウェーの旋律 (To nordiske melodier) Op.63 (4手のピアノのための)
  民謡の調子で (I folketonestil) 牛寄せの歌と農夫の踊り (Kulokk og stabbelåten)
 《ペール・ギュント (Peer Gynt)》 の音楽 (4手のピアノのための)
  朝の気分 (Morgenstemning) Op.46-1
  婚礼の行列が通り過ぎる (Brudeføget drager forbi) Op.19-2 (《人々の暮らしの情景 (Folkelivsbilleder)》から)
  花嫁の略奪 − イングリーの嘆き (Bruderovet - Ingrids Klage) Op.55-1
  ドヴレ山の王の宮殿にて (I dovregubbens hall) Op.46-1
  ドヴレ山の王の娘の踊り (Dans av Dovregubbens datter) Op.23-9 オーセの死 (Åses død) Op.46-2
  アラビアの踊り (Arabisk dans) Op.55-2 アニトラの踊り (Anitras dans) Op.46-3
  ペール・ギュントの帰郷 − 海のあらしの夕べ (Peet Gynts hjemfart - Stormfull aften på havet) Op.55-23
  ソールヴェイの歌 (Solveigs sang) Op.55-4
   ヴィリヤ・ポスクテ (ピアノ) トマス・ダウカンタス (ピアノ)
 [録音 20121015日-18日 インマヌエル教会 (ヴッパタール、ドイツ)]

◇リトアニアのふたりのピアニスト、ヴィリヤ・ポクステ Vilja Poskute とトマス・ダウカンタス Tomas Daukantas2000年に結成したデュオ。サン=サーンス (ARS38008, ARS38038)、フランク (ARS38078) に次ぐ録音。

BIS CD1854 6CD's for price of 3 エルネスト・レクオーナ (1896-1963) ピアノ曲集成
[CD1] 黒のラプソディ (ピアノと管弦楽のための) スペイン組曲《アンダルシア》 エル・エスコリアルの前で
 サンブラ・ヒターナ アラゴネーサ サンフランシスコ・エル・グランデ アラゴン 夜の前奏曲 ハバネラ
 グリサンド・マズルカ 農夫の歌 3つの小品 歌曲の編曲 (シボネー 青い夜)
[CD2] アルゼンチン・ラプソディ (ピアノと管弦楽のための) ある子供の日記 塹壕よさらば キューバとアメリカ 黒猫
 武器をとるキューバ 菊の花 エル・セナのワルツ 狂気 青ひげ 海原のワルツ 勝ちほこる瞳 くちづけを
 君を夢みて ヴォアラ 《ヤレイ椰子の帽子》組曲 歌曲の編曲 (ボレロ風に 薔薇を賜え)
[CD3] キューバ・ラプソディ (ピアノと管弦楽のための) アフロ・キューバン舞曲集 7つの典型的キューバ舞曲
 そこを退くんだ、マリア! 幻想的ワルツ集 ナイル河のワルツ ガルデニア (くちなし) 中国の陶器
 歌曲の編曲 (星月夜 いつだって君が好き)
[CD4] ルンバ・ラプソディ (ピアノと管弦楽のための) キューバ舞曲集 アモローサ 未来派のダンサ
 19世紀のキューバ舞曲集 ジプシー・ワルツ 真夜中に パリの女 ムセッタ ドナウ河のワルツ 散りしく花
 春の夜な夜な 蝶のワルツ 歌曲の編曲 (青のワルツ マントンのパソドブレ)
[CD5] アフロ・キューバン舞曲集 キューバ舞曲集 3つのワルツ ワルツ・アルバム 薔薇のワルツ ライン川のワルツ
 道化師のワルツ パサ・カッレとハバ アフリカ人の嘆き サルスエラ《マリア・ラ・オ》 より
  トマス・ティリノ (ピアノ) ポーランド放送交響楽団 マイケル・バートス (指揮) [CD754, CD774, CD794, CD874, CD1104]
[CD6] いつも私の心の中に 感じるままに あの遠い山の中で つれないあなた 私の心は消えた
 あなたはバラの貴婦人 あなたはそれをしてはだめ 目的 愛の貴婦人 私を笑って 女優 最後に
 花が咲いた キューバの蟻 晩熟の愛 そんな夜に 心が戻る 幻の春 愛を手に入れる コスタリカのカーニバル
 私は残された 私はだまされない 進歩したルンバ 私を見ずに話す 私の愛は花になった 悲しい愛の歌
  キャロル・ファーリー (ソプラノ) ジョン・コンスタブル (ピアノ) [CD1374]

BIS CD1957 CPE・バッハ (1714-1788) キーボード協奏曲全集 第19
 チェンバロ協奏曲 ト長調 Wq43/5 (H475) チェンバロ協奏曲 ハ長調 Wq43/6 (H476)
 チェンバロ協奏曲 ニ長調 Wq45 (H478) ピアノ協奏曲 ト長調 Wq44 (H477)
  ミクローシュ・シュパーニ (チェンバロ、フォルテピアノ、指揮) コンチェルト・アルモニコ・ブダペスト
  マールタ・アーブラハーム (指揮)
 [楽器 増幅装置付イギリス製チェンバロ (1745年) のコピー楽器 ブロードウッド (イギリス) (1798年) フォルテピアノ]

 [録音 20124月 フェニックス・スタジオ (ハンガリー)]

BIS SACD1991 SACD hybrid (Multichannel/stereo) JS・バッハ (1685-1750) カンタータ全集 第53
 カンタータ第97番「わがすべての行いに」 BWV97 カンタータ第177番「主イエス・キリスト、わら汝を呼ぶ」
BWV177
 カンタータ第9番「救いはわれらに来たれり」 BWV9
  ハナ・ブラシコヴァ (ソプラノ) ロビン・ブレイズ (カウンターテナー) ゲルト・テュルク (テノール)
  ペーター・コーイ (バス) バッハ・コレギウム・ジャパン 鈴木雅明 (指揮) [録音 20122月]

BIS SACD1996 SACD hybrid (Multichannel/stereo) ジャン・シベリウス (1865-1957)
 交響曲第1番 ホ短調 Op.39 交響曲第4番 イ短調 Op.63
  ミネソタ管弦楽団 オスモ・ヴァンスカ (指揮)
 [録音 20125月、6月 ミネアポリス・コンサートホール (ミネソタ州)]

BIS SACD2010 SACD hybrid (Multichannel/stereo) ロベルト・シューマン (1810-1856) ピアノ作品集
 交響的練習曲 Op.13 (遺作の5篇、
1834年の2篇入) 幻想小曲集 Op.12 花の曲 Op.19
  フレディ・ケンプ (ピアノ)
 [録音 20129月 ポットン・ホール (サフォーク、イギリス)]

Chandos CHAN10760 ヴァンサン・ダンディ (1851-1931) 管弦楽作品集 第5
 交響曲第1番 ト長調 Op.25 《フランスの山の歌による交響曲 (Symphonie sur un chant montagnard français)》 (セヴェンヌ交響曲)
 歌劇《フェルヴォル (Fervaal)Op.40 − 第1幕の前奏曲
 ボニエールの物語による伝説曲 (音詩) 《ソジュフルリー (Saugefleurie)Op.21
 劇付随音楽《メディア (Médée)》組曲 Op.47
  アイスランド交響楽団 ラモン・ガンバ (指揮) ルイ・ロルティ (ピアノ)
 [録音 20121029日-111日 ハルパ (レイキャヴィーク、アイスランド)]

Chandos CHAN10766 ヨハン・スヴェンセン (1840-1911) 管弦楽作品集 第3
 ノルウェー芸術家の謝肉祭 (Norsk kunstnerkarnaval) Op.14  ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.6
 2つのアイスランドの旋律 (Zwei Isländische Melodien) Op.30 交響曲第1番 ニ長調 Op.4
  ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団 ネーメ・ヤルヴィ (指揮) マリアンネ・トゥーシェン (ヴァイオリン)
 [録音 2012820日-22日 グリーグホール (ベルゲン、ノルウェー)]

dacapo 6.220594 SACD hybrid (Multichannel/stereo) クヌーズオーエ・リスエア (1897-1974) ヴァイオリン作品集
 戯れ (Bricconata) (1952) (ヴァイオリンとピアノのための)
 水彩画 (Aquarelle) ホ長調 (1917) (ヴァイオリンとピアノのための)
 パラヴァス (Palavas) (1951) (ヴァイオリンとピアノのための)
 ロマンス (Romance) ハ長調 (1914) (ヴァイオリンとピアノのための)
 メヌエット (Minuet) (1916) (ヴァイオリンとピアノのための)
 子守歌 (Sovesang) (1936 arr. c.1952) (ヴァイオリンとピアノのための)
 ヴァイオリンソナタ第
2Op.5 (1923-24) 2つのヴァイオリンのためのソナタ Op.55b (1951) *
 5つのヴァイオリンとピアノのための小協奏曲 (Concertino pour cinq violons et piano) Op.28a (1933) **
  ヨハネス・セー・ハンセン (ヴァイオリン) クリスティーナ・ビョアケー (ピアノ)
  アネ・セー・イヴァン (ヴァイオリン) */** クリスチャン・エレゴー (ヴァイオリン) **
  インケリ・ヴァンスカ (ヴァイオリン) ** インガー・ウアベク・レアク・フイ (ヴァイオリン) **
 [録音 20111219日-21日 王立デンマーク音楽アカデミー (コペンハーゲン)]

◇クヌーズオーエ・リスエア Knudåge Riisager (1897-1974) は、エストニアのクンダで生まれたデンマークの作曲家。オット・マリングとペーザー・グラムに学び、1923年からパリのアルベール・ルーセルとポール・ル・フレムの生徒になりました。それまでのカール・ニルセン風の抒情的な音色の音楽は、ルーセル、サティ、あるいはプロコフィエフ、オネゲル、バルトーク、ストラヴィンスキーの影響のみられる作風に変わり、ネオクラシカルな作品を手がけるようになる1930年代なかばまでつづきました。ヨハネス・セー・ハンセン Johannes Søe Hansen とクリスティーナ・ビョアケー Christina Bjørkøe を中心とするプレーヤーが演奏する、ヴァイオリニストでもあったリスエアが自身で演奏するために書いた作品集。1914年の《ロマンス》から1952年の《戯れ》まで、ネオバロックの作品も含む9曲に彼の作曲スタイルの変化をたどることができます。《子守歌》は歌曲の編曲です。

 http://www.youtube.com/watch?v=STvbrhARqws

dacapo 6.220599 SACD hybrid (Multichannel/stereo) ヴァウン・ホルムボー (1919-1996) 協奏曲集
 ヴィオラ協奏曲 Op.189 (1992) 管弦楽のための協奏曲 (1929) ヴァイオリン協奏曲第2Op.139 (1979)
  ラーシュ・アネシュ・トムテル (ヴィオラ) エーリク・ヘイデ (ヴァイオリン) ノールショーピング交響楽団
  ディマ・スロボデニューク (指揮)
 [録音 2011613日-17日 ルイ・ド・イェール・コンサートホール (ノールショーピング、スウェーデン)]

◇ヴァウン・ホルムボー Vagn Holmboe (1919-1996) の初録音の協奏曲3曲。ヴィオラ協奏曲は、ホルムボーが82歳の時の作品です。無伴奏ヴィオラソナタを初演したイスラエルのヴィオラ奏者、リヴカ・ゴラーニのために書かれ、ユダヤ的な色彩の主題をもっています。活力にみち、ボルムボーがかつてバルカン半島で民俗音楽を集め、それが彼の音楽のルーツとなったことを思い起こさせるといいます。スカンディナヴィアを代表するヴィオラ奏者、ノルウェーのラーシュ・アネシュ・トムテル Lars Anders Tomter がソロイストです。

 作品番号をもたない《管弦楽のための協奏曲》は、ホルムボーがフィン・ヘフディングの下で修業をしていたころ、1929年に作曲されました。4年前の1925年にヒンデミットが書いた作品と同じ曲名がつけられているものの、協奏的な形式による合奏協奏曲というよりは、ソナタ形式で書かれた序曲ないし交響曲の冒頭楽章の性格をもった作品です。賛美歌風の主題に始まる音楽は、ホルムボーが尊敬し王立デンマーク音楽アカデミーへ入学を申請した時の試験官、カール・ニルセンに倣ったポリフォニーの使い方に特徴があるとされます。ノールショーピング交響楽団を指揮するディマ・スロボデニューク Dima Slobodeniouk は、ロシア出身。シベリウス・アカデミーでヨルマ・パヌラに学んでいます。この録音が世界初演です。

 ホルムボーは、特定のジャンルに集中して作曲することが多いことから、「シリーズ作曲家」と呼ばれています。ひとつの作品が次の作品のアイデアを呼ぶ。1970年代には独奏楽器と協奏曲のための作品が次々に作曲されました。チェロ協奏曲、リコーダー協奏曲、テューバ協奏曲。Op.139 のヴァイオリン協奏曲は、フルート協奏曲第1番のあと、1979年の作曲です。ホルムボーの弦楽四重奏曲全曲 (8.207001) を録音したコントラ四重奏団のリーダー、ハンガリー生まれのアントン・コントラ Anton Kontra (1932-) のために書かれました。ベートーヴェンやメンデルスゾーンの協奏曲の伝統を意識しつつ、北欧のスタイルとハンガリーやバルカン半島の民俗音楽を結びつけたという、ホルムボーの唯一の協奏曲らしいヴァイオリン協奏曲。まだ初演されていない1938年の作品があるため、「第2番」の番号がつけられています。スウェーデンのエーリク・ヘイデ Erik Heide がソロイストに起用されました。

dacapo 8.226045 夜 (La Notte) − ベント・セーアンセン (1958-) 作品集
 7つの憧憬 (Sieben Sehnsüchte) (1999) (ヴァイオリンとピアノのための) *
 赤死病の仮面 (The Masque of the Red Death) (1989-90) (ピアノのための)
 ピアノ協奏曲第1番《夜 (La Notte)(1996-98) **
  ロルフ・ハインド (ピアノ) デイヴィッド・アルバマン (ヴァイオリン) * BBC交響楽団 **
  ミケール・シェーンヴァント (指揮) **
 [録音 201132日 ポットンホール (サフォーク、イギリス)、2000429日 ロイヤル・フェスティヴァルホール (ロンドン) (協奏曲)]

◇「寡黙かと思えば、執拗に語る。なかば影の中にある、静かな動き。それは遠く色褪せた過去の記憶のよう」。ベント・セーアンセン Bent Sørensen (1958-) の書く音楽について語られた言葉です。新しいアルバム『夜』には、ピアノを中心とするセーアンセンの作品が3曲収録されました。彼の音楽の駆動力のひとつ「憧憬」をテーマとするヴァイオリンとピアノのための《7つの憧憬》。エドガー・アラン・ポーの小説にちなんだ標題音楽ではなく、ヴァイオリン協奏曲《朽ちゆく庭園 (Sterbende Gärten)(1992-93)、クラリネット独奏のための《朽ちゆく庭園の歌 (The Songs of the Decaying Garden)(1992) など、セーアンセンが1990年代の作品のテーマとした「朽ちゆくこと」の暗喩、1989年から1990年にかけて作曲された《赤死病の仮面》。スタッカートのアタック、熱狂させるテンポ。雑多な響きとモチーフが散りばめられ、「近く、遠く、夜空にある無数の惑星と星雲が観ている者を引き寄せ一体化する」感覚を思わせるピアノ協奏曲《夜》。イギリスのピアニスト、ロルフ・ハインド Rolf Hind と、彼のデュオのパートナー、ヴァイオリニストのデイヴィッド・アルバマン David Alberman、ミケール・シェーンヴァント Michael Schønwandt の指揮するBBC交響楽団の演奏です。

dacapo 8.226097
クリスチャン・フレゼリク・エミール・ホーネマン (1840-1906) 弦楽四重奏曲第2番 ニ長調 (1861)
アスガー・ハンメリク (1843-1923) 弦楽四重奏曲 (1859)
クリスチャン・フレゼリク・エミール・ホーネマン (1840-1906) 弦楽四重奏曲第1番 ト長調 (1859)
  アーリル弦楽四重奏団
 [録音 201166日-9日 王立オペラハウス 小劇場 (コペンハーゲン)]

◇グリーグと同じ時にライプツィヒ音楽院に学び、さまざまな音楽活動により19世紀ロマンティシズムの音楽と20世紀の初期モダニズムの橋渡しをしたクリスチャン・フレゼリク・エミール・ホーネマン Christian Frederik Emil Horneman (1840-1906)。ゲーゼ、JPE・ハートマン、ベルリンのハンス・フォン・ビューロウ、パリのベルリオーズに学び、7つの交響曲や優雅な室内楽作品を書いたアスガー・ハンメリク Asger Hamerik (1843-1923)。ふたりの母親が姉妹という、いとこ同士の弦楽四重奏曲集。

dacapo 8.226540 Auxiliary Blue − アイナー・カニング (1965-) & フランク・ブレトシュナイダー (1956-) 作品集
フランク・ブレトシュナイダー (1956-)/デーヴィズ・ヒレブラント
(1976-)
 A Different Kind of Tension (異なる種類の緊張) (2012)
  デーヴィズ・ヒレブラント (パーカッション) フランク・ブレトシュナイダー (エレクトロニクス)
フランク・ブレトシュナイダー (1956-)/アイナー・カニング (1965-) Auxiliary Blue (予備の青) (2008)
  フリス・ゲアハード・ベアテルセン (バスクラリネット) デーヴィズ・ヒレブラント (パーカッション)
  エリアンヌ・ブレ (ヴァイオリン) イリーナ=カリーナ・ゴウデヴァ (コントラバス)
  フランク・ブレトシュナイダー (エレクトロニクス)
アイナー・カニング (1965-)/フランク・ブレトシュナイダー (1956-)
 Difficult Shapes & Passive Rhythms (むずかしい形 & 受け身のリズム) (2007)
  フランク・ブレトシュナイダー (エレクトロニクス)
 [録音 201211月 ヒレブラント・スタジオ、マヨルカ・スタジオ (コペンハーゲン)]

◇デンマークのエレクトロ=アクースティック音楽の作曲家アイナー・カニング Ejnar Kanding (1965-) と、ドイツのエレクトロニックミュージック・パフォーマー、映像作家のフランク・ブレトシュナイダー Frank Bretschneider (1956-) のコラボレーション。

dacapo 8.226557 時の描画 (Peinture du temps) − ニルス=ロシング・スコウ (1957-) 作品集
 都市の陰の庭で (I giardini dietro la città) (2010-11) (オーボエ、バスクラリネット、ハープ、打楽器、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための)
 語彙 II (Vocabulary II) (1986 rev.1997) (メッツォソプラノ、クラリネット、ヴィオラ、打楽器とピアノのための)
 時のスペクトル (Spectre du temps) (2004) (フルート、ヴィオラとピアノのための)
 時の刻印 (Empreintes du temps) (2006) (フルートとチェロのための)
 時の描画 (Peinture du temps) (2004) (サクソフォーンと弦楽四重奏のための)
  TM+ ローラン・キュニオ (指揮) ロルフ=エーリク・ニューストレム (サクソフォーン)
 [録音 2012524日-25日、2010325日-26日 王立デンマーク音楽アカデミー (コペンハーゲン)]

◇デンマークの作曲家ニルス=ロシング・スコウ Niels Rosing-Schow (1957-) の音楽では音のマジックと変形の継続が重要な要素と言われます。動きとしての時、プロセスとしての時、刻印あるいは写像としての時、空間としての時。さまざまな「時」を「音楽」と「哲学」として書き直し、探究する5つの作品。フランスのアンサンブル TM+ とローラン・キュニオ Laurent Cuniot が世界初演します。

dB Productions dBCD155 フランツ・シューベルト (1797-1828) 冬の旅 (Vinterresa/Winterreise) D.911 Op.89
  スヴェン・クリステション (歌) オーロフ・ホーイェル (ピアノ) [歌詞 スウェーデン語]
 [録音 2010年-2011年 スヴァーネホルム城 (スクルプ、スウェーデン)]
 [制作・録音 ハンス・ラーション  共同制作 スヴェン・クリステション、オーロフ・ホーイェル] 試聴盤

◇歌手、作曲家、研究者として活動するスウェーデンのスヴェン・クリステション Sven Kristersson (1954-) の歌うシューベルトの《冬の旅》がリリースされました。ダウランドの歌曲を歌えば、シンガーソングライターとしてフランスやブラジルの伝統音楽からインスピレーションを得た歌を書き、歌う。スコーネ劇場 Skånska Teatern とイェヴレボリの国民劇場 Folkteatern の芸術監督を務め、ウォルター・ディクソンの『サッコとヴァンゼッティ (Saccho och Vanzetti)(1977)、ホルベアの『山のイェペ (Jeppe på berget)(1978)、チェーホフの『三人姉妹 (Tre systrar)(1983)、ストリンドベリの『夢の劇 (Ett drömspel)』 といった劇のための音楽を作曲する。ダウランドとエヴェルト・トーブの歌をテーマとする博士論文でヨーテボリ大学の博士号を取得し、教育活動にも力を注ぐ。そのクリステションにとって《冬の旅》は、ダウランドの作品とならぶ重要なレパートリーです。ヴィルヘルム・ミュラーの詩とシューベルトの歌曲を現代の「詩人」は、どう読み、どう感じたか。そして、それを聴き手にどう伝えるか。クリステションの歌う《冬の旅》には、ノルウェーのロックシンガー、エルグがクラシックの曲を歌ったアルバム『Remembrance (追憶)』 (Simax PSC1202) を想わせる雰囲気と味わいが感じられます。クリステションと共演するオーロフ・ホーイェル Olof Höjer (1937-) は、18世紀から20世紀までの音楽をレパートリーに、知的な解釈と作品に語らせるスタイルの演奏が長年にわたり人々から敬慕されてきました。録音も多く、スウェーデンのペッテション=ベリエル (Swedish Society Discofil SCD1086, SCD1087, SCD1088, SCD1089, SCD1097) とサティ (SCD1071, SCD1072, SCD1073, SCD1074) のピアノ作品全曲録音が知られています。〈おやすみ (Godnatt)〉から〈辻音楽師 (Vevlirespelaren)〉まで全24曲。ミュラーの詩をクリステション自身が新たにスウェーデン語に訳した歌詞で歌っています。

Grappa GRCD4393 シーグムン・グローヴェン − クラシカル・ハーモニカ (Classical Harmonica)
アイルランド民謡 (ベンジャミン・ブリテン (1913-1976) 編曲) サリーの園 (The Sally Garden)
クロード・ドビュッシー (1862-1918) 月の光 (Clair de Lune) (《ベルガマスク組曲》から)
シーグムン・グローヴェン (1946-) 希望 (Håp)
モーリス・アーノルド/トミー・ライリー (1919-2000) 善行 (Mitzva) (1961)
ベラ・バルトーク (1881-1945)
 ルーマニア民俗舞曲 Sz.56
  棒踊り/飾り帯の踊り/足踏み踊り/ブチュムの踊り/ルーマニア・ポルカ/速い踊り
エドヴァルド・グリーグ (1843-1907)
 ソルファーイェルと蛇の王様 (Solfager og ormekongen) (《25のノルウェーの民謡と踊り》 Op.17 から)
WA・モーツァルト (1756-1791) (ジェイムズ・ムーディ (1907-1995) 編曲)
 アンダンテ (《ピアノソナタ ハ長調》 K.545 から)
エドヴァルド・グリーグ (1843-1907) おばあさんのメヌエット (Bestemors menuett) (《抒情小曲集 第9集》 Op.68 から)
イギリス民謡 (レナード・モリス 編曲) 五月のある朝 (One May Morning) ストロベリー・フェア (Strawberry Fair)
アイヴィン・グローヴェン (1901-1977) 山風 (Fjellvind)
アラン・ホヴァネス (1911-2000)

 ギリシアの民俗舞曲 Op.150 − セリブリア・シリュトス (輪唱) (The Selybrian Syrtos)/
  スウィートバジル・グリーン (Sweet Basil Green)/カラグーナ (Karagouna)/ツァコニア舞曲
(Tsaconian Dance)/
  牧歌 (Pastoral)/スースタ (Sousta)
ジェイムズ・ムーディ (1907-1995) エニシダの丘 (Broomy Hill)
トミー・ライリー (1919-2000) 気まぐれ (Capricious)
エリック・コーツ (1886-1957) I Heard You Singing (あなたの歌声が聞こえ)
ヨハン・クヴァンダール (1919-1999) 気分 (Stemning)
エドヴァルド・グリーグ (1843-1907)
 婚礼の行列の旅の歌 (Reiselåt for brureføige) (《25のノルウェーの民謡と踊り》 Op.17 から)

ダーヴィド・モンラード・ヨハンセン (1888-1974)
花嫁が教会そばの門番小屋を過ぎようとすると (Naar brute gjekke gjennom prthuse ve' kyrkja)
 (《グーブランスダーレンから (Fra Gudbrandsdalen)Op.9 から)
アイヴィン・グローヴェン (1901-1977) ネースラン教会 (Neslandskyrkja)
シーグムン・グローヴェン (1946-) 昔むかし (Det var ein gong)
ジェイムズ・ムーディ (1907-1995) 魔女の娘 (The Witch's Daughter)

トミー・ライリー (1919-2000)/ジェイムズ・ムーディ (1907-1995) バイエルンのキツツキ (Bavarian Woodpecker)
スタンリー・マイアーズ (1930-1993) (スカイラ・カンガ 編曲) カヴァティーナ (Cavatina) (映画『ディアハンター』から)
  シーグムン・グローヴェン (ハーモニカ) イーヴァル・アントン・ヴォーゴール (ピアノ)
 [楽器 Polle Concert Harmonica (イェオルグ・ポッレスタ 製作)]
 [録音 2012117日、18日、2007424日 レインボースタジオ (オスロ)、]
 [制作 アーリル・エーリクスタ、シーグムン・グローヴェン  録音 ヤン・エーリク・コングスハウグ] 試聴盤

◇グリーグの歌曲やピアノ曲をハーモニカで演奏した『グリーグ・アルバム (Grieg Album)(GRCD4264) のシーグムン・グローヴェン Sigmund Groven (1946-) の新録音は小品のコレクションです。ブリテンが編曲したアイルランド民謡の《サリーの園》に始まり、スタンリー・マイアーズ Stanley Myers (1930-1993) が映画『ディアハンター』のテーマとして作曲し、クレオ・レーンがジョン・ウィリアムズのギターで歌った《He Was Beautiful》でも知られる《カヴァティーナ》に終わるプログラム。ドビュッシーとモーツァルト、民俗音楽を素材とするグリーグとバルトークとホヴァネスの舞曲。とりどりの音楽をグローヴェンのハーモニカが美しく奏で、雰囲気を醸し出していきます。グローヴェンは、カナダ出身のハーモニカ奏者トミー・ライリー Tommy Reilly (1919-2000) の下でハーモニカ演奏を学びました。そのライリーと長年にわたりライリーと共演したピアニストのジェイムズ・ムーディ James Moody (1907-1995)、ノルウェー民俗音楽の語法を採り入れたダーヴィド・モンラード・ヨハンセン (1888-1974) と彼の息子で作曲家のヨハン・クヴァンダール (1919-1999)、クヴァンダールとも親しかった、シーグムンの叔父、民俗音楽を研究しハリングフェレ奏者でもあった作曲家のアイヴィン・グローヴェン (1901-1977) と、シーグムンゆかりの人たちの曲も演奏されています。

MSR Classics MS1449 ヴァイオリン二重奏のためのアイスランド音楽
エリーアス・ダヴィーズソン (1941-) ヴァイオリン二重奏曲 (Fiðludúettar)
ソルケトル・シーグルビョルンソン (1938-) アイスランド民謡 (Fiðlufrænkur)
フィンヌル・トルフィ・ステファウンソン (1947-) ディーサの歌 (Dísulag III)
ヒルディグンヌル・ルーナルスドウッティル (1964-) 2つのヴァイオリンのための《10の映像》 (Tíu myndir fyrir tvær fiðlur)
ヨウナス・トウマソン (1946-) フリオーゾ (Furioso)
アトリ・ヘイミル・スヴェインソン (1938-) 春が来た (Vorið er komið)
  デュオ・ランドン  クリーフ・シーグルヨウンスドウッティル (ヴァイオリン) マーティン・フルーワー (ヴァイオリン)
 [録音 2010年-2012年]

◇クリーフ・シーグルヨウンスドウッティル Hlíf Sigurjónsdóttir とマーティン・フルーワー Martin Frewer のデュオ・ランドン。エリーアス・ダヴィーズソン Elías Daviðsson (1941-)、ソルケトル・シーグルビョルンソン Þorkell Sigurbjörnsson (1938-)、フィンヌル・トルフィ・ステファウンソン Finnur Torfi Stefánsson (1947-)、ヒルディグンヌル・ルーナルスドウッティル Hildigunnur Rúnarsdóttir (1964-)、ヨウナス・トウマソン Jónas Tómasson (1946-)、アトリ・ヘイミル・スヴェインソン Atli Heimir Sveinsson (1938-)。クラシカル音楽にルーツをもちながら民謡の伝統を反映した作品を中心に現代アイスランドのデュエット作品を演奏しています。

Naxos 8.111399 ジャン・シベリウス (1865-1957) 交響曲初録音集
 交響曲第4番 イ短調 Op.63
  フィラデルフィア管弦楽団 レオポルド・ストコフスキー (指揮)
 [録音 1932423日 トリニティ・バプティスト教会スタジオ (キャムデン、ニュージャージー州)]
 交響曲第6番 ニ短調 Op.104
  フィンランド国立交響楽団 イェオリ・シュネーヴォイクト (指揮)
 [録音 193463日 EMI アビーロード 第1スタジオ (ロンドン)]
 交響曲第7番 ハ長調 Op.105
  BBC交響楽団 セルゲイ・クーセヴィツキー (指揮)
 [録音 1933515日 クイーンズホール (ロンドン)] [復刻 マーク・オーバト=ソーン]

Naxos NBD32 Pure Audio Blu-ray フェリクス・メンデルスゾーン (1809-1847)
 ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 MWV O14 ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 MWV O3
 ヴァイオリンソナタ ヘ短調 Op.4 MWV Q12 *
  揚天堝 (ヴァイオリン) シンフォニア・フィンランディア・ユヴァスキュラ パトリック・ガロワ (指揮)
  ロマン・デシャルム (ピアノ) *
 [録音 201091日-3日 (ホ短調)、830日-31日 (ニ短調) ハンカサルミ教会 (ユヴァスキュラ、フィンランド)
  20111215日 クラライ・ヴィーク・オーディトリアム (ザントハウゼン、ドイツ) *]
 [5.1 DTS-HD MA (24bit/96kHz), 2.0 PCM (24bit/96kHz)/2.0 PCM (16bit/44.1kHz) *] [8.572662]
 [Pure Audio Blu-ray ディスク。インデックスを除き、映像は収録されていません。CDDVDのプレーヤーでは再生できないので、Blu-ray プレーヤーもしくは Blu-ray 対応のPCで再生してください]

Orchid Classics ORC100029 アコーディオン・デュオの音楽
イーゴリ・ストラヴィンスキー (1882-1971) ペトルーシュカ (1911)
アレクサンドル・ボロディン (1833-1887) 中央アジアの草原にて
ピョートル・チャイコフスキー (1840-1893)
 バレエ《くるみ割り人形》の3つの楽章  小さな序曲 アラビアの踊り トレパーク
モデスト・ムソルグスキー (1839-1881) はげ山の一夜
  ミスト・アコーディオンデュオ
   ビャーケ・モーエンセン (アコーディオン) ラスムス・シェアフ・キョラー (アコーディオン)
 [録音 2012211日-12日、1215日 王立デンマーク音楽アカデミー スタジオホール (コペンハーゲン)]

Rotterdam Philharmonic Orchestra KKC4005/8 4CD's (limited 900 copies) 20 years Gergiev Live
[CD1]
ピョートル・チャイコフスキー (1840-1893) 交響曲第4番 ヘ短調 Op.36
 [録音 1988112日 デ・ドーレン (ロッテルダム) (ライヴ)]
ジャン・シベリウス (1865-1957) 交響曲第1番 ホ短調 Op.39
 [録音 20031213日 アムステルダム・コンセルトヘボウ (ライヴ)]
[CD2]
セルゲイ・プロコフィエフ (1891-1953) バレエ《ロメオとジュリエット》 Op.64 から (17曲)
 [録音 200466日 デ・ドーレン (ロッテルダム) (ライヴ)]
イーゴリ・ストラヴィンスキー (1882-1971) バレエ《春の祭典》
 [録音 1996531日 デ・ドーレン (ロッテルダム) (ライヴ)]
[CD3]
ドミートリー・ショスタコーヴィチ (1906-1975) 交響曲第11番 ト短調
Op.103
 [録音 19901117日 アムステルダム・コンセルトヘボウ (ライヴ)]
エクトル・ベルリオーズ (1803-1869) 劇的物語《ファウストの劫罰》 − 鬼火のメヌエット 妖精の踊り ハンガリー行進曲
 [録音 1997925日 デ・ドーレン (ロッテルダム) (ライヴ)]
[CD4]
アルフレート・シュニトケ (1934-1998) ヴィオラ協奏曲 *
 [録音 1993313日 アムステルダム・コンセルトヘボウ (ライヴ)]
アンリ・デュティユー (1916-) ヴァイオリン協奏曲《夢の木 (L'arbre des songes)**
 [録音 2007914日 デ・ドーレン (ロッテルダム) (ライヴ)]
ボリス・イヴァノヴィチ・ティシチェンコ (1939-2010) バレエ《ヤロスラヴナ》から (6曲)
 [録音 2007915日 デ・ドーレン (ロッテルダム) (ライヴ)]
  ロッテルダム・フィルハーモニック管弦楽団 ワレリー・ゲルギエフ (指揮) ユーリ・バシュメット (ヴィオラ) *
  レオニダス・カヴァコス (ヴァイオリン) ** [日本語解説書付]

Swedish Society Discofil SCD1154 アンデシュ・ヨルミン (1957-)
 詩的組曲《Between Always and Never (いつでもと決しての間)》
  Aviaja (アヴィアヤ)/Haiku (俳句)/Kärleksvisa (愛の歌)/Vägen är öde (道はさびれ)/Sol och måne (太陽と月)/
  Dans - ur Stenars tystnad (踊り − 石の沈黙から)/Mellan alltid och aldrig (いつでもと決しての間)/
  Shakespeare cogitatio (シェイクスピア思考) Kärleksvisa - triptyk (愛の歌 − トリプティク)/
  Dans - till Solars lek (踊り − 太陽の遊戯へ)/Eviga tanke (永遠の思考)/Hemingway cogitatio (ヘミングウェイ思考)/
  M.
   レーナ・ヴィレマーク (ヴォーカル) アンデシュ・ヨルミン (ベース) ヨンショーピング室内合唱団
   ヨンショーピング・シンフォニエッタ フレードリク・ビューステット (指揮)
 [録音 20119月 ヨンショーピング・コンサートホール (スウェーデン)]
 [制作 ラーシュ・ニルソン  録音ん ミケール・ダールヴィド] 試聴盤

◇詩的組曲《Between Always and Never (いつでもと決しての間)》は、国際的に知られるスウェーデンのベーシストで作曲家のアンデシュ・ヨルミン Anders Jormi (1957-) がヴォーカルとベースのソロ、合唱と管弦楽のために作曲したオラトリオ形式の作品。シェイクスピア、ヘミングウェイ、デンマークの女性詩人ピア・タフドロプ Pia Tafdrup (1952-)、そしてヨルミン自身が作った短い詩がテクスト。民俗音楽と現代音楽の歌い手として高名なレーナ・ヴィレマーク Lena Willemark とヨルミン、ヨンショーピングの合唱団とオーケストラが内省と内面の力を表現する音楽を展開します。

Toccata Classics TOCC0102 GP・テレマン (1681-1767)
 音楽による礼拝、または一般用の教会カンタータ (Harmonischer Gottes-Dienst)5
 神は定めある命の人となり 全てのキリスト教徒よ喜べ!陽気に 目を覚ませ、あなたの罪深き夢から身を引き裂く
 楽しき祭りに胸が高まり 全能の神の子の求める声が聞こえ 麻痺した龍はあなたを捉え
  ベルゲン・バロック
 [録音 2008912日-18日 ホフ教会 (オストレ・トーテン、ノルウェー)]

 

リリース情報 − Jazz

Caprice CAP21829 ベルント・ルーセングレン・ビッグバンド
 Hip Walk New Life How deep is the Ocean? Joe and Eye The Humming Bees Naima Autumn Song
 Sad Waltz
 Blues Nerves
  ベルント
・ルーセングレン・ビッグバンド ベルント・ルーセングレン (サクソフォーン) ホレース・パーラン (ピアノ)
  ダグ・レイニー (ギター)
 [録音 1980513日-14日 メトロノームスタジオ (ストックホルム)] [Caprice LP]

◇スウェーデンのジャズミュージシャン、サックスとフルートを演奏し作曲家としても知られるベルント・ルーセングレン Bernt Rosengren がリーダーのビッグバンドが、1980年、ホレース・パーラン Horace Parlan とダグ・レイニー Doug Raney を迎えストックホルムのメトロノームスタジオで行った録音。ドン・チェリーの『オーガニック・ミュージックソサエティ』 (CAP21827) に始まった Caprice Jazz の復刻シリーズ第2作です。

Ladybird 79556820 マティルダ・モルク − Rastlös (落ち着かなくて)
 På lyckans smala hav Rastlös Du Dumma vi var Inte ett Spår Når vi oss själva
 Hej man! Vart tog du vägen Röd lök Te för två
  マティルダ・モルク (ヴォーカル) クリスチャン・リンド (ベース) フレードリク・ヘルマンソン (キーボード) 他

Meantime Records MR19 カーリン・クルーグ、モッテン・グンナル・ラーシェン − In a Rag Bag
 Old Piano Roll Euphonic Sounds Way Down Yonder in New Orleans (遥かなるニューオリンズ)
 In the Dark/In a Mist I'm Comin' Virginia Dear Bix Going Home (家路)
 Olympia Rag - Norsk Rag no.5 (オリンピア・ラグ − ノルウェー・ラグ第5番) Spanish Steps
 Feeling Too Good Today Blues Ain't Misbehavin'/I've Got a Feeling I'm Falling Wild Cat Blues
 Blue Turning Grey over You The Joint Is Jumpin'
  カーリン・クルーグ (ヴォーカル) モッテン・グンナル・ラーシェン (ピアノ)
 [録音 20123月 オスロ (ライヴ)]

◇カーリン・クルーグ Karin Krog がモッテン・グンナル・ラーシェン Morten Gunnar Larsen と共演した「ラグタイム」ライヴ。ドヴォジャークのメロディに歌詞をつけて歌われる《Going Home (家路)》。《Olympia Rag - Norsk Rag no.5 (オリンピア・ラグ − ノルウェー・ラグ第5番)》、スコット・ジョプリンの《Euphonic Sounds》、ファッツ・ウォーラーの《Wild Cat Blues》など、ラーシェンのソロも挟んだプログラムです。

NORCD NORCD1209 コスモナウト − Vår bakgård (うちの裏庭で)
 Tirana Express (ティラナ特急) Koste hva kosten vil Landevei (田舎道) Nattland intro Nattland
 Hymne (賛美歌) Kjåka kåk Country Joe Spanish Bulgur Sult (飢え)
  コスモナウト
   インゲ・W・ブライスタイン (サクソフォーン) アウドゥン・ライトハウグ (ベース)
   ブラーゲ・トルメーネン (ドラムズ) アロン・ノシュテボー (ギター)
 [録音 2011822日-27日]

◇コスモナウト Kosmonavt (コスモノート、宇宙飛行士) は、東欧の伝統音楽をルーツに持つという4人のグループ。インゲ・W・ブライスタイン Inge W. Breistein、アウドゥン・ライトハウグ Audun Reithaug、ブラーゲ・トルメーネン Brage Tørmænen、アロン・ノシュテボー Aron Nørstebø。アルバニア共和国の首都をタイトルとする音楽から始まります。

NORCD NORCD1211 フッリブー − Bønner og flesk (ポークビーンズ)
 Spaghetti Bønner og flesk (ポークビーンズ) Texas Lorvekongen Søndag (日曜日)
 Ladestien (ラーデスティーエン) West Western Kovesodde Bru (橋) Vals i Stockholm (ストックホルム・ワルツ)
  フッリブー
   マルクス・ヒルト・クロウニング (ギター) ビョルナル・カレフォス・トヴァイテ (ベース、エレクトリックベース)
   マッツ・メラン・イェンセン (ドラムズ)
  器楽アンサンブル
 [録音 201214日-6日]

◇マルクス・ヒルト・クロウニング Marcus Hirth Klovning、ビョルナル・カレフォス・トヴァイテ Bjørnar Kaldefoss Tveite、マッツ・メラン・イェンセン Mats Maland Jensen3人が集まったバンド、フッリブー Hullyboo。トロンハイムのジャズ音楽院、オスロの国立音楽大学、ベルゲンのグリーグ・アカデミーで学んだ音楽を背景にジャズ、ブルース、カントリーミュージックの中間に位置する音楽を作り、演奏しています。メロディの際だった曲、ドライブ感のある曲、性格的なトリオサウンドのグループとしてライヴ活動し、ベルゲンで毎年開催されるジャズフェスティヴァル、Nattjazz のコンペティション "Jazz i sikte" の第1位に選ばれています。半数以上のトラックで、ピアノ、ヴァイオリン、トランペット、サクソフォーン、トロンボーンが加わります。

NORCD NORCD1212 ダーグ=フィリップ・ルーアルスネス − ファースト (Først)
 Fragment I Dans! Elegi (til Laura Palmer) (ローラ・パーマーへのエレジー) Fragment I
 Konstruksjon (建築) Portrett av Paul (パウルの肖像)
  ダーグ=フィリップ・ルーアルスネス (ピアノ) キム=エーリク・ペーデシェン (アルトサックス)
  モッテン・バッリクモ (クラリネット) トゥーレ・T・サンバッケン (ドラムズ)
 [録音 20114月 ノルウェー]

◇ピアニスト、作曲家のダーグ=フィリップ・ルーアルスネス Dag-Filip Roaldsnes (1984-) は、ノルウェー、オーレスン郊外のヴァルデローヤ生まれ。オスロの国立音楽大学でジャズピアノの演奏を学び、修士号も取得しました。優れた若いミュージシャンに贈られる「ヤング・ジャズ賞 (Ungjazzpris)」を2012年に受賞、オーレスンのヤング・ジャズ・フェスティヴァルではソロのコンサートを行いました。モッテン・バッリクモ Morten Barrikmo のクラリネット、トゥーレ・T・サンバッケン Tore T. Sandbakken のドラムズ、修士課程で組んだデュオのパートナー、キム=エーリク・ペーデシェン Kim-Erik Pedersen のアルトサックスが参加した「ファースト」アルバム。特殊奏法も用いた、今日的なサウンドの即興的な音楽が創造されたと言われます。

NORCD NORCD1217 ヴィンテル=ストルム − Spinnaker (スピンネーカー)
 Oktober Withdraw from B♭ Mixed Up Spinnaker Cross Atlantic View nr.3 Doophy Dance
 Middle North Codex Longer Rundt Svingen Return to E
  ヴィンテル=ストルム
   ホーコン・ストルム (ギター) トマス・ヴィンテル・アンデシェン (ベース)
   マルク・クーホルン (ドラムズ) ナタリオ・スエド (テナーサックス)
 [録音 201110月、11月、20124月 スタジオ・ディルク (アムステルダム)]

◇ベーシストのホーコン・ストルム Håkon Storm とギタリストのトマス・ヴィンテル・アンデシェン Thomas Winther Andersen のノルウェーのプレーヤーふたりにアルゼンチンのテナーサックス奏者ナタリオ・スエド Natalio Sued とオランダのドラマー、マルク・クーホルン Mark Coehoorn を加えたカルテット。レース用ヨットの支柱に張る大きな三角帆、スピンネーカーをタイトルとした、フリージャズ、実験的ジャズの色彩が濃いとされるアルバム。

Prophone PCD141 ルチアーノ・モセッティ、アンデシュ・フェーダール − ELA
 Summertime (G. Gershwin) Ela é Carioca (T. Jobim) You've Changed (B. Carey/C. Fischer)
 Lover Man (J. Davis/R. Ramirez/J. Sherman) Södermalm (B. Wigardt/T. Swanerud)
 A Time for Love (J. Mandel) It Might as Well Be Spring (R. Rodgers)
 What Are You Doing the Rest of Your Life? (A. Bergman/M. Bergman/M. Legrand)
 Do Nothin' til You Hear from Me (D. Ellington) Chega de saudade (T. Jobim) Waltz for Malin (A. Fardal)
 How Long Has This Been Going On? (I. Gershwin/G. Gershwin) Corcovado (T. Jobim)
  ルチアーノ・モセッティ (ハーモニカ、トランペット) アンデシュ・フェーダール (ギター)
  友人たち  イサベッラ・ルンドグレン (ヴォーカル) クレース・ヤンソン (ヴォーカル)
   マグヌス・リンドグレン (アルトフルート) カール・オッリエ (ピアノ) ベンクト・リンドクヴィスト (キーボード)
   アンデシュ・ヨンソン (ベース) マグヌス・ペーション (パーカッション)
 [録音 20126月-9月 OAL スタジオ (ソレントゥナ、スウェーデン)]
 [制作 アンデシュ・フェーダール  録音 レンナット・ストレーム] 試聴盤

◇共演を始めてからもうじき20年。ルチアーノ・モセッティ Luciano Mosetti とアンデシュ・フェーダール Anders Fardal の最初のジョイントアルバムがリリースされました。ふたりのデュオ、ヴォーカルのイサベッラ・ルンドグレン Isabella Lundgren とクレース・ヤンソン Claes Janson、スウェーデンの人気プレーヤー、マグヌス・リンドグレン Magnus Lindgren をはじめとする友人たちを加えたトリオ、カルテット、クインッテット。アメリカのエバグリーン、ブラジル・リズムのジャズ、スウェーデンのバラード、そしてフェーダールのオリジナル曲《Waltz for Malin (マーリンのワルツ)》を演奏しています。

 Ela é Carioca http://www.youtube.com/watch?v=BtwPDf6Crks
 How Long Has This Been Going On? http://www.youtube.com/watch?v=Zz-yUz3FWQQ
 You've Changed http://www.youtube.com/watch?v=ci0JO6dlp_g
 Summertime http://www.youtube.com/watch?v=nR_zKILyd2c

Storyville 101 4278 モーテン・ハクスホルム、ジョナサン・クレイズバーグ、アリ・ホーニグ − Equilibrium (均衡)
 Giacometti (M. C. Haxholm Jensen) * Ezra (M. C. Haxholm Jensen) * Falter (M. C. Haxholm Jensen) *
 Reconstructed (M. C. Haxholm Jensen) Night and Day (Cole Porter) Unseen (M. C. Haxholm Jensen) *
 Cruithne (M. C. Haxholm Jensen) */** Out of Nowhere (E. Heyman/J. Green)
  モーテン・ハクスホルム・カルテット
   モーテン・ハクスホルム (ベース) ジョナサン・クレイズバーグ (ギター) アリ・ホーニグ (ドラムズ)
   フレデリク・メンジーズ (テナーサックス) *
  ウィリアム・ラーソン (ローズ) **
 [録音 2012年 Systems Two Studio (ブルックリン、ニューヨーク)]

◇『Equilibrium (均衡)』は、デンマークのベーシスト、モーテン・ハクスホルム Morten Haxholm のデビューアルバムです。ハクスホルムは32歳。オーゼンセのカール・ニルセン音楽アカデミーの修士課程を2009年に修了し、現在はコペンハーゲンに住み、ジャズやロックなどコンテンポラリーミュージックを教える Rytmisk Musikkonservatorium/Rhythmic Music Conservatory に学んでいます。彼は作曲も手がけ、彫刻家アルベルト・ジャコメッティの作品からインスピレーションを得たという《Giacometti》をはじめとするオリジナル曲が6曲、2つのスタンダートナンバーとともにこのアルバムに収められました。ブルックリンの Systems Two Studio で行われた録音セッションには、ジョナサン・クレイズバーグ Jonathan Kreisberg、アリ・ホーニグ Ari Hoenig、フレデリク・メンジーズ Frederick Menzies3人のアメリカのミュージシャンが参加。このカルテットによるツアーも予定されています。

Storyville 101 4280 シーグルズル・フロウサソン、キェル・ラウリセン − Nightfall
 These Foolish Things (Strachey/Link/Machwitz) For you, for me, for evermore (Gershwin)
 Angel Eyes (Dennis/Brent) The Touch of Your Lips (Noble) Skylark (Carmichael/Mercer)
 Tea for Two (Youmans/Caesar) Too Late Now (Lerner/Lane) Why Try to Change Me Now (Coleman/McCarthy)
 I Only Have Eyes for You (Warren/Dubin) Young at Heart (Richards/Leigh)
  シーグルズル・フロウサソン (アルトサックス) キェル・ラウリセン (B3 ハモンドオルガン)
  クリスチャン・レト (ドラムズ) ヤコブ・フィッシャー (ギター)

◇アルバム『Land & Sky(103 4269) でカトリーネ・レガーと共演したアイスランドのサックス奏者、シーグルズル・フロウサソン Sigurður Flósason と、ボブ・ロックウェルと共演したアルバムを Music Mecca に録音したデンマークのハモンドオルガン奏者、キェル・ラウリセン Kjeld Lauritsen のふたりがリーダーとなったカルテットアルバム。ジャズの伝統を心から愛するという共通のグラウンドをもつふたりにデンマークのクリスチャン・レト Kristian Leth とヤコブ・フィッシャー Jacob Fischer が加わって「アメリカのソングブック」を演奏。過ぎし日の作曲家とプレーヤーへのオマージュとして企画されました。

Stunt Records STUCD12172 シックス・シティ・ストンパーズ − The Formula
 Cream (Peter Rosendal/Mads Mathias) * Struttin' with Some Barbeque (Lili Armstrong)
 The Meltingpot (Mads Mathias) Fidgety Feet (LaRocca/Shields/James) Penthouse Serenade (Jason Burton)
 Cornet Chop Suey (Louis Armstrong) 
Song for Benjamin (Peter Marott)
 Sweet Georgia Brown (Bernie/Pinkard/Casey) Pretinha (Peter Rosendal) Santo Antonio (Hermeto Pascal)
 Something That You Do (Peter Marott) Banjoette (Regin Fuhlendorf)
  シックス・シティ・ストンパーズ
   マス・マティアス (アルトサックス、ヴォーカル) ペーター・マロット (トランペット)
   ペーター・ローセンダール (トロンボーン、ピアノ、メロディカ、ハンマースピネット)
   レーイン・フーレンドーフ (ギター、バンジョー) カスパー・テーエル (ベース)
   モーテン・エーロ (ドラムズ、パーカッション)
  ナピオン (ヴォーカル) *
 [録音 2012
10月、11月]

◇マス・マティアス Mads Mathias、ペーター・マロット Peter Marott、レーイン・フーレンドーフ Regin Fuhlendorf、カスパー・テーエル Kasper Tagel、モーテン・エーロ Morten Æro、そして、アルバム『Tide (STUCD07192) や『Pica-Pau(STUCD10022) ピアニスト、ペーター・ローセンダール Peter Rosendal。デンマークのミュージシャン6人が集まったシックス・シティ・ストンパーズ Six City Stompers はストリート・パフォーマンスも大好きだというバンド。元素周期表を模したアートワークをジャケットに使ったアルバム『The Formula』は遊び心いっぱい。ラップ、ディキシーランド・ジャズ、スウィングバンドをバックに歌う風情のヴォーカルナンバー、1970年代のポップロック風ナンバーなど、次から次へと色々なスタイルの音楽が現れます。ローセンダールとマティアスのラップ・ナンバー《Cream》にはデンマークのヒップホップ、レゲー、ソウルのシンガー、ナピオン Nappion をゲストに迎えています。

 http://www.youtube.com/watch?v=zbaA0Wzugu8

Stunt Records STUCD12182 ニコライ・モンク=ハンセン − Æter
 Mela Island Revisited Rocking Sunday Levon Land of Look Behind 
The Receiver Kondignogen
 The Perceive Myte 
St. Elmo's Fire
  ニコライ・モンク=ハンセン (ベース) マス・ヒーネ (トロンボーン) ネッド・ファーム (サックス)
  セーアン・キェアゴー (ピアノ) R・J・ミラー (ドラムズ)
 [録音 2012年 STC スタジオ]

◇ニコライ・モンク=ハンセン Nicolai Munch-Hansen の『Chronicles(STUCD10072) に次ぐアルバム。

 

リリース情報 − Blues, Folk, Pop & World Music

Heilo HCD7273 CD + Bonus CD W. − ハンス・W・ブリーミの音楽 (Musikk av Hans W. Brimi)
ハンス・W・ブリーミ (1917-1998)
 Tussgubben (小鬼)
  イェルムン・ラーシェン・トリオ
   イェルムン・ラーシェン (フィドル) アンレアス・ユートネム (ピアノ、リードオルガン)
   ソンレ・マイスフィヨルド (ベース)
 Smørlingråen (スモルリアの灰色の者)
  アストリ・スルハイム (フィドル)
 Ni alner med kar (男三人で18フィート)
  エルレン・ヴィーケン (フィドル) アスラク・O・ブリーミ (フィドル)
 Musikk til berg og stjerne (山と星に寄せる音楽)
  ライフ・イングヴァル・ランオイエン (アコーディオン)
 Jordmor-Toras bånsul (産婆トーラの子守歌)
  ニルス・オークラン (ハリングフェレ) シーグビョルン・アーペラン (リードオルガン) *
 Huldre nedpå kveen (牧場のフルドラ)
  グーブランスドーレネス・スペルマンスラーグ (グーブランスダーレン・フィドルアンサンブル)
 På attpåball (祝宴の翌日に)
  ホット
   ペール・アンデシュ・ビューエン・ガルノース (ハリングフェレ)
   ニルス・オイヴィン・ベルグセット (アコーディオン) アンデシュ・ロイネ (ギター)
 Eldstejenta (最年長の娘)
  ライフ・イングヴァル・ランオイエン (アコーディオン)
 Sulheimstrillingane (スルハイムの三つ子)
  ホット
 Den blå slåtten (青のメロディ)
  ニルス・オークラン (ハリングフェレ) シーグビョルン・アーペラン (リードオルガン) *
 Høgtidsdagen (お祝いの日)
  グーブランスドーレネス・スペルマンスラーグ (グーブランスダーレン・フィドルアンサンブル)
 Rekarleiken (放浪の歌)
  ホット
 Vals i A (イ長調のワルツ)
  アストリ・スルハイム (フィドル)
 Skilnadsgrauten (別れの粥)/Spelmannskjerringa (フィドル弾きの老妻)
  エルレン・ヴィーケン (フィドル) アスラク・O・ブリーミ (フィドル)
 Førådsgubben (年金生活のじいさん)
  ホット
 Klåvåheilagt (聖なる夜は首輪をはめて)
  イェルムン・ラーシェン・トリオ
 [録音 20129月 ビョルンスゴール、トイェン教会 (オスロ)、グリーグホール音響スタジオ (ベルゲン) *]
 [制作 アスラク・O・ブリーミ  録音 トマス・フケルベルグ、アイリーク・フンヴィン *]
[Bonus CD] 『森の精ヒューラルの幻想 (Hyljarhildring)
ハンス・W・ブリーミ (1917-1998)
 Sløret (かすみ) * Bufårdagen (セーテルへ行く日) Gubben i Kråkholhaugom (クロークホルハウゴムの老人)
 Tjukkrustdagen (テュクルストの日) Heimfjellsheilagt (神聖なるハイムフィエル) Tusshalling (小鬼のハリング)
 På morgonkvisten (朝早く耳を澄ますと) Sjå ut (外を見ろ) Dans på tråen (牧場の踊り) Hildring (幻想)
 Tusseliten (小さな森の精) Hyljarliv (森の精の暮らし) Hyljartrall (森の精の歌) Veslegråen (灰色の小鬼)
 Den blåkledde (青い衣をまとい) Vardyvlreisa (守りの精の旅) Dans i seterverron (セーテルの季節に踊る)
 Botardagen (繕い物の日) Bufår frå vinterlegon (冬の放牧から家路に)
  ハンス・W・ブリーミ (フィドル) [HO7044 (LP)]
 [録音 1987年 レインボースタジオ (オスロ)、ハイダール (グーブランスダーレン) *]
 [制作 オーノン・エーゲラン、ハルヴァル・クヴォーレ  録音 ルネ・リンクヴィスト、ヤン・エーリク・コングスハウグ、
  アルネ・アクセルベルグ *]
 [リマスタリング フリチョフ・A・リンデマン] 試聴盤

◇ハンス・W・ブリーミ Hans W. Brimi (1917-1998)20世紀ノルウェーを代表するフォークミュージシャンのひとり。ロムのガルモに生まれ、シューグル・ガルモとオーラ・ムーロッケンという偉大なフィドル弾きふたりに手ほどきを受けました。1933年からノルウェー放送のための演奏を始め、ソロ演奏のほか、ヨン・ファウクスタやイェイル・エギル・ラーシェンといった音楽家と共演した録音を多数残しました。アルバム『W.』は、1998年に亡くなったハンス・W・ブリーミを偲び、彼の書いた音楽を今日のミュージシャンたちで演奏しようという企画です。『到着 (Ankomst)(HCD7235) と『Aurum (黄金)』 (HCD7252)2枚が高い評価を受けた人気グループのイェルムン・ラーシェン・トリオ Gjermund Larsen Trio。ブリーミを客員に招いたことのあるオーレ・ブル・アカデミーの音楽ディレクターを務めるニルス・オークラン Nils Økland とシーグビョルン・アーペラン Sigbjørn Apeland のデュオ。ロムのアストリ・スルハイム Astrid Sulheim。テレマルク大学に学んだアコーディオン奏者のライフ・イングヴァル・ランオイエン Leif Ingvar Ranøirn。ユニークで独特の「ルンダンス」スタイルをもつ、ペール・アンデシュ・ビューエン・ガルノース Per Anders Buen Garnås、ニルス・オイヴィン・ベルグセット Nils Øyvind Bergset、アンデシュ・ロイネ Anders Røine のトリオ、ホット Håt。「ペール・ギュントの谷」としても知られるグーブランスダーレンの若いフィドル奏者が集まったグーブランスドーレネス・スペルマンスラーグ Gudbrandsdølenes spellemanslag。このアルバムを企画した、ハンスの孫、フィドル弾きのアスラク・O・ブリーミ Aslak O. Brimi (1983-) 2曲、アルバム『DUO』で共演したエルレン・ヴィーケン Erlend Viken と一緒に演奏しました。農民の暮らし、家畜を放牧する山の農場セーテル、大きな岩の下に住んでいるという小鬼や森の精など、ノルウェーの人々の生活から生まれた音楽が新しい世代の感覚と解釈で演奏されます。このアルバムには、ハンスが1987年に録音したLPアルバム『森の精ヒューラルの幻想』の全19トラックの音楽を収録した Bonus CD が添付されています。

Ladybird 79556819 アニタ・ストランデル − När du tar på mig (あなたといると)
 När du tar på mig Morgonen efter  På stranden Sommarfotografi Gå i barndom Banalt 
Till salu
 Efter 2 & Efter 3 Kärleksbrev I en park vid medelhavet När lyckan möter mig
 Min älskade Min älskades ögon Han fick mig att skratta Men
  アニータ・ストランデル (ヴォーカル) イシュトヴァーン・ガーボル クリステル・ヨンソン (ギター)
  ダイアナ・ヌニェス レロ・ニカ (アコーディオン)

◇ソフトロックのグループ Gimmicks (ギミックス) のリードヴォーカル、アニータ・ストランデル Anita Strandell のソロアルバム。シェシュティン・トルヴァル Kerstin Thorvall の詩にロバート・ウェルズ Robert Wells、アンデシュ・グレンマルク Anders Glenmark、アンデシュ・エークダール Anders Ekdahl たちが曲をつけたポップロックのナンバーを歌うアルバム。

Ladybird 79556822 ヨン・ウルフ・アンデション
− トーブ、シェーベリ、オルログを語る (John Ulf Anderson tolkar Evert Taube, Birger Sjöberg och Ulf Peder Olrog)
 Resan till Spanien eller Du sjömatrosallt uti bla kläder Balladen om Aldebaran av Bergen Soloáa
 Utövisan eller Gasten vart gick han Blås Kajsa blås! Den sköna Helén eller Flickan i Peru  Solig morgon
 Sjuttonde balladen Min farfar var en jaktlöjtnant Linnéa eller Jag har skrivit till min flicka Vals i Furusund
 Evert Taube samtalar med Karl Ivar Hileman om ett mote med Birger Sjöberg Skrivaredans I lärdomskvarteret
 Cantilena comunale Industria colossale Vid mörka stränder I växelryttarvimmel Dödens klädnader
 Min fordran är ej ringa Liv i skola mig skickar Drömmar famnas Avresa Rosenbloms rymdfärd
 Violen från Flen Till Christina
  ヨン・ウルフ・アンデション (ヴォーカル、ギター)

◇エヴェルト・トーブ Evert Taube (1890-1976)、ビリエル・シェーベリ Birger Sjöberg (1885-1929)、ウルフ・ペーデル・オルログ Ulf Peder Olrog (1919-1972)。スウェーデンの人たちに愛されたシンガーソングライター (吟遊詩人) たちの歌を、彼らの伝統を継ぎシンガーソングライター、バラード歌手、ラジオ・プロデューサーとして活躍するヨン・ウルフ・アンデション John Ulf Andersson (1934-) が弾き語ります。


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CD Artwork © Lindberg Lyd, Grappa/Heilo, Meantime, NORCD (Norway), Ars Produktion (Germany), BIS, dB Productions, Ladybird, Prophone/Swedish Society Discofil/Naxos (Sweden), Chandos, Toccata Classics (UK), dacapo, Storyville Stunt/Sundance Music (Denmark), MSR Classics (USA)