Newsletter No.33   20 July 2001

 

新譜情報

Aurora ACD5024 ヘンリク・ヘルステニウス (1963-) 室内オペラ《セラ (Sera)
  トリル・カールセン (ソプラノ) アンネ=リーセ・ベルントセン (アルト) イェルケル・ダーリン (テノール)
  シェティル・ヒュゴース (バスバリトン) ノルディック・ヴォイセズ BIT20 アンサンブル
  ピエール=アンドレ・ヴァラード (指揮)

◇《セラ (Sera)》は、もとはアクセルとヘンリクのヘルステニウス兄弟 Axel Hellstenius (1960-), Henrik Hellstenius の着想を、ノルウェー文化審議会 Norsk Kultrråd などが主催するフォーラム "Kulturkobleriet" が、新しいノルウェーの音楽劇を作り上げることを目指して発展させ、その結果できあがったオペラ。「リーリトは、世界のあらゆる音を集めるという契約を神と結ぶ。リーリトが仕事を成し遂げた暁には、神は、人類を再び正しい道に導くために“大いなる沈黙”を津波として地球にもたらすことになる。地球の音に関する情報を天国にもたらす役を与えられた、神の使者、天使セラは、原理主義者のリリスを嫌っている。たしかに人類は無秩序な状態にあるが、セラは、人間は宇宙におけるもっとも魅力的な姿のひとつだと思っている。リーリトから最後のCDを受け取るために地球に赴いたセラは、リーリトの行為に抵抗する目的で、最後のCDの1枚を音マニアのアベルの手元に残してしまう。すべての音を完全に破壊することを望むリーリト。音、そして世の無秩序が担っている役割を守ろうとするアベルとセラ。この両者の間で戦いが始まり、最後に重大な局面をむかえる……」。これがあらすじ。映画の脚本と戯曲を書くことを専門とするアクセルにとっては、初の音楽劇の台本となった。“音” をテーマに展開するだけに、映像の助けがなくても楽しめる作品。ブックレットにはノルウェー語と英語の対訳がつけられている。

Aurora ACD5025 弦楽四重奏のための現代ノルウェー音楽
ヨン・オイヴィン・ネス (b.1968) Darey Tilih! Aztec Snap (アステカのスナップ)
コーレ・ディーヴィク・フースビ (b.1969) Over grind (門をこえて)
アイヴィン・ブーエネ (b.1973) Fragmentarium II (断片U)
レーネ・グレナゲル (b.1969) Zyklus (サイクル)
スヴェン・リューデル・カールス (b.1959) 5つの間奏曲
マーク・アダリー (b.1960) Jester (道化)
  アメトリ弦楽四重奏団

◇現代の作品だけを演奏するグループ、アメトリ弦楽四重奏団 Ametri String Quartet"ametri""symmetry" (均整、調和) と正反対の事象を意味する語 − は、ノルウェーでもかなりユニークな存在と考えられている。1997年スタヴァンゲル室内楽フェスティヴァルでフィンランドの作曲家ヨウニ・カイパイネン Jouni Kaipainen (b.1956) の作品を演奏した際には、最大限の賛辞を受け、その後、13の作品の初演 − うち8曲は彼らのために書かれた − を行うなど、積極的な活動を行っている。ビジュアル面も重視し、コンサートでは画家、デザイナー、建築家らとの共同作業を活用する。その他、テクノ・グループとの即興音楽にも参加。子供や若い世代とのワークショップも開催する。このディスクに収録されたノルウェーの現代曲は、すべてが聴き手のイマジネーションを強く刺激する作品ばかり。“調和と不調和” の緊張が生み出す響きが興味をそそる。

dacapo 8.224171-72 2CD's アンディ・ペイプ (1955-) オペラ《レオノーラ・クリスティーネ (青い塔の女王)》
  エーディト・ギヨム (メッツォソプラノ) イェンス・ブルーノ・ハンセン (バス)
  マリア・ステンス (アルト) 器楽アンサンブル コーレ・ハンセン (指揮)

◇アンディ・ペイプ Andy Pape は、アメリカ生まれのデンマークの作曲家。このオペラの初演は1999年。とらわれの身となって生涯を終えた17世紀デンマークの王女を主人公に、彼女の世話をするカレンと塔の番人が絡み、その破滅までを描く物語。プレスシートによると、ストラヴィンスキー、ブリテン風の音楽とか。民謡なども挿入される劇的なオペラ。

Finlandia 8573-87777-2 エドヴァルド・グリーグ (1843-1907)
 交響曲 ハ短調 (1863-64) 4つの交響的舞曲 作品64 (1896-98)
  ノルウェー放送交響楽団 アリ・ラシライネン (指揮)

◇2000年11月オスロ録音。

Marco Polo 8.225171 ハンス・クリスチャン・ロンビ (1810-1874) 管弦楽作品全集第5集
 行進曲《ティヴォリのチケット売りによろしく》 幻想曲《たそがれに》 そりすべりのポルカ
 フレゼリク七世への喝采行進曲 マリ・エリサベト・ポルカ カロリーネ・ポルカ・マズルカ
 芸術家カーニヴァルのロコモティヴ・ギャロップ ヘスペロス・ワルツ 電報ギャロップ
 敬礼のギャロップ 泉のワルツ ジェニー・ポルカ ワルツ《ウィーンの思い出》
 ポルカ・マズルカ《大晦日》
  ティヴォリ交響楽団 タマーシュ・ヴェテ (指揮)

◇“デンマークのヨハン・シュトラウス” と称されるロンビ Hans Christian Lumbye の軽い管弦楽作品集。

Musikktroppen 1997 ノルウェー国王陛下近衛兵軍楽隊 − 剣闘士
ジョン・P・スーザ (1854-1932) 剣闘士
アルフレッド・リード (b.1921)
 バンドのための第2組曲
  Son Montuno Pasi Doble ("Alla Corrida")
ヴァーツラフ・ヴァチュカールジュ リヴィエラ・マーチ
スティーヴ・アレン
 This Could Be the Start of Something Big (何かとてつもないことが始まりそうだ) (ユーフォニアム・デュエット) 
 
ヴェニスの謝肉祭
キーズ・ヴラーク
 Os Pàssaros do Brasil
  Passaros Coloridos Pomba triste Os Pàssaros No Carnaval
ジョン・ウィリアムズ (b.1932) 映画「フック」から
オーエ・エsルマンセン ドラゴン・マーチ
  ノルウェー国王陛下近衛兵軍楽隊 イーヴァル・アンドレーセン少佐 (指揮)

Ondine ODE992-2 シベリウス愛好曲集
ジャン・シベリウス (1865-1957)
 音詩《ある伝説 (En Saga)》 作品9
  スウェーデン放送交響楽団 ミッコ・フランク (指揮) [ODE953-2]
 音詩《ポホヨラの娘 (Pohjolan tytär)》 作品49
  タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団 トゥオマス・オッリラ (指揮)  [ODE871-2]
 即興曲 作品87-1 (1917) 組曲《恋するもの (Rakastava)》作品14
  ヴィルトゥオージ・ディ・クフモ ペーテル・チャバ (ヴァイオリン、指揮) [ODE830-2]
 アンダンテ・フェスティーヴォ (Andante Festivo) (1924)
  フィンランド放送交響楽団 ジャン・シベリウス (指揮)
  [1939年1月1日 YLE (フィンランド放送局) 録音]
ロベルト・カヤヌス (1856-1933) 交響詩《アイノ (Aino)
  YL (ヘルシンキ大学男声合唱団) フィンランド放送交響楽団 ヨルマ・パヌラ (指揮)
  [19903月 文化の家 (ヘルシンキ) 録音] [University of Helsinki UHCD350]

◇“シベリウス稀少作品集” として企画されていながら、カップリングとして予定された交響曲第6番とバラード《囚われの女王 (Vapautettu kuningatar)》(作品48) の録音の選考に難航し、ずっと延期になっていた。フィンランド放送局に適当な音源がなかったためスウェーデン放送局にまで足を延ばしたが、結局は適当な音源を見つけることができず、Ondine のアルバムからピックアップした録音を加えて、“愛好曲集” としてリリースされることになった。

 《アンダンテ・フェスティーヴォ (Andante Festivo)》は、1939年1月1日のフィンランド放送の番組を録音したもの。この番組は、ニューヨークで開催される世界博を祝うフィンランド政府の行事の一環として計画され、シベリウスが指揮者として登場する最後の機会となった。シベリウス自作自演の唯一の録音でもあり、これまでに、フィンランドの音楽雑誌 "Classica" の付録CDとフィンランド放送局の自主制作盤に収録してリリースされたことがある。一般にリリースされるのは今回が初めてとなる (ScandiaFinlandia などから “シベリウス自作自演” と銘打ってリリースされた LPCD の音源は、別の指揮者による演奏で、その指揮者が誰なのかは不明)。“正真正銘” シベリウスの演奏では、フレージングやアクセントのつけ方などが “伝シベリウス” の録音よりも自然な感じ。SP録音と違って収録時間の制約もなく、かなりゆったりしたテンポ (演奏時間 (Classica のCD) 約6分05秒で、それに対して、ペーテル・チャバ指揮ヴィルトゥオージ・ディ・クフモの録音 (Ondine ODE803-2) は4分17秒)。ほとんど “アダージョ・フェスティーヴォ”、あるいは “アダージェット・フェスティーヴォ” とでもいったおもむき (Newsletter No.6 で詳細紹介)。

 ロベルト・カヤヌス Robert Kajanus の交響詩《アイノ (Aino)》(1886) は、「カレヴァラ」に基づくフィンランドの交響音楽の先駆となる作品。ヴァーグナー風の色彩をもった管弦楽に、フィナーレでは男声合唱が加わる。1890年に作曲者自身がベルリン・フィルハーモニック協会を指揮して初演。そのときの聴衆のひとりが、最初の海外留学のためにベルリンに滞在中のシベリウス。カヤヌスの音楽のスタイルには異質のものを感じながらも、「カレヴァラ」というフィンランド叙事詩のもつ音楽の題材としての可能性に目覚めるきっかけになったとされる。ヨルマ・パヌラ Jorma Panula (b.1930) による演奏は、カヤヌスも教鞭をとったことのあるヘルシンキ大学の350周年記念に録音されたもの。

Point PCD5154/5 2CD's
J
S・バッハ (1685-1750)/ラース・ビスゴー (b.1947)/ヨハネス・ファブリーシウス
 カンタータ・オペラ《シルヴィア》
  マ リアネ・G・ニルセン (ソプラノ) アネテ・シモンセン (メッツォソプラノ)
  ホーヴァー・ステーンスヴォル (バリトン) ヤン・ロン (テノール) スーネ・イェリル (テノール)
  ヤコブ・セトナー=メラー (バス) ビルギット・リングホルム (ソプラノ)
  クリスティーナ・ラングベア (ソプラノ) ティーネ・アン・ゴースダール (ソプラノ)
  ロテ・ホウマン (アルト) モーテン・ラッセニウス・クラムプ (バス) コロナ室内合唱団
  王立デンマーク管弦楽団員 デンマーク国立放送交響楽団員
  ティヴォリ交響楽団 ローランド・ハラルドソン (指揮)

◇“J・S・バッハ” のカンタータ・オペラ《シルヴィア (Silvia)》は、デンマークの作家でバッハの研究家、ヨハネス・ファブリーシウス Johannes Fabricius が、バッハの音楽を借りて “魂の風景” を表現しようとした、意欲的な試み。バッハ自身はオペラを書かなかったが、有名な《コーヒー・カンタータ》をはじめとする世俗カンタータは、オペラに近い作品とみなされることもある。ファブリーシウスによると、バッハは、息子のヴィルヘルム・フリーデマン Wilhelm Friedemann Bach を連れてドレスデンのホーフ劇場 Hoftehater でオペラを楽しんだこともあるという。“バッハがオペラを書いていたら” というアイデアから生まれたこの作品の筋は、シェークスピアの戯曲「ペリクレス (Pericles)」と「冬物語 (The Winter's Tale)」に基づき、それにバッハのカンタータとミサ曲から選ばれた音楽がモンタージュされる。アリアを四重唱曲に、あるいは二重唱に声部を追加して三重唱に編曲するなど、一部の改変をのぞいてバッハの音楽はほとんどそのまま活かされている。編曲と新たに追加されるレチタティーヴォの作曲は、デンマークの作曲家ラース・ビスゴー Lars Bisgaard が行っている。"Kulturbro 2000" (文化の架け橋 2000) の一環として初演された。歌詞はドイツ語 (英語対訳つき)。

Rondo RCD8370 モーツァルトとグノーの管楽器のための音楽
WA・モーツァルト (1765-1791) セレナード第10番 変ロ長調 K361/370a 《グラン・パルティータ》
シャルル・グノー (1818-1893) 小交響曲 変ロ長調 (1885)
  コペンハーゲン・コレギウム・ムジクム ミケール・シェーンヴァント (指揮)

◇コペンハーゲン・コレギウム・ムジクム Collegium Musicum, Copenhagen は、コペンハーゲンのオーケストラの団員から有志が集まって作った団体。バロック時代の音楽から現代の作品までをレパートリーに、定期演奏会やツアーを行っている。1981年の創立以来、シェーンヴァント Michael Schønwandt (b.1953) が音楽監督。ニルス・W・ゲーゼ Niels W. Gade (1817-1890) の交響曲全曲 (dacapo DCCD9004, DCCD9201, DCCD9202, DCCD9301) など、高い評価を受けた録音も多い。この新しいディスク (特にモーツァルト) は、緩やかな部分は美しい音色でしっとりと聴かせるものの、速い楽章では、元気が良すぎてアンサンブルの落ち着きがもうひとつ。グノーの曲のフルートは、当初からのメンバー、トーケ・ロン・クリスチャンセン Toke Lund Christiansen (b.1947)

Simax PSC1160 ブリッジ&ブリテン
フランク・ブリッジ (1879-1941) チェロソナタ (1916-17) 4つの小品 − 瞑想曲 春の歌
 セレナード イ長調 (1903) 子守歌 (1901) スケルツォ (c.1902)
 エレジー(悲歌) (1904) ゆりかごの歌 (1910) メロディー (1911)
ベンジャミン・ブリテン (1913-1976) チェロソナタ ハ長調 作品65 (1961)
  オイスタイン・ビルケラン(チェロ) ヴェービョルン・アンヴィーク(ピアノ)

◇オイスタイン・ビルケラン Øystein Birkeland (b.1962) は、ソロイスト、室内楽奏者として活躍するノルウェーのチェリスト。ロルフ・ヴァリーン、ニルス・ヘンリク・アスハイムら、現代ノルウェーの作曲家たちへの委嘱作品も多数。1995年にはノルウェー作曲者協会から “最優秀演奏者” 賞を受賞した。ホーヴァル・ギムセと共演したグリーグのチェロソナタ (Naxos 8.550878)、マルチヌーとコダーイのソナタ (Simax PSC1146) などが代表的録音。楽器はフランチェスコ・ルッジェーリ Francesco Ruggieri (クレモナ 1680年)。ピアノのアンヴィーク Vebjørn Anvik はグリーグ三重奏団 (Simax にショスタコーヴィチのピアノ三重奏曲などを録音 (PSC1147) している) のピアニスト。ソロイストとしても活動し、ノルウェー室内管弦楽団 (アイオナ・ブラウン指揮) と共演したモーツァルトの2台のピアノのための協奏曲の録音は、「……(ギムセとアンヴィークという) 輝かしいふたりのピアニスト……すっきりとした透明な響きで音楽を歯切れよく表現し、巧緻な強弱のつけ方とパッセージワークの美しい際だたせ方によって、2台のピアノの掛け合いを楽しんでいる……」 (Gramophone - Edward Greenfield) と評された。師弟関係にあるブリッジとブリテンの音楽でもアンヴィークは、チェロのビルケランとともに明快な演奏を聞かせる。“朗々と歌う” チェロの音楽が苦手な人にはぜひ!

Simax PSC1225 ハルフダン・シェルルフ (1815-1868) ピアノ作品集
 スケッチ第5番 ヘ長調 《春の歌》 HK49 ラッシア・ギャロップ 変ロ長調 HK37
 スケッチ第3番 変ホ長調 HK140 アルバムのページ (歌曲) ト長調 HK60 スケルツォ ト短調 HK48
 舟歌 HK43 夜想曲 HK44 無言歌 HK45 間奏曲 HK55 跳躍舞曲 HK56
 エレジー (悲歌) ト短調 HK66 エチュード ト長調 HK67 25のノルウェー民俗舞曲選集
 即興曲 ヘ長調 HK98 スケルツォ ホ長調 HK109 牧歌 イ長調 HK111 子守歌 嬰ヘ長調 HK84
 アレグロ・ヴィヴァーチェ ト長調 HK207 スケッチ ト長調 HK208 即興曲 変ホ長調 HK36
 即興曲第2番 ト長調 HK46 ノルウェー民謡選集 (第1曲 - 第21曲) 奇想曲 ニ長調 HK174
 エレジー (悲歌) 嬰ヘ短調 HK175 子守歌 変ニ長調 HK173 メヌエット イ長調 HK176
 ユモレスク ト短調 HK177 サロン (ポルカ) 変ホ長調 HK96 自作歌曲の編曲 (4曲)
 メヌエット 変イ長調 HK234 スケッチ第1番 ヘ長調 HK131 スケルツィーノ ニ長調 HK123
 田舎舞曲 HK112 ノルウェー民謡選集 (第22曲 - 第42曲) スケッチ第2番 変ロ長調 HK159
 スケッチ第4番 ニ短調 HK160 田舎の牧歌 ニ短調 HK161 山への旅の余韻 (ハリング) (1849)
  アイナル・ステーン=ノクレベルグ (ピアノ)

Simax PSC1228 3CD's ハルフダン・シェルルフ (1815-1868) ピアノ作品全集
 スケッチ第5番 ヘ長調 《春の歌》 HK49 ラッシア・ギャロップ 変ロ長調 HK37
 スケッチ第3番 変ホ長調 HK140 アルバムのページ (歌曲) ト長調 HK60 スケルツォ ト短調 HK48
 舟歌 HK43 夜想曲 HK44 無言歌 HK45 間奏曲 HK55 跳躍舞曲 HK56
 エレジー (悲歌) ト短調 HK66 エチュード ト長調 HK67 25のノルウェー民俗舞曲選集
 即興曲 ヘ長調 HK98 スケルツォ ホ長調 HK109 牧歌 イ長調 HK111 子守歌 嬰ヘ長調 HK84
 アレグロ・ヴィヴァーチェ ト長調 HK207 スケッチ ト長調 HK208 即興曲 変ホ長調 HK36
 即興曲第2番 ト長調 HK46 ノルウェー民謡選集 (第1曲 - 第21曲) 奇想曲 ニ長調 HK174
 エレジー (悲歌) 嬰ヘ短調 HK175 子守歌 変ニ長調 HK173 メヌエット イ長調 HK176
 ユモレスク ト短調 HK177 サロン (ポルカ) 変ホ長調 HK96 自作歌曲の編曲 (4曲)
 メヌエット 変イ長調 HK234 スケッチ第1番 ヘ長調 HK131 スケルツィーノ ニ長調 HK123
 田舎舞曲 HK112 ノルウェー民謡選集 (第22曲 - 第42曲) スケッチ第2番 変ロ長調 HK159
 スケッチ第4番 ニ短調 HK160 田舎の牧歌 ニ短調 HK161 山への旅の余韻 (ハリング) (1849)
  アイナル・ステーン=ノクレベルグ (ピアノ)

◇1860年代の終わりからノルウェーは文化の黄金時代を迎えたといわれる。音楽の分野について言えば、1843年生まれのエドヴァルド・グリーグ Edvard Grieg は留学先のライプツィヒから帰国して、本格的な作曲活動に入っていた。ハ短調の交響曲が書かれたのが1865年。1840年生まれのヨハン・スヴェンセン Johan Svendsen の第1番の交響曲も1967年に初演。ノルウェー・ロマンティシズム音楽を代表するこれらふたりの作曲家の先駆けとなったのが、ハルフダン・シェルルフ Halfdan Kjerulf

 父のペーデル・シェルルフ (ペーザー・キェールルフ) Peder Kjerulf は、ノルウェーがデンマークの支配下にあった1810年にコペンハーゲンからクリスチャニア (現オスロ) に移住。1814年の独立の後もノルウェーにとどまり、官僚として政府の重職に就いた。妻のベツィ Betzy は、優秀な音楽家を生んだ家系の出身。ハルフダンは、1815年、この両親の間に生まれた。早くからピアノのレッスンを受け、作曲も始めたが、父親と同じ道を歩むために法律の勉強を始める。しかし、結核を患ったせいで法律の学位試験を受けることができず、官僚になることを断念する。結核の治療が終わった1940年夏、シェルルフは、休養のためにパリに旅行。ここで当時の新しい音楽に出会い、なかでもベートーヴェンの交響曲第6番 《田園》 は “心に触れる” 音楽として、シェルルフにきわめて強い印象を与えた。

 1840年から翌年にかけて、ハルフダンにつづいて結核にかかった父親と兄弟のうち二人が相次いで死去。シェルルフは家計を支えるためにジャーナリストとなる。しかし、1841年には《ピアノ伴奏つきの6つの歌曲》(作品1)を出版するなど、音楽家としての活動も始める。1845年、シェルルフは新たに創設されたノルウェー大学男声合唱団 (ノルウェー学生合唱協会) Norske Studentersangforening の音楽監督に就任。この合唱団のために作曲した数多くの男声合唱曲はその後、ノルウェー音楽の豊かな遺産とみなされるようになる。

 1849年には政府奨学金を受け、コペンハーゲン − ニルス・W・ゲーゼ Niels W. Gade (1817-1890) に師事 − とライプツィヒ − リヒター E. F. Richter − に留学する。1851年春までライプツィヒに滞在し、その後亡くなる1868年までシェルルフは、音楽家としての人生を送る。ピアニストとして生計を立てながら主にロマンス(歌曲)、男声合唱曲、そしてピアノ曲を作曲し、あわせて350曲を越える作品を書いたとされている。

 シェルルフは、ジャンル、様式ともにメンデルスゾーンとシューマンの作風を踏襲し、典型的なロマンティシズム音楽を書いた。《スケッチ (Skizze)》、《牧歌 (Idyl)》、《舟歌 (Barcarole)》、《アルバムのページ (Albumsblad)》などの小品や、《無言歌 (Sang uden ord)》、《ユモレスク (Humoreske)》といった、ドイツの先輩たちの作品と同じ曲名の作品には、初期のロマン主義の伝統が美しく反映している。

 シェルルフのもっとも重要な作品と考えられているのが、《25のノルウェー民俗舞曲選集 (XXV udvalgte norske Folkedandse)》と《ノルウェー民謡選集 (Norske Folkeviser)》の2つの曲集。いずれも LM・リンデマン Ludvig Mathias Lindeman (1812-1887)AP・ベアグレン Andreas Peter Berggreen (1801-1880 デンマーク) が収集した民俗曲を素材とし、《民俗舞曲》のほうは、そのほかにもテレマークのフィドル奏者ホーヴァル・ギボーエン Haavard Gibøen の演奏をクリスチャン・スーコウ Christian Suchow が書き写した音楽も素材として使われている。これらの音楽は、民謡や舞曲を素材としたグリーグの諸作の先駆的作品と考えられ、グリーグのピアノ曲 − 特に《スロッテル (Slåtter)》(作品72) − ほどの深みにこそ達していないものの、その軽快なリズムと民謡の美しい旋律をストレートに活かした音楽は、広く愛されるに値する魅力を備えている。《民俗舞曲》の第1曲のハリングのように、グリーグの作品と共通する曲もあって、比較も一興。

 Naxos にグリーグのピアノ作品集を録音したアイナル・ステーン=ノクレベルグ Einar Steen-Nøkleberg によるピアノ作品全集は、シェルルフの全作品集 (Samlede verker vol.1-5, Musikk-Huset A/S Oslo, 1977-1998) の刊行の完結とともに実現した。男声合唱曲とともに収録されていた数曲 (NKF NKFCD50018-2) しか聴くことのできなかったピアノ曲の全貌を知ることの意義、そして、なによりも楽しみは大きい (アウドゥン・カイセルが全曲録音したという情報もあるが、未確認)。共感にみちたステーン=ノクレベルグの演奏と Simax の録音 − 中高音部は粒がそろって美しく、低音部の豊かな響きとともに楽器の音像をリアルに感じさせる − のおかげで、ノルウェー・ロマンティック音楽のレパートリーから欠かせないアルバムとなりそう。3枚組の全集 (収録時間合計 149分47秒) と同時に、選集もリリースされた (60分47秒)。

Sonor SONCD6001 ラウダーテ
クリストファー・タイ (1498/c.1505-1572?) Laudate nomen domini (主の御名を賛美せよ)
ノルウェー聖歌 (ルードヴィーグ・ニルセン (b.1906) 編曲) そこにいます神の子羊よ、わたしはあなたを見ます
ハーバート・ハウエルズ (1892-1983) Salve Regina (元后あわれみの母)
クヌート・ニューステット (b.1915) 歌い喜べ 作品92B わたしは、あなたがたに平安を残し 作品43-2
ジョン・ラター (b.1945) 花婿のように
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ (1872-1958) 神に従う人の魂は
リチャード・シェパード (b.1949)
 マニフィカト (マリアの賛歌) ヌンク・ディミティス (シメオンの賛歌) (
ルカによる福音書 1章 45-55節)
ブライアン・ケリー (b.1934) すべての民よ、手を打ち鳴らせ (詩編 47番)
エギル・ホーヴラン (b.1924) サウロ (使徒言行録 8章 1-4, 7節、9章 1-4節) (朗読、合唱とオルガンのための)
ヘンリー・バルフォア・ガーディナー (1877-1950) 夕べの賛美歌
フェリクス・メンデルスゾーン (1809-1847) 神は聖なり 神よ、あなたの裁きを望みます (詩編 43番)
エドワード・ベアストウ (1874-1946) 滅びるべき人に沈黙を守らせよ
ジョン・アイアランド (1879-1962) モテット《Greater love hath no man
  ニーダロス大聖堂少年聖歌隊 (トロンハイム) ビョルン・モーエ (指揮)
  オイヴィン・コーレ・ペテルセン (オルガン)

Veps VEPSCD33-01 アウトサイド=インサイド
シェル・マークッセン (b.1952)
 Outside-Inside (外と内) (1998) (フルートとギターのための)
 Mysterium sanctitatis (聖性の神秘) (1989) (リコーダーとギターのための)
 Noa-Noa (ノア=ノア/バラの香り) (
ポール・ゴーガンの思い出に) (独奏ギターのための)
モッテン・ゴートハウグ (b.1955)
 カプリチオ・オスティナート 作品4 (1976) (独奏ギターのための)
 4つの即興曲 作品50 (フルートとギターのための)
 序奏とアレグロ 作品47a (1996) (フルートとギターのための)
  デュオ・ノーヴォ
   トロルフ・モルク・カールセン (フルート) ロイ・ヘンニング・スニーエン (ギター)

◇デュオ・ノーヴォ Duo Novo は、フルート奏者のトロルフ・モルク・カールセン Torolf Mørk Karlsen (b.1969) とギター奏者のロイ・ヘンニング・スニーエン Roy Henning Snyen (b.1968) がフルートとギターのための新しい音楽をサポートするために1994年に結成したグループ。ヨハン・クヴァンダール Johan Kvandal (1919-1999) やこのディスクに作品が収録されたシェル・マークッセン Kjell Marcussen、モッテン・ゴートハウグ Morten Gaathaug をはじめとするノルウェーの作曲家たちと緊密な協力関係を保ちながら活動をつづけている。

 シェル・マークッセンは、本来はギター奏者。クリスチャンサン (ノルウェー) のアーグデル音楽院を卒業後、ロンドンの王立音楽アカデミーに留学し、ヘクター・クワイン Hector Quine (ギター) とエドウィン・ロクスバラ Edwin Roxburgh (作曲法) に師事。その後は、ギルドホール音楽学校でゲアホルド・リー Gerhald Lee とロバート・サクストン Robert Saxton のもとで研究をつづける。1982年カーディフ音楽祭で作曲家、ギター奏者としてデビューした。ギターのための音楽のほか、管弦楽作品、室内楽作品など、てがける作品のジャンルを着実にひろげている。これまでの代表作は、劇的なカンタータ《トルデンスキョル (Tordenskiold)》。モッテン・ゴートハウグの作品の古典的な様式は、師のヨハン・クヴァンダールの影響と考えられ、明確で簡素なメロディを好むところも共通する。自ら “すっきりしたロマンティスト” と称している。

 響きを聴かせる音楽と軽快な運動性をもつ音楽の対比が楽しめるアルバム。

 

「ブラームスはお好き?」

 もうずいぶん前のこと、「悲しみよこんにちわ」でデビューしたフランソワーズ・サガンの新作が発表された時、その「ブラームスはお好き (Aimez-vous Brahms?)」というタイトルが、とても気になったことがあります。

 デビュー作「悲しみよこんにちわ (Bonjour Tristesse)」は、世界的にかなり話題になり、映画化もされました。この映画がきっかけで、女優のジーン・シーバーグ (セバーグ) のショートカットのヘアスタイルが “セシール・カット” として人気を集めたこともあったように記憶しています。この映画は見たはずですし、原作本 (もちろん邦訳) も読みましたが、特にどうとかいうことはありませんでした。ただ、「大人って、あれこれ面倒なもんだな」と子供心に思ったことだけは、はっきりと覚えています。ゴタゴタした人間関係の恋愛小説だったはずなので、それもしかたないでしょう。

 そして新作。こちらもたしか映画になったはずですが、ちょっと確かではありません。邦訳本が本屋の店頭に並んでいて、買うか買うまいか迷いましたが、この時はやめました。でも、妙にタイトルがひっかかるので、いつかは読んでやろうと思っていました。そのころ特別に好んでブラームスの音楽を聴いていたというわけでもなく、「なんだか洒落たタイトルだな」くらいの軽い感じでしたが、そのころはそれで充分です(今でもあまり変わっていないのは、成長していない証拠でしょう)。そのうちに他のことに気を取られて、結局、サガンの小説とは再会せずじまい。ただ、タイトルにあるブラームスの曲が第3番の交響曲 (ポコ・アレグレットの第3楽章だった?) のことだったのを、後になって何かの機会に知りました。

 このことを思い出したのは、先日、「ブラームスって嫌いなの?」と尋ねられたことがきっかけです。わたしがあまりにブラームスの交響曲を敬遠するので、興味があったんでしょうね。すぐに「苦手!」と答えましたが、さて “嫌い” かとなると、これには自信がありません。なにしろ、LP のころには交響曲を、そして CD になってからもピアノ曲や歌曲のディスクを買っているので、嫌いだということではないでしょう。もしイヤだったら、(“名曲” なるものすべてを聴く必要などない、と考えるようになるきっかけを作ってくれた) ロシアの某作曲家のように、「手にするのも……」となるはずです。あの音楽ときたら、ワケも分からず騒ぎ立てたり、何かといえば詠嘆してみせたりと、まったく辟易させられます。「チャイ様」などと呼んではしゃぐ女性ファンもいるなどという話を聞くと、アメリカのホームドラマに出てくるガキんちょのように、「女の子なんて、遊んでやらない!」とでも言ってみたくなります (「だって、カエルをイヤがるんだもの!」)。

 それに、以前、「うっとうしいから!」という理由で、かなりのドイツ音楽のCDを手放した時にも、ブラームスの室内楽のディスク数枚は手元に残しています。でも、“ブラームス” という名前を聞くと、なんだか重苦しい気分になって、なかなか食指が動かないのはなぜ? デンマークの作曲家ハイセが、ヘ短調のピアノ五重奏曲を書いたブラームスに対抗して “ヘ長調” で同じ編成の曲を書いた、なんてエピソードもあるから? (ちょっと関係ないかな?)

 で、ある日とつぜん気づいたのが、ブラームスを嫌いだったのではなく、ブラームスの “演奏” がイヤだったということです。特に、ドイツ系のオーケストラと指揮者がやる、シンフォニーのあの “重厚な” 音楽。これが生理的にイヤでイヤで……。第1番の交響曲の出だしのティンパニーだとかがドンドンとやる音楽。あれを聴くたびに映画「ベン・ハー」のガレー船を思い出してしまって。ベルリンだかウィーンだかのオーケストラが演奏するあの音を聴いて、「せっせと櫓を漕げ」と命令されてでもいるかのような威圧感を受けたりはしないものなのでしょうか? 素朴な疑問です。まして、あれを “魂の音楽” などとよばれた日には、「魂なんてやっかいなもの、簡単に持ち出さないでよ。忙しいんだから」と、いじけるしかありません。

 第4番の最初の第1主題だって、変ちくりんなポルタメントをかけて “チーラ、チーラッ” と演奏されると、「もう、やめてくれー!」と喚きたくなります。第3番にしても、ほんとにカッコいい “モットー” と新鮮な和声進行で始まりながら、いつの間にかモヤモヤとワケが分からなくなってしまう。特に、リズム感と拍のセンスのない指揮者が振ると、これはもうダメ。「必聴の名曲!」だとか言われるものだから、「そうかなー?」と思って買いながら、一度聴いただけでやめたLPの数は……。“名盤”、なかでも “白熱の名演” と称されるものは、ことごとくダメでした。だいたい、このころからです。名盤なんてものがこの世の中に存在するワケがないことに気づき始めたのは。結局のところ、第2番だけは、モントゥーがロンドン交響楽団を指揮したCDだったか、少しだけ気に入って、しばらく持っていたのかな? でも、ディジタル・マスタリングの音が冴えない、か何かでこれも手元にありません。

 室内楽にしても同じです。さっきのピアノ五重奏曲も、“ヒステリックな” を “熱のこもった” と勘違いしたような演奏のせいで、敬遠したい曲のトップでした。ところが、この曲のCDが手元にあるんですね。パウル・グルダとハーゲン四重奏団による録音。シェーンベルクの室内交響曲をヴェーベルンがピアノ五重奏用に編曲した版とカップリングになっています。

 「そうだ、曲じゃなくて演奏が嫌いだったのだ!」と思った時に聴き直してみたところ、やはり一気に聴いてしまいました。もちろん、CDの最後までです。この演奏だと、ブラームスとシェーンベルクの曲が、ごくごく自然につながります。ひょっとすると、純度の高い音をもつゲストふたりを加えてハーゲン四重奏団が演奏したら、あの超ロマンティックな第1番の弦楽六重奏曲も苦にならない……どころか、すごく素敵な曲に聞こえたりして……。正確なアーティキュレーションと品のあるフレージング、そして明るい響き。こんな演奏で聴くと、ブラームスの音楽が、巧みに作られていながら、けっして演奏効果だけに偏っていないことがよく分かります。伝統を守る演奏家たちの演奏、別に「ロマン派だから」ってムードでごまかしているなんてことはないと思いますが。何でしょうね?

 とまあ、そんなことを思っていたところに届いたのが、パーヴォ・ベリルンド (ベルグルンド) とヨーロッパ室内管弦楽団によるブラームスの交響曲全集がリリースされるという知らせです。シベリウスの交響曲の全曲録音で、思わずニッコリしてしまうような音楽を聴かせてくれたコンビ。「気に入るブラームスの交響曲の演奏があるとしたら……」などと想像していたところ入ってきたニュースだったので、「なんていいタイミング」と思わずにはいられませんでした。

 シベリウスの演奏で何がよかったって、弦楽器の数が通常よりも減っているために、他の楽器とのバランスがとてもよくなって、すごく、すごく見通しのいい音楽になって聞こえたことでしょう。それに、分厚い弦楽器群に負けまいと木管楽器や金管楽器も力む必要もないので、音楽そのものが無理なく響いているようにも感じます (「ド派手に盛り上がらないからヤだ」などと口をはさまないでくださいね!)。それに、彼らの演奏を聴いてからというもの、シベリウスの交響曲は第3番までが一区切り、と感じていたのが、どうも違うみたい。“第3番以後” が新しい音楽、と考えるほうがいいような、そんな気がしています (スコアを見ながら聴くと、面白い、おもしろい)。よけいなことですが、シベリウスの第7番のメンバー表によると、ハーゲン四重奏団のお兄ちゃんのルーカス・ハーゲンがゲストリーダーをやっています。

 そこでサンプルが届いたばかりのブラームス。まだ一度しか聴いていませんが、これ、繰り返し聴くことになりそうです。なにしろ響きが濁っていないので、音楽が透けて見え、その構造がとてもよく分かります (奏者のテクニックと響きがやや均一でないということは無視できる程度でしょうね、おそらく?)。もっとも、こっちは音楽を研究しているわけでもないので、“分かる” ことだけを喜んでも仕方ありませんが、細部を練った演奏のおかげで音楽がすごくフレッシュで生き生きとしていて、そして自然に息づいているとしたら……。

 ああ、言われるでしょうね、重厚なブラームスを好きな人たちから。「これはブラームスにあらず!」と。おまけに「ほざくなチビッ子!」って言われたりもして。でも、いいんです。だって、このブラームスだったら、冷房のない部屋の中でも絶対に暑く感じませんから。さいわい、「ブラームス 4つの交響曲」 (ウォルター・フリッシュ 著、天崎浩二 訳、音楽之友社) という、まさにこんな時のためにという素敵な本もあることなので、この際、じっくりとブラームスを楽しむことにしましょう。

Ondine ODE990-2 3CD's for price of 2 ヨハネス・ブラームス (1833-1897) 交響曲全集
 交響曲第1番 ハ短調 作品68 交響曲第2番 ニ長調 作品73
 交響曲第3番 ヘ長調 作品90 交響曲第4番 ホ短調 作品98
  ヨーロッパ室内管弦楽団 (ECO) パーヴォ・ベリルンド (ベルグルンド) (指揮)

(TT)


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CD artwork © Ondine (Finland)