Newsletter No.51   15 January 2003

 

新譜情報

2L 2L11 Majorstuen (マヨルシュトゥーエン)
 Majorstu-x (マヨルシュトゥーエン交差点) Busk (茂み) Trippar (トリッパル)
 Vemod (憂うつ) Bjørn, ulv og gaupe (熊とオオカミとオオヤマネコ)
 Rett vest med Eric Øst (エーリク・オストといっしょにまっすぐ西へ)
 Slør (かすみ) Zzz.. (グーグー). Fra Elise (エリセから) Ja! (そうとも!)
 Tøger (トーゲル) Sorgens Ø (悲しみの島) Salt i såret (傷口に塩を)
 Havella (ハヴェッラ・ワルツ) Frentisk (熱狂して)
  マヨルシュトゥーエン  ヨールン・マリー・リプダール・クヴェルンベルグ (フィドル)
   アンドレアス・ユーネス (フィドル、ヴィオラ) イェルムン・ラーセン (フィドル、チェロ)
   トゥーヴェ・ハーゲン (フィドル、チェロ) ラグンヒル・フーレボッテン (フィドル)
   シノヴェ・セームンスドッテル・ビョルセット (フィドル、ヴィオラ)
   [録音 2002年10月 ロンメダーレン教会 (ベールム)]
   [制作 ヨルン・シメンスター、トロン・クヴェルノ 録音 ハンス・ペーテル・ロランジュ]

◇マヨルシュトゥーエン (Majorstuen) は、民俗音楽と芸術音楽をつなぎ、独創的な音楽を創ることをめざす、ノルウェーの若いグループ。メンバー全員がノルウェー国立音楽アカデミーで学んだことから、アカデミーのあるオスロ市の西はずれの街の名をグループ名にした。メランコリックなフィドルの調べや陽気な民族舞曲のパロディから、おどろくほど鋭く、活気にみちた新作まで。13曲の伝統曲と、オリジナル曲が2曲。編曲はマヨルシュトゥーエンみずから手がけ、曲名も自由に変更した。フォークミュージックの枠を超えた、フィドル音楽の最前線とでも呼びたい現代感覚の音楽。オスロのロンメダーレン教会で録音。適度の空気感と鮮やかな音のバランスがよく、音楽の楽しさを引き立てる。共同制作のトロン・クヴェルノ Trond Kverno (b.1945) は、アカペラ混声合唱と独唱者のための《マタイ受難曲》の作曲者。

Alba ABCD174 4Iqaa
ヴェリ=マッティ・プーマラ (1965-) Hailin' Drams (1991/92)
ユルキ・リンヤマ (1962-) ギターソナタ (Sonaatti) (1997)
ハンヌ・ポホヤンノロ (1963-) 月の軌道に向かって (Kuun kiertoa kohti)
ユホ・カンガス (1976-) ギターのための幻想曲 (Fantasia per guitarra) 作品1

◇ユルキ・ミュラリネン Jyrki Myllärinen (b.1961) はフィンランドのギター奏者。生まれはイタリアのナポリ。ヴァイオリンの演奏から音楽に入る。たまたま共演したことをきっかけにギターに興味をもつようになり、ナポリのサンピエトロ・ア・マジェラ音楽院に留学してフランチェスコ・デ・サンクティスのもとでギターを学び始めた。1984年からはシベリウス・アカデミーでセッポ・シーララ Seppo Siirala のクラスに、その後バーゼル音楽アカデミーのオスカル・ギリア Oscar Ghiglia のマスタークラスに参加する。現在はヨーロッパ全土で演奏活動を行い、フィンランド、イタリア、ポーランドでマスターコースを指導している。作曲家、ユホ・カンガス Juho Kangas (b.1976) は指揮者のユハ・カンガス Juha Kangas の子。《ギターのための幻想曲》が公式の最初の作品となる。

BIS CD1088 CPE・バッハ (1714-1788) キーボード独奏のための音楽 第9
 婦人たちのための6つのクラヴサンソナタ
 ソナタ第1番 ヘ長調 H204 (Wq54/1) ソナタ第2番 ハ長調 H205 (Wq54/2)
 ソナタ第3番 ニ短調 H184 (Wq54/3) ソナタ第4番 変ロ長調 H206 (Wq54/4)
 ソナタ第5番 ニ長調 H185 (Wq54/5) ソナタ第6番 イ長調 H207 (Wq54/6)
  ミクローシュ・シュパーニ (クラヴィコード)

BIS CD1138 ブライト・シェン (盛宗亮) (1955-)
 ピアノ三重奏のための4つの楽章 (Four Movements for Piano Trio)
 弦楽四重奏曲第3番 笛とチェロのための3つの歌 (Three Songs for Pipa and Violoncello)
 弦楽四重奏曲第4番 《沈黙する寺 (Silent Temple)

  ウー・マン (笛) ブライト・シェン (ピアノ) 上海四重奏団

BIS CD1170 パリ - ブエノスアイレス (Paris - Buenos Aires)
アストル・ピアソラ (1921-1992) Fuga y Misterio (フーガと神秘)
 Chiquilin de Bachin (チキリン・デ・バチン)
ガブリエル・セナネス (1956-)
 En una petite garconnière de Montmatre (モンマルトルの小さな独身寮で)
オスカー・ストラスノイ (1970-) Mano Brava (力強い手) Derrumbe (絶壁)
ファン・カルロス・コビアン (1896-1953) (ジュリオ=マルティン・ヴィエラ 編曲)
 La Casita de mis Viejos (私の祖父母の小屋)
ヘラルド・ガンディーニ (1936-)
 Café de la Musique, tango pour Claude (音楽カフェ、クロードのためのタンゴ)
ルイス・ナオン (1961-) Común Requiebro (月並みな褒め言葉)
 El Afán de la Pena (苦労の熱意) Alto Voltango (高いヴォルタンゴ)
エンリケ・デルフィーノ (1895-1967) (ジュリオ=マルティン・ヴィエラ 編曲) Griseta (グリセータ)
ジュリオ=マルティン・ヴィエラ (1943-) L'Extravagant (変人) A Fuego (炎)
グスターボ・ベイテルマン (1945-) Trois Airs Autour du Tango (タンゴをめぐる3つの歌)
カルロス・グレッツァー (1956-) Transmutango (トランスムタンゴ)
ダニエル・ボッツァーニ Daniel Bozzani Madame Blanche (白婦人)
  クロード・ドラングル (サクソフォーン) タンゴ・フュチュール

BIS CD1208
アルヴォ・ペルト (1935-) B-A-C-H による小協奏曲 (1994)
ロルフ・マッティンソン (1956-) Bridge (トランペット協奏曲第1番) 作品47 (1998)
エイノ・タンベルク (1930-) トランペット協奏曲第1番 作品42 (1972)
  ホーカン・ハーデンベリエル (ハーデンベルガー) (トランペット) ヨーテボリ交響楽団
  ネーメ・ヤルヴィ (指揮)

◇スウェーデンの作曲家、ロルフ・マッティンソン Rolf Martionsson (b.1956) の《Bridge (ブリッジ)》(トランペット協奏曲第1番) はハーデンベリエル Håkan Hardenberger (b.1962) のために書かれた作品。“現代の音楽にはめずらしく”、人気を博し、演奏回数も多い。指揮者のネーメ・ヤルヴィもこの曲が気に入り、ヨーテボリ交響楽団の演奏旅行のほか、最近ではデトロイト交響楽団でもプログラムに取り上げた (独奏者はいずれもハーデンベリエル)。エイノ・タンベルグ Eino Tamberg (b.1930) とアルヴォ・ペルト Arvo Pärt (b.1935) はエストニアの同じ世代に属しながら、異なる作風の作曲家。

BIS CD1302
ピョートル・チャイコフスキー (1840-1893)
 ピアノ三重奏曲 イ短調 作品50 《偉大な芸術家の思い出に》
セルゲイ・ラフマニノフ (1873-1943) ピアノ三重奏曲第1番 ト短調 《悲しみの三重奏曲》
  ケンプ・トリオ
   フレディ・ケンプ (ピアノ) ピエール・バンセー (ヴァイオリン)
   アレクサンダー・チャウシャン (チェロ)

BIS-NL CD5022 オルフェイ・ドレンガルのカプリース 第3集 (1976年−1981年)
ロシア民謡 (ヒゥーゴ・アルヴェン (1872-1960) 編曲) カリンカ
コール・ポーター トゥルー・ラヴ  ハロルド・アーレン ストーミー・ウエザー
レハール、カールマンらの作品 (全21曲)
  OD (オルフェイ・ドレンガル) エーリク・エーリクソン (指揮)
  エリーサベト・セーデシュトレム (ソプラノ) ほかのゲスト

◇スウェーデンの男声合唱団、OD (オルフェイ・ドレンガル) の、1960年代に始まった、毎年恒例のコンサート "Caprice med OD" (OD と一緒にカプリース) のライヴ録音CD化の第3集。オペラ歌手、コメディアン、ジャズミュージシャンらをゲストに、OD も幅広いレパートリーの歌で楽しませる趣向。

dacapo 8.224212 アナス・ノーエントフト (1957-) On This Planet (この惑星で) (2000-02)
  トマス・サンベア (ヴォーカル) コペンハーゲン・アテラス・シンフォニエッタ
  モーテン・リーロン・セーアンセン (指揮)

◇《On This Planet》は、アナス・ノーエントフト Anders Nordentoft (b.1957) が自身とデレク・ウォルコット Derek Walcott のテクストに作曲。演出家マーティン・トゥリニウス Martin Tulinius がビデオ映像とコンピューターグラフィックスによりステージを制作し、ミュージシャンのトマス・サンベア Thomas Sandberg が演じたミュージックドラマ。ロックとジャズとブルースと現代の手法をミックスした音楽により、誕生から死に至る“生の物語”が語られる。

dacapo 8.224219 モーエンス・ペーザセン (1585-1623)
 5声のマドリガル (Madrigali a cinque voci)1(pub.1608) (全曲)
  ムシカ・フィクタ ボー・ホルテン (指揮)

◇外国からの音楽家が多く迎えられたクリスチャン四世の宮廷にあって、モーエンス・ペーザセン Mogens Pedersen (1585-1623) はデンマーク生え抜きの作曲家。《5声のマドリガル》第1巻は、国王の命によってヴェニスのジョヴァンニ・ガブリエーリ Giovanni Gabrieli のもとで学んだ1608年に出版された曲集。21曲の愛の歌は、声部の動きや不協和音をいかに美しく協和させるかをペーザセンが熟知していたことを示す作品といわれる。

dacapo 8.224254 ペレ・グズモンセン=ホルムグレン (1932-) オルガンのための作品集
 鏡III (Mirror III) (1974) Still. Leben (静寂、生) (1999) 対抗手段 I-III (Countermove I-III) (1999)
 第三声部 I-III (In triplum I-III) (1999) イェリングで眠ることは正しい (Der er så favrt i Jelling at hvile) (2000)
 古風な行列 (Arkaisk procession) (2002) 鏡のキャビネット (Spejlkabinet) (2002)
  エヴァ・フェルベク (オルガン)

◇デンマークの作曲家、ペレ・グズモンセン=ホルムグレン Pelle Gudmundsen-Holmgreen (b.1932) の作品集。比較的初期と最新の作品をあわせて演奏することにより、新たなトレンドや信条に反抗し、自身の道を進みつづける作曲者の立場が明確にされる。バッハの「フーガの技法」にルーツがあると思われる作品も。

MILS 0287
フランシス・プーランク (1899-1963)
 オルガン、弦楽オーケストラとティンパニのための協奏曲 ト短調 (1938)
カミーユ・サン=サーンス (1835-1921) 交響曲第3番 ハ短調 作品78 《オルガン付》
  カレヴィ・キヴィニエミ (オルガン) ポテンティア・シンフォニカ エサ・ヘイッキラ (指揮)
  [録音 2000年11月 (プーランク)、2001年3月 (サン=サーンス) ラハティ十字架教会]

◇エサ・ヘイッキラ Esa Heikkilä はラハティ交響楽団の第2ヴァイオリンのトップ奏者。国際ヨルマ・パヌラ指揮コンペティションの最終審査に残ったことからシベリウス・アカデミーのセーゲルスタムのクラスに入る。ラハティ交響楽団にメンバーになってからはオスモ・ヴァンスカにも指揮を学び、アシスタントを務めるようになった。音楽教師、学生オーケストラ指揮者としての活動も行い、ラハティ・ポリテク (Lahden Ammattikorkeakoulu) 音楽学部 (もと、ラハティ音楽院) で管弦楽と室内楽のクラスを担当。ポテンティア・シンフォニカ Potentia Sinfonica はこの音楽学部の管弦楽団。2000年春のスペイン・ツアーではじめてこの名を用い、同年秋からはポリテクの管弦楽団の正式名称になった。ポリテク音楽学部の学生を中心とし、演奏曲目によっては、他のオーケストラの団員やフリーランスの奏者をエクストラとして加える。エサ・ヘイッキラが正指揮者。

nosag CD073 さようならアストリッド (Farväl Astrid...) − アストリッド・リンドグレーン追悼
ビョン・イースフェルト (1942-1997) (ホーカン・マッティンソン 編曲)
 「ライオンハート兄弟 (Bröderna Lejonhjärta)」の主題 (Ledmotiv) (オルガンのための)
民謡 (アンデシュ・オールヴァル 編曲)
 夏の牧舎の古い賛美歌 (Gammal fäbodpsalm) (ソプラノ、フルート、合唱とオルガンのための)
 なんじの大きな翼をひろげ (Bred dina vida vingar) (合唱とオルガンのための)
ゲオルク・リ−デル (b.1934) (ホーカン・マッティンソン 編曲)
 長くつしたのピッピ − みんなおやすみ (Sov alla) (合唱とオルガンのための)
  みんな眠りに (Alla ska sova) (合唱のための)
ベニー・アンデション (イェルケル・レイヨン 編曲) 慰めの歌 (Tröstevisa) (オルガンのための)
マルングのコラール (アンデシュ・ニューベリ (b.1955) 編曲)
 友はいずこに (Var är den vän) (合唱のための)
ラーシュ・エーゲビェル (1930-1986)
 主の善き御心ふかく (Det finns djup i Herrens godhet) (オルガンのための)
アードルフ・フレードリク・リンドブラード (1801-1878)
 森を越え、海を越え (Över skogen, över sjön) (合唱のための)
C・J・L・アルムクヴィスト (1793-1866) こころの花 (Hjärtas blomma) (歌)
 ひとりで歩かないで (Du går icke ensam) (歌)
スウェーデン賛美歌
 主の善き御心ふかく (Det finns djup i Herrens godhet) (合唱とオルガンのための)
 この世はうるわし (Härlig är jorden) (合唱とオルガンのための)
ゲオルク・リ−デル (b.1934) (ホーカン・マッティンソン 編曲)
 貧しい作男 (Fattig bonddräng) (オルガンのための)
オスカル・アーンフェルト (1813-1882) 果てしない森の奥に (I en djup oändlig skog) (歌)
  ホーカン・マッティンソン (オルガン) ジャネット・コーン (ソプラノ)
  キンガ・プラーダ・サグヴィーク (フルート) イレーネ・リンド (歌) マーガレータ・ストレムステット (歌)
  ストックホルム大聖堂合唱団 グスタフ・シェークヴィスト (指揮)
  [録音 2002年5月8日 (ライヴ)、2002年5月3日、27日 ストックホルム大聖堂]
  [制作 マッツ・モーレル 録音 ステファン・アッペルクヴィスト、ステファン・ローヴストランド]

◇「長くつしたのピッピ (Pippi Långstrump)」が評価され、スウェーデンの人々に愛された児童文学作家、アストリッド・リンドグレーン Astrid Lindgren (1907-2002)。2002年5月8日にストックホルム大聖堂 (Storkyrka) で行われた追悼式の模様をライヴ収録した音源に新たな録音を加えた追悼のアルバム。ミュージカルを得意とする、チェコ生まれのスウェーデンの作曲家、ゲオルク・リ−デル Georg Riedel (b.1934) が、「長くつしたのピッピ」のテレビシリーズと映画のために書いた歌も2曲、合唱で歌われる。

nosag CD084 Yours sincerely (敬具) − カロリーナ・マッティン、父の思い出に
セルゲイ・ドミトリーエフ (b.1964) ピアノのための小品《オスティナート (Ostinato)》 (1987)
モーリツ・モシュコフスキ (1854-1925) エチュード ヘ長調 作品72-6
フレデリク・ショパン (1810-1849) ワルツ 嬰ハ短調 作品64-2 エチュード 変イ長調 作品25-1
 ワルツ第1番 変ホ長調 作品18 《華麗なる大ワルツ (Grande Valse Brillante)
アラム・ハチャトゥリャン (1903-1978) トッカータ (1932)
JS・バッハ (1685-1750) 前奏曲とフーガ 変ロ長調 BWV867 (平均率クラヴィア曲集第1巻)
フェレンツ・リスト (1811-1886) ローレライ (第2版) (1861)
ガザン・ガザノフ トッカータ (1966)
ヴィルヘルム・ステーンハンマル (1871-1927)
 ピアノ曲集《晩夏の夜 (Sensommarnätter)》 作品33
 − トランクィッロ・エ・ソアーヴェ ポコ・プレスト
ピョートル・チャイコフスキー (1840-1893) ドゥムカ (ロシアの農村風景) 作品59
  カロリーナ・マッティン (ピアノ)

◇カロリーナ・マッティン Carolina Martin (b.1988) はスウェーデンのピアニスト。4歳のとき、スウェーデン教会ホーガリド教区 (ストックホルム) の子供のための音楽プログラムに参加。ロシアで教育を受けた教師、ナターシャ・カジミロフスカヤにピアノのてほどきを受ける。現在は、ソロイスト、室内楽奏者として活動しながら、内外のコンペティションに参加している。2002年3月、スウェーデン王立音楽アカデミーの栄えあるマイ・フォン・ローセン Maj von Rosen 奨学金を獲得。同年10月には、ホーガリドの室内管弦楽団とモーツァルトのハ長調の協奏曲 (K467) を演奏した。CD録音デビューとなるこのディスクは、父ユーセフ Joseph Martin (1947-2002) の思い出に捧げられた。

Svanholm Singers SvS2 ロマンス (Romance)
エドヴァルド・グリーグ (1843-1907)
 クリスチャニアの歌い手のあいさつ (Kristianienserenes Sangerhilsen) (1895)
ニルス・W・ゲーゼ (1817-1890) 朝の歌 (Morgensang)
エイナル・エクレーヴ (1886-1954) 朝 (Morgon)
ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル (1867-1942) 松林で (I furuskogen)
ヒゥーゴ・アルヴェーン (1872-1960) (編曲)
 そして娘は踊りの輪に加わった (Och jungfrun hon går i ringen)
アウグスト・セーデルマン (1832-1876)
 合唱曲集《田舎の婚礼 (Ett Bondbröllop)》 − 婚礼の宴で (I Bröllopsgården)
ヴィルヘルム・ステーンハンマル (1871-1927) スウェーデン (Sverige)
ジャン・シベリウス (1865-1957) フィンランディア讃歌 (Finlandia-hymni)
レーヴィ・マデトヤ (1887-1947) 夏の夕べ、おだやかな風は (Suvi-illan vieno tuuli)
トイヴォ・クーラ (1883-1918) 夕べの気分 (Iltatunnelma)
セリム・パルムグレン (1878-1951) かまどのそばの船乗り (Sjöfararen vid milan)
アントニーン・ドヴォルジャーク (1841-1904) 庭の愛の歌 雀とふくろう
オイゲン・スホニュ (1908-1993)  3つのスロヴァキア民謡 − ヘイ、ジニ・ジニ・ドム (Ej, dziny, dziny, dom)
ゾルターン・コダーイ (1882-1967) 酒飲み歌 (Bordal) (1913)
フランシス・プーランク (1899-1963) 酒飲み歌 (Chanson à Boire) (1922)
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ (1872-1958) (編曲) キジバト (The turtle dove)

リヒァルト・シュトラウス (1864-1949) 夢の光 (Traumlicht)
ロベルト・シューマン (1810-1856) 露にぬれたばら (Die Rose stand im Tau) 作品65-1
 憩いなき愛 (Rastlose Liebe) 作品33-5
マックス・レーガー (1873-1916) 軽騎兵の行進 (Husarendurchmarsc
h)
フェリクス・メンデルスゾーン (1809-1847) 舟旅 (Wasserfahrt) 作品50-4
フランツ・シューベルト (1797-1828) 夜 (Die Nacht) D983C
カール・シュライバー/アダム・ド・ラ・アール (c.1240-c.1287)
 マドリガル「おいで、愛しい恋人よ (Kom du ljuva hjärtevän)
  スヴァンホルム・シンガーズ ソフィア・セーデルベリ・エーベルハード (指揮)
  [録音 2002年4月 マルメ博物館スクーヴゴードホール]
  [制作 ステファン・カールソン、ソフィア・セーデルベリ・エーベルハード 録音 ステファン・カールソン]

◇スヴァンホルム・シンガーズ Svanholm Singers は、セト・スヴァンホルムの子、エヴァ・ブーリーン Eva Bohlin が1998年に作った、大学都市ルンド (スウェーデン) の男声合唱団。1999年、宝塚市で行われた国際合唱コンペティションでグランプリを受賞。2002年夏にポーランドで開催されたコンペティション、ホラ・カンタヴィ Hora Cantavi では、2001年以来首席指揮者を務めるソフィア・セーデルベリ・エーベルハード Sofia Söderberg Eberhard (b.1972) の指揮で第1位。2001年には来日公演を行い、大きな注目を集めるとともに、男声合唱を愛する人たちのアイドル的存在となった。

 第2作となるこのディスクでスヴァンホルム・シンガーズは、時と空間を超えた、歌によるヨーロッパへの旅に聴き手を誘ってくれる。第1日はノルウェーのグリーグ Edvard Grieg とデンマークのニルス・ゲーゼ Niels W. Gade (原曲はヴァイセの作) の歌で朝を迎え、アルヴェーン Hugo Alfvén やペッテション=ベリエル Wilhelm Peterson-Berger らの歌でスウェーデンをめぐる。2日目はフィンランド、第3日は東欧の旅を。最後の日にはドイツを旅して回り、そして、13世紀のアダム・ド・ラ・アールの詩によるカール・シュライバーの愛の歌で旅に別れを告げる……。19世紀の小説 (roman) のような世界を旅することから、アルバムタイトルは “ロマンス (Romance)” と名付けられた。


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CD artwork © Artwork © Lindberg Lyd (Norway), BIS, Svanholm Singers (Sweden)