Newsletter No.71   15 November 2004

 

リリース情報

BIS CD737
ベンジャミン・ブリテン (1913-1976) テンポラル・ヴァリエーション
 オウィデウスによる6つの変容 2つの虫の作品
アンタル・ドラティ (1906-1988) オーボエ独奏のための5つの小品 協奏的二重奏曲
エルンスト・クジェネーク (1900-1991) ソナティネ 4つの小品
  ヘレン・ヤーレン (オーボエ) エリーサベト・ヴェステンホルス (ピアノ)

BIS CD1180 ドミートリー・ショスタコーヴィチ (1906-1975) (バルシャイ 編曲)
 室内交響曲 作品83a (弦楽四重奏曲第4番) 弦楽と管楽のための交響曲 (弦楽四重奏曲第3番)
  タピオラ・シンフォニエッタ ジャン=ジャック・カントロフ (指揮)

BIS CD1237 WA・モーツァルト (1756-1791) (ヨハン・ネーポムク・フンメル (1778-1837) 編曲)
 ピアノ協奏曲第10番 変ホ長調 K365/316a ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K491
  白神典子 (ピアノ) ヘンリク・ヴィーゼ (フルート) ペーター・クレメント (ヴァイオリン)
  ティボール・ベーニ (チェロ)

2台のピアノと管弦楽のため K365 は、1台のピアノと3つの楽器のための編曲。

BIS-NL CD5027 オルフェイ・ドレンガル − カプリース 第5
 ばら色の人生 ロック・アラウンド・ザ・クロック ほか
  オルフェイ・ドレンガル (OD) エーリク・エーリクソン (指揮) ロベルト・スンド (指揮) ゲスト 試聴盤

OD恒例のコンサートのライヴ録音シリーズ。今回、ゲストのひとりはバーバラ・ヘンドリクス。歌よりもビブラートのほうが目立ってしまうタイプのソプラノですね。フランスに住んでいて、人気があるようですが…。OD と歌って、だいじょうぶなんでしょうか?

Caprice CAP22055 2CD's スウェーデン王立オペラ・アーカイヴ 第4
ジュゼッペ・ヴェルディ (1813-1901) オペラ《アイーダ》 (第1幕第1場をのぞく全曲)
  ビルギット・ニルソン (ソプラノ、アイーダ) エリーサベト・セーデシュトレム (ソプラノ、巫女)
  シーグルド・ビョーリング (バリトン、アモナスロ) レオン・ビョーケル (バス、国王)
  ブリータ・ヘルツベリ (ソプラノ、アムネリス) セト・スヴァンホルム (テノール、ラダメス)
  スヴェン・ニルソン (バス、ランフィス) スウェーデン王立オペラ合唱団 王立管弦楽団
  シクステン・エールリング (指揮)
  [録音 1956212日 王立オペラハウス (ライヴ) スウェーデン語]
リヒァルト・ヴァーグナー (1813-1883)
 オペラ《ローエングリン》 − 第3幕第1場 (前奏曲の一部…婚礼の合唱…新婚の部屋の場)
  ブリータ・ヘルツベリ (ソプラノ、エルザ) セト・スヴァンホルム (テノール、ローエングリン)
  スウェーデン王立オペラ合唱団 スウェーデン王立管弦楽団 ニルス・グレヴィリウス (指揮)
  [録音 1952826日または、91日 王立オペラハウス (ライヴ) スウェーデン語]
 舞台神聖祭典劇《パルジファル》 − 第1幕の断片「さあ話せ。わたしの問いに答えておらぬ」
  エイナル・ベイロン (テノール、パルジファル) ヨエル・ベリルンド (バスバリトン、グルネマンツ)
  マーガレータ・ベリストレム (メッツォソプラノ、クンドリ) スウェーデン王立管弦楽団
  シクステン・エールリング (指揮)
  [録音 1959322日 王立オペラハウス (ライヴ) スウェーデン語]
  [制作 シェル・セーデルクヴィスト リマスタリング・エンジニア ベッティル・グリペ] 試聴盤

1950年代にスウェーデンのオペラシーンで活躍したアーティストをライヴ録音で紹介するシリーズ。第4作のスターはブリータ・ヘルツベリ Brita Hertzberg (1901-1976)。王立オペラハウスの花形ソプラノ。20世紀スウェーデンのオペラ歌手では最高の人気を誇っていたのではないかと言われています。映画監督イングマル・ベルイマンは、13歳のとき、王立オペラハウスで初めて見たオペラ、 《タンホイザー》で歌っていた彼女に“恋をした”とか。1931年の話です。1956年録音の《アイーダ》は、ヘルツベリが聴衆に非公式にお別れを告げた舞台を、ラジオ放送を家庭用テープレコーダーで録音したコレクターから王立オペラのアーカイヴに届けられました (第1幕第1番は紛失)。ヘルツベリの唯一の全曲に近い録音だと考えられています。シクステン・エールリング Sixten Ehrling (1918-) の指揮です。《ローエングリン》 (約26分) はワイヤー、1959年の《パルジファル》の断片 (約9分) はテープ。いずれもドレスサークルから収録されたハウス録音です。

 このシリーズの次回作はエールリング指揮の《ヴァルキューレ》 (全曲) (1955/1956年録音)。ビルギット・ニルソン (ブリュンヒルデ)、セト・スヴァンホルム (ジークムント)、オーセ・ヌールモー=ローヴベリ (ジークリンデ)、シーグルド・ビョーリング (ヴォータン) という顔ぶれです。

Capriccio 60110 2CD's エドヴァルド・グリーグ (1843-1907)
 劇音楽《ペール・ギュント (Peer Gynt)》 作品23 (独唱、合唱と管弦楽のための)
  アンドレアス・ペトシュマン (ペール・ギュント) ニコーレ・ヘースタース (オーセ)
  アンネリ・プフェッファー (ソールヴェイ) ペーター・フレーリヒ (語り) ケルンWDR放送管弦楽団
  ヘルムート・フローシャウアー (指揮)

◇トーマス・ヴェルナー演出による、セリフつきの演奏。セリフと歌詞はドイツ語。全部で23曲ということなので、ハリングやスプリンガルなどの舞曲はカットされていると思われます。

dacapo 8.226011 ペーア・ネアゴー (1932-) オペラ《男たちの夜 (Nuit des Hommes)(1995-96)
  ヘレーネ・ギェリス (メッツォソプラノ) ヘルゲ・レニング (テノール) ボーディル・レアベク (ヴァイオリン)
  アンドレアス・ハーグマン (ヴァイオリン) マルクス・ファルクブリング (ヴィオラ)
  フレゼリク・リンドストレム (チェロ) ゲアト・セーアンセン (テルミン、打楽器、キーボード)
  コーレ・ハンセン (指揮)
  [録音 200312月 モックス・スタジオ]
  [制作 ゲアト・セーアンセン  録音エンジニア ヘンリク・ヴィネビ] 試聴盤

◇浄めとしての戦争、エロティシズムとしての戦争、滅びとしての戦争…ペーア・ネアゴー Per Nørgård はオペラの限界を超え、フランスの詩人、アポリネールの詩の熱狂の世界にわれわれを誘う。「男たちの夜 (Nuit des Hommes)」は“復路の切符のない…地下世界への突入”、と作曲者自身は語る。フランス語リブレット、英語・デンマーク語対訳つき。[8.226011 プレスシートから]

dacapo 8.226015 ニルス・ヴィゴ・ベンソン (1919-2000) チェロとピアノのための作品集
 「ヴォルガの舟歌」による変奏曲 作品354 (1977) チェロソナタ第3番 作品268 (1971)
 チェロソナタ 作品43 (1947)
  ニルス・ウルナー (チェロ) ロザリンド・ベヴァン (ピアノ)
  [録音 20022月、8月 カール・ニルセン・アカデミー]
  [制作・録音エンジニア モーテン・モーエンセン] 試聴盤

◇繊細な表現を見せる1947年のソナタから、1970年代のネオクラシカルな音楽まで。多作の作曲家ベンソン Niels Viggo Bentzon の作風の幅を知ることができる作品集。

Harmonia Mundi France HMN911853 フレードリク・フォシュ、クラリネット
クロード・ドビュッシー (1862-1918) クラリネットのためのラプソディ第1
 クラリネットとピアノのための小品
ボフスラフ・マルチヌー (1890-1959) クラリネット・ソナティナ H356
アルバン・ベルク (1885-1935) 4つの小品 作品5
フェルッチョ・ブゾーニ (1866-1924) エレジー クラリネットとピアノのための組曲
フランシス・プーランク (1899-1963) クラリネットソナタ
  フレードリク・フォシュ (クラリネット) スヴァイヌング・ビェラン (ピアノ) [録音 20042月]

"Les nouveau musiciens" (新人音楽家) シリーズ。フレードリク・フォシュ Fredrik Fors (1973-) はスウェーデンのクラリネット奏者。現在、オスロ・フィルハーモニック管弦楽団の副首席を務める。1989年、15歳のときにヘルシングボリ交響楽団と共演。その模様がテレビでドキュメント取材された。翌1990年にはORF交響楽団とフランセのクラリネット協奏曲を演奏し、国際的な活動を開始した。スヴァイヌング・ビェラン Sveinung Bjelland (1970-) はトヴェイトのピアノ協奏曲第1番を録音した (BIS CD1397)、ノルウェーのピアニスト。

Intim Musik IMCD093 セシリア・シリアクス
ジャン・シベリウス (1865-1957)
 2つのユモレスク (2 Humoresques) 作品87
  第1番 ニ短調 第2番 ニ長調
 4つのユモレスク (4 Humoresques) 作品89
  第3番 ト短調 第4番 ト短調 第5番 変ホ長調 第6番 ト短調
ヴィルヘルム・ステーンハンマル (1871-1927)
 2つの感傷的なロマンス (Två sentimentala romanser) 作品28
カール・ニルセン (1865-1931) (ハンス・ジット 編曲)
 ロマンス (Romanze) FS8-1 (作品2-1) (ヴァイオリンと管弦楽のための)
ヨハン・スヴェンセン (1840-1911)
 ロマンス (Romance) ト長調 作品26 (ヴァイオリンと管弦楽のための)
ダニエル・ネルソン (1965-)
 舞曲とアリア (Dances and air) (2003)
  舞曲 I (Dance I) アリア (Air) 舞曲 II (Dance II)
  セシリア・シリアクス (ヴァイオリン) ヴェステロス・シンフォニエッタ ハンヌ・コイヴラ (指揮)
  [録音 200417日−9日 (エンジニア ミカエル・ベリエク)、
   5月14日−15日 (エンジニア ラーシュ・ニルソン) ヴェステロス・コンサートホール]
  [制作 ヤン・ユーハンソン] 試聴盤

◇スウェーデンの人気ヴァイオリニスト、セシリア・シリアクス Cecilia Zilliacus (1972-) の初のオーケストラとの共演による録音です。オーケストラとはいっても、ヴェステロス・シンフォニエッタ Västerås Sinfonietta30人あまりの編成。そのおかげというわけではないでしょうが、女性ヴァイオリニストと管弦楽の共演と聞いて気がかりな、ムキになったような演奏ではなく、いつもどおりのセシリアの音楽です。響きがきれいで、音程も安定していて、妙に弾き崩したり、魔が差したように情緒てんめんと歌うこともありません。とてもセンスのいいヴァイオリン演奏なので、安心して音楽を楽しめます。

 シベリウスの6曲のユモレスクのうち、第1番、第2番、第6番は、彼女のデビューアルバム (Caprice CAP21564) でも演奏されていました。ピアノとオーケストラの違い、録音のとり方も関係するかもしれませんが、知的な面の印象がつよい Caprice のディスクにくらべ、聴き手をなごませる雰囲気が表に出ているように思います。楽しかったり憂鬱だったり、さまざまな気分を聴かせる “ユモレスク” (ユーモアと気まぐれの?) に似合った演奏でしょう。ニルセンの《ロマンス》 は、ボヘミアのヴァイオリニスト、ハンス・ジット Hans Sitt (1850-1922) による、オーボエとピアノのための《幻想的小品 (Fantasistykke)》の第1曲の編曲です。ダニエル・ネルソン Daniel Nelson は、アメリカ、メリランド州の生まれ。シカゴ大学で作曲を学び、1992年からはスウェーデンを本拠地として活動しています。どちらかというとミニマル音楽に影響されたような動的な音楽が (好きずきは別として) 記憶にありましたが、《舞曲とアリア》は、まったく雰囲気が違います。シベリウス、ステーンハンマル、ニルセン、スヴェンセンの音楽とならんでいるのが自然な感じ。ブックレット解説に“ロマンスとユモレスクの両方の要素をもった小品”とあるのは、そのとおりです。ヴェステロス・シンフォニエッタの委嘱により作曲されました。

 Intim Musik の一連の録音や、ヨーテボリ交響楽団の BIS 録音などで知られるミカエル・ベリエク Michael Bergek と、ラーシュ・ニルソン Lars Nilsson による録音は、ヴァイオリンと管弦楽の音はくっきりしていながら、響きはしっとり。高域が勝ってしまうことのない、重心の低い録音なので、ほっとします。これも文化でしょう。

Naxos 8.557361 オーボエと弦楽のための音楽
WA・モーツァルト (1756-1791) オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K370/368b
 オーボエ五重奏曲 (弦楽五重奏曲第2番) ハ短調 K406/516b (セレナード ハ短調 K388/384a)
ベルンハード・ヘンリク・クルーセル (1775-1838) ディヴェルティメント ハ長調 作品9
JC・バッハ (1735-1782) オーボエ四重奏曲 変ロ長調 B60 (ハイドンの作?)
  マックス・アートヴェズ (オーボエ) エリセ・ボートネス (ヴァイオリン)
  トゥーエ・ラウトロプ (ヴァイオリン、ヴィオラ) ディミートリー・ゴロヴァノフ (ヴィオラ)
  ラース・ホルム・ヨハンセン (チェロ)
  [録音 2002111日−14日 デンマーク放送コンサートホール (コペンハーゲン)]
  [制作 プレーベン・イヴァン  録音エンジニア ヨーアン・ヤコブセン] 試聴盤

◇マックス・アートヴェズ Max Artved (1965-) (首席オーボエ)、エリセ・ボートネス Elise Båtnes (リーダー、ヴェルターヴォ四重奏団員)、ディミートリー・ゴロヴァノフ Dimitri Golovanov (ソ連−デンマーク)、トゥーエ・ラウトロプ Tue Lautrup はデンマーク国立交響楽団のメンバー。ラース・ホルム・ヨハンセン Lars Holm Johansen は、20028月まで王立デンマーク管弦楽団のチェリスト。コペンハーゲン三重奏団の創設者のひとり。デンマークの音楽家たちは、いつものことながら、明るく、軽く、清々しい演奏で古典時代の音楽を聴かせてくれます。

Ondine ODE1048-2 トンミ・ハカラ、オペラアリア集
ジュゼッペ・ヴェルディ (1813-1901) オペラ《ファルスタッフ》 − フォードのアリア「É sogno, o realta?
 オペラ《ドン・カルロ》 − ロドリーゴのアリア「Son io, mio Carlo... Io morro
 オペラ《トラヴィアータ》 − プロヴァンスの海と陸
リヒァルト・ヴァーグナー (1813-1883) オペラ《タンホイザー》 − この高貴な集いを見渡せば
 オペラ《タンホイザー》 − 夕星の歌「死の予感のように…おお汝、優しい夕星よ」
ルッジェーロ・レオンカヴァッロ (1857-1919)
 オペラ《道化師》 − シルヴィオのアリア「E fra quest'ansie... E allor perchè
ジャコモ・プッチーニ (1858-1924) オペラ《エドガール》 − フランクのアリア「Questo amor
ウンベルト・ジョルダーノ (1867-1948) オペラ《アンドレア・シェニエ》 − 国を裏切る者
シャルル・グノー (1818-1893)
 オペラ《ファウスト》 − ヴァレンティンの祈り「O sainte médaille... Avant de quitter
WA・モーツァルト (1756-1791)
 オペラ《フィガロの結婚》 K492 − アルマヴィーヴァ伯爵のアリア「勝ちと決まっただと?」
 オペラ《コジ・ファン・トゥッテ》 K588 − グリエルモのアリア「彼に目を向けてください」
  トンミ・ハカラ (バリトン) タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団 エリ・クラス (指揮)

Opus 3 CD22041 SACD (Multichannel hybrid) 星がひとつ煌めき (A Star is Shining)
ジョン・ラター (1945-) 降誕のキャロル (Nativity Carol) キャンドルライトのキャロル (Candlelight Carol)
バスク地方のキャロル (デイヴィッド・ウィルコックス 編曲) ガブリエルのみ告げ (Gabriel's Message)
伝承曲 (オット・オルソン 編曲) 昔のクリスマスの歌 (Gammal Julvisa)
スウェーデン・ブーダ地方 (13世紀)/ヴィッテンベルク伝承曲 (1533)
 主の道をととのえよ (Bereden väg för Herran)/甘き喜びのうちに (In dulci jubilo)
モーテン・ラウリツェン (1943-) おお大いなる神秘 (O Magnum Mysterium)
スウェーデン・オイェビン地方の伝承曲 祝福された日 (Den signade dag)
ダーヴィド・ヴィーカンデル (1884-1955) 星がひとつ煌めき (Det brinner en stjärna)
イーヴァル・ヴィデーエン (1871-1951) ベツレヘムの星 (Betlehems stjärna)

オット・オルソン (1897-1964) 星がひとつ煌めき (Det brinner en stjärna) (オルガンのための)
グスタフ・ヌードクヴィスト (1886-1949) クリスマス、輝くクリスマス (Jul, jul strålande jul)
アルフレッド・ホリンズ (1865-1942) クリスマスの子守歌 (Christmas Cradle Song) (オルガンのための)
ミヒャエル・プレトーリウス (1571-1621)/ヤン・サンドストレム (1953-) 一輪のばらが咲いた (Det är en ros utsprungen)
ケルン伝承曲 (1599) 一輪のばらが咲いた (Det är en ros utsprungen)
カール・ニルセン (1865-1931) 語るもふしぎな (Förunderligt och märkligt/Forunderligt at sige)
フーゴ・ディストラー (1908-1942)
 Weihnachtsgeschichte 作品10 − 一輪のばらが咲いた (Es ist ein Ros entsprungen)
フランツ・グルーバー (1787-1863) (ダーヴィド・ヴィーカンデル 編曲) 聖しこの夜 (Den h
eliga natten)
  エーリク・ヴェストベリ・ヴォーカルアンサンブル エーリク・ヴェストベリ (指揮) マヤ・ルンドベック (ソプラノ)
  マッティアス・ヴァーゲル (オルガン) ダニエル・ペッテション (ニッケルハルパ) アンデシュ・オストランド (打楽器)
  ダニエル・サウアー (打楽器) [録音 2004年1月 ルレオー大聖堂]
  [制作 マッツ・シセル、グンナル・アンデション  録音エンジニア ヤン=エーリク・ペーション] 試聴盤

◇雪に埋もれ、冷たく暗いスウェーデン北部の町、ルレオー。その大聖堂にキャンドルが灯ります。スウェーデンのクリスマスに欠かせない《ベツレヘムの星》と《クリスマス、輝くクリスマス》、ヤン・サンドストレムがプレトーリウスの単旋聖歌をもとに作曲し、スウェーデンの合唱団の愛唱曲になった《一輪のばらが咲いた》、そしてラターの曲。「ムジカ・サクラ」 (CD19516) と「希望の橋を渡り」 (CD22012) が人気のエーリク・ヴェストベリ・ヴォーカルアンサンブルに、「ヴァトナヨークトル・ライヴ」 (CD19802) のマッティアス・ヴァーゲルとアンデシュ・オストランド、ニッケルハルパ (キーフィドル) 奏者のダニエル・ペッテションらが加わり、静かな、暖かいクリスマスの気分でつつんでくれます。

RCO RCO04005 SACD hybrid (Multichannel/stereo) リヒァルト・シュトラウス (1864-1949)
 交響詩《英雄の生涯》 作品40
  ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 マリス・ヤンソンス (指揮) アレクサンダー・ケル (独奏ヴァイオリン)
  [録音 200494日 ヤンソンス首席指揮者就任記念コンサート・ライヴ]

RCO RCO04103 DVD-video ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団/マリス・ヤンソンス
リヒァルト・シュトラウス (1864-1949) 交響詩《英雄の生涯》 作品40
  ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 マリス・ヤンソンス (指揮) アレクサンダー・ケル (独奏ヴァイオリン)
  [録音 200494日 ヤンソンス首席指揮者就任記念コンサート・ライヴ] [DTS 5.0 surround 16:9]
ドキュメンターリー「6人目の首席指揮者、ヤンソンス」 (IDTV-DITS 2004.9)
  [Stereo 16:9 字幕 英語、フランス語、ドイツ語、オランダ語] [DVD-Video NTSC]

Smekkleysa SMK10 プロローグ (Mansöngur) − ヨウルン・ヴィーザル (1918-) 作品集
 バレエ組曲《火 (Eldur)(1950) (管弦楽のための)
  アイスランド交響楽団 ペッテル・スンドクヴィスト (指揮) [録音 1999623日]
 グリーンランド人オウラヴルのリームルのためのプロローグ (Mansöngur fyrir Ólafs rímu Grænlendings)
  (1950 rev.1960) (混声合唱とピアノのための)
  ハムラクリーズ合唱団
  スチョウルナンディ・ソルゲルズル・インゴウルスドウッティル (指揮)
  アウルニ・ヘイミル・インゴウルソン (ピアノ) [録音 2002121日]
 バレエ組曲《オウラヴル・リリュロウス (Ólafur Liljurós)(1951) (管弦楽のための)
  アイスランド交響楽団 ポール・スカイラー・フィリップス (指揮) [録音 199792日−3日]
  [制作 ビャルニ・ルーナル・ビャルナソン] 試聴盤

◇ピアノ協奏曲《強打 (Slátta)(1977) (SMK9) で存在を示したアイスランドの作曲家、ヨウルン・ヴィーザル Jórun Viðdar の、1950年から1960年にかけての作品を集めたディスクです。管弦楽のためのバレエ組曲が2曲と、ピアノをともなう混声合唱曲が1曲、録音されています。

 バレエ組曲《火》 について作曲者が語っています。「作曲家にとって、E・ベネディクツソンの詩は難物でした −− 雷の光と影。それを、音楽と踊りで表現しなければなりません。中間の部分……すべてが灰になり、とつぜん新しい火が燃えあがります」。1950年代アメリカのフィルムスコアを思わせる音楽は、初演から好評だったようです。

 もうひとつのバレエ組曲は、《オウラヴル・リリュロウス》。古いアイスランドの民俗舞踊、ヴィキヴァキがインスピレーションとなって作曲されました。「オウラヴル・リリュロウスという若者が馬に乗って崖のそばを通りかかります。そこには火が燃えています。崖のむこうからエルフの娘が現れ、オウラヴルを誘惑。すると、ひとり、またひとりと、4人の娘が。でも、キリスト教徒のオウラヴルは、口説いてくる娘たちをきっぱりと拒絶します。アイスランドのエルフの娘というのはエロティックな存在です。ついに、若者は馬に乗ったままエルフたちに刺し殺されてしまいます……まるで映画みたいですね」と作曲者のヨウルンは説明しています。

 《グリーンランド人オウラヴルのリームルのためのプロローグ》 は最初、合唱と弦楽のために作曲されました (1950)。このアルバムでは、弦楽パートがピアノに代わった版で演奏されています。リームル (rímur) はアイスランドに古くから伝わる物語詩の形式のひとつ。昔の英雄の話が語られます。アイスランドの詩人は、いろいろあるリームルのためにプロローグを書いてきました。いわば、リームルへの前奏曲です。エイナル・ベネディクツソン Einar Benediktsson がプロローグをつけたのは、「グリーンランド人オウラヴルのリームル (Ólafs rímu Grænlendings)」。アイスランド人たちは1000年より前にグリーンランドに入植。先住民のイヌイットと戦いを繰り返していました。15世紀の伝説的人物オウラヴルと彼の仲間は、その最後の生き残りだったと伝わっています。

 

リリース情報 - Jazz

Prophone PCD074 ソフィア・ペッテション − That's amore
 Nobody When about to leave That's amore Miss you He's all right Music music music
 It's happening Fool on the hill When you're smiling Never can say goodbye
  ソフィア・ペッテション (ヴォーカル) ペッテル・ベリアンデル (ピアノ) マッティン・ホーペル (ベース)
  オーラ・ボトセーン (ドラムズ) マークス・サンドルンド (チェロ)

◇ソフィア・ペッテション Sofia Petterson は、リッキー・リー・ジョーンズ、ナンシー・ウィルソン、ポール・サイモンらの歌からインスピレーションを受けてきた。1960年代アメリカの感覚をもったスタイルのヴォーカルを聞かせる。ソウル/ポップのメロディをもったジャズサウンドと声の繊細さが持ち味。[PCD074 プレスシートから]

 

リリース情報 - Folk

Caprice CAP21733 SACD hybrid (Multichannel/Stereo) スウェーデンの調べ (Låtar)
グンナル・イーデンスタム (1961-)、ユーハン・ヘーディン (1969-) 作曲・編曲
 組曲 I 組曲 II 組曲 III 組曲 IV 組曲 V 組曲 VI
  グンナル・イーデンスタム (オルガン) ユーハン・ヘーディン (ニッケルハルパ)
  [録音 2004510日−12日 ストゥーラ・テューナ教会 (ボルランゲ)]
  [制作 シェル・セーデルクヴィスト 録音エンジニア トゥルビョーン・サミュエルソン]

◇イーデンスタム Gunnar Idenstam のオルガンとヘーディン Johan Hedin のニッケルハルパのデュオ演奏。キー付のフィドル、ニッケルハルパはスウェーデンの民俗楽器。スウェーデン民謡の編曲、ロック、レゲー、中世音楽とゴスペルの特徴をそなえたオリジナル曲、18世紀後期バロック様式の舞曲、スペイン・ルネサンス色のあるワルツ、イタリアの舞曲などを、6つの組曲に構成して演奏しています。オリジナル作品は、《ガメルヴェンステル (Gammelvänster)》 (オステルスンド地方で人気の舞曲の形式とスタイルによる) (組曲 I)、《岩礁 (Skär)》 (組曲 II)、《ちょっとここから (En bit härifrån)》 (組曲 III)、《6月のポルスカ (Junipolskan)》、《舞曲 V (Dance V)》 (組曲 V)。スウェーデン民俗音楽とバロック音楽に共通した表情のあることが見えてきます。[CAP21733 プレスシートから]

(TT)


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CD artwork © Intim Musik, Opus3 (Sweden), Smekkleysa (Iceland)