Newsletter No.88   15 April 2006

 

リリース情報

2L 2L33SACD 2SACD's (5.1 surround/stereo hybrid) トリグヴェ・マドセン (1940-)
 24の前奏曲とフーガ (24 preludier og fuger) 作品101 (1995-96) (ピアノのための)
  イェンス・ハーラル・ブラトリ (ピアノ)
  [録音 2005年 ソフィエンベルグ教会 (オスロ)]
  [制作 ヴォルフガング・プラッゲ  録音 ストーレ・ヘベーク・オーデゴルデン] 
試聴盤

◇ノルウェーの作曲家、トリグヴェ・マドセン Trygve Madsen (1940-) がピアノを習い始めたのは16歳の時。彼にピアノを教えることになったイーヴァル・ヨンセン Ivar Johnsen から与えられた最初の課題が《平均律クラヴィーア曲集》でした。この曲集に魅せられたマドセンは、第1巻の全曲を暗譜で弾けるまでになり、バッハの48曲は、彼の音楽に欠かせない糧になっていきます。作曲法と対位法の師、エギル・ホーヴラン Egil Hovlan (1924-) からポリフォニーの課題を科せられた際にはバッハの音楽が手本となりました。その後、ショスタコーヴィチの《24の前奏曲とフーガ》に出逢い、マドセン自身の“前奏曲とフーガ”を作曲する夢が育くまれていきます。作曲に本格的に取りかかったのは1995年。翌19961月、ラテンアメリカのリズム、ジャズの影響など、さまざまな要素からなる、現代ノルウェーでもっとも長大な曲集が完成します。最後の第24番 (ト短調) では、ショスタコーヴィチ (D-S-c-h) (ドイツ綴りで Dmitri Schostakowitsch) とバッハ (B-a-c-h) の名がモチーフになりました。

 イェンス・ハーラル・ブラトリ Jens Harald Bratlie (1948-) は、14歳の時にノルウェー放送ジュニアオーケストラと共演したグリーグのイ短調協奏曲で注目され、翌年には同じ協奏曲をオスロ・フィルハーモニックのコンサートで弾いています。1965年、ソロコンサート・デビュー。新聞評を担当したアルネ・ヌールハイムから、ブラトリへの賛辞が寄せられました。

 マドセンの《24の前奏曲とフーガ》には、テンポ指定も強弱記号もありません。その楽譜から紡ぎ出される、ユーモアと美しさと優雅さを感じさせる音楽。このリスナーフレンドリーな音楽が、マドセンの作品の大きな特徴です。作曲家のヴォルフガング・プラッゲがプロデュースを担当。オスロのソフィエンベルク教会で録音が行われました。

Aeon AE0637 カイヤ・サーリアホ (1952-) チェロのための作品集
 Petals (花弁) (1988) (チェロとエレクトロニクスのための)
 月に寄せて (Oi Kuu) (1990) (バスクラリネットとチェロのための)
 Spins and Spells (1997) (チェロ独奏のための) Mirrors (鏡) (1997) (フルートとチェロのための)
 Sept Papillons (7羽の蝶々) (2000) (チェロ独奏のための)
 Prés (プレ) (近くに) (1992) (チェロとエレクトロニクスのための)
  アレクシス・デシャルム (チェロ) ジェレミー・フェーヴル (フルート) ニコラ・バルデイル (バスクラリネット)
  [録音 2004912日−14日 IRCAM (パリ)] [制作・録音 ダヴィード・ポワソニエ] 試聴盤

Alba ABCD213 第七の感覚 (The Seventh Sense) − ギターのための作品集
アルヴォ・ペルト (1935-)
 フラトレス (Fratres) (1977 rev.2002) (ギター、弦楽オーケストラと打楽器のための)
ペーテリス・ヴァスクス (1946-)
 孤独のソナタ (Vientulibas Sonate Die Sonate der Einsamkeit) (1990)
ルカ・フランチェスコーニ (1956-)
 ギター独奏のための朝の歌 (Alborada per chitarra sola) (1989)
三木稔 (1930-) (レオ・ブロウウェル 編曲)
 箏のためのバラード第2番《若い芽 (Nuori verso)(1973)
武満徹 (1930-1996)
 森のなかで − ギターのための3つの小品 (In the Woods - Three pieces for guitar) (1995)
レオ・ブロウウェル (1939-) 武満徹追悼のHIKA (悲歌) (HIKA in memoriam Toru Takemitsu) (1996)
  イスモ・エスケリネン (ギター) オストロボスニア室内管弦楽団 ユハ・カンガス (指揮)

◇「エスケリネンの弾くギターの暖かく、ダイナミックな音……」。イスモ・エスケリネン Ismo Eskelinen がラップランド室内管弦楽団と共演したマヌエル・ポンセ作品集 (ABCD185) は、ヘルシンキ・サノマト紙の選ぶ “2003年最優秀レコード” を受賞しました。トップ・ヴィルトゥオーゾ、トップ・アーティストと評され、現在、フィンランドを代表するギタリストのひとりに数えられます。新しいアルバムでは、200510月、紀尾井シンフォニエッタに客演したユハ・カンガス Juha Kangas が指揮するオストロボスニア室内管弦楽団も共演。いくつかのバージョンで知られるペルトの《フラトレス》 のほか、ソロ曲も含め、新たなレパートリーに挑戦しています。

Alba ABCD214 エーロ・ハメーンニエミ (1951-)
 交響曲第3番 《ハ長調 (in C)(1999)
  フィンランド放送交響楽団 サカリ・オラモ (指揮)
 ヴィオラ協奏曲 (2001)
  トンミ・アールト (ヴィオラ) フィンランド放送交響楽団 ハンヌ・リントゥ (指揮)
  [録音 1999118日 (交響曲)、2004429日−30日 文化の家 (ヘルシンキ)]
  [制作 リスト・ラテュ  録音 ヘッキ・ホルッタ] 
試聴盤

◇マグヌス・リンドベリ、サーリアホらフィンランド新世代が作ったグループ、“耳を開け”の創立メンバーのひとり、ハメーンニエミ Eero Hämeenniemi (1951-) は、インド音楽やジャズとの触れ合いなどを通じ、独自のスタイルを追求してきました。《ハ長調 (in C)》の副題をもつ交響曲第3番は単一楽章の作品。強い情感。その音楽は、ほとんど後期ロマンティシズムの感覚です。“ノスタルジック”とさえ言えるロマンティックなタッチをもつヴィオラ協奏曲。作曲者みずから、この2曲を姉妹作と呼んでいます。フィンランド放送交響楽団と首席指揮者サカリ・オラモ Sakari Oramo (1965-)Alba への初録音です。

Alba ABCD219 WA・モーツァルト (1756-1791)
 セレナード第10番 変ロ長調 K361/370a 《グラン・パルティータ》
  六階管弦楽団 ユッカ・ラウタサロ (指揮)

Alba の “モーツァルト・イヤー” 記念ディスク。リハーサルを行う教室にちなみ命名された六階管弦楽団 Kuudennen kerroksen orkesteri は、シベリウス・アカデミーのピリオド楽器奏者たちが集まったグループです。初期イタリア・バロックの作品などを Alba に録音しているグループ、バッタリア Battalia のメンバーも参加。六階管弦楽団の演奏は、ヴィヴァルディの協奏曲集 (Alba ABCD158)、フェルリングのヴァイオリン協奏曲などを集めた「フィンランドの古典時代」 (Ondine ODE971-2) などの録音を通じて、フィンランド国内だけでなく広くヨーロッパで知られています。モーツァルトが管楽器のために書いた傑作、《グラン・パルティータ》。“六階管弦楽団” の名を聞くだけで、楽興にみちた響きが耳に届いてきそうです。

Alba ABCD158 [旧譜再案内] アントニオ・ヴィヴァルディ (1678-1741) 協奏曲集
 4声の協奏曲 ハ長調 RV114 2つの狩猟ホルンのための協奏曲 ヘ長調 RV539
 2つのオーボエのための協奏曲 ニ短調 RV535 協奏曲 ニ短調 《マドリガル風》 RV129
 2つのフルートのための協奏曲 ハ長調 RV533 2つのチェロのための協奏曲 ト短調 RV531
  エサ・タパニ (ホルン) トムミ・ヴィエルトネン (ホルン)
  アンナ=マイヤ・ルオラヤン=ミッコラ (オーボエ) レギナ・ハマリキヴィ (オーボエ)
  ヤリ・S・プハッカ (フルート) ペトラ・アミノフ (フルート) ラウリ・プラッカ (チェロ)
  マルック・ルオラヤン=ミッコラ (チェロ) 六階管弦楽団 アンシ・マッティラ (指揮、通奏低音)
  [録音 19998月、20004月] [制作 ラウラ・ヘイキンヘイモ  録音 マッティ・ヘイノネン] 
試聴盤

◇ピリオド楽器奏者たちが集まった六階管弦楽団 Kuudennen kerroksen orkesteri1989年の創設。フィンランドを代表するアーリーミュージック・グループとして、クフモ、トゥルク、ヘルシンキなど、各地のフェスティヴァルに参加しています。聴き手とのコミュニケーションを最優先に考える彼らの演奏からは、バロック期の音楽の歓びと楽しさが自然な姿で伝わってきます。マラン・マレのヴィオール曲集第4巻第7組曲《異国風趣味の組曲》 (ABCD107) を録音したマルック・ルオラヤン=ミッコラ Markku Luolajan-Mikkola (1957-)。「フルートとオルガンのためのドイツバロック音楽」 (ABCD125) のヤリ・S・プハッカ Jari S. Puhakka。ホルンのエサ・タパニ Esa Tapani (1968-) は、フィンランド放送交響楽団のホルン奏者。現代音楽グループのアヴァンティ!室内管弦楽団にも参加しています。最新録音、カイパイネンのホルン協奏曲 (Ondine ODE1062-2) がリリースされたばかりです。

BIS CD1319 ユーセフ・マッティン・クラウス (1756-1792) ピアノ (フォルテピアノ) 作品全集
 ピアノソナタ ホ長調 VB196 ピアノソナタ 変ホ長調 VB195 ロンド ヘ長調 VB191
 スケルツォと変奏 (Scherzo con variazioni) VB193 スウェーデン舞曲 VB192
 2つの新奇なメヌエット (Zwei neue kuriose Minuetten) VB190 ラルゲット ト長調 VB194
  ロナルド・ブラウティハム (フォルテピアノ)
  [楽器 ポール・マクナルティ (2001年) (ヴァルター&ゾーン (c.1802年) のコピー)]
  [録音 20038月 オステルオーケル教会 (スウェーデン)] [制作・録音 インゴー・ペトリ] 試聴盤

◇スウェーデン国王グスタフ三世の宮廷で活躍したユーセフ・マッティン・クラウス Joseph Martin Kraus (1756-1792) はドイツ生まれ。今年が生誕250年です。同じ年に生まれたこともあり、“スウェーデンのモーツァルト”と呼ばれることもありますが、そんな必要もないくらい独創的な音楽を書いています。訃報に接したハイドンが、「私が出会った、もっとも天与の才能にあふれた音楽家のひとり」と述懐したことが伝わっています。作曲の中心はオペラと管弦楽曲。弦楽四重奏曲 (Cavalli CCD224, Musica Sveciae MSCD415) やその他の室内楽曲 (MSCD415) も素敵な音楽です。代表作は、グスタフ三世の葬儀のために作曲したシンフォニアと《葬送カンタータ》 (Musica Sveciae MSCD416S) でしょう。ピアノ (フォルテピアノ) のための作品は、マリオ・マルティノーリ (フォルテピアノ) のアルバム (Stradivarius STR33697) に収録された《5つのコラール前奏曲》 (VB197) をのぞき、このディスクで演奏されているのがすべてだと考えられています (ジャック・デプレ (ピアノ) (Naxos 8.555771) も同じプログラム)。ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの曲を BIS に録音しているロナルド・ブラウティハムの演奏です。

BIS SACD1449 SACD (Multichannel/stereo hybrid) ソフィア・グバイドゥーリナ (1931-)
 希望と絶望の偽りの顔 (フルート協奏曲) (2005)
 7つの言葉 (1982) (チェロ、バヤンと弦楽オーケストラのための)
  シャロン・ベザリー (フルート) トゥールレイフ・テデーエン (チェロ) 御喜美江 (アコーディオン)
  ヨーテボリ交響楽団 マリオ・ヴェンサーゴ (指揮)

BIS SACD1512 SACD (Multichannel/stereo hybrid) オラヴ・アントン・トメセン (1946-)
 BULL's eye (ブルの眼) (2003) (ヴァイオリンと2群の管弦楽のための)
 Please Accept My Ears (1981) (ヴァイオリンとピアノのための)
 カンタービレ (エチュード=カデンツァ) (Cantabile, Etyde-cadenza) (1995) (ヴァイオリンのための)
  ペーテル・ヘレスタール (ヴァイオリン) オスロ・フィルハーモニック管弦楽団
  ロルフ・グプタ (指揮) ゴンサロ・モレーノ (ピアノ)
  [録音 20055月、オスロ・コンサートホール (BULL's)
    200511月、199612月、ノルウェー音楽大学リンデマンホール]
  [制作 トゥーレ・ブリンクマン、クシシュトフ・ドラーブ
   録音 マリオン・シュヴェーベル、トゥーレ・ブリンクマン、シャールズ・アルモース、エリーサベト・ソンメルネス] 試聴盤

◇オラヴ・アントン・トメセン Olav Anton Thommessen (1946-) は現代ノルウェーを代表する作曲家のひとり。バーナード・ハイデン Bernard Heiden (1910-) とクセナキスに作曲を学びました。チェロ、オルガンと管弦楽のための《プリズムを通して (Gjennom Prisme)》 (《ガラス玉演戯 (Et Glassperlespill)》 第5曲) (トルルス・モルク、他) (Caprice CAP21403) により、1990NOMUS賞 (北欧音楽委員会賞) を受賞しています。《BULL's eye (ブルの眼)》 は、ソロパートが紛失した、オーレ・ブル Ole Bull (1810-1880) の最初のヴァイオリン協奏曲 (1834) を復元する試み。主題、和声、リズム、オーケストレーション、技巧的パッセージなど、ブルが書いた音楽とトメセン自身の音楽が対比。代表作のひとつ、グリーグの作品を素材とする《序奏とグリーグのピアノ協奏曲イ短調による大幻想曲》 (《ガラス玉演戯》 第2曲) (Aurora ACD4927) とは違うコンセプトの音楽になっています。この初録音のソロイストは、ヌールハイムのヴァイオリンのための作品集 (BIS CD1212) を録音したヘレスタール Peter Herresthal (1970-)。《Please Accept My Ears》 は、フランチシェク・ヴェセルカ (Aurora ACD4963) につぐ録音です。

BIS CD1565 ジャン・シベリウス (1865-1957) 声楽と管弦楽のための作品集
 序曲 ホ長調 JS145 バレエの情景 (Scène de ballet) JS163
 クッレルヴォの嘆き (Kullervon valitus/Kullervos Wehruf)
 
(交響詩《クッレルヴォ (Kullervo)》 作品7 から)
 セレナード (Serenad) JS168 (バリトンと管弦楽のための)
 夜に (I natten) 作品38-3 (バリトンと管弦楽のための)
 即興曲 (Impromptu) 作品19 (女声合唱と管弦楽のための) (オリジナル版)
 即興曲 (Impromptu) 作品19 (女声合唱と管弦楽のための) (改訂版)
 舞踏間奏曲第3番《パンとエーコー (Pan ja kaiku)》 作品53a (管弦楽のための)
 秋の夕べ (Höstkväll) 作品38-1 (ソプラノと管弦楽のための)
 マグヌス大公 (Hertig Magnus) 作品57-6 (ソプラノとオーケストラのための)
 音詩《大気の娘 (ルオンノタル) (Luonnotar)》作品70 (ソプラノと管弦楽のための)
 カンタータ《ヴァイナモイネンの歌 (Väinön virsi)》 作品110 (混声合唱と管弦楽のための)
  ユルキ・コルホネン (バリトン) トンミ・ハカラ (バリトン) ヘレナ・ユントゥネン (ソプラノ)
  ドミナンテ合唱団 ラハティ交響楽団 オスモ・ヴァンスカ (指揮) 試聴盤

◇《スネフリード (Snöfrid)(CD1265) と《大地の歌 (Jordens sång)(CD1365) につづくシベリウスの声楽と管弦楽のための作品集。「春と愛の雰囲気をもち……メランコリックで女性的、そして情熱的な第2主題は、あなた……」とシベリウスが、将来妻になるアイノ・ヤルネフェルトへの手紙で語った《序曲 ホ長調》は、2006年シベリウス・フェスティヴァルの初日 (928日) に、《ある伝説》 (エン・サガ) (原典版)、《レンミンカイネン》 (4つの伝説) とともに演奏される作品。《秋の夕べ》は、2005年のフェスティヴァルでユントゥネン Helena Juntunen とラハティ交響楽団がソプラノと弦楽オーケストラによる版を初演した曲。このアルバムでは、ソプラノと管弦楽による版が演奏されます。1902年の《即興曲》は、オリジナル版と改訂版 (1910年改訂?) の両方を演奏。初録音の作品が5曲、含まれます。

BIS CD1592
ドミートリー・ショスタコーヴィチ (1906-1975) ヴァイオリンソナタ 作品134
ドミートリー・ショスタコーヴィチ (1906-1975) (ミハイル・グルズマン 編曲) ジャズ組曲第1
レーラ・アウエルバッハ (アヴェルバフ) (1973-) 孤独の組曲 作品70 (2002)
 ヴァイオリンソナタ第2番 作品63911日》 (2001)
  ワジム・グルツマン (ヴァイオリン) アンジェラ・ヨッフェ (ピアノ)

BIS CD1633/4 10CD's for price of 4 WA・モーツァルト (1756-1791) 独奏ピアノ曲全集
 ソナタ 幻想曲 ロンド 変奏曲
  ロナルド・ブラウティハム (フォルテピアノ) [CD835-CD840, CD894-CD897]

Caprice CAP21743 SACD (Multichannel/stereo hybrid)
 マレッティアーナ (Malletiana) − 打楽器のための作品集
ニクラス・シヴェレーヴ (1968-) マリンバのための組曲 (Suite para Marimba) (1995)
フィリップ・マヌーリ (1952-) ヴィブラフォーン・ソロ (Solo de Vibraphone) (1985)
アルフレッド・フィッシンジャー (1925-) マリンバのための組曲 (Suite for Marimba) (1950)
エーバハード・アイザー (1932-)
 ツィンバロンのための4つの小品《リブリッチーノ》 (Libriccino - 4 pezzi brevi per cimbalom ongarese) (1994)
マークス・レオソン (1970-) Ex Machina (1995)
ピエトロ・リガッチ ヴィブラフォーンのためのクレール (Claire per vibrafono) (1995)
ダリユス・ミヨー (1892-1974) (ライネル・クイスマ (1931-) 編曲)
 ブラジルの郷愁 (Saudades do Brasil) (1921) (マリンバとピアノのための)
  マークス・レオソン (マリンバ、ヴィブラフォーン、ツィンバロン) ニクラス・シヴェレーヴ (ピアノ)
  [録音 2005115日 イェドヴィーケン (ストックホルム)、
   1996125日、103日 スウェーデン放送第3スタジオ (ストックホルム)]
  [制作 シェル・セーデルクヴィスト、マリー・ヴィセーン  録音 トゥールビョーン・サミュエルソン] 
試聴盤

1995年、スウェーデンのソロイスト賞を受け、王立オペラ管弦楽団のソロ・ティンパニ奏者を経て、現在はソロ打楽器奏者として国際的な活躍をするマークス・レオソン Markus Leoson (1970-) の新アルバム。ピアニストとしても知られるニクラス・シヴェレーヴ Niklas Sivelöv (1968-) と、ドイツのアイザー Eberhard Eyser がレオソンのために書いた作品、レオソンの自作、イタリアのピエトロ・リガッチ Pietro Rigacci の「26 evocazioni su nomi di donna (女性の名前による26の喚起)」シリーズの1作。打楽器アンサンブル、クロウマータの奏者、ライネル・クイスマ Rainer Kuisma の編曲によるミヨーなどを演奏。アイザーとミヨーは、レオソンがスウェーデン放送のアーティスト・イン・レジデンスを務めていたころの放送録音が収録されています。

Centaur CRC2746 エドヴァルド・グリーグ (1843-1907) ピアノ作品集 第4
 3つのピアノの小品 (Tre klaverstykker) CW154 気分 (Stimmungen) 作品73
 自作の歌曲によるピアノ曲 (Klaverstykker etter egne sanger) 作品41
 自作の歌曲によるピアノ曲 (Klaverstykker etter egne sanger) 作品52
  アントニオ・ポンパ=バルディ (ピアノ)

cpo 777 146-2 アッラン・ペッテション (1911-1980)
 交響曲第12番《Los muertos de la plaza (広場の死者)》 (1974) (混声合唱と管弦楽のための)
  エーリク・エーリクソン室内合唱団 スウェーデン放送合唱団 スウェーデン放送交響楽団
  マンフレッド・ホーネック (指揮)

dacapo 8.226039 ペーア・ネアゴー (1932-) ハープとアンサンブルのための作品集
 いばらの茂みを (Gennem torne) (2003)
 
(ハープ、フルート、クラリネットと弦楽四重奏のためのパッセージ)
 Consolatione: Flos ut rosa (慰め: ばらの花のように) (2002) (ハープ独奏のための)
 ソノーラ (Sonora) (1981) (フルートとハープのための)
 小さな踊り (Lille dans) (1982) (ハープ独奏のための)
 舞い降りる白鳥 (Dalende svane) (1989) (ハープ独奏のための)
 テレビ劇付随音楽《ヘッダ・ガブラー (Hedda Gabler)(1993) (ヴィオラ、ハープとピアノのための)
 音符の下降 − そばかすのある春の太陽 (Mens toner daler. Vårsol med fregner) (2004) (ハープ独奏のための)
 小協奏曲《キングとクイーンとエース (Konge, Dronning og Es)(1989) (ハープと13の楽器のための)
  ティーネ・レーリング (ハープ) エスビェア・アンサンブル カイサ・ローセ (指揮)
  [録音 20041月−5月 エスビェア演奏芸術センター、西ユラン音楽アカデミー]
  [制作・録音 ウリ・スナイダー]
 試聴盤

◇ハープはネアゴー Per Nørgård (1932-) お気に入りの楽器のひとつ。単純で素朴な音にイマジネーションをかきたてられ、40を超す作品を書いています。「マリアはいばらの茂みを行く、キリエ・エレイソン……マリアがいばらの茂みを御子と行くと、いばらに花が咲く。イエスとマリア」と歌われるクリスマスの賛美歌《マリアはいばらの茂みを行く (Maria gennem torne går)》 からタイトルをとった、ハープ協奏曲の性格をもつ《いばらの茂みを》。イプセンの劇によるテレビドラマのための《ヘッダ・ガブラー》。マーラーとクルト・ヴァイルを連想させる《スペードのキング (Spar Kong)》など3曲からなる《キングとクイーンとエース》。この3作品と、ハープに魅せられたネアゴーが書いた美しい独奏曲が集められています。ティーネ・レーリング Tine Rehling は、ソーニャ・ギスリネ (王立音楽アカデミー) とスーザン・マクドナルド (インディアナ大学) に学んだデンマークの奏者。デンマーク王立バレエで現代バレエを指揮して成功を収めたエストニアの女性指揮者、カイサ・ローセ Kaisa Roose (1969-) と、伝統的手法の作品から現代曲までのレパートリーをこなすエスビェア・アンサンブル Esbjerg Ensemble の共演です。

Danacord DACOCD567-568 2CD's ヘアマン・D・コペル − 作曲家、ピアニスト 第4集 (声楽作品)
ヘアマン・D・コペル (1908-1998)
 3つのダヴィデの詩編 (Tre davidssalmer) 作品48 (1949)
  (テノール、混声合唱、少年合唱と管弦楽のための)
  ペーテル・リンドロース (テノール) デンマーク国立交響楽団
  デンマーク国立合唱団 コペンハーゲン少年合唱団 ヨン・フランセン (指揮)
  [録音 1978316(DR)]
 5つの聖書の歌 (Fem bibelske sange) 作品46 (1949) (テノールとピアノのための)
  [録音 1976225(DR)]
 2つの歌 (To sange) 作品51 (1950) (テノールとピアノのための) [録音 197766(DR)]
  クアト・ヴェスティ (テノール) ヘアマン・D・コペル (ピアノ) 
 4つの愛の歌 (Fire kærlighedssange) 作品47 (1949) (ソプラノとピアノのための)
  カレン・ヘロプ (ソプラノ) ヘアマン・D・コペル (ピアノ) [録音 1950225(Columbia DDX27)]
 4つの旧約聖書の歌 (Fire gammeltestamentlige sange) 作品49 (1949) (メッツォソプラノとピアノのための)
  グアリ・プレスナー (メッツォソプラノ) ヘアマン・D・コペル (ピアノ) [録音 1969年 (エアチェック録音)]
 2つのダヴィデの詩編 (To salmer af David) 作品55 (1951) (ソプラノとピアノのための)
  [録音 196526(DR)]
 2つの聖書の歌 (Two Bilbical songs) 作品59 (1955) (ソプラノとピアノのための)
  [録音 196526(DR)]

 ダヴィデの詩編42(Davids 42. salme) 作品68 (1960) (ソプラノとピアノのための)
  [録音 1981717(DR)]
 詩編142番、ソロモンの雅歌、詩編100番による3つの歌
  (Three songs on Psalm 142, the Song of Songs and Psalm 100) 作品96 (1976) (ソプラノとピアノのための)
  [録音 1981717(DR)]
 6つの歌 (Seks sange) 作品54 (1951) (ソプラノとピアノのための) [録音 1963年 (エアチェック録音)]
 5つの歌 (Fem sange) 作品64 (1957) (ソプラノとピアノのための) [録音 1963年 (エアチェック録音)]
 3つの歌 (Tre sange) 作品84 (1971) (ソプラノとピアノのための) [録音 1981717(DR)]
  ローネ・コペル (ソプラノ) ヘアマン・D・コペル (ピアノ)  
 3つの歌 (Tre sange) 作品119 (1989) (ソプラノとピアノのための)
  ローネ・コペル (ソプラノ) ニコライ・コペル (ピアノ) [録音 1990(DR) (ライヴ)]
 3つの歌 (Tre sange) 作品121 (1991) (バリトンとピアノのための)
  ビョーン・アスケル (バリトン) ニコライ・コペル (ピアノ) [録音 1991615(SR)] 
試聴盤

◇ヘアマン・D・コペル Herman D. Koppel (1908-1998) のシリーズ。『旧約聖書』の『ダヴィデの詩編』にテクストを求め、ストラヴィンスキーの《詩編交響曲》をモデルに、ホロコーストの記憶も鮮やかな1949年に作曲した3楽章の作品《3つのダヴィデの詩編》 (作品48) は、コペル自身が代表作と考えていた作品。この曲をメインに、聖書による歌曲と、ヨハネス・V・イェンセン Johannes V. Jensen、ポール・ラクーア Paul la Cour らの詩による歌曲が、デンマーク放送 (DR) (一部、個人のエアチェック録音)、スウェーデン放送 (SR)Columbia (Denmark) の音源を使って、まとめられました。晩年の2つの歌曲集は、コペルの孫、後にジャーナリスト (現、ティヴォリ・コンサートホール音楽監督) に転向したニコライ・コペル Nikolaj Koppel (1969-) が共演しています。

Danica DCD8222 チェロのお気に入り 第5集
JS・バッハ (1685-1750) 無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007
フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ (1690-1768) (L・イェンセン編) ラルゴ
トマーゾ・アルビノーニ (1671-1750) アダージョ
マリア・テレージア・フォン・パラディース (1759-1824) シチリアーナ
ヨーゼフ・ハイドン (1732-1809) (ピアティゴルスキー 編曲) アダージョとメヌエット
マックス・ブルッフ (1838-1920) コル・ニドライ 作品47
フェレンツ・リスト (1811-1886) (カサド 編曲) 愛の夢
ジュール・マスネ (1842-1912) エレジー
モーリス・ラヴェル (1875-1937) 亡き王女のためのパヴァーヌ
イーゴリ・ストラヴィンスキー (1882-1971) ロシアの歌
ピョートル・チャイコフスキー (1840-1893) バレエ《眠りの森の美女》 から
  アナス・グレン (チェロ) ヨーアン・ハル・ニルセン (ピアノ)

◇アナス・グレン Anders Grøn は、デンマーク放送交響楽団とデンマーク王立管弦楽団を経て、現在はソロと室内楽の分野で活動を続けるデンマークの奏者。

explore EXP003 フランス・ベールヴァルド (1796-1868) ピアノ五重奏曲 ハ短調 作品5
 ピアノ五重奏曲 イ長調 作品6
  ウィーン・フィルハーモニア五重奏団
   エドゥアルド・ムラゼク (ピアノ) ヴォルフガング・ポドゥシュカ (ヴァイオリン) 他
  [録音 19739月] [Decca (LP) SDD448]
  [制作 クリストファー・レーバーン  録音 ゴードン・パリー、フィリップ・ウェイド] 試聴盤

"explore" は新しいレーベル。LP時代の録音の中から、CD化されていなかったり、すぐに廃盤になった演奏を正式ライセンスにより、リリースしていきます。第1回リリースに、Decca 音源のベールヴァルドがありました。

Footprint Records FRCD025 アンデシュ・ヒュルトクヴィスト (1955-)
 時は木々の中を過ぎゆく − レクイエム (Tiden far i träden - ett requiem)
  クリスティーナ・アドルフソン (朗読) リルケ・アンサンブル
  ムシカ・ヴィテ グンナル・エーリクソン (指揮)
 組曲《愛をください (Ge mig den karlek som krävs)
  クレース・ヤンソン (ヴォーカル) リルケ・アンサンブル
  ムシカ・ヴィテ グンナル・エーリクソン (指揮)
  [録音 2004123日−4日 ヘンメシェー教会 (ヴェクシェー)]
  [制作 ペール・シェーステン、グンナル・エーリクソン、アンデシュ・ヒゥルトクヴィスト  録音 ペール・シェーステン] 
試聴盤

◇スカンディナヴィアの人々にとって自然は、存在という問題に深く関わる姿を示し、象徴することにより、時として宗教に代わる役割を担うことがある……アンデシュ・ヒュルトクヴィスト Anders Hultqvist (1955-) は、この考え方に基づき《時は木々の中を過ぎゆく − レクイエム》を作曲。ラテン語典礼文によるオリジナル曲、スウェーデンの詩人、シンガーソングライターのウレ・アドルフソン Olle Adolfsson (1934-2004) の詩と歌と、スコットランド伝承曲、そして「フォリア (Folia)」の旋律を加え、構成しました。《愛をください》 はアドルフソンの詩と歌による組曲。9世紀イギリス古謡をメロディに使った《故郷への舟旅 (Ro hemåt)》、《真実の愛を見つけた (Nu har jag fått den jag vil ha)》。第3曲《シェプスブロンへ歩く (Marsch på Skeppsbron)》 では、アドルフソンの詩にベートーヴェンの交響曲第7番 (アレグレット) の音楽がつけられています。第3曲の中間部《風 (Blåst)》と第4曲《夕暮れになり (Nu kommer kvällen)》はアドルフソンの歌。終曲の《アリア (Aria)》は、ラーシュ・フォシェル Lars Forssell の詩をテクストにアドルフソンが書いた歌です。全5曲をヒュルトクヴィストが編曲し、組曲にまとめました。

Naxos 8.557600-01 2CD's ヨーゼフ・ハイドン (1732-1809) オラトリオ《四季》
  シビラ・ルーベンス (ソプラノ) アンドレアス・カラシアク (テノール) シュテファン・マクロード (バス)
  ゲヴァントハウス室内合唱団 ライプツィヒ室内管弦楽団 モーテン・シュルト=イェンセン (指揮)

◇エーリク・エーリクソンとチェリビダッケに学んだデンマークの指揮者、モーテン・シュルト=イェンセン Morten Schuldt-Jensen (1958-) による、モーツァルト《レクイエム》 (8.557728) につづくディスク。

Ondnie ODE1065-2 アルベール・ルーセル (1869-1937)
 バレエ《バッコスとアリアドネ (Bacchus et Ariane)》 作品43 組曲第1番・第2
 交響曲第2番 変ロ長調 作品23
  パリ管弦楽団 クリストフ・エッシェンバッハ (指揮)
  [録音 20052月 モガドール劇場 (パリ)、20057月 パリ音楽院 (交響曲)]
  [制作 ミツー・カレ  録音 ミツー・カレ、ジャン=クリストフ・メソニエ (交響曲)]

◇サンデー・タイムズ紙 “2005年優秀レコード” の1枚に選ばれた「ルチアーノ・ベリオ追悼」 (ODE1059-2) につづく、パリ管弦楽団と音楽監督エッシェンバッハによる録音は、3枚からなるルーセル・シリーズの第1作。人生の3つの時代を表現したと言われる交響曲第2番。リヒャルト・シュトラウスのオペラ《ナクソス島のアリアドネ》と同じ題材、孤島に置き去りにされたアリアドネがバッコス (ディオニュソス) と結ばれるというギリシャ神話による《バッコスとアリアドネ》 (バッカスとアリアーヌ)。4つの交響曲の中でも録音の少ない1曲と、ルーセルの代表作の組み合わせです。バレエ組曲は第1番と第2番の両方を演奏。ステージ上の動きが想像できるように、スコアに記された注釈の英訳がブックレットに記載されています。オーケストラのゴージャスな響き。ダイナミックレンジ、広がりと奥行きのある録音。この後、残り3つの交響曲と《蜘蛛の饗宴》がリリースされる予定です。

Ondine ODE1078-2 オンディーヌ・スター・アーティストの祝うモーツァルト・イヤー
 (Mozart Jubileum - Sublime Mozart highlights performed by Ondine star artists)
WA・モーツァルト (1756-1791)
 オペラ《フィガロの結婚》 K492 − ケルビーノのアリア「自分で自分がわからない」
  ケルビーノのアリア「恋はどんなものかしら」
  エリーナ・ガランチャ (メッツォソプラノ) ラトヴィア国立交響楽団
  アレクサンドルス・ヴィルマニス (指揮) [ODE969-2]
 オペラ《ドン・ジョヴァンニ》 K527 − ドン・ジョヴァンニのセレナード「窓辺においで」
  ドン・ジョヴァンニの酒の歌「酒がまわっているうちに」
  ヨルマ・ヒュンニネン (バリトン) エストニア交響楽団 エリ・クラス (指揮) [ODE731-2]
 クラリネット協奏曲 イ長調 K622 − 第2楽章 アダージョ
  カリ・クリーク (バセットクラリネット) タピオラ・シンフォニエッタ ヨン・ストゥールゴールズ (指揮) [ODE1056-2]
 ジングシュピール《ツァイーデ (後宮)》 K344/336b − ツァイーデのアリア「やすらかにお休み、私のいとしい命よ」
  オペラ《フィガロの結婚》 K492 − 伯爵夫人のアリア「楽しい思い出はどこへ」
  ソイレ・イソコスキ (ソプラノ) タピオラ・シンフォニエッタ ペーター・シュライアー (指揮) [ODE1043-2]
 オペラ《フィガロの結婚》 K492 − アルマヴィーヴァ伯爵のアリア「勝ちと決まっただと?」
 オペラ《コジ・ファン・トゥッテ》 K588 − グリエルモのアリア「彼に目を向けてください」
  トンミ・ハカラ (バリトン) タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団 エリ・クラス (指揮) [ODE1048-2]
 ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K218
  ペッカ・クーシスト (ヴァイオリン) タピオラ・シンフォニエッタ オッリ・ムストネン (指揮) [ODE1025-2]

◇ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト! このザルツブルク生まれの音楽家には、さまざまな作家たちが愛情が寄せてきました。スタンダール、ロラン・バルト……。アンリ・ゲオンは、自著『モーツァルトとの散歩 (Promenade avec Mozart)』を “ラブレター” とさえ呼びました。「僕のこと、好き?」と尋ねるモーツァルトにゲオンは、「好きだとも、ヴォルフガング」と答えています。ガランチャ、ヒュンニネン、クリーク、イソコスキ、ハカラ、ペッカ・クーシスト、オッリ・ムストネン……スター・アーティストたちはモーツァルトにどんな想いを抱いているでしょう。「モーツァルト十代の最良の果実。その春のような天真爛漫と子馬のような元気よさをクーシストは鋭敏にとらえている」 (英「グラモフォン」 (200510月号) リチャード・ウィグモア) と評されたヴァイオリン協奏曲。フィンランドの人たちに愛されているアーティストの演奏で祝うモーツァルト・イヤー!

Paula PACD155 モーエンス・クリステンセン (1955-) 声楽、室内楽作品集 第5
 Crystalline DeLight (1995)
  EuHenzeNord リカルド・オドリオソーラ (指揮)
 Libra Eclipticae (2000)
  マリ・レアベク (ピアノ)
 Chemin de diamant (ダイアモンドの道) (1996)
  ニクロース・ヴェルトマン (チェロ) ビョーン・マルムクヴィスト (ダブルベース)
 Pisces Eclipticae (1997)
  クリスティーネ・トーロプ (ピアノ)
 アダージョ (Adagio) (2003)
  ガールン・アンサンブル
 Aries Eclipticae (1997)
  マルヴィーナ・ガールン (ピアノ)
 Anastasis (アナスタシス) (復活) (2004)
  オーフス・シンフォニエッタ セーアン・K・ハンセン (指揮) [録音 2004年 スソー音楽祭 (ライヴ)]

1998年から2001年にかけてコペンハーゲン・フィルハーモニックのレジデント・コンポーザーを務めたクリステンセン Mogens Christensen (1955-) は、Paula が積極的に作品を紹介している作曲家。内面から突き上げる衝動により作曲。現代デンマークでもっとも個性的なスタイルを確立したひとりです。

Point PCD5168 偉大なるヨーロッパ・アンセム
ベンジャミン・ブリテン (1913-1976) 祝祭テ・デウム
ジョン・ヒルトン (16世紀) 主よ、あなたの優しい慈しみによって
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ (1872-1958) O Taste and See
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード (1852-1914) マニフィカト ヌンク・ディミッティス
ガブリエル・フォーレ (1845-1924) レクイエム − ピエ・イェズ
ジョージ・ダイソン (1883-1964) マニフィカト ヘ長調 ヌンク・ディミッティス ヘ長調 他 (全14曲)
  ティステズ教会少年少女合唱団 プレーベン・ネアゴー・クリステンセン (指揮)

Sterling CDB1700 2CD's Gramophone1899 − スウェーデン最初のレコード録音集
イシドル・ダンストレム (1812-1897) 優しい目をした明るい星 (Klara stjärna med ögon snälla)
アンデシュ・フリュクセル ああ、美しいヴェルムランドよ (Ack, Värmeland du skona)
AE・フローヤ 東の国へ私は行こう (Till Österland vill jag fara)
グンナル・ヴェンネルベリ (1817-1901) 先生の恋人 (Magisterns flamma) ウプサラが最高 (Uppsala är bäst)
ヤーコブ・アクセル・ユーセフソン (1818-1880) 星あかり (Stjärnklart)
イーヴァル・ハルストレム (1826-1901) わたしの歌 (Min sång)
オット・リンドブラード (1809-1864) 歌鳥 (Sångfåglarna) (学生歌第2集 から)
カール・ミカエル・ベルマン (1740-1795)
 フレードマンの手紙75番「笑おう、わが子よ友よ (Skratta mina barn och vänner)
作者不詳 スウェーデン農民歌 (Svensk Bondvisa) 祭りの歌 (Festvisa)
 いつか (En annan gång) 他 (全27曲)
  アンナ・ベリストレム=シモンセン 他


リリース情報 − Jazz

Alba ABCD223 新たな始まり (Kynnyksellä) − フィンランド・ジャズ・ショーケース
ラルフ・ニュークヴィスト (1966-) 消えゆく恋 (Poistuva rakkaus)
 海と岸辺 (Meri ja ranta) 夜 (Yö)
ユッカ・リンコラ (1955-) マラリア (Malaria) 朝の波止場 (Aamun satama)
 レディ・デイ (Lady Day) あぶない女 (Femme fatale)
ミア・マカロフ (1970-) 新たな始まり (Kynnyksellä)
サデ・リッサネン (1965-) だから私は歌う (La mie laulan)
ミルヤ・マケラ (1968-) 夜の暗い光の中に (Yön valossa pimeässä) 寒気 (Vilu)
アンナ=マリ・カハラ (1963-) 私のところへ (Tulisit) いつかの私じゃなく (En mä tullut niin kuin ennen)
  KYN (ヘルシンキ経済学校学生会女声合唱団) カイヤ・ヴィータサロ (指揮)
  ソニー・ヘイニラ (サックス、フルート) キルモ・リンティネン (ピアノ) トゥーレ・コスキ (ベース)
  ミカ・カッリオ (ドラムズ) マルック・オウナスカリ (ドラムズ) ペッカ・ニューマン (ジャンベ、ボンゴ)
  [録音 20055月、8月、11月、20061月 ラークソラハティ・チャペル (エスポー)、マスター録音スタジオ (ヘルシンキ)]
  [制作 サデ・リッサネン、ヒルッカ・カンガスニエミ  録音 スイッキ・ヤースカ] 
試聴盤

◇バラード、フォークソング、ジャズ……ユニークなレパートリーで活動を続ける女声合唱団、KYN の創立25周年記念アルバム。更なるヴォーカル表現のスタイルを追求。ミカ・マカロフ Mia Makaroff に委嘱した新作の曲名にちなみ、アルバムタイトルを「新たな始まり」としました。アカペラ、ピアノトリオあるいはサックスやフルートと共演。クラシックの分野でも魅力的な作品を発表しているユッカ・リンコラ Jukka Linkola。ヴォーカルグループ“ヒューマン・オルガン (Human Organ)(Alba NCD12) を創立したサデ・リッサネン Säde Rissanen。フィンランド・ジャズシーンで活躍するミュージシャンと作曲家の作品を、歓びいっぱいに歌います。素敵なアルバム。

Caprice CAP21756 ファビアン・カッレルダール・ガローア − Maxi Music
 Jazz Waltz of Plenty  49th 2nd Longst. The Nearness of You * Instigator of Rebellion
 Ragga-Excerpts American Romance Auge für Auge macht die Welt blind
 The Gothenburg-Agreement
  ファビアン・カッレルダール・ガローア (ピアノ、シンセサイザー、ヴォーカル *)
  ラーシュ・“レイド”・シェルフェルト (ドラムズ) ペール・“フラマン”・ヴェストリング (ギター)
  ステファン・ヴィンゲフォシュ (ベース、ヴォーカル *) リンダ・カッレルダール (ヴォーカル *)
  Jazz in Sweden 2006
  [録音 20061月 ニレント・スタジオ]
  [制作総指揮 マリー・ヴィセーン  録音 ラーシュ・ニルソン] 
試聴盤

◇毎年、ジャズ・ミュージシャンに与えられる "Jazz in Sweden"2006年の受賞者に、ピアニストのファビアン・カッレルダール・ガローア Fabian Kallerdahl Galore が決まりました。自分のトリオ、musicmusicmusic の活動を中心に、スウェーデンの若い世代をリードするミュージシャンのひとりとして、さまざまなセッションに参加してきました。受賞記念のこのアルバムでは、ファビアン自身が選んだメンバーで構成するカルテットが、ホーギー・カーマイケルの《The Nearness of You》以外、自作の曲が演奏されています。

Footprint Records FRCD029 アンデシュ・ヨルミン、セヴェリ・ピューサロ − Aviaja
 Duo Maidens blush Re-grezz El mayor Var o'en Olivia Aamos Elder and honey
 May 11th * So close - so far away Too much nightlife T. Nadjezda Everywhere Aviaja
  アンデシュ・ヨルミン (ベース、ヴォイス、ミニゴング、カリンバ、ログドラム)
  セヴェリ・ピューサロ (ヴァイブ、メロディカ、ログドラム) オーサ・ユーハンソン (ヴォイス) *
  [録音 200539日−11日 ブーヒュース・サウンドレコーディング (クングエルヴ)]
  [制作・録音 ペール・シェーステン、アンデシュ・ヨルミン] 
試聴盤

"Interaction of the poles; Day is conceived by night, Deep in the heart of the hard cherry stone lies a tree in bloom." (極の相互作用。夜は昼をはらませ、硬いサクランボの種の奥深く、花の咲く木が眠る)。《Aviaja》のモットーとなる詩が、ヨルミンとピューサロのデュオから生まれる音楽を示唆します。スウェーデンのベーシスト、アンデシュ・ヨルミン Anders Jormin とフィンランドのヴィブラフォーン奏者、セヴェリ・ピューサロ Severi Pyysalo は、数年にわたり共演を重ねてきた仲間。オリジナル曲、キューバのシルビオ・ロドリゲスと旧ソ連のヴラディーミル・ヴィソツキーの曲が20053月、3日間のセッションで録音されました。息子ペトロのためにセヴェリが書いた《May 11th》には、ペール・シェーステン Per Sjösten の友人、オーサ Åsa Johansson (ヴォーカルアンサンブル、アマンダのメンバー) の声が重ねられ、効果を上げます。

Gemini Records GMCD117 エギル・ユーハンセン・カルテット − Stockholm 1986
 Don't Get around Much Any More Too Late Now Why Try to Change Me Now?/Honeysuckle Rose
 Body and Soul How Long Has This Been Going on? (Back Home Again in) Indiana Sultry Serenade
  スコット・ハミルトン (テナーサックス) クヌード・ヨルゲンセン (ピアノ) スチュアート・ノルディン (ベース)
  エギル・ユーハンセン (ドラムズ)
  [録音 1986422日 Stampen (ストックホルム)]

Gemini Records GMCD121 トゥーレ・ユーハンセン − Like That
 The Inner Child Waltz for Bill I Am That New Day Tomorrow Like That Alone Presence
 Watching Shadows Northern Sun Old Louis To All Four Winds Untitled Meditation
 The End of the Day Song
  トゥーレ・ユーハンソン (トランペット) カーリン・クルーグ (ヴォーカル)
  ユッカ・ペルコ (アルトサックス、ソプラノサックス) ラーシュ・ヤンソン (ピアノ)
  オーレ・モッテン・ヴォーガン (ベース) ロジャー・ユーハンセン (ドラムズ)
  スヴァイヌング・リレビェルカ (ヴァイオリン) ヨン・メーフース (ヴァイオリン)
  オイスタイン・オトナイム・トルプ (ヴィオラ) クリスティン・アルソス・ストラン (チェロ)
  [録音 2005412日、17日 オスロ]

Gemini Records GMCD122 ヤン・ルンドグレン、ゲオルグ・リーデル − Lockrop
 Lockrop Ida's sommarvisa (イーダの夏の歌) M.Z.
 Och jungfrun gick åt Killan (そして娘はシッランに向かった) Solen skiner (太陽は輝く)
 Lille katt (子猫) Arne (アルネ) Dis (薄霧) Stenhuggarens Visa (石工のバラッド)
 Bad Weather Looking Back Blues för Jan Johansson (ヤン・ユーハンソンへのブルース)
 Ramsa (長談義) Dimman lättar (霧が晴れていく) Too Soon
  ヤン・ラングレン (ルンドグレン) (ピアノ) ゲオルグ・リーデル (ベース)
  [録音 2005917日−18日]

Hot Club Records HCRCD153 ジミー・ローセンベルグ − Swinging with Jimmy
 Jimmy the Kid The Flying Dutchmen Intermezzo #1 Blue Strings Intermezzo #2
 Swinging with Jimmy Intermezzo #3 Jimmy
the Kid Jimmy's Rumba Isn't She Lovely
 All of Me After You've Gone Webster Wave Nuage A Party for the Old Folks
 The Old Country Rose Room
 他
  ジミー・ローセンベルグ (ギター・ソロ) アンジェロ・ドゥヴァール (ギター) アンドレアス・オーベルグ (ギター)
  ホットクラブ・ド・ノルヴェージュ  ヨン・ラーシェン (ギター) ペール・フリーデンルン (ギター)
   フィン・ファウゲ (ヴァイオリン、ハーモニカ) スヴァイン・オルブスター (ベース)
   オーラ・クヴェルンベルグ (ヴァイオリン) 他

Hot Club Records HCRCD182 アンドレアス・オーベルグ − Solo
 Gingerbread Boy All God's Things Got Rhythm Old Folks But Not for Me Soon Tenderly
 Venus Open Road Yesterdays
 他
  アンドレアス・オーベルグ (エレキギター、アクースティックギター)

Hot Club Records HCRCD196 ヨン・ラーシェン・カルテット − Short Stories from Catalonia
 ルピト ロザレルト モントセラート エル・ベレロ バー・パスティス アディオス・マルチェッロ エルス・ヨグラース
 ミュージック・ノイル ビエルボール ラセンソール エルス・クアトレ・ガッツ アンナ・デ・コルドニウ ラ・マシア
 セット・ポルテス
  ヨン・ラーシェン (ギター) ビエル・バジェステル (ギター) スヴァイン・オルブスター (ベース)
  ホーコン・ミャセット・ヨハンセン (ドラムズ) オイヴィン・オルセン・ヴァーレン (ドラムズ)

Phono Suecia PSCD166 コンポーザーザズ・ビッグ・ファン (Composer's Big Fun)
 とどのつまり (Syvende och sist) 全開 (Full öppning) あなたはどこに行った (Var är du nu)
 文化 1 (Kultur 1) 日没 (Sunset) 時の雰囲気 (Tidsstämning) ピサガ (Pisagua)
 人間の要素 (Ingredienser till manniska) 文化 2 (Kultur 2)
  コンポーザーザズ・ビッグ・ファン
   アン=ソフィ・セーデルクヴィスト (フリューゲルホルン・ソロ)
   アルベット・ピントン (コントラバスクラリネット・ソロ) ラーシュ・リンドグレン (トランペット・ソロ)
   ニクラス・リュド (バストロンボーン・ソロ) アンデシュ・オストランド (ヴィブラフォーン・ソロ)
   スタファン・スヴェンソン (トランペット・ソロ) ユーハン・サクリソン (ピアノ・ソロ)
   スヴェン・ベリグレン (トロンボーン・ソロ) ヤン・レーヴァンデル (アルトサックス・ソロ) マリ・ベリマン (ヴォーカル)
   ヨアシム・ミルデル (テナーサックス、ソプラノサックス・ソロ) パトリク・スクーグ (トランペット・ソロ)
   マッツ・"ディケン"・ヘドレニウス (トロンボーン・ソロ) デイヴ・ウィルチェフスキ (ソプラノサックス・ソロ)
  [録音 2005613日−18日 アトランティス・スタジオ]
  [制作 ヤン・クリング  録音 ヤンネ・ハンソン、グンナル・ヌーデーン] 
試聴盤

◇コンポーザーザズ・ビッグ・ファン Composer's Big Fun は、3人のバンドリーダー −− アン=ソフィ・セーデルクヴィスト Ann-Sofi Söderqvist、ヤン・レーヴァンデル Jan Levander、ヨアシム・ミルデル Joakim Milder −− が選んだミュージシャンによるビッグバンド。スペイン風、ヘビーブルース……いろいろな色彩をもつ曲も3人のオリジナル。Opus 3 からアルバム (CD22051) をリリースしたばかりのデイヴ・ウィルチェフスキ Dave Wilczewski をはじめ、スウェーデン・ジャズシーンで活躍するプレーヤーが集まり、アメリカの伝統的なスタイルとも違う気分のビッグバンド・ミュージックを聴かせます。

 

リリース情報 − Blues, Folk & World Music

Footprint Records FRCD035 アマンダ (Amanda)Tres
 Chilumi A manniska Come along Voodoo child (Slight Return)
 Oberoende vad fursten sager Seguidilla Help Med angslan sorg och stort besvar
 Berusa er Sueno de mar Mwen sot anba Om du var har Don't explain Ogou
 With or without you Wild mountain thyme
  アマンダ キューバ・ジャム・オーケストラ
  [録音 20054月、5月、8月 アパラト・スタジオ]
  [音楽監督 オーサ・ユーハンソン、フランシス・ショーネシー、アマンダ
   制作・録音 ヘンリク・セーデルブルム、ペール・シェーステン 制作 (Don't explain) ペール・ストールビ] 
試聴盤

1981年の結成。ヴォーカルアンサンブルのアマンダ Amanda には、ロックとポップスの歌手、フォーク・ミュージシャン、クラシカル音楽のミュージシャン、俳優が加わっています。スウェーデン国内だけでなく、リオとハバナの合唱祭をはじめ、世界各地で行われるさまざまなプロジェクトに参加。ジャンルや形式にとらわれない自由な創造活動を行ってきました。オリジナル曲をメインに、民謡と伝承曲、有名な曲も演奏されます。このアルバムのプログラムは、ジミー・ヘンドリクスの《Voodoo child》、ビゼーの《セギディーリャ》、レノン/マッカートニーの《ヘルプ》、ビリー・ホリデーの《Don't explain》、スウェーデンとケルトとハイチの伝承曲も加え、構成されました。

Caprice CAP21759 エフカル (Efkar)Back to Anatolia
 Anadolu Fincanin Etrafi Abdal Olsam Serenler Zeybegi Aarix Wedding jam
 
Sad Olup Gülmedim Al Yazma Zeybegi Darbuka solo Bahçada Yesil Cinar
 
Tamzara

  エフカル
  [録音 2005117日-10日 アトランティス・スタジオ (ストックホルム)]
  [制作 ドラガン・“アビ”・ブヴァチ、エフカル  録音 ヤンネ・“ババ”・ハンソン] 
試聴盤

◇小アジア、現在はトルコ領のアナトリアからスウェーデンとヨーロッパに移ってきたミュージシャンたち。エフカル Efkar は、彼らが祖国の想いと憧れを音楽によって共有するために結成されました。トルコの人気ミュージシャン、パンクのドラマーとしてヨーロッパで活動している奏者、若い女性ヴォーカル。多様なメンバーが、伝統の楽器とスタイルにより、かつてのトルコ民俗音楽を今に伝えます。


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