Newsletter No.92   15 August 2006

 

リリース情報

Acoustica ACCD1015 ヤン・カールステット (1926-2004)
 弦楽四重奏曲第4番 作品31 (1972)
 弦楽四重奏曲第5番 作品32 (1977)
 弦楽四重奏曲第6番 作品60 (1998)
  リュセル四重奏団
  [録音 19951015日 エークリンデン・スクール講堂 (ナッカ)、
      2004
127日−30日 ダーラ=イェーナ教会]
  [制作 マッツ・アルンベリ、マッツ・ヘルベリ  録音 マッツ・ヘルベリ] 試聴盤

◇スウェーデンには弦楽四重奏曲の長く輝かしい伝統があります。18世紀、アンデシュ・ヴェスストレム Anders Wesström (1722-1781)、ユーセフ・マッティン・クラウス Joseph Martin Kraus (1756-1792) らの古典時代。フランス・ベールヴァルド Franz Berwald (1796-1868)、ヴァルボリ・アウリン Valborg Aulin (1860-1928)、ステーンハンマル Wilhelm Stenhammar (1871-1927) がスウェーデン音楽の新しい時代を告げる作品を発表した19世紀。そして20世紀には、アルゴット・ハクヴィニウス Algot Haquinius (1886-1966)、ルーセンベリ Hilding Rosenberg (1892-1985)、ヨン・フェーンストレム John Fernström (1897-1961)、ヴィレーン Dag Wirén (1905-1986)、ラーシュ=エーリク・ラーション Lars-Erik Larsson (1908-1986) がこの伝統を受け継ぎました。

 そのラーションにストックホルムの王立音楽大学で作曲を学んだヤン・カールステット Jan Carlstedt (1926-2004) の作品も20世紀スウェーデン最良の遺産に挙げられます。彼が書いた弦楽四重奏曲は7曲。1951年から1952年にかけて第1番を作曲。亡くなった2004年に第7番が完成し、さらに第8番と第9番の構想もあったと言われます。彼の弦楽四重奏曲の特色は、ウィーン古典時代、スウェーデンの伝統、バルトーク、ショスタコーヴィチ、ブリテンら20世紀の作曲家の作品など、さまざまな様式を意識しつつ、カールステット独自の音楽を作り上げたこと。緊密に書かれていながら、音楽の自由な歓びにみちた作品群です。第1集 (第1番・第2番・第3番) (ACCD1013) につづくリュセル四重奏団 Lysellkvartetten による第2集。第5番と第6番は、これが初めての録音です。

[関連ディスク] カールステット "室内楽作品集" Phono Suecia PSCD101
 カールステット "弦楽四重奏曲第1番−第3番" Acoustica ACCD1013

Alba ABCD204 ユルキ・リンヤマ (1962-)
 ヴェスペレ (Vesper) (晩祷) (2003) (バリトン、混声合唱と室内アンサンブルのための)
  ユハ・コティライネン (バリトン) フィンランド放送室内合唱団
  エーリク=オーロフ・セーデルストレム (指揮)
  ツァグロス (室内アンサンブル) アキ・ヴィルタネン (打楽器)
  エレ・リエヴォネン (ハープシコード)
  [録音 2003118日 エスポー旧教会 (ライヴ)] [録音 トンミ・スロッテ] 試聴盤

◇モダンだがモダニストではない。伝統を意識してはいるが伝統主義者ではない。ユルキ・リンヤマ Jyrki Linjama (1962-) は、特定のスタイルにこだわることなく、みずからの道を求めて歩む作曲家です。音楽は人間性の表現。つねに彼は偉大なもの、高貴なものをめざします。「マリアの賛歌 (マニフィカト)」を中心に置き、主に感謝し、主を賛美する4つの詩編 (111番、112番、113番、117番)、「主の祈り」。《ヴェスペレ (晩祷)》は、グレゴリオ聖歌も素材に、静かな祈りと祝いの気分にみちた大作です。エスポー旧教会で行われた初演をライヴ録音。フィンランド放送との共同制作によるアルバムです。

Alba ABCD221 トマス・ビューストレム (1772-1839)
 3つのヴァイオリンソナタ 作品1 (c.1797)
  ソナタ第1番 変ロ長調 ソナタ第2番 ト短調 ソナタ第3番 変ホ長調
  トゥイヤ・ハッキラ (フォルテピアノ)
  シルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク (ヴァイオリン)
  [録音 2005131日−22日 クーサンコスキ・ホール]
  [制作 ラウラ・ヘイキンヘイモ  録音 マッティ・ヘイノネン] 試聴盤

◇トマス・ビューストレム Thomas Byström (1772-1839) はロシア皇帝とスウェーデン国王に士官として仕えながら、作曲と演奏をたしなんだアマチュア音楽家です。フィンランドの音楽が古典からロマンティシズムに変わる時代に名を残しました。「オブリガート・ヴァイオリンとクラヴサンまたはピアノのための3つのソナタ (Trois sonates pour le Clavecin ou Pianoforte avec accompagnement d'un violin obligé)」として出版された3曲は彼の代表作。バッタリア Battalia のメンバー、シルッカ=リーサ・カーキネン・ピルク Sirkka-Liisa Kaakinen-Pilch のヴァイオリン。トゥイヤ・ハッキラ Tuija Hakkila (1959-) のフォルテピアノ。ロマンティック時代の到来を予示するクラシカルな音楽がチャーミングに、美しく響きます。

[関連ディスク] "リタンデル兄弟の音楽" (トゥイヤ・ハッキラ) Alba ABCD179

Alba ABCD225 SACD (5.0 Multichannel/Stereo hybrid) カミーユ・サン=サーンス (1835-1921)
 3つの前奏曲とフーガ 作品99 幻想曲 変ホ長調 幻想曲 変ニ長調 作品101
 幻想曲 ハ長調 作品157
 3つの前奏曲とフーガ 作品109
  ヤン・レヘトラ (オルガン)
  [マンッタ教会 (フィンランド) のJL・ファン・デン・フーヴェル・オルガン]
  [録音 2005831日 マンッタ教会] [制作 ヤン・レヘトラ  録音 ミカ・コイヴサロ] 試聴盤

◇交響曲ニ短調のセザール・フランク (1822-1890)、オルガン交響曲に名作を残したヴィドール (1844-1937)。ふたりの“交響作家”と同時代にオルガニストとして活躍しながら、作曲家サン=サーンスは、幻想曲、前奏曲とフーガといった比較的小さな作品を得意にしていました。ヤン・レヘトラ Jan Lehtola (1972-) の弾くJL・ファン・デン・フーヴェル・オルガンは、低域を受け持つペダルの数が4。小規模の楽器から生まれる音色と響きがサン=サーンスの上品な音楽に似合います。

Arena AR05004
フランツ・シューベルト (1797-1828) ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D960
ヨハネス・ブラームス (1833-1897) 8つのピアノ小品 作品76
  トーリ・ストードレ (ピアノ) [録音 20053月 ヤール教会 (ベールム、ノルウェー)]
  [制作 アルネ=ペーテル・ルーグナン] 試聴盤

◇トーリ・ストードレ Tori Stødle は、オスロでロベルト・リフリング、シュトゥットガルトでユルゲン・ウーデに師事。1970年にノルウェー・デビュー。ソロイストとして活動しながら、トロムソ大学音楽院の助教授を務めています。

Ars Produktion ARS38016 SACD (Multichannel/stereo hybrid)
ベルンハード・ヘンリク・クルーセル (1775-1838) クラリネット協奏曲全集
 クラリネット協奏曲第2番 ヘ短調 作品5 クラリネット協奏曲第3番 変ロ長調 作品11
 クラリネット協奏曲第1番 変ホ長調 作品1
  エリック・ホープリチ (クラリネット) ケルン・アカデミー
  ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンス (指揮)
  [録音 2005117日−10日 インマヌエル教会 (ドイツ、ヴッペルタール)]

18世紀オーケストラの首席奏者、ホープリチと、ピリオド楽器グループ、ケルン・アカデミーによるクルーセル。

BBC Legends BBCL4190 ヒシュテン・フラグスター (キルステン・フラグスタート)
エドヴァルド・グリーグ (1843-1907) 歌曲集
 春 (Våren) 作品33-2 若者 (Guten) 作品33-1 ルンダーネで (Ved Rundarne) 作品33-9
 たどり着くところ (Fyremål) 作品33-12 初めての出会い (Det første møde) 作品21-1
 希望 (Ett håb) 作品26-1 白鳥 (En svane) 作品25-2 エロース (Eros) 作品70-1
 モンテ・ピンチョから (Fra Monte Pincio) 作品39-1 君を愛す (Jeg elsker dig) 作品5-3

リヒャルト・ワーグナー (1813-1883) 歌曲集《ヴェーゼンドンクの5つの詩》
 楽劇《トリスタンとイゾルデ》− 愛の死「優しくかすかな彼のほほえみ」
  ヒシュテン・フラグスター (キルステン・フラグスタート) (ソプラノ)
  BBC交響楽団 サー・マルカム・サージェント (指揮)
  [録音 195797日 ロイヤル・アルバートホール
       (グリーグ没後50周年記念、ロンドン・ラストコンサート) (ライヴ) (グリーグ)、
      19531014日 ロイヤル・フェスティヴァルホール (ライヴ)]
[ボーナストラック] ジョン・カルショー、フラグスター没後10年を追悼して語る
  [録音 19728月 BBCスタジオ (ロンドン)]

◇グリーグ歌曲集は、「ヒシュテン・フラグスター・コレクション 第3集 ライヴ録音 1948年−1957年」 (Simax PSC1283) と同じイギリス国立図書館アーカイヴ所蔵の音源による。

BIS CD1485 ジャン・シベリウス (1865-1957) 管弦楽のための作品集
 イン・メモリアム (In memoriam) (葬送行進曲) 作品59 (1909年第1稿・1910年第2稿) (管弦楽のための)
 2つの荘重な旋律 (Zwei ernste Melodien) 作品77 (チェロと管弦楽のための)
  頌歌「わが心の喜び」 (Cantique "Laetare anima mea")
 
 献呈「わが心からの」 (Devotion "Ab imo pectore")
 プレスト (スケルツォ) (Presto, Scherzo) (弦楽オーケストラのための)
  (弦楽四重奏曲 変ロ長調 作品43楽章)
 トゥオネラのレンミンカイネン (Lemminkäinen Tuonelassa) 作品22-2 (1896年版、コリン・デイヴィス版に基づく2004年復元版)
 ユモレスク (Humoresque)1番 ニ短調 (即興曲 (Impromptu)) (1917年第1稿) (ヴァイオリンと管弦楽のための)
 抒情的なワルツ (Valse lyrique) 作品96a (管弦楽のための)
 田園的な情景《昔むかし》 (Scène pastorale "Autrefois") 作品96b (2つのクラリネットと管弦楽のための)
 騎士のワルツ (Valse chevaleresque) 作品96c (管弦楽のための)
  マルコ・ユロネン (チェロ) ヤーコ・クーシスト (ヴァイオリン) ラハティ交響楽団 オスモ・ヴァンスカ (指揮
)

BIS CD1564 ニコス・スカルコッタス (1904-1949) ピアノのためのバレエ音楽
 バレエ組曲《ギリシアの地と海》 (1948) バレエ組曲《島々の映像》 (1943) バレエ組曲《乙女と死》 (1938)
 アケロンへの行列 小舞曲《エーコー》
  ロレンダ・ラモウ (ピアノ)

BIS CD1585 Danzas
ニクラス・シヴェレーヴ (1968-) 3つの舞曲 (2005)
パウル・ヒンデミット (1895-1963) テューバソナタ
ゴードン・ジェイコブ (1895-1984) テューバ組曲 (1972)
レナード・バーンスタイン (1918-1990) ミッピィ三世のためのワルツ (1948)
アンソニー・プログ (1947-) 3つの小品 (1990)
アストル・ピアソラ (1921-1992) 天使のミロンガ アディオス・ノニーノ ブエノスアイレスの冬
  オイスタイン・ボーズヴィーク (テューバ) ニクラス・シヴェレーヴ (ピアノ)

BIS SACD1605 SACD (Multichannel/stereo hybrid) アントニオ・ヴィヴァルディ (1678-1741)
 ヴァイオリン協奏曲集《和声と創意への試み》作品8 − 《四季》RV269, RV315, RV293, RV297
 弦楽のための協奏曲 ニ長調 RV124 リコーダー協奏曲 ト長調 RV437 リコーダー協奏曲 ハ短調 RV441
  アルテ・デイ・スオナトーリ ダン・ラウリン (リコーダー)

BIS CD1683/84 2CD's ジェルジ・リゲティ (1923-2006) ピアノ曲全集
 練習曲集 第1(1983-85) 練習曲集 第2(1988-93) 練習曲第15番 練習曲第16
 ファラッケの心 (1994) 行進曲 (1942) (4手のための) ポリフォニー練習曲 (1943) (4手のための)
 アレグロ (1943) (4手のための) 2つのカプリッチョ (1947) インヴェンション (1948) 
 ソナティネ (1950) (4手のための) 3つの婚礼舞曲 (1950) (4手のための)
 ムジカ・リチェルカータ (1951-53) 半音階的幻想曲 (1956) 3つのバガテル (1961)
 記念碑、自画像、運動 (1976) (2台のピアノのための)
  フレードリク・ウッレーン (ピアノ) [CD783, CD983]

Carus CV83.194 ユーセフ・マッティン・クラウス (1756-1792)
 弦楽四重奏曲 ホ長調 弦楽四重奏曲 ハ短調 弦楽四重奏曲 ト長調 弦楽四重奏曲 変ロ長調
 弦楽四重奏曲 ト短調
  ザラゴン四重奏団

COE Records CDCOE814 budget WA・モーツァルト (1765-1791)
 オーボエ協奏曲 ハ長調 K271k
  ダグラス・ボイド (オーボエ) ヨーロッパ室内管弦楽団 パーヴォ・ベリルンド (ベルグルンド) (指揮) [CDCOE808]
 協奏交響曲 変ホ長調 KAnh9/C14.01/297b
  ダグラス・ボイド (オーボエ) リチャード・ホスフォード (クラリネット) ロビン・オニール (バスーン)
  ジョナサン・ウイリアムズ (ホルン) ヨーロッパ室内管弦楽団 アレグザンダー・シュナイダー (指揮)
 クラリネット協奏曲 イ長調 K622
  リチャード・ホスフォード (クラリネット) ヨーロッパ室内管弦楽団 アレグザンダー・シュナイダー (指揮)
  [ASV CDCEO814]

dacapo 8.226036 アナス・コペル (1947-) サクソフォーンと管弦楽のための作品集
 サクソフォーン協奏曲第1(1992 rev.2004)
 サクソフォーン協奏曲第2(2003) (アルトサクソフォーンと管弦楽のための)
 白鳥の歌 (Swan Song) (1987/2005) (アルトサクソフォーン、ハープと弦楽のための)
  ベンヤミン・コペル (サクソフォーン) オーゼンセ交響楽団
  ニコレ・モルドヴェアヌ (指揮)
  [録音 2005926日−101日 カール・ニルセン・ホール (オーゼンセ)]
  [制作 ヘンリク・スライボー  録音 クヌーズ=エリク・エスマーク] 試聴盤

◇アナス・コペル Anders Koppel (1947-) は現代デンマークでもユニークな作曲家のひとりです。作曲家のヘアマン・D ・コペル Herman D. Koppel (1908-1998) を父に、兄のトマス・コペル Thomas Koppel (1944-2006) も作曲家、ピアニスト、ポップミュージシャンという音楽一家に育ちました。ヨーロッパ・クラシカル音楽の伝統を踏まえながら、ワールドミュージック、ロック、ジャズの分野でも活動し、兄のロックバンド Savage Rose や結成から30年を迎えたトリオ、Bazaar のミュージシャンとして身につけた音楽語法は作曲に活かされ、それが彼の音楽の特色のひとつと言われます。ソロを担当するベンヤミン・コペル Benjamin Koppel (1974-) は、彼の子。オーゼンセ交響楽団のソロイスト兼プレーヤーです。

dB Productions dBCD57 Classical ロマン・マチェイェフスキ (1910-1998)
 13のマズルカ (1932)
  ミカル・ヴェソウォフスキ (ピアノ)
 弦楽三重奏曲《朝の歌 (Matinata)(1948)
  ペーテル・スピスキ (ヴァイオリン) トゥルビョーン・ヘランデル (ヴィオラ) マリウス・コヴァルスキ (チェロ)
 ヴァイオリンソナタ (1938)
  ペーテル・スピスキ (ヴァイオリン) マンリオ・ジョルダーノ (ピアノ)
  [録音 19961月−7月、19974月−5月 スウェーデン放送 (マルメ) 第7スタジオ]
  [制作 ボッセ・ベリクヴィスト  録音 シェル=オーケ・ベルネション] 試聴盤

◇ロマン・マチェイェフスキ Roman Maciejewski (1910-1998) はベルリン生まれ。シュテルン音楽院でピアノ、ポーランドに移ってからシコルスキに作曲法を教わりました。パリ、イギリス、スウェーデン、アメリカを転々とし、最後は、夫人の故郷、南スウェーデンのヨーテボリで生涯を閉じます。多くのジャンルをこなしながら、彼の音楽は、ほとんど紹介されたことがありません。ショパン、シマノフスキと同じくポーランドの舞曲マズルカの魂をとらえたとされる、ピアノのための《マズルカ》。《夜の影》、《日の出の歌》、《毎日のラッシュ》。3つの楽章に副題のついた弦楽三重奏曲。フランスの影響を感じさせるヴァイオリンソナタ。成功と名声を求めず、心の声に耳を傾けた音楽家の作品集です。

dB Productions dBCD58 Classical  JS・バッハ (1685-1750) (ヘンリク・フレンディン 編曲)
 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903 (ヴィオラとハープシコードのための)
 組曲 ハ短調 BWV997 (ヴィオラとハープシコードのための)
 ヴィオラ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ホ長調 (BWV169, 49 & 1053 から再構成)
  ヘンリク・フレンディン (ヴィオラ)
  ルーヴェ・デルヴィンゲル (ハープシコード) ヴェステロース・シンフォニエッタ
  [楽器 フェルディナント・アウグスト・ホモルカ (プラハ) (1875年) (ヴィオラ)、
     マッツ・アルヴィドソン (1984年)]
  [録音 19991115日−16日 ヴェステロース、200066日−7日 マルメ]
  [制作 ドラガン・ブヴァチ] 試聴盤

◇ヴィオラという楽器に隠された可能性。バッハはそれを知っていた! スウェーデンを代表する奏者、ヘンリク・フレンディン Henrik Frendin がバッハの作品をヴィオラで演奏。

dB Productions dBCD63 Classical Epitome (要約) − フランスのフルート音楽
ガブリエル・フォーレ (1845-1924) 幻想曲 ハ長調 作品79
アンドレ・ジョリヴェ (1905-1974) 5つの呪文 (フルートソロのための)
アルベール・ルーセル (1869-1937) フルートを吹く人たち 作品27
オリヴィエ・メシアン (1908-1992) 黒つぐみ (1951)
クロード・ドビュッシー (1862-1918) フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ (1915)
  テリエ・ティヴァング (フルート) ウッレ・ショーベリ (ピアノ)
  トゥルビョーン・ヘランデル (ヴィオラ) マリー・オーストレム (ハープ)
  [制作 ケント・オーロフソン] 試聴盤

◇「ひとかじりの果実よりも甘美な苦痛……血は津波となり、きゅうくつな水路を走り抜ける……白いテーブルクロスにシャンペンと苺、ハーブソースのかかった鳩肉のロースト……おんなの香りが肌に痛い……荒れる波頭と愛撫する水の滴り」。テリエ・ティヴァング Terje Thivang (1958-)。フランスの音楽を奏でるスウェーデンの笛は、冷たく澄んだ湖に人を誘う水の精の歌に聞こえる。

dB Productions dBCD69 Classical スパニッシュ・ギターの声 − グンナル・スピュート
イサーク・アルベニス (1860-1909) (グンナル・スピュート 編曲)
 サンブラ・グラナディーナ マリョルカ タンゴ
エンリケ・グラナドス (1867-1916) (グンナル・スピュート 編曲)
 スペイン舞曲第5番 ゴヤのマハ 献呈
ロルフ・マッティンソン (1956-) 反射 (Reflexer) 作品15
モーリス・カルコフ (1927-) Japanese Nocturne (ジャパニーズ・ノクターン)
ヒルディング・ハルネス (1903-1984) 3つの幻想曲 (Tres Fantasier)
レオ・ブロウウェル (1939-) 舞踏をたたえる
  グンナル・スピュート (ギター)
  [録音 19869月 トリューデ教会] [制作・録音 ベッティル・オストベリ] 試聴盤

◇「スパニッシュ・ギターの声をはじめに知ったことが、クラシカル・ギターを弾くことにつながった。暗く、まだ知らぬ世界から聞こえてくる、人を深く理解するために必要な声」。スウェーデンのギタリスト、グンナル・スピュート Gunnar Spjuth (1952-) のために書かれた作品と、スピュートの編曲によるアルベニスとグラナドスによる曲集。

dB Productions dBCD89 Art/Contemporary
コンティヌア (Continua) − 中世と現代のリコーダー音楽
ケント・オーロフソン (1962-) コンティヌア (Continua) I-V
作者不詳 (14世紀のエスタンピー) In Pro (ソプラノリコーダーとベンディルのための)
フランコ・ドナトーニ (1927-2000) Nidi (巣) II (1992) (テナーリコーダーのための)
ケント・オーロフソン (1962-) リコーダーのためのトレッチャ (Treccia for recorder) (2000)
作者不詳 (14世紀のエスタンピー)
 イザベラ (Isabella) (アルトリコーダーとミルダンガムのための)
クリカン・ラーション (1956-) ファッテインへの手紙 (Brev till Fartein) (2002) (テナーリコーダーのための)
篠原真 (1931-) Fragmente (断片) (1968) (テナーリコーダーのための)
スタファン・モッセンマーク (1961-) Rest in the Shadow (木陰の休息) (2001)
ブロンデル・ド・ネスル (12世紀) L'amour dont sui espris (アルトリコーダーとクリスタルボウルのための)
  シェシュティン・フローディン (リコーダー) レイフ・カールソン (ベンディル、ミルダンガム)
  スタファン・モッセンマーク (クリスタルボウル)
  [録音 20024月、10月、11月、20031月] [制作・録音 ケント・オーロフソン] 試聴盤

◇「中世の音楽に新しい息吹を与えることは、現代の作曲家たちと共同作業するのと同じくらい、私にとって創造的なこと」 (シェシュティン・フローディン)。フローディン Kerstin Frödin (1971-) はこのアルバムで、中世と現代の音楽に共通する魅力を探ります。エスタンピー (舞曲の一種) 2曲。フランスの吟遊詩人ブロンデル・ド・ネスル Blondel de Nesle の音楽。友人オーロフソンがフローディンのために書いた、3つの楽器 (ソプラノ、アルト、テナー) を持ち替える《トレッチャ》。十二音と無調から独自の音楽を作り上げたノルウェーの作曲家、ファッテイン・ヴァーレンへのオマージュ。エレクトロ=アクースティックによる《コンティヌア》を間奏曲に、中世と現代の音楽による枝編み細工 (wickerwork) の完成です。

dB Productions dBCD105 Classical Anecdotes (逸話)
ヨハン・カスパル・メルツ (1806-1856) エレジー (遺作)
 吟唱詩人の調べ 作品13 − 愛の歌 スケルツォ 無言歌 タランテラ 遠く去った人に 不安
フランシスコ・タレガ (1852-1909) アランブラ (アルハンブラ) の思い出 3つの前奏曲
 前奏曲 ホ長調 《涙》 前奏曲 ニ短調 《哀歌》 前奏曲 ヘ長調 《われ祈らん》
 アラビア奇想曲
アンドレアス・セゴビア (1893-1987) 5つの逸話 霧
  モッテン・ファルク (ギター)
  [録音 20042月、4月 セーレム教会] [制作 クリストファー・アンシン  録音 マッツ・アクセルソン] 試聴盤

◇ロマンティックだった時代の旅。3人の作曲家が語る短い物語。愛と喪失、幸福と陶酔。詩とも逸話とも呼べる短編は、人生のさまざまな局面を映し出す。モッテン・ファルク Mårten Falk (1973-) はスウェーデンのギタリスト。アルベルト・ポンセ、マヌエル・バルエコ、デイヴィッド・スタロビン、ナイジェル・ノースらに教えを受け、現在、ソロイスト、作曲家として活躍しています。

Euridice EUCD33 2CD's フリチョフ・アンデシェン (1876-1937) 歌曲全集 (全36曲)
  オーセ・ヘレン・クリスタード (ソプラノ) セルゲイ・オサドチュク (ピアノ) セシーリエ・コック (チェロ)

Kampen Janitsjar KJO-CD4 Livets glade gutter (人生を謳歌する若者たち)
 Sing As We Go Her Kommer livets glade gutter (人生を謳歌する若者たちがやってくる)
 カナディアン・ディキシー タイガー・ラグ わが心のジョージア 他 (全25曲)
  カンペン・ヤニツヤール (コンサートバンド)

Naxos 8.557404
カール・ライネッケ (1824-1910) ハープ協奏曲 ハ短調 作品182
  ファブリス・ピアース (ハープ) スウェーデン室内管弦楽団 パトリック・ガロワ (指揮)
カール・ライネッケ (1824-1910) (パトリック・ガロワ 独奏パート編曲) フルート協奏曲 ニ長調 作品283
カール・ライネッケ (1824-1910) バラード 作品288 (フルートと管弦楽のための)
  パトリック・ガロワ (ハープ) スウェーデン室内管弦楽団 ファブリス・ピアース (指揮)

NORCD NORCD0557 dikt (詩) − カール・セーグレム (作曲)
 ヨン・フォッセの詩に寄せる音楽 (全22曲)
  ヨン・フォッセ (朗読)

nosag CD119 (FIM CD05-1) 慰めのための音楽 2005 (Musik till tröst 2005)
JS・バッハ (1685-1750) (マッツ・ルーディウス (1956-) 編曲)
 フーガの技法 BWV1080 − コラール「われら悩みの極みにありて (Wenn wir in höchsten Nöten sein)
 音楽の捧げ物 BWV10793声のリチェルカーレ 6声のリチェルカーレ
 フーガの技法 BWV10803声のフーガ
マッツ・ルーディウス (1956-) Jättekort requiem till Mor utifall att (フルートとオルガンのための)
ガブリエル・フォーレ (1845-1924) パヴァーヌ (Pavane) (フルートとオルガンのための)
 コンクールの小品 (Pièce du Concours) (フルートとオルガンのための)
GP・テレマン (1681-1767) ソナタ ト長調 TWV40:101 - 第2楽章
マリア・テレージア・フォン・パラディース (1759-1824) シチリアーナ (Sicilienne) (フルートとオルガンのための)
  キンガ・プラーダ (フルート) アリカ・ツェルコフナヤ (フルート) ユーセフィン・ヘーグヴィーデ (アルトフルート)
  スティーグ・ベンクトソン (バスフルート) ベンクト・クリスチャンソン (フルート)
  クリスティーナ・カウフェルト (ピッコロ) エーイェ・カウフェルト (アルトフルート) マッツ・ルーディウス (フルート)
  ユーセフィン・ニルソン (フルート) マティアス・シェルグレン (オルガン)
  [録音 2005年 マリア教会 (シーグトゥナ)] 試聴盤

◇ストックホルムのオーケストラの元奏者3人 −− 王立管弦楽団のスティーグ・ベンクトソン Stig Bengtson (ヤン・ベンクトソンの父)、ストックホルム・フィルハーモニックのベンクト・クリスチャンソン Bengt Christiansson とエーイェ・カウフェルト Eje Kaufeldt −− と、王立音楽大学で教えるマッツ・ルーディウス Mats Rodius を中心に、フルートの学生もまじえたアンサンブル。

Proprius PRSACD2036 SACD (4.0 Multichannel/stereo hybrid)
Dancing BachJS・バッハ (1685-1750)
 管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV1067
 ヴァイオリンソナタ ト長調 BWV1021 (ヴァイオリン、チェロ、テオルボとハープシコードのための)
 2声のインヴェンション第6番 ヘ長調 BWV779 (ヴィオラとバスーンのための)
 無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007 (バスーンのための) − サラバンド メヌエット
 無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番 ハ長調 BWV1005 (ヴィオリーノ・グランデのための) − アレグロ・アッサイ
 無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV1008 (ヴィオリーノ・グランデのための) − サラバンド
 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2BWV1004 − アルマンド クラント サラバンド ジグ
 管弦楽組曲第1番ハ長調 BWV1066
 2声のインヴェンション第13番 イ短調
BWV779 (ヴィオラとバスーンのための)

  ストックホルム・バロック管弦楽団
   マッツ・クリングフォシュ (フルート、バスーン) ラーシュ・ヴァルンスード (ヴァイオリン)
   ミカエル・マーリン (ヴィオリーノ・グランデ、ヴィオラ) マグダレーナ・モルディング (チェロ)
   ユーナス・ドミニク (ダブルベース) カール・ニューリン (テオルボ、バロックギター)
   ペーテル・レンネルベリ (ハープシコード) ケンネト・ブーマン (オーボエ)
   クリストファー・コリン・ヌードベリ (オーボエ)  マリア・リンダール (芸術監督、ヴァイオリン)
  [録音 20062月、3月 グローナ・ヴィラン (ブロンマ)、ダンデリード・体育館、マリア教会 (ダンデリード)]
  [制作 マッツ・クリングフォシュ、ホーカン・シェーグレン  録音 ホーカン・シェーグレン] 試聴盤

1998年創設のピリオド楽器グループ、ストックホルム・バロック管弦楽団 Stockholms Barockorkester がバッハの曲を “きわめて個人的な解釈”で演奏したアルバム。「オルガンの前に座り荘厳な教会音楽を作曲する真剣な表情をした紳士ではなく、カフェで友人たちとジャムセッションをしている音楽家バッハに出逢う」 (マッツ・クリングフォシュ)。組曲とパルティータだけでなく、ソナタの楽章やインヴェンションも舞曲のステップを踏んでいるように聞こえる?

Proprius PRSACD7742 SACD (4.0 Multichannel/stereo nybrid)
鳥たちと泉 (Fåglarna och källorna)
ニコラウス・ブルーンス (1665-1697) 前奏曲とフーガ ホ短調
ルイ・クロード・ダカン (1694-1772) ノエル・グラン・ジュとデュオ (Noël Gran Jeu et Duo)
ディズリク・ブクステフーデ (c.1637-1707)
 コラール前奏曲「われは神より離れず」 BuxWV220
ルイ・ヴィエルヌ (1870-1937) ウェストミンスターのカリヨン
ハンス・フリードリヒ・ミヒェールセン (1902-1973)
 オルガン協奏曲第2番 《三人の天使が歌った》 − トッカータ
  ベンクト・ベリ (オルガン) [マタイ教会 (ストックホルム) のマークセン・オルガン (1972年)]
  [録音 19745月] [PRLP7737]
ヨハン・パッヘルベル (1653-1706) シャコンヌ ヘ短調
ニコラ・アントワーヌ・ルベグ (c.1631-1702) 今日はクリスマス (Noël, cette journée)
ヤン・ピーテルスゾーン・スヴェーリンク (1562-1621) 「それは軍神マルスか」による変奏曲
アントニオ・ヴィヴァルディ (1678-1741) ソプラニーノ・リコーダーと弦楽のための協奏曲ハ長調 − ラルゴ
ディズリク・ブクステフーデ (c.1637-1707) 前奏曲とフーガ 嬰へ短調 BuxWV146
JS・バッハ (1685-1750) コラール前奏曲「おお、罪なき神の小羊」 BWV656
オリヴィエ・メシアン (1908-1992)
 聖霊降臨祭のミサ (Messe de la Pentecôte) − 聖体拝領、鳥たちと泉 (Communion. Les oiseaux et les sources)
  ベンクト・ベリ (オルガン) [ヴォンガ教会 (オステルゴトランド) のマークセン・オルガン (1966年)]
  [録音 1974912日−15日] [PRLP7742]
  [制作 ヤーコブ・ボエティウス  録音 ベッティル・アルヴィング]
 試聴盤

2枚のLPのための録音をSACDリマスター。

Sofa SOFA519 The Sea Looks Green When the Sky Is Grrey
  ニコス・ヴェリオティス (チェロ) アニータ・コースボル (ヴォーカル) ミカエル・フランシス・ドゥク (ダブルベース)

Swedish Society Discofil SCD1135 私はここ!君は? (Här är jag! Var är du?)
オーランド民謡 (カール=ベッティル・アイネスティーグ 編曲)
 誰に船を出せるの? (Vem kan segla)
ゴトランド伝承歌 (カール=ベッティル・アイネスティーグ 編曲)
 私たちはステップして歩く (Vi gångar oss)
スウェーデン伝承歌 (アイネタ・ショルド 編曲) 私たちは湖を渡って行った (Vi foro över sjön)
南ダーラナ民謡 (ホーカン・スンド 編曲) それでもお元気で (Jag unnar dig ändå allt gott)
ヘンリー・パーセル (c.1659-1695) トランペットを吹き鳴らせ (Sound the trumpet)
 われらさすらわん (Let us wander)
フィンランド民謡 (マッティ・ヒュオッキ 編曲) あなたの岸辺はなんとさびしいことか (On suuri sun rantas autius)
フィンランド民謡 (エイナル・エングルド 編曲) 私は谷を歩いた (Läksin mina kesäyönä käymään)
アントニーン・ドヴォルジャーク (1841-1904) とらわれた花嫁 (Zajatá) 作品32-12 (B62-12)
 もし大鎌が鋭く磨かれていたら (Dyby byla kosa nabrósená) 作品32-3 (B62-3)
ヤン=オーケ・ヒッレルード (1938-) (編曲) ファラララ、屋根に腰掛け (Faderittan satt på taket)
 グスタフ・ヴァーサ (Gustav Vasa) 胃が痛い (Ont i magen)
 われらの神はグスタフ・アードルフ広場で (Var Gud pa Gustaf Adolfs torg) 十四頭の馬 (Fjorton hastar)
フランス伝承歌 (ヨルマ・パヌラ 編曲) 眠っているのか、同志ジョン? (Are you sleeping, Brother John?)
ゾルターン・コダーイ (1882-1967) 楽に興じるヴァイナモイネン (Gamle vise Väinemöinen/Vejnemöjnen muzsikál)
伝承カノン Dona nobis pacem (われらに平安を与えたまえ)
ペッレ・オーロフソン 人類の住処 (Människans hem)
セザール・フランク (1822-1890) (ヴィクター・ハリス 編曲) 天使の糧 (Panis angelicus)
JS・バッハ (1685-1750)/シャルル・グノー (1818-1893) (ヤン=オーケ・ヒッレルード 編曲) アヴェ・マリア (Ave Maria)
クロード・ドビュッシー (1862-1918) 春のあいさつ (Salut Printemps)
ヴェルヨ・トルミス (1930-) 歌の架け橋 (Laulusild)
カーリン・レークヴィスト (1958-) 私はここ!君は? (Här är jag! Var är du?)
  ジャネット・コーン (ソプラノ) アードルフ・フレードリク少女合唱団 ブー・ユーハンソン (指揮)
  マグヌス・スヴェンソン (ピアノ) [録音 2005年秋 アブラハムスベリ教会 (ストックホルム)]
  [制作 ブー・ユーハンソン、マグヌス・スヴェンソン、ホーカン・シェーグレン  録音 ホーカン・シェーグレン] 試聴盤

1939年、ストックホルムに設立されたアードルフ・フレードリク音楽学校の少女合唱団。12歳から15歳まで、44人のメンバー。高い歌唱テクニックとセンスのいい歌に定評があり、コンサートも人気を集めています。神聖な歌、世俗の歌。伝承の歌、クラシカルな歌、今日の歌。ホーカン・スンド (OD (オルフェイ・ドレンガル) 指揮者)、マッティ・ヒュオッキ (YL (ヘルシンキ大学男声合唱団) 指揮者)、エイナル・エングルンド、指揮者ヨルマ・パヌラらが編曲した作品も歌われます。

Weitblick SSS0061-2 ジャン・シベリウス (1865-1057) 交響曲第1番 ホ短調 作品39
 交響曲第4番 イ短調 作品63
  ライプツィヒ放送交響楽団 ヘルベルト・ケーゲル (指揮)
  [録音 1982426日 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス (ライヴ) (第1番)、
      196934日 ライプツィヒ・コングレスハッレ (ライヴ)]

 

リリース情報 − Jazz

Phono Suecia PSCD157 International Departure − オリヤン・ファールストレム作品集
 Hot Air Street Walk No.2 (Street Walk Suite - 2nd movoment)
 Diaphanous (Milevans Suite - 1st movement)
 Spirit of St. Miles (Milevans Suite - 4th movement)
  NDR (北ドイツ放送) ビッグバンド オリヤン・ファールストレム (指揮)
  [録音 1998年−2000年]
 Heads together Crystal Eagle Polarized The Dancer The Supreme Thrill of Existence
  F.I.B.B. (Fahlström International Big Band) オリヤン・ファールストレム (指揮)
   グレン・マイヤーズカフ (テナーサックス) イドレース・スリーマン (トランペット)
   サヒーブ・シハーブ (バリトンサックス) ベニー・ベイリー (トランペット)
   ティム・ヘイガンズ (トランペット) ブーブー・ステーンソン (ボボ・ステンソン) (ピアノ)
   パレ・ダニエルソン (ベース) ウルフ・アンデション (テナーサックス)
   レンナット・オーベリ (アルトサックス) パレ・ミケルボー (トランペット)
  [録音 198132日−10日 マルクス・スタジオ] [Frituna FRLP164 (LP)] 試聴盤

F.I.B.B. (Fahlström International Big Band) は、ノルボッテン・ビッグバンドの音楽監督としていくつかのアルバムを作った作曲家兼アレンジャー、オリヤン・ファールストレム Örjan Fahlström1981年に結成したビッグバンドです。ブーブー・ステーンソン (ボボ・ステンソン) Bobo Stenson、パレ・ダニエルソン Palle Danielsson、レンナット・オーベリ Lennart Åberg、パレ・ミケルボー Palle Mikkelborg ら、北欧を代表するミュージシャンが多く参加。映画音楽やミュージカルのジャンルでも活躍したダールストレムの目指す新しいビッグバンド音楽スタイルの先駆けとなりました。彼らが1981年に行ったLPのための録音に、ダールストレムがNDR (北ドイツ放送) ビッグバンドを客演指揮した際の録音を加えてリリースされます。

Prophone PCD064 How Many Sisters (ハウ・メニー・シスターズ) − Stolen Moments
 Luck Be a Lady (ラック・ビー・ア・レディ) Stolen Moments (ストールン・モーメンツ)
 I'll Take Romance (アイル・テイク・ロマンス) It's Only a Paper Moon (ペーパームーン)
 Cheek to Cheek (チーク・トゥ・チーク) A Poem for a Parting
 In a Sentimental Mood (イン・ア・センティメンタル・ムード) New Every Morning
 They Can't Take That away from Me (ゼイ・キャント・テイク・ザット・アウェイ・フロム・ミー)
 A Night in Tunisia (Yö turengissa) (チュニジアの夜)
 Speak Low (Ei saa kiiruhtaa) (スピーク・ロウ)
 Let's Face the Music and Dance (レッツ・フェイス・ザ・ミュージック・アンド・ダンス)
 Fascinating Rhythm (魅惑のリズム) Les Feuilles Mortes (Autumn Leaves) (枯葉)
  ハウ・メニー・シスターズ
   アンナ=マリ・カハラ (ヴォーカル、ピアノ、アコーディオン)
   メルヴィ・ヒルトゥネン (ヴォーカル) ピルヨ・アイットマキ (ヴォーカル)
  キルモ・リンティネン・トリオ
   キルモ・リンティネン (ピアノ) トゥーレ・コスキ (ベース) トミ・サレスヴォ (ドラムズ)
  UMOジャズ・オーケストラ キルモ・リンティネン (指揮)
  モンゴ・アールトネン (パーカッション) ユッカ・ペルコ (ソプラノサックス・ソロ、アルトサックス・ソロ)
  ヤンネ・ムルト (フルート・ソロ) ヘイッキ・ヤンティ (ハーモニカ) ペパ・パイヴィネン (バリトンサックス・ソロ)
  アハティ・ヴァンティネン (ギター) ハンヌ・ランタネン (ベース) ジャズ・スクワーラルズ
  [録音 1996年−200210月] 試聴盤

◇歌手、ミュージシャン、女優、コメディエンヌ、作曲家、アレンジャー。アンナ=マリ・カハラ Anna-Mari Kähärä (1963-) の才能は底知らず。言葉を話せるようになるのとほぼ同じころ、歌も歌ったという話もあります。ユヴァスキュラとクオピオの音楽院、ポップ・ジャズ音楽院、シベリウス・アカデミーのジャズ部で学んだ後、プロ・デビュー。歌手、キーボード奏者としてダンスバンドで演奏。ヘルシンキ市立劇場の《キャッツ (Cats)》公演に参加。実験的グループ、レンタヴァ・シエメンにも加わりました。彼女がメルヴィ・ヒルトゥネン Mervi Hiltunen、ピルヨ・アイットマキ Pirjo Aittomäki と結成したヴォーカル・トリオ、ハウ・メニー・シスターズ How Many Sisters1983年のデビューアルバム以来、フィンランド・ジャズシーンでもっとも人気の高いヴォーカルグループのひとつ。キルモ・リンティネン Kirmo Lintinen (1967-)UMOジャズ・オーケストラとトリオ、ユッカ・ペルコ Jukka Perko らのゲスト。ガーシュイン、クルト・ヴァイル、アーヴィング・バーリンらのスタンダード・ナンバーとカハラの自作を歌ったこのアルバムは、完成までに約6年。その途中で生まれた彼女らの子供4人に捧げられました。ポップでキュートでチャーミング。そしてセクシー。この魅力だけは子供たちが理解するのにちょっと時間がかかりそうです。


リリース情報 − Blues, Folk, Pop & World Music

Prophone PCD072 ウッレ・アドルフソンとヨーテボリ室内合唱団 − 一日をください (Ge mig en dag)
 一日をください (Ge mig en dag) (オステルレンの歌)
 楽しきかな人生 (Nu är det gott att leva)
 「カールソン、永遠の春」の署名を + ヘルガ・アンデション (Sign. "Karlsson - evig vår" + Helga Andersson)
 バッカファルから来た娘 (Flicka från Backafall)
 望みどおりの人を手に入れた (Nu har jag fått den jag vill ha)
 夏 (エンゴンのワルツ) (Sommar (Vals på Ängon)) 黒衣の婦人 (Damen i svart)
 ストックホルムの春 (Stockholmsvår) これほど美しい海の光は (Så skimrande var aldrig havet)
 夜想曲 (Nocturne) 鳥の歌 (Fågelsång) 夜明かしの夏に起きること (Som sker vid sommarvakan)
 愛はとまらない (Ett hjärta stannar inte) シーヴとグンネ (Siv & Gunne)
 娘さん、そこに横になって (Flicka ligg nära) フォリア (七月の押韻) (Folia (Rim i juli))
 ぼくらはあっちに行こう (Så går vi bort)
  ウッレ・アドルフソン (ヴォーカル) ヨーテボリ室内合唱団 グンナル・エーリクソン (指揮)
  [録音 1983916日−19日、1990420日−22日、921日−23日 ヘーランダ教会]
  [制作 ウッレ・アドルフソン、ブー・エーイェビ、グンナル・エーリクソン、エルランド・ボエティウス
   録音 ベッティル・アルヴィング、ペール・シェーステン、アルフ・ベルントソン] [Prophone LP's] 試聴盤

◇ウッレ・アドルフソン Olle Adolphson (1934-2004) はスウェーデンの “歌の伝統” を継承したシンガーソングライター、詩人、作曲家。エヴェルト・トーブ Evert Taube (1890-1976) の後継者のひとりとしてスウェーデンの人たちに愛されました。このアルバムは、グンナル・エーリクソン Gunnar Eriksson (1936-) 指揮ヨーテボリ室内合唱団と共演した2枚のLP (「ウッレ・アドルフソンとヨーテボリ室内合唱団 (Olle Adolphson och Göteborgs Kammarkör)」、エヴェルト・トーブの曲を歌った「海に3つの風が吹く (Det blåser tre vindar på haven)」) から作られたCDです。《「カールソン、永遠の春」の署名を》 は、テノールのアンデシュ・アンデションとウプサラ大学合唱団が歌ったロベルト・スンドの編曲 (BIS CD591) でも知られる優しい歌。こうした曲が生まれ、それが歌い継がれていくスウェーデン。この国の豊かな心が感じられます。


HOME

© Nordic Sound Hiroshima

Artwork © Acoustica Grammofon, BIS, dB Productions, Naxos, Phono Suecia/STIM (Sweden), Alba (Finland), Ars Produktion (Germany), dacapo records (Denmark)