Newsletter No.93   15 September 2006

 

プロジェクト Altfiol i Väst

 Altfiol i Väst (西スウェーデンのヴィオラ) はヴィオラ奏者、ベンクト・アンデションの主宰するプロジェクトです。プロジェクトの大きな目的は2つ。1850年から1950年にかけてヨーテボリを中心とする西スウェーデンで活動したヴィオラ奏者と作曲家の接点を探り、その交流から生まれた作品をふたたび世に出すこと。そして、未出版曲の楽譜を出版すること。

 その事業に関連して、このプロジェジェクトではCDアルバムの制作も行われています。2003年には「ヨーテボリの思い出」がリリースされ、2枚目のアルバムが今年 (2006年) 発表されました。どちらも、音楽史的興味にとどまらず、西スウェーデンから吹いてくる風の感じられる素敵なアルバムです。

 第1作「ヨーテボリの思い出」のユーセフ (ヨーゼフ)・チャペク Joseph (Josef) Czapek (1825-1915) はボヘミアのプラハ生まれ。1847年にヨーテボリに移ってからは、音楽家、オーガナイザーとして積極的な音楽活動を行い、以来、“音楽の街ヨーテボリの創造者 (skaparen av musikstaden Göteborg)” と呼ばれてきました。《ヴルタヴァ (モルダウ)》の作曲者スメタナも1856年から1861年にかけてヨーテボリで暮らしています。ピアニスト、音楽教師として活躍。4曲の《ポルカ形式のよるボヘミアの思い出》はこのときに書かれた作品です。

 ゴトランドのヴィスビに生まれたエルフリーダ・アンドレー Elfrida Andrée (1841-1929) はオルガニスト、指揮者、作曲家として活躍。ストックホルムでルードヴィーグ・ノルマン (1831-1885) に作曲を学び、ニルス・W・ゲーゼのもとでは短期間、器楽法を勉強しています。1867年、7人の男性オルガニストを相手にオーディションを勝ち抜けて大聖堂のオルガニストに就任。1929年に没するまでヨーテボリにとどまり、音楽家としての才能を発揮するかたわら、急進的リベラリズムで知られるヨーテボリの女性運動に参加しました。《ビュールスレットの夏の思い出 (Sommarminnen från Bjurslätt)》は、1887年に書いたニ短調の弦楽四重奏曲にダブルベースを加えて改訂した作品。アレグロ、アンダンテ、アレグロ・グラツィオーゾ・パストラーレ、アレグロの4つの楽章をもつ、演奏時間約25分の曲です。1904年には、アンドレー自身が弦楽オーケストラを指揮して演奏し、このとき、《夏の思い出 (Sommarminnen)》というタイトルが付けられました。ビュールスレットは、エルフリーダの友人、スヴェン・アードルフ・ヘードルンドの夏の別荘がある土地の名前です。

 ヒルディング・ハルネス Hilding Hallnäs (1903-1984) もオルガニストで作曲家でした。1933年から1968年までヨーテボリのユーハンネス教区のオルガニスト、聖歌隊指揮者を務め、1957年から15年間は、主にヨーテボリ作曲家協会の会長として街の音楽活動に大きな影響を与えました。北欧の音感をもった音楽から出発。十二音技法を取り入れてからは、力強さと抒情をあわせもつ独自の作曲スタイルを発展させていきました。1943年のヴィオラとピアノのためのソナタは、彼の北欧語法が明確に感じられる曲。アンリ・マルトーに学んだヴィオラ奏者、作曲家、指揮者のステーン・ブルーマン Sten Broman (1902-1983) に献呈されています。

 プロジェクト・リーダーのベンクト・アンデション Bengt Andersson (1935-) は、ヨーテボリオペラのオーケストラで演奏した後、1999年からソロイスト、室内楽奏者としての活動に入りました。ストックホルムの王立音楽大学を卒業後、イタリアに留学。ローマでレンツォ・サバティーニ、ナポリでジョヴァンニ・レオーネに師事した経歴をもっています。イタリアから帰国後は、スウェーデン各地のオーケストラに所属。そのころ、ラーションのヴィオラ小協奏曲 (BIS CD473/474) などの録音も行っています。インゲマル・エードグレン Ingemar Edgren (1944-) は、彼のコンサート活動のパートナー。ヴィードルンドの《ピアノ協奏曲第1番》 (Caprice CAP21363) が彼女の代表的録音です。

 このプロジェクトには、ヨーテボリオペラ管弦楽団のコンサートマスター、ダーヴィド・ベリストレム David Bergström (1976-) をリーダーとする弦楽アンサンブルも参加しました。オペラのプレーヤーたちが聴かせる歌心と共感にあふれた音楽。その自然な音楽が、アルバム・タイトル「ヨーテボリの思い出」に似合います。

 セカンドアルバムのタイトルは「西スウェーデンの思い出」です。ヨーテボリゆかりの作品に加え、ベンクト・アンデション気に入りの民俗音楽の色彩をもつ曲も演奏されました。5曲を収録したCDと録音セッション風景を収録したDVDがセットになっています。

 アルバムの最初はエルフリーダ・アンドレーの《アンダンテ・クワジ・レチタティーヴォ》。つづいてホーカンソンの第1番の弦楽四重奏曲が演奏されます。クヌート・ホーカンソン Knut Håkanson (1887-1929) はブーロースの南、シンナ Kinna の生まれ。ストックホルムでピアノと作曲と対位法を学び、ウプサラ大学では語学と哲学を修めました。ヴィオラ奏者として弦楽四重奏に参加。民俗音楽にも関心を寄せ、スウェーデンの民俗楽器、ニッケルハルパを演奏しています。作曲家としては、ネオクラシカルなスタイルから出発。その後、民俗音楽に対位法的手法を応用した作品を書き、その成功のため、一部の人たちから “(農民の着る) ホームスパンを身につけたバッハ (Bach i vadmalskläder)” と呼ばれています。ホーカンソンは1924年、初期のピアノ曲をオーケストレーションした組曲《故郷から (Från hembygden)》 を作曲。この作品は、作曲者自身の指揮によりヨーテボリで初演されています。弦楽四重奏曲第1番は北欧音楽の香りの強い音楽。アレグロ・モデラートとモデラートの2つの楽章で構成されています。

 ビリエル・アンレプ=ヌーディン Birger Anrep-Nordin (1888-1946) は、音楽教師、オルガニスト、批評家としてヨーテボリで活動した音楽家。音楽学者としてユーセフ・マッティン・クラウスに関する博士論文を著しました。ヴィオラのための作品は多く、オルガン共演のために書いた《夏の田舎教会の婚礼音楽 (Bröllopsmusik i en landskyrka om sommaren)》では、17世紀、18世紀の音楽に民俗音楽の要素が加わり、アンレプ=ヌーディンの作風がはっきりと示されます。

 ストックホルムとダーラナ地方で活躍したリレ・ブルール・セーデルルンド Lille Bror Söderlundh (1912-1957) は、作曲家としてよりもバラッドのシンガーソングライターとして愛され、スウェーデンの人びとの記憶に残っています。短命だったこともあり、セーデルルンドが書いた“クラシカル音楽”の数は少なく、このアルバムではその中から《リンデリンのための子守歌 (Nattvisa till Lindelin)》と、ベンクト・アンデションを魅了した《シチリアーナ・セリア》が演奏されています。

 20世紀スウェーデンを代表するひとり、ヨースタ・ニューストレム Gösta Nystroem (1890-1966) はヨーテボリと関係の深い作曲家です。フランスから帰国後の1932年からヨーテボリの新聞社で音楽批評を担当。ヨーテボリ芸術家協会の管理にも携わった時期もあります。弦楽四重奏曲は1956年に作曲されました。表現力の強い3つの楽章から構成された作品。この曲を聴いた作曲家のヒルディング・ルーセンベリが、「もっと室内楽の曲を!」と求めた手紙を送り、さまざまな内面的要素から活力のある音楽を作り上げたニューストレムを賞賛したと言われます。

 演奏者はファーストアルバムとほぼ共通しています。EROK弦楽四重奏団のダーヴィド・ベリストレム (ヴァイオリン)、マッティアス・ユーハンソン Matthias Johansson (ヴァイオリン)、ベンクト・エーション Bengt Ersson (ヴィオラ)、ラーシュ=エーリク・ペーション Lars-Erik Persson (チェロ) は、ヨーテボリオペラ管弦楽団のメンバーです。そしてベンクト・アンデションのヴィオラ・ソロ。自発性に富んだ美しく力強い音楽。自分たちの音楽に対する西スウェーデンの芸術家たちの誇りと愛情が感じられます。

 DVDには録音セッションの様子が収録されています。演奏のリアリティと雰囲気の豊かさを伝える録音は、どうやって生まれたのか。その現場を知るという楽しみもあります (このDVDPAL方式で収録されています。(日本の標準) NTSC方式への変換機能をもったプレーヤーか、DVD環境のあるパソコンで再生してください)

Altfiol i Väst AIVCD001 ヨーテボリの思い出 (Souvenir från Göteborg)
ユーセフ (ヨーゼフ)・チャペク (1825-1915)
 アンダンテ・レリジョーゾ (Andante religioso) 作品31 (1850)
  (ヴィオラ独奏、2つのヴィオラ、2つのチェロとダブルベースのための)
ベドジフ・スメタナ (1824-1884)
 ポルカ形式のよるボヘミアの思い出
  (Souvenir de Bohème en forme de polka) 作品12・作品13 (1859-60) (ピアノのための)
エルフリーダ・アンドレー (1841-1929)
 ビュールスレットの夏の思い出 (Sommarminnen från Bjurslätt) (1903) (弦楽五重奏のための)
ヒルディング・ハルネス (1903-1984) ヴィオラとピアノのためのソナタ 作品19 (1943)
  ベンクト・アンデション (ヴィオラ) インゲマル・エードグレン (ピアノ) アイネタ・オーグレン (ピアノ)
  ヨーテボリオペラ弦楽アンサンブル
   ダーヴィド・ベリストレム (ヴァイオリン)
   マッティアス・ユーハンソン (ヴァイオリン) ベンクト・エーション (ヴィオラ) ヨハンナ・フリードルフソン (ヴィオラ)
   ラーシュ=エーリク・ペーション (チェロ) ペーテル・アンデション (チェロ) フリーダ・グリンネ (ダブルベース)
   マッツ・ラーション (ダブルベース)
  [録音 20023月 ルンドビ新教会、1979年 ヨーテボリ・コンサートホール (ハルネス)]
  [録音 SEHオーディオ&ミュージック、スウェーデン放送 (ハルネス)] 試聴盤

Altfiol i Väst AIVCD002 (AIVDVD002) CD+DVD
西スウェーデンの思い出 (Souvenir från Västsverige)
エルフリーダ・アンドレー (1841-1929)
 アンダンテ・クワジ・レチタティーヴォ (Andante quasi recitativo) (1877) (弦楽オーケストラのための)
クヌート・ホーカンソン (1887-1929) 弦楽四重奏曲第1番 イ短調 (1917)
ビリエル・アンレプ=ヌーディン (1888-1946)
 夏の田舎教会の婚礼音楽 (Bröllopsmusik i en landskyrka om sommaren) (1940) (ヴィオラとオルガンのための)
リレ・ブルール・セーデルルンド (1912-1957)
 リンデリンのための子守歌 (Nattvisa till Lindelin) (1946) (弦楽オーケストラのための)
 シチリアーナ・セリア (Siciliana seria) (1946) (ヴィオラと弦楽オーケストラのための)
ヨースタ・ニューストレム (1890-1966) 弦楽四重奏曲 (1956)
  ヨーテボリオペラ弦楽アンサンブル ダーヴィド・ベリストレム (リーダー)
  EROK弦楽四重奏団
   ダーヴィド・ベリストレム (ヴァイオリン) マッティアス・ユーハンソン (ヴァイオリン)
   ベンクト・エーション (ヴィオラ) ラーシュ=エーリク・ペーション (チェロ)
  ベンクト・アンデション (ヴィオラ) ウルリケ・ハイダー (オルガン)
[DVD] ドキュメンタリー アンドレー、セーデルルンド (リンデリンのための子守歌) 録音セッション風景
  [PAL方式 収録時間 21'13"]
  [録音 ルンドビ新教会 (アンドレー、セーデルルンド)、ヘムシェー教会 (ホーカンソン、ニューストレム)、
   スレープス教会 (アンレプ=ヌーディン)]
  [録音 SEHオーディオ&ミュージック] 試聴盤

 

リリース情報

2L 2L36SACD SACD hybrid (5.1 surround/stereo)
シーグル・イスランスモーン (1881-1964) (テリエ・ボイェ・ハンセン (1946-) 改訂)
 レクイエム (Requiem) 作品42 (1935-36) (独唱、合唱と管弦楽のための)
  ヒルデ・ハーラルセン・スヴェーエン (ソプラノ)
  マリアンネ・ベアーテ・シェラン (メッツォソプラノ) ウルフ・オイエン (テノール)
  トロン・ハルスタイン・ムー (バスバリトン) ノルウェー・ソリスト合唱団
  クリスチャンサン交響楽団 テリエ・ボイェ・ハンセン (指揮)
  [録音 20063月 クリスチャサン大聖堂 (ノルウェー)]
  [制作 ヴォルフガング・プラッゲ  録音 ハンス・ペーテル・ロランジュ、ストーレ・ヘベーク・オーデゴッデン] 試聴盤

◇シーグル・イスランスモーン Sigurd Islandsmoen (1881-1964) は、ヴァルドレス Valdres のバグン Bagn に生まれたノルウェーの作曲家。オスロ音楽院卒業後、ライプツィヒでレーガー Max Reger (1873-1916) に学び、オルガニスト、合唱指揮者として、影響力のある活動を行いました。CDではこれまで、《森の明かり (Det lysnet i skogen)》など、弦楽オーケストラのための小品がいくつか紹介されていました (Intim Musik IMCD081 “ノルウェー・ランデヴー II”)。

 新録音された《レクイエム》は、《バビロンの捕囚 (Israel i Fangenskap)》、《バベルからの帰郷 (Heimat frå Babel)》 とならぶ大作。管弦楽による《葬送の頌歌 (Canto funèbre)》を冒頭におき、「死者のためのミサ曲 (Misssae pro defunctis)」のラテン語典礼文をテクストとする《Introitus (入祭唱)》から《Agnus Dei (アニュス・デイ)》までの14章がつづきます。イスランスモーンの《レクイエム》の大きな特徴は、ヴァルドレス地方の民謡が重要なモチーフに使われていることです。そのことが親しみやすさにつながり、1943年のドイツ軍占領下での初演以来、戦中から戦後にかけて繰りかえし演奏されました。しかし、モダニズムの流れとともに、後期ロマンティシズムの色彩をもつこの曲が演奏されることはほとんどなくなり、改訂と変更の書き込まれたスコアとパート譜は1953年にはノルウェー音楽の表舞台から消え、埃をかぶったまま放置されていきます。

 約半世紀ぶりの復活演奏。指揮者のテリエ・ボイェ・ハンセン Terje Boye Hansen (1946-) は、アマチュアによる演奏を念頭に置いて作曲された個所に手を入れ、シンプルで見通しのいいオーケストレーションにするための改訂を行いました。プロフェッショナルの演奏に適した曲にすることで、「この美しく、親しみやすい音楽をこれからの世代に体験してもらえる」。改訂の意図をハンセンは、そう語っています。シーグル・リ Sigurd Lie (1871-1904) の交響曲 (2L27)、ボルグストレム Hjalmar Borgstrøm (1864-1925) のオペラ《リーモルのトゥーラ (Thora på Rimor)(Simax PSC1230) など、ノルウェー音楽遺産の紹介に努めるボイェ・ハンセン。作曲家のヴォルフガング・プラッゲ Wolfgang Plagge (1960-) が制作の立場から彼の仕事をサポートしています。

Ars Produktion ARS38457 太陽、月と星 − 女声合唱のための作品集
ジークフリート・シュトローバッハ (ストローバッハ) (1929-)
 君を思う (2002) 夏空の下で (2002) 月は昇った (Der Mond ist aufgegangen)
エイノユハニ・ラウタヴァーラ (1928-) The first Runo (カレヴァラ序章) (1984)
グスタフ・イェンナー (1865-1920)
 女声合唱とピアノのための12の歌 − おお太陽よ、おお太陽よ 月は嘆き悲しみ 彼方に至福の星が
アルフレート・ケルペン (1926-)
 太陽の物語 (2002) (2人のソプラノ、2人の語り手と女声合唱のための
スタイナル・アイエルセン (1948-) さすらいの星たち (Vandrestjerner)
  カンテッラ (女声合唱団) ビーネ・ベッカー=ベック (指揮) マレン・ヴァイス (ソプラノ) サンドラ・セッピ (ソプラノ)
  ニコーレ・パルメン (ソプラノ) ぺーター・トンガー (語り) ランガ・ヨゲシュヴァル (語り)
  イヴェッテ・キーファー (ピアノ)
  [録音 200555日-8日、1029日 聖カミリウス教会 (メンヒェングラートバッハ)]

Aulos AUL16651
フェリクス・メンデルスゾーン (1809-1847)
 弦楽四重奏の4つの小品 作品813つの小品 (弦楽オーケストラのための)
フランツ・シューベルト (1797-1828) 5つのドイツ舞曲 D90 (コーダと7つのトリオつき)
 弦楽五重奏のための序曲 ハ短調 D8 (弦楽オーケストラのための)
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827) 大フーガ 変ロ長調 作品134
  リトアニア室内管弦楽団 ゲオルク・マイス (指揮) [録音 20059月]

Bel Air (France) BAC204 DVD クラウディオ・モンテヴェルディ (1567-1643) オペラ《ポッペアの戴冠》
  ミレイユ・ドゥランシュ (ソプラノ、ポッペア) アンネ・ソフィ・フォン・オッター (メッツォソプラノ、ネローネ)
  シルヴィ・ブリュネ (ソプラノ、オッターヴィア) シャルロット・ヘレカント (メッツォソプラノ、オットーネ)
  デニス・セードフ (バス、セネカ) ジャン=ポール・フシェクール (テノール、アルナルタ)
  レ・ミュジシアン・デュ・ルーヴル・グルノーヴル マルク・ミンコフスキ (指揮)
  [演出 クラウス・ミヒャエル・グリューバー]
  [録画 20007月 エクサン=プロヴァンス音楽祭、旧大司教館中庭]
  [NTSC 16:9 PCM stereo/Dolby digital All Region 字幕 英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語]

BIS CD1400 エイトル・ヴィラ=ロボス (1887-1959)
 バキアナ・ブラジレイラ第7(1942) (管弦楽のための)
 バキアナ・ブラジレイラ第8(1944) (管弦楽のための)
 バキアナ・ブラジレイラ第9(1945) (弦楽オーケストラのための)
 バキアナ・ブラジレイラ第9(1945) (混声合唱のための)
  サンパウロ交響楽団・合唱団 ロベルト・ミンチュク (指揮)

BIS CD1581/82 3CD's for price of 2 フランツ・ダンツィ (1763-1826) 木管五重奏曲全集
 木管五重奏曲 作品56 (3曲) 木管五重奏曲 作品67 (3曲) 木管五重奏曲 作品68 (3曲)
 ピアノと木管のための五重奏曲 ニ短調 作品41 ピアノと木管のための五重奏曲 ヘ長調 作品53
 ピアノと木管のための五重奏曲 ニ長調 作品54
  ベルリン・フィルハーモニック五重奏団 ルーヴェ・デルヴィンゲル (ピアノ) [BIS CD532, CD552, CD592]

BIS SACD1591 SACD hybrid (Multichannel/stereo) エドヴァルド・グリーグ (1843-1907)
 《ペール・ギュント (Peer Gynt)》 組曲第1番 作品46
 《ペール・ギュント (Peer Gynt)》 組曲第2番 作品55
 リカルド・ノルドロークのための葬送行進曲
  (Sørgemarsj til minne om Rikard Nordraak) CW117 (ウィンドバンドのための)
 古いノルウェーのロマンスと変奏 (Gammelnorsk romanse med variasjoner) 作品51
 鐘の音 (Klokkeklang) 作品54-6
  ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団 オーレ・クリスチャン・ルード (指揮)
  [録音 20032月 (ロマンス)、20046月 (鐘の音、葬送行進曲)、
     2005
11月 (ペール・ギュント) グリーグホール (ベルゲン)]
  [制作 ハンス・キプファー、マッティン・ナゴルニ  録音 マッティン・ナゴルニ、イェンス・ブラウン] 試聴盤

◇《ペール・ギュント》 組曲は、劇付随音楽全曲 (BIS SACD1441/42) とは別の録音です。

BIS CD1614 ヤン・ピータスソン・スヴェーリンク (1562-1621) オルガン作品集
 トッカータ イ短調 トッカータ ト短調 トッカータ ハ長調 詩編23番 詩編36番 詩編116
 詩編140番 半音階的幻想曲 エコー幻想曲
 コラール変奏曲「いと高きにある神のみに栄光あれ」 コラール変奏曲「幼子われらに生まれ」
  鈴木雅明 (オルガン) [神港教会 (神戸) のマルク・ガルニエ・オルガン]

BIS SACD1616 SACD hybrid (Multichannel/stereo) ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827)
 交響曲第9番 ニ短調 作品125
  ヘレナ・ユントゥネン (ソプラノ) カタリーナ・カルネウス (メッツォソプラノ) ダニエル・ノーマン (テノール)
  ニール・デイヴィス (バス) ミネソタ・コラーレ ミネソタ管弦楽団 オスモ・ヴァンスカ (指揮)

BIS SACD1681 SACD hybrid (Multichannel/stereo)
ハインツ・カール・グルーバー (1943-) Rough Music (ラフ・ミュージック) (1983) (打楽器協奏曲)
 時勢 (Zeitstimmung) (1996) (ハンス・カール・アルトマンの詩による、シャンソニエと管弦楽のための)
ヨハン・シュトラウス (1825-1899)/ハインツ・カール・グルーバー (1943-)
 無窮動 (Perpetuum Mobile)/Charivari (シャリヴァリ) (大騒ぎ)
  マーティン・グルビンガー (打楽器) ハインツ・カール・グルーバー (シャンソニエ)
  トーンキュンストラー管弦楽団 クリスチャン・ヤルヴィ (指揮)

Bottega Discantica DISCANTICA142/143 2CD's
JS・バッハ (1685-1750) クラヴィーア練習曲集 第3
 前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552
 教理問答書コラール BWV669-689
 4つのデュエット BWV802-805
  オッリ・ポルトハン (オルガン)
  [コトカ教会 (フィンランド、コトカ) のマルッティ・ポルトハン・オルガン (1998年)]
  [録音 2005420日−24日]

CCn'C CCn'C01812 エルッキ=スヴェン・トゥール (1959-) Architectonics (アーキテクトニクス) I-VII
  アブソルート・アンサンブル クリスチャン・ヤルヴィ (指揮)

CCn'C CCn'C01912 SACD hybrid (Multichannel/stereo)
ジョン・アダムズ (1947-) 恐怖のシンメトリー (Fearful symmetries) (1988)
 主席は踊る (The Chairman dances) (1985) (管弦楽のためのフォックストロット)
レポ・スメラ (1950-2000) 交響曲第2(1984)
  ノールランドオペラ交響楽団 クリスチャン・ヤルヴィ (指揮)

CCn'C CCn'C02322 ダニエル・シュナイダー (1961-) ソングブック イザベル
 ピアノ協奏曲《パラレル・タイムズ》 イシュマエル メモリーズ
  ケニー・ドルー・ジュニア (ピアノ) ダニエル・シュナイダー (サクソフォーン)
  ノールランドオペラ交響楽団 クリスチャン・ヤルヴィ (指揮)

◇ダニエル・シュナイダー Daniel Schnyder はチューリヒ出身のサクソフォーン奏者。ケニー・ドルーの子、ケニー・ドルー・ジュニア Kenny Drew, Jr. が共演。

cpo 777 192-2 2CD's for price of 1
フランス (フランツ)・クサヴァー・ネルダ (1843-1915) チェロ協奏曲全集
 チェロ協奏曲第1番 ホ短調 作品57 チェロ協奏曲第2番 ニ短調 作品59
 チェロ協奏曲第3番 イ長調 作品60 チェロ協奏曲第4番 イ短調 作品61
 チェロ協奏曲第5番 ト長調 作品66
  ベアテ・アルテンブルク (チェロ) デッサウ・アンハルト・フィルハーモニー ゴロー・ベルク (指揮)
  [録音 2005519日−20日 アンハルト劇場 (デッサウ) (ライヴ)]
  [監修 ハイン・ラープス  録音 マッティアス・シュルツ] 試聴盤

◇フランス (フランツ)・クサヴァー・ネルダ Franz (Xaver) Neruda (1843-1915) はモラヴィアの音楽一家の生まれ。コペンハーゲンの王立管弦楽団のチェロ奏者になって以来、デンマークの音楽界と深いつながりを持つようになります。フランスがチェロを弾いたネルダ四重奏団は、若いカール・ニルセンの作品も積極的に演奏。フランスの死後、ニルセンは、朗読と管弦楽のためにメロドラマ《フランス・ネルダ追悼 (In memoriam Franz Neruda)FS74 を作曲しています。5曲のチェロ協奏曲は、ロンドンからふたたびコペンハーゲンに戻った1880年代の作品。このディスクの奏者、ベアテ・アルテンブルクが王立図書館所蔵の手稿譜を研究し、モーテン・ソイテンの録音 (Classico CLASSCD315) のある第2番をのぞき、ネルダのチェロ協奏曲がオリジナルのオーケストラ共演版で演奏されるのは、このコンサートが初めてではないかと言われます。5曲ともアレグロの単一楽章。曲によって、中間に “アニマート”や“アンダンテ”のセクションが挟まれ、3楽章仕立ての協奏曲を模した形が取られています。抒情的な気分、モラヴィアやジプシーを思わせる曲調、北欧の空気を感じさせるハーモニー。19世紀ロマンティシズムの雰囲気を楽しめる貴重な曲集でしょう。ベアテ・アルテンブルク Beate Altenburg はケルン生まれ、マドリッド在住のチェリストです。

Danacord DACOCD659
2005年度フーズム城音楽祭ライヴ録音 − 稀少ピアノ作品集 第17
ニコライ・メトネル (1880-1950) 即興曲 変ロ短調 作品31-1
  エカテリーナ・デルシャヴィーナ (ピアノ)
パンチョ・ヴラディゲロフ (1899-1979) 前奏曲 作品15-1
  リュドミル・アンゲロフ (ピアノ)
セルゲイ・プロコフィエフ (1891-1953)
 ワルツ 作品102-1 (バレエ《シンデレラ》からの6つの小品 から)
  ローランド・ペンティネン (ピアノ)
フロラン・シュミット (1870-1958)
 影 (Ombres) 作品64 − 第1曲「遠いところから聞こえる (J'entends dans la lointain...)
ルイ・モロー・ゴトチョーク (ゴットシャルク) (1829-1869)
 バンブーラ (Bamboula) RO20 (作品2) − 黒人たちの踊り (Danse de négres)
  セシル・リカド (ピアノ)

 ドゥゼードの「ジュリ」の「リゾンは眠った」による9つの変奏曲 K264/315d
  アンドレア・バケッティ (ピアノ)

ジョルジェ・エネスク (ジョルジュ・エネスコ) (1881-1955) ピアノソナタ第3番 ニ長調 作品24-3
  コンスタンティン・リフシツ (ピアノ)
フランツ・シューベルト (1797-1828) 舞曲集 (D722, D366, D365, D145, D139, D680, D925 から)
ピエール・サンカン (1916-) オルゴール (Boites à Musique) (1950)
  ミヒャエル・エンドレス (ピアノ)
チック・コリア (1941-) スペイン (Spain) (1972)
ジェローム・カーン (1885-1945)
 あなたは私のすべて (All the Things You Are) (《5月にしては暖かすぎる (Very Warm for May)》から)
  マルクス・ベッカー (ピアノ)
  [録音 2005819日−27日 フーズム城 (スレースヴィ=ホルステン) (ライヴ)]
  [制作 ペーター・フロウンジアン、イェスパー・ブール  録音 スヴェン・ヴィル]
 試聴盤

Daphne DAPHNE1025 スウェーデンの偉大な時代の音楽、ウプサラの「デューベン・コレクション」から
サムエル・ペーター・フォン・シドン (1640-1700)
 ソナタとアルマンド、クラント、サラバント、ジグ (Sonata con Allemanda, Courante, Sarabande, Gigue)
カスパー・フェアスター (1616-1673) 3声のソナタ ハ短調
ヨハン・エラスムス・キンダーマン (1616-1655) ソナタ第2番 イ短調
ウィリアム・ブレイド (1560-1630) ヴァイオリンと通奏低音のためのコラール
ヨハン・エラスムス・キンダーマン (1616-1655) ソナタ第1番 ニ短調
グスタフ・デューベン (父) (c.1628-1690) ハープシコード組曲
作者不詳 とても美しいソナタ (Una bellissima sonata) (ヴァイオリン、ヴィオラダガンバと通奏低音のための)

ヴィンチェンツォ・アルブリーチ (1631-1696) 2声のソナタ (ヴァイオリンと通奏低音のための)
作者不詳 ソナタ (2つのヴァイオリン、ヴィオラダガンバまたはトロンボーンのための)
ニコラウス・アダム・シュトルンク (1640-1700) 3声のソナタ

ヨハン・ヴィルヘルム・フルフハイム (c.1635-1682)  ソナタ (2つのヴァイオリンと通奏低音のための)
  ウルリカ・ヴェステルベリ (バロック・ヴァイオリン)
  トレ・クルーノル・バロックアンサンブル  エリーン・ガブリエルソン (バロック・ヴァイオリン)
   ノラ・ロール (ヴィオラダガンバ、リローネ) ミカエル・カールソン (ヴィオローネ)
   ベーリト・リンドベリ (ハープ) ペーテル・レンネルベリ (ハープシコード、ポジティヴオルガン)
   アンデシュ・エーリクソン (テオルボ)
  [録音 2006130日−31日、515日−16日 ヴェルデ教会]
  [制作 ビョーン・ウッデーン  録音 ビョーン・ヌレーン] 試聴盤

1618年から1648年、ヨーロッパで戦われた三十年戦争にスウェーデンも介入。その勝利により、グスタフ二世、クリスティーナ、カール十世とつづく国王の手で領土は拡大し、国内の体制も固められていきました。スウェーデンの偉大な時代 (Stormaktstidens Sveriges)。この時代、大学都市ウプサラでは音楽活動の隆盛がみられ、ドイツ生まれのアンドレアス・デューベン (父) Andreas Düben d. ä. (c.1579-1662) に始まるデューベン家の音楽家を中心に、宮廷も豊かな音楽を享受します。1663年、グスタフ・デューベン (父) Gustav Düben d. ä. (c.1628-1690) が宮廷楽長に就任。彼は国内外の作品の収集に努めます。彼が集めた1500曲の声楽曲と300曲の器楽曲は現在、ウプサラ大学図書館が所蔵。「デューベン・コレクション (Dübens skattkista)」と呼ばれるこの楽譜集はスウェーデン音楽史の貴重な遺産となっています。

 このアルバムでは、ウルリカ・ヴェステルベリ Ulrika Westerberg とトレ・クルール・バロックアンサンブル Barockensemblen Tre Kronor (3つの王冠) が、デンマーク、ドイツ、オーストリア、イタリアの作曲家たちの書いたヴァイオリンが中心とする曲を演奏。偉大な時代、17世紀スウェーデンの宮廷人が楽しんだ音楽に、静かなゆうべ、耳を傾けることは21世紀のわれわれにも許された楽しみです。

[関連ディスク] 三代にわたるスウェーデン王宮の音楽 − 「デューベン・コレクション」 から Musica Sveciae MSCD306-307

GSO (Gothenburg Symphony Orchestra) SACD02 SACD hybrid (Multichannel/stereo)
Europe's Finest (ヨーロッパの粋をあつめて)
ヒゥーゴ・アルヴェーン (1872-1960) 祝祭音楽 (Festspel) 作品25
カール・マリア・フォン・ヴェーバー (1786-1826) (フェリクス・ワインガルトナー 編曲)
 舞踏への勧誘 作品65
フェレンツ・リスト (1811-1886) メフィスト・ワルツ第1
ジャン・シベリウス (1865-1957) 《カレリア (Karelia)》序曲 作品10
ジュゼッペ・ヴェルディ (1813-1901) オペラ《運命の力》序曲
エドワード・エルガー (1857-1934) 愛のあいさつ
JS・バッハ (1685-1750) (レオポルド・ストコフスキ 編曲) われらの神は堅き砦
ニコライ・リムスキー=コルサコフ (1844-1908) スペイン奇想曲 作品34
モーリス・ラヴェル (1875-1937) ボレロ
  ヨーテボリ交響楽団 マリオ・ヴェンツァーゴ (指揮)
  [録音 20058月、11月、12月、20061月 ヨーテボリ・コンサートホール]

◇ヨーテボリ交響楽団の自主制作レーベル。マリオ・ヴェンツァーゴ Mario Venzago (1948- スイス) は、2004年から首席指揮者を務めています。

Harmonia Mundi HMU907401/HMU807401 SACD hybrid (Multichannel/stereo)
アルヴォ・ペルト (1935-) 合唱作品集
 Da Pacem Nomine (2004) Nunc Dimitis (2001) Littlemore Tractus (もう少し長くのばした) (2000)
 Dopo la vittoria (勝利のあとに) (1996 rev.1998) マニフィカト (1989) 2つのスラヴ詩編 (1984 rev.1997)
 An den Wassern zu Babel (バビロン川のほとりに) (1976 rev.1984/1996)
  エストニア・フィルハーモニック室内合唱団 ポール・ヒリアー (指揮)
  クリストファー・バウアーズ=ブロードベント (オルガン)

Naxos 8.557463 シャルル・グノー (1818-1893) 交響曲第1番 ニ長調 交響曲第2番 変ホ長調
  シンフォニア・フィンランディア パトリック・ガロワ (指揮)

Naxos 8.570239 アルヴォ・ペルト (1935-) アカペラ合唱のための作品集
 トリオディオン (Triodion) (1996) 皇帝への納めもの (Tribute to Caesar) (1997)
 ヌンク・ディミッティス (Nunc Dimittis) (2001)
 カノン・ポカヤネン (Kanon pokajanen) (1995-97) − 頌歌 (Ode) VII
 わたしはまことのぶどうの木 (I Am the True Vine) (1996)
 石膏の壺をもつ女 (The Woman with the Alabaster Box) (1997)
 勝利の後で (Domo la vittoria) (1996-97) 神の母にして処女
  エローラ・フェスティヴァル・シンガーズ ノエル・エディソン (指揮)

Ondine ODE1079-2D 2CD's for price of 1
エイノユハニ・ラウタヴァーラ (1928-) 天使たちの訪れ (Angels and Visitations)
 カントゥス・アルクティクス (Cantus Arcticus) (1972) (鳥と管弦楽のための協奏曲)
  ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団 レイフ・セーゲルスタム (指揮) [ODE1041-2]
 秋の庭 (Autumn gardens) (1999) − 第3楽章《ジョコーゾ・エ・レッジェーロ》
  ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団 ヴラディーミル・アシュケナージ (指揮) [ODE950-2]
 ピアノ協奏曲第1(1969) − 第3楽章《モルト・ヴィヴァーチェ》
  ラルフ・ゴトーニ (ピアノ) ライプツィヒ放送交響楽団 マックス・ポンマー (指揮) [ODE757-2]
 クラリネット協奏曲 (2001) − 第2楽章《アダージョ・アッサイ》
  リチャード・ストルツマン (クラリネット) ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団
  レイフ・セーゲルスタム (指揮)[ODE1041-2]
 交響曲第7番《光の天使 (Angel of Light)(1994) − 第3楽章《コメ・ウン・ソーニョ》
  ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団 レイフ・セーゲルスタム (指揮) [ODE869-2]

 ヴィジリア (洗礼者聖ヨハネ追悼の徹夜の祈り) (Vigilia) (1971-72 rev.1996)
  − 祈りの詩編 (Avuksihuutopsalmi) 夕べの賛歌 (Ehtoohymni)
    エクテニヤ (Hartauden ektenia) 最後の祝福 (Loppusiunaus)
  フィンランド放送室内合唱団 ティモ・ヌオランネ (指揮) [ODE910-2]

 アポテオシス (Apotheosis) (1992 rev.1999)
  スウェーデン放送交響楽団 ミッコ・フランク (指揮) [ODE1002-2]
 アダージョ・チェレステ (Adagio Celeste) (2000) (弦楽オーケストラのための)
  ベルギー国立管弦楽団 ミッコ・フランク (指揮) [ODE1064-5]
 風と踊る (Dances with the Winds) (フルート協奏曲) 作品63 (1975)
  パトリック・ガロワ (フルート) ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団
  レイフ・セーゲルスタム (指揮) [ODE921-2]
 真実と偽りの一角獣座 (True & False Unicorn) (1971 rev.2000) − 一角獣座 (The Unicorn)
  若い射手座 (Young Sagittarius) 待っている乙女 (A Virgin, waiting)
  フィンランド放送室内合唱団 フィンランド放送交響楽団 ティモ・ヌオランネ (指揮) [ODE1020-2]
 アナディヨメーヌ (アフロディーテ礼賛) (Anadyomene) (1968)
  ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団 レイフ・セーゲルスタム (指揮) [ODE921-2]
 ピアノ協奏曲第3番《夢の贈り物 (Gift of dreams)(1998) − 第3楽章《エネルジーコ》
  ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団 ヴラディーミル・アシュケナージ (ピアノ、指揮) [ODE950-2]
 交響曲第1(1956 rev.1988/2003)
  ベルギー国立管弦楽団 ミッコ・フランク (指揮) [ODE1064-5]
 柳の木陰で (Halavan himmeän alla) (1998) − リスの歌 (Laulu oravasta) わが心の歌 (Sydämeni laulu)
  フィンランド放送室内合唱団 ティモ・ヌオランネ (指揮) [ODE1020-2]
 天使たちの訪れ (Angels and Visitations) (1978)
  ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団 レイフ・セーゲルスタム (指揮) [ODE881-2] 試聴盤

◇いろいろな夢を見た。至福の夢、悪夢……。ラウタヴァーラにとって夢は、自分だけのための隠れ家だった。はるか昔、子供のころから変わらず……。シベリウスの後、もっとも国際的な成功を収めたフィンランドの作曲家、ラウタヴァーラ Einojuhani Rautavaaara (1928-) の作品は、彼の音楽を敬愛するレイヨ・キールネン Reijo KiilunenOndine レーベルで体系的に紹介されてきました。世界のオーケストラで演奏されるようになった、鳥と管弦楽のための協奏曲《カントゥス・アルクティクス》 から、受胎告知だけでなく災禍をもたらす“天使”を示す《天使たちの訪れ》 まで。テーマ、そして時代によりスタイルの異なる作品をあらためて構成。ラウタヴァーラの聖と俗の世界を再訪する旅に誘います。

Ondine ODE1082-5 SACD hybrid (5.0 surround/stereo)
ムストネン、ラフマニノフとチャイコフスキーを弾く
セルゲイ・ラフマニノフ (1873-1943) ピアノソナタ第1番 ニ短調 作品28
ピョートル・チャイコフスキー (1840-1893) 四季 (12の性格的描写) 作品37bis
  オッリ・ムストネン (ピアノ)
  [録音 200511月 セッロホール (フィンランド、エスポー)]
  [制作 セッポ・シーララ  録音 エンノ・マエメツ] 試聴盤

◇オッリ・ムストネン Olli Mustonen (1967-)Ondine のためのソロ第4作は、ラフマニノフの第1番のソナタとチャイコフスキーの代表作《四季》の組み合わせです。ゲーテの『ファウスト』を念頭に置いて作曲され、出版の段階になって、それぞれの楽章に与えられた《ファウスト》、《グレートヒェン》といったタイトルを外し、標題性を放棄したという経緯のあるソナタ。全体像のつかみにくい音楽はラフマニノフの作品の中でも特異な存在とされ、有名な第2番のソナタにくらべるまでもなく、演奏されることの少ない作品です。真のヴィルトゥオーゾの手になって初めて、英雄的、叙事的な物語が姿を現す。そう語る音楽学者もいます。磨かれたピアニズム、作品の構成に対する洞察、響きのデリケートな感覚……ムストネンの演奏をそれぞれの耳と心で確かめてください。《ペチカのほとりで》に始まるチャイコフスキー。雪が降り始めた11月のトロイカ。クリスマスのワルツ。ブックレットに写真の掲載された笑顔のムストネンがこの音楽に似合っています。

Ondine ODE1086-5 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) ペーテリス・ヴァスクス (1946-)
 交響曲第3(2004-05) チェロ協奏曲 (1993-94)
  マルコ・ユロネン (チェロ) タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団 ヨン・ストゥールゴールズ (指揮)
  [録音 20063月 タンペレホール (フィンランド、タンペレ)]
  [制作 セッポ・シーララ  録音 エンノ・マエメツ] 試聴盤

◇交響曲第2(ODE1005-2)2004年カンヌ・クラシカル・アウォード最優秀ディスク賞を受けたラトヴィアの作曲家、ヴァスクス Peteris Vasks (1946-) の第3番。モダニストから出発、民俗音楽と伝統を重視する作風を経て、現在は、みずからの音楽により人々と繋がることを重視した創作をつづけています。“神の世界の美、人間性の運命と人々の運命、愛と理想への忠誠……光と闇の果てしない戦い”。第3番の交響曲は単一楽章。抒情的な気分のオープニング、“衝突と闘争” の中間部、アダージョとアンダンテの終結部。大きく3つの部分に分かれ、“平原の静穏と一羽の孤独な鳥” で曲を閉じます。チェロ協奏曲は、リトアニアのチェリスト、ダーヴィド・ゲリンガスに献呈された作品です。人々に苦痛と屈辱を強いたソ連体制下の時代の空気が作品の背後にあるといわれます。このディスクでは、ラウタヴァーラのチェロ協奏曲 (ODE819-2) を録音したマルコ・ユロネン Marko Ylönen がソロを弾きました。芸術至上主義を否定し、人間とその社会をとりまく恐怖や慰めや希望を音楽作品として表現。感情に直接的に訴えるヴァスクスの音楽は、ひろく支持されてきています。

Opus3 CD22062 SACD hybrid (4.0 surround/stereo)
A Unique Classical Guitar Collection
JS・バッハ (1685-1750)
 ブランデンブルク協奏曲第3番 ト長調 BWV1050 − アレグロ
エンリケ・グラナドス (1867-1916) ゴヤのマハ [CD7810]
フェリクス・メンデルスゾーン (1809-1847)
 無言歌集 − 瞑想 作品30-1 タランテラ 作品102-3
 弦楽四重奏のための4つの小品 作品81 −アンダンテ (主題と変奏)
クロード・ドビュッシー (1862-1918)
 前奏曲集第1集 − 吟遊詩人 小組曲 − 小舟にて メヌエット [CD9001]
JS・バッハ (1685-1750) ブランデンブルク協奏曲第6番 変ロ長調 BWV1051 [CD7915]
  ストックホルム・ギター四重奏団

JS・バッハ (1685-1750) 組曲第2番 ハ短調 BWV997 − 前奏曲 ジグ ドウブル [CD8015]
  ペーデル・リス (ギター)

フェルナンド・ソル (1778-1839) 2つのギターのための幻想曲 作品54 (抜粋) [CD8201]
  ドゥオ・デチマ  ラーシュ・カールソン (ギター) ミカエル・ユング (ギター)
ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル (1867-1942)
 フローセの花 (Frösöblomster) − ローンテニス (Lawn tennis)
  ソンマルハーゲン入場 (Intåg i Sommarhagen) 夏の歌 (Sommarsång) [CD19701]
  ストックホルム・ギター三重奏団 試聴盤

◇アルバムタイトルどおり、Opus3 がこれまでリリースした“ユニーク”な四重奏、三重奏、二重奏、ソロのギター録音のコレクション。いずれも4チャンネルのオリジナルマスターによるSACDリマスター。秋の気分が漂います。

Pro Musica PPC9056 山の魔王の宮殿にて − ノルウェーのロマンティック管弦楽作品集
エドヴァルド・グリーグ (1843-1907)
 《ペール・ギュント (Peer Gynt)》 組曲第1番 作品46
  朝の気分 (Morgenstemning) オーセの死 (Åses død)
  アニトラの踊り (Anitras dans) 山の魔王の宮殿にて (I dovregubbens hall)
 最後の春 (Siste vår) 作品34-2 ノルウェー舞曲 (Norske danser)2番 作品35-2
ヨハン・スヴェンセン (1840-1911) 祝祭ポロネーズ (Festpolonese) 作品12
 去年、山で山羊の番をしていた (I fjol gjætt'e gjeitinn) 作品31 (ノルウェー民謡の編曲)
ハルフダン・シェルルフ (1815-1868) ハルダンゲルの花嫁の行進 (Brudeferden i Hardanger)
オーレ・ブル (1810-1880) セーテルの娘の日曜日 (Sæterjentens Søndag)
リカルド・ノルドローク (1842-1866) (ヨハン・ハルヴォシェン 編曲)
 情景音楽《メーリー・スチュアート》の3つの小品 (3 stykker av scenemusikken'Maria Stuart')
  − 決心 (Purpose) ヴァルス・カプリース (Valse Caprice)
リカルド・ノルドローク (1842-1866) オラヴ・トリュグヴァソン (Olav Trygvasson)
ヨハン・ハルヴォシェン (1864-1935) ボヤールの入場行進曲 (Bojarenes inntogsmarsj) (1893)
  幻想の踊り (月光の乙女たち) (Danse Visionaire (Måneskinsmoyane))

ヨハン・スヴェンセン (1840-1911) ノルウェー芸術家の謝肉祭 (Norsk kunstnerkarnaval) 作品14
リカルド・ノルドローク (1842-1866) (ヨハン・ハルヴォシェン 編曲)
 ノルウェー国歌「われらこの国を愛す」 (Fædrelandssang "Ja, vi elsker dette landet")
  ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団 ペール・ドライエル (指揮)
  [録音 19891月 オールセイント教会 (トゥーティング、ロンドン)]
  [制作 アルネ・ペッテル・ルーグナン  録音 ショーン・ルイス] [Aurora ARCD1938] 日本語解説付 試聴盤

◇ペール・ドライエル Per Dreier (1929-) はノルウェーの指揮者。ヴィレム・ファン・オッテルロー、パウル・ファン・ケンペン、フェルディナント・ライトナーらに指揮法を学びました。1978年、ロンドン交響楽団を指揮してグリーグの劇付随音楽《ペール・ギュント》全曲を初めて録音 (NKFCD50001-2)。さまざまの賞を受けるなど、国際的に高く評価されました。この Pro Musica のアルバムではロイヤル・フィルハーモニックを指揮。ノルウェーのナショナル・ロマンティシズムを代表する音楽を演奏しています。ノルウェー作曲家協会のレーベル、Aurora からリリースされていた録音の再リリースです。

Simax PSC1233 スヴェンセンとセルメルの交響詩
ヨハン・スヴェンセン (1840-1911)
 ビョルンソンの劇のための交響的前奏曲《シーグル・スレムベ (Sigurd Slembe)》 作品8 (1872)
 管弦楽のための伝説《ゾラハイダ (Zorahayda)》 作品11 (1874)
ヨハン・ペーテル・セルメル (1844-1910) フランドルの謝肉祭 (Karneval i Flandern) 作品32
 交響詩《プロメーテウス (Prometheus)》 作品50
  オスロ・フィルハーモニック管弦楽団 ミハイル・ユロフスキー (指揮)
  [録音 2003825日−29日 オスロ・コンサートホール]
  [制作 クシシュトフ・ドラーブ  録音 エリサベト・ソメシュネス、マーリト・アスケラン] 試聴盤

◇ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための《ロマンス》が現在も各地の室内オーケストラで演奏され、グリーグに次いで国際的な知名度も高いヨハン・スヴェンセン Johan Svendsen (1840-1911)。スヴェンセンやグリーグと同じく国から作曲家助成金を受けるほど評価され、作品も広く演奏されながら、没後、ほとんどの曲がアーカイヴに閉じこめられてしまったヨハン・ペーテル・セルメル Johan Peter Selmer (1844-1910)。ともにライプツィヒで学び、指揮者としても活躍したノルウェーのナショナル・ロマンティシズム時代のふたりの作曲家。ビョルンソン Bjørnstejerne Bjørnson の劇からインスピレーションを得た、戦いと恋の音楽《シーグル・スレムベ》。スペインのアランブラ宮殿を舞台に、悪の力からの救いを求めキリスト教に改宗したムーアの王女ゾラハイダの伝説。ベルリオーズの《ローマの謝肉祭》に触発されて作曲にとりかかり、フランドル地方のカリヨンの旋律も素材にした《フランドルの謝肉祭》。人類のためにゼウスの火を盗んだため過酷な罰を受け、ヘラクレスに救われるプロメテウスの神話。《ゾラハイダ》 をのぞき、これが初録音です。

Simax PSC1830 ノルウェーの偉大な演奏家たち 1945年−2000年 第1
リヒャルト・シュトラウス (1864-1949) セレナード 作品17-2 献身 作品10-1
リヒャルト・ワーグナー (1813-1883)
 オペラ《タンホイザー》 − エリーザベトの挨拶の歌「おごそかなこの広間よ」
ジュゼッペ・ヴェルディ (1813-1901)
 オペラ《トロヴァトーレ》 − 炎は燃えて 彼女は足枷をされて
  マーリト・イセネ (ソプラノ) オスロ・フィルハーモニック管弦楽団
  ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団
シーグル・リ (1871-1904) ノルウェー舞曲 (Norsk dans)2
エドワード・エルガー (1857-1934) セレナード

マヌエル・デ・ファリャ (1876-1946) オペラ《はかない人生》 − スペイン舞曲第1番
フリッツ・クライスラー (1875-1962) ジプシーの女
モーリツ・モシュコフスキ (1854-1925) (パブロ・デ・サラサーテ 編曲) ギター 作品45-2
アメリカ民謡 わらの中の七面鳥
  エルンスト・グラーセル (ヴァイオリン)
ルードヴィーグ・マティアス・リンデマン (1812-1887)
 コラール「ただ愛する神の摂理にまかす者」による変奏曲 (Variasjoner til Choralen: Hvo ikkun lader Herren raade)
  アーリル・サンヴォル (オルガン) [聖パウロ教会 (オスロ) のオルガン]
ヨハン・クヴァンダール (1919-1999) フルートと弦楽のための協奏曲 作品22 (1963)
  オルヌルフ・グルブランセン (フルート) オスロ・フィルハーモニック管弦楽団 スヴェッレ・ブルーラン (指揮)
モーリツ・モシュコフスキ (1854-1925) エチュード・カプリース (Etude Caprice)
  オルヌルフ・グルブランセン (フルート)
JS・バッハ (1685-1750) 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
 シチリアーナ (フルートとハープシコードのためのソナタ 変ホ長調 BWV1031 から)
  ロベルト・リフリング (ピアノ) 試聴盤

◇桧舞台に立っている間は喝采を浴びながら、時とともに名前も音楽も忘れられかけてきたノルウェーの偉大な音楽家たち。国際的に活躍するきっかけを手にしながら、フラグスター (フラグスタート) に乞われノルウェー国立オペラの創設に加わったソプラノ歌手、マーリト・イセネ Marit Isene (1923-2003)。長年に渡りオスロ・フィルハーモニック管弦楽団のコンサートマスターを務めたエルンスト・グラーセル Ernst Glaser (1904-1974)。ノルウェー教会音楽の発展に貢献したアーリル・サンヴォル Arild Sandvold (1895-1984)。オスロ・フィルハーモニックに30年以上在籍し、マールボロ音楽祭ではゼルキンやカザルスとも共演したフルート奏者、オルヌルフ・グルブランセン Ornulf Gulbransen (1916-2004)。ロベルト・リフリング Robert Riefling (1911-1988) は、ノルウェーで初めてバッハの《平均律クラヴィーア曲集》全曲をコンサートで弾いたピアニスト。洗練された明晰な演奏が愛され、“真のノルウェー紳士”と言われました。放送録音と個人のアーカイヴ録音により彼らの芸術を偲ぶシリーズが始まります。

Tritó (Spain) TD0025 ボレアス − ダビド・デル・プエルト (1964-) 作品集
 交響曲第1番 《ボレアス》 (2004)
  フィンランド放送交響楽団 サカリ・オラモ (指揮)
  [録音 2005126
   アウディトリオ・アルフレード・クラウス・シンフォニー・ホール (ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア)]
 幻想曲第1(1998)
  スペイン放送交響楽団 パブロ・エラス (指揮) [録音 2004429日 マドリッド記念劇場]
 幻想曲第2(2000)
  スペイン国立青年管弦楽団 ジョセプ・カバイエ (指揮) [録音 2001121日 アウディトリオ・デ・サラゴサ]
 神話 (1999)
  スペイン国立青年管弦楽団 パブロ・ゴンサーレス (指揮) [録音 19991028日 マドリッド国立音楽堂室内ホール]
 アダージョ (1997)
  ガリシア王立管弦楽団 ペドロ・アルフテル (指揮)
  [録音 2005521日 アウディトリオ・デ・ガリシア、アンジェル・ブラジェ・ホール (サンティアゴ・デ・コンポステーラ)]

◇ダビド・デル・プエルト David del Puerto はマドリッド生まれ、フランシスコ・ゲレーロ (1951-) とルイス・デ・パブロに師事したスペインの作曲家。

 

リリース情報 − Jazz

Agnas Musikproduktioner (Sweden) AM014 トリオX (Trio X)Trio X of Sweden
 Kavalaby Swedish Dance Routine Grubbepolska Joel Back on Doubletrack
 Bonsoir (こんばんは) Biggi's Dance En Jungfru Födde Ett Barn Idag (乙女が今日、幼子を生んだ)
 Drone In E  In DJ Storsjöhöst (大海原の秋) There She Walks Cerauni Öckensång
 Day of Departure (in memory of Dag Hammarskjold) (旅立ちの日 − ダーグ・ハマーショルド追悼)
 How About a Chaser (bonus track)
  トリオX
   ペール・V・ユーハンソン (ベース) レンナット・シモンソン (ピアノ) ヨアシム・エークベリ (ドラムズ)
  [録音 2004年−2005年]

◇トリオXのセカンドアルバム。ポップス、フォークミュージックの要素も取り入れ、すべてオリジナル曲。

Ambassador Records (Sweden) CLA1910
ルイ・アームストロング − Live at the Cotton Club (1939年−1943年)
 When It's Sleepy Time Down South Harlem Stomp Keep the Rhythm Going
 I'm Confessin' Lazy River Struttin' with Some Barbecue
 When It's Sleepy Time Down South Darling Nelly Gray Song of the Islands
 In the Mood When It's Sleepy Time Down South Shine Shoe Shine Boy
 A Zoot Suite Basin Street Blues I Surrender Dear You Don't Know What Love Is
 Coquette When It's Sleepy Time Down South Cash for Your Trash I Never Knew
 Blues in the Night Harlem Stomp When It's Sleepy Time Down South
 On the Sunny Side of the Street Back O'Town Blues Me and Brother Bill As Time Goes by
  ルイ・アームストロング (トランペット、ヴォーカル) ヒズ・オーケストラ
  [録音 1939年−1943年 コットン・クラブ (NY)、カーサ・マニャーナ (カルヴァーシティ) 他 (ライヴ)]

Anna Einarsson Music (Sweden) AEM001 アンナ・エイナション − Anagram (アナグラム)
 Here and now Be still You're not playing straight Still (I admit it) Eternally
 Seafarer's prayer Talk to me What remains In their time
  アンナ・エイナション (ヴォーカル)
  ペール・“テキサス”・ユーハンソン (テナーサックス、クラリネット)
  クラース・トゥーレソン (アルトサックス、テナーサックス) ミッコ・ピーライネン (トランペット)
  マッティアス・ヴィンデモ (エレキギター、ダブルネックギター)
  マッティアス・ショルド (エレクトロニクス) アダム・フーケリド (ピアノ)
  ペール=オーラ・ランディン (ベース) ヨン・フェルト (ドラムズ)

STIM (スウェーデン作曲家協会) の奨学金を最年少で受け、スカンディナヴィアの音楽シーンで活躍するスウェーデンのヴォーカル、アンナ・エイナション Anna Einarsson が“ジャズヴォーカリスト”としてデビューするアルバム。衝突するハーモニーと不規則なリズム。フォークとフリージャズの要素を織り込んだ歌はすべて自作。編曲もエイナション自身が行っています。

Country & Eastern (Sweden) CE03 See You in a Minute - Memories of Don Cherry
 See You In A Minute Moki's Saxophone Clicky Clacky AC/DC Ganesh El Corazon
 Fun (There's Nothing More Serious Than) Dina Kana Gina God Is At The Door
  イーグル・アイ・チェリー (ヴォーカル) ネナ・チェリー (ヴォーカル)
  ベンクト・ベリエル (ドラムズ) ユーナス・クヌートソン (サクソフォーン)
  クリスチャン・スペリング (ベース) ペール・テルンベリ (パーカッション)
  クリステル・ブーセン (バスクラリネット) ラーシュ・アルムクヴィスト (トランペット)
  マッツ・オーベリ (キーボード、ハーモニカ) トマス・グスタフソン (サクソフォーン)

1960年代のフリージャズを代表するミュージシャンのひとり、ドン・チェリーに捧げるメモリアル・アルバム。すべてドン・チェリーの作曲。スウェーデンのミュージシャンのセッションに、ドン・チェリーの子、イーグル・アイ・チェリーとネナ・チェリーがヴォーカルで参加しています。

Meantime Records (Norway) MR12 カーリン・クルーグ (Karin Krog)Jazz Moments
 I've Got Your Number Old Folks All of You Baby Won't You Please Come Home
 Dearly Beloved Glad to Be Unhappy I Can't Get Started Just in Time
 Body and Soul Dearly Beloved (alternative take)
  カーリン・クルーグ (ヴォーカル) ケニー・ドリュー (ピアノ) ヨン・クリステンセン (ドラムズ)
  ニルス=ヘニング・エアステズ・ペーザセン (ベース) ヤン・ガルバレク (テナーサックス)
 [録音 19661111日-12日 オスロ] [Sonet Records (LP)]

Rull's Royce Orchestra/MTG (Toomas Rull) (Norway) RR001
ルルズ・ロイス・オーケストラ (Rull's Royce Orchestra)Rull's Choice
 Ophalos Fiery Jewish Dance Mediterranean Sky Sad Satisfaction Thunder Magic Mantra
 Timeless Joy Rull's Royce
  トーマス・ルル (ドラムズ、パーカッション、シンセサイザー、他) フルーデ・バルト (ギター、他)
  ペール・ヴィリ・オーセルード (トランペット) メーリス・ヴィンド (クラリネット、バスクラリネット) 他
  [録音 20021月 エストニア放送局 (ライヴ)]

Stunt Records STUCD06062 ブランコ・イ・ネグロ (Blanco y Negro) (白と黒)
 On the Sidewalk Tobacco House The Smile of Winston Naima Monday Evening 他
  ヤコブ・ディネセン (テナーサックス) トニー・ロドリゲス (ピアノ)
  ヤサー・モレヨン・ピノ (ベース、ヴォーカル)
  エリエル・ラゾー (コンガ、パーカッション、ヴォーカル)
  ヨナス・ヨハンセン (ドラムズ、カウベル) ミゲリト・ヴァルデス (トランペット、フリューゲルホルン)
  [録音 2006111日−21日]

◇コペンハーゲン生まれのヤコブ・ディネセン Jacob Dinesen とヨナス・ヨハンセン Jonas Johansen がハバナでキューバのミュジシャンと創り上げた作品集。メロディアスな北欧の音楽と陽気なラテンのリズムが融合する音楽。オリジナル曲を中心に、ジョン・コルトレーンのバラード《Naima》も演奏されています。

Stunt Records STUCD06072
トマス・フリラン・カルテット (Thomas Fryland Quartet) − アナザー・ソング (Another Song)
 Another Song Simple Song Melody Song Brazil Song Love Song
 Circle Song I Remember Clifford This Is New On a Cotton Trail
  トマス・フリラン・カルテット
   トマス・フリラン (トランペット、フリューゲルホルン) ジム・マクニーリー (ピアノ)
   イェスパー・ロンゴー (ベース) オーエ・タンゴー (ドラムズ)  [録音 200639日]

◇トマス・フリラン Thomas Fryland は、デンマークのトランペット奏者。デンマーク放送ビッグバンドのメンバーとしても活躍しています。簡素な美しさをもったトランペットがデンマーク的、北欧的。7曲は彼のオリジナル作品です。

Stunt Records STUCD06082
トマス・フランク (Tomas Franck) − コペンハーゲン・コネクション (The Copenhagen Connection)
 It was a Party Every Night The Apartment Old Folks A Monk's Dream
 Gingerbread Boy Jenny Sould Eyes The Red Lightning Sonnymoon for Two
 Infant Eyes Isotope
  トマス・フランク (テナーサックス) ニルス・ラン・ドーキー (ピアノ)
  マス・ヴィニング (ベース) アルバート・“トゥーティ”・ヒース (ドラムズ)
  [録音 2006416日]

◇ジョニー・グリフィン、アーニー・ウィルキンズ、デクスター・ゴードン、スタン・ゲッツ、ソニー・ロリンズ、ベン・ウェブスター。北欧ジャズシーンに大きな影響を与えたサックス・プレーヤーたちに捧げる、トマス・フランク Tomas Franck とミュージシャンたちからのオマージュ。

Stunt Records STUCD06092 ハンス・ウルリク (Hans Ulrik) − トライバル・ダンス (Tribal Dance)
 Springfield Love Machine Another Planet Big Dreamer Nocturne
 Tribal Dance Oyster The Wind-up Eggs in a Basket
  ハンス・ウルリク (テナーサックス、ソプラノサックス) ヤコブ・クリストファセン (ピアノ)
  アナス・クリステンセン (ベース) ミケル・ヘス (ドラムズ)
  [録音 2006413日−15日]

◇デンマーク・ジャズを代表するサックス奏者、ハンス・ウルリク Hans Ulrik がピアノトリオ共演。すべてオリジナル曲です。

Vax Records (Sweden) CD1000 
アリス・バブス − 初期録音集 (Early Recordings) (1939年−1949年)
 It's a hundred to one Shoo shoo baby I'm beginning to see the light
 Don't get around much anymore I can't see for looking I cover the waterfront
 Gotta be this or that Undecided Sugar I'm a little on a lonely side
 The blues for today I'll dance at your wedding Jingle jangle jingle Idaho Shine
 Hi-diddle-diddle Nobody's sweetheart Minnie the Moochers Wedding Day
  アリス・バブス (ヴォーカル) トゥーレ・エリング・オーケストラ ラル・エルボス・オーケストラ
  ステーン・カールベリ・トリオ エーリク・フランク・クインテット ニッセ・リンド・ホット・トリオ 他


リリース情報 − Blues, Folk, Pop & World Music

IMU IMU-CD054
木作りの心 (Puinen sydän) − カンテレ・トリオと踊ろう (Pelimannitrion iskelmäparaati)
 ヴィネタの鐘 (Vinetan kellot) 山の朝 (Aamu tunturissa)
 結婚前夜のコッキラの踊り (Kokkilan kuuliaistansseissa)
 リパブリック賛歌 (Kalle kustaan muori) ティリトンバ (Tiritomba)
 道に迷って (Kuljen eksyksissä) フィンテレスカ (Fintelska)
 トゥリカリ・マズルカ (Tulikarin masurkka) オペラ・ワルツ (Oopperavalssi)
 短調のフォックストロット・メドレー (Mollifoksisikermä) 木作りの心 (Puinen sydän)
 三角の帽子 (Mein hut, der hat) すみれ (Orvokki) 悪魔のポルカ (Pirun polkka)
 昔のワルツ (Vanha valssi) やあ、マンタ (Morjensta manta)
 アルプスのばら (Alppiruusu) ナポレオン行進曲 (Napoleonin marssi) テネシーワルツ (Tennessee Waltz)
 蛍の光 (Sumujen silta/Auld lang syne)
  カンテレ・トリオ
   トイヴォ・アラスパー (カンテレ) マッティ・コンティオ (カンテレ) ティモ・ヴァーナネン (カンテレ) 試聴盤

◇オストロボスニアのペルホ川渓谷出身のベテラン奏者、トイヴォ・アラスパー Toivo Alaspää (1929-)。フォークとジャズのフュージョングループ “カレリア (Karelia)” にも参加したフィンランドでもっとも有名なミュージシャン、マッティ・コンティオ Matti Kontio (1948-)。1997年最優秀若手アーティストを受賞、グループ “ロイトゥマ (Loituma)” のメンバーでもあるティモ・ヴァーナネン Timo Vaananen (1970-)。世代の違う名手3人が集まったトリオが、伝承の曲、民謡、オリジナル曲に加え、懐かしい曲も演奏します。アルバム名になった《木作りの心》はドイツ民謡の《別れ》 (ムシ・デン) (Abschied "Muß i denn zum Städtele hinaus") が原曲です。サブタイトルは “カンテレ・トリオと踊ろう”。どんなアルバムになっていると思いますか?

IMU IMU-CD061 多彩なカンテレ (Kantele Colours) − フィンランド・カンテレ音楽パレード
ユッカ・リンコラ (1955-)  テラコッタ・レディ (Terracotta Lady) 
 エヴァ・アルクラ (カンテレ)
ジャン・シベリウス (1865-1957) 即興曲 作品5-5
  ウッラ・ホンコネン (カンテレ)
アンナ=カーリン・コルホネン オカピ (Okapi)
  インプロバトゥル・カンテレデュオ
ヴィルマ・ティモネン ぎくしゃくしたプレー (Höpellystaä)
  ヴィルマ・ティモネン (カンテレ)
民謡 (アンティ・ラントネン) 伯爵のポルスカ (Maaherran polska)
  オウティ・リンナランタ (カンテレ)
アスコ・ヒュヴァリネン (1963-) きしむ音のワルツ (Valse griffyre)
  エイヤ・カンカーンランタ (カンテレ)
ティモ・ヴァーナネン (1970-) ネーレム (Neerem)
  ティモ・ヴァーナネン (エレキカンテレ)
レッド・スチュアート/PW・キング テネシーワルツ (Tennessee Waltz)
民謡 (カンテレ・トリオ 編曲) トゥリカリ・マズルカ (Tulikarin masurkka)
  カンテレ・トリオ
マルッティ・ポケラ (1948-) リョンロット幻想曲 (Lönnrot-Fantasia)
  マルッティ・ポケラ (カンテレ)
民謡 (ヘッリ・シュルヤニエミ 編曲) 鳥のように歌えたなら (Jos voisin laulaa kuin lintu voi)
 ヘッリ・シュルヤニエミ (カンテレ)
マルッティ・シュルヤニエミエ (ヘッリ・シュルヤニエミ 編曲) 結婚の歌 (Häälaulu)
  ヘッリ・シュルヤニエミ (カンテレ)
民謡 (ヴィルマ・ティモネン 編曲) 宝石のポルスカ (Korupolska)
  ヴィルマ・ティモネン (カンテレ)
民謡 (オウティ・リンナランタ 編曲) ケリマキ・ポルスカ (Kerimäen polska)
  オウティ・リンナランタ (カンテレ) 試聴盤

◇フィンランド伝統の楽器カンテレには、弦の数と半音を弾くためのメカニズムの違いにより、さまざまな種類があります。演奏される曲もいろいろ。古くからの伝承曲と民謡だけでなく、現在はクラシック、ジャズ、ポップスの分野の曲もカバーする新しいカンテレ音楽も盛んになってきました。トッププレーヤーによる演奏を集めたアルバム。ジャズミュージシャンで作曲家のユッカ・リンコラ Jukka Linkola と、打楽器奏者で作曲も手がけるアスコ・ヒュヴァリネン Asko Hyvärinen が書いた、民俗楽器の枠を超える作品も演奏され、“今に生きる” カンテレの多彩な音と表現を聴くことができます。エレキカンテレのユニークな響きを活かした曲、思わずステップを踏んでしまう曲。「カンテレって?」という聴き手だけでなく、この楽器に親しんでいる人たちにとっても、新しい発見のあるアルバムです。

Tritó (Spain) TD0027 ゲオルグ・リーデル (1934-) (リュイス・カバル 編曲)
 歌付き物語《長靴下のピッピ (Pippi Långstrump)》 (アストリッド・リンドグレン 原作)
  リディア・リヌエーザ (語り) 劇団ラッジガグス (声の出演)
  ヘカテロス・ビッグバンド リュイス・カバル (指揮)
  [語り・台詞・歌 カタラン語] [収録時間 約29分]

◇スウェーデンの児童文学作家、アストリッド・リンドグレーン Astrid Lindgren (1907-2002) の『長靴下のピッピ』 (1945年) は、ラーゲルレーヴの『ニルスのふしぎな旅』 (1907年) とならび、スウェーデンと北欧を越え世界中で広く読まれている作品。スウェーデンではTV番組と映画にもなり、リンドグレーンのテクストを歌詞にジャズ・ミュージシャン、ゲオルグ・リーデル Georg Riedel (1934-) が歌を書きました。このアルバムは、リーデルが作ったミュージカル版から抜粋。リュイス・カバルが編曲して歌付き物語とした作品。カタラン語で語られ、歌われます。


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