Newsletter No.99   15 March 2007

 

リリース情報

Bergen Digital Studio BD7042CD JS・バッハ (1685-1750)
 無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番 ト短調 BWV1001
 無伴奏ヴァイオリンパルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
 無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
  オルヌルフ・ボイエ・ハンセン (ヴァイオリン)

Bergen Digital Studio BD7050CD Our song is done
 名誉ある出迎え (Velkomne med æra) ドゥンデルダンスダーレンのポルスカ (Pols fra Dunderdansdalen)
 しばし楽の音に (Music for awhile) カナダ植民時代の3つの歌 (Three Songs from early Canada)
 Spring Sketches How High the Moon My Funny Valentine 他
  ヴォーチ・ノビリ マリア・ガンボルグ・ヘルベクモ (指揮) ゲイル・ブートネン (ピアノ)

Bergen Digital Studio BD7051CD モーツァルトからベートーヴェンへ
WA・モーツァルト (1756-1791) ピアノソナタ第7番 ハ長調 K309/284b
 ピアノソナタ第12番 へ長調 K332/300k
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827) ピアノソナタ第30番 ホ長調 作品109
  ライドゥン・アスケラン (ピアノ)

BIS CD1423 CPE・バッハ (1714-1788) ソロ・キーボード曲全集 第16
 ヴュルテンベルク・ソナタ第1番 イ短調 H30 (Wq49-1)
 ヴュルテンベルク・ソナタ第2番 変イ長調 H31 (Wq49-2)
 ヴュルテンベルク・ソナタ第3番 ホ短調 H33 (Wq49-3)
  ミクローシュ・シュパーニ (クラヴィコード)

BIS SACD1463
カール・ニルセン (1865-1931) クラリネット協奏曲 FS129 (作品57)
カレヴィ・アホ (1949-) クラリネット協奏曲 (2005)
  マッティン・フロースト (クラリネット) ラハティ交響楽団 オスモ・ヴァンスカ (指揮)

◇スウェーデンのクラリネット奏者、マッティン・フロースト Martin Fröst2003年、才能の際立った若い演奏家に与えられるボルレッティ・ブイトーニ・アウォードを獲得。ボルレッティ=ブイトーニ・トラスト Borletti-Buitoni Trust がフローストのためにカレヴィ・アホ Kalevi Aho (1949-) に委嘱した協奏曲です。第1楽章テンペストーゾ。技巧を求められるカデンツァをもつ第2楽章。第3楽章ヴィヴァーチェ、コン・ブリオ、第4楽章アダージョ、メスト。第5楽章エピローグ。フローストからの技術的な提案のおかげで、クラリネットがめざましい表現力とヴィルトゥオジティを獲得した作品と言われます。

BIS CD1552
WA・モーツァルト (1756-1791)
 ピアノ、オーボエ、クラリネット、バスーンとホルンのための五重奏曲 変ホ長調 K452
 アダージョとロンド K617 (木管五重奏のための版)
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827)
 ピアノ、オーボエ、クラリネット、バスーンとホルンのための五重奏曲 変ホ長調 作品16
  スティーヴン・ハフ (ピアノ) ベルリン・フィルハーモニック木管五重奏団

BIS CD1574 カレヴィ・アホ (1949-)
 テューバ協奏曲 (2001)
  オイスタイン・ボーズヴィーク (テューバ) ノールショーピング交響楽団 マッツ・ロンディン (指揮)
 コントラバスーン協奏曲 (2005)
  ルイス・リプニック (コントラバスーン) ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団 アンドルー・リットン (指揮)
  [録音 20062月 グリーグホール (ベルゲン、ノルウェー)、
       11月 ルイ・ド・イェール・コンサートホール (ノールショーピング、スウェーデン)]
  [制作 インゴー・ペトリー  録音 アンドレアス・ルーゲ (コントラバスーン協奏曲)、マリオン・シュヴェーベル] 試聴盤

◇テューバの“カンタービレ”。新しい奏法とヴィルトゥオジティを求め、メロディ楽器としてのテューバの存在を示す。“オーケストラの中の弱者、コントラバスーンが翼を広げ、ソロ楽器としてスポットライトの中に飛び出していく” (ルイス・リプニック)。オーケストラを支える二つの楽器に新しい光をあてたカレヴィ・アホ Kalevi Aho の協奏曲集。

BIS SACD1588
ピョートル・チャイコフスキー (1840-1893) ピアノ協奏曲第1番 変ロ長調 作品23
ニコライ・メトネル (1880-1950) ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 作品33
ニコライ・メトネル (1880-1950) (エフゲニー・スドビン 編曲) 愛らしき子 作品6
  エフゲニー・スドビン (ピアノ) サンパウロ交響楽団 ジョン・ネシリング (指揮)

BIS CD1589
エドワード・エルガー (1857-1934) セレナード ホ短調 作品20 エレジー 作品58
ピーター・ウォーロック (1894-1930) カプリオル組曲 (Capriole suite)
フレデリク・ディーリアス (1862-1934)
 春を告げるかっこうを聞いて (On hearing the first cuckoo in spring)
 川辺の夏の夜 (Summer night on the river)
グスターヴ・ホルスト (1874-1934) セントポール組曲 (St. Paul's suite) 作品29-2
アーウェル・ヒューズ (1909-1990) 幻想曲
  カメラータ・ウェールズ オーウェイン・アーウェル・ヒューズ (指揮)

Capriccio (SACD Collection) 71115 SACD (Multichannel/stereo hybrid)
ユーハン・ヘルミク・ルーマン (1694-1758)
 管弦楽組曲《ドロットニングホルムの音楽 (Drottoningholmsmusiken)
 合奏協奏曲 変ロ長調
  ヘルムート・フッケ (オーボエ) カペッラ・コロニエンシス
  ウルフ・ビョーリン (指揮) [録音 1984年]

Caprice CAP21650 SACD (Multichannel/stereo hybrid)
ロルフ・エンストレム (1951-) Quarks (クォーク) Spin (1995) Charm (1996)
 Strange (1997) Up! (1999) down: (2001)
  ロルフ・エンストレム (エレクトロニクス)
  [制作総指揮 シェル・セーデルクヴィスト、マリ・ヴィセーン] 試聴盤

◇ロルフ・エンストレム Rolf Enström (1951-) は、テープのための《Sequence in Blue(1979) で知られるようになったスウェーデンのエレクトロ=アクースティック作曲家。このアルバムに収録された5つの曲は、"Scientific American" に掲載された、自然界のもっとも基本となる素子は“クォーク (quarks)” という理論を読み、構想された作品。共通する素材をもつ連作として製作されました。

Caprice CAP21751 サルヴェ・レジナ (Salve Regina)
マリア・ローヴベリ (1968-) Salve Regina (サルヴェ・レジナ) (2000)
アイネタ・ショルド (1947-) 今日キリストは生まれた (Hodie Christus natus est) (2004)
ハンス・レオ・ハスラー (1564-1612) Gratias agimus tibi (われら感謝を捧げます) (1601)
ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ (c.1525-1594) ヘブライの子ら (Pueri Hebraeorum) (1581)
ヨハネス・ブラームス (1833-1897) レジナ・チェリ (Regina Coeli) (1863)
モッテン・ヤンソン (1965-) 一輪のばらが咲いた (Det är en ros utsprungen) (1995)
 Trina celi hierarchia (天軍九隊) (1989)
ペッカ・コスティアイネン (1944-) 北極光 (Revontulet) (1983)
ペール・グンナル・ペッテション (1954-) アレルヤ (Alleluia) (2003)
フランシス・プーランク (1899-1963) アヴェ・ヴェルム・コルプス (Ave verum corpus) (1952)
グスターヴ・ホルスト (1874-1934) アヴェ・マリア (Ave Maria) (1900)
アルヴォ・ペルト (1935-) ふたりの嘆願者 (Zwei Beter) (1998)
トマス・ルイス・デ・ビクトリア (1540-1611) おお、この道を行ったすべての人よ (O vos omnes) (1585)
  ユー教会ユース合唱団 マッツ・ベッティルソン (指揮)
  [録音 2006929日−101日 ユー教会 (ユー、スウェーデン)]
  [制作 グンナル・アンデション  録音 ペール・シェーステン] 試聴盤

◇“優れた技巧と芸術性は、地理的立地から生まれるとは限らない”。ヴェッテルン湖に沿った小さな町ユー (Hjo) の少女合唱団、ユー教会ユース合唱団 Hjo kyrkas ungdomskor はそのことを確かな形で示し、2005年、スウェーデンの最優秀合唱団に選ばれました。教会音楽家マッツ・ベッティルソン Mats Bertilsson1992年、混声のユース合唱団として創設。その後、女声合唱団として活動するようになりました。2000年 (リンツ) と2004年 (ブレーメン) の合唱オリンピックで金メダルを受賞。ドロットニングホルム・バロックアンサンブルとも定期的に共演しています。

 キリスト教の神秘を歌う16世紀と今日の“聖歌”を歌ったアルバム「サルヴェ・レジナ」。自然のもっとも偉大な神秘、魂がテーマです。唯一の世俗曲、ペッカ・コスティアイネン Pekka Kostiainen (1944-) の《北極光》はイルマリ・キアント Ilmari Kianto (1894-1970) のオーロラ (北極光) に寄せる詩がテクスト。魂の世界から一瞬、宇宙の神秘にまで眺望が広がります。ウプサラの音楽教師、モッテン・ヤンソン Mårten Jansson (1965-) の《一輪のばらが咲いた》は、ミヒャエル・プレトーリウスとヤン・サンドストレムの曲と同じ中世の単旋聖歌が素材です。

Caprice CAP22056 2CD's オーケ・ヘルマンソン (1923-1996) 作品集
 二声で (A due voci) 作品3 (1958)
  ウルフ・ベリストレム (フルート) ラーシュ・アルヴィンデル (ピアノ)
  [録音 1969123日 スウェーデン放送 (ストックホルム) 第2スタジオ]
 イン・ヌーチェ (In nuce) (きわめて簡潔に) 作品7 (1962-93) (大管弦楽のための)
  南西ドイツ放送交響楽団 ブルーノ・マデルナ (指揮)
  [Swedish Society Discofil (LP) SLT33215]
 交響曲第1番 作品9 (1964-67)
  王立ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団 アンタル・ドラティ (指揮)
  [Caprice (LP) CAP1206]
 アピール I-IV (Appell I-IV) 作品10 (1868-69) (管弦楽のための)
  スウェーデン放送交響楽団 スティーグ・ヴェステルベリ (指揮)
  [Swedish Society Discofil (LP) SLT33215]
 警報 (Alarme) 作品11 (1969) (ホルン・ソロのための)
  イブ・ランスキ=オトー (ホルン) [Caprice (LP) CAP1017]
 ウルティマ (Ultima) 作品13 (1971-72) (管弦楽のための)
  スウェーデン放送交響楽団 ズデネク・マーカル (指揮) [HMV (LP) 4E061 35161]
 太陽のフルート (Flauto del sole) 作品19 (1978) (フルート・ソロのための)
  マヌエラ・ヴィースラー (フルート) [(LP) MW3]
 ユートピア (Utopia) 作品20 (1977-78) (管弦楽のための)
  スウェーデン放送交響楽団 レイフ・セーゲルスタム (指揮) [Caprice (LP) CAP1206]
 前奏曲とフーガ (Preludium och fuga) 作品1 (1951 rev.1965) (オルガンのための)
  エーリク・ブーストレム (オルガン) [録音 1996103日 オスカル教会 (ストックホルム)]
 抒情的メタモルフォーゼ (Lyrisk metamorfos) 作品2 (1954-57) (弦楽四重奏のための)
  ベールヴァルド四重奏団 [Caprice (LP) CAP1277]
 祈り (Invoco) 作品4 (1958-60) (弦楽オーケストラのための)
  スウェーデン放送交響楽団 スティーグ・ヴェステルベリ (指揮)
  [Swedish Society Discofil (LP) SLT33215]
 歌曲集《Stadier》 作品5 (1960-61) (ソプラノ、フルート、バスクラリネット、ヴィオラと打楽器のための)
  イローナ・マロシュ (ソプラノ) スティーグ・ベンクトソン (フルート)
  レイフ・E・ヘルマン (バスクラリネット) ラーシュ・ハンマルテーグ (打楽器)
  マグダ・フュルスト (ヴィオラ) ミクローシュ・マロシュ (指揮)
  [Caprice (LP) CAP1176]
 フルートの音 (Suoni d'un flauto) 作品6 (1961) (アルトフルート・ソロのための)
  アルフ・アンデシェン (アルトフルート) [Phono Suecia PSCD58]
 ボーヒュースレンの挽歌 (Nenia bahusiensis/Bohuslänsk klagovisa) 作品8 (1963) (混声合唱のための)
 カモメたちのためのミサ (Mässa for måsar) 作品18 (1976)
  ヨーテボリ室内合唱団 グンナル・エーリクソン (指揮)
  [Swedish Society Discofil SCD1055]
 イン・ソーノ (In sono) (音に出せ) 作品12 (1970) (室内アンサンブルのための)
  マロシュアンサンブル [録音 199245日 ベールホール (ストックホルム)]
 冬のフルート (Flauto d'inverno) 作品16 (1976) (フルート・ソロのための)
  グニッラ・フォン・バール (フルート) [BIS CD32]
 ある海岸 (Somliga stränder) 作品24 (1982) (混声合唱とフルートのための)
  リルケ・アンサンブル グンナル・エーリクソン (指揮) ロベルト・シェンク (フルート)
  [Prophone PCD005]
 銘 (Inscrit) 作品27 (1984) (ピアノのための)
  ステファン・リンドグレン (ピアノ) [Caprice (LP) CAP2021]
 サルテ賛歌 (Hymn till Saltö) 作品31 (1985) (チェロ・ソロのための)
  グイド・ヴェッキ (チェロ) [Prophone PCD005]
 
 [制作総指揮 シェル・セーデルクヴィスト、マリ・ヴィセーン  マスタリング Cutting Room] 試聴盤

◇北大西洋を望む西スウェーデン、ボーヒュースレン群島のムーレスンドに生まれたオーケ・ヘルマンソン Åke Hermansson (1923-1996) は、西海岸の荒々しい自然の中、漁村の厳しい労働と宗教の教えを守る生活を送りながら、育ちました。“太陽の光を浴びた風に憧れを住まわせ、遠い水平線の彼方へ想いを馳せる”日々。ヘルマンソンは十代でヨーテボリに移り、そこで出逢ったベートーヴェンとシベリウスの音楽、そして同時代の音楽から強い印象を受け、22歳で初めて正式に音楽を学ぶようになります。作曲の師、ヒルディング・ルーセンベリの影響は大きく、兄がアメリカから持ち帰ったレコードでは同時代のバルトーク、ヴァウン・ホルムボー、ヒルディング・ハルネス、エドガー・ヴァレーズの音楽に触れました。新天地を開拓し、独自の荒削りな音楽言語を創造した作曲家。さまざまなホルン奏者により演奏される《警報 (Alarme)》をタイトルとする作品集は、ヨーラン・ベリエンダール Göran Bergendal が編纂にあたり、ヘルマンソンの室内楽曲、合唱曲、管弦楽曲がほぼ年代順に収録されています。過去の音源が中心。未発表の録音が3曲加えられました。ブックレットには収録作品の解説とともに全作品表が掲載されています。

Cascavelle VEL3102 ドミートリー・ショスタコーヴィチ (1906-1975)
 交響曲第15番 イ長調 作品141 (2台のピアノのための)
 2台のピアノのための協奏曲 作品94
  フィリップ・アントルモン (ピアノ) ラウラ・ミッコラ (ピアノ)

Centaur CRC2824 エドヴァルド・グリーグ (1843-1907) ピアノ作品集 第6
 アジタート EG106 23のピアノの小品 山の魔王の娘の踊り
 ラルヴィーク・ポルカ EG101 間奏曲 チェロ・ソナタ イ短調 作品36
  アントニオ・ポンパ=バルディ (ピアノ) フランチェスコ・マストロマテオ (チェロ)

dacapo records 8.224713 ペーザー・グラム (1881-1956)
 管弦楽作品集 第1
 序曲 ハ長調 作品21 (1921)
 Poèeme lyrique (抒情詩) 作品9 (1911)
 交響曲第1番 作品12 (1913)
 シェクスピアの劇へのプロローグ (Prolog til et drama af Shakespeare) 作品27 (1928)
  南ユラン交響楽団 マティアス・エッシュバッヒャー (指揮)
  [録音 200619日−13日 セナボー音楽ホール (デンマーク)]
  [制作 モーテン・モーエンセン  録音 クラウス・ビリト] 試聴盤

◇ペーザー・グラム Peder Gram (1881-1956) は、デンマーク音楽界でめざましい活躍をしながら、没後 “忘れられてしまった” 作曲家のひとり。ライプツィヒ音楽院に留学し、作曲をシュテファン・クレール、指揮をハンス・ジットとアルトゥール・ニキシュに学んでいます。作曲家、指揮者として活動した他、デンマーク放送局音楽部長 (1937年−1951年) などの重要な地位を歴任。カール・ニルセンの新しい交響曲の跡を追わず、ドイツ後期ロマンティシズムの性格からも離れた第1番など、3曲の交響曲を残しました。ドラマティックな表現の序曲と《シェクスピアの劇へのプロローグ》、ルイ・グラスの交響曲第3番《森の交響曲》にスタイルの似た《Poème lyrique (抒情詩)》。グラムの音楽にふたたび、光が当てられます。

dacapo records 8.226029 ニルス・ペーター・イェンセン (1802-1846) 2つのフルートのための二重奏曲集
 二重奏曲 ホ短調 作品11-2 二重奏曲 ニ長調 作品4-1 二重奏曲 ヘ長調 作品4-3 二重奏曲 作品11-3
  ルーネ・モスト (フルート) アレベルト・バルボーザ (フルート)
  [録音 200564日−5日、102日−3日 ヨハネス・ラーセン・ミュージアム (ケアテミネ、デンマーク)]
  [制作 モーテン・モーエンセン、ヴィゴ・マンゴ  録音 モーテン・モーエンセン] 試聴盤

◇フルート奏者、オルガニスト、作曲家。ニルス・ペーター・イェンセン Niels Peter Jensen (1802-1846) は、デンマーク文化黄金時代に貢献した芸術家のひとり。コペンハーゲンの王立盲学校で才能を見いだされ、音楽の道に進むことになりました。アウゴスト・ヴィルヘルム・ハートマン August Wilhelm Hartmann (1775-1850) (JPEの父) にオルガンを、フレゼリク・クーラウ Frederik Kuhlau (1786-1832) に音楽理論を学んでいます。オルガンと管楽器のための交響曲、ピアノのための作品、BS・インゲマンやアダム・エーレンスレーヤーとの共同作業によるカンタータ、ジングシュピール《ロビンソン (Robinson)》 (デンマーク版ロビンソン・クルーソー) のほか、師のクーラウ同様、フルートのための曲を多く残しました。教師としても活動。JPE・ハートマンは器楽法の弟子です。イェンセンの曲がCDで紹介されるのは、このディスクの二重奏曲が初めて。いずれもチャーミングで愉しい音楽。ルーネ・モスト Rune Most は、オーゼンセ交響楽団のソロフルート奏者。彼は、イェンセンの代表作のひとつ、フルート協奏曲イ短調の録音も済ませました。

dacapo records 8.226031 エミール・レーセン (1887-1964) 管弦楽作品集
 グリーンランドの民謡 (Grønlandsk folketone) (1934)
 バレエ《女神たちの試合 (Gudindernes strid) (1933) − ポルキナ (Polkina)
 古い様式の組曲《トリアノン》 (Trianon, Suite i gammel stil) (1941)
 フランツ・シューベルトの主題による変奏曲 (Vatiationer over et tema af Fr. Schubert) (1928)
 2つのデンマーク民謡 (To danske foflmeviser) (1929)
  アウネーテと人魚の男 (Agnethe og havmanden)
  ある夏の日、小鳥の歌を聴きに出かけた (Jeg gik mig ud en sommerdag)
 バレエ《ガウチョ》 組曲 (Gaucho-suite) (1931) ラプソディ《天の国 (Himmerland)(1925)
 祝祭行進曲 (国王行進曲) (Festmarch (Kongemarch)) (1937)
  オルボー交響楽団 ボー・ホルテン (指揮)
  [録音 2006612日−16日 シンフォニー (オルボー、デンマーク)]
  [制作 モーテン・モーエンセン  録音 クラウス・ビリト] 試聴盤

◇エミール・レーセン Emil Reesen (1887-1964) は、デンマーク音楽の“何でも屋”。デンマーク放送オーケストラと王立劇場の指揮者。映画の音楽と王立劇場で上演するオペレッタとバレエの作曲家。オーケストレーションの職人としても知られ、上演が迫りカール・ニルセンの時間が足りない時にはオーケストレーションの肩代わり。ニルセンの劇付随音楽《母》の一部はレーセンが管弦楽譜を完成させました。指揮者としてプロコフィエフ、ドビュッシー、ストラヴィンスキー、サティ、ガーシュウィン、クルト・ヴァイルの作品をデンマーク初演。レーセンが情熱を燃やしたのは、フランスの新しい音楽とロシア音楽、そしてジャズだったと伝えられます。グリーンランド民謡によるパラフレーズ、デンマーク民謡の編曲、ヴェルサイユ宮殿の優雅な時代をしのぶ《トリアノン》。ギリシア神話の「パリスの審判」を20世紀シカゴに置き換えた《女神たちの試合》と、アルゼンチンが舞台のカウボーイ・ドラマ《ガウチョ》のふたつのバレエ。ラプソディ《天の国》と祝祭行進曲は、シューベルトの《フランスのモティーフによるディヴェルティメント》 (D823) による変奏曲とともにデンマークのオーケストラにより、レーセン没後も演奏されている作品です。カール・ニルセンの音楽を得意とするボー・ホルテン Bo Holten (1948-) がオルボー交響楽団を指揮しています。

dacapo records (open space) 8.226527 エーリク・バク (1946-) 管弦楽作品集
 Réflexions (映る影) (1973-74) (クラリネットと管弦楽のための)
 Berlin Revisited (ベルリン再訪) (2002) アストロトレーン (Astrotrain) (1988)
  オーフス交響楽団 ボー・ホルテン (指揮)
  [録音 20051219日−23日 フリクスパーケン (オーフス、デンマーク)]
  [制作 モーテン・モーエンセン  録音 クラウス・ビリト] 試聴盤

◇エーリク・バク Erik Bach (1946-) は音楽史全体をバックボーンにもった作曲家。デンマーク王立音楽アカデミーとオーフス大学で音楽理論、音楽史、音楽学を学んだ後、アカデミー管理者、教育者としての仕事に多くの時間を費やしながらも、これまでに70の作品を発表しています。“デンマーク牧歌”とも呼びたい気分の《Réflexions》は、論文のために分析したショパンの《24の前奏曲》のコラージュ。バクが学生の時代に書いた交響詩です。統一ドイツの“首都の内的体験を音楽で描いた”《Berlin Revisited》。リヒャルト。シュトラウスの交響詩、アルバン・ベルクの表現主義、クルト・ヴァイルのヒット曲「匕首マック (Mack the Knife)」など、20世紀の変わり目の余韻が聞こえます。手にしたフィギュアをひとにねりすると蒸気機関車が宇宙船に変身。バクの子供たちが遊んでいた玩具、トランスフォーマー (Transformers) が、ネオクラシカルな音楽《アストロトレーン》のインスピレーションとなりました。オリジナルの楽想と有名曲からの引用を絡み合わせたことが、このアルバムの3曲に共通する特徴。"open space" シリーズの新しい1枚にデンマーク現代音楽シーンの多彩さが示されます。

Danacord DACOCD654 ヨアキム・アナセン (1847-1909) フルートのための作品全集 第4
 若いフルート奏者のための講義 (Solovortrag für Junge Flötenspieler) 作品47
 オペラのトランスクリプション (Opern-Transkriptionen) 作品45 − 「ドン・ジョヴァンニ」 (モーツァルト)
 即興曲 (Impromptu) 作品7
 8つの講義の小品 (Acht Vortragsstücke) 作品55
  エレジー (Elegie) ワルツ (Waltzer) 夜想曲 (Notturno) 水車 (Die Muhle)
 
 伝説 (Legende) スケルツィーノ (Scherzino) アルバムのページ (Albumblatt)
  タランテラ (Tarantella)
 悲しい変奏曲 (Variations Elégiaques) 作品27
 国民的幻想曲 (Fantasies Nationales) 作品59 − ハンガリー幻想曲 (Hongrois)
  トマス・イェンセン (フルート) フローゼ・ステンゴー (ピアノ)
  [録音 2006年 王立音楽アカデミー、オーフス (デンマーク)]
  [制作 クラウス・ビリト、トマス・イェンセン、フローゼ・ステンゴー  録音 クラウス・ビリト] 試聴盤

◇フルートのための教則本で知られるヨアキム・アナセン (アンデルセン) Joachim Andersen (1847-1909) のシリーズ第4集。若い奏者を念頭に置いて書かれた唯一のフルートとピアノのための曲、主題と変奏の《若いフルート奏者のための講義》。6つの変奏をもつメランコリックな気分の《悲しい変奏曲》。第3集につづき、オペラのトランスクリプションと、代表作のひとつ、《国民的幻想曲》が1曲ずつ演奏されます。

Euridice EUCD37 JS・バッハ (1685-1750) ゴルトベルク変奏曲 BWV988
  ヨン・M・スクーグスタード (ハープシコード) 試聴盤

Footprint Records FRCD036 Time is now
 Ave Maria Pater noster Hymn to the creator of light Time is now Pust Be of love
 That lonesome road Sun on the moon Det er den störste dårlighet
 Sonnet No.76 Kyrie Gloria Kyrie
  ヴォーチェス・ノルディケ (ノルディック・ヴォイセズ) ローネ・ラーセン (指揮)

hyperion CDA67555 ロマンティック・ピアノ協奏曲 第42
アイヴィン・アルネス (1872-1932) ピアノ協奏曲 ニ長調 作品27
クリスチャン・シンディング (1856-1941) ピアノ協奏曲 変ニ長調 作品6
  ピアーズ・レイン (ピアノ) ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団 アンドルー・リットン (指揮) 試聴盤

◇ピアノ独奏のための《春のさざめき (Frühlingsrauschen)》の作曲者、クリスチャン・シンディング Christian Sinding (1856-1941)1890年代から1920年代、グリーグ、スヴェンセンとともに“ノルウェー”の象徴となった作曲家。ドイツ音楽への傾斜が強く、ワーグナーとリストから強い影響を受けました。ノルウェーの民俗音楽を作品のモチーフとして使わず、“ノルウェー”にこだわらない国際感覚のウィットをもつスタイルは、ノルウェー・ロマンティシズム時代の作曲家としてユニークです。アイヴィン・アルネス Eyvind Alnæs (1872-1932) は、2つの交響曲とニ長調のピアノ協奏曲を書いたものの、もっぱら歌曲作家として知られていました。シンディングの協奏曲は、エヴァ・クナルダールとオイヴィン・フィエルスター指揮オスロ・フィルハーモニックによる録音 (NKFCD50016-2) があり、アルネスの曲はこれが初録音です。

Mirare MIR026 エドヴァルド・グリーグ (1843-1907)
 ピアノ協奏曲 イ短調 作品16 抒情小曲集 (抜粋)
  シャニ・ディリュカ (ピアノ) ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団
  アイヴィン・グッルベルグ・イェンセン (指揮)

Naxos 8.557612 ヒゥーゴ・アルヴェーン (1872-1960) 交響曲第5番 イ短調 作品55
 アンダンテ・レリジョーゾ (Andante religioso) (管弦楽のための)
  ノールショーピング交響楽団 ニクラス・ヴィッレーン (指揮)
  [録音 2004615日−17日 (交響曲)、2005523日−27日 ルイ・ド・イェール・コンサートホール (ノールショーピング)]
  [制作 レンナット・デーン  録音 トゥールビョーン・サミュエルソン 制作・録音 ショーン・ルイス (アンダンテ)] 試聴盤

◇ニクラス・ヴィッレーン Niklas Willéen (1961-) のアルヴェーン Hugo Alfven 交響曲全曲録音の最終リリース。バレエパントマイム《山の王 (Bergakungen)》 の主題を再び使った第5番の交響曲。作曲者自身、第1楽章をのぞく楽章に不満をもち、“磨きをかけたい” という希望をもっていながら果たせませんでした。第1楽章が単独で演奏されることの多いこの曲。ネーメ・ヤルヴィ (BIS CD585) と同じ4楽章版による録音です。《アンダンテ・レリジョーゾ》は、《黙示録カンタータ (Uppenbarelsekantaten)》 作品31 (Sterling CDS1058-2)1部の暗い雰囲気の音楽の部分を作曲者自身が編曲し、管弦楽のための演奏会用作品として演奏されるようになりました。

NMC D116 デイヴィッド・ソーアー (1961-) 管弦楽作品集
 引き出し (Tiroirs)
  バーミンガム現代音楽グループ スサンナ・マルッキ (指揮)
 交響組曲《朝から真夜中まで (From morning to midnight)
  バーミンガム現代音楽グループ マーティン・ブラビンズ (指揮)
 水の記憶 (The Memory of Water) 最高の幸せの法則 (The greatest happiness principle)
  BBC交響楽団 マーティン・ブラビンズ (指揮)
  [録音 2006年]

nosag records CD133 ペーテル・リンドルート (1950-)
 歌曲集《変わらない桟橋から (Från den oföränderliga bryggan)》 (バスバリトンと室内アンサンブルのための)
  ヨン・エーリク・エレビ (バスバリトン) カンマルアンサンブルN (KammarensembleN)
  ミカエル・バートシュ (指揮)
  [録音 2002421日 文化ホール、ストックホルム (ライヴ)]
  [録音 アンデシュ・ブルムクヴィスト] 試聴盤

◇自分の記憶との幸せな恋愛をもてないひとりの男。彼は過去にとらわれ、現在と関わることができないでいる。劇作家、ルードヴィーグ・ユーセフソン Ludvig Josephson の書いた詩にペーテル・リンドルート Peter Lindroth (1950-) が作曲。地平線上の“変わらない桟橋 (den oföränderliga bryggan/the unchanging pier)”に寄せる秋の憧憬を歌う歌曲集です。リンドルードは、ポップバンドを出発とする雑多な音楽経験を経て作曲家となった人。ヨーテボリとストックホルムの王立音楽大学で学び、スヴェン=ダーヴィド・サンドストレム Sven-David Sandsträm に作曲法を師事しました。

 《私は覚えている (Jag kommer ihåg)》以下、器楽だけで演奏される音楽を2つ含む、16のセクションで構成。テクストと詩はスウェーデン語です。ストックホルムの王立オペラに所属、コンサート歌手としてバッハやヘンデルの曲も歌うバスバリトン、ヨン・エーリク・エレビ John Erik Eleby の歌と朗読。現代作曲家の室内音楽を演奏するグループ、カンマルアンサンブルN (KammarensembleN) をミカエル・バートシュ Michael Bartosch (1965-) が指揮しています。

nosag records CD134 光、星の光よ (Lys, stjärna lys) − クリスマスの合唱曲集
パトリク・リングボリ (1965-) A Gallery Carol
オット・オルソン (1879-1964) 待降節 (Advent) 神の御子が生まれた (Guds son är född)
JF・ウェイド (1710-1786) (デイヴィッド・ウィルコックス (1919-) 編曲)
 クリスマスがやってきた (Dagen är kommen) (アデステ・フィデリス)
カール・エーロヴ・ヌードストレム (1903-1990) (ウッレ・ユーハンソン (1946-) 編曲)
 なんじの救いの時が近づく (Din förlossning nalkas)
アリス・テグネール (1864-1943) 星への賛歌 (En hymn till stjärnan)
フーゴ・ディストラー (1908-1942) 一輪のばらが咲いた (Det är en ros utsprungen)
ジャン・シベリウス (1865-1957)
 クリスマスの歌「私には富も名声もいらない」(Julvisa "Giv mig ej gland, ej guld, ej prakt") 作品1-5
ヤーコプ・レグナルト (?-1599) (ウッレ・ユーハンソン 編曲)
 なんじキリストの花嫁よ喜べ (Gläd dig du Kristi brud)
フェリクス・メンデルスゾーン (1809-1847) (デイヴィッド・ウィルコックス 編曲)
 天にはさかえ (Hark! The herald angels sing)
ピーター・ウォーロック (1894-1930) 美しい乙女を見た (I Saw a Fair Maiden)
グスタフ・ヌードクヴィスト (1886-1949) クリスマス、輝くクリスマス (Jul, jul strålande jul)
 さあ待降節だ (Nu är advent)
ヒゥーゴ・アルヴェーン (1872-1960) クリスマスの歌 (Julsång)
マックス・レーガー (1873-1916) マリアの子守歌 (Marias vaggsång)
エミー・シェーレル (1858-1925)
 たくさんのキャンドルに灯がともった (Nu tändas tusen juleljus)
ルーベン・リリエフォシュ (1871-1936) もうじきクリスマス (När det lider mot jul)
アドルフ・アダン (1803-1856) クリスマスの歌「聖らに星すむ今宵 (O helga natt)
フランツ・グルーバー (1787-1863) (ラーシュ・エーク 編曲) 聖しこの夜 (Sitlla natt)
エーリク・エークベリ 穏やかな星が素晴らしく (Underbar en stjärna blid)
オスカル・リンドベリ (1887-1955) 待降節の賛美歌 (Adventshymn)
  エンゲルブレクト教会モテット合唱団 ベンクト・エークルンド (指揮)
  カール=マグヌス・フレードリクソン(バリトン)
  アンナ・シェーグレン (ソプラノ) ステファン・テーシュタム (オルガン、ピアノ)
  [録音 2006107日、8日、15日 エンゲルブレクト教会 (ストックホルム)]
  [録音 オルヴィング・ヘレブルー] 試聴盤

nosag records CD135 希望の音楽 2006 (Musik ger hopp 2006)
フランツ・ダンツィ (1763-1826) 二重奏曲 (フルートとチェロのための)
エイトル・ヴィラ=ロボス (1887-1959) Assobio a jato
 バキアナ・ブラジレイラ (Bachianas Brasileiras)5
アルテュール・オネゲル (1892-1955) 牝山羊の踊り (Le danse de la chèvre)
CPE・バッハ (1714-1788) フルートとチェロのためのソナタ
  キンガ・プラーダ (フルート) エメセ・ヤーンキ (チェロ)
  [録音 2001年 ムンセ教会 (ライヴ)]
ステラン・サグヴィーク (1952-) ブーエルの踊り (Boels danser)
  キンガ・プラーダ (フルート) [録音 2001年 ムンセ教会 (ライヴ)]
GP・テレマン (1681-1767) 幻想曲第3番 ロ短調 から
マラン・マレ (1656-1728) 「フォリア」による変奏曲
JS・バッハ (1685-1750) パルティータ イ短調 から
  マッツ・ルーディウス (フルート)
  [録音 1992年 テューレベリ (ソレンチューナ、スウェーデン) (ライヴ)] 試聴盤

nosag records CD136 伝統のクリスマスキャロル (Julens traditionella snger)
オット・オルソン (1879-1964) (ヨーテ・ヴィードルンド (1945-) 編曲) 待降節 (Advent)
グンナル・ヴェンネルベリ (1817-1901) (A・ベッリーン 編曲) ダヴィデの詩篇 24(Davids psalm 24)
ルーベン・リリエフォシュ (1871-1936) (I・ヴィードネル 編曲)  もうじきクリスマス (När det lider mot jul)
GF・ヘンデル (1685-1759) (ヨーテ・ヴィードルンド 編曲) シオンの娘よ、喜べ (Dotter Sion, fröjda dig)
カール・ニルセン (1865-1931) (ロベルト・スンド (1942-) 編曲) 語るもふしぎな (Förunderligt och märkligt)
フランチェスコ・パオロ・トスティ (1846-1916) 私に静けさを返して (Ridonami la Calma)
エミー・シェーレル (1858-1925) (ヨーテ・ヴィードルンド 編曲) たくさんのキャンドルに灯がともった (Nu tändas tusen juleljus)
JS・バッハ (1685-1750) 甘き喜びのうちに (In dulci jubilo) BWV729
ミヒャエル・プレトーリウス (1571-1621) 一輪のばらが咲いた (Det är en ros utsprungen)
ジャン・シベリウス (1865-1957) (ヨーテ・ヴィードルンド 編曲)
 クリスマスの歌「私には富も名声もいらない」(Julvisa "Giv mig ej gland, ej guld, ej prakt") 作品1-5
アルマス・マーサロ (1885-1960) (D・ルンドブラード 編曲) クリスマスの鐘 (Juleklockan)

ウェールズのキャロル (KF・イェールランデル 編曲) ひいらぎ飾ろう (Deck the hall)
フランツ・グルーバー (1787-1863) (ロベルト・スンド 編曲) 聖しこの夜 (Sitlla natt)
キャロル・ベヤー・セイガー (1947-) 祈り (The Prayer)
グスタフ・ヌードクヴィスト (1886-1949) クリスマス、輝くクリスマス (Jul, jul strålande jul)
ペーター・コルネリウス (1824-1974) 3人の王 (Tre kungar)
イーヴァル・ヴィデーエン (1871-1951) ベツレヘムの星 (Betlehems stjärna)
リー・ハーライン (1907-1969) 星に願いを (Ser du stjärnan i det blå/When You Wish upon a Star)
アドルフ・アダン (1803-1856) クリスマスの歌「聖らに星すむ今宵 (O helga natt)
  ストックホルムKFUM男声合唱団 マティアス・シェルグレン (指揮) スサンネ・フランセット (ソプラノ)
  ラーシュ=グンナル・アクセルソン (バリトン) ミカエル・アクセルソン (テノール)
  アーニャ・プロスクーリナ (オルガン、ピアノ)
  [録音 20068月、9月 クングスホルム・バプティスト教会] [録音 アレクサンデル・ヘッグストレム] 試聴盤

nosag records CD137 ステラン・サグヴィーク (1952-) マリア・マグダレーナのミサ (Missa Maria Magdalena) (1994)
  アンニカ・スクーグルンド (ソプラノ、マグダラのマリア) ウッレ・ペーション (バリトン、ナザレのイエス)
  ハンナ・ホルゲション (メッツォソプラノ、マルタ) カール・ウナンデル=シャリン (テノール、福音史家)
  マリア・マグダレーナ・モテット合唱団 ストックホルム室内合唱団
  ラルフ・グスタフソン (オルガン) マティアス・シェルグレン (オルガン)
  ストックホルム・レンス・ウィンドシンフォニー ラグナル・ブーリーン (指揮)
  [録音 2005410日 (ライヴ)、414日 マリア・マグダレーナ教会 (ストックホルム)]
  [制作 ステラン・サグヴィーク  録音 オルヴィング・ヘレブルー] 試聴盤

◇ストックホルム、マリア・マグダレーナ教会 Maria Magadalena kyrka の合唱指揮者、ユーディト・リンデル Judith Linder の委嘱により作曲。作曲者のステラン・サグヴィーク Stellan Sagvik (1952-) は指揮者、ジャーナリスト、雑誌編集者、スウェーデン放送プロデューサー、レコード・プロデューサー (nosag records オーナー) など多くの分野で活躍する才人です。

 「そこへ、律法学者たちやファリサイ派の人々が、姦通の現場で捕らえられた女を連れてきて、真ん中に立たせ、イエスに言った。『こういう女は石で打ち殺せと、モーセは律法の仲で命じています』……『あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石をなげなさい』」 (「新約聖書」 「ヨハネによる福音書」 83節-7節) (新共同訳)

 《マリア・マグダレーナのミサ》は、イエス・キリストに従い、十字架上のイエスを聖母マリア、ヨハネとともに見守ったマリア・マグダレーナの眼で見た受難曲。新訳聖書をテクストとする歌の間に、《キリエ》《グローリア》 《クレド》《アニュス・デイ (神の子羊)》をはさみ、《サンクトゥス (聖なるかな)》で曲を閉じる構成がとられています。ソロイスト、合唱団、ウィンドオーケストラ、2組のオルガン。自由調性による表現主義的な作曲スタイルの力強い音楽です。

 ソロイスト、合唱団、ウィンドオーケストラの楽器を教会内部にさまざまに配置するため、演奏と録音がむずかしく、1996年のライヴ録音 (nosag records CD017) に満足できなかった作曲者の意向により、2005年のライヴ演奏の機会に再録音が行われました。イエスを歌うのは初演以来のウッレ・ペーション Olle Persson。マリアはアンニカ・スクーグルンド Annika Skoglund。前回の合唱指揮者ラグナル・ブーリーン Ragnar Bohlin が指揮を担当しています。

nosag records CD138 賛美歌とハープと小さな北極光 (Med psaltare, harpa och lite norrsken)
ブー・エーゲビェル (1965-) ピテオー教会合唱団のための賛美歌と歌
 洗礼の賛美歌 (Dop-psalm) 結婚式の賛美歌 (Bröllopspsalm)
 Bönepsalm vid Sändningen Psalm efter Avlösningen
 クリスマスの祈り (Julbön) ラウダムス (Laudamus)
 Bönepsalm for De Saknade 賛歌 (Lovpsalm)
 献金式の賛美歌 (Offertoriepsalm) 慈悲深き神の賛美歌 (Psalm om en nådig Gud)
 わが心の春の流れのように (Som en vårflod i mitt bröst) われらが父 (Vår Fader)
  ピテオー教会合唱団 シェシュティン・ボールドウィン (指揮)
  ジェリー・ヴィンブラード・フォン・ヴァルテル (フルート)
  ユーハン・テーグヘイム (ピアノ) エーリク・ルンドストレム (ベース)
  ステファン・セーデルルンド (ギター) ブー・エーゲビェル (バリトンサックス)
  [録音 20061017日、19日 ノールフィェーデンEFS教会、ピテオー (スウェーデン)]
  [制作・録音 マグヌス・ペーション] 試聴盤

Ondine Sibelius 2007 special anniversay offer mid-price

今年はジャン・シベリウス Jean Sibelius (1865-1957) 没後50年のメモリアルイヤー。ヘルシンキ・フィルハーモニックとセーゲルスタムの交響曲全集 (ODE10752Q)、フィンランド放送交響楽団とサラステの劇付随音楽《テンペスト》 (ODE8132)、ペッカ・クーシストとカルッカイネンの「アイノラの音楽の夕べ」 (ODE10462) ……。Ondine カタログにあるシベリウス・アルバムから、SACDをのぞくCDがミッドプライスで期間限定リリースされます。

Ondine ODE1069-2 君だけに美しい愛の歌を (Sulle kauneimmat lauluni laulan) − セレナードと愛の歌
フランス・リンナヴオリ (1880-1926) (マルッティ・トゥルネン 編曲)
 君の夜空にありったけの星の歌を歌おう (Minä laulan sun iltasi tähtihin)
オスカル・メリカント (1868-1924) (ユルヨ・イェルト 編曲) 幸せな人たち (Onnelliset) (男声合唱とクラリネットのための)
ヘイッキ・アールトイラ (1905-1992) (マルト・ラタスセップ 編曲)
 アクセルとエリナの婚礼ワルツ (Akselin ja Elinan häävalssi)
ジョージ・ド・ゴジンスキ (1914-1994) (ユルヨ・イェルト 編曲)
 君だけに美しい愛の歌を (Sulle kauneimmat lauluni laulan) (バス、男声合唱とピアノトリオのための)
ビル・パーキンソン (1944-) (マルト・ラタスセップ 編曲) ママに捧げる詩 (Mother of Mine/Äideistä parhain)
フランツ・シューベルト (1797-1828) セレナード (Ständchen) D920 (テノール、男声合唱とピアノのための)
ニルス=エーリク・フォウグステット (1910-1961)
 3つの愛の歌 (Tre sånger om kärleken)
  じっと見ている仲間 (Spanande kretsar) 熱愛 (Tillbedjan) 僕らの愛はずっと (Så skall vår kärlek dröja)

V・サラーノフ (マルト・ラタスセップ 編曲) 君のところに戻りたい (Uudelleen jos luokses tulla voisin)
ギャリー・ボナー/アラン・ゴードン (コー・ドゥイヴェスティン 編曲)
 ハッピー・トゥゲザー (Happy Together/Mikset mua huomaa) (男声四重唱のための)
ユッカ・リンコラ (1955-) (ユッカ・リンコラ 編曲) 朝の波止場 (Aamun satama) (男性ヴォーカルアンサンブルのための)
カイ・シュデニウス (1939-) (カレ・オッリネン 編曲) 君こそ、わが恋する人 (Sinua, sinua rakastan)
エーリク・リンドストレム (1922-) (ユルヨ・イェルト 編曲) アルミ (Armi) (テノール、男声合唱とピアノトリオのための)
トゥオマリ・ヌルミオ (1950-) (サデ・リッサネン 編曲) ラモナ (Ramona)
カウコ・カユフコ (1916-1983) (ブルーノ・ウンテル 編曲) 荒れ地の物語 (Tunturisatu)
トイヴォ・カルキ (1915-1992) (ユルヨ・イェルト 編曲)
 君にまだ恋人がいないなら (Jos vielä oot vapaa) (男声合唱とピアノトリオのための)

  ヘルシンキ大学男声合唱団 (YL) マッティ・ヒュオッキ (指揮) マッティ・サルミネン (バス)
  トゥオマス・カタヤラ (テノール) クリスチャン・アッティラ (ピアノ) ヨウニ・カンニスト (テノール)
  男声四重唱
   トム・リンドクヴィスト ユッシ・サロヴァーラ ティモ・マンノネン トゥーカ・ハーパニエミ
  タッラ・ヴォーカルアンサンブル クリストフェル・スンドクヴィスト (クラリネット)
  リータ・パーキ・トリオ
  [録音 200583日−4日 ヘルシンキ音楽院コンサートホール]
  [制作 セッポ・シーララ  録音 エンノ・マエメツ] 試聴盤

◇ヘルシンキ大学男声合唱団 (YL) が歌うセレナードと愛の歌集。憧れ、情熱、やさしさ、喪失、そしてフィンランドの人たちにとって大切な自然への愛。YL と指揮者のヒュオッキ Matti Hyökki (1946-) にとって重要なレパートリーです。新しいアルバムでは、「美しいセレナードの世界 (Kauneimmat serenadit)(Finlandia 599372) (1991年−1992年録音) で歌われなかった新しい曲がメイン。フィンランドの文学賞を受けたことのあるロックミュージシャン、トゥオマリ・ヌルミオ Tuomari Nurmio やジャズ・ミュージシャンたちの歌。ダニー・オズモンドとニール・リードも歌ったビル・パーキンソンの《ママに捧げる詩》。タートルズ (The Turtles) のヒット曲《ハッピー・トゥゲザー》は、ウォン・カーワイの映画「ブエノスアイレス (Happy Together)」の主題歌として使われました。アカペラ男声合唱、ヴォーカルアンサンブル、男声四重唱、クラリネットやピアノトリオの共演。歌のスタイルも多彩です。ジャンルを超え、国境を越え、歌に心を託すヘルシンキ大学男声合唱団とミュージシャンたちの音楽。フィンランドの音楽シーンは、新しい息吹にみちています。

Ondine ODE1091-2 Mano a mano − ギターのための作品集
マグヌス・リンドベリ (1958-) マノ・ア・マノ (Mano a mano) (2004)
武満徹 (1930-1996) In the Woods - Three pieces for guitar (森のなかで − ギターのための3つの小品) (1995)
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ (1926-) 王宮の冬の音楽 (Royal Winter Music) − ソナタ第1(1975-76)
  ティモ・コルホネン (ギター)
  [録音 20065月 ナーンタリ教会、ナーンタリ (フィンランド)]
  [制作 セッポ・シーララ  録音 エンノ・マエメツ] 試聴盤

◇タンペレ・フィルハーモニックと共演したレオ・ブロウウェルのギター協奏曲第5番《ヘルシンキ》 (ODE979-2)2003年カンヌ・クラシカル・アウォードを受賞したフィンランドのギタリスト、ティモ・コルホネン Timo Korhonen (1964-)。国際的名声も高まってきました。最新のソロアルバム。最初の曲《マノ・ア・マノ (Mano a mano)》は、フィンランドの売れっ子作曲家、マグヌス・リンドベリ Magnus Lindberg (1958-) がギターのために書いた最初の作品です。交響的な構成と性格をもつ、“多彩な音色と響きが戯れつづける快楽の宴” (ヴェサ・シレーン)。リンドベリの音楽そのものはタンゴの性格をもたないものの、アルゼンチンタンゴの作曲家カルロス・ガルデル Carlos Gardel (1890-c.1935) の《マノ・ア・マノ (五分と五分)》からタイトルを借用しました。武満徹の《In the Woods (森のなかで)》。3つの森の情景をそれぞれジョン・ウィリアムズ (ウェインスコット・ポンド)、荘村清志 (ローズデール)、ジュリアン・ブリーム (ミュイアー・ウッズ) に捧げた武満お気に入りの楽器、ギターのための最後の作品。グロスター (リチャード三世)、ロメオとジュリエット、エアリエル (テンペスト)、オフィーリア (ハムレット)、タッチストーンとオードリーとウィリアム (お気に召すまま)、オベロン (真夏の夜の夢)。ヘンツェ Hans Werner Henze の “シェイクスピア劇の人物にもとづく” ソナタ第1番。ともに、すでにギター奏者のスタンダード・レパートリーとなりました。

Ondine ODE1095-2 モーリス・ラヴェル (1875-1937) ピアノ作品集
 夜のガスパール (Gaspard de la nuit) (1908) 鏡 (Miroirs) (1905) 水の戯れ (Jeux d'eau) (1901)
  ツィモン・バルト (ピアノ)
  [録音 20052月、20061月 ヤルヴェンパー・ホール、ヤルヴェンパー (フィンランド)]
  [制作 ラウラ・ヘイキンヘイモ  録音 エンノ・マエメツ]

◇ジャン=フィリップ・ラモー (1683-1764) の《クラヴサンのための小曲集》 (「野いちごのかご (A Basket of Wild Strawberries)」) (ODE1067-2) を録音したアメリカのピアニスト、ツィモン・バルト Tzimon BartoOndine2作 (パリ管弦楽団の「ラヴェル・アルバム」 (ODE1051-2) の《オンディーヌ (Ondine)》 をのぞく)。悪魔的気分の3つの情景《夜のガスパール》、《道化師の朝の歌 (Alborada del grazioso)》を含む5つの抒情的小品《鏡》、輝かしく、優雅な《水の戯れ》。演奏の技巧とセンスを求められるラヴェルの代表的ピアノ作品が演奏されています。"私だけの (private)" という雰囲気の漂う演奏です。

Opus Arte OA0970D 2DVD's WA・モーツァルト (1756-1791)
 オペラ《コジ・ファン・トゥッテ》 K588
  ミア・ペーション (ソプラノ、フィオルディリージ) アンケ・ヴォンドゥング (メッツォソプラノ、ドラベッラ)
  アインホア・ガルメンディア (ソプラノ、デスピーナ) トピ・レヘティプー (テノール、フェッランド)
  ルカ・ピサローニ (バリトン、グリエルモ) ニコラ・リヴァンク (バリトン、ドン・アルフォンゾ)
  グラインドボーン合唱団 エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団
  イヴァン・フィッシャー (指揮) ジョナサン・ヒンデン (フォルテピアノ通奏低音)
  セバスチャン・コンベルティ (チェロ通奏低音)
  [演出 ニコラス・ハイトナー]
  [録画 2006627日、71日 グラインドボーン歌劇場 (イギリス) (ライヴ)]
  [DVD NTSC 16:9 (anamorphic) All region LPCM stereo/DTS surround 5.0 Color
       イタリア語 (英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語字幕)]
  エクストラ・フィーチャー:イヴァン・フィッシャー、ニコラス・ハイトナーと出演者の見識 キャスト・ギャラリー

◇恋人たちの貞節? 女はみんなこうしたもの……まして、男なんて。モーツァルトとダ・ポンテのオペラ《コジ・ファン・トゥッテ》。この録画は先日、民放のBSが放送していました。見始めたのは序曲の途中から。「どこのオーケストラだろう?」と思いながら、楽しくて、そのまま第1幕を全部見てしまいました。スウェーデンのソプラノ、ミア・ペーション Mia Persson。エヴァンゲリストも歌うフィンランドのテノール、トピ・レヘティプー Topi Lehtepuu。ミュージカル《ミス・サイゴン》、オペラ《皇帝ティートの慈悲》 (グラインドボーン・オペラ)、ヤナーチェクの《利口な女狐の物語》などの演出で名を高めたニコラス・ハイトナー。《コジ・ファン・トゥッテ》。なんと素敵なオペラ!

OUR Recordings/dacapo 8.226900
シエスタ (Siesta) − リコーダーとギターのための音楽
アストル・ピアソラ (1921-1992) タンゴの歴史 (Histoire du Tango)
ホアン・アルベルト・アマルホス (1950-)
 カタルーニャ・タンゴ (Tango Català)
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ (1895-1968) ソナティナ 作品205
モーリス・ラヴェル (1875-1937)
 ハバネラ形式の小品 (Pièce en forme de Habanera)
ジャック・イベール (1890-1962) 間奏曲 (Entr'acte) (1935)
エイトル・ヴィラ=ロボス (1887-1959) モディーニャ (Modinha)
 花の分布 (Distribucao de Flores)
 バキアナ・ブラジレイラ (Bachianas Brasileiras) 第5番 − カンティレーナ
  ミカラ・ペトリ (リコーダー) ラース・ハニバル (ギター)
  [録音 2006125日、26日、54日 トーペン・カペル (ホムレベク、デンマーク)]
  [制作・録音 ペーター・レンガー] 試聴盤

◇シエスタ……昼寝。忙しい現代、ミカラ・ペトリ Michala Petri とラース・ハニバル Lars Hannibal のデュオのラテン気分の音楽で仕事の合間にちょっとした息抜き。

Phono Suecia PSCD158 ドラマ (Drama)
ユーナス・フランケ=ブルム (1969-) 劇のための音楽
 ハムレット組曲 (Hamletsvit) (1997) アルベルト・シュペーア (Albert Speer) (2001)
 テンペスト (Stormen) (2002)
  ダーヴィド・ベリストレム (ヴァイオリン) トミー・コッテル (ピアノ)
  パトリク・ハリソン (チェロ) ルーヴェ・ニルソン (ソプラノサックス、バリトンサックス)
  アンナ・スヴェンスドッテル (フルート) アンドレアス・エードルンド (クラリネット)
  ユーナス・ラーション (打楽器) ヨーテボリ室内合唱団
  弦楽アンサンブル ユーナス・フランケ=ブルム (指揮、チェロ)
  [録音 200619日−10日 ヘルランダ教会 (ヨーテボリ)、2006119日 スウェーデン放送 (ヨーテボリ) 第12スタジオ]
  [制作 レンナット・デーン  録音 トゥールビョーン・サミュエルソン] 試聴盤

◇ユーナス・フランケ=ブルム Jonas Franke-Blom (1969-) がヨーテボリ市立劇場から委嘱され作曲した劇付随音楽。瀕死のハムレットの許にノルウェー国王フォーティンブラスが到着する。シェイクスピアの書いた戯曲の最後の場面から始まる「ハムレット」。ある劇団が「テンペスト」を上演している。魔術師プロスペローが“演出家”。シェイクスピアの2作は新たなコンセプトとスタイルにより上演されました。王子ハムレットの《処刑 その1 (Avrättningen I)》 に始まり《処刑 その2 (Avrättningen II)》 で終わる《ハムレット組曲》 (8曲)。《プロスペローと海 (Prospero och havet)》《ミランダの歌 (Mirandas sång)》《コラール (Koral)》など、《テンペスト》からは7曲が選ばれています。「アルベルト・シュペーア」は、ニュルンベルク裁判で裁かれたアドルフ・ヒトラーの側近シュペーアと、牧師ゲオルク・カザリスの対話を題材とするデイヴィッド・エドガー David Edgar の戯曲。アカペラ混声合唱による《ウクライナの歌 (Ukrainasången》以下、《待つこと (Väntan)》《人民 (Folket)》《ソロ (Solo)》《レクイエム (Requiem)》。調性と旋律と和声のあるフランケ=ブルムの音楽はフィルムスコア的。作曲者自身による場面解説がブックレットに掲載されています。

Polymnie POL2310138
イサイ・ドブロウエン (1891-1953) ヴァイオリンソナタ 嬰ヘ短調 作品15
エドヴァルド・グリーグ (1843-1907) ヴァイオリンソナタ第3番 ハ短調 作品45
アルフレート・シュニトケ (1934-1998) ア・パガニーニ (ヴァイオリン・ソロのための)
  ボリス・ガルリツキー (ヴァイオリン) エレーナ・ガルリツキー (ピアノ)

Simax PSC1282 ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827) 管弦楽作品全集 第9
 交響曲第8番 ヘ長調 作品93
 劇付随音楽《タルペイア (Tarpeja)WoO2 − 凱旋行進曲 第2幕への序奏
 序曲《命名祝日 (Namensfeier)》 作品115 ウェリントンの勝利 (Welingtons Sieg) 作品91
 劇付随音楽《シュテファン王 (König Stephan)》 作品117 − 序曲 勝利の行進曲 宗教的行進曲
 劇付随音楽《アテネの廃墟 (Die Ruinen von Athen)》 作品113 − 序曲 トルコ行進曲
 オペラ《フィデリオ (Fidelio)》 作品72 − 序曲
  スウェーデン室内管弦楽団 トマス・ダウスゴー (指揮)
  [録音 200210月、20039月、20049月、20059月 オレブルー・コンサートホール (スウェーデン)]
  [制作 アンドリュー・キーナー、ジョン・ウェスト  録音 ジェフ・マイルズ、アルネ・アクセルベルグ] 試聴盤

Sterling CDA1659-60-2 2CD's ラーシュ・セッレルグレン 第2
JS・バッハ (1685-1750) 平均律クラヴィーア曲集第1BWV846-869
  ラーシュ・セッレルグレン (ピアノ)

Sterling CDS1070-2 アンドレアス・ハレーン (1846-1925) 管弦楽作品集
 ロマンス (Romanze) 作品16 (ヴァイオリンと管弦楽のための)
 グスタフ・ヴァーサ伝説 (Gustaf Vasas Saga) 宇宙の音楽 (Sphärenklänge)
 2つの抒情的小品《秋に (Im Herbst)》 作品38 黄昏の輝き (Dämmerungsschein) 作品40-2
  ペーテル・オーロフソン (ヴァイオリン) イェヴレ交響楽団 クリストファー・ファイフィールド (指揮)

 

リリース情報 − Jazz

Caprice CAP21769 フレードリク・ユングクヴィスト & Yun Kan 5
 Badaling Folkhemmet Oslo Kun Lun Ray Battle Altro? Kopi Luwak
  フレードリク・ユングクヴィスト (テナーサックス、クラリネット、バスクラリネット)
  クラース・ネヴリン (ピアノ、ツィター) マッティアス・ヴェリーン (ダブルベース)
  ヨン・フェルト (ドラムズ) ペール=オーケ・ホルムランデル (テューバ)
  [録音 20065月 アトランティス・スタジオ] [録音 ヤンネ・ハンソン] 試聴盤

2004年の Jazz in Sweden を受賞し、"Yun Kan 12345" (Caprice CAP21690) でアルバムデビューしたフレードリク・ユングクヴィスト (Fredrik Ljungkvist)Yun Kan 52005年にはスウェーデン放送の最優秀ジャズグループ、ユングクヴィストは最優秀ジャズミュージシャンに選ばれました。独創性の高いサクソフォーンとクラリネット。セカンドアルバムの曲はすべてユングクヴィストのオリジナル曲です。

GASON Jazz CD730 ホーカン・グーデ − SIN-GSI-NGS-ING
 Octo I I got it bad Shanti Ois Body & Soul Octo II
 Ds.00 Thebe (テーベ) I should care Foam Donna Lee
  ホーカン・グーデ (ギター)
  [録音 200610月 グールーム (ストックホルム)] [制作 ホーカン・グーデ] 試聴盤

◇デューク・エリントン (I got it bad)、ジョニー・グリーン (Body & Soul)、サミー・カーン (I should care)、チャーリー・パーカー (Donna Lee) の曲とホーカン・グーデ Håkan Goohde のオリジナル曲。タイトルは、"Sing, sing, sing"

GASON Jazz CD731 ユーハン・ベルケ − The Cactus Suite (サボテン組曲)
 Short, but sweet no 5 Two in one Worm 'Round the corner
 Loose ends Short, but sweet no 6 The Cactus Suite (サボテン組曲)
  ユーハン・ベルケ・アップステアーズ・ファイヴ
   オルヤン・ヒゥルテーン (テナーサックス、ソプラノサックス)
   フレードリク・ヌードストレム (テナーサックス、アルトサックス)
   ユーハン・ベルケ (エレキギター、12弦アクースティックギター)
   フィリプ・アウグストソン (ベース) フレードリク・ルンドクヴィスト (ドラムズ)
  ゲスト・ミュージシャン
   ヤン・エーリクソン (ラップスティール、ペダルスティール)
   バリー・クリーヴランド (サウンドスケープ)
  [録音 2006611日 グロムスタ・スタジオ、829日 スタジオ・アップステアーズ]
  [制作 ユーハン・ベルケ  録音 マッツ・エレクリント、ユーハン・ベルケ] 試聴盤

Stunt Records STUCD06162
ミケル・ノアソー・バンド (Mikkel Nordsø Band)Live featuring Raul Rekow
 Full House Baba Prelude (part two) Goal New Day Space Diver
 Fire to My Telephone 他
  ミケル・ノアソー・バンド
   ミケル・ノアソー (ギター、シンセサイザー)
   ベン・ベシアコウ (フェンダーローズ、オルガン、ピアノ) ペーター・ダンストロプ (ベース)
   オーレ・タイル (ドラムズ) クラウス・ノアソー (コンガ、ボンゴ、ティンバル)
   ヤコブ・アナセン (ティンバル、シェイカーズ、コンガ、ケイジョン)
  ラウル・リコウ (コンガ、ボンゴ)
  [録音 20051229日 コペンハーゲン・ジャズハウス]

◇ラテン・ロックバンド "サンタナ" のリズムセクション、ラウル・リコウをフィーチャー。ラテン・パーカッションを加えた編成によるフュージョン・ライヴ。

Stunt Records STUCD07012
ジョージ・ガーソン − One Two Three Four
 Ballad for Trane Head Now I Remember You Central Park West
 Hey, Open Up Falling Grace Fox in the Woods Giant Steps
 Tribute to Trane 他
  ジョージ・ガーソン (テナーサックス、ソプラノサックス) クリス・クロッコ (ギター)
  デニス・イルウィン (ピアノ) ピート・ジマー (ドラムズ)
  [録音 20061013日]

◇エネルギッシュなサックス奏者、ジョージ・ガーソン George Garzone のソロ、デュオ、トリオ、カルテット演奏。

 

リリース情報 − Blues, Folk, Pop & World Music

GASON CD732 マッティン・エーントルプ − Hear my voice
 My faith A little "thanks" Walk while in the light Don't be afraid Holy, holy, holy
 Hear my voice Glory to God Lord have mercy Lift up your head I think I am a believer
 Lamb of God Praise the Lord Let the singin' do the talk Divine electricity We believe
  ヴォーカル
   リンダ・ベリ (ソプラノ) シッシ・オーレーン (アルト)
   フレードリク・ティルマン (テノール) マグヌス・エーントルプ (バス)
  マッティン・エーントルプ (キーボード、その他の楽器)
  [制作・録音 マッティン・エーントルプ] 試聴盤

◇「この音楽は? ゴスペル? そう聞こえてもおかしくはないだろう。イエスの歌を歌うクワイアー。神と教会にポップ・ソウル風のビート……」 (マッティン・エーントルプ)


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