June 2021

『バーバー、アイヴズ』  Selection
BIS SACD 2360 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) classical

 
サミュエル・バーバー(1910–1981)
 弦楽四重奏曲 ロ短調 Op.11(1936 rev.1937–43)
 弦楽四重奏曲 ロ短調 Op.11 - 第3楽章(初稿)
チャールズ・アイヴズ(1874–1954)
 弦楽四重奏曲第1番《救世軍から(From the Salvation Army)》(1896)
 Holding Your Own(スケルツォ)(1904)
 (《3つの短い曲のセット(A Set of Three Short Pieces)》から)
 (弦楽四重奏のための)
 弦楽四重奏曲第2番(1907–13)
  エッシャー弦楽四重奏団
   アダム・バーネット=ハート(第1ヴァイオリン)
   ダンビ・ウム(第2ヴァイオリン)
   ピエール・ラポワント(ヴィオラ)
   ブルック・スペルツ(チェロ)
 
録音 2019年2月1日–4日 ポットンホール(サフォーク、イングランド)
制作・録音 トーレ・ブリンクマン

 
マンハッタン音楽学校に学んだ音楽家たちが2005年に結成したニューヨーク市のアンサンブル、エッシャー弦楽四重奏団 Escher String Quartet の新作。バーバーとアイヴズの四重奏曲を演奏したアルバムです。
 
バーバーの《弦楽四重奏曲 ロ短調》は、1935年、彼がパートナーのジャン・カルロ・メノッティとともに滞在していたオーストリアで作曲に着手。予定していたカーティス弦楽四重奏団のコンサートツアーには間に合わず、1936年12月14日、ローマのヴィラ・アウレリアでプロアルテ四重奏団により初演されました。その後、バーバーは、第3楽章を撤回。1937年4月と出版の前に改訂を行い、1943年5月28日、アメリカ議会図書館でブダペスト四重奏団により初演されます。ソナタ形式の第1楽章「モルト・アレグロ・エ・アパッショナート」、《弦楽のためのアダージョ》に編曲された第2楽章「モルト・アダージョ」と、アタッカでつながる「モルト・アレグロ - プレスト」の3楽章の作品です。エッシャー弦楽四重奏団のこのアルバムでは、第3楽章の初稿「アンダンテ・モッソ、ウン・ポコ・アジタート - アレグロ・モルト、アラ・ブレーヴェ」が「小さな贈り物(lagniappe)として演奏されています。
 
アイヴズの《弦楽四重奏曲第1番》は、イェール大学の2年生だったアイヴズが、ニューイングランドでもっとも保守的作風の作曲家ホレイショ・パーカーの指導の下で作曲した作品です。ゴスペル賛美歌を素材にした、アレグロ・コン・モートの「コラール(Chorale)」、アレグロの「前奏曲(Prelude)」、アダージョ・カンタービレの「奉納唱(Offertory)」、アレグロ・マルツィアーレの「後奏曲(Postlude)」の4楽章で構成され、《救世軍から》の他、《信仰復興伝道会(A Revival Service)》の副題でも呼ばれます。《弦楽四重奏曲第2番》は、1907年から1913年の間に作曲され、1946年5月11日、コロンビア大学マクミラン劇場でジュリアード音楽院の学生アンサンブルにより初演されました。「議論(Discussions)」「口論(Arguments)」アイヴズの超越主義理想の要約とされる「山の呼び声(The Call of the Mountains)」の3楽章で書かれ、ラジカルな発想とスタイルの音楽が、エリオット・カーターをはじめとする作曲家たちにインスピレーションを与えました。作曲家ルー・ハリソンは、ウォールデン弦楽四重奏団によるプロ初演を聴き、「50年ないし1世紀にひとつ」との賛辞を贈り、アイヴズ自身も最良の一作とみなしたといわれます。この2曲の間に、もうひとつの小さな贈り物、《3つの短い曲のセット》の第2曲「Holding Your Own」の弦楽四重奏版がはさまれています。
 
エッシャー弦楽四重奏団は、メンバーが創設時から変わりました。第1ヴァイオリンのアダム・バーネット=ハート Adam Barnett-Hart とヴィオラのピエール・ラポワント Pierre Lapointe は、創設メンバー。第2ヴァイオリンは、ダンビ・ウム Danbi Um がアーロン・ボイドの後を受け、現在、ブレンダン・スペルツに代わっています。チェロは、ブルック・スペルツ Brook spletz がデイン・ジョーハンセンの後任として担当しています。
 
サミュエル・バーバーの作品と、ノスタルジーや「良きアメリカ」という共通点をもちながら、彼が敬遠したといわれるアイヴズの作品を組み合わせたアルバムです。
 
価格 2,915円(税込価格)(本体価格 2,650円)

『ダウスゴー+ブルックナー』
BIS SACD 2464 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) classical 

 
アントン・ブルックナー(1824–1896)
 交響曲第3番 ニ短調 WAB.103(1873年原典版・ノーヴァク改訂第1稿)
  ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団 トマス・ダウスゴー(指揮)
 
録音 2019年6月17日–21日 グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
制作・編集・ミクシング インゴー・ペトリ

 
トマス・ダウスゴーとベルゲン・フィルハーモニックの各国で高い評価を得た第6番(BIS SA-2464)につづくブルックナー第2作。「ユニークで実験的なスタイルが最初から最後まで光り輝いていました……これこそがブルックナーのもっとも崇高な部分であり」とダウスゴーが語った1873年の原典版のノーヴァク改訂第1稿による《第3番》。
 
価格 2,915円(税込価格)(本体価格 2,650円)

『新しい命と愛の歌(Songs for New Life and Love)』
BIS SACD 2468 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) classical  

 
『新しい命と愛の歌(Songs for New Life and Love)』
グスタフ・マーラー(1860–1911)
 さすらう若人の歌(Lieder eines fahrenden Gesellen)(1883–85)
チャールズ・アイヴズ(1874–1954)
 ストックブリッジのフーザトニック川(The Housatonic at Stockbridge)(1921)
 霧(Mists)(1910)
ヘレン・グライム(1981–)
 Bright Travellers(2017)
チャールズ・アイヴズ(1874–1954)
 平穏(Serenity)(1919)
 子供の時間(The Children's Hour)(1901)
 母が教えてくれた歌(Songs My Mother Taught Me)(1895)
グスタフ・マーラー(1860–1911)
 亡き子をしのぶ歌(Kindertotenlieder)(1901–04)
ウェールズ民謡(ヒュー・ワトキンズ(1976–)編曲)
 子守歌(Lullaby)
  ルビー・ヒューズ(ソプラノ) ジョーセフ・ミドルトン(ピアノ)
 
録音 2019年9月 ポットンホール(ウェスルトン、サフォーク、イングランド)
制作 ロバート・サフ
録音 ジェフリー・ジン

 
BIS Records に積極的に録音を続けているイギリスのソプラノ歌手、2011年から2013年の BBC New Genaration Artists のひとり、ルビー・ヒューズ Ruby Hughes の『クリュタイムネストラ』(BIS SA-2408)に次ぐ新作。「新しい命と愛」をテーマに選び、マーラー、アイヴズ、ヘレン・グライムの作品を歌っています。スコットランドのヘレン・グライム Helen Grime の《Bright Travellers》は、彼女が息子を出産してまもないころに知り共感したというフィオナ・ベンソン Fiona Benson の詩集をテクストにした歌曲集です。〈Soundings〉〈Brew〉〈Visitations〉〈Milk Fever〉〈Council Offices〉の5曲。「これらの詩は直接的で、時にはとてもおかしく、時には痛いくらいに美しく、自然な音楽性をそなえています」。ウィグモアホールから委嘱を受けて作曲されました。キャロリン・サンプソンの『コントラスト』(BIS SA–2413)やジェームズ・ニュービーの『彷徨いながら不思議に思う(I wonder as I wander)』(BIS SA-2475)のピアニスト、ジョーセフ・ミドルトン Joseph Middleton の共演です。
 
価格 2,915円(税込価格)(本体価格 2,650円)

『サン=サーンス』
BIS SACD 2470 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) classical  

 
カミーユ・サン=サーンス(1835–1921)
 交響曲 ヘ長調《首都ローマ(Urbs Roma)》(1856)
 交響曲第3番 ハ短調 Op.78《オルガン付き(Avec orgue)》(1886)
  リエージュ王立フィルハーモニック管弦楽団
  ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)
  ティエリ・エスケシュ(オルガン)
 
録音 2020年10月26日–31日(ヘ長調)、4月9日–13日 サル・フィルハルモニーク(リエージュ、ベルギー )
制作 イェンス・ブラウン
録音 インゴー・ペトリ

 
サン=サーンスの没後100年を記念する2021年、ジャン=ジャック・カントロフとリエージュ王立フィルハーモニックによる交響曲シリーズの第2作。音楽の内容とは直接関係のない《首都ローマ》の副題をもつヘ長調の交響曲は、1856年、サン=サーンスが21歳の時の作品です。第1楽章〈ラルゴ-アレグロ-ラルゴ-アレグロ〉。スケルツォの第2楽章〈モルト・ヴィヴァーチェ-ピウ・プレスト-プレスティッシモ〉。第3楽章は〈モデラート、アッサイ・セリオーゾ〉の葬送行進曲。終楽章〈ポコ・アレグレット-メノ・モッソ-リステッソ・テンポ-アンダンテ・コン・モート〉の「主題と変奏」。ボルドーの聖セシリア協会の主宰するコンペティションの応募作として書かれ、第1位に選ばれました。1857年2月、パリで初演され、6月10日、作曲者自身が指揮してボルドーで再演されました。
 
交響曲第3番《オルガン付き》のオルガン・ソロは、ティエリ・エスケシュ Thierry Escaich(1965–)が弾いています。彼は、パリのサン=テティエンヌ・デュ・モン教会のオルガニストを務め、作曲家としても活動する音楽家です。録音セッションの行われたリエージュのコンサートホール、サル・フィルハルモニークのオルガンは、1888年に建造され、2002年から2005年にかけて大規模な修復が行われました。ベルギーのトマ・オルガン工房(Manufacture d’Orgues Thomas)とルクセンブルク・オルガン工房(Manufacture d’Orgues Luxembourgeoise)が担当。新しいリード管を9本追加、4000種類近いリード管の組み合わせのできる可動式の電気コンソールを備えたことで、より壮大な響きが実現したと言われます。
 
価格 2,915円(税込価格)(本体価格 2,650円)

オーヴェルニュの歌(Chants d’Auvergne)』
BIS SACD 2513 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) classical  

 
オーヴェルニュの歌(Chants d’Auvergne)』
ジョゼフ・カントルーブ(1879–1957)
 オーヴェルニュの歌(Chants d’Auvergne)第1集
  野原の羊飼いのおとめ(La pastoura als camps)
  バイレロ (オート=オーヴェルニュの羊飼いの歌)
  (Baïlèro (Chant de bergers de Haute-Auvergne))
  3つのブレ(Trois bourrées)
   泉の水(L'aio de rotso)
   どこに羊を放そうか(Ound'onoren gorda?)
   あちらのリムザンに(Obal, din lou limouzi)
 オーヴェルニュの歌(Chants d’Auvergne)第2集
  羊飼いの娘(Pastourelle) 捨てられた女(La delaïssádo)
  2つのブレ(Deux bourrées)
   わたしには恋人がいない(N'ai pas ieu de mio)
   うずら(Lo calhe (La caille)
 オーヴェルニュの歌(Chants d’Auvergne)第3集
  紡ぎ女(Lo fiolairé) 牧場を通っておいで(Passo pel prat)
  せむし(Lou boussu) 子守歌(Brezairola)
  女房持ちはかわいそう(Malurous qu'o uno fenno)
 オーヴェルニュの歌(Chants d’Auvergne)第4集
  ミラベル橋のほとりで(Jou l'Pount d'o Mirabel) おーい(Oï, ayaï)
  子供をあやす歌(Pour l’enfant) しっ、しっ静かに(Chut, chut)
  カッコウ(Lou coucut)
 オーヴェルニュの歌(Chants d’Auvergne)第5集
  私が小さかったころ(Quan z'eyro petitoune)
  むこう、岩山の上で(Là-haut, sur le rocher)
  さあ、ロバにまぐさをおやり(Hé! beyla-z-y dau fé!)
  野良犬め、あっちへお行き(Tè, l'co tè)
  ひとりのかわいい羊飼い娘(Uno jionto postouro)
  みんながよく言ったもの(Lou diziou bé)
   キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
   タピオラ・シンフォニエッタ パスカル・ロフェ(指揮)
 
録音 2020年3月9日–13日 タピオラ・ホール(エスポー、フィンランド)
制作 イェンス・ブラウン
録音 クリスティアン・シュタルケ

 
「完璧なコロラトゥーラ技術と豊かにのびる輝かしい声」と評されているイギリスのソプラノ、キャロリン・サンプソン Carolyn Sampson のシューマン夫妻の歌曲による『女性のためのアルバム』(BIS SA-2473)につづくアルバム。スコラ・カントルムのダンディのクラスで学んだジョゼフ・カントルーブ  Joseph Canteloube が、フランス、オーヴェルニュ地方で収集した民謡をソプラノとオーケストラのために編曲した5巻の《オーヴェルニュの歌》から抜粋した25曲。フィンランド、エスポー市の「タピオラ・シンフォニエッタ」をフランスのパスカル・ロフェ Pascal Rophé(1960–)が指揮して共演しています。管楽器の繊細で美しいテクスチュアが牧場の広がりと空気を伝える〈バイレロ〉、拍感の確かなリズムで演奏される舞曲「ブレ」の5曲など、その実力と魅力をすべて表に出すオーケストラに乗ってサンプソンは、「私のオーヴェルニュ」という自然な表情の歌を聴かせます。
 
価格 2,915円(税込価格)(本体価格 2,650円)

『ひとりひとりがちがってて(Nån av varje sort)』
BIS CD2564 classical/traditional

 
『ひとりひとりがちがってて(Nån av varje sort) - 小さな子供と大きな子供のための歌(Sånger för små barn - och  stora)』
グンローグ・ルーセーン(作詞)グスタフ・ルーセーン(作曲)
 Hej på dig-sång(こんにちはの歌)
伝承曲
 Var är tummen?/Tummetott/Broder Jakob
 (親指さんどこ?/ヤーコプ修道士(フレール・ジャック))
グンローグ・ルーセーン、グスタフ・ルーセーン(作詞)グスタフ・ルーセーン(作曲)
 Fötter(足さん、足さん)
ユッヤ&トゥーマス・ヴィースランデル(作詞・作曲)
 Gåpåtå(ゴーポートー)(つまさき歩き)
マリアンネ・アスペリーン(作詞)ベッティル・ハッリーン(作曲)
 Det finns nån av varje sort(ひとりひとりがちがってて)
 Någon gånglåt(ノーゴン・ゴングロート)
伝承歌詞、ブリット・ハルクヴィスト(作詞)・伝承曲
 Det kommer en mus/Var bor du lilla råtta?
 (ねずみがいっぴきやってくる/ねずみちゃん、おうちはどこ?)
伝承歌詞・アリス・テグネール(作曲)
 Katten och svansen(ねことしっぽ)
伝承曲
 Imse Vimse spindel(ゆらゆらクモちゃん)
 Lilla snigel(ちいさなかたつむり)
ユッヤ&トゥーマス・ヴィースランデル(作詞・作曲)
 Min lilla kråksång(ぼくのちいさなカラスの歌)
マーリン・ブリング(作詞・編曲)・伝承曲
 Östersjön - Den lilla sillen(バルト海 - ちいさなニシン)
ジェイムズ・ホリングワース(作詞・作曲)
 Jag är en liten mört(ぼくはちいさなウグイ)
ユッヤ&トゥーマス・ヴィースランデル(作詞・作曲)
 Gunga lite grann(ちょっとだけブランコゆらして)
伝承曲
 En kulen natt(どんよりしたよる)
 En liten båt(ちいさなボート)
バーブルー・リンドグレーン(作詞)ゲオルク・リーデル(作曲)
 Den här spiken(くぎをみつけた)
伝承曲
 Jag hamrar och spikar(ぼくはかなづちでくぎをうつ)
レッナールト・ヘルシング(作詞)クヌート・ブルーディン(作曲)
 Klipp kilpp säger saxen(はさみがチョキチョキ)
モニカ・フォシュベリ(作詞)シェシュティン・アンデビュー・ヴァングレーン(作曲)
 Krokodilen i bilen(ワニがくるまに)
伝承曲
 Hjulen på bussen(バスのしゃりん)
レッナールト・ヘルシング(作詞)クヌート・ブルーディン(作曲)・伝承曲
 Herr Gurka/Baka, baka liten kaka(グルカさん/ちいさいケーキをやいて)
伝承曲
 Tjugovisan(にじゅうのうた)
 En elefant balanserade(ゾウさんがバランスをとって)
ラーシュ・オーケ・ハーグルンド、ベンクト・リンネ、マグヌス・ヘーレンスタム、ラーシュ・エーリク・ブレンストレム(作詞)ベンクト・エーンリュード(作曲)
 Elefantsången(ゾウさんのうた)
ボルグヒルド・アルネール(作詞・作曲)
 Fyravisan(よんのうた)
伝承曲
 Tjugovisan(にじゅうのうた)(つづき)
グンネル・リンデ(作詞)ブー・スンドブラード(作曲)
 Den olydiga ballongen(ゆうこときかないふうせん)
アストリッド・リンドグレーン(作詞)アンデシュ・ベリルンド(作曲)
 Vad det är bra att jag har dej(きみがいてくれてよかった)
伝承曲
 Kling klang klockan slår(キンコンカンコンとけいがなる)
伝承歌詞・アリス・テグネール(作曲)ブー・リッデルストレム(編曲)
 Tula hem och tula vall(いえにかえってくさをおたべ)
アンナ・セーデルベリ=オッレテーグ(作詞・作曲)
 Jag har en pyjamas(ぼくのパジャマはおばけのもよう)
ジェイムズ・ホリングワース(作詞・作曲)
 Tandborstvsan(はぶらしのうた)
バーブルー・リンドグレーン(作詞)ゲオルク・リーデル(作曲)
 Lilla Nallen min(ぼくのかわいいおもちゃのくまさん)
サミュエル・ヘードブム(作詞)アリス・テグネール(作曲)アンナ・セーデルベリ=オッレテーグ(編曲)
 Ute blåser sommarvind(外は夏の風が吹き)
伝承曲
 Blinka, lilla stjärna(きらきらひかる小さなおほしさま)
マルギット・ホルムベリ(作詞・作曲)
 Trollmors vaggsång(トロルのかあさんのこもりうた)
クリスティーナ・ラーゲルレーヴ(作詞)・伝承曲
 När månen vandrar(月がさまようと)
伝承曲・アンナ・セーデルベリ=オッレテーグ(編曲
 Bussan lull(ビュッサン・リュル)(子守歌)
  アドルフ・フレードリク音楽学校の生徒たち
  マリア・ゴウンドリーナ(指揮)
  アンナ・セーデルベリ=オッレテーグ(指揮)
  マルクス・ユーセフソン(指揮)
  ニンニス・ヴァーダーグスルム
   ニンニ・バウティスタ(フルート、パーカッション、歌)
   アンドレーアス・ランデグレーン
   (ピアノ、キーボード、プログラミング)
   コンラード・ブークヴィスト(ギター)
   セバスチャン・ハンケシュ(ベース)
   イーサク・アンデション(ドラム、パーカッション)
  
録音 2020年9月25日・26日 ファシュタ小学校講堂(ストックホルム)
制作 インゴー・ペトリ
録音 トーレ・ブリンクマン

 
スウェーデンでは合唱団で歌う人のほうがサッカーをやる人より多いと、言われることがあります。スウェーデンの人たちは、世代に関係なく、歌うことが大好きで、夏至祭のお祝いやクリスマスのコンサートだけでなく、多くの人たちが合唱団の週末練習に足を運びます。アルヴェーンやエーリクソンが指揮した男声合唱団「オルフェイ・ドレンガル(OD)」のメンバーたちも、週末になるとそれぞれの仕事を離れ、素朴な「春の歌」からヒルボリやサンドストレムの「現代曲」まで、さまざまな曲の練習を楽しんでいるといいます。スウェーデンの「子供の歌」も歴史が長く、たくさんの歌が歌い継がれてきました。1960年代から1970年代には、ラジオやテレビの子供番組のおかげもあって、新しい歌がたくさん作られ、子供の歌の世界は、いっそう豊かになりました。BIS Records のアルバム『ひとりひとりがちがってて』では、伝統の歌から新しい歌まで39曲が歌われています。こうしたレパートリーは、音域の関係から、シンガーソングライターたち大人による録音が一般的ですが、このアルバムでは、ストックホルムの中学校「アドルフ・フレードリク音楽学校」の生徒たちが、経験豊富な音楽家たちの指揮で歌っています。5人のバンド「ニンニス・ヴァーダーグスルム Ninnis Vardagsrum」(ニンニのリビングルーム)が共演。生徒たちと、プロデューサーのインゴー・ペトリとエンジニアのトーレ・ブリンクマンが、「子供の歌は、これでなきゃ」と自信をもって作ったアルバムです。
 
価格 2,805円(税込価格)(本体価格 2,550円)

プロコフィエフ 交響曲全集
BIS SACD 2594 5SACD’s hybrid (5.0 surround/stereo) classical 

 
セルゲイ・プロコフィエフ(1891–1953)
[Disc 1]
 交響曲第1番 ニ長調 Op.25《古典交響曲》(1916–17)
 交響曲第2番 ニ短調 Op.40(1924–25)
 交響曲第3番 ハ短調 Op.44(1928) [SACD 2174]
[Disc 2]
 交響曲第4番 ハ長調 Op112(改訂版)(1947)
 交響曲第7番 嬰ハ短調 Op.131《青春(Youth)》(1951–52)
 交響曲第7番 嬰ハ短調 Op.131《青春(Youth)》(1951–52)
 - 第4楽章(異稿) [SACD 2134]
[Disc 3]
 交響曲第5番 変ロ長調 Op.100(1944)
 スキタイ組曲《アラとロリー》 Op.20(1914–15) [SACD 2124]
[Disc 4]
 交響曲第6番 変ホ短調 Op.111(1945–47)
 組曲《キージェ中尉(Lieutenant Kijé)》 Op.60(1933)*
 組曲《3つのオレンジへの恋(L'amour des trois oranges)》 Op.33b
 [SACD 1994]
[Disc 5]
 バレエ《ロメオとジュリエット》 第1組曲 Op.64bis(1936)
  第2組曲 Op.64ter(1936) 第3組曲 Op.101(1936) [SACD 1301]
  ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団
  アンドルー・リットン(指揮)
  アンドレイ・ボンダレンコ(バリトン)*
 
録音 2005年6月(ロメオとジュリエット)、2012年1月(第6番・キージェ中尉・3つのオレンジへの恋)、2014年1月(第4番・第5番)、2014年6月(スキタイ組曲)、2015年5月(第1番・第7番)、2017年8月・9月(第2番・第3番) グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
制作 ロバート・サフ

 
2007年から2020年にかけてリリースされたベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団とアンドルー・リットンのプロコフィエフの5枚のディスクのセット化。
 
価格 7,920円(税込価格)(本体価格 7,200円)

『ドリーム・キャッチャー(Dream Catcher)』
Bridge BCD 9553 contemporary/classical 

 
『ドリーム・キャッチャー(Dream Catcher)- ポウル・ルーザス・エディション Vol.16』
ポウル・ルーザス(1949–)
 Sound and Simplicity(2018)
  ビャーケ・モーウンセン(アコーディオン) オーゼンセ交響楽団
  セバスティアン・ラング=レッシング(指揮)
 ドリーム・キャッチャー(Dream Catcher)(2004)
 (アコーディオン・ソロのための)(ビャーケ・モーウンセン 編曲)
  ビャーケ・モーウンセン(アコーディオン)
 交響曲第3番《ドリーム・キャッチャー(Dream Catcher)》(2005–06 rev.2009)
  オーゼンセ交響楽団 スコット・スー(指揮) [Bridge BCD 9382]
 
録音 2020年8月24日–25日、2012年1月18日–20日(交響曲第3番) かーる・ニルセン・ホール(オーゼンセ、デンマーク)

 
デンマークの作曲家ポウル・ルーザス Poul Rudes の「エディション」。第16集は、「アコーディオンと交響楽団のための7つの柱(Seven Pillars of Music for Accordion and symphony Orchestra)」の副題をもつ7楽章の協奏曲《Sound and Simplicity》をメインに、ビャーケ・モーウンセン Bjake Mogensen がアコーディオン・ソロのために編曲した「催眠術にかけるような」《ドリーム・キャッチャー》と、BCD 9382 でリリースされた交響曲第3番《ドリーム・キャッチャー(Dream Catcher)》が合わせて収録されました。荒々しい序奏と夢見るアダージョの第1楽章とテンポの速いスケルツォの第2楽章がつづけて演奏される交響曲です。
 
価格 2,475円(税込価格)(本体価格 2,250円)

『大劇場に至るオペラの苦難の道-ヨーテボリ・リリック劇場の100年(Operas motiga väg till Storan – Göteborgs Lyriska Teater 100 år)』
Caprice CAP21931 3CD's+Book classical 

 
『大劇場に至るオペラの苦難の道-ヨーテボリ・リリック劇場の100年(Operas motiga väg till Storan – Göteborgs Lyriska Teater 100 år)』
[Disc 1]
[アルベット・ランフト所有の時代:1895年-1899年]
ジャック・オッフェンバック(1819–1880)
 喜歌劇《美しきエレーヌ》- エレーヌのアリア「(言ってください、ヴィーナス)」 
エルヴェ(フロリモン・ロンジェ)(1825–1892)
 喜歌劇《仲間たちの母》- 二重唱「子供がやってくると」
[アルベット・ランフト所有の時代:1900年-1904年]
カール・ミレッカー(1842–1899)
 喜歌劇《ガスパローネ》- タランテラ
[アルベット・ランフト所有の時代:1906年-1909年]
フランツ・フォン・スッペ(1819–1895)
 喜歌劇《ボッカチオ》- 「神さまの意のまま」 
[Disc 2]
[リリック劇場時代の歌手たちの音楽例:1920年-1937年]
ルッジェーロ・レオンカヴァッロ(1857–1919)
 歌劇《道化師》- 「衣装をつけろ」
ジャコモ・プッチーニ(1858–1924)
 歌劇《トスカ)》- 「妙なる調和」
[ラジオ制作の大劇場のアーティストたち]
フランツ・レハール(1870–1948)
 喜歌劇《ジプシーの恋》- ゾリカのアリア 
[Disc 3]
[リリック劇場と大劇場での第2の時代の音楽例:1937年-1952年]
エメリッヒ・カールマン(1882–1953)
 喜歌劇《チャルダッシュの女王》「覚えているかい」 
 喜歌劇《伯爵令嬢マリツァ》「愛の夢」
ジョージ・ガーシュウィン(1898–1937)
 歌劇《ポーギーとベス》から 
アーヴィング・バーリン(1888–1989)
 ミュージカル《アニーよ銃をとれ》- 月明かりの子守歌(
リチャード・ロジャーズ(1902–1979)
 ミュージカル《回転木馬》- 「みんなに恋仲だと言われる」
ベンジャミン・ブリテン(1913–1976)
 歌劇《ルクレシアの陵辱》の4つの断片 [曲目詳細] 
 
セレクション・復刻・プロセシング・テクスト カール=グンナル・オーレーン
マスタリング ユーハン・ヒュットネス

 
ヨーテボリの「大劇場(Stora Teatern)」は、1859年9月、クングスパルケン(国王公園)に「新劇場」の名で建設されました。莫大な国費をかけて作られたルネサンス様式の劇場は、ヨーテボリの文化を支える場として栄え、1880年代から「大劇場」と呼ばれるようになりました。1920年代からオペラとミュージカルの劇場として有名になり、「リリック劇場(Lyriska Teater)」として親しまれています。「コレクターズ・クラシックス」シリーズの『大劇場に至るオペラの苦難の道』は、リリック劇場の100年の歴史をたどりるため、劇場ゆかりの歌手と指揮者が残した、20世紀初頭からの録音を集成して制作されました。 
 
価格 7,920円(税込価格)(税抜価格 7,200円)

『北極光(Northern Lights)』
Centaur CRC 3732 classical 

 
『北極光(Northern Lights)- フィンランド・ピアノ小品集』
セリム・パルムグレン(1878–1951)
 フィンランドのリズム(Finska rytmer) Op.31
  カレリア舞曲(Karelsk dans) メヌエット(Menuett)
  罪悪感(Det onda samvetet) 西フィンランド舞曲(Vestfinsk dans)
イルマリ・ハンニカイネン(1892-1955
 秋の想い(Syysaatteita) Op.20 no.1
オスカル・メリカント(1868–1924)
 ゆったりしたワルツ(Valse lente) Op.33
レーヴィ・マデトヤ(1887–1947)
 夕星 (Iltatähti) Op.21 no.1
イルマリ・ハンニカイネン(1892-1955)
 ワルツ(Valse) Op.17 no.1
セリム・パルムグレン(1878–1951)
 前奏曲(Prélude) Op.1 no.1
ジャン・シベリウス(1865–1957)
 エチュード(Etude) Op.76 no.2
イルマリ・ハンニカイネン(1892-1955
 夜想曲(Yölaulu) Op.11b no.2
セリム・パルムグレン(1878–1951)
 子守歌(Berceuse)
イルマリ・ハンニカイネン(1892-1955
 子守歌(Berceuse) Op.4 no.2
オスカル・メリカント(1868–1924)
 スケルツォ(Scherzo) Op.6 no.4
セリム・パルムグレン(1878–1951)
 幻影(Illusion) Op.1 no.2
ジャン・シベリウス(1865–1957)
 ロマンティックな情景(Scène romantique) Op.101 no.5
レーヴィ・マデトヤ(1887–1947)
 前奏曲 (Prélude) Op.31 no.2
エルッキ・メラルティン(1875–1937)
 6つのピアノの小品 《細片 II(Lastuja II)》 Op.9
  夕べの歌(Iltalaulu) 子守歌(Kehtolalu) メロディ(Melodia)
  青の時間(L’heure bleue) 春の歌(Kevätlaulu)
  葬送の歌(Hautaslaulu)
ジャン・シベリウス(1865–1957)
 金魚草(Aquileja) Op.85 no.4
セリム・パルムグレン(1878–1951)
 ある夏の夜に(Läksin mine kesäyonä käymään)
オスカル・メリカント(1868–1924)
 フィンランド民謡集(Suomalaisia kansnlauluja) Op.posth.
  ムクドリ(Kottarainen) なぜ私は歌うのか(Miksi laulan)
  嘆き(Soi vienosti murheeni soitto) ひとりぼっち(Yksin)
ジャン・シベリウス(1865–1957)
 エレジアーコ(Elegiaco) Op.76 no.10
イルマリ・ハンニカイネン(1892-1955
 夕べのやすらぎ(Iltarauha) Op.11b no.1
オスカル・メリカント(1868–1924)
 夏の夜のワルツ(Kesäilta valssi) Op.1 no.3
  ゲイル・オルシェウスキ(ピアノ)
 
[Piano: Blüthner(1877)]
 
録音 2018年8月19日–21日 アッシュバーンハム・コミュニティ教会(アッシュバーンハム、マサチューセッツ州)
制作 Peter Nothagle
録音 クリストファー・グリーンリーフ

 
フィンランドの作曲家が19世紀後期から20世紀前期にかけて作曲したピアノの小品集。ミネソタ州セントポール在住、ソロ・ピアニスト、室内楽のプレーヤーとして活動するゲイル・オルシェウスキ Gail Olszewski が、カリフォルニアの「Finlandia Foundation National」の助成を得て録音しました。楽器は、フレデリック・コレクション所有の1877年製のブリュートナー・グランドピアノ。マサチューセッツ州ウスターのアッシュバーンハム・コミュニティ教会で録音されました。「こうした美しいキャラクター・ピースを感受性豊かに演奏……フィンランドのウィット、親密さ、無口でありながら偽りのない本質を表してみせる」(「Piano Magazine」(Summer 2020))。
 
価格 2,585円(税込価格)(本体価格 2,350円)

『深淵の音楽(Music of the Abyss)』
Dacapo 8.226152 classical  

 
ルーズ・ランゴー(1893–1952)
 九重奏曲(Septet) BVN.95(1915)
 (フルート、オーボエ、2つのクラリネット、2つのホルンとファゴットのための)
 アウスグティーヌシアナ(Augustnusiana) BVN63(1914)
 (音楽の冗談(En musikalsk Spøg))(2つのヴァイオリンとチェロのための)
 開花の時期に(I Blomstringstiden) BVN136(1917)
 (ソプラノと弦楽四重奏のための)(アルヴィルデ・ピュルツの詩)
 C A と「ああ、愛しいアウグスティン」のモティーフによるスケルツォ
 (Scherzo over Motiverne C A og “Ach, du lieber Augustin”) BVN62(1913)
 (2つのヴァイオリンとチェロのための)
 レーナウの気分(Lenaustemninger) BVN138(1917)
 (メゾソプラノと弦楽四重奏のための)(トーア・ランゲの詩)
 七重奏曲《フモレスケ(Humoreske)》 BVN176(1922–23)
 (フルート、オーボエ、コールアングレ、クラリネット、ファゴットとスネアドラムのための)
 深淵の音楽(Afgrundsmusik) BVN169(1921 rev.1922–24 arr.2015/17)
 (室内アンサンブルのための)
  シーネ・アスムセン(ソプラノ)
  エスビェア・アンサンブル
   エヴァ・ヴルタチニク(コールアングレ) ピナ・モース(オーボエ)
   ケアスティン・ティーレ(フルート)
   ロン・チェン・シーアン(クラリネット)
   ブーウ・スコウ・トマセン(クラリネット)
   アンティ・サロヴァーラ(ファゴット)
   ヨーケ・ヴェイマ(ホルン) レンスケ・ヴェイマ(ホルン)
   ボグダン・ボジョヴィチ(第1ヴァイオリン)
   堀江普(第2ヴァイオリン)
   ミシェル・カミーユ(ヴィオラ)
   パウ・コディーナ・マスフェレール(チェロ)
   クリスチャン・ジュゼッペ・マルティネス・アレグリア(打楽器)
 
録音 2020年9月7日–9日 エスビェア・コンサートホール(エスビェア、デンマーク)
制作・録音 ショーン・ルイス

 
ルーズ・ランゴー Rued Langgaard の「内部分裂」は、暗い音楽の底流が若い彼に影を落としたとされる、1913年から1924年にかけて作られた室内楽作品にもっとも極端な姿で反映しているといわれます。ピアノソナタ《深淵の音楽》は、アラン・グラウゴー・マセン Allan Gravgaard Madsen(1984–)が、木管五重奏、弦楽四重奏と打楽器のために編曲した「室内アンサンブル」版による初めての録音です。
 
価格 2,585円(税込価格)(本体価格 2,350円)

『エミール・レーセンの芸術』
Danacord DACOCD 899 CDR classical 

 
『エミール・レーセンの芸術』
エミール・レーセン(1887–1964)
 ヒマラン(Himmerland)(デンマーク・ラプソディ)(1926)
  デンマーク放送交響楽団 エミール・レーセン(指揮)
 [録音 1953年][Decca LX3125]
 シューベルトの主題による変奏曲(1928)
  デンマーク放送交響楽団 アーネ・ハメルボー(指揮)
 [録音 1959年10月3日(コンサート・ライヴ)]
 グリーンランドの民謡(Grønlandsk Folketone)(1934)
  デンマーク放送交響楽団 トマス・イェンセン(指揮)
 [録音 1959年2月15日(コンサート・ライヴ)]
 歌劇《ある母親の物語(Historien om en moder)》(1941)
  ー 間奏曲(Intermezzo)
  デンマーク放送交響楽団 トマス・イェンセン(指揮)
 [録音 1958年4月3日(コンサート・ライヴ)]
 喜歌劇《ファリネッリ(Farinelli)》のアリア
  歌に翼あり(Sangen har vinger)
  人生の優しさを追ったものは(Den som har livets mildhed søgt)
  人生のよろこび(Livets glæder) そこに歌あり(Der en en sang)
  アクセル・シュツ(テノール)
  デンマーク放送交響楽団 エミール・レーセン(指揮)
 [録音 1941年11月25日][HMV X 6830/31]
 南ユランの旋律による幻想曲(1930)
  デンマーク放送交響楽団 エミール・レーセン(指揮)
 [録音 1946年][Polyphon z 60128 A/B]
 デンマークのクリスマス・キャロルによる幻想曲(1933)
  デンマーク放送交響楽団 トマス・イェンセン(指揮)
 [録音 1957年12月14日(コンサート・ライヴ)]
 デンマーク放送展覧会のファンファーレ(1950)
  デンマーク放送交響楽団 エーリク・トゥクセン(指揮)
 [録音 1956年8月31日(コンサート・ライヴ)]
 ラジオフォニア(Radiofonia)(バーレスク・ラプソディ)(1950)
  デンマーク放送コンサート・オーケストラ
  ハンス・ペーザー・オーセ(指揮)
 [録音 1969年(ライヴ TV プロダクション)] [全トラック Mono]
 
復刻・デジタルマスタリング クラウス・ビューリト

 
エミール・レーセン Emil Reesen(1887–1964)は、コペンハーゲン生まれ。フランツ・リストの弟子シークフリト・ランゴーにピアノ、作曲家ヴィルヘルム・ローセンベアに音楽理論を学び、1911年、ピアニストとしてコンサート・デビューしました。レストランと劇場で演奏、編曲と作曲を手がけることからキャリアをスタート、1917年に初めてティヴォリ公園のオーケストラを指揮しています。デンマーク放送交響楽団の指揮者を務め、王立デンマーク劇場ではバレエの指揮を担当しました。管弦楽曲、バレエや歌劇など劇場のための音楽、映画音楽を主に作曲。カール・ニルセン作品のオーケストレーションも彼の業績のひとつです。Danacord がリリースする「トリビュート」アルバムには、レーセンの作品がレーセン自身とデンマーク放送ゆかりの指揮者による演奏で収録されています。
 
ユラン半島北部のヒマラン地方のフィドル曲を素材に採り「H. C. ロンビュー風テクスチュア」の軽いオーケストラ曲にした「デンマーク・ラプソディ」《ヒマラン》。シューベルト没後100年の1928年に作曲された、四手のピアノ曲を主題とする《シューベルトの主題による変奏曲》。1933年に没した、グリーンランドの極地探検家クヌーズ・ラスムセンの追悼コンサートのための《グリーンランドの民謡》。アンデルセンの「暗い童話」に基づく歌劇《ある母親の物語》のメランコリックな〈間奏曲〉。有名なカストラート歌手を主人公にしたオペレッタ《ファリネッリ》は、現在も上演され、レーセンの代表作のひとつに挙げられる作品です。一世を風靡したデンマークのテノール歌手アクセル・シュツ(シェッツ)が HMV に録音した4つのアリアが収録されています。ドイツと国境を接した南ユラン地方の民謡10曲と、19世記デンマークのキャロルを素材にした2つの《幻想曲》。デンマーク放送の25周年を記念する展覧会のオープニング「ファンファーレ」。雑多なラジオ番組をモンタージュした《ラジオフォニア》。初めて紹介されるコンサートのライヴ録音と放送録音が多数含まれるコレクションです。  
 
価格 2,695円(税込価格)(本体価格 2,450円)
 

高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。

『トマス・イェンセンの遺産(Thomas Jensen Legacy) 第1集』
Danacord DACOCD 911 2CDR’s for price of 1 classical 

 
ジャン・シベリウス(1865–1957)
[Disc 1]
 交響曲第2番 ニ長調 Op.43
 [録音 1962年7月22日 ヘルシンキ(ライヴ放送録音)]
 交響曲第7番 ハ長調 Op.105
 [録音 1963年5月27日 デンマーク放送コンサートホール
  (コペンハーゲン)(スタジオ放送録音)]
 《カレリア(Karelia)》組曲 Op.11
  間奏曲(Intermezzo) バラード(Ballade) 行進曲風に(Alla marcia)
 [録音 1952年6月 コペンハーゲン][Decca LXT 2744]
[Disc 2]
 ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47 *
 [録音 1952年4月21日–23日 コペンハーゲン][Tono LPX 35002]
 交響詩《レンミンカイネン(Lemminkäinen)》 (4つの伝説曲) Op.22
  レンミンカイネンとサーリの乙女たち(Lemminkäinen ja saaren neidot)
  トゥオネラの白鳥(Tuonelan joutsen)
  トゥオネラのレンミンカイネン(Lemminkäinen Tuonelassa)
  レンミンカイネンの帰郷(Lemminkäinen palaa kotitienoille)
 [録音 1953年7月 コペンハーゲン][Decca LXT 2841]
  デンマーク放送交響楽団 トマス・イェンセン(指揮)
  エミール・テルマーニ(ヴァイオリン)*

 
デンマークの指揮者トマス・イェンセン Thomas Jensen(1898–1963)は、ラウニ・グランデールとエーリク・トゥクセンとともにカール・ニルセンの作品を早くから紹介したことで知られます。コペンハーゲンで生まれたイェンセンは、デンマーク音楽院(現、王立デンマーク音楽アカデミー)でカール・ニルセンの和声学のクラスとは別にチェロを学び、ニルセンの第4番と第5番の交響曲の初演にチェリストとして参加しました。彼は、シベリウスの指揮した交響曲でもチェロを弾き、シベリウスの音楽への情熱と見識には自信をもっていたと言われます。グランデールの遺産をリリースした Danacord Records は、イェンセンのシリーズを新たにスタートさせ、最初のアルバムにシベリウス主要な作品を集めました。ヘルシンキとコペンハーゲンからライヴ放送された音源による第2番と第7番の交響曲は、初めてのCDリリース。《カレリア》組曲と《レンミンカイネン》 は、Decca が LP のために行った録音、ニルセンの娘婿のテルマーニ Emil Telmányi(1892–1988)がソロを弾いた《ヴァイオリン協奏曲》は、Tono がリリースしたセッション録音が音源に使われています。
 
価格 2,695円(税込価格)(本体価格 2,450円)
 

高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。

『ある世紀の情景(Visions of a Century)』
dB Productions DBCD 199 classical 

 
『ある世紀の情景(Visions of a Century)』
ジェルメーヌ・タイユフェール(1892–1983)
 ヴァイオリン・ソナタ第1番
リュシアン・デュロゾワール(1878–1955)
 5つの水彩画(5 aquarelles)(ヴァイオリンとピアノのための)
  ブルターニュ(Bretagne) 幻影(Vision) ロンド(Ronde)
  子守歌(Berceuse) 間奏曲(Intermede)
エドワード・エルガー(1857–1934)
 ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.82
レベッカ・クラーク(1886–1979)
 モルフェウス(Morpheus)(ヴィオラとピアノのための)
 難問(Chinese Puzzle)(ヴィオラとピアノのための)
  マーリン・ブルーマン(ヴァイオリン、ヴィオラ)
  サイモン・クロフォード=フィリップス(ピアノ)
 
録音 2020年8月6日–9日

 
シューマンの『ピアノ三重奏曲集』(BIS SA-2437)を録音したスウェーデンのアンサンブル「クングスバッカ・ピアノ三重奏団」のヴァイオリニストとピアニスト、ムシカ・ヴィテの芸術監督を務めるマーリン・ブルーマン Malin Broman(1975–)とサイモン・クロフォード=フィリップス Simon Crawford=Phillips の『ファニー&フェリックス・メンデルスゾーン作品集』(DBCD 191)につづく録音。
 
価格 2,695円(税込価格)(本体価格 2,450円)

『カルナヴィチュス 弦楽四重奏曲第3番・第4番』
Ondine ODE 1387-2 classical 

 
ユルギス・カルナヴィチュス(1884–1941)
 弦楽四重奏曲第3番 Op.10(1922) 弦楽四重奏曲第4番(1925)
  ヴィルニュス弦楽四重奏団
   ダリア・クズネコヴァイテ(第1ヴァイオリン)
   アルトゥーラス・シラレ(第2ヴァイオリン)
   クリスティナ・アヌセヴィチューテ(ヴィオラ)
   アウグスティナス・ヴァシリアウスカス(チェロ)
 
録音 2020年11月24日–27日 リトアニア国立フィルハーモニック(ヴィルニュス、リトアニア)

 
リトアニアのユルギス・カルナヴィチュス Jurgis Karnavičius(1884–1941)の弦楽四重奏曲。第1番と第2番を収めた第1集(ODE 1351-2)につづくアルバムでは、残る2曲、第3番と第4番が演奏されます。いずれも前の2作にくらべて近代的な和声をもち、サンクトペテルブルクでの初演後、作曲者の死後まで再演されないでいました。第4番は、現在も未出版の作品です。ともに初録音です。
 
価格 2,585円(税込価格)(本体価格 2,350円)

『レクイエム』
Orfeo C 210232 2CD’s classical  

 
ジュゼッペ・ヴェルディ(1813–1901)
 レクイエム(Messa da requiem)(1874)
  ユリア・ヴァラディ(ソプラノ)
  アレクサンドリーナ・ミルチェヴァ(メゾソプラノ)
  アルベルト・クピード(テノール)
  ニコラ・ギュゼレフ(バス)
  オーストリア放送(ORF)合唱団 
  ウィーン放送交響楽団
  レイフ・セーゲルスタム(指揮)
 
録音 1980年10月3日 ヘルツォーゲンブルク参事会教会(Stiftskirche Herzogenburg)(オーストリア)(ライヴ)

 
ヴェルディが、詩人アレッサンドロ・マンゾーニの死を悼み、カトリックの典礼文をテクストに作曲した《レクイエム》。1975年から1982年にかけてオーストリア放送交響楽団(現呼称、ウィーン放送交響楽団)の首席指揮者を務めたセーゲルスタム Leif Segerstam が、1980年、ニーダーエステライヒ州、ヘルツォーゲンブルクの参事会教会で行ったライヴの録音。
 
価格 2,695円(税込価格)(本体価格 2,450円)

 

『ヘイノ・エッレル ピアノ作品全集 第7集』
Toccata Classics TOCC 0611 classical 

 
ヘイノ・エッレル(1887–1970)
 モデラート イ短調(1912)
 アレグレット-ポコ・モデラート 嬰ヘ短調(1913)
 アレグレット 嬰ヘ短調(1913) アンダンティーノ ロ短調(1913)
 行進曲のテンポで 嬰ヘ短調(1939)
 5つの前奏曲(1932–34)
  モデラート ロ短調(1934) レント・アッサイ イ長調(1934)
  ソステヌート、エスプレッシーヴォ 嬰ハ短調(1934)
  アレグレット・カプリチョーゾ ロ長調(1932)
  ソステヌート 嬰ハ短調(1932)
 アンダンテ・ソステヌート  ト長調(c.1910) 間奏曲 ト短調(1943)
 アレグロ・アニマート ヘ短調(c.1960) ロマンス 変ロ長調(1950–60)
 アレグロ・アニマート 嬰二短調(1939) 悲しい舞曲(1921)
 12のバガテル(1961)
  悲しい歌(Kurb laul) 朝に(Hommikul) ダンシング(Tantsuhoos)
  民謡の旋律(Rahvaviis) 遊びの喜び(Mängurõõm) 憧れ(Igatsus)
  子供の歌(Lastlaul) 牧草地で(Karjamaal) 夢(Unelm)
  踊りの小品(Tantsulugu) 回想(Meenutus) カプリース(Kapriis)
  ステン・ラスマン(ピアノ)
 
[《5つの前奏曲》をのぞき世界初録音]
 
録音 2015年3月16日–17日 The Old Granary Studio(ベックレス、サフォーク、イングランド)

 
価格 2,475円(税込価格)(本体価格 2,250円)

『静かな冬の夜(Quiet Winter Night)』
2L-KII KKC 10009 SACD hybrid (5.1 surround/stereo/MQA-CD)  jazz [再案内]

 
『静かな冬の夜(Quiet Winter Night)』
ゲイル・ボーレン、ベント・オーセルード(作曲)
グドニ・インゲビョルグ・ハーゲン(作詞)
ヤン・グンナル・ホフ(編曲)
 Dronning Fjellrose(マウンテンローズの女王)
 Stille, stille kommer vi(そっと、静かに僕らはやってくる)
 Dele alle ord og tanker(言葉と思考をともにして)
 Redd Mamma(不安がる母さん)
 Sulla, sulla krekling(歌え歌え、つるこけもも)
 Blågutten(青い少年) Ville fjellgutt(山の若者)
 Hva skal hende nå?(さあ、何が起きる?)
 Ved bålet(火のそばで) Tufsa danser
 Vesle, rare bygdeunge(小さく奇妙な村の子供)
 En blånissekveld(青ニッセの夕べ)
 Kveldslokk for små unger(夕べに子供たちを呼ぶ声)
 Lys i desember(十二月の光)
 [Bonus track] Ved bålet(火のそばで)(instrumental)
  ホフ・アンサンブル
   ヤン・グンナル・ホフ(ピアノ) マティアス・アイク(トランペット)
   ボルゲ・ペーテシェン=オーヴェルライル(ギター)
   アーリル・アンデシェン(ベース)
   アンビョルグ・リーエン
   (ニッケルハルパ、ハリングフェレ、ヴォーカル)
   ルーネ・アルネセン(パーカッション)
  ゲスト・ヴォーカリスト
   ヘレーネ・ボクスレ(ヴォーカル)
   オスネ・ヴァラン・ノルドリ(ヴォーカル)
   ソンドレ・ブラトラン(ヴォーカル)
   ウンニ・ヴィルヘルムセン(ヴォーカル)
   トミネ・ハルケット(ヴォーカル)
   ビョルン・ヨハン・ムーリ(ヴォーカル)
   セシリア・ヴェンネシュテン(ヴォーカル)
   ビョルン・アイスヴォーグ(ヴォーカル)
 
録音 2011年8月 ソフィエンベルグ教会(オスロ) [DXD(24bit/352.8kHz)録音]
制作総指揮 ゲイル・ボーレン、ベント・オーセルード
録音・マスタリング モッテン・リンドベルグ

 
ノルウェーのヤン・グンナル・ホフ Jan Gunnar Hoff(1958–)は、ピアニスト、作曲家、アレンジャー、バンドリーダーとして活躍、パット・メセニーやマイク・スターンとコラボレーションを行ってきました。『静かな冬の夜(Quiet Winter Night)』は、彼の代表的録音のひとつです。「ホフ・アンサンブル」にヴォーカリストたちをゲストに迎え、2011年8月、オスロのソフィエンベルグ教会でセッション録音され、2012年春、Pure Audio Blu–ray(2L 087PABD)と vinyl LP (2L 087LP)のアルバムとしてリリースされました。
 
ホフ・アンサンブル Hoff Ensemble のメンバーは、ECM レーベルへの録音で知られるトランペッターのマティアス・アイク Mathias Eick(1979–)、1960年代の終わりからヤン・ガルバレク、ドン・チェリー、サム・リヴァーズ、カーリン・クローグたちと共演を重ねてきた「伝説的」ベーシストのアーリル・アンデシェン(アリルド・アンデルセン) Arild Andersen(1945–)、パーカッション奏者ルーネ・アルネセン Rune Arnesen、ノルウェーのセッションギタリストのリーダー的存在、ボルゲ・ペーテシェン=オーヴェルライル Børge Petersen–Øverleir(1967–)、ノルウェーの民俗楽器ハリングフェレ(ハルダンゲルフィドル)とニッケルハルパのあでやかな演奏で知られるアンビョルグ・リーエン Annbjørg Lien(1971–)。ノルウェーを代表するジャズミュージシャンとセッションミュージシャンたちです。
 
静かな冬の夜、みんなが暖炉の前に集まると今と昔のいろんな話が始まる。グドニ・インゲビョルグ・ハーゲン Gudny Ingebjørg Hagen が歌詞を書き、映画を中心に活動するゲイル・ボーレン Geir Bøhren(1951–)とベント・オーセルード Bent Åserud(1950–)が作曲した14曲が、ヘレーネ・ボクスレ Helene Bøksle、オスネ・ヴァラン・ノルドリ Åsne Valland Nordli をはじめとする歌手のヴォーカルで歌われます。トロルの棲む深い森やニッセの潜む茂みに聴き手を誘う。2L のプロデューサー、モッテン・リンドベルグ Morten Lindberg の「レコーディング・アート」を代表する一枚でもあります。
 
「SACD bybrid/MQA-CD」でリリースされるこのアルバムは、2L レーベルをディストリビュートするキングインターナショナルが制作した「国内仕様盤」です。モッテン・リンドベルグが自らマスタリングを行った音源による「ディスク」に日本語の解説をつけたアルバムです。このアルバムは、2018年に一度リリースされ、今回、再プレスが実現しました。
 
価格 3,300円(税込価格)(税抜価格 3,000円) 
 

MQA-CD は、イギリスの Meridian が提唱した MQA(Master Quatliy Authenticated)の音源を収録した CDです。通常のCDプレーヤーで再生でき、MQA 再生には専用の機器が必要です。

『Cloudland』
ACT Music ACT 9922-2 jazz

 
『Cloudland』
 Vidmark(Lars Danielsson) Cloudland(Lars Danielsson)
 The Fifth Grade(Lars Danielsson) Nikita’s Dream(Lars Danielsson)
 Tango Magnifique(Lars Danielsson)
 Desert of Catanga(Lars Danielsson)
 River of Little(Lars Danielsson) Yes to You(Lars Danielsson)
 Intermezzo(Lars Danielsson) Villstad(Lars Danielsson)
 Sacred Mind(Lars Danielsson) Imagine Joao(Lars Danielsson)
  ラーシュ・ダニエルソン・リブレット
   ラーシュ・ダニエルソン(ベース、チェロ)
   グレゴリー・プリヴァ(ピアノ)
   ジョン・パリチェッリ(ギター)
   マグヌス・オストレム(ドラム、パーカッション)
  ゲスト
   アルヴェ・ヘンリクセン(トランペット)
   キナン・アズメ(クラリネット)   
 
録音 Tia Dia Studios(メンリッケ、スウェーデン)
録音 ブー・サヴィーク、オーケ・リントン

 
スウェーデンを代表するベーシストのひとり、ラーシュ・ダニエルソン Lard Danielsson を中心とするバンド「ラーシュ・ダニエルソン・リブレット Lars Danielsson Libretto」は、結成10年を迎えました。グレゴリー・プリヴァ Grégory Privat のピアノ、ジョン・パリチェッリ John Parricelli のギター、e.s.t. のメンバーだったマグヌス・オストレム Magnus Öström のドラム。エレガンスとリリシズムの際立つ彼らの音楽は、年を経るとともに一層熟成し、多くの音楽ファンを楽しませてきました。『Libretto III』(ACT 9840-2)につづくアルバム第4作『Cloudland』には、ノルウェーのトランペッター、アルヴェ・ヘンリクセン Arve Henriksen とシリア出身のクラリネット奏者、キナン・アズメ Kinan Azmeh がゲスト参加。彼らの深く詩的なプレイから生まれるサウンドが、「仙境、夢の国」のアルバム・タイトルにふさわしい幽玄な色合いを加えています。新たな試みにも取り組んだというセッションは、前作や、ダニエルソンセシーリエ・ノアビューのデュオ・アルバム『just the two of us』(ACT 9732-2)と同じ、スウェーデン、メンリッケの Tia Dia Studios で行われました。
 
価格 2,585円(税込価格)(税抜価格 2,350円) 

『Tempus(時)』
Agnas Musikproduktioner AM 035 jazz/crossover

 
『Tempus(時)』
マウリツ・アイナス(1995–)(作曲・編曲)
 春(Primaverra) マリオネットのためのダンス(Dans för marionettes)
 Korus Box of Life 合唱のための風景(Landskp för kör)
 ヤコブのアーチ型天井(Jacobs valv) 絵の具パレット(Färgpalett)
 Nr. 1 Solo Bass Soon
  マウリツ・アイナス(コントラバス)
  クララ・ギュルドベリ・ラウン(リコーダー)
  フィーリプ・グレイデン(チェロ)
  ユリア・ショーステット(チェンバロ)
  ダニエル・ハンズワース(ファゴット)
 
録音 2018年7月 聖ヤコブ教会(ストックホルム)
エンジニアリング マックス・アイナス

 
26歳になるスウェーデンの音楽家、マウリツ・アイナス Mauritz Agnas(1995–)は、ベーシスト、作曲家として活動。イェオリ・”ヨッイェ”・ヴァデニウス、リーナ・ニューベリ、フレードリク・ユングクヴィスト、パット・メセニー、ニルス・ランドグレーン、ニルス・ベリ、ペール・”テキサス”・ユーハンソンといった音楽家たちと共演して経験を積んできました。『Tempus(時)』は、彼が自身の名義でリリースする初めてのアルバムです。クララ・ギュルドベリ・ラウン Clara Guldberg Ravn のリコーダー、フィーリプ・グレイデン Filip Graden のチェロ、ユリア・ショーステット Julia Sjöstedt のチェンバロ、ダニエル・ハンズワース Daniel Handsworth のファゴット、そしてマウリツのベースという、めったに見られない編成のアンサンブルが、バロック音楽とジャズからインスピレーションを得て彼が作曲した音楽に乗って「ダンス」を楽しむという趣向で作られています。チェロのフィーリプの父ギャリー・グレイデンが合唱指揮者を務める聖ヤコブ教会でのセッション録音です。
 
価格 2,695円(税込価格)(税抜価格 2,450円) 

『Unicorns First(ユニコーン・ファースト)』
Prophone PCD 271 jazz 

 
『Unicorns First(ユニコーン・ファースト)』
 Bernie(Peter Dahlgren) Raksträcka(Peter Dahlgren)
 Unicorns First(Peter Dahlgren) The Sniper(Peter Dahlgren)
 Farewell My Lovely (Marlowe’s Theme)(David Shire)
 Clown(Peter Dahlgren) General Snooze(Peter Dahlgren)
 You’re Everything(Chick Corea)
 My One and Only Love(Guy Wood/Robert Mellin)
  ペーテル・ダールグレーン(トロンボーン)
  ペール=オスカル・ニルソン(ギター)
  ヨニ・オーマン(ベース) ウッレ・デルネヴィーク(ドラム)
 
録音 2020年

 
ペーテル・ダールグレーン Peter Dahlgren(1974–)は、スウェーデン、カルマル県のニュブルー生まれ。1990年代の中ごろ、RMC(Ritmisk Musikkonservatorium/Rhythmic Music Conservatory)で学ぶためコペンハーゲンに渡り、トロンボーン奏者としてのキャリアをスタートさせました。1998年、クインテット「Out to Lunch」としてスペインのゲチョのジャズ・コンペティションで優勝。ダールグレーンも「ベスト・ソリスト」に選ばれました。コペンハーゲンでビッグバンドのメンバー、サイドマン、スタジオ・ミューシャンとして人気を集め、スウェーデンでは、ヨアキム・ミルデル・クインテット、ペーテル・ダーネム・カペル、マグヌス・リンドグレーンの「パラダイス・オープン」、ストックホルム・ジャズ・オーケストラ、ブーヒュースレーン・ビッグバンドといったアンサンブルに参加。特にノルボッテン・ビッグバンド(NBB)とは縁が深く、1997年にレギュラーメンバーになり、2008年からはバンドの本拠地ルーレオに住んでいます。
 
Prophone Records のリリースする『Unicorns First』は、ダールグレーンが初めて手がける、自身のプロジェクトのアルバムです。セッションに参加したプレーヤーは、ギタリストのペール=オスカル・ニルソン Per-Oscar Nilsson、ベーシストのヨニ・オーマン Jonny Åman、ドラマーのウッレ・デルネヴィーク Olle Dernevik。ダールグレーンが、2年前、デンマーク放送ビッグバンドで演奏を始めたころ、マルメのピッツァハウスで行ったジャムセッションの「素晴らしいトリオ」の面々です。COVID-19 のパンデミック下で彼が作曲した《Bernie(バーニー)》《Raksträcka(一直線)》などのオリジナル曲、映画『Farewell My Lovely(さらば愛しき女よ)』のためにデイヴィッド・シャイアが作曲した「マーロウのテーマ」、チック・コリアの《You’re Everything》、ロバート・メリン作詞、ガイ・ウッド作曲のスタンダード・ナンバー《My One and Only Love》というプログラム。「あらゆる奇妙な生き物」の象徴「ユニコーン(一角獣)」が曲名の《Unicorns First》をアルバム・タイトルにとり、「私たちとは異なる人生に対する見方や姿勢をもち、私たちが感謝し、表に出すよう努めなければならない人たち」に光を当てたいという願いをこめて作られました。 
 
価格 2,585円(税込価格)(本体価格 2,350円)

『バロック物語(Baroque Tales)』
Caprice CAP 21930 folk/baroque 

 
 『バロック物語(Baroque Tales)』
リンクス・アンサンブル(編曲)
 プロローグ:ポルスカとツインポルスカ
 (Prologue: Polska och tvillingpolska)
 (ユーン=エーリク・ハル(1877–1948)による)
 オーロフ・ヌードブラードのポルスカ
 (Polska efter Olof Nordblad(1810–1854))
 「ヨンサグッベン」オーロフ・ユーンソンの松のポルスカ
 (Tallapolskan efter “Jönsagubben”, Olf Jonsson(1816–1899))
 マンネ・オールソンの「ボルネスの古いポルスカ」
 (“Gammal Bollnäspolska” efter Manne Olsson(1883–1968))
 ヨニー・ショーニングの2つのポルスカ
 (Två polskor efter Johnny Schönning(1894–1966))
 スニッカル=エーリク・オールソンのポルスカ
 (Polska efter Snickar-Erik Olsson(1824–1905))
 エミール・リンドヴァールの白樺皮の靴のマーチ
 (Näverskomarschen efter Emil Lindvall(1870–1952))
 エピローグ:カール・スヴェードの2つのポルスカ
 (Epilogue: Två polskor efter Carl Sved(1843–1921)
  リンクス・アンサンブル
   ネッタ・ヒュプシャー(リコーダー)
   リンネア・オール・キャンベル(ヴァイオリン)
   アンナ・グスタフソン(ニッケルハルパ)
   レオノル・パラッツォ(バロック・チェロ)
   アヴィノアム・シャレヴ(チェンバロ)
 
録音 2020年

 
「リンクス・アンサンブル Lynx Ensemble」は、スウェーデン、ドイツ、イスラエル、オランダのバロックとフォークの音楽家が集まって結成した音楽プロジェクトです。リコーダーのネッタ・ヒュプシャー Netta Huebscher、ヴァイオリンのリンネア・オール・キャンベル Linnea Aall Campbell、ニッケルハルパのアンナ・グスタフソン Anna Gustavsson、バロック・チェロのノーラ・マッティエス Nora Matthies、チェンバロのアヴィノアム・シャレヴ Avinoam Shalev。17世紀と18世紀がルーツのスウェーデンの伝統舞曲を探求し、当時の演奏スタイルをあらためて「イメージ」として再現することを目的に活動しています。デビュー・アルバム『バロック物語』は、かつての音楽語法が独自の方法で維持されているヘルシングランドのフォークミュージックに焦点を当てて制作されました。「ヨンサグッベン(うすのろ爺さん)」のニックネームで愛されたオーロフ・ユーンソンや、「スニッカル=エーリク(こそこそエーリク)」の名で親しまれたスペルマン(フィドラー)で農夫のオールソンたちの「ポルスカ」。息の長い非対称のフレーズ、スペルマンたちが名人芸を競ったパッセージなど、いわゆる「華麗な様式」を示す曲が、ドローン、ダブルストップ、平行三度といった伝統の伴奏技法も使った編曲で演奏されます。2020年の録音。COVID-19 の影響でドイツからスウェーデンに渡れなかったノーラ・マッティエスに代わり、ヨーテボリ在住のレオノル・パラッツォ Leonor Palazzo がバロック・チェロを弾いてセッションが行われました。
 
価格 2,695円(税込価格)(本体価格 2,450円)

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